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伊那消防組合の職員 意見発表
伊那消防組合の職員が日ごろの職務で感じたことに関する意見発表会が20日伊那市役所で開かれ、最優秀賞に伊那消防署の髙木幸次さんが選ばれました。 この日は、伊那消防組合4つの消防署の7人が発表しました。 発表者は、日ごろの職務で感じたことや課題などを発表しました。 審査の結果、最優秀賞には、伊那消防署の髙木幸次さんが選ばれました。 髙木さんは、幼児期の子ども達を中心に火災予防を習慣化させるため、子どもを火災予防隊員に任命してみてはどうか、との意見を述べました。 最優秀賞に選ばれた髙木さんは、2月12日に長野市で開かれる県消防職員意見発表会に出場します。
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西春近南保育園でお店屋さんごっこ
伊那市の西春近南保育園の園児は28日お店屋さんごっこをたのしみました。 リズム室の一画には、年少から年長児までのお店 11店が並びました。 園児たちは、商品の色や形などを見て、気に入ったものがあると、牛乳パックのフタで作ったお金を渡し買い物を楽しんでいるようでした
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「すんき給食」で木曽地域を支援
去年、御嶽山の噴火や豪雨による土石流の発生など自然災害に見舞われた木曽地域を応援しようと、伊那市の高遠中学校で「すんき漬け」を使ったメニューが給食に出されました。 給食に出されたのは、大根や豆腐などが入った味噌汁にすんき漬けを入れた、「すんき汁(じる)」です。 伊那市と南箕輪村の小中学校の栄養士で作る委員会は、すんきの消費を拡大する事で、御嶽山の噴火など自然災害に見舞われた木曽地域をを支援しようと、初めて給食のメニューに取り入れました。 生徒達の多くは、すんきを食べるのが初めてで「すっぱい」、「不思議な味」と話しながら、笑顔で食べていました。 すんき漬けは木曽地域に保存食として古くから伝わる漬物です。 カブの葉を、乳酸菌で発酵させたもので、塩を使っていないのが特徴です。 高遠中学校栄養士の太田浩美さんは「食事は好きなものを選びがち、食べる事で被災地の支援につながる事を知ってもらえれば」と話していました。 3月までに伊那市と南箕輪村の全ての小中学校ですんきを使ったメニューが出される予定です。
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ジビエ料理でバーンズナイト
動物の内臓料理とウイスキーを楽しむスコットランドの行事、バーンズナイトが25日、伊那市で行われました。 これは上伊那の飲食店や企業などでつくる伊那谷バーンズナイト実行委員会が地域の食の恵みに感謝しようと企画したものです。 バーンズナイトはスコットランドの詩人ロバートバーンズの生誕日1月25日に行われていて羊の内臓を胃袋につめて茹でたハギスと呼ばれる伝統料理とウイスキーを味わいます。 今回は羊の代わりに鹿の内臓が使われました。 料理を作ったのは伊那市長谷で鹿料理を提供している、ざんざ亭の長谷部晃さんです。 バーンズナイトにはおよそ30人が集まり鹿の内臓で作ったハギスを楽しんでいました。 実行委員会では「外国の文化を取り入れることで地域食材の楽しみ方が広がったのではないか。」と話していました。
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里山整備やカラマツの活用など課題を意見交換
伊那市内の森林の将来像を描き市民とのかかわり方を定める「50年の森林(もり)ビジョン」の策定委員会が27日、市役所で開かれ、委員から出された課題を検討しました。 委員会では、現在の森林の現状を把握すると共に、2015年度から50年間の山や森のあり方や市民とのかかわり方について検討を行っています。 27日は、2回目の委員会が開かれ前回、委員から出されたカラマツの活用法や里山の整備などの意見について検討しました。 事務局によりますと、伊那市の民有林は、人工林70.7%、天然林29.3%で、人工林の樹種構成は72.5%がカラマツとなっています。 そのカラマツの活用法などについて委員からは、「信州のカラマツは強度があり評価が高い。特性を含めて考えていく必要がある」などの意見が出されました。 里山づくりについては「生活の中で薪などを使うと山との距離が近くなる。地元の人が地元の木を使う仕組み作りが必要」「個人の山林を貸しだすことで里山が整備される」などの意見が出されました。 次回の伊那市50年の森林ビジョン策定委員会は、5月に開かれ課題などを解析する計画です。
