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スポーツ少年団が座禅を体験
伊那市内のスポーツ少年団4団体が31日伊那市西町の長桂寺で座禅を体験しました。
31日は市内のスポーツ少年団4団体の子どもと保護者70人ほどが参加しました。
座禅体験は、伊那ライオンズクラブが子どもたちの健全な育成につなげようと毎年行っているもので、今年で25年目です。
内藤英昭住職から座禅の指導をうけました。
子どもたちは、指導を聞いて静かに座禅を組んでいました。
内藤住職は、「座禅することで、心を落ち着け、整えることができる。この体験をこれからの生活やスポーツに生かしてほしい」と話していました。
座禅の後、全員でおかゆを食べました。
ある子どもは、「足がしびれたけれど心が落ち着くかんじがしてよかった」と話していました。 -
長桂寺で枝垂桜が開花
伊那市西町の長桂寺では、枝垂桜が咲き始めています。
長桂寺の境内には、3本の桜の木があり、そのうち一本の枝垂桜が28日に開花しました。
長桂寺では、桜のライトアップを4月1日から行います。
時間は午後6時頃から午後10時頃までです。
長桂寺によりますと、桜は二週間ほどは楽しめそうだということです。 -
女王蜂を会員に配布
伊那谷伝統のハチ追いを楽しむ伊那市地蜂愛好会の総会が31日市内で開かれ、恒例となっている女王蜂の配布が行われました。
愛好会前会長の小木曽大吉さんが、去年西箕輪のハチの小屋で取り込み、土の中で自然に越冬させた女王蜂です。
総会には、会員50人が出席し、1人60匹ずつを受け取りました。
小木曾さんによりますと、今年の越冬は、湿度や温度管理がうまくいったため、元気な女王蜂が配布できたということです。
会員たちは、4月中旬にこの女王蜂を自分のテリトリーとしている山などにはなし、6月末ごろからのはち追いにつなげます。
愛好会によりますと、昨シーズンは暑さのためか、えさが少なくはちにとっては厳しい年で、自然界に生息する女王蜂も少なくなっていると見ています。
ただ、雪が多い年は、ハチも良いというはなしもあり、会員たちは、今シーズンに期待しています。
この日は、役員の改選もあり、新しい会長に南箕輪村の田中耕一さんが選ばれました。 -
カイコの繭を使ったクラフト展
カイコの繭を使ったクラフト展が27日から伊那市のかんてんぱぱホールで始まりました。
会場には繭を使ったクラフト作品32点が展示されています。
作品の花びらなどは一枚一枚繭をはがしてつくられていて、1つの繭から7層ほどとることができます。
この作品は、ひも状に切った繭を針金に巻きつけて作られています。
針金の長さは3,000メートルで、繭は300個ほどが使われているということです。
制作しているのは駒ヶ根市在住の西村良子さんです。
西村さんは6年前、駒ヶ根市にある駒ヶ根シルクミュージアムで繭クラフト指導員になったことをきっかけに、作品を作り始めました。
今回は、作品を発表しようと初めて個展を開きました。
このまゆを使ったクラフト作品展は4月2日火曜日までかんてんぱぱホールで開かれています。 -
各地で開花の知らせ 花見ムード高まる
このところの暖かい陽気で、各地で桜の開花が例年よりも早まっています。
伊那市の伊那公園では、コヒガンザクラが、30日に開花しました。
公園西側にはコヒガンザクラおよそ60本が植えられていて、そのうちの何本かが、今日開花しました。
伊那公園桜愛護会によりますと、公園内に植えられた400本以上の桜の中で、コヒガンザクラは毎年早く開花するということですが、3月中に咲くのは珍しいということです。
横森孝心会長は「早く咲くときはあるが、3月中の開花は記憶にない」と話していました。
この日は愛護会のメンバーが、4月5日から始まる桜まつりに向けてぼんぼりの設置作業を行っていました。
今年は、協賛のあった企業や個人の名前入りのぼんぼりおよそ400基を設置しました。
5日にあかりが灯され、8日には伊那節まつり、14日には観桜会が開かれる予定です。
