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伊那市上の原 久保田誼さん死去 83歳
伊那市上の原在住で、旧陸軍伊那飛行場研究の第一人者、久保田誼さんが、12月1日に入院先の伊那市内の病院で亡くなりました。83歳でした。
久保田さんは1942年、昭和17年生まれで、伊那北高校から早稲田大学法学部に進み、卒業後は、箕輪工業高校や赤穂高校、伊那北高校など県内の高校で教鞭をとりました。
上の原に住宅を建設するため土地を購入した際に、敷地内に旧陸軍伊那飛行場の弾薬庫が残っていたことがきっかけとなり、調査研究をスタート。
当時の箕輪工業高校の生徒たちと飛行場建設にいたる経緯や経過について解明していきました。
伊那市西箕輪に建設が計画されていた第2飛行場についても調査を進め、第2次世界大戦末期に伊那でも軍事作戦が進行していたことを、危機感を持って発信してきました。
久保田さんの葬儀は12月4日にグレース虹のホール伊那でとりおこなわれます。
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伊那市出身映画監督 後藤俊夫さん死去
伊那市出身の映画監督、後藤俊夫さんが先月22日、悪性リンパ腫のため東京都内の病院で亡くなりました。87歳でした。
後藤さんは昭和13年1938年生まれで伊那北高校から立教大学に進み、卒業後、新世紀映画に入社しました。
映画監督となり活動拠点を飯島町におき、自然の中で子どもたちが友情を育む物語「こむぎいろの天使 すがれ追い」や農村歌舞伎を題材にした「Beauty うつくしいもの」などを制作しました。
平成20年2008年に公開されたBeautyには歌舞伎役者の片岡孝太郎さんや片岡愛之助さん、片岡仁左衛門さんらが出演しました。
後藤さんの葬儀は先月27日、都内の斎場で近親者のみで行われました。
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VC長野 29日の試合結果
バレーボールSVリーグ男子、VC長野トライデンツの29日の試合結果です。
VC長野トライデンツは、アウェイでサントリーサンバーズ大阪と対戦し、セットカウント0対3で敗れました。
30日もアウェイでサントリーサンバーズ大阪と対戦します。 -
権兵衛トンネル開通20周年記念イベント
伊那谷と木曽谷を結ぶ国道361号権兵衛トンネルの開通20周年を記念するイベントが24日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
イベントでは「トンネル開通による効果と未来」と題してトークショーが行われました。
話をしたのは木曽町出身の俳優、田中要次さん、伊那市の白鳥孝市長、岐阜県高山市の田中明市長、木曽町の原久仁男町長の4人です。
白鳥市長は令和元年2019年に台風の影響で、伊那側のトンネル出入口付近の道路が崩落し2か月間、通行止めになった事例を紹介し「伊那から木曽へ皆さん通い、木曽からも伊那へ通っていたという状況で権兵衛トンネルが使えないというのはどれだけ深く二つの地域が結びついていたかというのを改めて感じさせられた」と話していました。
高山市の田中市長は「景色の美しさなど人を惹きつけるものが361号にはある」木曽町の原町長は「生活面もそうだが観光にとって重要な道路だ」と話していました。
俳優の田中さんは、伊那、木曽、高山に人を呼ぶアイデアを紹介しました。
権兵衛トンネルは平成18年2006年に開通し来年2月に20年となります。
1日の交通量は約4700台だということです。
このイベントは国道361号沿線の自治体などでつくる権兵衛トンネル開通20周年記念事業実行委員会が開いたもので、会場には約300人が集まりました。
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VC長野トライデンツ 試合結果
バレーボールSVリーグ男子、VC長野トライデンツの23日の試合結果です。
VC長野トライデンツは、ホームでジェイテクトSTINGS愛知と対戦し、セットカウント0対3で敗れました。
次回は29日にアウェイでサントリーサンバーズ大阪と対戦します。
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VC長野トライデンツ試合結果
バレーボールSVリーグ男子、VC長野トライデンツの22日の試合結果です。
VC長野トライデンツは、ホームでジェイテクトSTINGS愛知と対戦し、セットカウント1対3で敗れました。
23日もホームでジェイテクトSTINGS愛知と対戦します。
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長野市で全国直売サミット
全国農林水産物直売サミットが6日に長野市で開かれ、直売所の持続的な発展に向けて運営者らが取り組みや課題などについて話し合いました。