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人形飾りで定住促進PR
2月11日に伊那市高遠町でだるま市が開かれます。 毎年訪れる人を楽しませている人形飾り。 伊那市の職員は人気アニメキャラクターで移住定住促進をPRします。 伊那市高遠町の総合支所では、市の職員が毎晩、人形飾りを製作しています。 作業は、人形を引き立てる背景と人形づくりの2班に分かれて行われています。 今年は、アニメのガンダムで伊那市が力を入れて取り組んでいる移住定住促進をPRします。 伊那市議会事務局の山下隆さんが平成18年から毎年デザインを担当しています。 飾りは発砲スチロールをやすりやノコギリで削って形をつくります。 今年は、初めてパーツ別に作り最後に組み立てる計画です。 職員たちは、プラモデルを確認しながら削ったり、キャラクターが書かれたフィルムをOHPで映し、確認しながら作業を行っていました。 4階では背景の製作が行われていて、ペンキが塗られていました。 アニメの名台詞をモチーフに文字でも移住定住を呼びかける計画です。 人形飾りが始まったのは1700年頃とされていて、毎年だるま市に合わせて高遠町内の各地区で作られています。 伊那市の職員が製作した飾りは2月9日から総合支所に飾られる予定です。
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地域内で飼料用米の活用促進を
上伊那地域の畜産農家を対象とした飼料用米の活用を推進するための研修会が27日、伊那市のJA上伊那本所で開かれました。 研修会には、上伊那地域の畜産農家や行政関係者などおよそ70人が参加しました。 飼料用米は、牛や豚のエサとして生産されている米で、上伊那では今年度およそ9.7ヘクタール栽培されています。 研修会は、去年10月に発足した、行政団体やJAなどで組織する上伊那飼料用米推進研究会が主催したものです。 飼料用米の生産を安定させ畜産農家に使ってもらうことで地域内の飼料用米の流通を進めようと、今回研修会を開きました。 今日の研修会では、「牛への飼料用米の給与について」をテーマに、県畜産試験場の研究員2人が講演しました。 講師を務めた井出忠彦さんは、試験場での試験結果から「飼料用米は必ず均一に加工して利用すること。配合する飼料を変更するときは、4週間程度の馴致期間が必要である」と話しました。 研究会では今後、市町村に飼料用米の希望消費量の調査を実施するなどして、地域内での飼料用米の生産・消費に力を入れていきたいということです。
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第1回「上農写真展」28日から開催
南箕輪村の上伊那農業高校の写真部が撮影した作品の展示会「第1回上農写真展」が28日から伊那市の伊那図書館で始まります。 上農写真部は12年程前に創部し、現在は1・2年生8人で活動しています。 単独で写真展を開くのは今回が初めてです。 会場には30点が並び、中には県高等学校文化連盟写真展にノミネートした作品や、県展で入選した作品もあります。 学校周辺で撮影したものが多く、自然や動物など農業高校らしさを楽しんでもらいたいということです。 今回は、上農OBでアマチュアカメラマンの小林治さんの作品も展示しています。 小林さんは月に数回学校を訪れ、撮影からプリントの仕上げまで生徒達を指導しています。 上伊那農業高校写真部の「第1回上農写真展」は、28日から伊那図書館で開かれます。
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地域桜守が作業見学会