横森会長は「いろんなイベントがあるので、ぜひ足を運んでもらいたい」と話していました。
伊那公園の桜は、8日頃から見頃を迎え、14日頃満開になりそうです。 -
映画パンフレットを無料配布
去年12月に、30年間続いた活動を休止した「伊那シネマクラブ」は、資料として使っていた映画のパンフレットを30日、無料で配布しました。
この日はいなっせで無料配布が行われ、1970年代から去年までの映画、およそ500作品のパンフレット、600冊が並びました。
伊那シネマクラブは、1982年に上伊那地域の愛好家で発足。会員が希望する映画を伊那旭座で上映し鑑賞してきました。
多い時には300人以上の会員がいましたが、昨年末には100人まで減少し、会の運営が難しくなってきたことから解散しました。
映画の好きな人達に持っていてもらおうと、今回、保管していたパンフレットを無料で配布したものです。
会場には、今回の無料配布の実施を知った映画ファンが朝から訪れ、古いパンフレットを手にとって懐かしんでいました。
ある男性は「見ていない映画のパンフレットがたくさんあって面白い。無料でもらえるのはとてもありがたい」と話していました。
シネマクラブの元会員は「地元の映画が好きな人達に持っていてもらうのが、パンフレットにとっても一番良い」と話していました。 -
耕作放棄地 大規模再生
伊那市東春近田原上段の耕作放棄地再生事業がこのほど完了し30日、竣工式が行われました。
この日は現地で記念碑の除幕式が行われ、関係者が竣工を祝いました。
田原上段の耕作放棄地は、養蚕が盛んだった頃、主に桑畑として活用されていました。
養蚕の衰退とともに桑の需要がなくなり、30年以上もの間荒れた状態のまま放置されていました。
農事組合法人田原では、地域の農業振興の課題となっていたこの土地の再生事業に、平成22年度から取り組み、2年間かけておよそ16ヘクタールの土地を畑として再生しました。
総事業費はおよそ6千900万円、そのうち3千500万円は国の耕作放棄地再生利用緊急対策交付金を使いました。
また、土地の造成や樹木の伐採、下草刈りなどのほとんどの作業を田原区民が行ってきました。
農地70区画を造成したほか、住宅地となっている下段への土砂流出を防ぐため、沈砂地と呼ばれる池も造られています。
伊東由和委員長は「耕作放棄地の再生が完了し感無量。後世にも残していける素晴らしい農地になった」と話していました。
伊那市内にはおよそ300ヘクタールの耕作放棄地があり、伊那市では、田原の取り組みをモデルとして再生事業を進めていきたいとしています。
伊那市の塚元重光農林部長は「この取り組みを見本に、地域でも耕作放棄地を再生していけるということを知ってもらい、伊那市の耕作放棄地をなくしていけたら」と話していました。
田原上段の農地では今後、白ネギを主力として、ブロッコリーやトウモロコシ、小麦の生産を行っていくということです。 -
飯田線シミュレータ運転会
去年まで飯田線で運行されていた119系の電車の運転体験ができる飯田線シミュレータの運転会が30日伊那市の創造館で開かれました。
30日の運転会では、抽選で当選した9人がJR飯田線の飯島駅から駒ケ根駅までの運転を疑似体験しました。
飯田線シミュレータは、去年3月まで走っていた119系電車の運転を疑似体験することができます。
画面には1995年頃の飯田線沿線の風景が3Dで再現されています。
シミュレータを制作したのは大阪府出身の岡村昭太郎さんです。
岡村さんは、飯田線の雰囲気を可能な限り再現しようと2008年から制作を始めました。
沿線の写真をもとに風景をひとつひとつ3Dにおこし、現在飯島町の七久保駅から駒ケ根駅までが完成しています。
飯田線シミュレータ運転会は今月末まで開かれている企画展「飯田線マニアックス」の一環として開かれたものです。
参加者は、岡村さんのアドバイスを聞きながら真剣な様子で運転していました。
運転会は明日も創造館で開かれます。
運転体験の応募は終了していますが、見学は可能です。 -
青野恭典さん春をテーマに写真展「春風花音」
