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伊那市「屋外広告物条例」制定へ
伊那市は看板の大きさや色、設置できる地域などを規制する「屋外広告物条例」の制定を来年6月に目指します。
27日は伊那市議会全員協議会が市役所で開かれ、条例の方針案が示されました。
屋外広告物については、県の条例で規制されています。
伊那市では、平成25年に景観行政団体となり、景観計画の中で屋外広告物について条例を制定するとしています。
市が示した規制案では「景観を重視」、「上伊那統一モデル推奨」、「景観と看板の調和を図る」、「商業地にふさわしい看板」の4つのレベルに区分けします。
最も規制が厳しい「景観を重視」では広告看板の他、案内看板も原則禁止とし、規制が最も緩い「商業地にふさわしい看板」では、活性化を図るため適度な規制としています。
市では、住民からの意見を聞き、来年3月の議会に条例案を提出し、6月の施行を目指します。
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2度目の時短要請 店主は
新型コロナ感染者の急増を受け、26日の夜から来月5日まで酒類を提供する飲食店などに営業時間短縮の要請が出された上伊那地域。
5月以来再びの要請に店主らは悲鳴を上げています。
26日の午後7時過ぎ伊那市の飲食店が立ち並ぶ中溝通りは、出歩く人はほとんどなく、休業を知らせる張り紙をする飲食店が多くありました。
県独自の警戒レベル5となっている上伊那地域は、来月5日まで時短要請期間となっています。
要請に応じた店舗には一日2万5千円から7万5千円の協力金が支給されます。
普段は、深夜遅くまで営業しているともゑ食堂です。
主に麺類を提供していますが、スープを作っても無駄にしてしまうため時短営業期間中は、つまみと丼物のみの提供です。
ともゑ食堂の近くにある入舟酒場さかいや商店です。
昨夜の来店者はなく、売り上げはテイクアウト販売のみでした。
店主の樋代和信さんは、時短要請の午後8時よりも早く店をしまいました。
26日の夕方。さかいや商店の樋代さん、ともゑ食堂の前田勝彦さん、ホテルなどを経営する赤玉グループの3者が何やら準備をしています。
樋代さんらは、現状を打破しようと飲食店などの有志らでキッチンカーによるテイクアウトの販売をすることにしました。
キッチンカーはコロナ禍を乗り切ろうと、それぞれ最近になって購入したものです。
販売は、27日から10日間を予定していて、場所は伊那北駅東側の駐車場です。
ローメンやカレーの他アイスクリームなどを販売する計画で、時間は午後4時から8時までとなっています。
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市議会9月定例会開会 コロナ対策に23億円
伊那市議会9月定例会が27日に開会し、25億5,000万円を追加する一般会計補正予算案など20議案が提出されました。
一般会計補正予算案は、新たに25億5,000万円を追加し、総額396億2,500万円とするものです。
主な事業として、プレミアム商品券販売に20億円など、新型コロナ対策費に23億円となっています。
9月定例会は、9月7日から9日が一般質問、17日に委員長報告・採決が行われ、閉会する予定です。
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竜西保で交通事故根絶を願うひまわり咲く
伊那市荒井の竜西保育園の畑には、交通事故根絶を願うひまわりが咲いています。
26日は園児が、ひまわり畑で遊びました。
竜西保育園の南側の畑には、ひまわり300本ほどが植えられています。
ひまわりは花盛りを過ぎていましたが、竜西保育園の園児たちは、畑を駆け回ったりして遊びました。
2011年に京都府で交通事故により亡くなった4歳の男の子が大切に育てていたひまわりの種から育ちました。「男の子が生きていた証に」と種が各地に配られ、命の大切さと交通事故防止を呼び掛ける全国的な活動「ひまわりの絆プロジェクト」として広がっています。
去年、伊那警察署から竜西保育園に一袋の種が贈られ、花を咲かせた後、段ボールひと箱分の種が採れました。
今年5月、年長の園児が種をまき、300本ほどが花を咲かせました。
この日は、花が咲いたことを報告しようと伊那警察署の署員が畑に招かれました。
伊那署の署員は、子どもたちに交通安全を呼び掛けていました。
なお、伊那署管内では、竜西保育園のみで絆プロジェクトのひまわりが咲いています。
