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高遠さくら祭り 有料入園者数10万7,368人
今年の伊那市高遠町の高遠城址公園さくら祭りの有料入園者数は10万7,368人でした。
伊那市では団体客やインバウンドの回復の兆しが見られるとしています。
28日は高遠町総合福祉センターやますそでさくら祭り反省会が開かれました。
今年の高遠城址公園の有料入園期間は4月6日から18日までの13日間で、有料入園者数は10万7,368人でした。
このうち団体客は1万6,773人と、去年の8,147人にくらべ倍となっています。
大型・中型バスは623台と、去年の386台と比べ大幅に増加しています。
また、今年は22年ぶりに入園料を100円増額しましたが、入園者数には影響がみられなかったとしています。
伊那市では「団体ツアーやインバウンドの回復の兆しが見られる。しかしコロナ禍前の水準に戻るには時間がかかりそうだ」としています。
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伊那市と㈱ニチリョー 土地売買仮契約
伊那市は埼玉県に本社を置き、医療理化学機器の製造、販売を行う株式会社ニチリョーと土地売買仮契約を27日に結びました。
市役所で調印式が行われ、伊那市の白鳥孝市長と株式会社ニチリョーの伊東義則社長が土地売買契約書を取り交わしました。
株式会社ニチリョーは医療理化学機器の製造、販売を行っていて今年で創業80年になります。
100年に向け事業を拡大しようと、土地を取得しました。
ニチリョーが取得する土地は、伊那市東春近東原工業団地の1万2千平方メートルで、用地価格は1億6千万円です。
まずは鉄骨造平屋建ての倉庫を建設する予定で、延べ床面積は2,200平方メートル、事業投資額は8億円です。
令和8年5月の操業を予定していて、新たに20人の雇用を計画しています。
その後、生産工場の建設を予定しているということです。
白鳥市長は「交通の便もよく災害リスクも少ないので供給体制も整うと思います」と話していました。 -
すまいテラスいな 6月2日オープン
伊那市荒井の空き店舗を活用した移住相談窓口やシェアオフィスを備えた民間が運営する複合施設「すまいテラスいな」が6月2日にオープンします。
28日は、行政や企業向けに内覧会が開かれました。
すまいテラスいなは、伊那市荒井のいなっせ前交差点近くにあります。
1階には移住相談窓口があり、上伊那の移住などに関する情報を得ることができます。
窓口にはコンシェルジュが常駐していて、移住を考えている人や空き家を探している人の相談に応じます。
2階は無料会員制のフリースペースになっていて、地元の人と知り合い、交流できる場を目指します。
3階は最大8席のシェアオフィスになっています。
リモートワークができる個別の部屋も用意されています。
シェアオフィスは月額1万5,000円で借りることができます。
この施設は、地元住民でつくるすまいテラスいな協議会が移住促進や空き家活用を広げようとオープンさせます。
旧菓子店を改装して作られました。
代表の鈴木孝之さんは中央不動産の代表でもあり、空き家の紹介などを行っています。
休日は行政窓口が対応しておらず、移住を考えている人が相談しづらいということから協議会を立ち上げ、一般的な物件の情報ではなく、その人に合った相談ができるような場所したいと考えています。
すまいテラスいなは6月2日午後3時にオープンします。
初日以外のオープン時間は午前9時から午後5時です。
(火・水休み)
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ミツロウラップづくり 環境問題に関心を
布をミツロウでコーティングした「ミツロウラップ」づくりが、26日、伊那市西箕輪の産学官連携拠点施設indani seesで行われました。
ミツロウラップづくりには、8人が参加しました。
荒井の通り町商店街でオーガニック生活雑貨店を営む平賀裕子さんが講師を務め、作り方を紹介しました。
