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高遠保育園 もちつき
伊那市高遠町の高遠保育園で18日もちつきが行われました。
今年は新型コロナの影響で園児はもちをつかず、声援のみの参加となりました。 -
ほりでいドーム 人工芝張り替え
伊那市高遠町勝間の室内運動場「ほりでいドーム」の人工芝の張り替えが終わり、14日から利用開始となりました。
新しく人工芝が張り替えられたほりでいドームです。
午前中は、市内の硬式テニスクラブが練習をしていました。
ほりでいドームは2001年に利用開始となった室内運動場です。
広さは、テニスコート2面、フットサルコート1面分のおよそ1,400平方メートルです。
オープンから20年近くたち芝が痛んでいたことから、今回全面張り替えとなりました。
これまでのものより芝が長くなった他、砂が舞い上がりにくくなったということです。
工事は、10月26日からおよそ3週間かけて行い、費用はおよそ2,000万円となっています。
利用者は、「コートの色がこれまでの黄緑色から青色になり、球が見やすくなった。芝が長く足がすべりにくくなったのでプレーしやすいです」と話していました。
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山室神社で初めての七五三詣
伊那市高遠町山室の山室神社で、初めての七五三参りが14日に行われました。
14日は、午前中2組、午後5組の合わせて7組が訪れました。
今年の春、京都府から移住した下鳥さん夫妻と、今年5歳になる藁弥君です。
「地元の神社で七五三参りをしたい」と地域の人に相談したところ、他にも希望する家庭があったことから、今回初めて行われたものです。
神事では、玉串を奉納して健やかな成長を祈りました。
富岡清彦宮司は、「地元の神社を大切に思う気持ちがうれしい。今後も要望があれば続けていきたい」と話していました。
藁弥君の両親は、「自分らしくたくましく成長してほしい」と目を細めていました。 -
弘妙寺 イチョウの絨毯
伊那市高遠町の弘妙寺では、イチョウの葉が落ちて黄金色の絨毯が広がっています。
弘妙寺の境内には樹齢数百年のイチョウの木がありここ数日の冷え込みで葉が一気に落ちました。
毎年この風景を楽しみに訪れる人もいるということで15日の午前中までこのままにしておくということです。
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高遠町の建福寺で晋山式
伊那市高遠町西高遠の建福寺で10日新しい住職を迎える晋山式が行われました。
新しく住職となるのは第20世の鵜飼義山さんです。
式の前には檀家や地域の人たちが見守るなかお練り行列が行われました。
鵜飼さんは2016年に建福寺と同じ臨済宗の静岡市の寺院から訪れ副住職を務めていました。
建福寺は1176年に開かれた寺で境内には守屋貞治をはじめとする高遠石工の石仏が数多く残されています。
建福寺で住職が代わるのは約40年ぶりだということで鵜飼さんは「寺の規律など歴代の住職が古くから伝えてきたことを汚さずに檀家さんとともに伝えていきたい」と話していました。
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高遠消防署に火災予防看板設置
秋の全国火災予防運動にあわせ、伊那市高遠町の高遠消防署では、高遠高校の生徒がつくった火災予防の看板がお披露目されました。
9日は、高遠高校芸術コース美術専攻の1年生12人が高遠消防署を訪れ、披露会が開かれました。
こちらがその看板です。
生徒によりますと、竜で炎の恐ろしさを表現し、少女が建物を守ろうとしているデザインだということです。
高遠消防署では、10年前から生徒らがつくった看板を設置していて、火災予防の啓発を行っています。
看板は4枚のベニヤ板をあわせて作られたもので、2か月ほどかけて、つくりあげたということです。
消防署の関係者は「火災の恐ろしさをイメージしてもらい、防災に役立ててほしい」と話していました。
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ICT教育 中学と高校結び書道指導
伊那市の小中学校で行われているICT教育の成果を市内外に発信する公開授業「ICTカンファレンス 2020 in INA TAKATO」が高遠町で4日に行われました。
このうち高遠中学校では、高遠高校とテレビ会議システムを使い、書道の授業を行いました。
