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荒井神社土俵開き 小学生が力強い取組
伊那市の荒井神社の土俵開きが28日行われ、伊那小学校の相撲クラブのメンバーが力強い取り組みを見せていました。 28日は、荒井区や神社の関係者など70人が出席し新たに完成した土俵でのケガなどが無い事を祈り神事が行われました。 神事が終わると、伊那小の児童が模範稽古を行い、力強い取り組みを見せていました。 荒井神社では来月の例大祭で奉納相撲が行われる予定です。
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ジオきゃら大会盛り上げ
ジオパーク全国大会2日目。28日は各地のジオパーク地域内で宣伝活動をしているキャラクターが伊那市の中心市街地をパレードし全国大会を盛り上げました。 中心市街地をパレードするのは、全国各地で地域のジオパークをPRするジオきゃら16体です。 高知県の室戸世界ジオパークのキャラクターで頭が地元の地層の作りをモチーフにしています。 ジオきゃら16体がセントラルパークに集まると会場では集まった人たちが携帯やカメラで撮影をしていました。 中心市街地ではこの他に鹿肉を使った料理や伊那谷の地質図をモチーフにしたTシャツなどの販売するテントが並び、訪れた人達は足を止め買い求めていました。 29日は南アルプスを巡るジ葉オツアーが伊那市や飯田市などで行われます。
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伊那市公式HP 10月からリニューアル
伊那市の公式ホームページが、7年ぶりにリニューアルされ10月1日から公開されます。 伊那市では、だれもが使いやすいホームページにするため、リニューアルを進めてきました。 情報の内容を確認しやすいように、情報のまとまりを縦方向にシンプルに配置し、上下のみに視点を動かすことで情報を探せる「パケットレイアウト」を採用しています。 これにより、タブレット端末や、タッチパネルでの情報検索が簡単に行えるということです。 伊那市では、素晴らしい景観写真やPRコンテンツで市の魅力を発信したいとしています。
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ジオパーク全国大会 はじまる
日本ジオパーク南アルプス大会が今日から始まりました。 期間中、伊那市を主会場にトークセッションやジオツアーなどが行われ、延べ1,600人が参加します。 オープニングセレモニーでは、大鹿歌舞伎保存会が演目を披露しました。 大会では、実行委員長の白鳥孝伊那市長が挨拶しました。 また、新たに日本ジオパークに認定された4つの地域に認定証が手渡されました。 ジオパークは、科学的・文化的に貴重な地質遺産を持つ自然公園です。 日本では現在この4地域を含め、36の地域が認定されている他、17の地域が認定を目指しています。 今年で5回目となるジオパーク全国大会は、ジオパークの魅力や取組を共有することを目的に開かれています。 式典の後、ノンフィクション作家で探検家の角幡唯介さんによる基調講演が行われました。 角幡さんは、新聞社を退職後チベットの未開の地を歩くなど探検家として活動していて、冬には南アルプスでトレーニングを行うこともあるということです。 27日は「山と冒険」と題し、探検家を目指したきっかけや南アルプスに対する思いを話しました。 28日は、商店街を中心にトークセッションや体験イベントが、29日は南アルプスに関係する4市町村を回るジオツアーが予定されています。
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東部中50周年 片岡鶴太郎さんが講演
伊那市の東部中学校の50周年記念式典が27日に行われ、伊那市芸術文化大使の片岡鶴太郎さんが講演しました。 俳優で画家の伊那市芸術文化大使、片岡鶴太郎さんが講演しました。 片岡さんは、講演の中で伊那で採れた柿と栗の絵を全校生徒の前で描きました。 片岡さんは、「日本画は毎回絵具を溶く手間があるが、そういった面倒なことをしっかりやることが大事」と話していました。 東部中学校は昭和39年、1964年に当時の伊那東中学校・美篶中学校・手良中学校・新山中学校が統合し、今年で50年となります。 池口正博校長は、「祖父母に感謝する会や強歩大会など、50年の歴史と共に歩んできた行事を大切に続けていきたい」とあいさつしました。
