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中川村のファンづくりに情報提供を
中川村は村と関わりのある人(りんごオーナー、援農ボランティアなど)や、県内外の人に村の良さ、魅力を積極的にPRし、リピーターになってもらう、「中川村ファン」づくりを進める。
村の良さをPRするため、地域資源の発掘(名所、旧跡、古木、自然、祭り、芸能など)や人材の発掘、散策ルートの提案、食の情報、体験メニュー提案、村内ミニツアー提案などの情報提供を呼びかけている。
芸術家、工房、匠、特技・得意な分野などを持った人材について、自薦、他薦を問わない。
村はそれらの情報を元にマップ化し、ファン向けサイトの開設、メールマガジンの発刊するなど情報発信を行い、村に訪れた人にいろいろな村内ミニツアー、観光ツアー、各種体験メニューをそろえ、その中から好きな物を選んでもらい、村民と交流が図れるようにする考え。
情報の連絡先は村総務課(TEL88・3001) -
年賀はがき搬入
06年のお年玉付き年賀はがきが5日、駒ケ根市の駒ケ根郵便局(矢島和一郎局長)に搬入された。トラックで到着したはがきはダンボール箱2358箱。待ち構えた局員らの手でコンテナから局内に次々に運び込まれた=写真。
同局に搬入された無地、インクジェット、絵入りなどの年賀はがきの枚数は市内と飯島町、中川村の特定局の分も含め131万6千枚。需要の減少に伴い、昨年より44万4千枚、率にして約25%少ないが、印刷業者向けの4面連刷を含めると昨年比238万8千枚増の943万2千枚。
発売は11月1日、差し出し受け付けは12月15日から。お年玉の賞品は1等がハワイ旅行、ノートパソコンなど5点、2等がデジタルカメラ、腕時計など5点、3等が地域の特産品、4等が切手シートとなっている。 -
チャオ周辺魅力アップへ
中川村はチャオ周辺の活性化について調査・研究するチャオ活性化検討委員会を設置、3日夜、ショッピングセンターチャオ2階で初会議を開き、委員会の趣旨と役割、国土交通省が進める築堤工事概要の説明を受けた=
写真。
一般公募7人をはじめ、地元関係者、議会議員ら28人を前に、曽我村長は「チャオ周辺は村の商業の中心地であり、交通の便もよく、風光明び、大きな可能性を秘めた場所。チャオ周辺の魅力をアップし、飯田縲恚蘒P根の範囲の人々や村内の人たちが多く集まる場所にしたい」と委員会の趣旨に触れてあいさつ。
引き続き、役員選出を行い、会長に知久洋一さん(ショッピングセンター理事長)を、職務代理者に上久保好文さん(片桐地区協議会会長)を選んだ。
検討する範囲は釜淵から天の中川橋付近まで天竜川右岸、国道153号牧ケ原トンネルから田島信号機付近までの両側。伊那田島駅からチャオ周辺を経て、牧ケ原周辺までの一帯。
検討内容は▽ショッピングセンターチャオと周辺地域・商店の活性化▽築堤工事に伴う周辺の環境整備▽中央・田島・中田島・牧ケ原一帯のまちづくり。 会議は全体会、分散会で検討し、12月を目標にまとめる。
意見交換では「河川敷内に構造物を建てることができるか」「河川敷内の植栽は」「現地を知るために、早い時期に視察を」などの質問・要望が出された。
ほかに「チャオを観光拠点・ミニ交流センター的に活用できないか」などの意見もあった。
次回は26日の予定。 -
ダリア色濃く鮮やかに
中川村葛島の農産物直売所「かたつむり」の2アール余のダリア花壇は見ごろを迎え、来店者の目を楽しませている=写真。
赤、白、黄色、ピンク、オレンジの5種類600株のわい化ダリア。
春、挿し芽で増やし植え付けた。夏の間、ポツン、ポツンと咲いていたが、涼風が立ったとたん、花数が増え、花色も冴えてきた。 -
八幡神社例祭