山岳写真家、青野恭典さんの春をテーマにした写真展が、28日から、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで始まりました。
菜の花に、レンゲソウ、タンポポやモモの花に、サクラ-
「春風花音(しゅんぷうかのん)」と名付けられた今回の写真展は、春に咲く色とりどりの花のある風景などを写した写真55点が展示されています。
現在75歳の青野さんは、1年の3分の1は各地に撮影に出かけているということで、伊那谷の桜は特に素晴らしいと話します。
青野恭典さんの写真展「春風花音」は、6月30日まで、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
思い様々 退職者辞令交付式
年度末を迎え、各市町村などでは、31日付で退職する職員に辞令が交付されました。
このうち伊那市では、辞令交付式が29日行われ、20年以上勤めた19人に人事通知書と感謝状の他、白鳥孝市長が撮りためた市内の風景の絵ハガキが1人ひとりに手渡されました。
退職者の内訳は、定年退職が13人、早期退職が6人となっています。
白鳥市長は「権兵衛トンネルの開通や市町村合併で新伊那市が誕生するなど時代が大きく変わる中活躍されてきた。地域に戻っても市民として応援してほしい」と感謝していました。
退職者を代表して市民生活部の守屋和俊部長は「今後は別の場所から伊那市を見つめ、地域の為に役立ちたい」と挨拶しました。
なお、箕輪町では12人が、南箕輪村では3人が退職となっています。 -
ミニバス全国大会 決勝T進出ならず
ミニバスケットボールの全国大会に出場している伊那市の伊那ダイヤモンドツインズの女子チームは、29日山梨代表に敗れ、決勝トーナメント進出はなりませんでした。
黒のユニホームの伊那は、予選2試合目、山梨代表と対戦しました。
伊那はゲーム序盤、連続ゴールを決め流れをつかみましたが、地力に勝る山梨が、シュートやフリースローなど着実に点を重ね、第1クォーターに逆転すると、その後は、山梨がゲームを支配しました。
試合の結果、伊那は27対53で敗れ、予選リーグ1勝1敗となり、決勝トーナメント進出はなりませんでした。 -
NECラ社損害賠償 住民訴訟に棄却判決
平成22年にNECライティング伊那工場が閉鎖したことに伴い、伊那市が支払った補助金などが無駄になったとして、伊那市民らが伊那市を相手取り、補助金返還などを請求するよう求めていた住民訴訟の判決で、長野地方裁判所は29日、この訴えを棄却する判決を言い渡しました。
住民訴訟は東京に本社を置くNECライティングの伊那工場閉鎖により、伊那市が支払った補助金と用地整備費用などが無駄になったとして市民らがその返還と損害賠償を市がNECライティング側に請求するよう求めていたものです。
市民らはNECライティングにおよそ5億5千万円の支払いを命じるよう伊那市に求めていたほか、当時の市長小坂樫男さんと今の市長で当時副市長だった白鳥孝さんに対し損害賠償を支払うよう求めていました。
市側はこれに対しNECライティングと伊那市、または土地開発公社の間で売買契約書を締結した事実はなく、さらに契約は土地開発公社との間で想定されていたもので、市に損害賠償を請求する権利はないなどと主張していました。
長野地方裁判所の山本剛史裁判長は、原告らの請求には正当な理由がないなどとして棄却。小坂さんに対しては、時効だとして却下を言い渡し原告側の主張を退けました。
この問題を巡ってはNECライティングが伊那市との間に債権債務がないことを確認することを条件に解決金を支払うこととする民事調停案が去年、長野地方裁判所から出されていました。
伊那市議会でこの調停案が賛成16反対3の賛成多数で可決され去年解決金が支払われています。
今回の裁判で、この議会の可決が司法判断にどのような影響を与えるかが注目されていました。
原告側市民代表の市川富士雄さんは「2年間に渡って原告の皆さんと一緒に戦って参りましたけれども法律の制約の中で棄却されたという点では非常に悔しく残念。この戦いを通じて土地の無駄買いだとかあるいは無駄使いだと指摘されるような市政が改善されることを期待したい。」と話していました。