布に蜜ろうを染み込ませて作るミツロウラップは、食品保存用のラップとして、洗って繰り返し使うことができます。
お気に入りの布に粒状の蜜ろうをのせ、オーブンシートで挟んでアイロンを押し当てます。
蜜ろうが布全体にいきわたったら、冷まして完成です。
このイベントは、循環する暮らしを探求する「暮らしの循環実験室」が、使い捨てごみを減らす選択肢の一つとして知ってもらい、環境問題に関心を持ってもらおうと企画したものです。
会場は、ハチミツの甘い香りに包まれ、参加者は思い思いの形のものを作っていました。
「暮らしの循環実験室」では、6月22日に調理実習を開くほか、7月にはごみ処理施設の見学ツアーの開催を予定しています。
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市街地循環EVバス デザイン決定
伊那市が募集していた市街地循環バスイーナちゃんバスのデザインが決定しました。
車両は電気を動力とするEVバスで、8月ごろにお披露目されます。
27日は、市役所で定例記者会見が開かれ、白鳥孝市長が発表しました。
桜をイメージしたピンク色を使い、左右非対称のデザインが特徴です。
山口県在住のグラフィックデザイナー ヤマシタタケシさんの作品で、環境に配慮した先進的な車体にふさわしい洗練されたデザインと視認性が高い点が評価されました。
募集は、4月1日から5月6日まで行われ、全国の73人から101点の応募がありました。
現在3台あるイーナちゃんバスのうちの1台を更新するもので、伊那市では初めてのEVバスとなります。
日本で初めての導入となるトルコ製の車体で、坂道に強く世界20か国で走行している実績があるということです。
新しいバスのお披露目は、8月ごろを予定しています。 -
田楽座 6月15日に高遠閣で公演
伊那市富県を拠点に活動するまつり芸能集団・田楽座は6月15日に公演「あなたのお蕎麦de田楽座」を開きます。
27日は田楽座や当日出店する飲食店などのメンバーで作る田楽座高遠公演応援団が会場の下見をしていました。
公演当日は市内の蕎麦店など6団体が出店します。
田楽座が高遠閣で公演するのは初めてで、食べながら観覧することができます。
公演では太鼓や獅子舞など8演目のほか、子どもたち有志による和太鼓演奏も披露されます。
また田楽座は、太鼓や玉すだれの体験会を小学生向けにそれぞれ6月8日と14日に開き、参加者を募集しています。
参加者は公演当日に出演することになっています。
午前11時半から飲食店での販売が始まり午後1時開演です。
公演の前売り券は大人のみ50食限定の蕎麦付きチケットが3,200円、通常チケットは大人2,500円、小中学生500円で販売中です。
詳しくは田楽座にお問い合わせください。
お問い合わせ 田楽座78-3423 -
江崎孝坪生誕120年展
伊那市高遠町出身の日本画家、江崎孝坪の生誕120年展が、伊那市高遠町の信州高遠美術館で26日から始まりました。
会場には、歴史画の屏風や花鳥画など、16点が展示されています。
江崎孝坪は、1904年に高遠町で生まれ、今年で生誕120年となります。
歴史上の人物の服装や儀式、出来事を忠実に再現した歴史画を得意とし、黒澤明監督の「七人の侍」で、時代に合った衣装かを調べる衣装考証を担当しました。
ほかに、戦時中を題材にした作品や、挿絵・はがきなどの小作品も展示されています。
江崎孝坪生誕120年展は、8月18日(日)まで、信州高遠美術館で開かれています。
入館料は、一般500円、高校生・18歳以下は無料です。
なお、6月9日までは一般も入館料が無料となっています。
■休館日:火曜日
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伊那まち バラのファッションショー
伊那市のいなっせ正面口で26日、バラのファッションショーが開かれました。
今年で3回目となるファッションショーには、5歳から80代までの11組が出演しました。
それぞれお気に入りの服を着てレッドカーペットを歩きました。
今回の演出は、さくら国際高校伊那キャンパス3年の北澤匠さんが担当しました。
アップテンポなBGMを選び、出演者が表現しやすいよう工夫をしたということです。