生徒たちは9つのグループに別れ、一文字書き終えると高校生から「止めやはらい、字のバランス」などのアドバイスを受けていました。
伊那市ではICT教育の推進に力を入れていて、教員のスキルアップにつなげたり、伊那市の取り組みを広く知ってもらおうと2018年から公開授業を行っています。
今年度の公開授業は新型コロナの影響でオンラインでの開催となり、県内の学校を中心におよそ160校が受信したという事です。
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コロナ対策をして高遠城址もみじ祭り
伊那市高遠町の高遠城址公園で、10月31日から「高遠城址もみじ祭り」が始まりました。
高遠城址公園には、およそ250本のカエデが植えられていて、徐々に色づき始めています。
園内には、地元の特産品や地酒を販売するテントが並び、賑わっていました。
今年は、新型コロナ対策として、会場に入る際に検温や健康状態の確認などを行っています。
チェックを済ませた人には、目印となるリストバンドが付けられます。
高遠閣では、恒例の「高遠そば新そば祭り」が始まりました。
例年は、10月から11月にかけて市内各地で5つのそば祭りが行われていますが、今年は新型コロナの影響で他の4つが中止となり、このイベントのみの開催となりました。
もみじ祭りに合わせて、期間限定の御城印の販売が行われています。
もみじ祭りは、11月8日までで、見ごろは来週末だということです。 -
高遠城址もみじ祭りで新そば提供
31日から始まる高遠城址もみじ祭りに合わせて伊那市高遠町の高遠閣と一般社団法人環屋では新そばを提供します。
30日、高遠閣で高遠そば打ち愛好会のメンバーが新そば祭りで提供するそばを打っていました。
新そば祭りはもみじ祭りと同じ31日から来月8日まで行われ価格は1人前700円からとなっています。
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高遠町商店街でハロウィン
伊那市高遠町の商店街では、主婦でつくるお家母会が、かぼちゃで作った飾りなどが並んでいます。
お家母会は、毎年ハロウィンのイベントを行っていましたが、今年は新型コロナの影響で中止としました。
雰囲気だけでも楽しんでもらおうとハロウィンの飾りを展示することにしました。
展示は31日までの予定です。 -
高遠町 的場文化祭 住民の力作並ぶ
伊那市高遠町的場区の住民が制作した作品を展示する文化祭が、24日、25日の2日間行われました。
会場となった的場生活改善センターの入り口では本物そっくりな人形が出迎えてくれます。
会場には、クラフトバッグや絵画など25人から出品された作品60点ほどが並びます。
特にクラフトバックは、的場区の住民10人程が参加する教室で作品作りが盛んにおこなわれているということです。
的場区では2年に1度、この文化祭を行っていて、今回で3回目です。
例年は、発表会も行いますが、今年は新型コロナの感染対策として展示のみとしました。
的場区は、36戸、100人程が住む地域です。
文化祭を主催した的場地域社会福祉協議会の矢澤利一さんは「熱心に取り組んだ力作ばかり。住民同士、互いに見せ合い、交流を深めたい」と話していました。
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訪日外国人向け モニターツアー
アクティビティを通じて自然や文化などに触れることができるアドベンチャーツーリズムの、訪日外国人向けモニターツアーが19日、伊那市高遠町で行われました。
モニターツアーには、モデルとして国内でインバウンドに携わっている外国人2人が参加しました。
ガイドを務めたのは高遠町のボランティアガイドふきのとうの会の小田中一男会長です。
通訳をしたのは、安曇野市の山岳ガイド、加集安行さんです。
初日の19日は、伊那市高遠町の歴史博物館を見学したあと高遠城址公園を歩き、城下町で買い物などを体験するコースです。
モデルを務めた2人は、高遠城の歴史について質問していました。
モニターツアーは、北陸信越運輸局や長野伊那谷観光局などが連携し、訪日外国人向けの観光プランをつくろうと行われたものです。
今月29日までに全8日間の日程で行われることになっていて、長谷でマウンテンバイクに乗ったり、横山のアクティビティ施設でパラグライダーを体験することになっています。
今後は、各モニターツアーの結果を踏まえ、今年度中に訪日外国人向けの新たな観光プランとして商品をつくるということです。 -
高遠町の一部でゆうあいマーケット
伊那市長谷地区で今年8月からスタートした支えあい買い物サービス「ゆうあいマーケット」のサービスエリアが11月から高遠町の一部の地域にも広がる予定です。
