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新市の生活を周知へ
高遠町と長谷村で6日夜、伊那市との合併に伴う住民説明会が始まった。町は6、村は8会場で、それぞれ合併協議会で作成した「くらしのガイド」に基づいて、住民生活に密着した事柄や新市の行政組織などについて周知していく。
高遠町の初日は、三義地区を対象に三義地域交流拠点施設であり、住民約50人が集まった。地域協議会の役割、高遠や長谷区域に設置する総合支所の機能をはじめ、大字をなくした新たな住所表示の変更などを説明。三義地区は過疎対策事業の一環で、45歳以上で10キロ以上の通勤者は通勤補助を受けることが可能となることも報告した。
住民からは交通機関の充実や、消防車両の更新、老朽化に伴う橋の新設の要望など身近な生活に沿った意見や質問がでた。
伊東義人町長はあいさつで「よりよいまちづくりには、住民の意見を聞く機会を数多く設けていくことが重要である。地域づくりの主役は住民。市政に関心をもってもらい高遠地域を元気にしてもらいたい」と述べた。
長谷村は非持山を対象に開き、地域住民25人が集まった。
各担当課からの説明後、参加者から「地区への補助金はどうなるのか」と質問があった。
村側は「3市町村で異なる。06年度は現行通りだが、段階的に現伊那市の水準に合わせるため、3年ぐらいかけて引き下げていく」とした。
そのほか、社会福祉協議会の組織などに質問があった。 -
新春いぐち呉服展示会「初つぼみ市」
南箕輪村民センターで6日まで高遠町多町「きものいぐち」の新春いぐち呉服展示会「初つぼみ市」が4日、南箕輪村村民センターで始まった。6日までの初春の売り出しで、初日からにぎわいを見せている。
あでやかな新作振袖のフルセット、夏冬正絹喪服フルセットはお仕立て上がり各29万8千円、高級特選市は2点セット「訪問着と袋帯」「留袖と袋帯」が定価35縲・5万円を25万円(お仕立て別)など特価で提供。洗える着物(反物)2006円、おしゃれ街着こもん市10万5千円、草履バックセット全品1割引などもある。
「振袖は新柄が出そろい、訪問着や留袖も豊富に取りそろえていますので、お気軽にお出かけ下さい。お手持ちの着物も、お直しやクリーニングなどご相談に乗ります」と話している。
11縲・3日は高遠町きものいぐち特設会場で開く。問い合わせは同店(TEL94・2074)へ。 -
保科正之公の大河ドラマ化実現へ署名20万人突破
高遠町や町観光協会が展開している江戸時代の高遠藩主・保科正之公のNHK大河ドラマ化実現に向けた署名が2日、20万人を突破した。
ドラマ化実現に協力している長野市若穂保科地区の住民有志でつくる長野会議から2762人分の署名が郵送で届き、20万2060人となった。
保科地区は平安時代以前に、一帯を統治した武将が地名を姓にあてたことがはじまりとされ、長野会議は、「保科」の姓発祥の地として、町の活動に賛同した有志で結成。今回の署名を含め、これまでに約6千人分の署名を届けている。
町観光協会は、節目を祝って20万人目とその前後2人を署名簿から探し出し、記念品を贈る予定。また、3月にはNHKに出向いて署名簿を手渡し「保科正之ファンの気持ちを精いっぱい伝えたい」とする。
署名活動は100万人を目指して一昨年11月に開始。近隣市町村や、会津若松市などの正之に縁のある全国の自治体に協力を求めるほか、観光客を焦点にあてた署名活動なども展開し、昨年5月に10万人を突破した。 -
集合型町営住宅ハイツ小原F棟が完成
高遠町が定住対策で小原地区に建設を進めていた集合型町営住宅ハイツ小原南F棟が完成し2日、関係者約20人が出席して、しゅん工式があった。