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東部中にタカトオコヒガンザクラ
伊那市の東部中学校は、東日本大震災被災地の宮城県高砂中学校に贈ったものと同じタカトオコヒガン桜の苗を2本、校門脇に26日植樹しました。 東部中学校の文化祭、すず竹祭の中で、全校生徒が参加して行われました。 今回も高砂中とインターネット回線を結び、お互いの画像でやりとりしました。 今回東部中が植えたのは、高砂中に贈った苗と同じ場所からもってきた6年生のタカトオコヒガンザクラです。 各学年の代表者や来賓が植樹しました。 記念碑の序幕も行われ、輝(ひかり)と虹(かけはし)の文字が現れました。 今回植えた2本の桜の名前で、東部中が考え、高砂中に書いてもらったものを石に刻みました。 東部中は、平成24年11月に2本のタカトオコヒガン桜を高砂中に贈っています。 希望と書いてあかり、未来と書いてみちの名がつけられました。 式の最後には、桜宣言を両校の生徒会長が読み上げました。 桜宣言は、「震災から学んだことを後世に伝えるためにさくらプロジェクトを未来につなげる。復興への「みち」を照らす「あかり」となるように祈り続け、私たちの心の「ひかり」の「かけはし」となることを信じ絆を深めていくことを誓う」と記されています。
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あいこちゃんに心臓移植を
諏訪市の小学1年生、小松愛子ちゃんのアメリカでの心臓移植をめざして活動しているあいこちゃんを救う会は、26日伊那市役所で記者会見を開き、支援と協力を呼びかけました。 26日はあいこちゃんの両親小松勉さん・麻耶さん夫妻と救う会代表の笠原博人さんが、報道機関を通じて支援と協力を訴えました。 諏訪市の小松愛子ちゃんは、今年2月に劇症型心筋炎を発症し、現在信州大学医学部付属病院に入院しています。 心臓移植でしか助かる道はなく、今は、人口心臓で小康状態を保っていますが、脳こうそくなどを引き起こす可能性も高く、一刻も早い移植手術が必要とされています。 国内でのドナーは極めて少なく、海外での移植に頼らざるを得ない状況の中、国内の医師らの協力でアメリカコロンビア大学病院での受け入れが実現しました。 しかし、手術費用は、150万ドル、1億6,000万円、術後の通院費用など含めると2億1,000万円が必要で、救う会では、9月2日から募金活動を始めています。 26日現在、7千189万円が集まっていますが、11月初旬の渡航までにあと1億4,000万円が必要です。 あいこちゃんを救う会は、父勉さんの友人14人で組織していて、募金活動を行っています。 会では、ボランティアスタッフや募金への協力、募金箱を設置してくれる企業や商店などを求めています。
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「南アルプス戸台口」をPRへ看板設置
27日から始まる日本ジオパーク南アルプス大会を前に、南アルプス北部の登山口の呼称「南アルプス 戸台口」をピーアールする看板の設置が25日、行われました。 この日は、長谷地域自治区地域協議会の西村美里会長らが伊那市長谷の戸台口から林道バス営業所までの市道に看板10枚を設置しました。 設置された看板は、縦150センチ、横40センチの大きさです。 夜間でも目立つように、文字には反射材が使われ、風の影響を受けづらいようメッシュ地となっています。 南アルプス北部地区の登山口は昭和40年代までは長谷村の戸台と呼ばれていました。 現在は、仙流荘があるところというあいまいな表現になっていることから、長野県側の登山口として知名度アップを図ろうと市では、呼称を「南アルプス戸台口」とすることを決めました。 伊那市では今後PRグッズなどをつくり、全国へと発信していきたいとしています。
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美和湖周辺の2つの露頭名称発表