全国各地から直売所の運営に関わる人など約300人が参加しました。
直売所同士が情報交換をしてそれぞれの持つ課題を解決することなどを目的に、年に1度程度開かれているもので、長野県での開催は15年ぶり2回目です。
22回目となる今回は、各地の企業や団体、大学がブースを出し、直売所に取り入れる商品やシステム、サービスなどを紹介しました。
長野市内には、30以上の農産物直売所があります。
サミットでは視察も行われ、グループに分かれて県内の直売所道の駅などを回りました。
(取材:INC長野ケーブルテレビ)
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県縦断駅伝 上伊那2位
第74回長野県縦断駅伝競走大会が16日に開かれ、上伊那は惜しくも2位に終わりました。
午前8時30分松本城公園前を1区のランナー14人が一斉にスタートしました。
今年は、合同1チームとオープン参加1チームを含む、あわせて14チームが出場し、松本市から飯田市までの14区間、98.72キロでタスキをつなぎました。
去年優勝の上伊那は、一区を走った、赤穂中学校3年の原 梨珠さんがトップで次のランナーにタスキを渡しました。
前半は上伊那、長野市、飯田下伊那、全佐久と先頭が入れ替わる展開となりました。
今年、新たに設けられた南箕輪村のJA上伊那南箕輪支所前の第6中継所です。
ここから走る上伊那は、箕輪町出身で中京学院大学4年の中村柚音さんです。
中村さんはタスキを受け取ると、力強い走りを見せ、先頭に立ちました。
上伊那のランナーは地元の声援に応え力走をみせていました。
6区から2位の上田東御小県が11区で先頭に立ちます。
上伊那は12区の渋谷大和さんが再びトップに浮上。
上伊那と上田東御小県の優勝争いとなりました。
最終14区、トップでゴールに入ってきたのは上田東御小県。
2年振り4度目の優勝を飾りました。
タイムは5時間16分6秒でした。
2位は上伊那で、わずか4秒差の5時間16分10秒。
3位は長野市で、5時間18分37秒でした。
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上下伊那の企業が交流会
上伊那と下伊那の企業が連携して産業の発展につなげる伊那谷企業交流会が10日伊那市のJA上伊那本所で開かれました。
交流会では工業系の上伊那10社と下伊那7社の合わせて17社がブースを出展し自社製品をPRしていました。
交流会は公益財団法人上伊那産業振興会と公益財団法人南信州・飯田産業センターが共同で立ちあげた、伊那谷産業ビジネストランスフォーメーション支援隊が開いたものです。
伊那谷産業ビジネストランスフォーメーション支援隊は伊那谷全体を一つの産業エリアと捉え、ものづくり産業の活性化に努めていくとしています。
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春日公園噴水跡地広場 リニューアル完成しお披露目
建設産業への就労促進を目的に県が上伊那農業高校の生徒とともに取り組んできた伊那市の春日公園噴水跡地広場のリニューアル工事が終わり、10日にお披露目されました。
10日は、完成式が現地で行われ、関係者およそ60人が出席しました。
550平方メートルほどの広さにブロックを敷き詰め、桜の模様をデザインしました。
ステージは今年度完成し、ダンスの発表などの際に立ち位置が分かりやすいよう、ひし形のデザインを取り入れました。
春日公園噴水広場は、35年ほど前に整備されました。
しかし、コスト削減のため2年ほどで噴水の運用停止となり、以来この場所は使われていませんでした。
県では、若い世代に建設産業の仕事に興味を持ってもらおうと、令和3年度から上伊那農業高校の里山コースの生徒に計画案の策定からステージの製作までを依頼し、整備を進めてきました。
完成式では、里山コースの生徒の他、資材の提供・技術指導に協力した企業に感謝状が贈られました。
10日は、竜南保育園の年中・年長園児も招かれ、完成したステージで歌を披露しました。 -
VC長野トライデンツ8日の試合結果
バレーボールSVリーグ男子、VC長野トライデンツの8日の試合結果です。
VC長野トライデンツは、アウェイで東京グレートベアーズと対戦し、セットカウント0対3で敗れました。
次回は15日にホームで東レアローズ静岡と対戦します。
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長野県高校野球4支部選抜交流戦
長野県高等学校野球連盟の4支部選抜交流戦が8日、伊那市の伊那ニッパツスタジアムで行われました。
上伊那勢などの南信選抜は中信選抜との対戦となり試合前に選手紹介が行われました。
選抜チームは1校につき2人を限度に選ばれ、南信選抜25人に対し上伊那8校から9人の選手がメンバーに入りました。