冬の桜の手入れ方法などについて学ぶ地域桜守の作業見学会が26日、伊那市高遠町の高遠城址公園で開かれました。 市内各地の地域桜守から見学会を開いて欲しいとの要望を受け、伊那市が開いたもので、地域桜守や桜守講習生、18人が参加しました。 この日は、伊那市高遠町の高遠城址公園内の桜で、この時期の木の手入れや、管理方法について学びました。 指導にあたったのは高遠城址公園などの桜の管理をしている稲辺謙次郎さんです。 稲辺さんは「桜の管理は10年、20年先を見据え、その目標を複数の管理者で共有することが大切だ」と話していました。 こちらは、切り取った枝の断面が大きくなりましたが、新芽の成長を助けられるように考えられた、成功例です。 稲辺さんは、「木が元気なうちは、上へと成長させたほうが良い。弱ってくると自然に下から新芽が出てくるので、その変化を見逃さないように。」とアドバイスしていました。 参加者は、不要な桜の枝の選定の仕方や、防腐剤の使用方法などについても、話しを聞いていました。 地域桜守の作業見学会は28日と30日にも開かれることになっていて、去年の年末の大雪で折れた、公園内のおよそ20本の枝の手入れ方法も指導していくということです。
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春高駅伝カウントダウンでPR
春の高校伊那駅伝が、3月22日に開かれます。 大会を盛り上げようと、選手が走るナイスロード沿いに駅伝当日までカウントダウンするPR看板が設置されています。
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伊那餃子の作り方学ぶ
地域の魅力を知り発信する「しなのっこ子ども観光大使」による伊那餃子作り教室が26日伊那市のいなっせで開かれました。 教室には上伊那地域の親子およそ30人が参加し伊那餃子作りに挑戦しました。 「しなのっこ子ども観光大使」は小中学校の教諭でつくる実行委員会の呼びかけで集まった子どもたちが、県内各地の名物料理を作ったり、歴史を学んだりしています。 活動は去年の6月からはじまり、これまでにローメン作りや松本城めぐり、そば打ち体験などを行ってきました。 伊那餃子作りでは、市内の飲食店でつくる伊那餃子会会員を講師に招きました。 伊那餃子は雑穀アマランサスを具材に入れ信州みそをつけて食べるのが特長で子どもたちは講師から話を聞き作り方を教わっていました。 実行委員会では「子どもたちが県内各地の歴史や食文化などを知ることで地域に愛着をもってもらいたい。」と話していました。
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ガールスカウト第26団 35周年記念式典
伊那市と南箕輪村の子供達が所属するガールスカウト第26団の結成35周年記念式典が25日伊那市福祉まちづくりセンターで行われました。 式典では、永年にわたり活動してきた各部門のリーダーや団員が表彰さされました。ガールスカウト第26団は、昭和54年に伊那ライオンズクラブが主体となってリーダーの養成を行い、発足しました。 現在は、保育園児から高校生までの団員とスタッフを含めおよそ80人が所属しています。 団委員長の森本美佐子さんは、「先輩たちのおかげで35周年を迎えることができた。今後も40年、50年と活動が途切れないよう、みんなで頑張っていきたい」と話していました。
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由紀さおりさん「童謡で伝える会」
歌手の由紀さおりさんを招いた「童謡で伝える会」が今日、伊那市の西箕輪保育園で開かれました。 24日は西箕輪保育園と西箕輪南部保育園の園児とその保護者およそ100人が訪れ、由紀さんと一緒に童謡を歌いました。 古くから歌い継がれてきた童謡を通して、親子の触れ合うきっかけにしてもらおうと童謡の良さを伝える活動をしている由紀さんを招き開かれたものです。 由紀さんは、「子どもが小学校に上がるまでの今が、一番感受性が豊かな時。きれいな響きの日本語を家族の中で使ってほしい」と話していました。 「手のひらを太陽に」の歌では、身振り手振りを交え、全員で歌いました。 会の最後には、由紀さんが保護者一人ひとりと言葉を交わし、握手をして触れ合っていました。
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さよなら原発上伊那の会 100回目のいな金行動