27日から始まる日本ジオパーク南アルプス大会のプレイベントとして、美和湖周辺で中央構造線が確認できる2つの新たな露頭の紹介と名称の発表が行われました。 25日は、伊那市長谷の長谷公民館で新たな2つの露頭の紹介と名称の発表が行われました。 イベントには中央構造線について学習し名称を検討してきた長谷中学校の生徒も参加しました。 新たに露頭が確認できるようになったのは、長谷中学校北側と長谷総合グラウンド南側です。 長谷中学校北側は、溝口露頭と同じ状況が東西逆に確認できます。 こちらは「溝口北露頭」と名付けられました。 長谷総合グラウンド南側は、溝口北露頭と対岸にあり、こちらも中央構造線を確認することができます。 こちらは「非持露頭」と名付けられました。 名称は、場所が特定できるものとすること、既存の溝口露頭との統一感があるなどの要件を満たすもの選ばれました。 今日は現地見学会も開かれ、参加者が整備された露頭を見て回りました。 今回、国土交通省の協力があり、土砂が除去され、周辺が整備されたため、露頭がはっきりと確認できるようになりました。 イベントでは、これまでの経過の説明などがありました。
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劇団伊那舞台27日にアトリエ公演
劇団伊那舞台のアトリエ公演が、27日(土)に行われます。 劇団伊那舞台のアトリエは、伊那市通町第一ビルの地下1階にあります。 普段稽古に使っている場所で、今回は、そのアトリエを舞台にして公演を行います。 23日夜も、メンバーが集まり、熱の入った稽古を行っていました。 今回上演するのは、三島由紀夫原作の「真珠」を、伊那舞台の冨田 絵実さんが、脚色したものです。 物語は、真珠の指輪を身に着けた女性の誕生日パーティから始まります。 参加したのは上流階級の4人の女性たち。 しかしパーティで真珠がなくなってしまいます。 真珠を食べてしまったという女性。嫌っている女性に罪を擦り付けようとする女性など、5人それぞれに思惑があり、ストーリーが展開していきます。 劇団伊那舞台の公演「真珠」は、27日(土)に、午前11時、午後3時30分、午後8時からの3回、伊那市通町の第一ビル地下1階で行われます。
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伊那弥生ヶ丘高校 ジオパーク大会にボランティアで参加
伊那市の伊那弥生ヶ丘高校生徒の有志29人は、ジオパーク大会の関連企画、ジオパーク体験教室にボランティアで参加します。 25日、大会を前にジオパークについて学習しようと、伊那市に依頼して講習を受けました。 講師は伊那市世界自然遺産登録推進室の藤井利衣子さんがつとめました。 藤井さんは、伊那市で一番標高の高い山は標高3,047メートルの塩見岳である事、南アルプスと呼ばれる赤石山脈は、プランクトンの化石でできた赤色チャートと呼ばれる岩石が確認できる事がその名前の由来である事、ライチョウが世界で最も南に生息している地域である事などを説明していました。 28日に創造館で開かれるジオパーク体験教室では、アンモナイトの化石を使ったストラップや、石の標本、ジオにちなんだ菓子作りなどが行われます。 ここで生徒は、それぞれのブースで、受付や体験補助などをボランティアで行う事になっています。
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広瀬良臣さん 画業50年記念洋画展
伊那市高遠町の洋画家、広瀬良臣さんは、画業50年の集大成として自身の作品集を出版しました。その出版記念作品展がベルシャイン伊那店で開かれています。 会場には、これまでの受賞作品など46点が展示されています。 広瀬さんは伊那市手良出身の82歳。伊那北高校で美術クラブに所属し、卒業後は信州大学教育学部美術科に進学しました。 教員免許を取得した後は、小中学校の美術教諭をつとめながら制作活動を続け、2009年、77歳の時に日展で初入選しました。 農家に生まれた広瀬さんは、30年以上、身近な道具を描き続けています。 昔ながらの道具を描く事で心の安らぎを表現しているということです。 80歳を過ぎた事を機に自信の集大成となる作品集を出版しました。 広瀬良臣さんの作品集出版記念 洋画展は30日(火)までベルシャイン伊那店で開かれています。
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伊那市移住ツアー 信大生が参加