一方、今回の判決について伊那市の白鳥市長は「判決は伊那市の主張を全面的に認めているということで満足している。企業誘致にかける伊那市のイメージは失墜したが今回の全面勝訴の判決を受けて、職員共々一生懸命、企業誘致に取り組んでいきたい。」とコメントしています。
原告団は、4月8日に伊那市内で報告会を開き、控訴するかどうか決めることにしています。 -
小松養蜂園 障害者就労センター4施設にいちご贈る
伊那市御園の小松養蜂園は、市内の障害者就労センター4施設に、いちご143パックをプレゼントしました。
29日は、小松養蜂園の小松実治さんが障害者社会就労センターゆめわーくを訪れました。
小松さんは、20年ほど前から毎年いちごをプレゼントしています。
養蜂に使う巣箱の製作をゆめわーくに依頼していて、日頃の感謝の気持ちとして1人1パックいちごをプレゼントしました。
小松さんは「毎日楽しく過ごすことが大切です。家族と一緒食べてください」と話していました。
ゆめわーくの石川美佐子施設長は「みんな毎年楽しみにしています。ありがたいです」と感謝していました。 -
伊那ダイヤンモンドツインズ 全国1勝
全国ミニバスケットボール大会に長野県女子代表として出場している伊那ダイヤモンドツインズは、予選リーグ初戦、北海道代表と戦い延長戦のすえ勝ちました。
長野県の女子チームが全国で勝つのは、2008年以来5年ぶりとなります。
大会は、東京の国立代々木体育館を会場に28日開幕し、30日まで47都道府県代表、男女合わせて96チームが日本一をめざし戦います。
伊那ダイヤモンドツインズは、去年4月に伊那市内のミニバスの2チームが統合し誕生したチームで、創部1年目にして全国大会への出場を果たしました。
伊那は、開会式直後に行われた、予選第一試合で、北海道代表チームと対戦しました。
試合は高さに勝る黒のユニホームの北海道がミドルシュートで得点すると、白のユニホームの伊那は外からのシュートを決め、前半終了時点で伊那が14点、北海道が12点と互角の戦いとなりました。
後半に入っても互いに譲らず、第4クォーター終了時点で28対28の同点で決着がつかず3分間の延長戦となりました。
延長戦では、伊那の12番久保村法子がミドルシュートを決め先行すると、すぐに北海道もシュートを決め、もつれる試合展開となりした。
最後は伊那の8番竹内明日香がフリースローを2本決め、これが決勝点となり勝ちました。
29日は伊那市のチームとしては12年ぶりとなる決勝トーナメント進出をかけ、山梨県代表チームと対戦します。 -
高遠城址の桜の枝 折られる
伊那市の高遠城址公園の桜の枝が何者かに折られたり、切り取られたりしていることが分かりました。
折られた枝は、開花を目前に控えたものでした。
28日は、桜守の稲辺謙次郎さんが、折られた枝の修復作業を行っていました。
枝が折られたのは、南ゲートです。4箇所ほど、手の届く場所の枝が折られています。
26日に折られていることが分かり、28日、補修が行われました。
桜は、折られた場所から腐敗が始まり、桜全体を弱らせてしまうということで、稲辺さんは、防腐と殺菌の溶液を、枝に塗りつけていました。
また、三の丸のグラウンド駐車場では枝が切られました。
25日に、枝を切られていることが分かりました。
何者かが、刃物を用意して、切り取っていったものと思われます。
稲辺さんが高遠城址公園で桜守を始めて15年たちますが、このようなことは今回が初めてだということです。 -
信州大学繊維学部の学生「軍手ィ」を伊那市の新1年生にプレゼント
信州大学繊維学部の学生有志は、自分たちでデザインした手袋「軍手ィ(グンティー)」を、28日伊那市に届けました。
手袋は、この春小学校に入学する新1年生全員に贈られます。
「軍手ィ」と名付けられた、学生が製作した手袋です。
28日は、信大繊維学部の3人が伊那市役所を訪れ、久保村清一教育長に、軍手ィ700セットを届けました。
学生有志でつくる「ハナサカ軍手ィプロジェクト」は、商店街の活性化などを目的に、大学キャンパスのある上田市を拠点に活動しています。