ファッションショーは伊那市の中心市街地をバラで彩る「伊那まちバラぶらり」のイベントとして開かれました。
伊那まちバラぶらりは来月22日まで開かれていて、期間中はバラの苗の販売やジャズの演奏などのイベントが企画されています。
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伊那市の西春近北小学校で運動会
伊那市の西春近北小学校の運動会が、25日に開かれました。
この日は全校児童157人が参加し、紅組と白組に分かれて15のプログラムを行いました。
そのうち、全学年とPTAが参加する大玉送りでは、6年生がサポートをしながら、グラウンドを半周していました。
グラウンドの真ん中に先に大玉を置いた方が勝ちで、置いた瞬間に勝ったチームが万歳していました。
他に、低学年による玉入れでは、学年ごとに、入れる網の高さが変えられていました。
途中、ポールが下がってしまうハプニングもあり、子どもたちが、思いがけないチャンスの隙に玉を入れていました。
最後に、大きな声で、入った玉の数を数えていました。
西春近北小学校では、4年前から新型コロナの影響もあり、この季節に運動会を開いています。それ以降、時代に合わせて、1日行っていたものを、半日開催にしています。
子どもたちが中心となり、競技の内容から、運営まで行っているということです。
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25日から市内でバラのイベント
伊那市内各地でバラを楽しむイベントが25日から始まります。
「バラと音楽とアルプスの恵み」をテーマに特色あるイベントが企画されています。
伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンです。
しんわの丘ローズガーデンの約10,000平方メートルの敷地に270種類のバラおよそ3,000株が植えられています。
現在は、数種類のバラが咲き始めています。
24日は、園内を散策する人や、草笛でバラにちなんだ曲を吹く人の姿が見られました。
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伊那弥生ケ丘高校同窓会 弥生展
伊那弥生ケ丘高校同窓会による作品展、弥生展が25日から伊那市のいなっせで始まります。
この日は、同窓会が準備をしていました。
今年のテーマは「手芸」で、同窓生35人の作品およそ100点が展示されます。
弥生展はコロナの影響で5年ぶりの開催となります。
26日(日)にはポストカードづくりなどのワークショップが初めて開かれます。
弥生展は25日と26日に2階展示ギャラリーで開かれます。
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伊那地域 今季最高30.3度
24日の伊那地域は午後2時39分に今季最高30.3度まで気温が上がり、真夏日となりました。
伊那市山寺の田んぼでは、西町の春日酒造株式会社の従業員が、草取りをしていました。
春日酒造では、3年前から自社無農薬栽培で酒米を作っています。
草取りは人の力で行うのがこだわりだということです。
きょうは気温が30.3度となり、真夏日の中作業をしていました。
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崇嶺会 能登半島地震義援金を寄付
上伊那の書道愛好会でつくる崇嶺会は、作品の売り上げを能登半島地震災害義援金として、伊那市に16日に届けました。
この日は、崇嶺会の小林古径会長らが市役所を訪れ、村松義隆保健福祉部長に18万円を手渡しました。
崇嶺会は、4月に市内で開いた書道展で作品を販売し、その売り上げを寄付しました。
会では、東日本大震災が起きた2011年から毎年、作品展に合わせて寄付を続けていて、去年は、社会福祉に役立ててもらおうと4万円を贈っています。
寄付された義援金は、日本赤十字社を通じて救援活動の支援に充てられます。
17日までに伊那市に集まった義援金は、901万6,025円となっています。