14日は、高遠町総合福祉センターやますそで高遠町地域協議会が開かれ、市が概要を説明しました。
ゆうあいマーケットは食料品や日用品をケーブルテレビのリモコンで注文しその日のうちに商品が自宅に届きます。
8月から長谷の非持・溝口・黒河内・中尾の4地区で始まっていて、高遠町で今後予定されているのは長藤・三義・藤沢地区です。
11月からは三義地区でサービスが始まる予定で1か月間、
利用促進を図るためお試しキャンペーンが行われます。
通常1000円かかる使用料は無料で、商品代金の支払いのみとなります。
地域協議会では他に、高遠町総合支所の新しい庁舎の建設に向け協議を行う、建設検討委員会を設置することが承認されました。
地域協議会の委員や区長13人で構成し、委員長は地域協議会会長の伊藤岩雄さんが務めます -
社会人野球チームと中学生が交流
上伊那の社会人でつくる軟式野球チームHADESベースボールクラブは伊那市高遠町の高遠総合グラウンドで11日中学生と野球交流をしました。
11日は、部活を引退した東部中学校の野球部の3年生とシニアに所属する生徒が参加しました。
HADESベースボールクラブは、上伊那の40代以上でつくる軟式野球チームです。
野球の楽しさを子供たちに伝えようとスポーツ少年団や中学生と交流をしています。
11日は、一緒にシートノックを受けたり試合をして交流しました。試合では、両チームとも楽しみながらプレーをしていました。
東部中学校では「地域の人たちに支えられている。生徒たちが今後も野球を続けるきっかけになります」と感謝していました -
食品にかけて使える除菌スプレー
伊那市高遠町の酒蔵、株式会社仙醸は、食品に噴射して使えるアルコール除菌スプレーを開発し、販売を始めました。
こちらが除菌スプレー「家族想い」です。
500ミリリットル入りで1つ税込み1350円です。
地元でとれたクロモジエキスや酒粕エキスが配合されているということです。
ドアノブや取っ手、家具のほか野菜や肉、魚などの食品に直接噴射して使うことができ、除菌、防臭、保湿、食品保存などの効果が見込めるということです。
仙醸では、新型コロナウイルスの対策として、消毒液の代わりとなるアルコール製品
を開発しましたが、今回はコロナ後も家庭で日常的に使ってもらおうと、除菌スプレーを作ったということです。
食品に直接噴射して使える除菌スプレー「家族想い」は、市内の酒販店や小売店のほか、仙醸のホームページ内ネットショップで購入できます。 -
子ども達が蜂追いを体験
伊那谷の伝統文化「蜂追い体験会」が伊那市高遠町で11日、開かれました。
体験会は、地域の伝統文化を子どもたちに伝えようと伊那市地蜂愛好会と山岳関係者や飲食店主などでつくるアスタルプロジェクトの共催で行われたものです。
11日は、国立信州高遠青少年自然の家周辺の山で体験会が開かれ、市内の家族連れなど15人が参加しました。
地蜂と呼ばれるクロスズメバチを餌のイカでおびき寄せ目印をつけて放ちその後を追いかけます。
それを繰り返して地面の中に作られた巣の場所を探します。
参加者は、大きな声を出して目印がついた蜂を追っていました。
伊那市地蜂愛好会によりますと、雨の後は、餌を求めて蜂が活発に飛ぶということです。
スタートしてからおよそ1時間、巣を見つけました。
煙幕をたいて蜂を気絶させ巣を取り出していました。
体験会では、ハチノコの試食会や地蜂の生態の説明なども行われました。
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高遠高校合唱部 県高校サマーフェス最高賞
伊那市の高遠高校合唱部は、新型コロナで中止となった長野県合唱サマーフェスティバルの代替大会でグランプリを受賞しました。
サマーフェスティバルは例年7月に開かれていますが、今年は新型コロナの影響で中止となりました。
長野県高校文化連盟では、代替として動画による審査会を企画し、32校が出場しました。
高遠高校合唱部は、映画「天気の子」の主題歌「グランドエスケープ」と合唱曲「そのひとがうたうとき」の2曲歌い、最高賞のグランプリを受賞しました。
動画制作は部員10人で行い、3年生の吹越李句部長、北澤ゆりな副部長、山岸未玖さんの3人が構想を考えました。
合唱の様子に加え、学校のある高遠町をPRしようと町内で撮影をしました。
撮影はスマートフォンで行い、編集は1年生が行ったということです。
今年はコロナにより発表会やコンクールが軒並み中止となりましたが、今回のグランプリ受賞は合唱部に新たな歴史に刻んだと部長の吹越さんは感じています。