選手たちはそれぞれの学校のユニフォームに選抜チームの背番号をつけて出場しました。
4支部交流戦は選手や指導者の技術向上のほか子どもたちに野球に親しんでもらうことを目的に行われたもので今回で3回目です。
シートノックでは子どもたちがベンチに招かれ、まぢかでその様子を見学していました。
始球式は高遠小学校4年生の山崎律さんが務めました。
試合は交流戦特別ルールとして投手が打席に立たないDH制が採用されたほか、投球回数は最大3イニングまでに制限して行われました。
選手たちは随所に好プレーをみせていました。
8日は2試合が行われ南信選抜対中信選抜は3対1で南信選抜が勝ちました。
なお9日予定されていた4支部交流戦は天候不良が予想され2試合実施することが困難なため中止となりました。
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VC長野7日の試合結果
バレーボールSVリーグ男子、VC長野トライデンツの7日の試合結果です。
VC長野トライデンツは、アウェイで東京グレートベアーズと対戦し、セットカウント2対3で敗れました。
次回は15日にホームで東レアローズ静岡と対戦します。
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受刑者が作った製品展示即売「伊那矯正展」
全国の刑務所の受刑者が作った製品を展示、販売する「伊那矯正展」が7日から伊那市の美篶きらめき館で始まりました。
会場では、全国のおよそ70か所の刑務所の受刑者がつくった291品目、2000点の製品が販売されています。
伊那矯正展は、刑務作業の重要性や現状を広く知ってもらおうと松本市の松本少年刑務所が開いているものです。
一番人気の商品は、横須賀刑務支所製の洗濯用石鹸です。
汚れがよく落ちるということです。
ほかには丸で囲った獄の字が入った前掛けなどのマル獄シリーズも人気です。
木製の大型犬も入れる犬小屋やベンチなどもあります。
松本少年刑務所は、木曽のサワラなどで作った木彫品を販売しています。
ランチョンマットは新商品だということです。
売り上げの一部は、犯罪被害者の支援などに充てられるということです。
刑務所作業製品の展示即売会は、伊那市の美篶きらめき館で9日(日)まで開かれています。 -
地蜂の巣 重さ競うコンテスト
クロスズメバチ・通称地蜂の巣の重さを競うコンテストが、伊那市西箕輪のみはらしファームで1日に行われました。
会場には、段ボール箱に入れられた地蜂の巣が持ち込まれました。
煙幕を焚いて、蜂を眠らせます。
箱から取り出して、巣を解体していきます。
蜂が飛び出さないように、ネットが張られたテントの中で行われました。
解体が終わった巣は計りに載せられ重さを測ります。
今年は伊那市地蜂愛好会の会員24人から巣が集まりました。
優勝は、伊那市中央の伊藤 祐一さん。重さは3.2キロで、今年の参加者唯一の3キロ越えでした。
会員は、春先から夏にかけて野山ですがれ追いを行って見つけた直径5センチほどの巣を持ちかえり、餌などを与えて育ててきました。
近年は猛暑の影響で、全体的に大きく育たず、会員それぞれに苦労しているということです。
コンテストに出品された巣は、1キロ9,000円で販売され、多くの人が買い求めていました。
伊那市地蜂愛好会では、伊那谷の伝統文化を未来に伝えていきたいとしています。
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11月の三遠南信しんきんサミットをPR
アルプス中央信用金庫など長野県南部と愛知県、静岡県に本店を置く8つの信用金庫による、三遠南信しんきんサミットが来月3日に飯田市で開催されます。
伊那市のアルプス中央信用金庫本店にはサミット開催をPRするポスターや三遠南信の観光パンフレットが展示されています。
サミットでは「地方の再生と観光振興」と題した片山善博元鳥取県知事による講演会のほか三遠南信地域の、ご当地グルメが並ぶグルメサミット、3つの酒蔵の日本酒の飲み比べを楽しむ酒Partyなどが予定されています。
三遠南信しんきんサミットは飯田市から愛知県を経由して静岡県浜松市を結ぶ三遠南信自動車道の全面開通を見据え、沿線に店舗がある8つの信用金庫が開催するものです。
開催日時は来月3日祝日の月曜日午前10時30分から、場所は飯田市の飯田信用金庫本店と本店近くのりんご並木で講演会は入場無料です。
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長崎県大村市の桜 伊那市に植樹
伊那市の市役所西側の芝生エリアで28日、長崎県大村市から贈られたオオムラザクラの植樹式が行われました。
この日は伊那市や長崎県大村市の関係者などが出席し、植樹式が行われました。
植樹式ではオオムラザクラの苗木1本が植えられました。
