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交通事故防止ステッカー車がパレード
伊南交通安全協会駒ケ根支会(牛丸廉平支会長)は7日夜、「交通事故防止運動実施中」の夜光反射ステッカーを貼った車10台による市内パレードを行った=写真。車列はパトカーに先導されながら駒ケ根署から市内赤穂の大徳原まで走り、市民に夜間の交通事故防止をアピールした。
出発式で駒ケ根署の向山静雄署長は「管内ではこの1カ月で死亡事故が2件続いて発生している。徐々に日が短くなるなど条件が悪化していることもあり、この時期に行われる夜の活動に効果を期待したい」と激励した。
安協は同市交通安全推進協議会や幼稚園・保育園の保護者らでつくるひよこ安全クラブとも連携して夜光ステッカー貼付車を100台にまで増やすなどして、さらに夜間の交通事故防止を訴えていきたいとしている。 -
養命酒の「健康の森」オープン
養命酒製造は(本社・東京都)は6日、駒ケ根市福岡の同社駒ケ根工場に自然を楽しみながら、心身をリフレッシュする「健康の森」をオープンした。酒蔵を改築した記念館、約36万平方メートルの敷地内に散策路(せせらぎコース、山野草コース、沐浴コース)を整備した。
記念館前で行ったオープンセレモニーで、関係者約60人を前に、塩沢太朗社長は「遠くから訪れたお客様に工場見学だけでなく、癒しの場を求める人が増え、その要望にこたえるために、記念館や散策路、花壇を整備し、総称して『健康の森』とした。多くのみなさんに喜んでもらえれば」と期待を込めてあいさつした。
約280平方メートルの記念館は、養命酒発祥の地、中川村に1930-31年に酒蔵として建設、その後、岡谷市に移築され倉庫として使用されていたが、02年の創始400年記念事業として、同地に移築した。
館内には養命酒の歴史や生薬の展示、同社製品のほか健康ブレンド茶など限定商品の販売。薬酒や薬膳、生薬栽培など生薬講座、木細工、リースづくりの体験教室も行う。
また、テラスでは喫茶、軽食も楽しむことができる。
オープン初日は、セレモニーに続き、正午から一般公開、作家井出孫六さんの講演もあった。 -
勤労青少年ホーム祭
駒ケ根市勤労青少年ホーム・駒ケ根女性ふれあい館の利用者の会は5・6日、駒ケ根文化センターで第20回ホーム祭を開いた。会場いっぱいに設置された各クラブの展示ブースで作品などが展示されたほか、大ホールのステージでは大正琴、吹奏楽、民謡太鼓などの演奏や合唱、詩吟、演舞などが華やかに披露され、訪れた多くの来場者でにぎわった。
書道、華道、写真、手芸、美術などのクラブは会員が制作した作品の数々を展示。体験コーナーには親子連れなどが次々に訪れ、会員の指導で作品づくりを楽しんだ=写真。
ステージには日ごろの練習の成果を発表しようと各団体のメンバーが張り切って登場し、それぞれ見事な歌や演奏などを披露して会場から大きな拍手を受けていた。 -
安協が高齢者宅訪問
伊南交通安全協会駒ケ根支会(牛丸廉平支会長)は7日、駒ケ根警察署近くの高齢者のいる家庭約50軒を訪問し、反射材付きの手袋とチラシを手渡して交通事故防止を呼び掛けた=写真。
安協役員のほか駒ケ根署の交通課長ら14人が数班に分かれてそれぞれ高齢者宅を訪ね「高齢者の交通事故が増えているので暗い道を歩く時はよく気を付けてくださいね」などと話しながら手袋とチラシを手渡した。訪問を受けた高齢者らは笑顔で応対し「この手袋は夜光るのかえ。そりゃいいね。早速使います」などと喜んで受け取っていた。
同市内ではバイクに乗った85歳の男性が自動車と出会い頭に衝突して亡くなる事故が5日にあったばかり。 -
駒ケ根市で死亡事故