集合型は95縲・9年度、瀬戸にA、B棟、小原南にC、D、E棟を建設。6棟目のF棟(9世帯)は、鉄筋コンクリート造の三階建て。延床面積は約600平方メートル(1戸あたり62平方メートル・2LDK)。
湿気対策、遮音対策を考慮した構造で、プライバシーの確保、日当たりにも配慮し、C棟北側に隣接して建設した。建設費は1億円余。
伊東義人町長あいさつで「入居者が地域になじんで、地元住民と仲良く生活していってほしい。(伊那市・長谷村との)合併後も、高遠地域の定住対策、活性化対策として引き続き住宅建設に積極的に取り組んでいきたい」と述べた。 -
登下校時、不審者に声をかけられたら
高遠町の高遠小学校(宮下廣規校長)で1日、児童の登下校時における不審者の声かけを想定した防犯訓練があった。
防犯ビデオを鑑賞した後、伊那署高遠町交番の署員が不審者を装って、声かけや連れ去りの場面を実演。▽不審者の話にのらない▽防犯ベルを鳴らす▽大声で助けを求める▽近くの家に逃げ込む竏窒ネど、児童たちは真剣に不審者に遭遇した場合の対応を学んだ。
岩井智明交番所長は、「車から声を掛けられたら、車体の後部に逃げて」「すぐ防犯ベルのひもを引っ張れるように、ランドセルの横など、手に近い場所に取りつけて」などと指導した。
不審者が校内に進入した際の教職員の対応訓練もあり、さすまたを使った対処法を実践。防犯指導員や警察との連携、安全マップの作成、教職員とPTAなどで昨年結成した「高遠っ子みまもり隊」の活動内容についても意見を交わした。 -
「高遠そば」伝承へ21人が修了
高遠町の高遠そば組合と町公民館が主催する「高遠そば打ち講座」の最終回が1日、高遠閣であり、全日程を終えた受講生21人に修了証が交付された。
伝統ある高遠そばの伝承、底辺拡大を狙った初の試み。伝承者、初心者の2コースに分かれ、5回にわたって高遠そばの習得を目指してきた。
伝承コースは、延し棒を2本操ることや水加減など「全体的に難しい」(同組合)そば粉1キロを使った10人分に挑戦してきた。修了した3人には認定証を交付。今後、そば打ち体験や各種イベントに講師として参加してもらう。
この日は、高遠そばの特徴の一つ、辛味大根、焼きみそ、ねぎを加えた辛つゆ作りにも挑戦した。
西高遠の岡部雅子さん(68)は「自宅で打って家族で食べたいと思って参加した。なんとか打てるようになったが、これで終わるのではく、何回も練習をしていきたい」と話していた。 -
高遠・長谷の保育園年長児が作品展
高遠町と長谷村の4保育園の年長児56人による作品展が30日、信州高遠美術館で始まった。卒園を前に、これまでの成果を発表する恒例企画。この一年間に描いた絵の中から、1人1作品を選んで飾った。2月18日まで。
運動会のタイヤひきや玉入れ競争、夏祭りの踊りといった行事、プール遊び、土手滑りなど友達と楽しんだ様子や、両親の顔を描いた作品もある。いずれも心に残った思い出をクレヨンなどで画用紙いっぱいにいきいきと表現している。
幼いときから美術館に親しんでもらいたいという狙いもあり、期間中に、各保育園の園児が訪れて鑑賞する。
入館料は一般500円、小中学生150円。午前9時縲恁゚後5時(最終入館4時半)。火曜日休館。
問い合わせは、信州高遠美術館(TEL94・3666)へ。 -
国道152号高遠バイパス最終の東高遠工区680メートル着手
国道152号高遠バイパスの最終工事となる東高遠工区の安全祈願祭と起工式が30日あり、県や町職員、地権者、施工業者ら50人余が出席した。
県や高遠町が進めている高遠バイパス事業は、大型車の交通対策、観桜期の渋滞緩和などを目的に、1979(昭和54)年度に着工。全長7・6キロのうち、これまでに6・9キロが完成、供用されている。