伊那市へ移住を考える人を対象にした体験ツアーが、23日開かれ、信州大学農学部の学生2人が参加しました。 ツアーは、高遠町の灯籠祭りに合わせて開かれたもので、信州大学の学生2人が参加しました。 ツアーでは、新山のパン屋「パンキエスト」を訪れたほか、鹿嶺高原や高遠町の移住者向けの物件を見学するなどしました。 参加者の一人、信大農学部3年の、幸地 慶さん22歳。両親が沖縄から本州の里山で暮らしたいと考えているということです。 伊那も移住地の候補のひとつになっているということですが、南箕輪キャンパスに在籍していても、住んでいる地元のことを知らないとしてツアーに参加することにしました。 ツアーでは、新山のトンボの楽園に移動し、昼食をとりました。 伊那市では、「信大生にどのように住み続けてもらうかということは、移住プログラムの柱の一つ。チャンスがあれば住み続けたいと考える学生と接点を持っていきたい」と話していました。 伊那市では、移住体験ツアーのほか、東京や、名古屋、大阪で移住セミナーを開いていて、定住促進を行っていくとしています。
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新山にアサギマダラ飛来
伊那市新山の休耕田に、南方から渡りをする珍しい蝶、「アサギマダラ」が飛来しています。 新山和手の70アールの休耕田では、アサギマダラが蜜を吸うフジバカマが植えられています。 フジバカマは、環境省の準絶滅危惧種に指定されていて、アサギマダラを呼ぼうと活動している箕輪町上古田から譲り受けました。 植えたのは新山の住民有志で作る三界山(みつがいさん)登山道整備隊のメンバーです。 6月に植えたフジバカマは花をつけ、10日ほど前にアサギマダラの飛来が確認されました。 アサギマダラは晴天の日に、目にすることができるということです。
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新山小児童 マツタケ狩り体験
伊那市の新山小学校の児童は、学校近くの山で24日マツタケ狩りを体験しました。 山道を登っていくのは、新山小の児童5・6年生8人。 この日はマツタケで生計を立てている藤原儀兵衛さんが地元の山に親しんでもらおうと、子供達を管理する山に招きました。 山に入り10分程登ると、マツタケが群生している場所を見つけました。 子供達は慎重に抜き取り香りを楽しんだり、裂いて口へと運び秋の味覚を味わっていました。 新山小によりますと51本、3・2キロが採れたという事で、採れたマツタケは26日給食で味わうということです。
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集団的自衛権の行使容認不採択を可決
伊那市議会は、国に対して集団的自衛権の行使を容認する閣議決定の撤回を求める請願陳情は、委員長の報告通り、不採択とすることを24日可決しました。 国に対して集団的自衛権の行使を容認する閣議決定の撤回を求める請願と陳情は、18日の市議会総務委員会で不採択となっていました。 この日の定例会最終日に委員長報告と採択が行われ、賛成11、反対9で、委員長の報告通り閣議決定の撤回を求める請願陳情は不採択となりました。 委員長の報告に賛成の議員からは「集団的自衛権の行使の決定は、あくまでも武力行使では無く、日本を守るための、防衛策だ」 反対の議員からは「法律を定めることで、いつでも戦争ができる国になってしまうのではないか」などの意見が出ました。 そのほか、市側から提出された35議案は全て原案通り可決し、閉会しました。
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中アビジネスフェア 質向上へ
上伊那のものづくりをPRする中央アルプスビジネスフェアが来年3月に伊那市の伊那勤労者福祉センター体育館で開かれます。 実行委員会では、今回は質こ向上を進めたい考えです。 24日は、伊那商工会議所会頭で中央アルプスビジネスフェア実行委員会の川上健夫実行委員長らが記者会見を開き概要などを説明しました。 ビジネスフェアは上伊那の産業の情報発信や商談の場にしようと開かれていて今回で4回目です。 今年3月のフェアには、金属加工や電気、電子機器などの製造業を中心に過去最高となる137社が参加し2日間で2,221人の来場者があったということです。 今回、規模は現状を維持して、質を高めたフェアにすることを目指します。 今年は6社だった、特別・個別商談を増やし、商談の成立を倍増させたい考えです。 中央アルプスビジネスフェアは来年3月5日、6日の2日間伊那市の伊那勤労者福祉センター体育館で開かれることになっています。