5日午後3時18分ごろ、駒ケ根市赤穂南割の信号のない市道交差点で、同市赤穂上赤須の無職中山万九さん(85)運転の原付バイクと松川町元大島の公務員下澤俊治さん(50)運転の普通自動車が出会い頭に衝突した。中山さんは頭などを強く打ち、駒ケ根市内の病院に運ばれたが午後5時57分に死亡した。下澤さんにけがはなかった。駒ケ根署で原因を調べている。
同市内では03年11月以来の死亡事故。10月には県内18市中で最長となる死亡事故ゼロ700日の表彰を受けたばかりだった。 -
秋香会菊花まつり表彰式
創立45周年を迎えた駒ケ根秋香会(本間秋男会長)は4日、第45回菊花祭りの入賞者表彰式を駒ケ根市の三和森クラブで開いた。本間会長は「晴天に恵まれて例年にない盛り上がりだった。皆さんのおかげ」と感謝を述べ、受賞者にトロフィー、たて、カップなどを賞状とともに授与した=写真。
菊花展入賞者は次の皆さん。
▽県知事賞=飯塚礼子▽駒ケ根市長賞=井口春人▽同市議会議長賞=飯塚礼子▽駒ケ根商工会議所会頭賞=小町谷誠▽駒ケ根市教育長賞=飯塚礼子▽全菊連会長賞=飯塚礼子、森勝美▽町部自治会長賞=森勝美▽秋香会長賞=森勝美▽審査委員長賞=羽場一雄▽宮下賞=北原・ス一▽伊那毎日新聞社賞=本間秋男▽信濃毎日新聞社賞=北原康平▽中日新聞社賞=塩澤春夫▽読売新聞社賞=酒井世喜良▽駒ケ根ニュース社賞=岡野修一▽駒ケ根日報社賞=松崎和男▽大中屋賞=浜口善元▽秋香会長賞=中西利幸▽長生社賞=熊沢作永▽秋香会賞=田中勝美▽池上賞=勝部由紀夫▽しらかば賞=森勝美▽米沢賞=飯塚礼子▽克水賞=小町谷誠▽MANABU賞=堺澤悦子▽サンケイ技研賞=山村英一▽新世紀賞=塩澤春夫▽有賀芳郎賞=栗山いさ江▽ビーナイン賞=樋屋次郎
◇赤穂小学校▽金賞=丸藤裕子、堀川佑香里、佐々木啓文、佐々木力弥、太田圭亮、野村美結、平栗舞歩、山岸朋博、倉田桃子、河嶋慈明、新井詩織、池上竣、山岸愛、唐沢紗季▽銀賞=清水雄平、高橋啓明、幸村響、中島悠、気賀沢和司、福沢美佑、松崎岳、竹上梢太、尾崎美優、名倉那夏、池戸直人、米山勇生、保科光輝、上谷大和▽銅賞=加藤優希、小池晨、有賀直美、小原淳美、千村諒、池上諒、下島亮、村田愛、川上優香、宮下蓮、園原有紀、松枝拓磨、下平達也、倉田挙伍、清水弥、矢崎亮介
◇順天寮▽金賞=順天寮菊クラブ1、同2▽銀賞=同3
◇団体賞▽秋香会長賞=赤穂小、順天寮 -
南部中学校音楽会
上伊那南部教職員会は2日、南部中学校音楽会を駒ケ根市文化会館で開いた。伊南4市町村の5中学校の3年生が一堂に会し、3年間積み重ねてきた練習の成果を互いに披露し合った=写真。
代わる代わるステージに上がった生徒らは中学生らしい迫力のある合唱のほか、太鼓や琴などの見事な演奏をホールいっぱいに響かせた。客席で見詰める生徒らはステージでの熱演に惜しみない拍手を送っていた。 -
聴導犬デモ
日本聴導犬協会(有馬もと会長、宮田村)は4日、身体障害者補助犬のデモンストレーションを駒ケ根市文化会館で行った。秋の屋外研修の一環で同会場を訪れた専門学校ルネッサンスアカデミー動物関係学部(静岡県浜松市)の1年生ら約100人に対し、聴導犬や介助犬の役割や訓練方法などについて詳しく説明した。
聴導犬は耳が不自由な人に付き添い、チャイムやドアノック、目覚まし時計、人の呼び声などを聞いて知らせ、介助犬は体の動きが不自由な人の手足となって働く。有馬さんとスタッフらは「まつ」「しろ」「タカ」の3頭を使い▽冷蔵庫を開けて水の入ったボトルを持って来る▽人の履いている靴下をくわえて脱がせる▽目覚まし時計の音を聞いて、寝ている人を起こす窶狽ネどのさまざまなデモンストレーションを披露した=写真。有馬さんは「機能だけの味気ない電子機器などと違い、犬の良いところは一緒にいて心が癒されること」と話し、補助犬の育成や普及を強く訴えた。