高遠高校合唱部は来年1月に演奏会を予定していて3年生にとっては最後となるステージに向け練習に励んでいます。
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高遠支所 文化センター駐車場建設を要望
新しい伊那市高遠町総合支所の建設候補地を文化センター駐車場とすることなどを盛りこんだ要望書が6日白鳥孝市長に提出されました。
6日は高遠町地域協議会の伊藤岩雄会長と、高遠町地区区長会の大石博市会長が市役所を訪れ、白鳥市長に要望書を手渡しました。
今回提出された要望書では、●建設位置を文化センター駐車場とし、早期に建設をすること、●旧庁舎を早急に取り壊すこととしています。
平成30年度から、地域協議会が規模や位置について検討をすすめ、建設候補地については、文化センター周辺・高遠消防署付近・旧庁舎跡地の3か所に絞り込みました。
その後地域協議会と区長会の合同会で協議し、今年9月に、多数決で最も希望が多かった文化センター周辺としました。
駐車場が確保できることや、町の中心部にある事、市有地のためすぐに建設が始められることなどを挙げています。
駐車場は現在100台を停められるスペースがあるということです。
白鳥市長は、「今後については連携をとりながら進めていきたい。旧庁舎解体もなるべく早くすすめていきたい」と話していました。
なお、地域協議会・区長会が新たに設置する委員会で跡地利用の他、どのような新庁舎を望むかについて今後検討していくということです。
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ローズガーデン 秋のバラが見ごろ
伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンで秋のバラが見ごろとなっています。
園内では、フェアリークイーンやビンゴメイディランドなどのバラが見ごろとなっています。
バラは見ごろですが、新型コロナウイルスの感染防止のため、今年6月に続き例年秋に予定しているイベントも中止となっています。
毎年この時期に咲き揃うよう、盆の前後に一斉に剪定していたということですが、今年は行いませんでした。
そのため、咲く時期は品種によって様々ですが、長い期間楽しめるということです。
バラ以外にも、住民有志でつくる高遠薔薇会が育てている草花も楽しむことができます。
5日は、大型の蝶で長距離移動することで知られているアサギマダラの姿もありました。
園内では、密にならない催しとして、会場内に隠された「7人のこびと」を探すイベントが行われています。
7体それぞれにキーワードが書かれていて、全て見つけるとプレゼントがもらえます。
イベントの期間は18日日曜日までで、バラの見ごろは今月いっぱいとなっています。 -
高遠第2・第3保育園に羊 約2週間一緒に過ごす
伊那市高遠町の高遠第2・第3保育園に28日に羊がやってきました。
軽トラックの荷台から降りてきたのは、2歳のメスの羊「Pちゃん」です。
地域の人が飼っている羊を借りて、28日から2週間園庭で一緒に過ごします。
羊には、園庭の草を食べてもらいます。
地元の有志でつくる「高遠第2・第3保育園と地域の未来を考える会」のメンバーが園庭に柵を作るなど、子ども達のために飼育環境を整備しました。
園児たちは、早速餌をあげたり名前を呼んだりして触れ合っていました。
餌となる草がなくなるまでのおよそ2週間、年長園児を中心に水やりや糞の始末などを行うということです。
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高遠さくらホテル10月1日営業再開
新型コロナの影響で4月23日から営業を休止していた伊那市高遠町の高遠さくらホテルは、来月1日から再開します。
営業再開に先立ち26日からプレオープンとしてレストランと日帰り入浴を始めました。
伊那市観光株式会社が運営する高遠さくらホテルは新型コロナの影響で4月23日から営業を休止していました。
年中無休が売りだった高遠さくらホテルでは休業中、環境整備やコロナ対策などの準備を行ってきたということです。
感染予防策などをまとめたガイドラインを独自で作成しました。
感染予防策として入り口には非接触型の検温器を設置し、フロントにはアクリル板などを設置しました。
レストランや宴会場などは客席をこれまでの半分にし、入浴は、人数が多い場合は人数や時間制限するなどの対策をとっています。
プレオープンの26日は、昼時になると多くの人たちがレストランに訪れていました。