上伊那の有志でつくるさよなら原発上伊那の会は、100回目の節目となる原発廃止の呼びかけを、23日、いなっせ北側広場で行いました。 さよなら原発上伊那の会は、首相官邸前での脱原発集会に合わせて上伊那でも原発廃止を訴える場をつくろうと、東京電力の福島第一原発事故が発生した翌年の平成25年3月に発足しました。 以降、「いな金行動」として毎週金曜日午後6時にいなっせ北側で活動しています。 少ないときには3人しか集まらないこともあったということですが、お盆や正月も休むことなく続け今回100回目の節目を迎えました。 23日は、およそ30人が集まり、原発の再稼働反対や廃止を訴えるプラカードを手に、道行くドライバーや歩行者に訴えていました。 さよなら原発上伊那の会では、原発事故から4年となる今年3月8日にデモ行進と集会を予定しています。
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伊那市国保税 18.67%引き上げへ
伊那市の白鳥孝市長は、市国民健康保険運営協議会に対し来年度からの国保税を18.67%引き上げる改定案を、23日、諮問しました。 23日は、市役所で協議会が開かれ、白鳥市長が中山彰博会長に国保税の引き上げについて諮問しました。 諮問内容は、来年度の被保険者1人あたりの税額を平成26年度より平均で18.67%上げ、額にして1万2,308円増の7万8,215円とするものです。 市では、基金の取り崩しにより歳入を確保し、合併以降税率の改定は行っていませんでした。 しかし、ここ数年の医療費の増加と加入者の減少により今年度末で基金が底をつくほか、来年度は国からの支援などを差し引いても2億2千万円ほどの財源不足が見込まれています。 税率を改定することで不足分の半分を補い、残りを一般会計から法定外繰入するとしています。 市の税率はこれまで県内19市中18番目、上伊那8市町村で最も低い水準で、改定により19市中9番目、上伊那では4番目のとなります。 協議会では「保険制度を維持していくにはやむを得ない」とし、改定案を了承しました。 答申は、来月上旬に行われます。
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小学生が環境問題について発表
小学生が総合学習の時間に取り組んでいる自然エネルギーや環境問題について発表する「第7回わらべのふるさと大行進」が24日、伊那市のいなっせで開かれました。 これは、県テクノ財団伊那テクノバレー地域センターリサイクルシステム研究会と伊那谷財団が年1回上下伊那を持ち回りで開いているものです。 24日は、伊那市と箕輪町、駒ケ根市から5校6クラスが、それぞれの活動を発表しました。 このうち、高遠小学校の2年西組は、学校近くの竹やぶでとれた竹を使って楽器やいかだを作り、料理にも活用したことなどを発表しました。 他に、東春近小の6年生は松本工業高校の生徒と一緒に太陽光パネルを作ったことなど、自然エネルギーの活用について説明しました。 この他にも、雑穀の活用や米作り、再利用活動など、子どもたちは学んだことをそれぞれ発表していました。
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伊那市手良で住宅全焼
24日午後0時50分ごろ、伊那市手良中坪で、住宅を全焼する火事がありました。 この火事でこの家に住む女性1人が市内の病院に運ばれています。 伊那警察署の発表によりますと、火事があったのは伊那市手良中坪の酒井武人さんのモルタル平屋建ての住宅です。 この家には、酒井さんと妻の三三子さんが暮らしていましたが、三三子さんが煙を吸うなどして伊那市内の病院に搬送されています。 火は1時間半後に消し止められましたが、酒井さんの住宅およそ180平方メートルを全焼しました。 近所の人の話しでは、通報が遅れたため消防が駆け付けた時には火がまわっていたということです。 伊那署では、火事の詳しい原因について調べを進めています。 なおこの火事で中部電力の電線が焼け、7世帯が2時間ほど停電したということです。
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差押財産 初のせり売り公売会
