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伊那商工会議所青年部 花火大会への募金呼びかけ
伊那商工会議所青年部は、8月1日に開催する花火大会への募金の呼びかけを、11日と12日の2日間市内で行いました。
12日は、伊那市のアピタ伊那店とベルシャイン伊那店で、花火大会の告知と募金の協力を行いました。
花火大会は、新型コロナの影響で各種イベントが中止となる中、子どもたちに夏の思い出を作ってもらおうと企画したものです。
8月1日の午後7時45分に、5分から10分程度市内複数か所で花火が打ち上げられます。
青年部では、60万円を目標に7月末までクラウドファンディングで資金を募っていて、現在31万円ほど集まっているということです。 -
伊那市プレミアム応援券販売始まる
新型コロナウイルスの影響を受けた飲食店などで利用できる伊那市プレミアム応援券が伊那市役所などで販売されました。
初日の11日は3,381セットが売れたということです。
販売場所のひとつ伊那市役所では買い求める人の行列ができたことから整理券が配られ予定より15分早い9時45分から販売が
始まりました。
応援券は飲食店、宿泊業、タクシー、運転代行、理美容業限定で
市内369店舗で使うことができ15,000円分を10,000円で購入できます。
きょうは伊那市役所のほか伊那商工会館、伊那市商工会建物下駐車場で合わせて3,381セットが売れたということです。
プレミアム応援券はあすも伊那市役所で午前10時から2,119セット販売され売り切れ次第終了となります。
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伊那市 広報番組で小中学校の合唱・吹奏学部を応援
伊那市は、新型コロナウイルスの影響で発表の場を失った小中学校の合唱部・吹奏楽部を応援しようと、広報番組「い~なチャンネル」で演奏を収録し、放送します。
9日は、初めての収録が西箕輪中学校で行われ、2・3年生25人が演奏を披露しました。
番組は、市が企画・構成を担当し、伊那ケーブルテレビが撮影・編集を行っています。
新型コロナの影響で、3年生にとって集大成となるはずだったコンクールが今年は中止となりました。
市では、発表の機会として演奏の収録を企画し市内の中学校に声をかけたところ、6校全てが参加することになりました。
西箕輪中は、全日本吹奏楽コンクールの課題曲など2曲を演奏しました。
番組では、演奏の途中に3年生が今後の意気込みや想いを発表します。
初回放送は、18日土曜日の午後7時からで、長谷中合唱部を紹介します。
その後、1週間ずつ順次放送する他、市の公式HPでも後日配信することになっています。 -
テレビ会議システムで授業
テレビ会議システムを活用し様々な業種の社会人から話を聞く授業が伊那市の伊那弥生ケ丘高校で9日、行われました。
職種や経歴の違う21人の講師から話を聞いて将来に役立てようと行われたものです。
テレビ会議システムを活用した授業は今回が2回目で2年生242人が出席しました。
県外や海外を拠点に活動するグローバルグループと伊那地域を拠点に活動するローカルグループの2つに分かれて行われました。
このうちローカルグループは、飲食業や製造業など9人が講師を務め、働くことの意味について話をしました。
何のために働くのか?の問いに、有限会社スワニーの橋爪良博社長は、「作ったものを誰かが評価してくれるこが嬉しい。働く事は、たのしく生きるためです。」と答えました。
伊那市社会福祉協議会の矢澤秀樹さんは「いろいろな人の人生や生き方に触れることが出来る仕事です。住民一人一人の幸せのために働いています」と話していました。
伊那弥生ケ丘高校では、今後もテレビ会議システムを活用した授業を行っていくとしています。
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暑中信州寒晒蕎麦 23日から
伊那市高遠町のそば店主や生産者でつくる高遠そば組合は江戸時代、高遠藩から将軍家に献上されていたとされる「暑中信州寒晒蕎麦」を市内7店舗で23日から提供します。
9日は、伊那市高遠町のそば店壱刻で試食会が開かれ、組合員など10人が参加しました。
寒晒蕎麦は、大寒にそばの実を清流に浸し立春に引き上げた後、日陰で2週間ほど寒風に晒して乾燥させます。
この作業は、夏の暑さによるそばの実の劣化を防ぐためのもので保存性と共に甘みも増すということです。
江戸時代に高遠藩が「暑中信州寒晒蕎麦」として将軍家に献上したとの記録が残っているということです。
高遠そば組合では、地元の特産化を目指して2013年から販売しています。
