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伊那市中学生キャリアフェス実行委員会
伊那市中学生キャリアフェスの生徒実行委員会の第1回の会議が30日伊那市役所で開かれました。
生徒実行委員会には市内の中学校6校の22人が参加しました。
委員会には伊那市の白鳥孝市長も出席し「みなさんがアイデアを出し合いキャリアフェスが成功することを楽しみにしている」と激励しました。
中学生キャリアフェスは市内の中学2年生600人が参加します。
去年は新型コロナの影響でオンライン開催となり、61の企業などが参加しました。
伊那市中学校キャリアフェスは伊那市のエレコム・ロジテックアリーナで11月11日に開催される予定です。
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三澤寺が市社協に寄付
伊那市福島の三澤寺は、地域の福祉に役立ててもらおうと、伊那市社会福祉協議会に寄付金10万円を15日に贈りました。
この日は、三澤寺の武田正幹住職が福祉まちづくりセンターを訪れ、篠田貞行会長に寄付金を手渡しました。
三澤寺によりますと、去年10月ごろから寺で募金活動をはじめたところ、半年で10万円ほどが集まったということです。
寺の利用者や募金をした人から、地域の福祉に役立ててもらいたいという声を聞いた住職が、市社協に寄付することにしました。
篠田会長は「檀家や地域の方の気持ちを社協に寄せてもらい、ありがたい」と感謝していました。 -
テイクアウトシールラリー抽選会
伊那ローメンズクラブの加盟店で食事をして集めたシールで賞品が当たるキャンペーンの抽選会が、伊那市の伊那商工会館で30日に行われました。
抽選会は、応募者が17のローメンズクラブの加盟店で食事をして集めたシールをもとに行われ、あわせて81件の応募がありました。
去年11月から先月末まで、約4か月にわたり、キャンペーンを行ってきたということです。
当選者には、肉や酒、ゲームソフトなどが贈られるということです。
主催した伊那ローメンズクラブでは「コロナの第3波の時期だったが、予想以上の応募をいただきありがたい。今後につなげていきたい」と話していました。 -
伊那文化会館こけら落としコンサート
伊那文化会館のリニューアルオープンを記念し、南信地区の中学生・高校生によるこけら落としコンサートが、28日に開かれました。
コンサートは、伊那文化会館と上伊那吹奏楽連盟の共同主催事業として開かれました。
南信地域の14の中学校・高校の吹奏楽部が参加し演奏を披露した他、個人演奏、アンサンブル演奏も行われました。
コンサートは、新型コロナウイルスの影響でコンクールや演奏会が中止となり練習の成果を披露する場を失った生徒の発表の場として企画されたものです。
フィナーレでは、この春卒業した3年生部員の合同演奏が行われました。
伊那文化会館の北沢理光館長は、「心のこもった演奏に感動した。伊那文化会館の新たな歴史のスタートにふさわしいコンサートとなった」と話していました。 -
伊那ゆいま~る 新施設完成
伊那市中央に移転新築が進められていた障害者の生活介護や就労支援などを行う事業所「伊那ゆいま~る」の新しい施設が完成しました。
施設は、伊那警察署南側の旧上伊那農業高校のグラウンドに建てられました。
29日は、引っ越し作業が行われました。
伊那ゆいま~るは、旧事務所があった山寺の福祉まちづくりセンターの建て替えに伴い移転新築したものです。
新しい施設には、就労継続支援のための作業室が4部屋と生活介護室があり、これまでよりもスペースが広くなりました。
他に浴室が2つに増えた他、プライバシーに配慮した個室の相談室が設置されました。
またグループホームを運営するほっと上伊那の事務所も入ります。
土地の購入と建物の建設にかかった費用は合わせて2億8,000万円となっています。
引っ越し作業は31日までで、5月22日土曜日には移転開所式が行われる予定です。 -
伊那市新産業フェス 中止に
伊那市は、今年5月に開催を予定しいていた新産業フェスについて、新型コロナウイルスの影響を考慮し中止とすることを29日に発表しました。
伊那市新産業技術推進協議会が29日に開かれ、会議の中で報告されました。
市では、市内での新産業技術の取り組みの紹介や体験イベントを行う新産業フェスを、今年5月15日と16日に予定していました。
中止の理由として、「同時開催を予定していた北信越市長会が中止となったことと、フェスの参加予定企業から開催を不安視する声があったため」としています。
