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上伊那生協病院の増改築工事の安全祈願祭と起工式
箕輪町にある上伊那生協病院の増改築工事の安全祈願祭と起工式が21日、現地で行われました。 21日は、組合員や工事関係者などおよそ40人が出席しました。 新たに建設されるのは鉄骨造4階建ての病棟で、病院南側の駐車場に増築し既存の病棟と一体化させます。 建築面積はおよそ370平方メートル、延べ床面積はおよそ1,400平方メートルで、事業費は6億3千万円となっています。 平成18年に開所した上伊那生協病院は、急性期から外来、デイケア、在宅までの総合リハビリテーション病院です。 新しい病棟には、デイケアやリハビリ室が設置されこれまでのものより広くなります。 また、現在ある病棟には小児リハビリ訓練室が設けられ、リハビリや発達相談に取り組むということです。 病院を運営する上伊那医療生活協同組合では、伊那市と飯島町に高齢者のグループホームなどが入る総合ケアセンターの建設を進めていて、上伊那の医療と介護のネットワーク構築に繋げていきたいとしています。 新病棟の完成は、来年10月末を予定しています。
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慎重・適正な運用を求める意見書 可決
20日に最終日を迎えた伊那市12月定例市議会で、特定秘密保護法に対する議員提出の意見書をめぐり審議が行われました。 慎重・適正な運用を求める意見書は、賛成多数で可決。 廃止を求める意見書は、賛成少数で否決されました。 賛成多数で可決された意見書は、法律の施行日までに、秘密の範囲や第三者機関の関与などについて国民に分かりやすく説明し不安解消につとめることを求めるもので、国の関係機関に提出されます。 一方、賛成少数で否決された意見書は、国民の知る権利や言論の自由に対する侵害で、民主主義の根幹を破壊する恐れがあるとして、法律の廃止を求める内容でした。 これにたいする討論では、「廃止されるまでに慎重で適正な運用を求める必要がある」として、2案を支持する意見もありましたが、採決の結果、秘密保護法の慎重・適正な運用を求める意見書が賛成16・反対3で可決しました。
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伊那市議会議員政治倫理条例 可決
伊那市議会は、議員として活動する上で守るべき行動基準を定めた議員政治倫理条例を20日に全会一致で可決しました。 伊那市議会議員政治倫理条例は、議員提出議案として12月定例市議会最終日の20日提出され、全会一致で可決されました。 条例では、政治倫理基準として不正な影響力の行使の禁止を定めています。 伊那市の執行機関や職員に対し、権限や地位の利用を禁じています。 公共工事などの契約に関し、特定の者に有利・不利になるような働きかけや職員の採用、異動、昇任などの人事に関し、特定の職員などに有利・不利となるような働きかけを禁じる内容です。 さらにこうした政治倫理基準に違反する行為があった場合、議長は、政治倫理審査会を設置し、調査・審査を行うとしています。 この伊那市議会議員政治倫理条例は、来年4月1日から施行されます。 県内19市の中で議員の政治倫理規定を条例で定めているのは、あまり例がないということです。
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仙醸の年とり酒 出荷はじまる
伊那市高遠町の仙醸で、予約限定の年とり酒の出荷が20日から始まりました。 仙醸は、2001年から黒松仙醸年とり酒本醸造しぼりたて生原酒の販売をしていて、今年で12年目になります。 仙醸によりますと、信州産の酒米ひとごこちを使い、しぼりたての生原酒ならではのフレッシュで荒々しいのどごしが味わえるということです。 15日までの注文による完全予約販売で、今年は、4,000本を全国に発送します。 関東や中京、甲信越が中心ですが、遠くは北海道、九州からも注文があるということです。
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子どもたちの書き初め書道展2月開催
伊那文化会館は、伊那谷ゆかりの画家・書家として知られている中村不折の精神を後世に引き継いでいこうと、「伊那谷で育った不折につづけ 子どもたちのかきぞめ書道展」を来年2月に開催します。 子どもたちのかきぞめ書道展は、上伊那書道協会、アルプス中央信用金庫、信州豊南短期大学と連携し開かれます。 20日は、関係者が伊那文化会館で記者会見を開き、事業の概要を説明しました。 募集する書き初め作品は、上伊那を中心とする小学校など41校の5・6年生の作品です。 各クラス3作品、合計470点を審査し、4点の特賞と市町村ごとに金・銀・銅賞を授与します。 作品は、来年2月22日から伊那文化会館で、3月3日からは、アルプス中央信用金庫で展示します。 伊那文化会館の山北一司館長は、「不折生誕150周年のプレ企画としても位置付けている。各機関との横の連携で広がりを期待したい」と話していました。