学生らはよく訓練された犬たちの動きに「お利口」「かわいい」などと歓声を上げながらしきりに感心していた。 -
伊南ひまわり号コンサート
障害者が列車で旅を楽しみたい窶狽ニ1985年にスタートし、年1回ずつ県内外に旅行するなどの活動を続けてきた伊南ひまわり号友遊クラブは3日、発足20周年を記念したコンサートを駒ケ根市のふれあいセンターで開いた。会員ら約60人が集い、松本市出身のシンガー・ソングライター美咲さんの歌声に耳を傾けたほか、会食交流会を楽しんだ。
ステージに登場した美咲さんは7月にリリースしたばかりの最新アルバム『天空の花』などからオリジナル十数曲を披露。伸びのある高音を生かした美しい歌声を聴かせた=写真。 -
パキスタン北部地震に寄付
上伊那郡内の有志約10人でつくるパキスタン地震被災者救援の会(竹内美佐子会長)の代表者ら3人は4日、駒ケ根市役所を訪れ、街頭募金で集めた3万7千円余りを中原正純市長に託した=写真。竹内会長は「10月22日に伊那市と駒ケ根市で行った街頭募金です。地震はとても他人事とは思えないので、現地の悲惨な状況を救うために何かをしたかった」と話した。
中原市長は「市民を代表して感謝と敬意を表する。早速、日本赤十字社を通じて現地に送りたい」と述べた。 -
【記者室】聴導犬
聴導犬(盲導犬ではない)のデモンストレーションを見た。チャイムやドアノック、目覚まし時計、人の呼び声などを聞いて耳が不自由な人に知らせる犬たちだが、試験に合格して認定を受けたのは全国でまだたったの10頭ほどだという▼もちろんどの犬でもなれるわけではなく適性がある。ほえたりうなったりせず、どこに行っても落ち着いていて人懐こい窶狽ネど、なかなか厳しい。だが認定された犬たちは決して特別な素性ではなく、捨てられたり飼い主がいない犬の中から選ばれたのだという▼我が家にも1匹の駄犬がいるが聴導犬にはとてもとても…。だからといって別に悲観することもない。誰にも良いところはあるし、人間も犬も生き方はいろいろなのだから。(白鳥記者)
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消費生活大学開講
飯田消費生活センターと駒ケ根市は4日、05年度消費生活大学を駒ケ根市の駅前ビル・アルパで開講した。応募した上下伊那の49人が開講式に臨み、全6回の講座のスタートを切った。
飯田消費生活センターの久保田篤所長はあいさつで「もともとは消費者運動のリーダーを養成しようと始まったこの大学だが、多くのトラブルが起きるこの時代にあって自分を守り、周りの人を守るための知識を学ぶ場として一緒に勉強しよう」と呼び掛けた=写真。
初日は飯田消費生活センター主幹の金田伊津子さんによる『クーリングオフの知識』、司法書士の矢澤茂さんによる『老後の財産管理窶泊椛ア、遺言、成年後見』が行われ、参加者は真剣な表情で講義に聞き入っていた。
同大学では1月27日まで毎月2回、公開講座を含む全6回の講座があり、保健所職員や司法書士、警察官などを講師に招いて生活にかかわるトラブルを防止する知識などについて学んでいく。 -
市政懇談会
駒ケ根市は31日、福岡区第一自治会集会所「公道館」で地元住民を対象にした市政懇談会を開いた。中原正純市長をはじめ、各部の部長らが出席し、市民らの質問に答えた。
参加した約30人の住民らからは「市の大規模災害対策はどうなっているのか」「全国で問題になっているアスベストにかかわる市の対応と今後の方針は」「集会所など公共施設の老朽化が進んでいるが改修の計画はあるのか」など、日ごろ感じている疑問や率直な意見などが出された=写真。