会議では他に、伊那市が進めるドローンを使った買物サービス「ゆうあいマーケット」について、本格稼働した去年8月から今年2月末までの実績が報告されました。
注文戸数は延べ362戸で、売上額は68万円余りでした。
サービスの営業日は131日で、このうちドローンを使った配送は70日でした。
この結果について市では、「地域の専門店の商品をラインナップに入れたい。ドローンでの商品配達は、災害時など緊急時での使用も視野に入れていきたい」などと話していました -
春富中 4月に入学予定の6年生に自転車通学指導
伊那市の春富中学校に4月入学を予定している児童を対象にした「自転車通学安全指導」が22日に行われました。
22日は、春富中学校の通学区で自転車での登下校が可能な16の地区で、安全指導が行われました。
このうち、原新田地区では6年生11人が参加しました。
2年生2人が指導係りとなり、学校までの道のりを確認しました。
春富中学校では、毎年入学前の春休みを使って安全指導を行っています。
「自転車は左側を走るように」「坂道では、すぐに止まれるようスピードを出しすぎない」「横断歩道は必ず押して渡る」などのルールを確認していました。
中学校に着くと、自転車の止め方やヘルメットのしまい方などを教わっていました。
春富中学校では、生徒の6割りが自転車通学だということです。 -
環状南線 全線開通
伊那市のナイスロードから市道小黒川大橋線を結ぶ市道環状南線が全線開通し28日から供用が始まりました。
環状南線で開通式が行われ伊那市や国土交通省、県などの関係者がテープカットやくす玉割で完成を祝いました。
午後3時には供用が始まりました。
環状南線は2016年に事業化され2017年に工事に着工しました。
去年10月に国道153号から県道南箕輪沢渡線までの約300メートルで先行して供用が始まり28日市道小黒川大橋線までの1.3キロが全線開通しました。
総事業費は36億円で計画交通量は1日6,000台となっています。
伊那市では環状南線が有事の際には緊急輸送路としての機能を果たすとともに工業団地との物流の強化など市民生活の向上や地域経済の発展につながるとして期待しています。 -
協力隊山岸さん「スポフェス」開催
3月で任期満了となる伊那市地域おこし協力隊の山岸和成さんの最終イベント「スポフェス」が27日防災コミュニティセンターで開かれました。
スポフェスでは、保育園児から小学生までが年齢に応じた運動をしました。
保育園児の親子クラスでは、親子でできる体を動かす遊びを紹介しました。
山岸さんは、2018年から伊那市地域おこし協力隊のスポーツ振興コーディネーターとして、うんどう教室の開催や保育園の巡回指導を行ってきました。
スポフェスは活動の集大成として、春休み中の子どもたちに運動の楽しさを知ってもらおうと開催されたもので、およそ100人が参加しました。
山岸さんは今後、伊那市総合型地域スポーツクラブのスタッフとして「うんどう教室」や「保育園巡回指導」などの活動を継続していくということです。
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伊那北高校ジョイントコンサート
伊那市の伊那北高校合唱部・弦楽部・吹奏楽部のジョイントコンサートが、伊那文化会館で27日に開かれました。
伊那北高校では、毎年この時期にコンサートを開いていますが、去年は新型コロナウイルスの影響で中止となっていて、2年ぶりの開催となりました。
この日は合唱部・弦楽部・吹奏楽部あわせて約80人が全10曲を演奏しました。
ある生徒は、「去年は開催できなかったが、その分、訪れた人に27日の演奏を楽しんでもらいたい」と話していました。 -
ミニバスの交流大会開催
ミニバスケットボールの交流大会が27日と28日の2日間の日程で伊那市のエレコム・ロジテックアリーナで開かれています。
27日は低学年の試合が行われ、伊那市と駒ヶ根市から男女それぞれ3チーム出場しました。
黒のユニフォーム竜東スポーツ少年団バスケットボールクラブ、赤のビブスの高遠進徳ウォーリアーズです。
両チームとも内や外からのシュートを決める点を取り合う展開となりました。
この大会は、チーム同士交流を深めようと、伊那市総合型地域スポーツクラブが開いています。
去年は新型コロナの影響で中止となっていて、今回は県外のチームは招待せず行われました。
この試合は、30対25で高遠が勝ちました。