寒晒蕎麦は、23日から高遠町の「壱刻」「華留運」「紅さくら」「ますや」「楽座紅葉軒」と伊那市荒井の「梅庵」、東春近の「きし野」で手打ち十割で提供されます。
それぞれ限定150食で一人前税込1200円です。
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引き続き土砂災害に厳重な警戒を
停滞する梅雨前線の影響で、伊那地域では9日も雨が降りました。
ここ数日の雨で地盤が緩んでいる所があるとして、長野地方気象台は、引き続き土砂災害などに厳重に警戒するよう呼び掛けています。
9日午前10時に撮影した伊那市長谷の三峰川の様子です。
泥で茶色く濁った水が勢いよく下流へと流れていました。
3日正午から9日午後1時までに降った雨の量は、伊那市で189ミリとなっています。
7月の平均総雨量は187.5ミリで、6日間でそれを上回ったことになります。
長野地方気象台によりますと、10日以降も引き続き雨が降る予想で、南部は多いところで150ミリとなっています。
ここ1週間程、雨が断続的に降っているため、地盤が緩み土砂災害が発生しやすい状況だとして、気象台では「土砂災害が発生しやすい山や崖の近くに行かないことや、最新の情報を入手していつでも避難できる準備を心掛けてほしい」と呼びかけています。
伊那市は午後3時に、荒井内の萱に発令していた避難勧告を解除し、避難準備・高齢者等避難開始にレベルを引き下げました。
それに伴い、伊那西小学校の避難場所は閉鎖されました。
なお、土砂災害警戒情報は午後4時現在、継続となっています。 -
美篶ナイスロード 片側交互通行可能に
今月1日の大雨で、三峰川右岸の堤防の一部が欠損した影響で全面通行止めとなっていた伊那市美篶のナイスロードが、9日から片側交互通行可能になりました。
9日午前9時に通行止めが解除され、片側交互通行が可能になりました。
今月1日、大雨により三峰川右岸の堤防の一部が欠損し、河川の氾濫の可能性があったため、並行して走るナイスロードが全面通行止めとなっていました。
堤防の道路側の復旧工事が進んだことから片側交互通行が可能になりました。
区間は、三峰川レストパーク付近から介護老人保健施設みぶの里入口までです。
堤防では、護岸コンクリートを敷き詰める工事を昨日から行っていて、国土交通省天竜川上流河川事務所では、この工事を13日頃までに終わらせたいとしています。 -
移動販売車で買い物体験
あおぞら商店iinaの移動販売車による買い物体験会が7日伊那市の横山公民館で開かれました。
体験会を開いたのは伊那市高遠町のフレンチシェフであおぞら商店iina代表の吉澤藤吾さんです。
これまでに伊那市富県や手良で開いていて横山では初めてです。
移動販売車には手作りの弁当や惣菜などが並べられたほか日用品なども用意されました。
7日は公民館活動が予定さていて買い物体験会はそれに合わせて
実施されましたが、大雨により活動は中止となりました。
それでも初めての移動販売を楽しみにしていた地域住民が集まり
買い物をしていました。
移動販売は伊那市社会福祉協議会も協力していて販売日のPRなどを行っています。
買い物客へのアンケート調査も行い買い物弱者支援に役立てる
計画です。
あおぞら商店iinaでは地域の人たちの要望を聞きながら移動販売を定着させていきたいとしています -
たかずやの里に点心セット
伊那市狐島の飲食店「新鮮飯店」を運営するBISOグループは、東春近の児童養護施設たかずやの里に、手作りの点心セットを4日、贈りました。
4日は、株式会社BISOの吉澤文男社長らがたかずやの里を訪れ菅雄峰施設長に点心セットを手渡しました。
贈ったのは、新鮮飯店で提供している手づくりの餃子・ショーロンポー、シュウマイの3種類100セットです。
BISOグループではこれまで、イベントに子どもたちを招待したり、物品を贈るなどして交流を続けています。
たかずやの里では現在34人が親元を離れて暮らしています。
菅施設長は、「BISOの創業当初から様々な支援をいただき大変ありがたいです」と感謝していました。
たかずやの里では4日、全員で点心を味わったということです。 -
向山雅重さんの音声資料公開
1990年に86歳で亡くなった宮田村出身の郷土史家向山雅重さんの肉声を録音した音声資料が、6月30日、地域住民に公開されました。
伊那市美篶の美篶小学校資料館の収蔵品を解説している音声です。
30日は美篶小学校資料館で音声資料が公開され、資料の音声に合わせて地域住民が収蔵品を見学しました。
向山雅重さんは、宮田村出身の郷土史家・民俗学者です。
上伊那の小中学校で教鞭をとる傍ら郷土研究を行いました。
