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高遠小で大戦・日中戦争の出征者76人分の遺書など見つかる
高遠町の高遠小学校資料庫からこのほど、日中戦争、太平洋戦争に召集されたと思われる76人分の遺書や遺髪などが見つかった。出撃する前などに、妻や両親宛てに残したもので、当時の町役場に集められたとみられる。2、3通を残している例もある。
町教育委員会の調べでは、76人中従軍看護婦が1人。70人は生還しているが、残りの6人については戦死または、戦地で戦病死しているという。6人分の遺書が届けられていないことに対して、町教委は「遺書を残した戦争と、戦死した戦争が違うことで、届けられなかったことも考えられる。しかし、あくまでも推測にすぎない」としている。
町教委が、同校資料庫の古文書などを整理調査したところ、棚の上の段ボール箱の中に、ひとまとめにされていたという。なぜ小学校の資料庫に置かれたのか、その経過は明らかになっていない。
町教委は、本人や遺族に連絡をとって、返していきたいという。 -
合併後のまちづくり メリット、不安は…
高遠町と町議会は28日夜、「合併後のまちづくりに関する町民懇談会」を町総合福祉センターやますそで開いた。伊那市、長谷村との合併を控え、地域住民の不安を解消し、今後のまちづくりを考える機会として計画。地域住民200人余が参加し、合併に関する疑問や、合併後のまちづくりについて意見を交わした。
合併のメリットを問う意見に対し、伊東町長は「弱者にしわよせがくるといったことはない。合併しない場合の方が住民負担が高くなる。一方で、合併して現状より良くなる部分がある」と強調し、「地域協議会が置かれ、市長に意見を伝えられることになっているため、協議会を充分活用していく必要がある。住民の声を施策に反映させ、よりよい新市を築いていくことが重要」とした。
また、新市に向けた準備や取り組み、地域協議会の構成、婦人会や老人会などの組織のあり方などについての質問のほか、「住民の直接判断が示せなかったことは遺憾。今後、次世代を担う若者や子どもたちへの影響が心配」との意見も出た。
伊東町長は「地域住民の理念を尊重し、地域の特性を生かした合併にしたい」と述べた。 -
高遠小で高遠城の絵図新たに2枚発見
高遠町の高遠小学校資料庫からこのほど、高遠城の絵図が新たに2枚発見された。これにより、高遠城やその周辺の様子を描いた絵図は、町が確認しているだけで80点となった。町教育委員会は、この2枚を町立歴史博物館か古文書館に移管したいとしている。
見つかった絵図のうち1枚は横2・30メートル、縦1・8メートルほどの大きさ。江戸時代初期、鳥居忠春と忠則が藩主だった1936年から1689年の間の高遠城を含む藩士の武家屋敷割りが描かれている。
町教委によると、絵図には幕末の学者である中村元起(1820窶・884)の庵をさす「希月舎蔵」の判が押されていることから、謄写した絵図を中村元起が所持していたとみられる。
鳥居時代のものは、今回と同様の屋敷割りと、簡略化されたものが11点確認されている。
絵図は町教委が同校資料庫の古文書などを、整理調査していて発見。ほかにも、明治初めころの教科書や古文書、進徳図書館の書籍なども見つかった。 -
伊那消防組合議会の7月臨時会
伊那市など6市町村でつくる伊那消防組合議会の7月臨時会が28日、伊那市役所であった。05年度一般会計第1回補正予算や、高遠消防署に配備する水槽付き消防ポンプ自動車1台の取得など、3議案を可決した。
05年度一般会計補正は、5675万9千円を追加し、総額12億7172万2千円とした。主な歳出は、4月末に横転事故があった、伊那消防署のはしご付き消防ポンプ自動車の修理に関する一時借り入れ金5500万円、箕輪消防署の化学防護服2着の購入金169万5千円。
高遠消防署に配備する水槽付き消防ポンプ自動車は、来年1月末に納車予定で、取得予定価格は3千990万円。 -
「イーナちゃん楯市町村大会」
伊那市の「イーナちゃんマレットゴルフクラブ」(池上為夫会長)の「イーナちゃん楯市町村大会」が27日、西箕輪のマレットパークはびろであった。辰野町から駒ヶ根市まで8市町村から、150人が集まり、優勝を競った。