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山の遊び舎はらぺこ クリスマス会
伊那市東春近のNPO法人山の遊び舎はらぺこで20日、クリスマス会が開かれました。 はらぺこでは毎年、クリスマスに合わせて園児と保護者で会を開き交流しています。 会のはじめに、園児が願いを込めてロウソクの火を吹き消しました。 保護者は、劇と歌を披露しました。 劇は、男の子が5つのドアを開けると様々な仕掛けが起こるというオリジナルの内容で、5つ目のドアを開けると、クリスマスにちなんだ歌や楽器の演奏が始まりました。 会の最後には、あらかじめ庭に置いてあった魔法の石と名付けられた石を園児全員が拾いながら歩き、クリスマスプレゼントの場所を探しました。 園児は「魔法の石を探すのが楽しかった。サンタさんからプレゼントがもらえて嬉しい」と話していました。
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青野恭典さん写真展「日本の山々を撮る」はじまる
東京都出身で山岳写真家の青野恭典さんの写真展「日本の山々を撮る」が20日伊那市のかんてんぱぱホールに常設されているギャラリーで始まりました。 会場には冬の山で撮影した作品を中心に49点が並んでいます。 青野さんは小学生の頃から写真を撮るのが趣味で、高校生の時から登山に夢中になったということです。 1年の3分の1は山に登り写真を撮っていて、写真展は全国で開いているということです。
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伊那の70歳代女性 550万円オレオレ詐欺被害
伊那市内の70歳代の女性が現金550万円を騙し取られるオレオレ詐欺事件が発生しました。 伊那警察署の発表によりますと事件は今月上旬長男を名乗る男から風邪をひいたとの連絡があり、18日に携帯電話の番号を変えたとの電話がありました。 19日に同じ男から「会社の金を使ってしまった。ばれるとくびになるので550万円用意できないか。」との電話がありました。 女性が金融機関の窓口で550万円を用意したのち東京へ電車で向かうよう指示があり、到着すると別の男に渡すよういわれ、その男に金を渡したものです。 女性は自宅に戻り、長男に確認したところ騙されたことに気づき20日警察に届け出ました。 伊那署によりますと、今年の特殊詐欺被害の管内の合計は11月末現在14件、およそ8,000万円で、去年1年間の4件、2,600万円を大きく上回っています。 伊那署では「風邪をひいた」「携帯電話の番号が変わった」はオレオレ詐欺のキーワードだとして詐欺被害防止を呼びかけています。
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菊の湯廃業後、無料送迎バスを運行
12月29日をもって伊那市荒井にある銭湯菊の湯が営業を終了する事をうけ、伊那市観光(株)は、来年1月から西箕輪のみはらしの湯までの無料送迎バスを運行します。 19日、菊の湯利用者と行政の2回目の懇談会が開かれ、伊那市から無料送迎バスの運行について報告がありました。 バスの乗降場所は伊那市荒井のセントラルパーク駐車場です。 西箕輪の日帰り温泉施設みはらしの湯まで無料で送迎します。 来年1月2日から週3日、月曜、水曜、金曜に運行されます。 時間は、午後1時と午後3時30分の2便です。 伊那市は、菊の湯廃業後、自宅に風呂がなく交通手段も確保できない、いわゆる「風呂難民」が18世帯、19人いるとしています。 これらの支援を行うため無料バスが運行されますが、一般の利用も可能です。 バスの運行期間は、再来年の平成27年3月31日までとなっています。参加者からは「市民がボランティアで送迎できるような仕組み作りが必要」などの意見がありました。 懇談会は次回来年1月に開かれる予定で、バスの利用状況や、市民が主体となる活動について検討していくということです。
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小黒川スマートIC地区協議会 発足