1970年には民俗学に功績のあった人に贈られる柳田国男賞を受賞しています。
音声では資料館に収蔵されている「押絵雛」などについて説明していました。
音声資料は美篶小学校資料館運営委員会副委員長の矢島信之さんが、10年ほど前に資料館を整理していた際に見つけたものです。
音声は「オープンリール」のテープに収録されていて、カセットテープ、CDへの差し替えを行いました。
運営委員会によると、昭和40年代に収録されたとみられます。
向山さんの没後30年となる今年、資料を活用していこうと今回地域住民に公開しました。
宮田村の向山雅重民俗資料館 学芸員の小池勝典さんは「肉声を記録した資料は貴重なものだ」と話していました。
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竹内徹さん遺作展
伊那谷を代表する洋画家竹内徹さんの作品を展示した遺作展が、伊那市のかんてんぱぱホールで、開かれています。
展示されているのは、伊那谷や木曽路の四季を中心に描かれた風景画29点です。
竹内徹さんは、伊那市高遠町出身の郷土作家で、2018年に他界しました。
竹内さんは一水会や日展で数多く入選し、信州高遠美術館の館長や、県展の審査員も務めました。
こちらの「桜」という作品は、遠くに見える高遠城址公園と、雪の積もった仙丈ケ岳が描かれています。
「竹内徹遺作展」は、31日(金)まで開かれています。
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断続的な雨 土砂災害に注意
梅雨前線や湿った空気の影響で、断続的に雨が降り続き、土砂災害の危険が高まっています。
伊那市では、6日内の萱に避難準備情報が出されました。
伊那市は6日午後7時に荒井内の萱の住民8世帯20人に
警戒レベル3にあたる避難準備情報を出し高齢者や体の不自由な人に避難を始めるよう呼びかけました。
避難所の伊那西小学校には50代から90代の男女4人が
避難し一夜を明かしました。
7日午前6時までに全員帰宅しましたが伊那市では数日雨が降り続くことから避難所は開設しておくということです。
避難所となった伊那西小学校には新型コロナウイルス対策として消毒液やマスクが置かれたほか避難者には検温が行われたということです。
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医療従事者労い生花を寄贈
南信ハウスカーネーション組合と長野県生花商業協同組合は、新型コロナ対策に尽力している、県内11の感染症指定医療機関を労おうと、カーネーションを6日贈りました。
このうち、伊那市の伊那中央病院には、南信ハウスカーネーション組合の小田切高史副組合長と、長野県生花商業協同組合の山口元樹理事長が訪れ、本郷一博院長に花を手渡しました。
南信ハウスカーネーション組合のカーネーションを、長野県生花商業協同組合がアレンジしたものです。
2つ合わせて、100本ほど、5、6種類のカーネーションが組み合わされています。
新型コロナ対策で尽力している県内の指定医療機関を労い、カーネーションの花ことばである感謝を伝えようと、両組合が5月から準備をしてきたということです。
本郷院長は「今のところコロナウイルスは落ち着いてきているが、まだ油断できない。このような状況の中美しい花を頂きありがたい」と感謝していました。
花は、6日県内の指定医療機関に一斉に寄贈されたということです。
なお、中央病院では、花は1階の入り口に飾られています。
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伊那市生涯学習基本構想審議会が発足
2021年度から2030年度までの生涯学習に関する伊那市の施策の方向性を定める基本構想についての審議会が市役所で6日、発足しました。
この日は、伊那市生涯学習基本構想審議会の初会合が開かれ、教育関係者や関係団体の代表など10人が、白鳥孝市長から委員に委嘱されました。
市では、2011年度から今年度まで、第1次伊那市生涯学習基本構想を策定し施策に取り組んできました。
審議会は、第1次構想から10年が経過し、昨今の社会情勢に対応するため、2021年度から2030年度までの第2次伊那市生涯学習基本構想の策定を目指すものです。
この日は、白鳥孝市長から細江孝明会長に諮問書が手渡されました。
基本構想の策定に向けて、市内の18歳以上の男女1,000人を対象に市民アンケートを今月中に実施します。
生涯学習に関する活動の実態把握を目的に、活動内容や時間、場所のほか情報収集の仕方などを調査します。