残りの東高遠工区は、町道的場公園線から国道361号の高砂橋まで高遠城址の西側を通る延長680メートル。幅員は11メートルで、車道は2車線6・5メートル、片側歩道(2・5メートル)。およそ100台を収容する観桜期用の駐車場がある町道的場公園線から約100メートル間は、両側歩道となる。事業費約8億5千万円をかけ、08年度中の完成を目指す。
また、同工区沿道の景観を考える委員会の検討結果を反映し、建設区域に予定している橋りょうのデザインは、近くの高遠大橋との調和をとるなど「周辺の自然環境に違和感を与えない」ように配慮した計画になっている。
式で伊東義人町長は「生活、産業・観光用の道路として地域住民の待ちわびた重要な路線であり、新伊那市の新たな発展と飛躍にもつながる」とし、早期完成に期待した。 -
1団体・2個人の活動たたえる
高遠町農業委員会と高遠町はこのほど、05年度農業功績者表彰式を高遠さくらホテルで開き、1団体2個人を表彰した。
功績者は、遊休荒廃農地に牛を放牧して農地再生に取り組む藤沢荒町のあすなろ会、町農業委員を長年務める東高遠の廣瀬昭典さん、町農業委員会会長を2期務めた三義の春日建郎さん。
農政講演会もあり、「将来の地域農業を支える担い手づくり縲恟W落営農へ準備する力と対応する力縲怐vをテーマにパネルディスカッションをした。
07年産から導入される、認定農業者や集落営農組織などの担い手を対象とした国の新経営安定対策についての概要を基に、農業者ら約60人が意見を交わして、今後の農業展開の方向性を探った。
小池政一会長は「農業が大きく変わろうとしている時期だけに、互いに考え、町の方向付けをしていかなければならない」と話していた。 -
全国藩校サミット5月下旬に高遠町で開催
高遠藩の藩校「進徳館」があった高遠町で5月27、28日、第5回「全国藩校サミット」がある。新市誕生後のため、伊那市・長谷村も加わった実行委員会が26日発足し、進徳館の教育精神の継承、発展を目的に町で定めた「進徳館の日」を開催日に決め、内容を検討した。
藩校サミットは全国の藩主末裔や藩校関係者らが集い、これまでに「湯島聖堂」(東京都)や、会津藩の「日新館」(福島県)などで開催されてきた。
進徳館精神を現在の教育に生かす町では、「進徳館精神を今に、未来に」をテーマに、信州大学の笹本正治教授らの講演、パネルディスカッション、実学を重視した進徳館教育を実践する地元の中・高校の生徒による学習発表などを予定。2日目は進徳館や高遠藩のゆかりの地を巡って研修する。一般参加者も含め約400人を見込んでいる。
実行委員長の伊東義人高遠町長は「藩校サミットを成功させ、進徳館の日をさらに発展させていきたい」と述べ、協力を求めた。 -
4月「学校改革推進調整委員会」発足へ
高遠町、長谷村、高遠高校同窓会でつくる振興会は26日夕、「高遠高校の将来を考える会」を同校で開き、学校評議員やPTAを交えて、学校側と同校の現状課題を探り、魅力ある学校づくりについて意見を交わした。
「高校の再編の時期」ととらえ、「地域に根ざし、信頼される高校」(振興会)を目指しての初会合。事前にあった同校の現状と将来像への意見を求めるアンケート結果に基づき、主に挙がった意見に沿って、振興会の3団体、学校評議員、PTAの5分散会で議論した。
議題は▽進学実績と強化▽コース制の充実▽風紀・校風の改善▽進徳館・高遠の学・地元力・中高連携の取り入れ▽その他(校名変更など)竏秩B