中川村大草の八幡神社の例祭は1日宵祭り、2日、本祭りでにぎやかに繰り広げられた。
幟(のぼり)が立ち、杉の神木にしめ縄が飾られた八幡神社境内で、下平芸能保存会(小島治雄会長)によるしし舞の奉納で開祭。
大草城址の前宮に集合した各地区の大人みこし、子どもみこし合わせて10基は、地区内を練り歩いて、神社に到着。境内の南北に張り巡らされたナイヤガラ、し掛け花火に点火し、祭りはクライマックスに。最後は打ち上げ花火が夜空を彩った。 -
伊南地域で大規模林野火災防御訓練
伊南行政組合消防本部・伊南消防協議会は2日、中川村の中川中学校グランドや桑原、四徳地区で、県消防防災航空隊も加わり、大規模林野火災防御訓練を行った。
関係機関相互の連絡体制の強化と技術の習得がねらい。小渋ダム四徳発電所南で山火事発生を想定。火は桑原地区の民家に迫る勢い、地上からの消火活動が困難とあって、消防防災ヘリコプター、アルプスの出動を要請した。
北の空から中川中グランドに飛来した「アルプス」は上空偵察飛行、地上部隊への水の補給や、空中消火、資機材搬送など支援活動を実施した。今回初めて、ヘリから消火水をグランドに設置した水槽に投下させる訓練もした。
一方、小渋ダム四徳大橋北では本部設置訓練、桑原地区ではチェーンソーやスコップ、カマなどで草、低木を刈り、防火線設定訓練、飛び火警戒訓練もした。 -
お出かけ合庁
中川村役場で29日、地域の課題などをつぶさに語り合う「おでかけ合庁」があり、村の現状と課題、振興策など15項目で、村と、伊那合同庁舎現地機関が意見交換した。
牛越徹上伊那地方事務所長をはじめ伊那建設事務所長、伊那保健所長ら7人が訪れ、村側は曽我村長、各課長ら幹部15人が出席した。
この中で村は「アスベストの調査や発見された場合の改修、撤去に財政支援を。校舎の大規模改修に合わせ、対策を実施する場合は補助対象になるか」と質問。牛越徹地方事務所長らは「国の特別措置を期待し、県からも要望していく。大規模改修は対象になる」と答えた。
また、チャオ周辺活性化策にアドバイスを求めたのに対し「具体的方向が見えてきた段階で、それぞれのエキスパートにつなげたい。まちづくり交付金も利用できる」とした。
県管理の道路、河川の不法投棄について、人的、財政的支援を要望。県は巡回パトロールや看視連絡員制度、空からのパトロールなどの取り組みを紹介し「不法投棄は年々悪質化している。常習場所は念入りにチェックしてほしい」と村に協力を求めた。
子育て支援関係では、子育て支援センター・つどいの広場の設置を考えているが、国、県の補助はと質問。「補助を受けるには、規模を決め、制度に則った計画をしっかり煮詰めていくことが事業採択の近道」と助言した。
また、片桐保育園の改築に国の交付金を受けたいが」と質問。「国の採択は待機児童数、老朽化の度合いなど、ポイント制で優先順位が決まる。児童クラブを実施するなど、機能を付与することでポイントが稼げる」と具体的にアドハイスした。
このほか、商業振興や文化財管理、県道の改修、河川改修、大草桜祭り中の出店の扱いなど幅広い要望が出され、活発に意見交換された。 -
子育て中のお母さんの要望を聞く会
06年度に子育て支援センター設置を検討する中川村は28日、文化センターで「子育て中のお母さんの要望を聞く会」を開き、設置場所や、サービス内容のニーズを把握した。
3歳以下の子どもを持つお母さん104人に呼び掛け、13人が参加、村側から曽我村長をはじめ、河崎保健福祉課長ら関係職員9人が出席し、要望を聞き取った。
曽我村長・河崎課長は「村は昨年度策定した次世代育成行動計画を基に、子育て支援サービスの充実として、地域支援センターを06年度開設を目指している。内容を充実させるために、どのようなサービスにニーズがあるか、意見・要望を出してほしい」と趣旨に触れてあいさつ。