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小中学生防犯ポスター審査会 10人が特選に
伊那警察署管内の小中学生から募集した防犯ポスターの審査会が12日、伊那警察署で開かれました。 防犯ポスターは、小中学生の防犯意識を高めようと毎年行われています。 対象は、伊那市箕輪町南箕輪村の小学校4年生から6年生と、中学校1年生から3年生です。 今年は去年より38点多い、小学生から316点、中学生から237点の、合わせて553点の応募がありました。 審査会では、警察署員や学校関係者など10人が、1点ずつ構図やメッセージなどを見て審査していました。 審査の結果、小学校4年生の部では、伊那市の美篶小学校4年生の田畑一華さんの作品が特選に選ばれました。 この他にも、9点の作品が特選に選ばれました。 小山満彦署長は「今年は特に特殊詐欺をテーマにした作品が多い。子ども達にも関心を持ってもらい、地域の人と一緒に防犯意識を高めていってもらいたい」と話していました。 なお、特選に選ばれた作品は10月9日に開かれる長野県防犯協会連合会の審査会に出品されるということです。
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藤原式「しろ」増殖法 公開
伊那市新山のマツタケ博士藤原儀兵衛さんはマツタケの発生に欠かせない「しろ」をつくることに成功しその藤原式しろ増殖法を22日公開しました。 マツタケで生計をたてて半世紀の藤原さんは自らの山の一部約20平方メートルで人工的な「しろ」づくりに取り組んできました。 「しろ」はマツタケの菌糸とアカマツの根が一緒になった塊でマツタケは「しろ」に沿って生えていきます。 藤原式しろ増殖法はまず山の表面の「シバ」と呼ばれる松の落ち葉などをかくことから始めます。 こうすることでマツタケが好む固いやせた土を作ります。 そこに張った細い松の根を切るとそこから新しい根が出てきます。 マツタケの胞子は新しい根に付きやすいということでそこに胞子が付き「しろ」ができあがります。 7年前に40ほど根を切ったこの一帯には2年ほど前からマツタケが出始め現在およそ20の「しろ」が確認されマツタケが群生しています。 藤原さんはこの方法を広く知ってもらうことでマツタケの増産につなげていきたいとしています。
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秋の全国交通安全運動 ドライバーに呼びかけ
秋の全国交通安全運動が21日から始まっています。 22日は伊那市役所前に交通指導所が設けられ、ドライバーに安全運転を呼びかけました。 22日は伊那市や伊那市交通安全協会、伊那警察署、佐川急便などからおよそ100人が参加し、ドライバーに安全運転を呼びかけました。 運動の基本は、「子どもと高齢者の交通事故防止」です。 今年の伊那署管内の交通事故の数は291件で、去年の同じ時期に比べて24件減っています。 死亡事故は1件で、去年の同じ時期に比べ3件少なくなっています。 伊那警察署の小山満彦署長は、「今年は高齢者・歩行者が絡む事故や、飲酒運転に関わる事故が多い。住民に事故防止を再認識してもらえるよう取り組んでほしい」と話していました。 秋の全国交通安全運動は30日までとなっています。
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シワクチャーズが台湾公演に向け練習
伊那市の女性合唱団「ザ・シワクチャーズ伊那」は、10月13日(月)に台湾で開かれる台湾公演に向け、熱の入った練習を行っています。 この日は、伊那市のいなっせで本番で披露する「水色のワルツ」など5曲と、合同合唱で歌う2曲の練習を行いました。 シワクチャーズは、上伊那の60歳以上の女性でつくる合唱グループです。 伊那市の名誉市民で作曲家の故・高木東六さんの意志をつごうと、2007年に発足しました。 シワクチャーズとしての海外公演は初めてで、日本からは3団体が参加することになっています。 日本と台湾の交流と平和を祈って行われます。 代表の北沢理光さんは、「高木東六先生の伊那市の風景を描いた「水色のワルツ」をみんなで歌い上げ、長野県、伊那市がどのような場所か伝われば嬉しい」と話していました。 ザ・シワクチャーズ伊那の台湾公演は10月13日(月)に台湾の高雄市で開かれます。