分散会で、卒業後の進路に対し、「生徒や保護者が目的意識に欠けている」と指摘する意見があった。95年度に導入した大きな特色といえるコース制について、時代のニーズに合わせた専門分野の取り入れなど、見直しに対して意見が集中。通学条件の悪さや交通費負担の軽減を求める意見もあり、巡回バスの導入案など行政側への要望も多かった。
全体を通して、振興会長の伊東義人高遠町長は「互いに協力し合って課題を解決していきたい」と述べた。
同校は4月に「学校改革推進調整委員会」を立ち上げ、意見を基に将来の構想を打ち出していく考え。 -
世界を体験 自分を高めて
高遠高校進学コースの女子生徒2人がオーストラリアのシドニーに28日から15日間の日程で短期語学留学する。26日、同校振興会会長の伊東義人高遠町長を訪ね、出発のあいさつをした。
語学留学は、町と長谷村、同窓会でつくる振興会の事業で6年目。1、2年生を対象に、ホームステイをしながら現地の英語学校で学ぶ。渡航・研修費用のほぼ半額を補助する。
1年の中山由貴さん(16)=長谷村非持=は「英語を使う職業に就きたいと考えている。これまで学んできた英語の実力を試してみたい」と抱負。2年の佐藤友希子さん(17)=宮田村町二区=は「現地の人との触れ合いを大切にし、異文化も学んで自分の考えを大きくしたい」と熱意を伝えた。
伊東町長は、地元の紹介用に町の英語版パンフレットや高遠城址公園の絵はがきなどを渡し、「友好を深めて、悔いのない研修にしてほしい」と研修の成果に期待した。 -
農村女性きらめきコンクールで「土の会」が優秀賞
高遠町の3小中学校に地元産の野菜を提供している農家主婦でつくる「土の会」(湯沢正子代表、7人)が、県農業協同組合の05年度農村女性きらめきコンクールの地域活動の部で優秀賞を受賞し、26日、伊東義人町長が伝達した。
土の会は、農業改良普及センターが主催する農村婦人学校の受講生有志15人で91年に発足。当時の北原三平町長からの依頼にこたえ、翌年から給食センターに届けている。
現在、ジャガイモや玉ネギ、大根など17品目を提供しており、給食で使用している野菜の全体供給量(1週間分)の35・6%を占めている。
伊東町長はあいさつで、新鮮で安全な野菜の提供に感謝。高齢などを理由とした会員の減少を受けて、後継者の育成にも期待した。
湯沢代表は「これからも土を愛し、子どもたちにおいしい野菜を送っていきたい」と述べた。 -
シルバー人材センター会員調理通して食生活&健康管理学ぶ
伊那広域シルバー人材センターの高遠・長谷地区会員を対象とした健康教室が24日、高遠町の保健センターであった。約40人が参加し、調理実習と講演会で健康管理について学んだ。
調理実習は、高齢者の食事介助要請に対応する狙いもある。高血圧予防に減塩するなど「栄養バランスを考え、身近にある材料で」をコンセプトに、「豆腐バーグのきのこあんかけ」「いもだんご汁」など3品に挑戦した。
調理することが少ないという男性会員たちは、栄養士や女性会員らからアドバイスを受けながら、慣れない手つきで野菜を切ったりした。完成した料理を前に「よくできたと思うよ」と出来栄えに満足していた。
西高遠の男性会員(74)は「普段は料理をしないから慣れないことで難しかったが、これまで以上に健康を考えるいい機会になった」と話していた。
実習後は、長谷村国保美和診療所の清水正之副所長の講演に耳を傾けた。 -
かるた・百人一首「はい」素早い攻防
高遠町の高遠北小学校で24日、恒例かるた・百人一首大会があり、全校児童が楽しんだ。
日本の伝統文化に親しもうと、国語の授業の一環。低学年がかるた、高学年が百人一首に挑み、学年関係なく4人ずつで競った。
年明けから授業を通してかるたや百人一首をしてきた児童たちは、「句がほとんど頭の中に入っている」(担当教諭)。低・高学年いずれも、児童たちは体を前に乗り出し、札をにらみつけては、句が読まれた直後に「はい」と大きな声で素早く取り合った。