参加者からは「買物ついでに利用できる場所に設置を」「子どもたちが伸び伸びととびまわれる広さ」「公園が近くにあればもっといい」「子どもを遊ばせながら、お母さん同士思いきり、おしゃべりができるスペースがほしい」など設置場所について要望が出され、河崎課長は「チャオの2階スペースに、トイレやエレベーターを設置し、利用したらどうか」などの考えを示し、参加者から「買物しながら利用でき、ちょうどいい場所」と歓迎の発言があった。
内容については「専門的知識を持った相談員の配置を」「電話相談にも対応できるように」「子育てに関する情報が集まる場所に」「1時預かりはできないか」「ボールプールや滑り台がほしい」「弁当持参で1日中居られるように、遊ぶ場所と食事スペースを分けて」などのほか、公園について「大草城址公園の遊具は乳幼児では遊べない。1、2歳児でも遊べる遊具を」「チャオの裏の公園は利用頻度が高い。小さい子どもたちが遊べる公園に」「芝生と木陰のある公園に整備を」など。
このほか、村外から移住したお母さんから「子育てに関する施策や身近な情報が得られない。子育てマップのようなものができないか」などが多種多様な要望が出された。
村は出された意見、要望を整理し、参考にしながら、庁内検討を進める。
##(見出し(1))
子育て支援センター設置に向け、子育て中のお母さんたちの要望を聞く
##(見出し(2))
06年度に子育て支援センター設置を検討する中川村は28日、文化センターで「子育て中のお母さんの要望を聞く会」を開き、設置場所や、サービス内容のニーズを把握した。
3歳以下の子どもを持つお母さん104人に呼び掛け、13人が参加、村側から曽我村長をはじめ、河崎保健福祉課長ら関係職員9人が出席し、要望を聞き取った。
曽我村長・河崎課長は「村は昨年度策定した次世代育成行動計画を基に、子育て支援サービスの充実として、地域支援センターを06年度開設を目指している。内容を充実させるために、どのようなサービスにニーズがあるか、意見・要望を出してほしい」と趣旨に触れてあいさつ。
参加者からは「買物ついでに利用できる場所に設置を」「子どもたちが伸び伸びととびまわれる広さ」「公園が近くにあればもっといい」「子どもを遊ばせながら、お母さん同士思いきり、おしゃべりができるスペースがほしい」など設置場所について要望が出され、河崎課長は「チャオの2階スペースに、トイレやエレベーターを設置し、利用したらどうか」などの考えを示し、参加者から「買物しながら利用でき、ちょうどいい場所」と歓迎の発言があった。
内容については「専門的知識を持った相談員の配置を」「電話相談にも対応できるように」「子育てに関する情報が集まる場所に」「1時預かりはできないか」「ボールプールや滑り台がほしい」「弁当持参で1日中居られるように、遊ぶ場所と食事スペースを分けて」などのほか、公園について「大草城址公園の遊具は乳幼児では遊べない。1、2歳児でも遊べる遊具を」「チャオの裏の公園は利用頻度が高い。小さい子どもたちが遊べる公園に」「芝生と木陰のある公園に整備を」など。
このほか、村外から移住したお母さんから「子育てに関する施策や身近な情報が得られない。子育てマップのようなものができないか」などが多種多様な要望が出された。
村は出された意見、要望を整理し、参考にしながら、庁内検討を進める。
##(写真)
活発に意見交換した「子育て中のお母さんの要望を聞く会」 -
災害対策バイク入魂式
伊南行政組合は大規模災害発生時に孤立した地域の情報収集・調査や通信・連絡用などに使用するオフロードバイク4台をこのほど購入し28日、入魂式を駒ケ根市役所駐車場で行った。災害対策本部用として駒ケ根市も同じくバイク1台を購入した。非常通信用として衛星携帯電話3台も購入し、連携して万一の災害発生に備えることにしている。