竜西保育園では、来年も花を咲かせたいとしているほか、伊那署では種がたくさん採れたら希望のあるほかの保育園でも育ててもらいたいとしています。
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伊那市の最高気温32.6度 15日ぶりの真夏日
伊那市の今日の最高気温は32.6度で、15日ぶりに30度を超え真夏日となりました。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時半現在熱中症で搬送された人はいないということです。
26日は南箕輪村の大泉でムクゲの花が咲いていました。
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伊那RCが支援留学生に助成金贈る
伊那中央ロータリークラブは信州大学の支援留学生2人に教育助成金を3日に贈りました。
伊那中央ロータリークラブでは留学生支援事業を毎年行っています。
今年度は信州大学大学院総合医理工学研究科 博士課程でスリランカのスダシンハ・サッタヤ・プラバンダカさんと信州大学農学部で韓国のコ・ウンギョンさんの2人にそれぞれ42万円の教育助成金を贈りました。
サッタヤさんは「高い技術を持つ日本の農業を学ぶために来た。将来はスリランカの農業発展に貢献したい」と話しました。
コさんは「長野県は日本でも寿命が長いことを知った。食事から健康について学べないかと思い留学した」と話しました。
伊那中央ロータリークラブでは、留学生との交流を通して国際理解を深める活動を1993年から行っていて、今年で29年目になります。
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市内小中学校が感染レベル5で部活動実施せず
上伊那に新型コロナの県独自の感染警戒レベル5が発出されたことに伴い伊那市教育委員会は市内小中学校の部活動について8月29日まで原則として実施しないなど感染防止の取り組みをまとめました。
26日に市役所で開かれた市教育委員会定例会で報告されたもので、基本姿勢として子どもたちの命、健康を守ることを最優先課題としています。
新型コロナ感染拡大防止の取り組みについて8月29日まで部活動は原則として実施しないことや授業で児童生徒同士の接触機会を減らすよう工夫すること、オンライン授業と対面授業の併用などをあげています。
また、8月31日から始まる高校の体験入学は高校側と慎重に検討するとしています。
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伊那市 通学路の危険か所を合同点検
伊那市や長野県、学校関係者などでつくる「伊那市通学路安全推進会議」は、千葉県で下校中の児童が犠牲となった事故を受け、通学路の合同点検を25日行いました。
25日は会議のメンバー13人が、市内の通学路3か所を点検しました。
西春近の県道南箕輪沢渡線の沢渡交差点付近です。
この場所は、道幅が狭く交通量も多い事から、歩道設置の要望が地元から出されています。
メンバーからは、「事故が起きないように早急な対応が必要だ」等の意見が出されていました。
笠原千俊教育長は「一つ一つ対策を積み上げ、通学路の安全確保につなげていきたい」と話していました。
市内の通学路のなかで216か所が学校から危険か所として挙げられていて、47か所が対策済となっています。
長野県教育委員会では千葉県の事故を受け、各市町村の教育委員会に対し、点検の実施と来年1月までの報告を求めています。
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上伊那の飲食店に営業時間短縮を要請
県は、23日、上伊那圏域の酒類を提供する飲食店へ午後8時までの営業時間短縮を要請しました。
23日は、竹村浩一郎上伊那地域振興局長らが、伊那市の飲食店を回り時短営業への協力を求めました。
対象となるのは、上伊那圏域全市町村の酒類を提供する飲食店約1000店舗で、県によると、伊那市は495店舗、箕輪町は90店舗、南箕輪村は40店舗です。
時短要請の期間は、26日から9月5日までです。
要請に応じた店舗には一日2万5千円から7万5千円の協力金が支給されます。
なお、県が認める「信州の安心なお店」認証店は午後8時以降も営業を継続することができますが、その場合協力金の支給対象外となります。
なお、上伊那圏域の22日までの直近一週間の新規陽性者は人口10万人あたり22.78人で、感染警戒レベル5の基準となる20人を超えています。