税金の滞納者から差し押さえた財産の上伊那では初めてのせり売り公売会が24日、伊那市役所で行われました。 公売会には、玩具や家電製品など204点が出品されました。 これは、県や伊那市などが、県税や市町村税の滞納者から差し押さえた財産を販売することで、未納の税金にあてようと行いました。 今回、上伊那地域では初めてせり売り方式で行われました。 せり売り人が価格を読み上げると、参加者が番号を掲げ、希望の商品を競り落としていました。 県では、「公売会を通して納税者の意識向上につなげていきたい」と話していました。 出品された204点のうち、119点が落札され、総額は21万2490円に上りました。
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リニアを活かした「将来ビジョン」まとまる
リニア中央新幹線の効果を最大限発揮するため、22日、国・県・伊那谷の各市町村が「将来ビジョン」と名付けた、今後の目標をまとめました。 この「将来ビジョン」は、過去3回に及ぶ伊那谷三市の首長をはじめ、国や県が参加して行われたリニアを活かした地域づくり勉強会でまとめられてきたものです。 22日は、その内容を確定させる、最後の勉強会でした。 「将来ビジョン」とは、リニア中央新幹線の効果を最大限発揮するために、飯田・伊那・南アルプスなど7つに分けられたエリアを中心に、それぞれの取り組みと目標を、具体的にまとめたものです。 伊那エリアでは、産学官の連携による伊那谷アグリイノベーション事業や、移住・定住促進プログラムの推進に取り組むとしています。 南アルプスでは、山小屋や登山道を整備し、観光客の受け入れを強化するなどといった取り組みが盛り込まれています。 また、リニア駅と周辺道路のアクセスを良くするため、中央道には、最寄りのパーキングエリアである座光寺にスマートインターを設置することや、高速道路の通行止めにも対応できるよう国道153号線を整備するなど、リニア関連道路の計画もまとめられています。 22日にまとめられた「将来ビジョン」は、国・県・各市町村が共通認識として共有し、今後の地域づくりに活かしていきます。
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伊那西高校合唱コンクール 3年4組「祈る」が最優秀賞
伊那市の伊那西高校の合唱コンクールが23日、伊那文化会館で開かれ、最優秀賞に「祈る」を歌った3年4組が選ばれました。 合唱コンクールは、多くの保護者に聴いてもらおうと、今年初めて伊那文化会館で開かれました。 この日は、全学年16クラスが課題曲と自由曲の2曲を発表しました。 審査の結果、「祈る」を歌った3年4組が最優秀賞に選ばれました。 伊那西高校の合唱コンクールの模様は、2月7日(土)から放送します。
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再生可能エネルギー 学ぶ
バイオマスや太陽光、水力など再生可能エネルギーについて理解を深めようと、23日伊那市役所で農林水産省の職員を招いての研修会が開かれました。 伊那市出身で、農林水産省食料産業局の再生可能エネルギーグループ係長、御子柴北斗さんが、再生可能エネルギーをめぐる情勢や固定価格買取制度の運用見直し、再生可能エネルギーを地域活性化につなげた事例などを紹介しました。 再生可能エネルギーを発電するため、標準的なコストを賄える価格での買取りを一定期間保証する固定買取制度については、「太陽光がほとんどを占めていて、半分以上が地域外の企業。再エネ発電による利益を地域の活性化にいかに結びつけるかが課題」としました。 森林資源が豊富な伊那市では、木質バイオマスを活用する優位性をあげました。 御子柴さんは、「地域内にある資源の量を把握し、計画を作ることが大切だ」と話していました。 会場には、市や県の職員のほか、農業関係者など100人が訪れ、御子柴さんの話に耳を傾けました。
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「持ち直しの動きに弱さも見られる」