何枚とれたか児童一人ひとりに記録賞が渡され、各自が前年の記録を参考に自己評価。2年の女子児童(8)は「いっぱい取れたよ」と喜んでいた。 -
「六角観音供養塔」高遠町宝に
高遠町教育委員会は、西高遠諸町の相頓寺跡に残る江戸時代の石造物「六角観音供養塔」を町宝に指定した。
供養塔(高さ2・45メートル、幅70センチ)は、1747年に水上村(現・高遠町藤沢水上)の石工・九兵衛門が製作したことが分かる銘が刻まれている。町には2500体余の石造物があるなかで、石工の名が彫られたものは珍しいという。
難しいとされる六角型の面には観音菩薩(ぼさつ)の名が均整に彫られ、台座には卍字、その下に「緒人皆等得解脱」の文字などが記されており、技術が高く評価されているという。
昨年12月の町文化財保護委員会で、文化財にふさわしいとして意見がまとまり、町教委に申請。23日にあった町教委定例会で町宝への指定を決めた。 -
新市誕生・権兵衛トンネル開通 パネル展示で情報提供
権兵衛トンネル開通と高遠町・長谷村との合併を控え、伊那市は24日、市役所1階市民ホールにガイドマップなどのパネルを展示した。情報提供の一環で「大きな変化」を市民に広報している。
パネルは、写真家津野祐次さんの「朝の仙丈ケ岳」を含む5枚。新市誕生までの経緯、新市の地図上に公共施設などを記したガイドマップ、新市まちづくりの基本方針、住所表示変更に伴う手続きなどをまとめた。また、諏訪湖縲恍・テ川の木曽路・伊那路のドライブマップもある。大きさは、およそ縦1・5メートル、横1メートル。
市は「合併まで70日を切った。当分の間、展示して、より気運を盛り上げたい」と話している。 -
高遠国立少年自然の家でふれあいフェスティバル
国立信州高遠少年自然の家で22日、「冬の高遠ふれあいフェスティバル」があり、200人を超える家族連れなどが、スノーシューやそば打ちなどを楽しんだ。
体験などを通して子どもの健全育成を支援する活動を助成する「子どもゆめ基金」の採択事業で、今年初めての試み。そりすべり、歩くスキーなど、雪を生かした活動に加え、もちつき、そば打ち、木工や籐(とう)細工などの創作イベントを多数準備。県内を中心に、県外からも申し込みがあり、定員を超える人が集まった。
参加者は、それぞれ好きなイベントに参加。今季から国少で取り組み始めた「スノーシュー」は、昔、雪の中を歩く時に使った「かんじき」の海外版で、雪の中の自然観察などに役立つため、近年注目を集めている。この日は、約50人がスノーシューを体験。ある親子は、雪の下にある長い霜柱を発見し「すごい」と驚き、冬の自然を楽しんでいた。 -
3年間の集大成 個性あふれて
高遠高校芸術コースの美術、書道を専攻する3年生の卒業制作展が29日まで、信州高遠美術館で開かれている。
美術専攻の生徒は個々で自由にテーマを決め、昨年8月から製作してきたた油絵13点を出展。思い出の詰まった学び舎や友人を描いた作品が多い。学校入口の階段を描いた作品は「この先、壁に突き当たったときにジャンプできるステップになれば」との願いを込めている。
青い海とイルカとのグラデーションにこだわり、平和を表現したり、それぞれ個性あふれる作品がそろった。
書道専攻の作品は6点。「辞書で調べるのに苦労した」という篆(てん)書の「千字文」の力作に加え、これまで学んできた中で得意とする書体で書いた作品などを飾り、3年間の集大成として堂々と発表している。
美術担当の北原勝史教諭は「生徒それぞれ個性が表現できている作品ばかり。生徒が作品に込めた思いが伝われば」と話している。