審議会では、市民アンケートの結果を原案に反映させ、今年度中の構想策定を目指すことになっています。 -
高田尚平七段 伊那市で指導対局
日本将棋連盟
のプロ棋士、高田尚平七段の将棋教室が5日伊那市の伊那公民館で開かれ、地元の小学生などが指導対局を受けました。
教室には、保育園児から高校3年生までの子どもとその保護者19人が参加しました。
指導対局では、同時に6人を相手に高田七段が将棋を指しました。
教室は、日本将棋連盟上伊那支部が開いているもので、今年で6年目です。
12月まで全16回で、このうち7回ほど、プロ棋士を招いての指導対局を予定しているということです。
日本将棋連盟上伊那支部では「藤井聡太七段の活躍もあり、子どもたちを中心に将棋人口を増やしていきたい」と話していました。
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南信の多い所で24時間に200ミリの雨
長野地方気象台は、7日正午までの24時間に、南信地域の多いところで200ミリの雨が降るとみていて、土砂災害などに注意を呼び掛けています。
伊那市では、災害警戒本部会議を開き、今後の対応について協議しました。
伊那市災害警戒本部会議が6日午後4時から市役所で開かれ、今後の気象状況や各部の対応状況について確認しました。
午後3時ごろの市街地の様子です。
時折強い雨が降り、強い風が吹いていました。
気象台では、午後0時半に伊那市の将基頭山山頂付近で危険が高まっているとして、土砂災害警戒情報を発表しました。
7日正午までに予想される24時間の降水量は、南信地域の多いところで200ミリとみています。 -
市民ねっと伊那 結成
伊那市を拠点に活動する市民有志が政治や文化について情報交換し連携を深める「市民ねっと伊那」の結成会が4日伊那市内で開かれました。
4日は伊那市西町で結成会が開かれました。
市民ねっと伊那は、伊那市を拠点に政治や環境問題、文化活動に取り組む有志56人で構成されています。
参加者が、情報を共有し協力していこうと結成されました。
市民ねっと伊那共同代表で手良九条の会会長の北原明さんは「幅広い人々と連携をとりながら平和や人権の尊重を求め一緒に頑張っていきたい」と挨拶しました。
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春富中とあるしん野球部交流試合
伊那市東春近の春富中学校野球部と、アルプス中央信用金庫の野球部が5日、東原キッツグラウンドで交流試合をしました。
新型コロナウイルスの影響で春富中野球部は3か月の間、部活ができず、試合やプレーの機会が減る中、あるしん野球部が春富中野球部の要望に応え、交流試合が実現しました。
試合には3年生のみが参加しました。
1回裏、春富中はあるしんに先制され、中盤は両者ともに得点が入らず、膠着した展開となりました。
7回表、春富中の攻撃は、6番下平優作くんのヒットでランナー生還、同点に追いつきます。
続く8回表には、2番溏田白空くんのバッティングがエラーを誘い2点目が入りました。
しかし、8回の裏、あるしんが2点を返し、試合は3対2で、あるしん野球部が勝ちました。
あるしん野球部は、「社会人との試合を通じて技術や力をつけていってほしい」と話していました。 -
蟹澤さん宅で蚕の繭を発見
伊那市手良野口の蟹澤一之利さん宅の柏の木で5日、蚕の繭が見つかりました。
薄緑色のこちらの繭は、天然の蚕の繭です。
蟹澤さん宅の柏の木には、幼虫もいて、葉を食べていました。
近くに住む伊藤幸春さんが、虫の駆除を頼まれ、木を見に来たところ、蚕だと分かったということです。
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伊那市野底で倒木 一時通行止め
4日大雨による倒木の影響で通行止めとなっていた伊那市野底の市道判の木線は、5日午前10時50分頃、解除されました。
倒木の影響で通行止めとなっていたのは、野底の判の木線、伊那北小学校近くの市道です。
伊那市危機管理課によりますと、きょう午前10時50分ごろ、倒木を撤去し、通行止めを解除したということです。 -
土砂災害に注意を
3日の夜からの雨で伊那市には午前8時20分、土砂災害警戒情報が出され、午後4時現在も継続中です。
長野地方気象台では土砂災害や河川の増水に注意するよう呼び掛けています。
土砂災害警戒情報が出されているのは伊那市西部の将棊頭山の山頂付近です。
3日の夜からの雨で天竜川の水位も上昇しています。
伊那市では、午後4時現在5件の倒木がありました。
箕輪町と南箕輪村では被害の報告は入っていないということです。