地域交流センターなどの公共施設の整備についての質問に対し中原市長は「前々から要望の強かった事業。合併特例債を使うつもりでいたが、(合併が)白紙になったためにできなくなってしまった。財政的にみて現段階での着手は無理だが、検討してできるだけ早期に建設したい」と述べた。
地震などの大規模災害が発生した場合の対応や、大曽倉の土地取得の経過、指定管理者制度の導入についての質問などに対しては部長らが資料を示しながら説明した。 -
スクールガード・リーダー
駒ケ根市下平
小出光恵さん(63)各地で相次ぐ学校への不審者侵入事件などを重くみた文部科学省が05年度から新たに取り組みを始めた「地域ぐるみの学校安全体制整備推進事業」を受けて9月、県教育委員会からスクールガード・リーダー(=地域学校安全指導員)の委嘱を受けた。
受け持つのは駒ケ根署管内全域(駒ケ根市、飯島町、宮田村、中川村)。任務はそれぞれの地域のボランティアらでつくるスクールガードに対してアドバイスをすること、管内すべての小中学校を巡回し、問題点があれば指導や助言などをすること窶狽ネどのほか、県教委への提言なども併せて行っていく。
◇ ◇
満州(現中国東北部)生まれ。4歳の時、終戦に伴って一家で実家のある飯田市に引き上げてきた。教師になりたくて信州大教育学部に進学。卒業後、県内各地の小中学校で勤務したが、32歳の時、警察の一般職員に転身。主に防犯(生活安全)課で婦人補導員として青少年の指導に当たってきた。
「教師と補導員はある意味では同じものなんです。教師は子どもを表から見るのに対し、補導員は裏を見る。でも子どもたちをしっかりと見守る窶狽ニいう点ではどちらも共通しています。やはり教師だった父には『教員であったことを忘れるな』とよく言われました。人間の悪い点だけに目が行って、育てるという視点をなくしてはいけないということだったと思いますね」
◇ ◇
スクールガード・リーダーはできれば警察と学校、双方の経験が深い人材が望ましい。まさにうってつけの人選だ。任期は一応06年3月まで窶狽ニなっているが「それだけでは何もできない。子どもたちの安全のためにこれからが勝負なんだから」と早くも活動に熱意を燃やしている。
「長いこと警察のおばさんをやってきた私が、ここにきてまた伊南警友会の代表として仕事ができるのは大変名誉なこと。スクールガード・リーダーはとてもやりがいのある仕事ですから、一生懸命やりたいと思っています」
(白鳥文男) -
壮年ソフト閉会式
駒ケ根市壮年ソフトボール連盟(川端洋二会長)は31日、第23回壮年ソフトボール大会の閉会式を駒ケ根市役所で開いた。壮年(40歳代)14チーム、実年(50歳代)14チーム、シニア(60歳代以上)12チームの代表者らが出席し、川端会長から表彰を受けた=写真。
川端会長は「4月に開幕した6カ月の長丁場だったが、特に大きい問題もなく終えることができた。残念ながら優勝できなかったチームは、それぞれ反省し来年に向けて努力してほしい」と述べた。
上位は次のチーム。
▼壮年の部(1)小町屋SS(2)東伊那壮年(3)飯坂壮年、中南割壮年(5)市場割壮年、北割二区壮年▼実年の部(1)町二区実年(2)東伊那実年(3)下平実年、中沢実年(5)町四区やまびこ、町一区実年▼シニアの部(1)町二クラブB(2)タイガーラビッツ(3)下平シニア -
県警剣道大会で駒ケ根署2連覇
駒ケ根警察署は2日に行われた05年度県警察柔道剣道大会(長野市、県警察学校)に出場し、剣道C組の部で昨年に続いて優勝した=写真。剣道団体競技は県内各警察署と警察本部の部・隊の規模によりA(12チーム)B(10チーム)C(10チーム)の各組に分かれてそれぞれトーナメントで対戦。C組に出場した駒ケ根署チームは対戦した木曽(3窶・)小諸(2窶・)丸子(3窶・)の各署チームの選手をを次々に破って見事に優勝した。