入館料は一般500円、小中学生150円。午前9時から午後5時まで。問い合わせは、信州高遠美術館(TEL94・3666)へ。 -
舞踊グループ「若葉会」がほかにも楽しむ趣味の成果披露
舞踊グループ「若葉会」のメンバーが舞踊以外に個々で楽しむ趣味の作品を持ち寄り、高遠町の高遠さくらホテルに飾っている。写真、押し花、ちぎり絵、俳句など約30点。31日まで。
高遠城址公園のカエデと桜の紅葉や浜名湖に沈む夕日をとらえた写真、梅が咲くなかで元気にたこ揚げをする子どもたちを押し花で表現した作品など、見る人の目を楽しませている。
若葉会は、高遠中学校を1951(昭和26)年に卒業した同級生5人でつくり、月2回の舞踊けいこに励んでいる。
重盛君子代表は「高齢者の集まりだが、健康で元気に踊りと趣味を楽しんでいる。一生懸命頑張っている成果を見てほしい」と話している。 -
ガールスカウト新年祝賀のつどい
ガールスカウト長野第26団(木部則子団委員長)は22日、伊那公民館で「新年祝賀の集い」を開き、昨年末に文部科学大臣社会教育功労賞を受賞した前団長・春日澄子さんのお祝いもした。
26団での活動を通して、ガールスカウトたちの支援をしてきた春日さんは「とても大きな賞で自分でも戸惑うほど。26団のみなさんの支えがあり、続けてこれたおかげ」と喜びと感謝を語った。また、ガールスカウトたちへのアドバイスとして、考えたことを行動することの大切さを伝えた。
春日さんには花束とみんなで「おめでとうのうた」を贈った。
辰野町出身のメンバーでつくる「メヌエット」による、フルート、ピアノ、ギターによるミニコンサートもあり「トトロ」「さんぽ」など、よく知る曲目が、子どもたちを楽しませていた。 -
防火コンクール審査会 ポスター・書道の最優秀賞などが決まる
伊那市の伊那公民館で18日、小学生を対象とした防火コンクールの審査会があった=写真。ポスター、書道の部の各最優秀賞1点づつと優秀賞を決めた。伊那防火管理協会、伊那消防組合消防本部の主催。
防火意識を高めるための恒例事業で、ポスター、作文、書道の部に、同消防組合管内の小学4竏・年生から約300点の応募。ポスターは建物、山林、車両などの火災予防を表現している作品が多い。
ポスターと書道の部の優秀賞以上の入選作品は、「春の火災予防運動」(3月1日竏・日)の期間、管内各市町村の役場や大型店などで展示。作文の部は後日、審査があり、入選作品は有線放送で発表する。 -
交通栄誉章「緑十字金章」に平沢久志さん
第46回交通安全国民運動中央大会(18日・東京都)で交通栄誉章表彰の最高章となる「緑十字金章」など、伊那署管内から2人1団体が表彰された。20日、受章者2人が同署を訪れ、中山均署長に喜びを報告した。
表彰を受けたのは、「緑十字金章」に伊那交通安全協会箕輪町交通安全協会相談役の平沢久志さん(76)=箕輪町沢=、同章「緑十字銀章」に同交通安全協会長の田中邦一さん(76)=同市富県=。優良団体等表彰の「交通安全優良学校」に富県小学校(同市)が称えられた。
平沢さんは1960年から45年間、地域の交通安全活動の先頭に立ち交通安全指導・教育に従事。今後の交通安全予防については「いよいよ権兵衛トンネルが開通するが、交通の流れが多くなることが懸念されるので、注意していかなければ」と語っていた。
田中さんは県警察官を退職後、県駒ヶ根自動車学校長を11年歴任し、運転者教育に貢献。2002年、伊那安協会長に就任してからは、安協会員をまとめ、事故防止対策に取り組んでいる。
富県小は交通安全教育の課外活動として「自転車クラブ」を10年以上継続してきた功績が認められた。昨年夏には、その活動が認められ、伊那署から感謝状を受け取っている。 -