伊那市西町大坊の県道伊那駒ヶ岳線は倒木により午後4時現在通行止めとなっています。
長野地方気象台では4日の昼から5日の昼までの県南部の24時間の降水量を80ミリと予想しています。
6日も断続的に激しく降る所があるとして低い土地の浸水・土砂災害、河川の増水などに注意するよう呼び掛けています。
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富県小4年生麦の収穫体験
伊那市の富県小の児童らは3日、学校近くの畑で、麦の収穫を体験しました。
この日は、4年生の児童ら22人が、学校近くの畑で麦の収穫を体験しました。
畑は、富県貝沼の休耕田の草刈りなど維持管理活動をしている、貝沼の自然環境を守る会のメンバーが所有しているものです。
総合学習で麦の栽培に取り組んでいる4年生たちの要望に応え、会が畑を提供しました。
児童らは、会のメンバーに教わりながら麦を刈り取っていました。
児童らは、刈り取った麦を束にすると、はざかけ作業をしました。
富県小4年生は、今後は収穫した麦を使ってうどんやピザなどの料理づくりに取り組んでいくということです。 -
上伊那の7蔵飲み比べセット販売
JA上伊那と伊那酒造組合は、上伊那の酒蔵7蔵の酒がセットになった「飲み比べセット」を3日から販売しています。
2日は、販売を前に伊那市のJA上伊那本所で記者会見が開かれ、御子柴茂樹組合長が概要を説明しました。
こちらが「飲み比べセット」です。
西町春日酒造の「井の頭」、荒井宮島酒店の「信濃錦 艶三郎」、西春近大國酒造の「大國」、高遠町仙醸の「黒松仙醸 本醸造生貯蔵酒」のほか、辰野町や駒ケ根市など上伊那の酒を詰め合わせたものです。
それぞれ300ミリリットル入りで、価格は税込み3,800円です。
伊那酒造組合によりますと、新型コロナウイルスの影響で、宴会などが自粛となり、3月から4月にかけて酒の出荷量が前年より3割ほど落ち込んだということです。
今回、酒をセットで販売することで消費拡大につなげようと、JA上伊那と伊那酒造組合が、6月から取り組んできました。
7蔵の酒の飲み比べセットは販売していて、伊那市西箕輪の農業公園みはらしファーム内とれたて市場のほか、南箕輪村のJA上伊那ファーマーズあじ~なで購入することができます。
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避難所として食堂を開放
伊那市東春近でバルブの設計・製造などを行っている株式会社キッツ伊那工場は、災害時の避難場所として食堂と駐車場を地域住民に開放します。
避難場所として開放するのは、およそ500人収容できる社員食堂と、車400台が置ける駐車場です。
去年10月の台風19号の被災状況を受けキッツでは、地域貢献の一環として「避難場所として活用して欲しい」と伊那市に提案しました。
伊那市ではコロナ禍で3密にならない避難場所の運営を行うため新たな避難場所として使用することを決めました。
現在、東春近地区の災害時の避難所は東春近小学校と春富中学校となっています。
去年10月の台風19号で、避難指示が出された東春近の天竜川沿いの住民は、春富中学校へ避難しました。
しかし、「河川が増水した場合浸水の恐れが心配だ」と市民から多くの声が伊那市に寄せられたということです。
春富中より上の段にあるキッツでは、「浸水の恐れもないので万が一の際は地域の人に活用して欲しい」と話していました。
伊那市では、正式な避難場所として活用するため年内に株式会社キッツ伊那工場と協定を結ぶとしています。
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いな・ほっと券 11日・12日に販売
新型コロナウイルスの影響を受けた伊那市内の事業者限定プレミアム応援券「いな・ほっと券」が今月11日と12日に販売されます。
応援券は伊那市が発行するもので1,000円券15枚つづり1セットの1万5,000円分を10,000円で購入できます。
3日伊那市役所で記者会見が開かれ白鳥孝伊那市長や唐木和世伊那商工会議所会頭らが応援券の購入を呼び掛けました。
また伊那飲食店組合の小松秀雄組合長と第一飲食店組合の渡邊竜朗組合長が飲食店の状況について説明しました。
応援券は1人2セットまで購入でき対象は15歳以上の伊那市民です。
販売総数は5,500セットで使える業種は飲食店、宿泊業、タクシー、運転代行、理美容業限定となっています。
利用できる店舗や会社は300を超える見込みで9日に伊那商工会議所のホームページで公開される予定です。
販売は11日が伊那市役所で2,000セット、伊那商工会館で1,000セット、伊那市商工会建物下駐車場で500セットです。