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「花の産地上伊那」の認知度向上へ プロジェクト
上伊那地域振興局は、花の需要喚起や生産振興につなげようと「花の産地 上伊那」の認知度向上プロジェクトを今年度行います。
23日は伊那市の伊那合同庁舎でキックオフイベントが行われました。
伊那市の生花店を営む小池忍さんが上伊那産のアルストロメリアやカーネーションでフラワーアレンジメントを作りました。
アルストロメリアは、上伊那が生産量・生産額ともに日本一で、全国の生産量の約3割を占めています。
カーネーションも全国トップレベルの生産量を誇ります。
小池さんは「アルプスとそこに暮らす人々をイメージして制作しました。上伊那の花は品質もよく、品種も多いので全国でも重宝されている」と話していました。
布山澄局長や職員がアレンジメントを体験しました。
上伊那地域振興局では、「花の産地 上伊那」の認知度を高め需要喚起や生産振興につなげようと、「はな高々い~な」と銘打ちプロジェクトを行います。
プロジェクトでは、イベントでの「上伊那 花カード」の配布や花に関する講座などを行うほか、伊那合同庁舎で季節ごとに上伊那の花を展示します。
イベントではトークショーも行われ、長野県生花商組合理事長で箕輪町の生花店代表の山口元樹さんが「日常の中で気軽に花を贈ってほしい」と話していました。
上伊那では、アルストロメリアやカーネーションの他、トルコギキョウやシクラメンなどが栽培されています。
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市街地でニホンカモシカの目撃情報
市街地でのニホンカモシカの目撃情報が相次いでいます。
伊那市では、見つけた場合近寄らずに見守ってほしいと呼びかけています。
この映像は、伊那ケーブルテレビの視聴者が21日に伊那市山寺の常円寺付近で撮影したもので、カモシカは坂下方面へと歩いて行ったということです。
また、先月29日には、南箕輪村南殿でも目撃したということです。
伊那市には、今月に入り、カモシカの目撃情報が4件寄せられています。
場所は御園・山寺・福島・野底の市街地や住宅地です。
ニホンカモシカは国の天然記念物に指定されていて保護の対象となっています。
伊那市では、見つけた場合は近寄らず、静かに見守ってほしいとしています。
なお、けがや、人へ危害を加える恐れがある場合、また死んでいるカモシカを見つけた場合は市役所まで連絡を呼びかけています。
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伊那ケーブルテレビに予備免許交付 周波数は86.7MHz
コミュニティーFMの開局準備を進めている伊那ケーブルテレビジョンに対し、23日総務省信越総合通信局から電波を出すことが可能となる予備免許が交付されました。
放送を聞くことができる周波数は、86.7MHzです。
23日は、長野市にある総務省信越総合通信局で、藤田和重局長から伊那ケーブルテレビジョンの向山賢悟社長に無線局予備免許通知書が手渡されました。
予備免許が交付されたことで、電波を出すことが可能となります。
電波障害などについて調査を行い、問題がなければ免許が交付され開局することができます。
周波数は、86.7MHzで、伊那市、箕輪町、南箕輪村で放送を聞くことができます。
向山社長は、「地域密着のケーブルテレビ事業を地域の皆さんに支えられながら40年という長きにわたりサービスを提供させてもらってきましたが、有線のケーブルテレビに、無線のコミュニティFMが加わることで、地域情報や、生活情報、娯楽情報、もしものときの災害情報も含め、さらに充実したきめ細かい情報を提供し、地域メディアとしての役割をしっかり果たしていきたい」と話しました。
伊那ケーブルテレビでは、予備免許交付を受け、今後アンテナ設置や放送機器の整備を行い、今年夏ごろの開局に向けて準備を進めていく計画です。 -
伊那ナイターソフト春季トーナメント GTE優勝