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芳澤香乃子さん空手全国大会に出場
伊那市の伊那東小学校4年生の芳澤香乃子さんが、28日と29日に東京都の東京武道館で行われる全日本少年少女空手道選手権大会に長野県代表として出場します。
18日は、伊那市の白鳥孝市長を表敬訪問しました。
芳澤さんは、6月に行われた県大会の形競技4年女子の部で優勝し、2年ぶり3回目の全国大会出場を決めました。
芳澤さんは、市長をはじめ市の職員に演技を披露しました。
白鳥市長は、「勝つ気持ちを強く持って頑張ってください」と話していました。
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地域創造研究所が企業版ふるさと納税で寄付
東京都の一般社団法人 地域創造研究所は、企業版ふるさと納税制度を活用し伊那市に200万円を寄付しました。
5日に竹内琢俊代表理事が伊那市役所を訪れ白鳥孝市長に目録を手渡しました。
一般社団法人 地域創造研究所は国や自治体などと連携し、地域の文化のPR事業を行っています。
伊那市手良出身の竹内さんは、以前から地元に貢献したいと考えていたということです。
竹内さんは「今回の寄付を伊那市のスポーツ振興に役立ててほしい」としていて、
白鳥市長は「春の高校伊那駅伝などで活用していきたい」と話していました。
企業版ふるさと納税は地方自治体が行う地方創生に関連する事業に対し寄付すると税額が控除される優遇制度です。
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イベント中止・延期情報
新型コロナの影響によるイベントの中止・延期情報です。
伊那市の脳いきいき教室は、当面の間中止となります。
南箕輪村の、げんきアップクラブは、当面の間中止となります。
8月26日に伊那合同庁舎で予定されていた第7回伊那新校再編実施計画懇話会は延期となりました。
8月29日に箕輪町で予定されていた箕輪町地震総合防災訓練は延期となりました。
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新型コロナ感染拡大で市町村長メッセージ
現在感染力の強いデルタ株の拡大により大変なスピードで新規陽性者が増えています。
市民の皆さまにおかれましては感染者をださない取り組みをお願いしたいと思います。
まずは、県境をまたぐ移動・県内の移動に十分気を付けていただきたいです。
会食を伴う場合には4人以下で、短時間、部屋でとるように心掛けてください。
人との接触機会をできるだけ抑えてください。
体調が悪い時は外出を控え、直ちに医療機関に診てもらうということをお願いします。
今が正念場です。是非市民のみなさんと一丸となってこの難局を乗り越えていきたいと思っています。ご協力をお願いします。 -
二十四節気 「処暑」
23日は二十四節気の1つ処暑です。
この日は、伊那市長谷の道の駅南アルプスむら長谷の敷地内に咲くコスモスが揺れていました。
処暑は、暑さがやわらぎ、朝や夕方には涼しい風が吹くころとされています。 -
二七の会が収穫と煮付け
自分たちで育てたフナを食べ地域の交流を深めている伊那市御園の住民有志、二七の会は22日育てたフナを収穫しました。
朝6時に会員が集まり、フナを育てていた休耕田から水を抜いていました。
休耕田には水抜き用のパイプがありそれを伝って落ちてきたフナを網で捕まえていました。
今年5月に親フナを30匹ほど放し、生まれた子ブナ30キロほどを収穫しました。
二七の会は会員13人ほどで、楽しみながら活動していて今年で発足11年目となります。
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新型コロナ感染拡大に伴う施設の休館・閉鎖
全県の新型コロナウイルスの感染拡大に伴う施設の休館情報です。
伊那市です。
ご覧の各公民館や体育施設、文化施設などが23日から9月20日まで休館・閉鎖となります。
伊那図書館・高遠町図書館は、9月1日~20日まで、予約貸し出しのみとなります。
富県子育て支援センターは、25日まで休所となります。
他の子育て支援センターは開所しています。
日帰り温泉施設は、営業時間が短縮となります。
箕輪町です。
特別警報Ⅱの発令期間中はながたの湯・ながた荘の日帰り入浴は営業時間短縮となります。
南箕輪村です。
村図書館は当面の間、館内の滞在期間を1時間とし、予定していたイベントは中止となります。