関係者ら約20人が出席して清めの神事を行った後、消防署員がお披露目の初乗りをした=写真。出席した中原正純市長もバイクにまたがり、エンジン始動。予定にないハプニングにあっけにとられる関係者を尻目にさっそうと駐車場を1周。「(バイクは)40年ぶりかな。今のバイクはなかなか力があるね」と満足そうに話した。
バイクは排気量223cc。北・南消防署にそれぞれ2台ずつが配備され、バイク隊員の訓練も併せて行っていく。
伊南行政組合分の事業費はバイク160万円、ヘルメットなど45万円、隊員養成費20万円、保険など19万円の計約244万円。市購入分は62万円。うち41万円は県コモンズ支援金事業として採択されている。 -
中川町から友好を訪問団
中川村と友好提携している北海道の中川町から15日夜、2泊3日の日程で、中川町友好交流団(石井一則団長、20人)が来村。翌16日は村職員の案内で村内施設を見学した。
朝、望岳荘を出発した一行は、かつらの丘マレットゴルフ場で、友好提携20周年を記念し01年に植樹した桜やシャラの木を見上げたり、歴史民俗資料館や中川文化センター、社会体育館など村の主要施設を視察した。
また、西原ぶどう園では、早生(わせ)系の「藤稔」「安芸スイート」を買い求め、梨園では二十世紀梨のもぎ取りを楽しんだ。
袋から出して、丸かじりした参加者は「みずみずしく甘い」と大喜び。北海道では梨は栽培されていないとあって、興味津々の様子で園内を観察していた。
駒ケ根市の養命酒製造駒ケ根工場、養命酒北組倉庫、米沢酒造なども見て回った。 -
中川東小5年稲刈り
総合的学習の一環として米作りを進める中川村の中川東小学校5年生38人は22日、祖父母に手取り足取りで教わりながら、稲刈り体験をした。
5年生は学校南側の約4アールの水田に5月中旬手植えでモチヒカリを植え付け、水管理や草取りをし、実りの秋を迎えた。
「稲をしっかりつかみ、前に押し出すようにし、かまを手前に引く」と、祖父母に教わった刈り方を反すうしながら、慎重にかまを動かした。慣れるに従い、子どもたちは「面白い」「よく切れる」と、ザクっ、ザクッと小気味よい音を立てて、刈り進んだ。
また、湿したわらで、ひざで稲束を転がすようにして、しっかりしばりあげた。
結束した稲束ははざ元に運び、はざかけもした。
はざ干しで乾燥させた稲は、足踏み式脱穀機で脱穀する。新米は収穫祭でもちにつき、親子で味わう計画。 -
飯沼地区の棚田で稲刈り
中川村大草飯沼地区の棚田で17日、稲刈りがあった。
飯沼地区農業活性化研究会(入田護会長)の会員ら16人が4台のコンバインで、8枚約1ヘクタールに実った酒米ミヤマニシキを刈り取った。
同会は5月21日に田植え機で植え付け。5月の低温で生育は遅れたが、その後は順調、秋陽気に恵まれまずまずの出来。
入田会長は「持ち上げると、ずっしり重く、粒も大きく、酒米としても上出来」と話していた。 -
棚田で稲刈り
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中川村大草飯沼地区の棚田で17日、稲刈りがあった。
飯沼地区農業活性化研究会(入田護会長)の会員ら16人が4台のコンバインで、8枚約1ヘクタールに実った酒米ミヤマニシキを刈り取った。
同会は5月21日に田植え機で植え付け。5月の低温で生育は遅れたが、その後は順調、秋陽気に恵まれまずまずの出来。
入田会長は「持ち上げると、ずっしり重く、粒も大きく、酒米としても上出来」と話していた。 -
百歳慰問
「敬老の日」を前に16日、中川村は88歳以上の高齢者宅を訪問し、村からの祝い金、社会福祉協議会からの祝い品を贈り、長寿を祝った。