UJIターン者優先 児童・園児の確保期待
高遠町が定住対策の一環として、山室久保に建設を進めていたUJIターン者優先の町営住宅(2棟2世帯分)が完成し19日、しゅん工式があった。
過疎地域への設置により小学校、保育園の児童・園児の確保を目指して01年から進めている事業で、山室は2カ所目の建設となった。
木造平屋建てで、延床面積はそれぞれ93平方メートルの3LDK。敷地内には家庭菜園も備える。事業費は2棟合わせて約3600万円。
式には関係者約20人が出席。伊東義人町長は「建てることが目的でなく、子どもがいる人に入居してもらうことが最重要であり、目的の達成である」とし「過疎地域の人口の減少が食い止められ、三義地区の活性化につながれば」と期待した。 -
オリジナル体操で転倒・骨折予防健康に
高遠町は介護予防事業の一環として来年度から、各地区ごとに転倒・骨折予防の体操教室を開く。オリジナル体操を作って高齢者を中心に普及させ、健康増進を図る。これに先立って、体操の創作と教室のサポーターを養成する「いきいきサポーター講座」が今月始まり、第2回の17日から、50縲・0代の町民22人が創作に取りかかった。
講師に迎えた町出身の健康運動指導士・藍早瀬さん(59)=東京都調布市=の案を基に、参加者が意見を出し合って改良。3月中旬まで9回の講座で完成させ、老人会の役員会などで発表する。
町健康福祉課は「高齢者が多いからこそ、取り組みやすいオリジナルの体操を考え、健康で元気に暮らしてもらいたい」とし、普及に期待を寄せている。
オリジナル体操は音楽に合わせて、ストレッチ、柔軟、バランス、筋力など数種類を織り交ぜた約10分間の内容を2セット作り、最終的に約20分間で構成する。
第2回講座は、いすに座って腕を伸ばしたり、上半身を左右に曲げたりしたほか、浮かせた足で「たかとお」と宙に描くなど、藍さんが提案した体操を実際に体験し、意見や動きの案を出し合った。
藍さんによると、要介護になる原因は高齢による衰弱や、転倒・骨折が多い。30分程度の運動を週2回定期的に続けることで筋肉量が増加し、予防につながる。
参加した小原の女性(73)は「全身を動かせてよかった。普段は特別運動もしていないから健康のために続けたい」と話していた。 -
高遠町上山田引持で伝統の悪魔払いの獅子舞
高遠町上山田引持の祭事連とそのOBが17日夜、地区集会所で一年間の無病息災を祈る伝統の悪魔払いの獅子舞を披露し、子どもからお年寄りまで地域住民40人余が鑑賞した。
かつて、酒を飲みながら日の出を待ち、夜明けとともに願いごとをしたとされる「お日待」の日(17日)の恒例行事。
前獅子とひょっとこの面を付けた後舞の2人で操る獅子は、笛の音に合わせて、御幣と鈴を持って舞台を幾度か回り、身を清める仕草をした後、鈴を振って激しく再び舞台を舞った。気迫に満ちた勇壮な舞に住民からも盛大な拍手が起きた。
祭事連は、30歳未満の跡取りでつくり、現在は4人。人数の減少によってここ数年は、OBの協力を得ている。来年は2人となり、伝統芸能の継承が危ぶまれるなか、「郷土芸能保存会を立ち上げたい」(平岩國幸常会長)という動きも出ている。 -
夢大きく 実現に努力へ
高遠町の高遠小学校(宮下廣則校長)で17日、20歳の半分を祝う「2分の1成人式」があり、4年生30人が夢に向かって飛躍することを誓い合った。
節目を祝うとともに、将来の夢を語り合い、思い出づくりの機会にしようと6年目。児童自ら会場の飾りつけや式の内容を計画、司会進行も務めた。
伊東義人町長は「現在の自分がいるのは家族や学校、社会のおかげと認識し、感謝を忘れないでほしい」とあいさつ。宮下校長は「夢に向かって、くじけずに歩んでほしい」と激励した。