中央自動車道小黒川スマートインターチェンジ設置に向けた検討・調整を行う地区協議会が、19日発足しました。 実施計画書の決定機関となる協議会の発足により、スマートインターチェンジ化の道筋が付きました。 19日は、1回目の地区協議会が伊那市役所で開かれました。 会には、国土交通省、長野県、長野県警、中日本高速道路、伊那市の関係者などが出席しました。 地区協議会は、これまで関係機関で組織する勉強会が検討してきた実施計画書案の決定や、国に対し連結許可の申請手続きを行う組織です。 実施計画書によると連結に必要な工事費用は、14億8千万円を見込んでいて、伊那市の負担額は3億円ほどです。 伊那市は、富士塚スポーツ公園一帯を広域防災拠点と位置づけていて、大規模災害時には、スマートインターの効果で中央道と直結できることから迅速な人命救助・生活支援が見込まれるとしています。 また、工業団地と中央道の時間と距離が短縮されることにより、伊那市全体の産業活性化に寄与できるとしています。 費用対効果についても、単年度の管理運営費が3,600万円なのに対し、増収額が5,300万円が見込まれるとして、採算性は確保されるとしています。 協議会会長の白鳥孝市長は「大規模災害時には拠点となり、上伊那全体の防災に大きな意味を持つ場所。早期実現に向け協力をお願いしたい」と挨拶しました。 小黒川スマートインターチェンジは平成29年3月の供用開始を目指します。
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鹿肉ノウハウ勉強会 立ち上げへ
産学官が連携し、農業を基本とした新たな産業づくりを目指す伊那谷アグリイノベーション推進機構は、ニホンジカの食材としての活用について検討する勉強会を立ち上げたい考えです。 18日は、南箕輪村の信州大学農学部で、アグリイノベーションの5回目のシンポジウムが開かれました。 シンポジウムでは、ジャムや鹿肉加工について信州大学の教授や食品加工業者など4人が講演しました。 そのうち、伊那市長谷でジビエ料理を提供しているざんざ亭の長谷部 晃さんは、鹿1頭を丸ごと使った料理について話しました。 猟師でもある長谷部さんは、有害鳥獣として捕殺されたあと、鹿が廃棄されてしまう現状を打破するため、ほとんど食べられることのない内臓やすね肉なども料理し、イベントで提供しました。 その経験から、「鹿は、固い、パサパサ、くさいなどのイメージがあるが、熟成させたり低温で調理するなどの工夫で素材を生かした調理ができる」と話しました。 また、1頭を丸ごと料理で提供した場合、1頭あたり20万円ほどの価値が出たとして、「年間4千頭近く捕殺している伊那市なら少なくとも1億円ほどの産業になるのではないか」と話しました。 これを受けて、伊那谷アグリイノベーションの向山 孝一代表は、「狩猟から調理まで、鹿肉をきちんとあつかうノウハウについての勉強会を立ち上げたい」との考えを示しました。 シンポジウムの後には、長谷部さんの鹿肉料理を味わう交流会が開かれました。 用意されたのは、浸し豆と鹿肉のパテ、パンと鹿レバーペースト、鹿肉カレーなど7品です。 参加者は、普段あまり口にすることのない鹿料理を味わっていました。 長谷部さんからは、熟成が進む最適な方法や、品質管理について信州大学に科学的根拠を研究して欲しいという話題も上りました。 それを受けて、伊那谷アグリイノベーションでは、「大学が研究していることを地域に提供するだけでなく、地域が求めるものを大学が研究していく新しいモデルになるのではないか」と話していました。
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手作りそばで年越しを 高遠町公民館がそば打ち講座
伊那市の高遠町公民館は、手作りのそばで年越しをしてもらおうと、19日、高遠閣でそば打ち講座を開きました。 講座は高遠町公民館が毎年開いているもので、参加者のほとんどが初心者です。 今年度は、12月と1月に5回の講座を計画していて、この日は2回目です。 講師は、高遠そばの会の飯島進会長がつとめました。 そば粉に水を混ぜる最初の作業は「水回し」と言われています。 水の量と、いかに均等にまぜるかが、出来の8割を左右するということで、一人前にできるようになるには3年かかると言われています。 講座は来年1月まであと3回開かれます。 最終日には、修了証書が贈られ、全員でそばを味わうという事です。
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特定秘密保護法陳情不採択 意見書提出へ
伊那市議会総務委員会は「特定秘密保護法」制定に反対する陳情を不採択とし、20日の議会最終日に慎重な法の運用などを求める意見書案を提出する事を決めました。 18日は伊那市役所で市議会総務委員会が開かれ特定秘密保護法制定の反対や、拙速な審議回避を求める陳情の審査を行いました。 議員からは、「陳情では拙速な審議の回避や法律を制定しない事を求めているが、特定秘密保護法は6日に成立している。この陳情は不採択とし、改めて丁寧な説明や慎重な法の運用を求める意見書を提出してはどうか」といった意見や、「プライバシーや知る権利を侵害する法律。陳情を採択するべき」といった意見が出されました。 委員5人で採決が行われ、賛成1、反対4の賛成少数で陳情は不採択となりました。 総務委員会では、この結果を受け、特定秘密保護法の丁寧な説明や、慎重な法の運用を求める意見書を、20日の市議会に議員提出議案として提出する事にしています。
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伊那北高校英語部全国2位