1989年に高遠町で開かれたさくらサミットに大村市も参加し、伊那市にオオムラザクラが贈られ、花の丘公園に植えられました。
残念ながらその桜は枯れてしまいました。
今回、伊那市と大村市に事業所がある伸和コントロールズ株式会社の提案で、再び伊那市に桜が贈られました。
オオムラザクラは国の天然記念物で、大村市の花に指定されています。
鮮やかなピンク色で、花びらが多い八重桜です。
オオムラザクラは市役所西側の芝生エリアに植えられました。
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高校入試 第1回予定数調査
長野県教育委員会は、来年度の高校入試の志願者を対象に行った1回目の予定数調査をまとめ、24日に発表しました。
辰野普通は、前期42人、
後期59人です。
商業は、前期15人、後期19人です。
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不登校・引きこもり経験を語る講演会
不登校・引きこもりの経験から生きやすい社会づくりを考える講演会が22日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれました。
講演会には、およそ60人が訪れました。
講師を務めたのは、伊那市出身で現在中川村で子どもフリースペース・スクールやこども食堂の運営などを行っている和田周晋さんです。
和田さんは中学2年生のときに人と会うのが怖くなり不登校・引きこもりとなりました。
20年に渡る引きこもり生活を送っていましたが、国内外を旅行していました。
旅先で人に出会い、人とのつながりの大切さに気づいたということです。
現在は自身の経験を踏まえた居場所づくりに取り組むほか、不登校という生き方について発信しています。
和田さんは「不登校に対する偏見をなくさないといけない。学校に行かないという選択も子どもの権利だ。色んな生き方があっていい」と話していました。
講演は、誰もが生きやすい社会づくりについて考える機会にしてもらおうと、信州こどもカフェ上伊那地域子ども応援プラットフォームと長野県将来世代応援県民会議上伊那地域会議の共催で開かれました。
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長野県戦没者追悼式600人参列
太平洋戦争で犠牲となった長野県の戦没者に対し県をあげて追悼の誠をささげる戦没者追悼式が18日伊那市の伊那文化会館で行われました。
式には県内全域から遺族など約600人が参列し黙とうをささげました。
阿部守一長野県知事は「戦争のない未来は相互理解と信頼によって築かれるものと信じています。長野県としても国際交流を推進し平和な社会の実現に力を尽くしてまいります」と式辞を述べました。
長野県遺族会の相澤洋男会長は「私たちは戦争の悲惨さ、戦中戦後の苦しい生活を身をもって知っています。再び悲しみの歴史を繰り返さぬよう、その記憶を継承していくことを誓います」と追悼の言葉を述べました。
式では伊那北高校2年の酒井日菜子さんと伊那弥生ケ丘高校2年の松崎梨乃さんが平和へのメッセージを読み上げました。
戦没者追悼式では参列者が太平洋戦争で犠牲となった5万5千人あまりの冥福を祈り花を手向けていました。
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ジュニアオリンピックカップ出場報告
伊那市の東部中学校3年、向山和果さんと松本国際高校2年で春富中学校出身の篭田心優さんは、17日から三重県で開かれるジュニアオリンピックカップの陸上競技大会に出場します。
14日は向山さんと篭田さん、顧問が伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に大会出場を報告しました。
向山さんは、U16女子ジャべリックスローで出場します。
8月に佐久市で開かれた大会で、53メートル81センチを投げ、出場を決めました。
全国出場は2回目で、去年は初出場で優勝しています。
春富中学校出身で現在松本国際高校に通う篭田さんは、棒高跳びで出場します。
8月に三重県で開かれた大会で参加標準記録の3メートル30センチを上回る3メートル50センチを跳び出場を決めました。
篭田さんの全国出場は2年連続です。
ジュニアオリンピックカップは、17日から三重県で開かれます。
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駒澤大学陸上競技部総監督 大八木さん講演会
箕輪町発足70周年記念事業で駒澤大学陸上競技部総監督の大八木弘明さんの講演会が5日に町文化センターで開かれました。
会場にはおよそ450人が訪れました。
講演は「育てて活かして勝つ~覚悟と挑戦~」と題し、司会者との対面形式で行われました。
大八木さんは、駒澤大学陸上競技部の総監督で1995年から指導をしてきました。