12日は伊那市役所で2,000セットでいずれも売り切れ次第終了となります。
有効期限は今年の9月13日までです。
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欠損した三峰川堤防 土砂搬入進む
およそ200メートルにわたり堤防の欠損が見つかった伊那市美篶下県の三峰川堤防で2日、堤防を再建するための土砂の搬入が行われました。
三峰川堤防は、30日から1日にかけて降った雨の影響で、堤防の一部がおよそ200メートルにわたり欠損しました。
その影響で、三峰川と並行に走るナイスロードは、レストパークから三峰川橋までが全面通行止めとなっています。
大型車は境交差点から三峰川橋までが通行止めとなっています。
天竜川上流河川事務所によりますと、1日午後11時までにコンクリートブロックを242個設置したということです。
この日は、大型トラック18台が交代で土砂を搬入していました。
天竜川上流河川事務所では、仮の堤防を9日までに完成させたいとしていて、伊那市では安全が確認でき次第通行止めを解除する考えです。
3日は堤防の高さまで土砂を積む作業を進めるということです。
なお、ナイスロードが使えず周辺の田んぼや民家近くの道を使う人が多いということで「迂回するには、国道361号などの広い道を利用してもらいたい」と呼び掛けています。 -
農福連携で栽培野菜を販売
伊那市の障がい者事業所輪っこはうすコスモスの家利用者は、農福連携でおせわになっている農家で作られた野菜を、伊那市役所で定期的に開いている「食と手仕事市」で販売しました。
2日、伊那市内で朝収穫されたアスパラガスや玉ねぎ、花などを販売しました。
農福連携は、障がい者が農業分野で活躍することを通じ、自信や生きがいを持って社会参画を実現していく取り組みです。
伊那市内では、4か所の障がい者事業所の利用者が圃場で草取りなどを行っています。
市役所での販売は毎月2回開いていて、今回は取り扱い品目を増やし、お世話になっている農家の野菜を多くの人に食べてもらおうと初めてアスパラガスなどを販売しました
食と手仕事市は、毎月第1、第4木曜日の正午から伊那市役所で開かれます。7月は、第1、第5木曜日の開催となります。
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県SNS新型コロナ情報
新型コロナウイルス対策に関する長野県からのツイッター・ライン情報です。
新型コロナの影響を受けている県内事業者を応援するため、長野県観光機構の通販サイト NAGANOマルシェ にて、販売価格の3割引で商品が購入できる 「しあわせ信州ふるさと割」 を実施中です。
この機会に是非ご利用下さい。
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伊那管内最高路線価25年連続で下落
相続税や贈与税の算定基準となる路線価が1日公表されました。
伊那税務署管内の最高路線価は、25年連続の下落となりました。
関東信越国税局によりますと、伊那税務署管内の最高路線価は、伊那市のいなっせ前で、1平方メートルあたり39,000円でした。
去年より1,000円低く、率にして2.5%の下落となっています。
管内の最高路線価の下落は、平成8年から25年連続となっています。
また、県内10の税務署の最高路線価のうち、長野が上昇、それ以外の地点は横ばいで、伊那が唯一の下落となっています。
路線価は、主な道路に面した土地の1平方メートルあたりの標準価格で、相続税や贈与税の算定基準となります。 -
弥生 独自の文化祭開催に向け準備
伊那市の伊那弥生ケ丘高校の生徒会と弥生祭実行委員会は、新型コロナウイルスの影響で中止となった弥生祭の代わりに独自の文化祭を9月に開催しようと準備を進めています。
6月30日は、生徒会役員ら12人が集まり、話し合いをしました。
新型コロナの影響で本来6月に予定していた弥生祭はなくなりましたが生徒会のメンバーが、学校生活の思い出をつくろうと文化祭を行うことを決めました。
5月上旬に弥生祭の中止が決まってから、生徒会と弥生祭実行委員会が協力して準備を進めてきました。
例年の文化祭と異なり、3密を避けるため人が密集する企画の代わりに、クラスごと音楽に合わせてオリジナルの動画を制作し、放送するということです。
校内には大型のモニターを設置する予定で、複数箇所で楽しめる工夫をしているということです。
内容は違ってもあくまでも弥生祭という名称にこだわった、独自の文化祭「第61回弥生祭」は、9月3日と4日に開催予定で、一般公開はしないということです。