軍ティを小学生にプレゼントする取組は4年目で、伊那市に贈るのは今回が初めてです。
去年11月からタウンステーション伊那まちのほか、県内の店舗で軍ティを販売し、その売り上げで、新1年生用の軍手ィを製作しました。
この日、届けられた軍手ィは、伊那市内の小学校にこの春入学する子供たち全員に贈られます。 -
株式会社南信美装伊那がたかずやの里に寄付
伊那市東春近の総合ビルメンテナンス会社 株式会社南信美装伊那は富県の児童養護施設たかずやの里の移転新築に役立ててもらおうと現金30万円を寄付しました。
27日は、株式会社南信美装伊那の吉澤文男社長らが伊那市役所を訪れ、上伊那広域連合の白鳥孝連合長に寄付金を手渡しました。
南信美装伊那は、たかずやの里出身の従業員がいることなどから平成25年度の創業30周年を前に30万円を寄付することにしました。
白鳥市長は「寄付をしていただきありがたい」と感謝していました。
たかずやの里に寄せられた寄付は、28日現在で576件、およそ3,100万円となっています。 -
上伊那市町村教育委員会連絡協議会 たかずや整備費寄付
上伊那8市町村の教育委員会などでつくる上伊那市町村教育委員会連絡協議会は、たかずやの里の整備費用として22万4,150円を寄付しました。
22日は、連絡協議会の松田泰俊会長ら3人が、市役所を訪れました。
連絡協議会は現在45人で構成していて、寄付金は松田会長らが会員に呼び掛け集まったものです。
松田会長は「委員全員が快く協力してくれた。たかずやの里の支援ができたことをありがたく思う」と話していました。
白鳥孝広域連合長は「子どもからお年寄りまで支援の輪が広がり、当初は考えていなかった交流施設の建設も夢ではなくなってきた」と、感謝していました。
これまでにたかずやの里の整備に寄せられた寄付は、およそ3千百万円となっています。 -
羽場裕一さん伊那市芸術文化大使に
舞台やドラマなどで活躍している伊那市出身の俳優、羽場裕一さんが、伊那市芸術文化大使に任命されました。
27日は、伊那市役所で委嘱式が行われ白鳥孝伊那市長から委嘱状が手わたされました。
羽場さんは伊那市美篶中県区出身の51歳。
高遠高校在学中に演劇部に所属、卒業後は東京にある「劇団夢の遊民社」に入り俳優となり、舞台や映画など多くの作品に出演しています。
現在は横浜市在住で、7月からは東京の新国立劇場で行われる舞台への出演が決まっているという事です。
羽場さんは、「役者は顔が名刺と教えられてきたが、今回頂いた名刺の重みに負けないよう、伊那をPRし、役者としてもしっかりやっていきたい」と話していました。
伊那市特命大使には、これまでに、子どもタレントの鈴木福君や脚本家で映画監督の三谷幸喜さん等が任命されていて、羽場さんで10人目となります。 -
桜の開花予想 高遠城址公園5日
日本気象協会は、今年の高遠城址公園の桜の開花予想日を4月5日と発表しました。
これは、27日発表された第6回目の開花予想によるものです。
これによりますと、今年の高遠城址公園の桜の開花は、平年より7日早く、昨年より11日早い4月5日と予想していて、満開は10日と予想しています。
5回目の予想では4月6日の開花を予想していたことから、1日早まっています。
3月の暖かさの影響で生長が進み、開花が早まる見込みだということです。 -
自主制作番組の向上へ 番組審議委員会
伊那ケーブルテレビジョンの自主制作番組などについて意見を聞く番組審議委員会が27日開かれました。
番組審議委員会は、番組内容の適正化や充実を図ろうと行われたもので、放送エリア内の伊那市、箕輪町、南箕輪村などから7人が出席しました。
委員会では東日本大震災を扱った特別番組について意見が交わされました。
委員からは、「2時間は長いので、分割して放送したらどうか」「登場した人たちが今後どうなっていくのか今後も追跡取材をしてほしい」といった意見が出されていました。
向山公人社長は、「情報を早く正しく伝えていけるよう取り組んできた。ご覧になる方のニーズに合わせて情報を提供していきたい」と話していました。 -