同署は6月の県警逮捕術大会でも昨年に続いて2連覇を果たしている。 -
赤穂小ロードレース大会
駒ケ根市の赤穂小学校(高野普校長)は2日、学校周辺の道路で全校ロードレース大会を行った。1・2年生は約1・2キロ、3・4年生は約1・7キロ、5・6年生は約3キロのコースをそれぞれ懸命に走り、タイムと順位を競った。
澄み切った青空の下、まず5・6年生の女子がグラウンドに整列し、号砲とともに一斉にスタート=写真。5分後、男子もスタートを切った。児童らは足取りも軽くトラックを2周した後、列になってグラウンドから一般道へ飛び出した。
十数分後、早くも先頭の児童がゴール。後続の児童が次々にグラウンドに姿を現したが、多くはスタート時の余裕の表情とは打って変わって、息を切らし疲れ切った表情でゴールしていた。
沿道では保護者や近くの住民らが「頑張れ」「もう少し」などと手をたたきながら声援を送っていた。 -
ようやくキノコ出はじめました
朝晩の冷え込みが厳しくなり、紅葉が始まった駒ケ根市東伊那の里山では、1カ月遅れの10月末からキノコが出始め、話題になっている。
地物のキノコ料理で有名な東伊那大久保のしぶき荘(赤羽芳春社長)では、先週末までマツタケも雑キノコも1本も採れなかったが、今週に入って、突然出始め、連日、マツタケやショウゲンジ、ハナイクチなど10キロ余を採取している。
2日も午後から持ち山や東伊那財産区の競り山を回って、マツタケ30本を含む、10キロ余のキノコを採った。
例年、キノコの発生は10月末まで、11月になってからの発生は珍しく、キノコ採り歴30年余の赤羽昭二会長は「地球はきまぐれ、こんな年は初めて」と驚いている。 -
フッチサウ(フットサル)・カーニバル
駒ケ根フッチサウ協会(上原幹雄会長)は30日、第3回信州フッチサウ・カーニバルを駒ケ根市東伊那のアルプスドームで開いた。県内外から12チームが出場し、予選リーグと決勝トーナメントを行った結果、箕輪町の「サルト」が優勝した。
出場した選手らはコート内を縦横に駆け巡って細かいパスをつなぎ、ゴール前のチャンスでは強烈なシュートを放つなど、スピード感あふれる熱戦を繰り広げた=写真。
フッチサウはフットサルのポルトガル語。5人制で、サッカーに比べ約3分の1の大きさのコートで一回り小さいボールを使う。小人数で手軽に楽しめるため人気が高く、ワールドカップをはじめ世界規模の大会も開かれている。
上位の結果などは次の通り。
▼準決勝=サルト(箕輪町)3窶・FC風越(飯田市)、NOLANDA(駒ケ根市)1窶・ジャンク(PK戦=NOLANDA4窶・ジャンク)▼決勝=サルト1窶・NOLANDA
▽ファンタジスタ賞=平沢陽一(サルト)佐藤孝(ジャンク)▽スーパーセーブ賞=白川満(蹴九武) -
町一区子ども会のお楽しみ会
駒ケ根市の町一区子ども会(須田秀枝会長)は30日、赤須町地域交流センターでお楽しみ会を開いた。親子約60人が参加し、紙芝居やバルーンアートのほか、ゲームやクイズなどで楽しんだ。
バルーンアートは赤穂高校ボランティア部の女子生徒3人が訪れて、子どもたちに犬やキリンなどの作り方を丁寧に教えた。「細長い風船を膨らませたら、ここをこうねじって、ここをこう結んで…ほら出来上がり」生徒らの手元を食い入るように見詰めていた子どもたちは「すごい」「私も作りたい!」と先を争って色とりどりの風船を手にすると早速ポンプや口を使って膨らませ、生徒らに教えてもらいながら動物や花づくりに夢中で取り組んでいた=写真。 -
青藍之会演舞発表会
創立20周年を迎えた演舞の愛好会「青藍之会」は30日、第18回演舞発表会を駒ケ根市文化会館で開いた。舞台は「日本に思いをよせて」「北から南へ日本舞めぐり」の2部構成で、日本の四季や自然などを歌と舞で表現した=写真。