今年で3回目。天候もよく、木々に囲まれたコースは涼しく、マレットゴルフ日和。参加者の一人は「いろいろな人と一緒にマレットゴルフが楽しめてよかった」と感想を話した。
結果は次の通り(市町村名なしは伊那)。
▽男子 (1)宮下近夫(117(2)松川幸夫118(3)池田修治(宮田)119(4)大沢昭人119(5)向山良人119(6)藤沢幸雄(箕輪)120(7)北原忠義121(8)林初雄121(9)有賀政也122(10)渋谷雍裕122
▽女子 (1)鈴木光子(南箕輪)119(2)白鳥栄子119(3)小平貞子119(4)林清子120(5)塩沢トシ江121(6)池田紀子123
▽ホールインワン 田中宏、小沢恒二郎、赤羽篤、木村庄蔵、広瀬良治、千葉謙、林清子、田中悦子、池田紀子、山崎和子、須山しづ子、下平輝佐子、渋谷香代子、佐々木琴代 -
高遠町で大奥絵島の法要
高遠町的場の蓮華寺で23日、江戸時代の疑獄事件で高遠に遠流された大奥女中の絵島の法要が営まれた。
伊東義人町長をはじめ、絵島のゆかりの地である長谷村、東京都三宅村などから約70人が出席し、本堂での法要後、絵島の墓に献花をして、めい福を祈った。
絵島は徳川6代将軍家宣の側妻、月光院に仕えた大年寄。絵島が34歳の1714(正徳4)年1月、月光院の代理で家宣の墓参りをした際に、恋相手といわれる歌舞伎役者の生島新五郎の芝居見学をして城の門限に遅れ、「公務をおろそかにした」と高遠の遠流の刑が下された。
その後、1741(寛保元)年、4月に没するまでの約30年間、屋敷の中に囲まれたまま生涯を過ごし、遺言によって日蓮宗の同寺に葬られた。
法要は、町が一昨年まで開いていた「絵島まつり」に併せて行ない、昨年から祭りは「高遠城下まつり」と名称を変更したが、引き続き、祭りに先立って営まれている。 -
第2回高遠城下まつり
高遠町の夏を彩る「第2回高遠城下まつり」が23日、本通りを中心に開かれた。町内外から大勢の観光客を集めたほか、友好交流を深めている東京都三宅村からも関係者が訪れた。
城下町らしさの全面に打ち出したまつりとなるよう、従来の絵島まつりを36回目を最後に、昨年から名称を変更して行なっている。
伊那市、長谷村との合併を見据え、町として最後の祭りになることで、これまでの高遠の時代を辿った「高遠時代絵巻」は、平安末期から現代までの高遠を代表する人物を地域住民ら総勢50人が演じ、本町からJR高遠駅までの本通りを練り歩くなどして会場を沸かせた。
地元実業団などによる出店が祭りの雰囲気を盛り上げたほか、高遠ばやしや高遠太鼓の披露、さらには夜の町民踊りなど、多彩なイベントを繰り広げて、盛大に幕を閉じた。 -
高校野球
【長野オリンピックスタジアム】<br>高 遠<br>0022310-8<br>8020212×-15<br>軽井沢<br>(7回コールド)<br> 唯一の3年生・伊藤(郁)を主将に、1、2年生中心の若いチーム高遠は、初回から主戦・福澤が軽井沢打線に捕まり、8点を失う苦しい展開。その後、両チームともに点を取り合い、高遠は5回、酒井の安打などで、1死1、2塁の好機をつかみ、北原(仁)の右翼越え打、相手の後逸で3点差まで追いつく。しかし後半、リズムを取り戻したかと思われた、高遠打線の連打はなく、逆に追加点を与え、7回コールドの惨敗となった。<br> ○…保母崇監督<br> 高遠がやりたかった、内野の間を抜けるバッティングを相手にやられた。8点差をあきらめず追い上げで、チームの競いを感じたが届かなかった。<br> ○…伊藤郁也主将<br> 1点づつ取っていき、中盤の勢いで逆転したかった。(後輩へ向け)来年は今年を上回る強いチームに育つと思う。このチームで最後まで楽しめてよかった。<br>
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05年上半期の交通事故状況
伊那署はこのほど、管内で発生した今年上半期(1月-6月)の交通事故の状況をまとめた。人身交通事故は305件で前年同期比17件減(5・3パーセント減)、死者は1人で同比3人減(75・0%減)、けが人は385人で同比25人減(6・1パーセント減)となった。