伊那北高校の英語部は、14日と15日に松本市で開かれた全国高校生英語ディベート大会で準優勝しました。伊那北高校の全国大会での入賞は、2011年の3位以来、2年ぶりとなりました。 17日、伊那北高校で今回の全国大会を最後に引退する2年生から1年生への引き継ぎが行われました。 引退する2年生9人は、「ディベートではチームワーク、協力、準備を忘れずに、がんばってほしい」などと後輩たちにアドバイスしていました。 1年生たちは「先輩の示してくれた目標目指して頑張っていきたい」と来年の全国大会優勝を誓っていました。 今年の全国大会は14日と15日に松本市の松本大学を会場に開かれ、全国から都道府県の大会を勝ち抜いた64チームが出場しました。伊那北高校は2009年以来の優勝を目指しましたがおしくも決勝戦で兵庫県代表の神戸女学院高校に敗れ準優勝でした。 全国大会に出場したおよそ250人の中で6人に贈られるベストディベーターに久保村萌乃果さんが選ばれました。 2年生はこれから進学に向け受験勉強に集中するという事です。引き継ぎを終えた2年生は、部活を引退するけじめとして、大会の為に準備してきた資料を整理していました。
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須澤重雄さんの作品展
日本美術家連盟会員で伊那市中央在住の洋画家、須澤重雄さんの作品展が、南箕輪村のコーヒー&ギャラリーなごみの樹で開かれています。 会場には須澤さんの未発表の近作26点が展示されています。 作品は油彩画を中心に彫刻や工芸など「詩情豊かなロマンの表現」をテーマにわかり易く表現したということです。 須澤さんは、「理想の会場が見つかった。気軽にコーヒーを飲みながら楽しんで欲しい」と話していました。 須澤さんの作品展は、28日(土)まで南箕輪村のコーヒー&ギャラリー、なごみの樹で開かれています。
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高校生がインターネットの危険性学ぶ
中高生がインターネット犯罪に巻き込まれる事件が増加傾向にあることから、伊那西高校では未然に防ごうと17日、講座が開かれました。 これはスマートフォンやインターネットの危険性をしり上手な利用法について学び考えようと1,2年生を対象に開かれたものです。 社団法人セーフティネット総合研究所の南沢信之さんが高校生と携帯、ネットのトラブルについて講演しました。 南澤さんはLINEなどによるネットに書かれた個人情報が発端となって犯罪に発展した事例を紹介しました。 この中で「一度書き込んだものは、消すことはできない社会になっている。人の写真や情報をのせない事」と生徒に呼びかけました。 また、「見ず知らずの人と出会うこと」「情報を他人に流している」ことなどがトラブルの原因につながっていると話していました。 伊那西高校では今後保護者などを対象にした講座も計画したいとしています。
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H26年度の国民健康保険 税率改定予定していない
伊那市は平成26年度の国民健康保険の税率改定は予定していないことを17日開かれた市議会社会委員会協議会で報告しました。 伊那市では基金の取り崩しにより歳入を確保し、合併以降税率改定は行っていません。 伊那市の説明によりりますと人口減により国保加入者が毎年減少傾向していることや医療費が増加していることから、平成26年度末には基金が底をつく可能性があるということです。 しかし、平成26年度以降の国の動向が不確定であることや消費税増税にかかわる市民生活への影響も懸念されることなどから現段階においては、平成26年度の税率改定は予定していないとしています。 今後は、国の動向をみながら伊那市国保運営協議会で議論していくとしています。
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伊那市小沢で住宅が全焼
16日、午後5時過ぎ伊那市小沢で住宅が全焼する火事がありました。 この火事によるけが人はいませんでした。 伊那警察署の発表によりますと火事があったのは伊那市小沢の河野袈裟男さん宅で、木造2階建て住宅と地下一階の工場およそ700平方メートルを全焼しました。 また、隣接していた牛舎も焼けました。 この火事によるけが人はいませんでした。 火事の原因について現在伊那署で調べを進めています。
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蜜ロウで来年の干支 置物づくり