ある選手は「去年は中止になってしまったけれど、試合は練習よりも本気でできるので気持ちが引き締まります」と話していました。
28日は上伊那を中心に15チームが出場し、高学年の試合が行われます。
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伊那市推奨みやげ品に4品目追加
伊那市観光協会が推奨するみやげ品に、新たに4品目が追加され、市役所で登録証授与式が25日に行われました。
この日は、推奨みやげ品審査委員会の伊藤正委員長から新たに認定された事業者に登録証が手渡されました。
新たに登録されたのは、古町あかはねの「権兵衛さんの米の道 最中」、増田屋製菓の「カリマン」と「とらの巻」、カモシカシードル醸造所の「カモシカリンゴアメ」の4品です。
審査は、伊那らしさや安心安全を基準に12日に行われました。
伊那市観光協会が認定する伊那市の推奨みやげ品は、今回の4品を加えて95品目となりました。 -
西春近公民館 コヒガンザクラ6分咲き
伊那市の西春近公民館の桜は現在6分咲きとなっていて、今週末には見ごろを迎えそうだという事です。
西春近公民館南側のコヒガンザクラは早咲きの桜として知られ、26日現在6分咲きとなっています。
樹齢が70年ほどとされる桜を含む4本があります。
西春近公民館によりますと3日前に咲き始め、27日から28日には満開になりそうだという事です。
天気予報です
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権兵衛峠道路 災害復旧工事で感謝状
令和元年の台風19号による土砂崩落で全面通行止めとなった国道361号「権兵衛峠道路」の災害復旧工事に尽力した建設業者に感謝状が26日に贈られました。
26日は伊那市の防災コミュニティセンターで感謝状贈呈式が行われ、飯田国道事務所の今井浩策
所長から工事に携わった8社に感謝状が贈られました。
このうち伊那市内では2社が賞状を受け取りました。
西春近下島の株式会社北測は、崩落状況の調査を行い、復旧工事の検討資料となるデータを採取しました。
日影の池田建設株式会社は、片側1車線の応急復旧工事を行い、全面通行止めから2か月後には交通を確保しました。
地元の自治体を代表して、伊那市の白鳥孝市長は「権兵衛峠道路は伊那と木曽を結ぶ重要な道路だ。早期に復旧して頂き感謝しています」と話していました。
26日は、飯田国道事務所の他に長野県からもそれぞれの業者に感謝状が贈られました。
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高遠城址公園 開花宣言
天下第一の桜として知られる伊那市高遠町の高遠城址公園の桜が26日、開花しました。
昭和58年に入園の有料化をしてから最も早い開花宣言となりました。
高遠城址公園南側の信州高遠美術館近くにあるタカトオコヒガンザクラの標本木です。
5~6輪咲いていることを確認し白鳥孝伊那市長が午前10時45分に開花を宣言しました。
ここ数日の暖かさで開花が進み例年より10日、去年より4日早く、昭和58年に入園の有料化をしてから、最も早い開花となりました。
今年の高遠城址公園さくら祭りは、新型コロナウイルス感染防止対策を徹底した上で2年ぶりの開催となります。
南側の桜はちらほら咲いていて、訪れた観光客が写真を撮るなどして楽しんでいました。
高遠城址公園にはおよそ1500本のタカトオコヒガンザクラがあり、県の天然記念物に指定されています。
園内の桜はまだ蕾で、伊那市では満開を5日頃と予想しています。
28日に公園開きが行われ、翌日の29日から入園が有料となります。
ライトアップは4月3日から11日まで、時間は午後6時半から午後10時までとなっています。
コロナ対策として来園者には園内でのマスクの着用を義務付け、入園口で検温・連絡先の記入などを行います。
園内での飲食については、決められたエリア以外での飲食やシートなどを用いての宴会も禁止となっています。
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AR×スマホで高遠を堪能
伊那市は拡張現実、AR技術を使って高遠城址公園の様子を見ることができる360度の動画や高遠石工の画像を楽しむことのできるスマートフォン向けアプリ「高遠探訪イーナクエスト」をつくりました。
こちらがそのアプリです。
アプリを起動すると、伊那市高遠町の地図が表示されます。
利用者が地図に表示されている場所に近づくと、その場所にちなんだクイズが出題されます。