すずたけで防災訓練
伊那市の老人保健施設すずたけで27日、火災を想定した防災訓練が行われました。
すずたけでは、毎年2回、火災や地震などの災害を想定した避難訓練を実施しています。
今回は、夜間に2階の一室から火が出たとの想定で訓練が行われました。
当直役の職員は、部屋から火が出ているのを見つけるとすぐに、非常ベルのボタンを押し、消防署に連絡をとっていまいた。
別の職員は、入所者があわてないように声をかけながら、外へと避難させていました。
すずたけによりますと、今回の訓練では火災発生から10分程で、入所者40人、職員20人が避難できたという事です。
訓練の後、消防署の職員が「廊下に物があると、避難する時のリスクになる。廊下にはなるべく物は置かないようにしてください」とアドバイスしていました。
すずたけでは、「ワンパターンにならないよう、突発的な事態などを取り入れた訓練を実施し、いざという時に備えていきたい」と話していました。 -
伊那中央病院 4億円の黒字見込む
伊那中央病院の今年度の収支はおよそ4億円の黒字を見込んでいて、4年連続の黒字となる見通しです。
伊那中央行政組合議会3月定例会が26日、伊那市役所で開かれ、今年度の伊那中央病院事業会計の補正予算案が提出され可決されました。
補正後の予算額では、入院や外来の収益など病院の事業収益はおよそ108億5千万円、それに対し人件費や材料費などの事業費用はおよそ104億5千万円となり、純利益はおよそ4億円と見込んでいます。
今議会では他に、総額16億8千万円の来年度の一般会計当初予算案や、今年10月から診療を始める歯科口腔外科の新設に伴う条例の改正案など5議案が可決されました。 -
伊那市高遠町ファミリーホーム開設
虐待や育児放棄など親と一緒に暮らせない子供たちを受け入れるファミリーホームが、来月1日に県内で初めて伊那市高遠町に開所します。
ファミリーホームを運営するのは伊那市高遠町の宇津孝子さんです。
宇津さんは、不登校の子どもたちを受け入れているフリーキッズビレッジの理事長を務めています。
ファミリーホームは里親として子どもを預かり家庭的な環境で養育するものです。
里親として子どもを受け入れる宇津さんは、開所に向け準備を進めています。
自宅の一部を改装し、新たにファミリーホーム用の玄関や炊事場を作った他、屋外には風呂場をつくりました。
これらは国の補助金800万円を活用しています。
2歳児、中学2年生、高校1年生の3人を受けいれることが決まっていて、宇津さんは里親として子供たちのメンタルケアなどにあたります。
ファミリーホームは来月1日に開所することになっていて後3人を受け入れられるということです。 -
「絵島 ~美しき流人 大奥から高遠へ~」特別展開幕
伊那市高遠町歴史博物館の特別展「絵島 縲恃・オき流人 大奥から高遠へ縲怐vが、23日から始まりました。
この日は、オープニング式典が歴史博物館で行われ、関係者らが特別展の開幕を祝いました。
式典で、絵島にゆかりのある蓮華寺の長谷川湛道住職は「絵島には人を引き寄せる魅力がある。多くの人に絵島について知ってもらいたい」と挨拶しました。
絵島は江戸時代の大奥の女中で、幕府の権力抗争の中、絵島生島事件の罪人として高遠に幽閉されました。
今回、絵島が長く過ごした高遠の地での生活について知ってもらおうと、実際に絵島が使った道具なども展示されています。
特に絵島が身につけていたとされる夜具は、今回初めて展示されました。
白鳥孝市長は「実際に使ったものもありとてもおもしろい。絵島生島事件で有名な絵島だが、高遠での生活も多くの人に知ってもらいたい」と話していました。
北原紀孝館長は「美術館を見てから高遠町内の歌碑などを尋ねればさらに面白いと思う。多くの人に見に来てもらいたい」と話していました。
特別展「絵島 縲恃・オき流人 大奥から高遠へ縲怐vは高遠町歴史博物館で6月23日まで開かれています。
入場料は一般が400円、小中学生が200円となっています。 -
伊那中央病院が看護師向け就職説明会
伊那市の伊那中央病院は看護師向けの就職説明会を25日開きました。