対象者は最高齢103歳の唐沢小よ志さん(南原)、三沢みちゑさん(美里)をはじめ31人、曽我村長や市瀬助役、担当民生委員からが3班に分かれ、訪問した。
このうち、百歳の宮下うめさん(田島)は、曽我村長から県からの祝い状と記念品、国からの金杯、村からの祝い金と、次々と手渡され「いろいろといただき、恐れ入ります」と笑顔。
曽我村長は「おいしい物をたくさん食べて、いつまでもお元気で」と激励した。
同居の長男、秀夫さん(76)によると、耳が少し遠くなったが、血圧は異常なし、食事は3度3度しっかり食べる。近年、足腰が弱くなり、ほとんど寝たきりとか。 -
チャリティ歌謡発表会
歌の愛好者らでつくる南信歌謡連盟(林源治理事長)は18日「第14回チャリティ歌謡発表会」を中川村の中川文化センターで開いた。会員53組が次々に舞台に登場し、日ごろの練習の成果を発揮して見事な歌や踊りを披露した=写真。
会場に集まった約100人の聴衆は、きらびやかな衣装を身にまとってステージ上で堂々と歌う出演者らのプロはだしの歌の数々に大きな拍手を送っていた。
幕間には、集まったチャリティ募金の贈呈式がステージで行われた。 -
彼岸花咲く
##(見出し(1))
秋彼岸が来て、中川村田島の坊ケ沢川の土手に真紅の彼岸花(まんじゅしゃげ)が咲き始めた。数10本が群生し、辺りを燃え立たせている=写真。
秋彼岸ころ、突然花茎が伸び、花が咲き、彼岸が過ぎるとかき消すようになくなる。スイセンやアマリリスの仲間。 -
中川村2小学校で運動会
さわやかに晴れ上がった17日、中川村の2小学校では秋の大運動会を開いた。およそ2週間の集中した練習で積み上げた技と力、協力する心をグラウンドいっぱいに繰り広げた。
このうち、東小学校では1、2年生が一生懸命走ったかけっこに続き、3年の短距離走、1本の綱に力と心を合わせ全力で引いた綱引、迫力満点の騎馬戦「大草城の合戦」。練習の成果を披露した組体操「南方の華」など、採点種目13を含む23プログラムのラストは全校による「豊年おどり」で飾った。
一方、西小学校は全力で走り抜けた5年の「疾風の如く」でスタート。1本の竹に群がり、懸命に引いた「竹取物語」。かわいらしい1、2年のダンス「ハローサンキュー」と続した。昼食後は息の合った6年のマーチングバンドMAXがグランドを一周し、運動会を盛り上げた。運動会定番の綱引や大玉送り、迫力満点の「騎馬戦」などが続き、採点種目14種目を含む24プログラムを楽しんだ。 -
田楽座中川公演
伊那市富県の歌舞劇団田楽座は19日夜、中川村文化館で第12回中川村公演「おはやしがきこえてくる」を開いた。(村民有志でつくる実行委員会主催)。270人の聴衆は、心弾む太鼓の響き、生命力あふれる瑞々しい舞台に見入り、伝統芸能や祭りの大切さを実感した。
2部構成。中川中学校3年生が太鼓演奏、ヨサコイソーランで特別出演しオープニング。続いて、秩父の山車を曳(ひ)く曳子を鼓舞する勇壮なお囃子「秩父屋台囃子」。色どり鮮やかな花笠を手に活気あふれる踊り「花笠音頭」を披露、観客も手拍子で盛り上げた。
軽妙な鳥さし舞に続き「大黒様のおなーりー」で登場した大黒様は、聴衆を舞台に誘い出し、一緒に大笑いさせる「大黒笑い講」で会場全体に福を呼び込んだ。
太鼓演奏が中心の第2部は「鹿踊り」で開幕。「八丈」と続き、田楽座オリジナル曲「睦」で、音と音、人と人、心と心が睦みあい織り成す祭の『心』を余す所なく伝えた。
勇壮に秩父屋台囃子
中川中3年の太鼓演奏
伊那市富県の歌舞劇団田楽座は19日夜、中川村文化館で第12回中川村公演「おはやしがきこえてくる」を開いた。(村民有志でつくる実行委員会主催)。270人の聴衆は、心弾む太鼓の響き、生命力あふれる瑞々しい舞台に見入り、伝統芸能や祭りの大切さを実感した。