あでやかな衣装をまとって登場した出演者らは、朗々と響く吟者の歌に乗せて見事な舞を次々に披露し、観衆の大きな拍手を浴びていた。 -
瑞宝双光章(教育功労)受賞
高坂保さん(76)「教え子たちは幾つになっても『先生、先生』と言って慕ってくれる。教師をやってきて良かったとつくづく思いますね。本当に楽しかった。でも振り返ってみれば教え子に教えられることの方が多かったですね。今回の受賞も支えてくれた教え子や保護者、先輩たちとともにいただくものと思います」
◇ ◇
七久保村(現飯島町七久保)の村長の家に生まれ、予科練(海軍飛行予科練習生)を経て大陸で戦闘機の訓練中に終戦を迎えた。本土への復員船の中で「これからの日本は大きく変わっていかなければならない。それには何といっても教育が大切だ」と考えを定め、理想に燃えて教職の道を選んだ。1950年、長野市の川端中学校を振り出しに下諏訪町、伊那市、松本市、駒ケ根市、辰野町の中学校勤務を経て駒ケ根市立東中校長、赤穂小校長を歴任。退職後は駒ケ根市教育長の重責を10年間務めた。
学校では怖い先生だったという。「子どもたちと友達になってしまっては駄目だ。しかし共に笑い、共に泣くような『共感』は絶対に必要。厳しい時と緩める時の塩梅(あんばい)が大切ですね」
若いころは教えることの難しさに悩んだこともあるが「先輩や同僚の教師らと毎晩遅くまで議論したり、哲学書や禅、武士道などの書物の読み合わせをしたものだ。そんな切磋琢磨を重ね、周囲に支えられて今日の自分があるんですよ」。 -
旭日双光章(地方自治功労)受賞 中坪敏郎さん(74)
1987年に駒ケ根市議会議員に初当選。03年に引退するまでの4期16年間にわたって市政の発展に尽くしてきた。95縲・9年までの2期4年間は市議会議長を務め、議会の長としての重責を担った。
◇ ◇
「父は、私を絶対に議員にさせない窶狽ニ生前言っていたようだが、いろいろな成り行きで議員として働くことになった。中でも印象に残っているのは、議長時代、全市全戸への下水道整備、南田市場の区画整理、伊南バイパス建設などについて中原正純市長に相談を受け、これらの課題の実現に向けて協力して全力で取り組んだことだ。地域の人の理解をどうやって得るかで大変苦労したが、市民の皆さんの手伝いが少しはできたという気がする」
「市長とは遠慮なくやり合ってきた。今後の議員に言いたいのは駄目なものは駄目とはっきりと言い、やる時はとことんやれということだ。市長が言うことに同調してばかりいてはこれからの時代はうまくいかない。理事者や議員にはそのあたりの読み違えをしないように望みたいね」
「(受賞は)市民のためにと思ってやってきたことを評価してもらえたのかもしれないが、何だか申し訳ないような気持ちだ。支えてくれた多くの人たちに感謝したい」 -
旭日双光章受賞(専門工事業振興功労)
麻野幸好さん(81)箕輪町三日町の農家に長男として生まれ、箕輪町役場勤務、建設業を経て1965年に駒ケ根市に信濃広告を設立。現在取締役会長。その間、県広告美術塗装業協同組合連合会会長、甲信越地区広告美術業組合連合会会長などを歴任し、業界の発展に尽くした。屋外広告物審議委員、景観審議委員・アドバイザーを務めるなど、屋外広告行政にも積極的に協力し、行政とのパイプ役としても活躍。
「(受賞は)うれしいが、自分の力だけではない。業界や関係者など、多くの人に代わっていただくものと思う」と謙虚に語る。
広告業に飛び込んだのはまさに日本が経済成長に入ろうとする時代だった。「役場の天井の節穴を定年まで眺めて暮らすのかと思ったら嫌になっちゃってね。役場を辞めた後、建設現場でもっこかつぎなんかをして金を貯め、それを元手に看板屋を始めたんだ。金がなくてもできるから窶狽ニ思ってね」