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旧井澤家住宅で野点の茶会
伊那市西町の旧井澤家住宅で21日野点の茶会が開かれ、多くの人でにぎわいました。 表千家福澤登美子さんと門下生によるお点前です。 訪れた人たちは、住宅前の柿の木の下でお茶を楽しみました。 抹茶茶わんは、展示会をしている浦野真吾さんの高遠焼きです。 伊那部宿を考える会の中村國義会長は、「2度3度と足を運んでもらえるようこれからもイベントを続けていきたい」と話していました。
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減塩料理コンテスト
減塩料理をテーマにしたコンテストが21日伊那市で行われました。 コンテストには、レシピ審査を通過した上位4人が参加しました。 伊那市中央の有賀喜志子さん。 坊ちゃんカボチャの肉詰めを作ります。 生姜や大葉の香りで塩分を減らします。 伊那市中央の奥村憲さん。 料理歴20年以上の腕を生かし、震災被災地から取り寄せた昆布を使います。 伊那市手良の登内美貴子さん。 味噌をのせて蒸すことで、ササミに香りをなじませます。 伊那市西町の平澤貞恵さん。 生野菜を酢で味付けします。 だれでも簡単にでき、彩も豊かな点がポイントです。 調理スタートから約1時間。 それぞれの料理が完成しました。 有賀さんの坊ちゃんカボチャの肉詰め。 奥村さんの昆布、野菜の豚肉巻きと切干し大根のうま煮。 登内さんのササミのホイル蒸し。 平澤さんの彩り酢の物。 審査員が、減塩や食事バランス、普及性などを審査しました。 審査の結果、最優秀賞には、有賀喜志子さんの坊ちゃんカボチャの肉詰めが選ばれました。 この減塩料理コンテストは、生活習慣病予防対策として、伊那市食育推進会議が行っています。 伊那市では、1人1日あたりの食塩摂取量を10グラム以下にする目標をたてています。 今回のレシピは、市のホームページや地区の料理講習会などで活用されるということです。
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古道 秋葉街道の歴史や文化を学ぶ
信州伊那アルプス街道推進協議会は20日、南アルプス麓の古道、秋葉街道を散策するウォーキングイベントを行いました。 日本ジオパーク全国大会の関連企画として、ジオに関する魅力の発見や、「信仰の道」としての文化、歴史を学ぶものです。 秋葉街道は、諏訪市から火伏せの神社として知られる、静岡県の秋葉神社まで繋がる古道で、この日は長谷地域のおよそ5キロを歩きました。 イベントには、およそ50人が参加し、秋葉街道ガイドの高坂英雄さんが案内役をつとめました。 尾田屋石仏群では、石仏の由来や意味などを説明していました。 高坂さんは、「石仏は、秋葉権現、金毘羅権現、富士参詣供養塔などで、庚申と書かれたものは定期的に建て替えられたものです」などと話していました。 また、石仏にどのような文字が刻まれているかわからないときは、「片栗粉をすり込むと読みやすい。その後は水で洗い流すこと」と事務局の矢島信之さんが説明していました。 信州伊那アルプス街道推進協議会では、「今後も地域の歴史にふれるような散策などのイベントを行っていきたい」と話していました。
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上伊那の多くの小学校で運動会
上伊那の多くの小学校で20日、運動会が行われました。 このうち伊那市の西春近北小学校では、赤組、白組にわかれ様々な種目で得点を競っていました。 子供たちは、保護者達の声援をうけながら元気に体を動かしていました。
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高遠寒ざらしそば 初提供