アルプス中央信用金庫が行った中小企業の景況調査によりますと、「穏やかな回復基調が続いているものの、持ち直しの動きに弱さも見られる」としています。 景況調査は、上伊那を中心とした取引先211社に対し、去年10月から12月の景気の現状と今年1月から3月の見通しを聞いたものです。 去年10月から12月にかけて業況が良かったとする企業は、19.4%、悪かったとする企業は、39.8%で業況判断指数は▲20.4とその前の3か月に比べ3.4ポイント悪化しています。 中でも製造業とサービス業で悪化幅が拡大しました。 1月から3月は、業況判断指数が▲34で、悪化幅がさらに拡大する見通しです。 今年1年の景気見通しでは、良いと回答した企業が10.1%、悪いと回答した企業が57.4%と去年より10ポイント以上低い水準で、景気はさらに落ち込むものと予想されます。
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長野県日本画会伊那支部 作品展
長野県日本画会伊那支部の会員による作品展が、伊那市のいなっせで開かれています。 会場には、会員12人の作品42点が展示されています。 植物や風景など身近なものを題材にした10号、12号の小品が中心です。 作品展は、毎年長野市で開催している秋の日本画県展に出展した作品を伊那地域の人たちにも見てもらおうと2年に1度開かれていて、今年で5回目になります。 伊那支部では、「日本画を鑑賞する機会のない人にも会場に足を運んでもらい、絵を好きになるきっかけにしてもらえたらうれしい」と話していました。 長野県日本画会伊那支部の作品展は27日(火)まで、伊那市のいなっせで開かれています。
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「マーケットイン」テーマにJA上伊那の農業振興大会
JA上伊那の農業振興大会が22日に開かれ、消費者の立場に立って買い手が必要としているものを提供する「マーケットイン」に力を入れていくことが確認されました。 JA上伊那本所で農業振興大会が開かれ、米や野菜、花きなどの生産者が出席しました。 今年の大会テーマは、買い手が欲しい物を提供する事業形態 「マーケットイン」です。 白鳥健一営農部長は、鮮度を保つため、花きを栄養剤に浸けた状態で出荷している事や、ブロッコリーを氷詰めして流通させている現在の取り組みを例にあげ、「消費者のニーズをキャッチして産地から提案していく取り組みを広げていく事が大事」と話していました。 御子柴茂樹組合長は「市場が求めるもの、オリジナルで品質の高い農産物を提 供する仕組みを作っていきたい」と話していました。 JA上伊那では、マーケットインへの事業転換を進めていくため、意識改革をしていきたいとしています。
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伊那市の小学生 総合的な学習発表会
伊那市内の小学生が日頃学校で取り組んでいる総合的な学習の発表会が、16日伊那文化会館で開かれました。 発表会は、他の学校の取り組みを知って日頃の活動に役立てたり、交流を通してコミュニケーション能力を身につけてもらおうと、伊那市教育委員会が開いたものです。 児童は、演劇や歌などを交えながら、活動の成果を発表しました。 このうち、東春近小学校の6年生は、学校で行った「エコお泊り活動」について発表しました。 ガスや電気を使わないため、手作りのかまどで食事を作ったり、2日目の朝食にお湯を入れるだけで作れる五目御飯を食べたということです。 児童は「エコについて学ぶことができ、小学校生活最後の思い出になりました」と発表しました。 長谷小学校の児童は、長谷の歴史を紹介し、「長谷に伝わる孝行猿のように、私たちも長谷の自然や両親、周りの人達へ感謝の気持ちを忘れずにいたい」と発表し、賛歌長谷を歌いました。 この日は、市内15校の児童が発表しました。
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若手農業者が活動内容や意見を発表
上伊那の若手農業者が集い活動内容や意見を発表する「2015アグリフォーラム」が22日、伊那市のJA上伊那本所で開かれました。 フォーラムは、将来を担う若手農業者が意見交換を通して農業に対する意識や技術を高めてもらおうと毎年開かれています。 この日は、上伊那の果樹農家や花卉農家などおよそ70人が集まりました。 南箕輪村で両親と一緒にりんごとブルーベリーの農園を営んでいる菅家美果さんは、子どもから大人まで幅広い世代に楽しんでもらえる農園の運営に努めていると発表しました。 この日は、上伊那の10人が、農業で工夫している取り組みや今後の抱負などを発表しました。