市町村別の人身交通事故の発生状況は、伊那市が184件で同比7件減(3・7パーセント減)、高遠町が8件で同比3件増(60・0パーセント増)、箕輪町が60件で同比18件減(23・1パーセント減)、南箕輪村が52件で同比8件増(18・2パーセント増)、長谷村が1件で同比3件減(75・0%減)。箕輪町の事故件数については、バイパスでの事故が今年に入って減っている。
第一当事者が高齢者の事故、高齢者の関わりがある事故、歩行者の事故、飲酒がらみの事故が前年同期と比べ増加。事故原因の多くは、わきみ運転、左右の安全不確認、速度超過など、基本的な運転行為を怠っていた。
一方で、第一当事者が女性の事故、若年の事故、交差点内の事故が前年同期と比べ減少。交差点内での事故については、道路管理者と連携を取り、事故多発地点に安全対策を実施した効果が、減少につながったのでは-としている。
伊那署の下里幸巳交通課長は「今年の下半期からは特に、高齢者事故防止を重点にして、参加、体験、実践型の交通安全教育などを実施し、交通事故総量抑制を図るなかで交通死亡事故を防止していきたい」と話す。 -
高遠町、長谷村へ伊那まつりをPR
<br><br><br> 伊那市の「第33回伊那まつり」(8月6、7日)をPRするため、酒井茂同市助役、中村孝夫実行委員長、林政喜実行委員会市民おどり委員長ら5人は12日、高遠町、長谷村役場をキャンペーンに訪れ、住民への参加の呼びかけなどの協力を依頼した。<br> そろいの法被(はっぴ)で高遠町役場を訪問した酒井助役らは、祭りの特徴や歴史などを伊東義人高遠町長に説明。中村実行委員長は「高遠町から、大勢の人たちが参加するよう協力を」と訴え、伊東町長は「全面的にお祭りに協力したい」と返答した。<br> 来春の3市町村合併をひかえ、市民踊りや祭りへの参加をPRするため、今年初めてPRキャンペーンを実施した。<br> 各市町村の交流を図るため、同祭りの「市民おどり」(8月6日)には、同町から30人、同村から50人の、住民と職員でつくる踊り連が参加。また、同市からは同町の「城下まつり」(23日)に50人以上でつくる踊り連が参加する。
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花のヨーロッパ視察参加者の会ドウダンツツジ定植
高遠町の「花のヨーロッパ視察参加者の会」は11日、ナイスロード沿いに、ドウダンツツジ10本を定植した。 会は、花を通じたまちづくりや交流を支援している「日本花の会」の事業の一環として、1989年縲・7年の間、フランスやオランダをはじめとするヨーロッパで、花づくりを視察してきた57人が結成。
5年ほど前から、町内で花づくりに関する活動を続けており、毎年この時期は草取りをしたり、チューリップの球根配布などをしている。会員それぞれは、個人的としても花づくりに取り組んでおり、町の中、さまざまな場所で、花を目にすることができる。
20人ほどが参加したこの日は、以前に植えたツツジ並木で、枯れたりして欠損した箇所に、もう一度ツツジを定植。今後も、研修会などを行いつつ、町の花づくりを進めていく。 -
高遠町の伊東町長らが三宅島を訪問
高遠町の伊東義人町長や町会議員ら21人は6日、友好町村盟約を結ぶ三宅島(東京都・三宅村)を訪問した。被害・復興状況を視察し、支援金を贈って、復興を進める村民を激励した。
町は非難解除となった2月から6月までの間に支援募金を募り、町内2000戸余のほか、町議会議員、町職員(公社・社協職員含む)町三宅村友好協会、高遠そばの会など各種団体から174万3千円が集まった。
伊東町長は「非難生活で苦労されたと思うが、避難解除が出てなにより。三宅島の完全復興を町民全員で祈っています」と述べ、町民らの善意を平野祐康村長に手渡した。
訪問団によると、村内は未だガスマスクを要する状況にあり、復興は徐々に進んではいるが、被害の凄まじさを実感させられる光景はまだ残っている。
両町村は、疑獄事件(江戸時代)で大奥女中の絵島が高遠、歌舞伎役者の生島が三宅島と、2人の流刑先だったことで、1970(昭和40)年4月に友好町村盟約を締結。以降、相互の祭り行事などに参加して交流を深めていたが、00年7月に三宅島の噴火が発生したため、今回は6年ぶりの訪問となった。 -