今年も残すところ2週間余りとなりました。 伊那市御園の小松養蜂園では来年の干支の置物づくりが行われています。 小松養蜂園の小松実治さんは、19年前から蜜ロウで干支の置物を作っています。 作業は、12月の初めから行っていて、17日は毎年この作業を手伝っている障害者社会就労センターゆめわーくの利用者と一緒に作りました。 小松養蜂園で使う蜂の巣箱をゆめわーくの利用者が作っていることが縁で毎年作業を手伝っています。 クレヨンとロウを溶かし専用の型に流し込み固まったら完成です。 利用者たちは小松さんに教えてもらいながら作業にあたっていました。 昔は、キャンドルとして製作していましたがロウが垂れて動物が涙を流しているように見えることから置物にするようになったということです。 今年は仙丈ヶ岳をバックに馬がいるものや馬が走っている様子を模ったものなど3種類です。 今年は300個作る計画です。 完成した置物はゆめわーくの利用者が袋詰めをし、お世話になっている人に贈るということです。
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市公共交通を来年度見直し
伊那市の地域公共交通会議が17日、伊那浄水管理センターで開かれ、今後の循環バスやデマンドタクシーの見直し方針が承認されました。 17日開かれた、地域公共交通会議と協議会で、公共交通の見直し方針が承認されました。 見直し方針は既存の民間バス路線を出来る限り存続を図り、市が運行する路線の運行内容は必要最小限とするものです。 見直しによる運行開始は平成27年度からを予定していて来年は、住民アンケートや地域の意見などを聞き取り、協議して地域などへ説明をしていくことにしています。
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67歳女性 珠算1級合格
伊那市手良の67歳の女性が日本商工会議所主催の珠算検定1級に合格しました。 商工会議所関係者は、同じ世代の人たちに元気を与える明るい話題と喜んでいます。 珠算検定1級に合格したのは、伊那市手良の向山明美さん67歳です。 16日は伊那商工会館で伊那商工会議所の川上建夫会頭から合格証書が手渡されました。 向山さんは小学生のときに2級を取得し社会人として働いているときも、事務仕事でそろばんを使っていたということです。 同居している小学2年生の孫が、そろばんを始めたことがきっかけで、ともに検定試験を受けることにしました。 6月は5人が検定を受け向山さんを含む全員が不合格でしたが、10月に再び受け合格しました。 伊那商工会議所によりますと、珠算検定を受けるのは主に小中学生だということで高齢者が検定を受け合格したのは近年にはないということです。 向山さんは、「珠算は脳の活性化にも役立つ。次は段位取得を目標にしたい。」と話していました。
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オリンパス株式会社 医療内視鏡修理施設開設
伊那市西町のオリンパス伊那事業場内に、内視鏡の修理を主な事業とする医療サービスオペレーションセンター長野が開設されました。 16日、施設が関係者に公開され、概要が説明されました。 医療サービスオペレーションセンター長野は、医療現場で使う内視鏡の修理やメンテナンスを行います。 去年4月から今年11月まで建設工事が行われ、長野オリンパス伊那事業場を一部解体し、増築して開設しました。 鉄筋コンクリート4階建てで、敷地面積はおよそ2万6,000平方メートル、延べ床面積およそ1万4,000平方メートルです。 従業員数は150人で、オリンパス伊那事業場と辰野事業場の従業員が実習を受け、12月9日から業務にあたっているということです。 虫やネズミの侵入を徹底的に防ぐ設備となっていて、施設内の植物は全て造花、電気はLEDを使用、出入り口には全てセンサーがついています。 現在オリンパスで、内視鏡の修理を行っている国内の医療サービスオペレーションセンターは他に福島県西白河郡にあり、東日本と北海道を担当しています。 今回開設した医療サービスオペレーションセンター長野は、中部地区と西日本を担当します。
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酒蔵・漆戸醸造で東京農業大学の学生が実習体験
東京農業大学の学生が、伊那市西町の酒蔵漆戸醸造で泊まり込みで実習体験をしています。 実習体験をしているのは、東京農業大学醸造科学科3年の菅野紗代さんと二階堂未紀さんです。 2人は漆戸醸造に2週間泊まり込みで酒造りのほぼ全ての作業を学んでいます。 蒸し米と麹と水を混ぜる櫂入れや、できた酒に異物や異臭がないかをチェックする作業などをしています。 漆戸醸造で東京農業大学の学生を受け入れるのは今年で11年目です。 漆戸正彦社長は「あまりできない体験を身近に感じて酒造りの大変さを分かってもらえると嬉しい」と話していました。
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伊那市の住宅兼事務所で火事
16日午後5時頃、伊那市小沢の河野袈裟男さんの住宅兼事務所となっている河野建築で火事がありました。 午後5時半現在、消火活動が行われています。
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伊那の設計会社スワニーが3Dプリンター販売