江戸時代、高遠藩から将軍家に献上されていたとされる「寒ざらしそば」が20日から4日間限定で伊那市高遠町のそば店で提供されています。 旧高遠町時代に、商品化を目指す動きがありましたが途絶えてしまい、3年前から高遠そば組合が復活を目指し活動してきました。 寒ざらしそばは、大寒の頃、殻のついたままのそばの実を冷たい水や清流に浸します。 立春に水から引き揚げ寒風にさらして乾燥させてからそば粉にする手打ちそばで、あくが取れて甘みが増すといわれています。 江戸時代にそばの実を保存するために始まった技法とされています。 20日から23日まで高遠町のそば店、華留運、ますや、壱刻の3店で「寒ざらしそば」が提供されています。 各店限定100食で、値段は1人前1000円です。 壱刻では昼時になると観光客らが訪れ、多くの人が寒ざらしそばを注文していました。 高遠そば組合では、今後も寒ざらしそばの研究をさらに進めていきたいとしています。 寒ざらしそばは、23日まで町内3つのそば店で味わえます。
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書家 池上信子さん作品展
伊那市日影の書家、池上信子さんの作品展が、伊那市荒井のコミュニティー・カフェ・セジュールで開かれています。 作品展には、俳人井上井月の句を書いた短冊や、かるたなど、およそ20点が展示されています。 作品は、池上さんが井月の句の中から選び、筆で流れるような書体で書いています。 池上さんは「最近は書くだけでなく、句の意味を理解し、その句にあった書き方を心がけている」と話していました。 23日(火)には、来場者のお気に入りの句をその場で揮毫してくれるイベントが開かれることになっています。 池上信子さんの作品展は、25日(木)まで、伊那市荒井のコミュニティー・カフェ・セジュールで開かれています。
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ドイツ在住 加藤夫妻の作品展
ドイツ在住で彫刻家の加藤邦彦さんと、画家の妻、温子さん夫妻の、「ふたつの世界」の作品展が20日から、信州高遠美術館で開かれています。 オープニングセレモニーには加藤さん夫妻を初め、関係者およそ100人が集まりました。 二人は共に、愛知県出身で愛知県立芸術大学卒業後、1976年にドイツに移住し、自然をテーマに作品を制作しています。 2009年には、二人揃って外務大臣表彰を受賞し、国内外で活躍しています。 彫刻家の邦彦さんは石彫と木彫を専門としていて、「生き物」などの立体作品を制作。 画家の温子さんは、自然界の様々な形を絵画にしています。 会場には、高さ2mを超える大きな木彫作品や壁に掛ける石版画など123点が並んでいます。 作品展「ふたつの世界」には、二人の世界観と、日本とドイツの文化の繋がりを表現したいの思いが込められているということです。 セレモニーで松田泰俊伊那市教育委員長は「日本とドイツの架け橋となる二人の作品展を、伊那市で開くことができて嬉しい」と感謝していました。 加藤邦彦さんと、温子さんの作品展「ふたつの世界」は、10月29日まで、信州高遠美術館で開かれています。
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本の町に 高遠ブックフェス
本を使った観光イベント「高遠ブックフェスティバル」が20日から伊那市高遠町で始まりました。 これは、地元住民でつくる本の町高遠プロジェクトが高遠を本の街にしようと、毎年開催しています。 中心商店街にある旧北条ストアーでは、古本市が開かれ、文学や哲学など様々なジャンルの本、およそ5000点が並べられ、訪れた人たちは品定めをしながら買い求めていました。 また、中心商店街の20店舗では、本棚が置かれ、誰でも手に本を取って読んだり買ったりすることができます。 プロジェクトでは、これまで売り上げを義援金として被災地へ贈っていましたが、今年は、本を購入し贈るということです。 高遠ブックフェスティバルは23日まで行われることになっていて、期間中に音楽とコラボしたイベントなどを予定しています。
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狐島区の史跡 散歩コースで結ぶ
伊那市の狐島区は、区内にある史跡を盛り込んだ散策コースをパンフレットにしました。 パンフレットは上空からの写真や区内4か所の史跡の案内、それを結ぶ散策コースが紹介されています。 市の地域づくり活動支援金を活用しました。 史跡を結ぶ道路には愛称がつけられ、散策コースは2つのルートが設定されています。 北原正義区長は「若い人にも活用してもらい地域を再発見するきっかけにしてほしい」と話しています。 狐島区では、これから道路標識などを設置し、28日に案内看板の序幕式を行うことにしています。