旧高遠藩主・保科正之のNHK大河ドラマ実現に向けて、NHKに3度目の申し入れ
旧高遠藩主・保科正之公のNHK大河ドラマ化実現に向けて100万人署名活動を展開している高遠町の代表者ら関係者は7日、東京都のNHK本社に3度目の申し入れに出向いた。
保科正之が1643年、会津藩23万石の城主となったことを縁に00年、親善交流関係を結んだ福島県会津若松市の菅家一郎市長も新たに加わり、伊東義人町長をはじめ、活動に協力する小坂樫男伊那市長、宮下市蔵長谷村長らとともに訪問した。
今回は初めて、訪問直前までに集めた14万2千余人分の署名簿も添え、「保科正之は名君として名を残した。ドラマ化してもらう意義は大きい」として要請した。
これに対しNHK側は「熱意があることを受けとめたい」とするも、「ドラマづくりは今後検討」とするに終わった。
町は「中間報告に過ぎない」とし、引き続き署名活動を続けていく方針を示している。さらに、会津地方の27市町村でつくる「全会津間連盟」が町側を全面的に協力し、活動を強めているという。 -
特集・目指せ甲子園 高遠高校
3年生は主将の伊藤(郁)1人のみで、2年生8人、1年生7人の若いチーム。結束力と思いきりの良さが強みだが、その反面、精神的もろさが課題。一度崩れると最後まで引きずってしまう。
主戦2年生の右腕福澤は直球とカーブ、スライダーが武器。しかし、苦しんできた腰の故障とスタミナに不安を残すため、完投は難しい。継投には春から急成長した有賀が控え、威力がある直球を持ち味に力強い投球をみせる。
投手はいずれも打たせて取るタイプのため、確実な守備が決め手。だが一つのミスでチーム全体が連鎖反応を起こす欠点をもつ。本番までに一人ひとりのメンタル面の弱さをどれだけ克服できるかが明暗を分ける。
打線は下位まで安定しているが、チームで最も出塁率が高く、足の速さにも自信を持つ先頭の湯澤が一つの鍵。中軸の福澤、伊藤(郁)、酒井で確実に得点して、活力を見出したい。
全体的に立ち上がりが遅く、早々と点数を許すと巻き返しの期待は薄い。序盤はなんとか守備で乗り切り、先制点を奪ってリズムをつくっていきたいところ。
「怖いもの知らずで、思いきりの良さが、良い方向に向いていけば、勢いづいて最高の試合展開が望める」(保母監督)
初戦は11日、屋代南と対戦する(午前10時、長野オリンピックスタジアム)。
◆伊藤郁也主将
選手全員が声を出してムードを高めていくことが第一。人数が少ない分、まとまりがあるところを武器に、守備の乱れを少なく、一つでも多く勝ち進むことが目標。練習の成果を十分に発揮して、悔いのない最高の思い出をつくりたい。 -
山室町営住宅建設工事の安全祈願祭
高遠町山室久保の「山室町営住宅C棟・D棟」の建設工事の安全祈願祭が1日、現地であった。伊東義人高遠町長をはじめ関係者ら約20人が集まり、工事が無事に終えられることを祈った。
都会からの移住者などをターゲットに、定住や学校、保育園への児童・園児の確保を目的とした「UJIターン者優先住宅」事業で、開始01年度から今まで、町内に8棟を建設。今回の建設工事で、同事業の町営住宅建設は山室では2度目となった。
C棟、D棟はいずれも1世帯で、木造平家建て、3DK、延べ床面積93・00平方・ス。完成は両棟とも12月12日を予定している。
席上で伊東町長は「町の振興には定住対策が重要。町中心部だけに町営住宅を作るだけではなく、地域全体が活性化しなくてはいけない」とあいさつした。
UJIターン者を優先に、世帯主が45歳以上、小学生以下の子供がいる人を11月中旬から入居募集する。
また、町では今年度7月中旬に、町内小原に鉄筋コンクリート3階建ての一般町営住宅を建設予定している。 -
高遠第4保育園「感謝祭」
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高遠高校通学バス説明会
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進徳館の精神、後世に竏註i徳館の日 開催竏・