伊那ナイターソフトボール春季トーナメント 伊那ケーブルテレビ杯の決勝戦が昨夜、伊那市の伊那ニッパツ野球場で行われ、GTEが優勝を果たしました。
決勝戦は灰色のユニフォームの「GTE」と青のユニフォームの「ほうせん」の対戦となりました。
1回、先攻の「ほうせん」は4番の伊東典彦さんのタイムリーで1点を先制します。
1回の裏GTEは直ぐに反撃し3番の下澤佑太さんのタイムリーツーベースなど4本のヒットを放ち3点を挙げ逆転します。
また2回には7番の清水悠太さんのホームランで1点を追加し4対1とします。
「ほうせん」の反撃は最終回、ランナーを2人置き4番の伊東さんのタイムリーなどで2点を挙げ、1点差まで追い上げます。
しかし、あと1本がでずGTEが4対3で勝利し優勝しました。
決勝戦の模様は、5月31日の午後7時30分から122チャンネルで再放送する予定です。
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患者サロンまほら 催し物開催
伊那市の伊那中央病院でがん患者やその家族対象の講習会が17日に開かれました。
この日は伊那中央病院の管理栄養士の内藤沙織さんが講師を務め、抗がん剤治療中の食事について講演しました。
伊那中央病院ではがん患者やその家族が療養の悩みや不安・体験などを共有する場として「患者サロンまほら」を設けていてその一環で講習会を開きました。
内藤さんは「体力を維持するために十分な栄養が必要です。いつでも食べられるよう果物やゼリー・プリンなどを用意しておきましょう」と話していました。
家族が療養中の参加者は「食欲がなく多く食べられないのでヒントをもらえた」と話していました。
サロンまほらでは療養生活をより快適にしてもらおうと講習会や演奏会などのイベントを毎月開催していくということです。 -
田楽座10月に60周年記念企画
今年60周年を迎える伊那市富県を拠点に活動しているまつり芸能集団「田楽座」は10月に60年周年記念イベントを行います
22日は田楽座の中山洋介代表ら3人が市役所を訪れ、白鳥孝市長にイベントについて報告しました。
田楽座は1964年10月に旗揚げ公演を開催し、今年で60周年を迎えます。
60周年を記念して田楽座では記念イベント「感謝カンレキあめあられ」を10月26日と27日に田楽座稽古場と伊那文化会館で開きます。
27日に伊那文化会館で開かれる公演は入場無料で、全国各地から募った100人による田楽座オリジナルの太鼓曲の演奏などが行われます。
田楽座60周年記念イベント「感謝カンレキあめあられ」は10月26日、27日に開かれます。
入場の申し込みは6月30日(日)から開始する予定です。
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伊那まつり原画デザイン決定
8月3日に開催される伊那市の第67回伊那まつりのポスター・Tシャツの原画のデザインが21日に決まりました。
ポスター原画の最優秀賞に選ばれたのは春富中学校2年生の峯垣紗弥さんの作品です。
コントラストがはっきりとしていて、今年の伊那まつりのテーマである「前進」を感じさせるデザインや色使いが評価されました。
選ばれたデザインは全戸配布するリーフレットの表紙に活用されます。
Tシャツデザインに選ばれたのは千葉県の北村友莉さんの作品です。
生地は緑色で、色の配置が工夫されている点が評価されました
21日は市役所で審査会が開かれ、市内のデザイナーや高校生、伊那まつり実行委員など14人が審査を行いました。
今年は、ポスター原画には100点、Tシャツデザインには7点の応募がありました。
ポスター応募作品は7月中旬から市役所1階の市民ホールに展示される予定です。
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山小屋で提供 味噌仕込み作業
伊那市観光株式会社が運営する中央アルプスと南アルプスの山小屋で提供する手作り味噌の仕込み作業が22日に行われました。
22日は山小屋の管理人ら5人が伊那市観光株式会社 社長の白鳥孝伊那市長の自宅で作業をしました。
味噌の仕込みは今年で7年目です。
大豆は伊那市産を使っていて窯で茹でた後、専用の機械に入れてすり潰しペースト状にしていました。