2部構成。中川中学校3年生が太鼓演奏、ヨサコイソーランで特別出演しオープニング。続いて、秩父の山車を曳(ひ)く曳子を鼓舞する勇壮なお囃子「秩父屋台囃子」。色どり鮮やかな花笠を手に活気あふれる踊り「花笠音頭」を披露、観客も手拍子で盛り上げた。
軽妙な鳥さし舞に続き「大黒様のおなーりー」で登場した大黒様は、聴衆を舞台に誘い出し、一緒に大笑いさせる「大黒笑い講」で会場全体に福を呼び込んだ。
太鼓演奏が中心の第2部は「鹿踊り」で開幕。「八丈」と続き、田楽座オリジナル曲「睦」で、音と音、人と人、心と心が睦みあい織り成す祭の『心』を余す所なく伝えた。 -
牧ケ原祭盛大に
文化の秋、感動の秋、青春の熱き祭典始まる-。中川村の中川中学校の文化祭「第30回牧ケ原祭」は「架け橋縲恂イの場所へ縲怐vをテーマに17、18日開催。 初日は開祭式に続き、恒例の郷土学習発表。2年2組は「大豆」をテーマに、大豆の栄養や種類、大豆料理などを展示とステージで発表。1年1組は村の歴史やハチ博物館についてニュース仕立てで構成。ほかに陣馬太鼓、リサイクル、ソーラン節など各クラスの1年間の取り組みをまとめ発表した。
また、残暑の校庭に飛び出し、障害物リレーや大縄飛びを楽しむ「生徒の集い」で盛り上がった。
2日目各種展示のほか、午前中は吹奏楽部の発表に続き、クイズを盛りこんだ「青春企画」。午後は全校や各クラス、PTAが斉唱、混声合唱を響かせる「音楽会」。閉祭式は午後2時50分から、2日間の祭りの思い出をかみ締めながら、フィナーレ。一般公開は18日午前8時50分-午後3時20分まで -
西原ぶどう祭り家族連れでにぎわう
中川村片桐の西ケ原ぶどう生産組合(西村宗俊組合長、15軒)のブドウ園内の農村交流施設で17、18日、ぶどう祭を開催。村内外からぶどう狩りに訪れた来場者でにぎわっている。
現在、早生系の藤稔(ふじみのり)、安芸(あき)スイートが中心で、来場者は大房をはさみで切り取り、園内でほおばったり、5キロ、10キロと買い求めていた。
施設内では豚汁が振舞われ、ブドウと豚汁で、「食欲の秋」をたん能していた。
18日も豚汁サービス、焼肉コーナー(自費)を行う。ぶどう狩りは10月23日まで、早生系に続き、玉豊、中性種のシナノスマイル、ピオーネ、ナガノパープル、晩生の高妻、ロザリオビアンコと続く。入園料(食べ放題)は大人千円、小学生未満半額。直売は1キロ800円。 -
小・中学生防犯ポスター審査会
県防犯連合会、県警察本部が小学4年窶白・w3年生を対象に募集した防犯ポスターの審査会(駒ケ根警察署管内)が13日、駒ケ根署で行われた。寄せられた227点の作品をアイデア、オリジナリティなどを基準にして審査した結果、県審査に送付する6点と、伊南防犯連合会賞入選作46点が選ばれた。
審査に当たったのは赤穂高校美術科教諭の宮尾千恵里さんのほか駒ケ根署の向山静雄署長、大日向明次長ら5人。審査員は「これは標語がいいね」「よく目立つ色だ」「良いポスターが多すぎて困るな」などと話しながら苦労して作品を選び出していた=写真。
県審査は10月に行われる。伊南防犯連合会賞入選作品は年末特別警戒期間中、管内の市町村を巡回するポスター展に展示される。
入選したのは次の皆さん。
◇県出品作品=桐山はるか(飯島小4)百瀬大夢(赤穂小5)林聖也(飯島小6)田中咲貴(飯島中1)松下菜美(宮田中2)川頭匠(赤穂中3)