再開に伴い地元感謝キャンペーンとして来月18日まで和食・洋食のランチが通常の半額で提供されています。
30日までのプレオープン期間中はレストランが午前11時30分から午後2時まで、日帰り入浴が午前10時から午後3時までとなっています。
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伊那市がVR仮想現実の体験機器
伊那市は高遠城の戦いを再現したVR仮想現実の体験機器を来月1日から高遠町歴史博物館に設置し運用を始めます。
25日は運用開始を前に機器がお披露目され、白鳥孝市長らが
仮想現実を体験していました。
機器は来月1日から高遠町歴史博物館に10台設置されることになっていて視聴料は300円です。
専用のゴーグルとヘッドフォンをつけることで360度のVR仮想現実を体験することができます。
内容は戦国時代の高遠城の城主仁科五郎盛信と織田信長の大軍との戦いを再現したものです。
体験機器設置の事業費は約980万円で半分は国の補助で
賄われています。
伊那市では小中学校の歴史教材や市主催のイベントなどにも活用していくとしています。
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高遠町歴史博物館 高遠と文学をテーマに特別展
江戸時代から現代までの高遠の文学作品に焦点をあてた企画展「高遠と文学」が、伊那市高遠町の歴史博物館で開かれています。
会場には、林学者中村弥六の書や俳人井上井月の句など、高遠に縁のある人物の作品138点が展示されています。
江戸時代から昭和にかけての和歌や俳句、漢詩の作品が展示されている他、昭和後期から平成にかけて高遠町内に建てられた文学碑が紹介されています。
このうち、江戸時代に伊那市西町に生まれ、開業医を営む傍ら儒学や俳句の指導をしていた中村伯先の作品は、個人が所有するもので普段は見ることができません。
特別展「高遠と文学」は、12月6日日曜日まで、高遠町歴史博物館で開かれています。 -
バラを中心とした特別展
山岳写真家の津野祐次さんが撮影したバラの写真を中心とした特別展が伊那市高遠町の信州高遠美術館で5日から始まりました。
会場には、高遠町のしんわの丘ローズガーデンで撮影したバラの他、南アルプスを撮影した写真など87点が飾られています。
当初は、今年6月に予定されていたバラサミットに合わせて写真展を開催する計画でした。
しかし、新型コロナの影響でサミットが中止となったため、この時期の開催となりました。
バラの写真は、津野さんがおととしから撮りためたもので、主に6月中の見ごろのバラを中心に撮影したということです。
会場には、一輪ずつ種類別に撮影したバラも展示されています。
5日は、作品を説明するギャラリートークも行われました。
津野さんは、「しんわの丘ローズガーデンの特徴が最大限にだせるよう何度も足を運んでシャッターを切った」と話していました。
津野祐次さんの写真展は、11月8日まで信州高遠美術館で開かれています。
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コロナ対策して兜陵祭
伊那市高遠町の高遠高校では、新型コロナウイルス対策をとっての文化祭、第60回兜陵祭が4日行われました。
今年は、コースやクラス発表は行わず、文化祭執行部の企画や有志によるステージ発表などが
行われました。
新型コロナウイルス対策として、会場の体育館には椅子を置き、生徒同士は間隔を空けて座ります。
3密を避けるかたちで行われた企画、「クラス対抗宝探しゲーム」では、生徒らが校内に隠されたゴムボールを探していました。
今年の兜陵祭は、新型コロナの影響で5月に中止が決まっていましたが、生徒会を中心に、コロナ対策を取ることを前提に準備を進め、この日の開催にこぎつけたということです。
この日は、発表のほかスポーツフェスなどが行われたということです。 -
バス停アート最終仕上げへ
伊那市高遠町の国道152号沿いで、東京芸術大学の大学院生が地域と協力して進めているバス停アートの最後を飾る作品の仕上げが3日から行われています。
最後の作品となるのは、国道152号沿いの高遠北小学校前バス転向所です。
3日は、中心となって進めている東京芸術大学大学院2年の高井碧さんと高井さんの友人の江間春花さんが作業を行いました。
バス停アートの取り組みは、東京芸大と高遠第2第3保育園と地域の未来を考える会が一緒になって新たなシンボルにしようと去年11月から取り組んでいます。
バス停22カ所のうち21カ所が完成しています。