デザイン、設計などを行っている伊那市富県の有限会社スワニーは、3Dデータから立体加工品をつくる卓上型3Dプリンターの販売を始めました。 3Dプリンターは横浜の設計会社株式会社ディビジョン・エンジニアリングが開発し、取引のある伊那市のスワニーが販売するものです。 14日に伊那市の伊那図書館で実演が行われました。 3Dプリンターは立体的にデータ化したデザインを加工品としてつくることができるものです。 熱に強いチューブから、200度ほどで熱せられた樹脂を、何層にも重ね合わせながら加工品を仕上げていきます。 製品を開発したディビジョン・エンジニアリングによりますと、3Dプリンターは外国製が主流で高額なうえに修理も時間がかかっていたということです。 この製品を販売するスワニーではユニークで斬新なアイデアを企業だけでなく一般でも形にすることができるようになったと話し販路拡大を目指します。 3Dプリンターは価格が17万5千円で伊那市富県のスワニーで販売されています。
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新鷹岩トンネル整備へ
伊那市は道路整備費として計上していた新鷹岩トンネル整備について減額補正とし、工事着工を平成27年度後半とすることを、16日開かれた伊那市議会経済建設委員会で示しました。 市道黒河内線改良に伴う新鷹岩トンネル整備は砂防事業の工事用道路として国土交通省が行うもので市は、トンネルのグレードアップとして当初予算で2億円を計上していました。 今年度からの工事着工を計画していましたが、協議や認可が必要となり時間を要することから平成27年度後半に工事着工がずれこむ見込みで減額補正とします。 工事用道路の整備は新しい鷹岩トンネルをつくるもので幅6.5メートル、長さ452メートルを計画しています。 今の道路は車のすれ違いができないほか橋の老朽化が課題となっています。 工事は3年ほどかかる見込みで完成は平成30年頃になるということです。
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い~な音楽祭 合唱グループ一堂に
伊那市内の合唱グループが一堂に会する、い~な音楽祭が15日伊那文化会館で開かれました。 15日は市内で活動する合唱グループ22団体、およそ650人が出演しました。 い~な音楽祭は音楽愛好者などでつくる実行委員会や伊那市が開いているものです。 前身は合奏なども合同で行っていた伊那市民音楽祭で、合唱の団体が増えてきたことから、い~な音楽祭として独立しました。 全員合唱では、毎年恒例の伊那市の歌を歌いました。 ある参加者は、「いろんな年代のグループの歌が聴けて刺激になった」と話していました。 ホールには澄んだ歌声が響いていました。
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桜大学講座 長野県教育委員会の伊藤学司教育長が講演
伊那市高遠町の公民館講座、桜大学が15日高遠町総合福祉センターやますそで開かれ、長野県教育委員会の伊藤学司教育長が講演しました。 15日は、伊藤教育長が「信州教育の再生に向けて」と題して話しました。 伊藤教育長の両親は高遠町藤沢出身で、伊藤さんも幼少時代たびたび高遠を訪れたということです。 伊藤教育長は、「学校の教育力を上げるには、教員の質を上げることが不可欠。授業に対応した宿題など、全国の良い取り組みを取り入れていくことが大切」と話していました。 また、中学校の朝の部活動については、「長野県の中学生女子の運動部への加入率は全国的にみても低い。熱心な朝部活が運動が苦手な生徒の加入を敬遠させてしまっている」と話していました。
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年賀状の受けつけ開始
15日から年賀状の受付が始まりました。 伊那市の伊那郵便局では年賀状用の特別ポストが設けられ、訪れた人が早速投函していました。 伊那郵便局では、25日までの早めの投函を呼びかけています。
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雑穀を使った料理教室
雑穀に関心を持ってもらおうと、い~な雑穀フェスタが伊那市長谷の気の里ヘルスセンター栃の木で14日開かれ、雑穀を使った料理を作りました。 日本雑穀協会認定の雑穀クリエイター、持田怜美さんが講師を務めました。 作ったのは雑穀米のパエリア、もちあわ入りのポタージュスープ、シコクビエの粉入りのスコーンです。 雑穀と野菜を中心に体にやさしいメニューになっているということです。 教室には主婦や親子連れなど32人が参加しました。 持田さんは、「雑穀はミネラルや食物繊維があり、栄養価が高い。普段の料理に取り入れていってほしい」と話していました。 料理教室は、地元産の雑穀の普及をめざし9年前から開かれています。