こども館は当面の間、放課後児童クラブ・子育て教育支援相談室のみが利用できます。
すくすくハウスは、23日から当面の間休館となりますが、一時保育は通常通り行います。
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伊那文でこどもフェス
子ども向けのイベントを集めた「いなぶん☆こどもフェスティバル」が伊那市の伊那文化会館で21日、開かれました。
検温やマスクの着用など新型コロナ感染防止策を徹底してイベントが開かれました
大ホールでは、全国各地で演奏活動をしているバンド「エバリー」のコンサートが開かれ、クラシックやポップスなど幅広い楽曲を演奏しました。
児童養護施設の子どもたちに芸術鑑賞の機会をつくろうと県が募ったクラウドファンディングで、たかずやの里の児童と職員合わせて22人を招待しました。
たかずやの里では、「生の演奏を子どもたちがホールで聞く機会が少ないのでありがいです」と感謝していました。
展示ホールでは、伊那市を拠点に活動する大道芸人ゴンベエワールドさんのパフォーマンスショーが行われました。
展示ホールに入ると、ゴンベエワールドさんが風船でつくった作品が並びます。
会場に訪れた親子たちは、バルーンショーやマジックなどのショーを楽しんでいました。
いなぶん☆こどもフェスティバルは、親子で楽しめる機会をつくろうと伊那文化会館が開いたものです。
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上伊那で一番早い稲刈り
伊那市手良の田んぼで、上伊那で最も早い稲刈りが20日始まりました
稲刈りを行ったのは、伊那市手良で稲作を行っている株式会社中坪ノーサンです。
20日は田んぼ2枚で栽培した極早生種の登録前の試験栽培品種の稲刈りをしました。
コシヒカリよりもモチモチした食感が特徴で、中坪ノーサンでの栽培は2年目となります。
中坪ノーサンでは、34ヘクタールの水田で他に、コシヒカリなどを栽培しています。
今年は7月の長雨による日照不足もありましたが、米の出来は上々だと言う事です。
中坪ノーサンでは10月下旬まで稲刈りを行う予定です。
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伊那市が市内企業と災害時応援協定を結ぶ
伊那市は、株式会社荻原製作所と伸和コントロールズ株式会社の2社と災害時に避難者受け入れを行う災害時応援協定を20日、結びました。
伊那市役所で調印式が行われ、白鳥孝市長と荻原製作所の高奥在人社長、伸和コントロールズの山本拓司社長が出席しました。
協定は、伊那市が災害時に、事業所の駐車場の使用と避難者の受け入れを要請できるものです。
伊那市美篶に工場をかまえ隣接する2社は、およそ200台ずつ駐車することができます。
市内に2か所工場がある伸和コントロールズは伊那工場のみが避難所となります。
荻原製作所の高奥社長は、「災害対策の意見交換なども行いながら、市民の皆さまの安全を確保したい」と話していました。
伸和コントロールズの山本社長は「駐車場だけでなく、食料などの備蓄も行い、地域の方の安心につながるよう努めていきたい」と話していました。
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108個の火の玉 大萱伝統「百八灯」
伊那市西箕輪大萱で16日、108個の火の玉を吊るす送り盆の行事「百八灯」が行われました。
百八灯は江戸時代から大萱地区に伝わる送り盆の行事で、108個の玉に火を灯し、無病息災や害虫駆除を願います。
毎年、区内の中学生が飾りつけをして火を付けますが、今年は新型コロナの影響で公民館役員のみで行事を行いました。
山越重信区長は「来年こそは集まって地区行事ができるようにという願いも込めて百八灯に火を灯した」と話していました。
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過去最大規模プレミアム商品券発行
伊那市は、新型コロナの影響を受けた地域経済回復に向けた支援策として、プレミアム率30%、1万円で1万3千円分の買い物ができるプレミアム商品券を発行します。
20日、市役所で開かれた定例記者会見で、白鳥孝市長が、プレミアム商品券の発行を含めたコロナ対策の事業について説明しました。
伊那市は、コロナワクチン接種が概ね終了する年末年始の時期を捉え、市内の経済の活性化を図るため過去最大規模となるおよそ20億円のプレミアム商品券を発行します。