3月末までに22カ所すべてが完成する予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で仕上げ作業はこの時期に延期となりました。
また、地域の子どもたちと一緒に最後の作品を仕上げる予定でしたが感染予防のため関係者のみで作業を行うことになりました。
最後のバス停のデザインは、魚をテーマにしました。
鱗の部分は黒板の質感が作れる塗料が使われます。
これによりチョークで文字や絵などを書くことができるということです。
最後の作品は今週末に完成する予定です。
今後、写真やコンセプトなどを記載したバス停マップを製作する計画です。
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絵島の法要 今年は友好提携50周年の節目
江戸時代、絵島生島事件で江戸城から高遠に追放され生涯を終えた大奥の女中絵島を偲ぶ法要が、1日に、伊那市高遠町の蓮華寺で行われました。
今年で280回目となる絵島の法要には伊那市観光協会会長の白鳥孝伊那市長などおよそ10人が参加し、絵島の墓に花を手向けていました。
江戸時代中期、幕府内の政権争いにより起きた「絵島生島事件」で、大奥御年寄の絵島が高遠に、歌舞伎役者の生島が東京都の三宅島へ流されました。
法要は、絵島を偲び毎年行われています。
「絵島生島事件」が縁で旧高遠町が昭和45年に三宅村と友好町村盟約を結び、現在も交流が行われていて、今年で50周年の節目となります。
三宅村との友好提携50周年を祝い予定されていたイベントは、新型コロナの影響で延期となっていて、市では来年度実施したいとしています。 -
コロナ対策紹介 伊那市防災展
指定避難所でのコロナ対策の取り組みなどを紹介した伊那市防災展が高遠町の総合福祉センターやますそで開かれています。
避難所に避難してきたとの想定で、会場を訪れた人たちは検温を行い健康チェックリストに記入します。
防災展ではコロナの感染者や症状のある人が避難するテントやパーテーションが紹介されています。
テントの中には段ボールのベッドも置いてあります。
伊那市では避難所の運営をコロナの感染者、症状のある人、高齢者や障がい者など支援が必要な人、一般の人の4つの居住区分にわけて行う事にしています。
避難所とは別に、親戚や知人宅など他に避難できる場所について考えるよう促すパネルも展示されています。
伊那市防災展は、新型コロナ感染拡大予防のため総合防災訓練が中止となった事を受け、地域防災力の維持向上を目的に開かれています。
あす30日と来週末の9月5日と6日に伊那市高遠町の総合福祉センターやますそで開かれます。
時間は午前9時から午後5時までです。
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高遠北小学校が小規模特認校に指定
伊那市高遠町の高遠北小学校が市内全域から通うことができる小規模特認校に指定されることが26日に決まりました。
高遠北小学校は、高遠町長藤にあり、全校児童数は51人です。
東京芸術大学初代校長を務めた伊澤修二の功績をたたえる音楽祭に参加するなど特徴のある文化的教育活動を行っています。
小規模特認校とは、こうした特徴ある教育を行っている学校に、通学区の垣根を超え、市内全域から就学することができる小学校を指定するものです。
伊那市内では、2008年度に新山小学校が、2018年度に伊那西小学校が指定されていて、高遠北小学校は3校目になります。
高遠北小学校では、今後の構想として、外部指導者を招いて図画工作の授業を行うなど、芸術文化の教育の強化・充実を図っていくとしています。
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ジオパークガイド養成講座
南アルプスジオパークを案内する「ジオパークガイド」の今年度1回目の養成講座が25日伊那市高遠町で開かれました。
25日は認定ガイドの伊藤穂波さんがジオパーク内にある高遠城址公園を実際に案内しました。
講座には高遠高校の2年生で「地域の科学」を選択している16人が参加しました。
ジオガイド養成講座は、4月からの開講を予定していましたが、新型コロナの影響で開催が遅れた他、一般からの参加は中止となりました。
伊藤さんは「この下を9mほど掘ると粘土層があり、その下を水が流れていて、かつては10か所ほどの井戸があった」などと、高遠城にまつわる地形や歴史について説明していました。
受講生は来年2月までに7回の講座を受け、ガイド認定を目指します。
なお、南アルプスジオパークガイドは昨年度までに166人が認定されていて、高遠高校出身者は79人に上っています。