説明会には11人が参加しました。
説明会は秋に開催予定の採用試験に向け、春休み中の学生を対象に行ったものです。
伊那中央病院では、4月から正規378人、臨時90人、助手63人の合わせて531人が看護職として働くことになっています。
去年よりも56人多くなっています。
このうち4月から採用されるのは25人で、10月の救命救急センター利用開始に向け、例年より多めに採用したということです。
伊那中央病院では、秋の採用試験に向け、随時説明会を開く予定です。 -
富県小4年生が水路脇に不法投棄防止看板設置
伊那市の富県小学校の4年生は総合学習のまとめとして、ごみの不法投棄防止を呼び掛ける看板を学校近くの水路脇に26日設置しました。
26日は、4年生19人と学習を手伝ってもらっている春富土地改良区の組合員らが作業を行い、富県地区の水路脇6か所に看板を設置しました。
富県小4年生は、総合学習の時間に地域の水路の歴史などを学んできました。
その中で、水路への不法投棄があることを知った児童は、地域の人の役に立ちたいと看板を制作し、設置することにしました。
看板は、4年生が卒業するまでの2年間設置されるということです。 -
伊那消防組合 消防広域化負担割合など了承
伊那消防組合全員協議会で上伊那消防広域化協議会が提案した消防広域化に関する8市町村の負担割合などが了承されました。
25日は伊那市役所で伊那消防組合全員協議会が開かれ、広域消防本部庁舎の建設費用や運営費用の負担割合、広域化後の本部の位置などが了承されました。
5日に開かれた全員協議会で提案事項の報告があり、構成する各市町村の議会に持ち帰り了承されたことが25日に報告されました。
なお提案事項については、伊南行政組合ですでに了承されています。
消防広域化の負担割合などは4月10日に開かれる上伊那消防広域化協議会で協議し、正式に決定する予定です。 -
株式会社ケフィア事業振興会が伊那市で太陽光発電事業
東京に本社を置く株式会社ケフィア事業振興会は伊那市東春近の東原工業団地で太陽光発電事業を始めます。
25日はケフィア事業振興会が伊那市役所で会見を開き、事業の概要を説明しました。
ケフィアは下伊那地域で消費者へ直接農作物を販売する事業を行っていて今回新たに太陽光発電事業に参入します。
施設は伊那市東春近の東原工業団地につくるもので、敷地およそ1万2,000平方メートルに太陽光パネル3,500枚を設置します。
敷地は3月1日に伊那市土地開発公社と売買契約を結びおよそ9400万円で取得しています。
発電量は840キロワットでおよそ250世帯分の電力を賄います。
ケフィアは南信地域14か所で発電事業を展開する計画で伊那市では高遠町上山田など3か所を予定しています。
年間1億6,000万円の収益を見込んでいておよそ10年で投資分を回収する計画です。 -
新山保育園 再開目指し説明会
平成21年度から休園となっている伊那市の新山保育園について考える会は、保育園再開を目指す地域の保護者を対象にした説明会を24日、開きました。
説明会は、乳幼児を持つ親を対象に開かれ、12世帯およそ20人が参加しました。
新山保育園は、平成21年度から休園中で、平成28年度までに再開しないと廃園となります。
再開には、定員の半分の20人の園児が必要です。
24日は、再開までの流れや現状を説明しました。
保護者からは「再開後、1人でも足りなくなったら再び休園ということもありうるのか」「再開となった場合、トイレなどの設備は改修してもらえるのか」などの声があがっていました。
新山保育園・小学校を考える会によりますと、平成25年度の新山地区の6歳以下の数は、6歳5歳共に2人ずつ、4歳が3人と合わせて7人です。
しかし、3歳以下は3歳が7人、2歳が6人、1歳が8人と増加傾向にあるということです。
会では、廃園決定の期限となる来年秋までの1年半、再開に全力を注ぐと話します。
保育園の存続を願う保護者が多かったことから、考える会では今後、隣接する地域の家庭や地区外に住む新山出身者の家庭に対し呼び掛けを行っていく考えです。