児童たちは保護者らを前に将来就きたい職業を発表。「世界に通用するサッカー選手になるためにブラジルに行って練習したい」「子ども服のデザイナーになって、人気のある服を作れるように頑張りたい」「優しい保育士になるために勉強したい」など、夢の実現に努力していく決意を新たにした。
4年生は3月に、自分にあてた手紙などを町から寄贈されたタイムカプセルに収め、学校の敷地内に埋める。10年後の成人の年に掘り起こす予定だ。 -
「高遠っ子みまもりたい」が結成
高遠小学校のPTAや教諭でつくる「高遠っ子みまもりたい」の結成式が16日夜、同小学校であった。全国の相次ぐ女児殺害事件を受けた同PTAは、登下校の安全対策を充実させるため、町内の小学校ではいち早く見守りボランティア隊を結成し、不審者が寄りつかない地域づくりをPRする。
我が子の安全を保護者が知恵を出し合って守っていこう竏窒ニいう趣旨のもと、79人で結成。隊員は買い物や、保育園の迎えの際など、「パトロール中」のステッカーを自動車に掲示し、通学路を巡視する。
席上で小松浩明PTA会長は「今後は地域の皆さんの応援団を募りながら、ボランティア活動を進める。結成を契機に、不審者が寄りつかないようにと意気込みを見せていきたい」とあいさつした。
高遠小学校では、PTA予算などで購入した防犯ベルを全児童に配布したり、昨年12月中旬から、集団下校を実施するなどの安全対策を実行。昨年末からは、月一回発行の学校便りを全戸に配るなど、地域住民への啓発活動もしている。
今後は「高遠っ子みまもりたい」の隊員を地域住民からも募集する考え。2月1日には、伊那署の協力で、声かけ事案への対応や防犯ベルの使用方法を学ぶ、不審者対策訓練を実施する。 -
3部門20チームが源平方式で白熱
高遠町図書館は15日、百人一首大会を町文化センターで開いた。伝統文化の継承を目的に19回目を数える新春行事。町内外から60人の小中学生が参加して楽しんだ。
小学校3・4年、5・6年、中学生以上の3部門に分かれて、3人1組のチーム対抗戦。3チームがの出場した小学3・4年と中学生以上は総当たり戦、14チーム出場の小学5・6年は勝ち抜き戦をした。
2チームが向かい合って座り、50枚ずつ自分たちの前に並べて、先に札がなくなったチームが勝ちという源平方式で勝負。札を読み出した直後にもかかわらず、「はい」と素早く札を取り合うなど白熱した試合を展開し、駆けつけた保護者らも関心していた。
2年連続で優勝した西春近北小6年生3人は「この季節になると、友達同士でよく遊ぶからほとんどが頭に入っている。この大会にも4年間出て、毎年楽しみにしてる」と話していた。 -
新伊那市長選 小坂氏が正式に出馬表明
伊那市長の小坂樫男氏(70)=小沢=は16日、伊那市・高遠町・長谷村の新伊那市発足に伴う伊那市長選挙の出馬について正式表明した。合併の重要事項について協議が終了し「7万4千人の市民が『合併してよかった』と思えるよう、最後の努力をしたい」と述べた。
16日の市議会臨時会のあいさつで「後援会を通じ、合併の大きな流れの中でまとめることが必要で、引き続き務めるべきとの声をいただいた。市政の課題は山積みし、新しい考え方や発想が求められている。健康に恵まれ、激務にも耐えうる」と所信を述べた。
臨時会終了後の記者会見では「特色を持った3市町村を有機的に結びつけることで、産業、観光、定住など新しいまちができる」とし▽自主財源の確立▽権兵衛トンネル開通に伴う観光▽少子化対策竏窒・フ的な施策として挙げた。
市長選は4月30日投開票の日程で行われる見通し。
小坂氏は上伊那農業高校卒。県職員を経て、94年から伊那市助役、96年から市長を務めている。3期目。