千円券13枚つづり1セット1万3千円分を1万円で購入できます。
13枚のうち大型店を含む全店共通券が8枚、地域の中小店専用券が5枚となっています。
16万冊を発行し、1人10冊まで購入できます。
事前申し込み方式で、申し込み開始は、10月初旬、販売は11月4日を予定しています。
伊那市では、発行冊数を超える申し込みがあった場合は、申込をした全ての人が購入できるよう上限冊数を引き下げる場合もあるということです。
この他、コロナワクチン接種事業の推進に1億円、公共施設のトイレなどの手洗いの自動水栓化に1900万円などとなっています。
プレミアム商品券発行を含む23億円の新型コロナ感染症対策の補正予算案は、27日に開会する9月定例市議会に提出されることになっています。
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上伊那の小中学校で2学期始まる
夏休みも終わり、上伊那の小中学校の多くできょう、2学期の始業式が行われました。
このうち、伊那市の伊那北小学校の3年1組の教室では夏休み明けの子どもたちが元気に出欠をとっていました。
伊那北小学校の夏休みは、先月22日から18日までの28日間でした。子どもたちは、夏休み中に行った研究と作った工作を一人一人発表していました。
中には、水に入れるとどの野菜が浮かぶかを調べた児童や、ボタンを押すと缶が出てくる自動販売機の模型を制作した児童もいました。
全校児童数323人の伊那北小学校では、新型コロナウイルス感染対策のため、各クラスに分かれて、テレビ会議システムを使って始業式が行われました。
2年・4年・6年の代表児童が、2学期に頑張りたいことを発表していました。
林 健司校長は、東京オリンピックの卓球で金メダルを取った伊藤美誠選手を紹介し、「伊藤選手は平常心を保つために口角を上げるようにしているそうです。みなさんも、怒っていることや大変なことがあっても口角を上げて、笑顔あふれる伊那北小学校にしましょう」と話しました。
伊那北小学校の2学期は87日間で、運動会や修学旅行など、多くのイベントが予定されています。
なお、伊那市では小中学校21校のうち17校で19日から、箕輪町では、箕輪北小が19日からでその他の学校は20日から、南箕輪村では23日から2学期が始まります。
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丸中産業 SDGs学ぶ学習会
南箕輪村の廃棄物処理業者丸中産業は、国連が定めた持続可能な開発目標SDGsについて親子で学ぶ学習会を、7日に開きました。
7日は、伊那市狐島の事務所で学習会が開かれ、午前と午後合わせて5組の親子が参加しました。
講師を務めたオフィス機器製造業者のリコージャパンの社員は「日本では年間612万トンの食べ物が捨てられている。これは、日本人みんなが毎日1個ずつおにぎりを捨てているのと同じ量です。」などと説明していました。
丸中産業は、地域で出た不要品を海外でリユースしてもらう活動をしていて、「SDGsについて子ども達にも考えてほしい。夏休みの研究に役立ててもらいたい」と話していました。 -
伊那ICで新型コロナ緊急街頭啓発活動
お盆や夏休み中の新型コロナ感染拡大防止を呼び掛けるため、12日に中央道伊那インター料金所前で上伊那地域振興局の職員が緊急街頭啓発活動をしました。
12日は上伊那地域振興局の職員3人が伊那インター料金所前で高速道路の利用者に啓発活動をしました。
県は感染力が強いデルタ株の拡大防止のため、県外から来る人たちにも対策を呼びかけようと緊急の街頭啓発を行っています。
職員はパネルや広報車のスピーカーを使って人と人との距離の確保やこまめな手洗い、マスク着用の徹底などを呼びかけていました。
街頭啓発は8月14日まで県内の主要な駅や交通拠点で実施されます。
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富県小の5年生がそばの種まきに挑戦
富県小学校の5年生児童が2日、学校近くの畑でそばの種まきに挑戦しました。
この日は夏休み中の児童6人と、地区住民らがそばの種まきをしました。
例年は麦や大豆を育てていますが、そばづくりは初めての挑戦です。
児童たちは会員に教えてもらいながら種まきをしていました。
この取り組みは貝沼の自然環境を守る会と富県小学校の連携事業として10年以上続いています。
児童と地域住民が協力して、農業や食育を通じ地域づくりを進めることを目指しています。
自分たちで作って食べたいという児童の思いから、そばづくりに挑戦しました。