すり潰した大豆は市内の酒造店がつくった米麹と混ぜ合わせていきました。
仕込んだ味噌は来シーズン用のもので、専用の容器に入れて1年ほど寝かせ熟成させるということでおよそ200キロを仕込んだということです。
また2023年に仕込んだ味噌で作った豚汁やおむすびの試食を行いました。
今シーズンの山小屋の営業は仙丈小屋は6月15日から、塩見小屋は7月1日から、西駒山荘は7月11日からです。
なお、こもれび山荘はすでに営業が始まっています。
完成した味噌は味噌汁にして登山者に提供されます。
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青島の矢島さん宅 ムギナデシコが見頃
伊那市美篶青島の矢島信之さんの畑で、ムギナデシコが見ごろを迎えています。
22日は、美篶西部保育園の園児65人が畑の中を歩いたりして花を楽しんでいました。
矢島さんは10年ほど前から、およそ20アールの畑でムギナデシコを育てています。
矢島さんによりますと花は5月いっぱい楽しめるということです。
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台湾の高校生と高遠高校の生徒が交流
伊那市高遠町の高遠高校の生徒は、日本を訪れている台湾の台中市立西苑高級中学の生徒と21日に交流しました。
この日は日本の高校にあたる台中市立西苑高級中学の生徒19人が教育旅行の一環で高遠高校を訪れました。
歓迎セレモニーでは、高遠高校の生徒が部活紹介を行いました。
弓道部は、体育館で弓を引きました。
台湾の生徒は、写真を撮りながら見ていました。
書道部は書道パフォーマンスを行い、ようこそ高遠へという意味の漢字を書きました。
台湾の生徒は、自身の学校を紹介しました。
その後、高遠閣に移動して班ごと交流しながら昼食をとりました。
互いにスマートフォンを使いながらコミュニケーションをとっていました。
また、書道による交流もありました。
長野県では、国際交流の推進や交流人口の増加を目的に、海外からの教育旅行の受け入れを積極的に行っています。
今月は海外から県内に10校約200人が訪れています。
台湾の生徒たちはきょう伊那市内にホームステイし、関東地方を観光して25日に帰国すると言うことです。
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市議会 市民サポーター委嘱
市民に分かりやすく開かれた議会を目指す伊那市議会は、政策立案の際に意見をきく市民サポーターを21日委嘱しました。
21日は市役所で委嘱書交付式が行われました。
委嘱された6人のうち21日は3人が出席し、田畑正敏議長から委嘱書を受け取りました。
市民サポーターは、各常任委員会がまとめた政策提言に対し意見を述べるものです。
伊那市議会改革特別委員会では、2022年度から「市民参加の機会の増強」と「議会機能の強化」をテーマに調査研究を行い、今年度から市民サポーター制度を導入することにしました。
市民から募集し、議会に興味のある30代から80代の6人が委嘱されました。
サポーターらは「自分の得意な分野で意見を述べていきたい」「求められたものに対ししっかり考えていきたい」などと話していました。
市民サポーターの任期は2年間となっています。
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伊那市で箏とハープの公演
プロの、箏とハープの演奏者による公演が伊那市美篶のcafe Brezzaで18日に行われました。
公演では全国ツアー中の箏奏者の大川義秋さんとハープ奏者小林秀吏さんの2人がアニメーション映画で使われている曲などおよそ10曲を披露しました。
上伊那で教室を開く箏奏者の伊東忍さんと気賀沢美香さんがゲスト出演しました。
公演は去年の全国ツアー長野公演で気賀沢さんが2人と知り合ったことをきっかけに今回初めて伊那市で開かれたものでおよそ100人が訪れました。 -
羽柴さん宅でクリンソウが見頃
伊那市手良の羽柴晴雄さん宅でクリンソウの花が見ごろを迎えています。