同業者の敬遠する仕事にも積極的に挑戦し、伊那谷一円の役場や国鉄(当時)飯田線の仕事を一手に引き受けるなど、順調に発展を続けてきた。
「振り返れば、80年一日のごとし窶狽セね。いろいろと世相の動きはあったが、今日を省みて明日を考える。この繰り返しでやってきた。後退せず、前に進むことだけを考えて何事にも努力してきたつもりだ。これからも体験から何かをつかもうとする意欲はずっと持ち続けていたいね」 -
秋香会菊花まつり
創立45周年を迎えた駒ケ根秋香会(本間秋男会長)は恒例の菊花祭りを駒ケ根市三和森クラブ広場で3日まで開いている。県民芸術祭2005に参加。3本立、ダルマ、福助、懸崖、盆栽、特作花壇など、会員らが丹精込めた作品が多数展示されている=写真。菊花鉢の販売、抹茶の野点サービスなどもある。入場無料。
菊花展入賞者は次の皆さん。
▽県知事賞=飯塚礼子▽駒ケ根市長賞=井口春人▽同市議会議長賞=飯塚礼子▽駒ケ根商工会議所会頭賞=小町谷誠▽駒ケ根市教育長賞=飯塚礼子▽全菊連会長賞=飯塚礼子、森勝美▽町部自治会長賞=森勝美▽秋香会長賞=森勝美▽審査委員長賞=羽場一雄▽宮下賞=北原・ス一▽伊那毎日新聞社賞=本間秋男▽信濃毎日新聞社賞=北原康平▽中日新聞社賞=塩澤春夫▽読売新聞社賞=酒井世喜良▽駒ケ根ニュース社賞=岡野修一▽駒ケ根日報社賞=松崎和男▽大中屋賞=浜口善元▽秋香会長賞=中西利幸▽長生社賞=熊沢作永▽秋香会賞=田中勝美▽池上賞=勝部由紀夫▽しらかば賞=森勝美▽米沢賞=飯塚礼子▽克水賞=小町谷誠▽MANABU賞=堺澤悦子▽サンケイ技研賞=山村英一▽新世紀賞=塩澤春夫▽有賀芳郎賞=栗山いさ江▽ビーナイン賞=樋屋次郎
◇赤穂小学校▽金賞=丸藤裕子、堀川佑香里、佐々木啓文、佐々木力弥、太田圭亮、野村美結、平栗舞歩、山岸朋博、倉田桃子、河嶋慈明、新井詩織、池上竣、山岸愛、唐沢紗季▽銀賞=清水雄平、高橋啓明、幸村響、中島悠、気賀沢和司、福沢美佑、松崎岳、竹上梢太、尾崎美優、名倉那夏、池戸直人、米山勇生、保科光輝、上谷大和▽銅賞=加藤優希、小池晨、有賀直美、小原淳美、千村諒、池上諒、下島亮、村田愛、川上優香、宮下蓮、園原有紀、松枝拓磨、下平達也、倉田挙伍、清水弥、矢崎亮介
◇順天寮▽金賞=順天寮菊クラブ1、同2▽銀賞=同3
◇団体賞▽秋香会長賞=赤穂小、順天寮 -
新体操発表会
駒ケ根市の新体操クラブチーム「舞(まい)エンジェルス」は30日、第17回発表会を駒ケ根市民体育館で開いた。スポーツ少年団を中心とした幼稚園・保育園児縲恍・w1年生の約60人が「信頼窶韮ELIEVE」をテーマに、約2時間にわたって団体演技や個人種目などを披露した。
出場したメンバーはあでやかなコスチュームに身を包み、フープやリボン、クラブなどを自在に操りながら、アクロバチックな激しい動きと柔らかい繊細な動きがバランス良くミックスされた見事な演技をフロアいっぱいに展開=写真。1年間の厳しい練習で鍛え上げてきた技をいかんなく発揮した。
客席には大勢の保護者らが詰め掛け、演技の模様を収めようとビデオカメラなどを向けながら食い入るように演技を見守っていた。 -
特別職報酬審議会答申
駒ケ根市特別職報酬等審議会(渋谷敦士会長)は8月に諮問を受けた市長、助役、収入役、教育長の給料と、市議会議員の報酬の金額についての答申をまとめ31日、市役所で答申書を中原正純市長に手渡した=写真。答申では、ほかの市町村との比較、景気の動向、一般職の職員の給与引き下げなどの状況を踏まえ▽市長、助役、収入役、教育長の給料は現行の1%減額▽市議会議員の報酬は据え置き窶狽ニしている。
中原市長は「答申は尊重するが、自身の率直な気持ちとしては、改革が中途であり、景気回復も思わしくないなどの状況を加味して検討を加え、判断していきたい」と話し、自主削減に向けて含みを残した。