クイズに正解すると、その場所をモチーフにしたキャラクターカードを手に入れることができます。
手に入れたカードには特典がついていて、スマホのカメラに疑似的に石造物を表示するAR画像や、360度映し出された桜の映像などを楽しむことができます。
アプリは、伊那市の公式ホームページのほか、QRコードから無料でダウンロードできます。
25日は、市役所でお披露目式が行われ、アプリを開発したKDDI株式会社の北崎修央さんが概要を説明しました。
白鳥孝市長らがスマホを手に取ってアプリを体験していました。
アプリは、平成29年度に5Gやドローンの利活用に関する協定を結んでいるKDDIと協力して伊那市がつくったものです。
観桜期に合わせ、訪れた観光客にアプリを活用しながら高遠町周辺を散策してもらい、地域の文化に親しんでもらおうと取り組んできました。
アプリを使ってカードを集めるとポイントがたまる仕組みになっていて、たまったポイントは、地元の飲食店で使える割引特典と引き換えることができます。
4月からのさくら祭りの期間中は、高遠町商店街にある、高遠観光案内所が臨時開設されることになっていて、ポイントの引き換えができるということです。
なお、イーナクエストの本格運用は4月1日を予定しています。 -
上の原保育園で卒園式
伊那市内19の公立保育園の卒園式が25日に行われました。
このうち上の原保育園では30人が卒園しました。
式ではひまわり組30人の園児に篠平明美 園長から卒園証書が手渡されました。
卒園児たちはお別れのことばでお花見給食や魚つかみをした思い出を発表しました。
式では年少、年中の園児およそ70人がサプライズでお祝いの歌を歌いました。
また卒園児も歌を披露しました。
篠平園長は「年下の子の面倒をよく見てくれる立派なお兄さん、お姉さんになりました。小学校に行っても頑張ってほしい」と話しました。
伊那市、箕輪町、南箕輪村の入学式は4月6日に行われます。 -
子どもの安全な通学について考える
子どもの安全な通学について考えるシンポジウムが13日伊那市のいなっせで開かれました。
シンポジウムは安全で快適な道路整備ついての連携協定を締結している伊那市と道路舗装の企業で東京に本社を置く大成ロテック株式会社が開いたものです。
大成ロテックの熊坂理紗さんは「通学路の危険な箇所をマップにし道路利用者全員に見える化することが効果的だ。」と話していました。
同じく大成ロテックの渡邊清隆さんは春富中学校の通学実態調査の結果について報告しました。
通学中に事故につながりかねない危ない経験があるかの問いには72%が「ある」と回答したということです。
事例として雪で滑りそうになったなど天候に関するもののほか車とぶつかりそうになったなど交通環境によるものが挙げられていました。
伊那市と大成ロテックは継続的な課題解決策の共有により安心安全な道路整備を進めていきたいとしています。
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森の教室お披露目
伊那市の伊那西小学校に建設されていた屋外で学習ができる「森の教室」が完成し、お披露目式が12日、行われました。
12日は、全校児童と教室づくりに関わった関係者など80人が出席し完成を祝いました。
森の教室は、伊那西小学校の学校林内に建設されました。
広さは33平方メートルですべて学校林で伐採したヒノキやサワラなどが使われています。
木が腐らないよう、床下は風通しを良くしてあります。
児童たちは、建設中に柱を建てたり床を張る作業などを体験しました。
お披露目式で、代表児童は、「学校林を間伐するときは寂しい気もしたが立派な森の教室が出来てうれしい」「森の教室で音読をしたら気持ちがいいと思います」などと発表していました。
川上明宏校長は、「最高の自然の中でたくさんの事を学んでください」と児童に呼び掛けていました。
伊那西小学校では、4月から本格的に森の教室を利用するということです。
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理想の歯科衛生士を目指し 19人卒業
伊那市荒井の長野県公衆衛生専門学校の卒業式が24日行われ3年間の課程を修了した19人が学び舎を巣立ちました。
式では太田義浩校長から一人一人に卒業証書が手渡されました。
太田校長は「間違いやミスを恐れず何事にも挑戦し、患者やスタッフに信頼される歯科衛生士になってください」と卒業生を激励しました。
就職先の内訳は県内の歯科診療所が16人で県内の病院が2人、県外の診療所が1人となっています。