現在89歳になる羽柴さんは20年以上前に市の緑化イベントでもらった2株を植えて育ててきました。
クリンソウは年々増え、今では家の周りいっぱいに花を咲かせています。
羽柴さんの敷地内に名水として知られる鳥の宮湧水の水源があり、湿った土壌が栽培に適しているということです。
羽柴さんは「白い花を咲かせるクリンソウを数年前に植えたら増えてきた」と話していました。
7段ほど下から徐々に咲くクリンソウは現在2段ほどで今月末までが見頃だということです。 -
公衆衛生専門学校 園児に歯科指導
伊那市の長野県公衆衛生専門学校の学生は、竜西保育園の園児に20日、歯磨きの仕方を教えました。
この日は、公衆衛生専門学校の3年生12人が、学校近くの竜西保育園の年長園児20人に歯磨きの仕方を教えました。
園児は、磨き残しを確認できる赤い液を塗ってもらい、鏡を見ながら歯を磨きました。
園児への歯科指導は、子どもたちに歯の大切さを知ってもらい、歯磨きの習慣を身に着けてもらおうと、実習の一環として毎年行われています。
この日はほかに、オリジナルの人形劇も披露されました。
劇では、「よく噛んで食べること」「好き嫌いせず食べること」「食べたあとは歯磨きをすること」などを園児に呼びかけました。
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伊那市教育委員会 福與雅寿教育長に辞令交付
任期満了に伴い新たに伊那市の教育長に任命された福與雅寿さんへの辞令交付が20日に、市役所で行われました。
20日は、教育長と行政委員の辞令交付式が行われ、白鳥孝市長から福與さんに任命通知書が手渡されました。
福與さんは、荒井の65歳で、県内の小中学校で教諭として勤務し、箕輪町の箕輪中部小学校校長などを歴任しました。
今年3月までは、伊那市教育委員会学校教育課指導主事を務めました。
白鳥市長は、「教育は伊那市の最も重要な柱の一つです。豊富な経験と知識を活かして取り組んで欲しい」と訓示しました。
任期は、令和9年5月16日までの3年間となっています。 -
上伊那地区メーデー実行委員会 寄付金などを贈る
上伊那地区メーデー実行委員会は、南箕輪村社会福祉協議会などに、寄付金と食料品を20日に贈りました。
20日は、伊那市の上伊那労働者福祉協議会で贈呈式が行われ、北島政光実行委員長が南箕輪村と駒ヶ根市の社会福祉協議会の担当者に、それぞれ現金2万5,000円を手渡しました。
実行委員会では、毎年上伊那地区メーデーの日に参加団体に募金などを呼び掛け、上伊那の2つの社会福祉協議会に順番に寄付しています。
今年は4月27日に行い、集まった寄付金の中から南箕輪村と駒ヶ根市の社会福祉協議会に2万5,000円ずつ贈りました。
他に、食料品の寄付も呼びかけ、集まった米や缶詰、レトルト食品などを贈りました。
上伊那地区労働者福祉協議会の村上俊和会長は、「多くの人の助けとなるような取り組みを継続していきたい」と話していました。
なお実行委員会では、伊那市の児童養護施設たかずやの里にも、現金5万円を贈りました。 -
「地域と連携する農学部」
信州大学農学部創立80周年記念プレイベント「地域と連携する農学部」が18日、伊那市の産学官連携拠点施設inadani seesで開かれ名誉教授など4人が研究の成果を発表しました。
プレイベントは信州大学農学部同窓会が開いたもので、名誉教授の辻井弘忠同窓会長など4人が研究の成果を発表しました。
このうち井上直人名誉教授は「高遠そばとの関り」をテーマに話をしました。
井上名誉教授は「高遠には良い在来そばがあったが太平洋戦争中に収量が多いものに品種改良されてしまった。しかし10年ほど前から復活の活動が始まった。農家やそば屋さんなどいろんな方が関与して盛り上がっていることがうまくいっている理由だと思う。」と話していました。
プレイベントには同窓生など約70人が集まり話を聞きました。
信州大学農学部は1945年昭和20年に長野県立農林専門学校として開校し来年創立80周年を迎えます。
信州大学農学部創立80周年記念プレイベント「地域と連携する農学部」の模様は来月15日にご覧のチャンネルで放送します。