そばの収穫は10月初めを予定していて、そば打ち体験も行われるということです。
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伊那ロータリークラブ 「おやまのおうち」でデッキ作り
障がいのある子どもやその家族が自然の中で過ごせる伊那市高遠町山室の施設「おやまのおうち」で12日、デッキ作りが行われました。
「おやまのおうち」に伊那ロータリークラブのメンバー15人が集まり、デッキを作りました。
「おやまのおうち」は保護を必要とする子どものサポートなどを行っているNPO法人フリーキッズ・ヴィレッジが運営している自然体験施設で、築150年ほどになります。
伊那ロータリークラブはフリーキッズ・ヴィレッジからの依頼で車椅子の人も利用しやすいようにスロープ付きのデッキを作ることにしました。
デッキは8月中の完成を予定しています。
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親子で伝統文化を体感
盆踊りや人形芝居など6種類の伝統芸能を体験できるイベント「伊那谷地域伝統文化おやこ体験フェスタ」が7月31日に伊那市のいなっせで開かれました。
伊那市の歌舞劇団田楽座や地域住民でつくるNPO法人ふるさと芸能研究所が開いたもので、40組80人の親子が参加しました。
箕輪町の古田人形や下伊那郡阿南町に伝わる新野の盆踊りなど6種類の伝統芸能を肌で感じながら体験できます。
このうち、獅子舞は、田楽座の獅子舞を担当している杉幸司朗さんが子どもたちに動作の基本を教えていました。
子どもたちは、段ボール製の獅子頭をかぶって体を動かしていました。
杉さんは、「集中して参加してもらえた」と手ごたえを感じている様子でした。
会場では、地域の伝統芸能をまとめた動画も流されていて、獅子舞を体験した後に、羽広の獅子舞の映像に見入る参加者の姿もありました。
このイベントは、新型コロナで地域の祭りや行事が中止となる中で、子ども達が伝統文化に触れる機会を作ろうと開かれました。
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「エシカル」テーマのフリーマーケット
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームで、最近話題を集めている「エシカル」をテーマにしたフリーマーケットが24日開かれました。
フリーマーケットには10店舗が出店し、無農薬栽培の野菜や、適正な価格で取引されたフェアトレードのコーヒー、障がい者による手芸品などが並びました。
エシカルは、直訳すると「倫理的」という意味で、近年は「環境や社会にやさしい」といった意味で使われています。
このイベントは、より良い未来のために社会問題に関心を持つきっかけにしてもらおうと、伊那市地域おこし協力隊の久田拓弥さんが中心となって企画しました。
エシカルフリーマーケットは、11月まで、毎月第4土曜日にみはらしファームで開かれます。
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ジュニア和楽器講座
子どもたちが和楽器に親しむジュニア和楽器講座が伊那市のいなっせで8日開かれました。
8日は、上伊那の小学生から高校生までの26人が箏、三味線、尺八のグループに分かれ体験しました。
尺八のグループは、音を鳴らすのに苦労している様子でした。
三味線のグループは、講師から三味線の持ち方や指の使い方を教わっていました。
箏のグループは、さくらさくらの曲を練習していました。
この講座は、文化庁の伝統文化親子教室事業の一環で、上伊那の和楽器の演奏者有志で作る「日本の音を未来に実行委員会」が開きました。
講座はあと7回開かれる予定で、来年1月には発表会が計画されています。
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地元の若者が夏祭りイベント「イケメン祭り」を開催
伊那市高遠町山室の旧三義中学校跡地にある「みんなの森」で8日に、夏祭りイベントが開かれました。
イケメン祭りと題し行われたイベントは、地元の20代の若者と児童養育事業を行う「うずまきファミリー」が、コロナ禍で自由に遊べない子どもたちのために企画しました。
伊那市高遠町山室の旧三義中学校跡地にあるみんなの森には、地域の子どもたちを中心に20人程が訪れ、ヨーヨー釣りや射的を楽しみました。
実行委員会では、新型コロナ収束後に、伊那市全体の子どもを対象にこうしたイベントを開きたい考えです。