◇伊南防犯連合会賞▼金賞=藤澤拓也(飯島小4)門平真歩(中沢小5)湯沢かりん(赤穂南小6)北澤杏奈(宮田中1)保科蘭(宮田中2)冨田実花(赤穂中3)▼銀賞=金堂茜音、芦部賢太(以上飯島小4)馬場彩乃、伊東玲菜、那須野美月(以上赤穂小5)下島仁美、前沢優圭(以上赤穂小6)亀田明希(赤穂南小6)酒井佑貴(飯島小6)佐々木亜依(赤穂中1)木下沙弥佳(宮田中1)久保口聡(飯島中2)湯沢奈央美(宮田中2)中原景、中嶋智貴(以上赤穂中3)▼銅賞=高坂道明、池上美和、小林亮輔(以上飯島小4)吉美桃子、米澤実花(以上中沢小5)原夢芽帆、小田切春香(以上赤穂小5)北原結奈(赤穂東小5)飯塚優帆(赤穂小6)北原芙那美(中沢小6)野中将大、田中みどり(以上宮田中1)横山今日子(飯島中2)松尾沙紀(赤穂中3)▼佳作=吉岡祐貴(飯島小4)竹内珠陽(七久保小5)丹羽夏輝(飯島小5)望月愛里(赤穂小5)宮下穂波(中川西小6)石口真衣(赤穂小6)竹村歩(中沢小6)池田匠太(赤穂中1)倉田廉(赤穂中2)片桐夕貴、小松由季(以上飯島中3) -
チャオ周辺活性委員会の委員を公募
中川村はチャオ周辺の活性化を考えるためにチャオ活性化委員会を9月下旬に設置する。現在、委員の1部を公募している。
委員会は天竜川築堤工事に伴う環境整備と、商業の中心地であるチャオを核とした周辺の活性化を考えるための調査・研究を行うもので、村民の考え、意見を幅広く反映させるため、活性化に向け、提言してくれる人を募集する。同委員会は公募委員、チャオ周辺利害関係者、学識経験者など約20人で構成する。
応募資格は村在住の20歳以上。20日までに、役場総務課に申し込む。募集人員は概ね5人、応募多数の場合は書類審査で選考。委員報酬はなし。
詳細は役場総務課(TEL88・3001) -
棚田に収穫の秋
中川村大草、飯沼地区の棚田も収穫の秋を迎え、1面黄金色。
10アールから50アールの小さな田が河岸段丘に階段状に上に伸び、ゆったりとした畦の曲線が郷愁を誘う。 -
食欲の秋をテーマにおはなしの会
中川村図書館で8日、「9月の絵本とリズムおはなしのへや」があり、親子約40人が参加。職員による絵本の読み聞かせや、松村幸美さんのリズムで楽しいひとときを過ごした。
「ひーぱって、とんとん」と靴をつくる手遊び「きーとまきまき」でスタート。
パンやバナナ、スイカが出てくる「いろいろといろいろ」。ドーナツやクッキー、のり巻きなどおいしそうなものが次々と登場する「まるくておいしいよ」など絵本の読み聞かせと続いた。
このほか、松村さんのキーボードに合わせ「トンボのめがね」を歌ったり、紙芝居「おやつのじかんだよ」などもあり、子どもたちを物語の世界に誘った。 -
夜間ソフト閉会
中川村牧ケ原文化公園サンアリーナで9日夜、中川夜間ソフトボールリーグ戦の閉会式と、村長杯争奪ソフトボール大会の開会式が行われた。
最初に行われた閉会式では、中川リーグの片桐良明会長が、上位5位までのチームに賞状とトロフィーを贈って健闘をたたえた後「優勝できなかったチームも来年を期して頑張ってほしい。今日から村長杯争奪大会が始まるが、楽しいゲームを」とあいさつ。
中川夜間リーグ戦には10チームが参加、5月から7月末までの長丁場の戦いを勝ち抜き、優勝したのは葛北チーム。2位柳沢、3位アゴターズ、4位二八会、5位ベンチャーズの順。
村長杯争奪ソフトボール大会には中川リーグと片桐リーグの計18チームが出場、トーナメントで優勝を目指す。 -
宮崎さんが絵画寄贈
中川村大草出身の宮崎義光さん(77)=世田谷区=は9日、文化センターで、少年時代の思い出重ね、ふるさと中川村に絵画を寄贈した。
作品は日展会員の高宮一栄さん(福岡県)が41年に描いた「流水のほとり」60号油彩。
副題は「少年」。絵が描かれた年代は、宮崎さんが勉学のためにふるさとを後にした40年とほぼ同じ「1本杉の下、川のほとりにたたずむ少年は自分そのもの。赤いほお、筒袖の着物、ゴムぞうり姿の少年に自分を重ね、一目で気に入った。この絵に出会い、お世話になった中川村のことを思い出した」と動機に触れた。