地域別では上伊那が7人、松本地域が6人などとなっています。
式では卒業生を代表して北澤せりさんが挨拶をしました。
北澤さんは「きょうが歯科衛生士として本当のスタートです。周りから信頼され必要とされるよう、日々努力していきます」と話していました。
卒業生は今月7日に歯科衛生士の国家試験を受けていて26日に合格発表があります。 -
高遠城址公園 開花目前
24日の伊那地域の最高気温は19.9度と4月下旬並みとなりました。
ここ数日の陽気で、高遠城址公園の桜はつぼみが膨らみ、開花目前となっています。
24日の高遠城址公園です。
南側ゲート近くにある開花の基準となる標本木のつぼみは赤く膨らみ、今にも花が開きそうな状況です。
伊那市によりますと、標本木の桜が5~6輪咲くと、開花宣言が出されるという事です。
きょうの伊那地域の最高気温は、午後2時に19・9度を記録し、4月下旬並みの陽気となりました。
さくら祭りに向け準備も進んでいます。
高遠閣近くでは、桜守の西村一樹さんが、花芽の確認をしていました。
民間気象情報会社のウェザーニューズは、第7回桜の開花予想をきょう発表しました。
高遠城址公園の開花は前回の30日から25日となっていて、満開は前回の4月6日から1日に早まっています。
伊那ケーブルテレビでは高遠城址公園の桜の開花の様子をハイビジョン映像で122チャンネルで放送します。
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渓流魚の木彫り展示会
箕輪町松島の柴和彦さんの木彫りの展示会「工房 渓の奏 渓への誘い」が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場にはイワナやカジカなどの渓流魚を中心にした木彫り作品およそ200点が並んでいます。
渓流釣りが趣味の柴さんはいつでも魚をそばに置いておけるようにと勤めていた会社を早期退職して10年以上前から独学で木彫りに取り組んでいます。
作品は流木などを彫り、アクリル絵の具で色付けをしています。
今年で11回目となる展示会は渓流と里山の自然をテーマにしています。
会場には今回初めて描いたというアマゴの絵も飾られています。
柴さんは「自分の作品の幅を広げるために絵も描き続けていきたい」と話していました。
柴和彦さんの木彫りの展示会「工房 渓の奏 渓への誘い」は29日まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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CO2排出抑制 目標値を大幅に上方修正
伊那市はこれまで取り組んできた二酸化炭素排出抑制の目標値が令和元年度までにおおむね達成できていることから、目標値を上方修正し更なる排出抑制に取り組みます。
23日市役所で開かれた定例記者会見で白鳥孝市長が説明しました。
伊那市は平成28年度から「伊那から減らそうCO2~伊那市二酸化炭素排出抑制計画」を策定し、令和7年度までの10年間の目標値を定めています。
当初の目標では、一般家庭のCO2総排出量に対する再生可能エネルギー等による抑制割合は25%で、令和元年度で目標値をおおむね達成しています。
そのため目標値を令和7年度までに53%と大幅に上方修正しました。
具体的な取り組みとして、家庭用木質バイオマスボイラーの導入推進などを挙げています。
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唐木さん宅でヒヤシンス・スイセン見ごろ
伊那市西春近小出島の唐木茂さん宅では、ヒヤシンスとスイセンが見ごろとなっています。
23日は妻の二三子さんが、2匹の犬と一緒に花を楽しんでいました。
ヒヤシンスとスイセンは、球根性の多年草で、春に花を咲かせます。
寒い時期には段ボールを被せるなど、花がしっかり咲くよう手塩にかけて育ててきたということです。
唐木さんは「通りがかった人に見てもらい、春の訪れを感じてほしい」と話していました。
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伊那市防災会議 修正案承認
今年度の伊那市防災会議が、市役所で23日開かれ、新型コロナ対策の観点を取り入れた防災対策などを追加した地域防災計画と水防計画の修正案が承認されました。
会議には、消防や電力会社、建築関係など委員34人が出席しました。