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羽広の歴史がつまった「羽広誌」刊行
伊那市西箕輪羽広の歴史や文化などをまとめた「羽広誌」が、このほど完成しました。 羽広誌は、羽広区に伝わる「羽広の獅子舞」の400年を記念して地元住民で結成した羽広獅子舞四百年祭実行委員会の羽広誌編纂部会が作ったものです。 当初、編纂部会では獅子舞の研究から始めましたが、研究を進める中で羽広区に関する資料が多く出てきたため、羽広誌を発行することにしたということです。 羽広誌は360ページで、歴史や文化の他、編集委員のコラム、年表、歴代の区長など細部までこだわった内容になっています。 編集委員は11人で、資料の収集に3年程かかり、完成までに5年かかったということです。 分かりやすく親しみやすい内容にしようと、写真やグラフを多く使っています。 去年の年末に400部発刊しましたが、1月10日に全て完売したということで、現在は伊那図書館や西箕輪支所などで見ることができます。 21日は羽広公民館で実行委員会の解散式が行われ、全員で乾杯をして5年間の活動を締めくくりました。
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来年度から5年間の第4次広域計画 答申
第4次広域計画策定委員会は、上伊那広域連合や関係市町村の事務処理を円滑に進めていくための指針となる第4次広域計画について答申しました。 21日は策定委員会委員長の上原三知助教らが市役所を訪れ、第4次広域計画について上伊那広域連合の白鳥孝連合長に答申しました。 第4次広域計画は、来年度から5年間の広域的な行政、観光振興、医療、ごみ処理など15項目の今後の方針や施策などを定めています。 今回は、上伊那広域消防本部が4月に発足する事に伴う、消防広域化の項目が追加され、大規模災害への対応、通信指令体制の充実、強化を図るものとなっています。 上原委員長は、「計画を住民にわかり易くする必要がある。専門用語には注釈を付けることや、消防の広域化により住民に不安があるのが現状とし、これまで以上に周知しなくてはいけない」などと話していました。 この第4次広域計画は、2月の広域連合議会に提案されることになっています。
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伊那おやこ劇場 西春近に移転
親子で演劇や音楽などを鑑賞する、伊那おやこ劇場が、活動拠点を伊那市の西春近に移しました。 17日は新しい事務所のお披露目として、紅白もちを投げました。 事務所移転と、今年の6月で創立30周年を迎えることを記念して紅白もちとお菓子投げが行われました。 伊那おやこ劇場は、演劇・音楽・芸能・遊びなどの文化活動を通し、子どもたちの自主性と創造性を育むことを目的に活動しています。 これまでは坂下を拠点に活動してきましたが、老朽化などにより、西春近のwee+omotegiビルに移転しました。 現在は、会員数が80人です。 伊那おやこ劇場の浦野しず子スタッフ長は、「数年前までは多い時で5、600人の会員がいた。当面100人を目指して会員を増やしていきたい」と意気込みを話していました。 伊那おやこ劇場は、辰野町から伊那市に住んでいる人なら誰でも入会できるということです。 今年6月で30周年を迎える伊那おやこ劇場は、5月31日に30周年記念公演を予定しています。
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文科省 学校統廃合指針案 市長はNO
伊那市の白鳥孝市長は、文部科学省が19日に公表した公立小中学校の統廃合に関する指針について、「地方創生と逆をいく考え」と話し、学校の統廃合についてはすぐには行わない考えを示した。 これは21日市役所で開かれた、定例記者会見の中で記者の質問に対し答えたものです。 文部科学省は、今後、少子化で増えるとみられる小規模校のデメリット解消を目的に、60年ぶりに学校の適正規模や配置に関する指針を19日に公表しました。それによりますと、1学年1クラス以下の小中学校は教育上の課題があるとして「統廃合などの速やかな検討」を求めています。 伊那市教育委員会によりますと、今年度、市内で1学年1クラス以下の小学校は8校、中学校は1校あるという事です。