曽我村長は「ふるさとの山河、少年をテーマにした作品、文化センターに飾るのにふさわしい。いつまでも大切にしたい」と感謝した。 -
中川ミュージックライブ盛り上がる
#バンドネオンの大久保かおりさんと、ジャズギターの成川士さんのデュオコンサート「第1回ミュージックライブイン中川」は10日夜、NVサウンドホールで開かれた。月の光の中、約80人がバンドネオンとジャズギターの一体となった演奏に耳を傾けた。
大久保さんは「野外ステージは初めて、こんなにたくさんのお客様の前で演奏するのも初めて。錬星舎の池上直人さんとの縁で、初めて村に来て、なんと美しい所だろうと、涙が出そうになった。ここで、コンサートができてうれしくてたまらない」とあいさつ。
「シティータンゴ」や「ふくろう」、「フェジタージ」などジャズやタンゴ、映画音楽、オリジナル曲など、幅広いジャンルの曲を演奏した。
伸び縮みの激しい蛇腹の動きで、時には甘く、くすんだ響き、あるいは激しく、鋭い音を出す不思議なバンドネオンの音色に、洗練されたジャズギターが寄り添い、陰と光を作り、聴衆を魅了した。 -
紙やペットボトルで楽器づくり
中川村図書館で10日、親子8組が参加し、村内で音楽教室を主宰する松村幸美さんを講師、紙やペットボトルを使った楽器づくりをした。村公民館の「わんばく教室」・図書館の「元気っこ講座」共催。
松村さんは用意してきた、ポットボトルに米を入れて作った「シェイカー」を振ったり、ビールの空き缶のふたを切りとった「ウッドブロック」、紙パックに金属をはりつけた「カスタネット」などを紹介し「同じ缶でも、スチールとアルミなど材質や入れる物で音が違ってくる。ペットボトルの長さで音の高低が表現できる」と説明した。
この後、親子で協力し合って、ペットボトルの注ぎ口を切り取り、布を張って太鼓を作ったり、乳酸飲料の容器につまようじを入れて小型の「シェーカー」を作るなど、音を確かめながら、楽器づくりを楽しんだ。
最後に、全員で作った楽器で「マツケンサンバ」を演奏し、盛り上がった。 -
西ケ原ぶどう園10日開園
中川村片桐の西ケ原ぶどう生産組合(西村宗俊組合長、15軒)のブドウ園は10日開園、10月23日まで、ブドウ狩りと直売が行われる。期間中の17、18日は園内の農村交流施設でぶどう祭りを予定する。
同組合は3・7ヘクタールで、早生系の藤稔(ふじみのり)、安芸スイート、玉豊、中性種のシナノスマイル、ピオーネ、ナガノパープル、晩生の高妻、ロザリオビアンコなど10種類余をレインカット方式で栽培している。
ぶどう祭りでは、豚汁サービス、焼肉宴会を予定。
入園料(食べ放題)は大人千円、小学生以下半額。直売は1キロ800円。
23アールで、藤稔など6品種を栽培する宮崎據さんは「今年は好天に恵まれ、甘さも色づきもいい」と話していた。 -
どんちゃん祭りフォトコンテスト
中川村のどんちゃん祭り実行委員会総務宣伝部(鈴木信部会長、11人)は6日夜、役場で第14回どんちゃん祭り(8月6日開催)フォトコンテストの審査を行い、大会長賞に下平善彦さん(飯田市)の「総出のよさこい」を選んだ。
コンテストには村内外から5人、19点の応募があった。メーンのみこしと花火の共演、ナイヤガラ花火、盛り上がったヨサコイソーラン、楽しい子どもみこし-などをテーマにした作品がずらり。
どんちゃん祭りらしさ、表現力などで審査、大会長賞、どんちゃん祭り賞、優秀賞、佳作を各1点選んだ。
結果は次の通り(敬称略)
▽大会長賞=下平善彦(飯田市)「総出のよさこい」▽どんちゃん祭り賞=大西廣文(飯島町)「今年もやるぜ商工会」▽優秀賞=西永恵(中川村)「夜空に映えて」▽佳作=片桐久司(飯島町)「子供みこしの出発」
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