地域防災計画は災害対策基本法に基づいて、土地の保全や住民の生命などを災害から守るため、伊那市が作成しているものです。
この日は修正案として、新型コロナ対策の観点を取り入れた避難所運営マニュアルの記載や、気候変動に対応するため流域治水に関する内容を盛り込んだものが示されました。
ほかに、水防計画についての修正案も承認され、今年度中に伊那市が計画を修正することになっています。 -
イ~ナJr.ソフトボールクラブ 発足
上伊那の中学生を対象にしたソフトボールチーム「イ~ナJr.ソフトボールクラブ」が発足し、20日に結団式が行われました。
クラブは、競技人口の拡大と小学生のクラブチームを卒団した子ども達の受け皿として発足したものです。
上伊那の中学生の男女が対象で、未経験者でも入れます。
現在部員は、4月に春富中に進学する5人と高遠中に進学する1人の、合わせて6人の女子児童です。
練習は、毎週日曜日の午前中に伊那西高校のグラウンドなどで行います。
指導者は、全員が日本スポーツ協会公認の資格を持っています。
結団式で、伊那市ソフトボール協会理事の守屋美喜男さんは、「7年後に市内で開かれる国体出場を目指してがんばって欲しい」と挨拶し、宮崎修監督は、「基礎技術を身に着け高いレベルで楽しんで欲しい」と話していました。
クラブでは、今後も部員を増やし、秋の県大会出場を目指すことにしています。
090-1653-0242(寺本代表) -
過去最速 南信森林管理署の桜が開花
伊那市内でも早咲きの桜として知られている山寺の南信森林管理署で、22日に5~6輪の開花が見られました。
去年よりも4日早く、過去最速となっています。
午前10時頃の様子です。
敷地内に植えられているタカトオコヒガンザクラ7本のうち、基準木となっている桜を含む2本で数輪の開花が見られました。
記録が残る昭和61年以降、最も早くなっています。
南信森林管理署では、「今後の気温にもよるが満開は1週間後ぐらいではないか」と話していました。
また、例年開花後2日から1週間程度で高遠城址公園の桜が咲き始めるということです。
敷地内には他に、コヒガンザクラ4本も植えられていて、こちらも蕾が色づき始めていました。 -
伊那中央衛生センター サンライフ伊那跡地に建て替えへ
伊那中央行政組合は、老朽化により建て替えを検討している伊那中央衛生センターについて、西春近のサンライフ伊那の跡地に建設する方針です。
伊那中央行政組合議会全員協議会が22日に、伊那市役所で開かれ、計画についての説明がありました。
し尿処理を行っている衛生センターは、建設から40年が経過し老朽化していることから、建て替えが検討されています。
センターを稼働しながらの整備が必要となることから、隣にあるサンライフ伊那の用地を取得し建て替える計画です。
土地の取得にあたっては、組合が所有する旧清掃センターの用地と伊那市が所有するサンライフ伊那の用地を交換する方向で協議していくとしています。
2つの用地の面積や評価額が異なることから、条件を整え12月議会に議案を提出する計画です。
竣工は、令和7年度を予定しています。 -
伊那ケーブルテレビ番組審議委員会
伊那ケーブルテレビが制作している番組について意見を聞く番組審議委員会が、22日に開かれました。
番組審議委員会には、放送エリア内の伊那市、箕輪町、南箕輪村から委員7人が出席しました。
伊那ケーブルテレビでは今年度、伊那市と連携してインターネットを使ったテレビで買物ができる「ゆうあいマーケット」や、AIを使った乗りあいタクシーの予約ができるサービスを一部地域で始めました。
さらに、高遠城址公園の桜のライブ映像をHD化する他、卒業式や入学式などを、見たい時に見られる「ビデオオンデマンド」サービスにも取り組んでいます。
委員からは、
「加入者をさらに増やし幅広い内容の自主番組を制作してほしい」
「今後も市町村と連携して身近な災害情報を伝えていってほしい」
「これまでの審議委員会で出た意見が番組として取り入れられている」 などの意見が出されていました。
向山賢悟社長は、「地域の最新情報を届けるのが我々の役割です。災害情報については、県や市町村などと色々な形で連携を図り、安心・安全を提供していきたい」と話していました。
この様子は、伊那ケーブルテレビのホームページでも公開されます。 -
伊那市人事異動内示
伊那市は4月1日付けの人事異動を22日内示しました。
異動総数は202人の中規模で部長級への昇格は5人となっています。
総務部財政課長の城倉良さんが市民生活部長に昇格します。