4役の給料、議会議員の報酬は01年がピークで、その後段階的に削減されてきているが05年度は据え置きとされた。
答申された給料・報酬月額は次の通り(カッコ内は現行)。
▽市長=78万7千円(79万5千円)▽助役=66万3千円(67万円)▽収入役=60万3千円(60万9千円)▽教育長=57万9千円(58万5千円)▽市議会議長=38万3千円▽同副議長=32万6千円▽同議員=29万8千円 -
早起き野球閉会式
駒ケ根市早起き野球連盟(川上好朗会長)は29日朝、05年度シーズンの閉会式を市民体育館で開いた。4月からの長いシーズンを戦い抜いてきた参加14チームの代表者ら約100人が出席し、今季の健闘をたたえ合った。各大会の上位チームには賞状やトロフィーのほか、ビールや焼酎などの賞品が贈られた=写真。
川上会長はあいさつで「1年間大きな事故もなく、日程の狂いもなく過ごせた。来年の開会式にはこの14チームがまた顔を合わせ、楽しく戦えることを期待する」と述べてシーズンを締めくくった。
表彰されたのは次のチーム。
▼1部トーナメント(1)北斗(2)町一区野球愛好会(3)駒ケ根アイアンズ(4)上穂クラブ(5)北割一区、中沢OB▼中央アルプスリーグ(1)北斗▼南アルプスリーグ(1)上穂クラブ▼市長杯争奪戦(1)北斗(2)町一区野球愛好会(3)北割一区、中沢OB▼2部トーナメント(1)オール福岡(2)カッターズ(3)中沢球愛クラブ、伊南健康▼駒草杯=TENJYO▼ロータリー杯=養命酒、中沢OB、北割▼努力賞=伊南健康、中沢OB、北割 -
ハロウィン楽しむ
駒ケ根市小町屋の住民らが29日夜、仮装をしてお菓子をもらったりパーティーをしたりするなどの本格的なハロウィンの祭りを盛大に楽しんだ。来日して約10年という米国人の英会話講師マルコ・メランソンさん(47)一家が中心となり、近くの住民らに呼び掛けて今年初めて実現した。
近くに住む約20人の子どもたちは白雪姫、海賊、お化けなど思い思いの扮装に身を包み、ジャック・オー・ランタン(お化けカボチャ)の灯りが揺らめくメランソン家の前に集合=写真。中には親子そろって忍者の装束を着て登場したほほえましい家族の姿もあった。子どもたちは早速近くの家庭を順番に訪ね「トリック・オア・トリート!(お菓子をくれないといたずらするぞ)」と言ってはキャンディやチョコレートなどの菓子をもらい、うれしそうに見せ合っていた。
「どの子の仮装が一番かみんなで投票しよう」とコンテストをしたり、集めたお菓子を持ち寄ってパーティーをしたりと、大人も子どもも初めて体験する西洋の祭りを地域ぐるみで楽しんだ。
ハロウィンはキリスト教の聖人を祝う万聖節の前夜祭で、悪霊を追い払うため玄関に中身をくりぬいたカボチャを置くなどの習慣がある。 -
イタリアオペラの夕べ
第13回秋のミュージアムコンサート「イタリアオペラの夕べ・乾杯の歌」が29日夜、駒ケ根市の駒ケ根高原美術館別館VITA AMORで開かれた。駒ケ根市出身のソプラノ歌手堀尾諭委さんと札幌市出身のテノール歌手岡崎正治さんが出演し、イタリア仕込みのアリアの数々を披露した。共にオペラの本場イタリアで研さんを積んだ実力派歌手の2人は代わる代わるステージに立ち、モーツァルトの『ドン・ジョバンニ』、ビゼーの『カルメン』、プッチーニの『蝶々夫人』、ベルディの『椿姫』などお馴染みのオペラの中からそれぞれ得意のアリアを歌い、時に2重唱も披露した=写真。地元のコーラスグループ「駒ケ根女性コーラス」「童謡コーラスつくしんぼ」「新星合唱団」のメンバーらも登場し、共に美しいハーモニーを聴かせた。
会場を埋めた約150人の聴衆は、朗々と響き渡る美しい歌声に息を飲んで聴き入っていた。