出雲駅伝、全日本大学駅伝、箱根駅伝とチームを優勝に導き、2022年には史上5校目となる3冠を達成しました。
大八木さんは「自分が変わらないと進化しない。駅伝は個人もチームも強くなければならないため意識改革に力を入れてきた」と話していました。
講演は、大八木さんを呼んでほしいとの町民からの要望が多かったことや、駒澤大学主将の山川拓馬さんが町出身であることから実現したものです。
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東京箕輪会が会報誌300冊を寄贈
関東在住の箕輪町出身者などでつくる、東京箕輪会は暮らしと人をテーマにした会報誌を12日に町に贈りました。
東京箕輪会の夏目滋会長と浦野英明副会長が役場を訪れ、白鳥政徳町長に会報誌300冊を贈りました。
会報誌は全36ページで「暮らしと人」をテーマにしています。
暮らしのページには、昭和19年に撮影された農家の食事風景などの写真が掲載されています。
学びのページには、昭和30年代の授業風景の写真などが掲載されています。
今の写真もあり、昔と今の時代の変化を見比べることができます。
東京箕輪会では、町の外から見た魅力を発信したいと制作しました。
会は、1994年に関東在住の町出身者で設立され、現在およそ120人の会員がいるということです。
町では、贈られた会報誌を20日の町発足70周年記念式典で出席者に配布するということです。 -
旧陸軍伊那飛行場米田所長の長女主美さん 山寺の下宿先を訪問
伊那市上の原にあった旧陸軍伊那飛行場で所長だった米田主登さんの長女、主美さんが16日に伊那市を訪れ、米田所長の下宿先だった山寺の福沢勉さん宅を訪問しました。
米田主美さん、埼玉県熊谷市在住の80歳です。
高遠町歴史博物館の塚田博之館長が発見した文書から伊那飛行場の米田主登所長の長女とわかり、今回の伊那市訪問につながりました。
山寺の福沢勉さん宅です。
主美さんが保管している父主登さんのアルバムには、下宿先の写真も残されていて、松や池、庭の眺めから福沢さん宅と特定されました。
当時、主登所長のお世話をしていたというよしさんの仏壇に手を合わせ、感謝の気持ちとともに父の生活に思いをはせます。
主美さんは、創造館で開かれている伊那飛行場に関する展示も見学しました。
訓練用の複葉機、赤とんぼの整備兵だった城倉肇さんとも対面し、展示資料を見ながら当時の話に耳を傾けました。
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長野県華道教育会伊那・飯田支部の華道展
長野県華道教育会伊那支部と飯田支部の華道展が伊那市のくぬぎの杜で13日と14日の2日間開かれています。
会場には15の流派の作品102点が展示されています。
華道展は、県内の7支部が持ち回りで開いていて、伊那市で開かれるのは9年ぶりだということです。
伊那支部では「個性豊かな作品が並んでいます。多くの人に来てもらい花を楽しんでほしい」と話していました。
長野県華道教育会伊那支部と飯田支部による華道展はあすまでくぬぎの杜で開かれています。
入場は無料です。
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曼荼羅の作品並ぶ展示16日(火)まで
曼荼羅を作家独自の世界観で描く展示「第10回銀河のロータス展」が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、諏訪市を中心に活動している「曼荼羅アーティストの会」のメンバー16人の作品およそ300点が並んでいます。
油絵や水彩画など使用する画材は様々です。
伊那市在住の竹村美紀さんの作品「ありがとう曼荼羅」も展示されています。
8年ほど前から曼荼羅アートを描き始めた竹村さんは、ありがとうで円を描いています。
言葉で伝えるのが難しくても、絵にすれば伝えられるという想いで作品を手掛けているということです。
期間中は、メンバーによるワークショップも行われています。
第10回銀河のロータス展は16日(火)まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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3年ぶり天文ショー皆既月食
8日午前3時12分ころ満月が地球の影に覆われて赤黒く輝く皆既月食が見られました。
日本で皆既月食を観察できたのは約3年ぶりです。
伊那市の天文ガイド、長野県自然観察インストラクターの野口輝雄さんが撮影した皆既月食です。
皆既月食は太陽と地球と月が一直線に並び、満月が地球の影に覆われる現象です。
野口さんによりますと午前1時24分ころから月が欠け始め午前3時12分ころ月全体が地球の影に入り皆既月食になったということです。
日本で皆既月食が観察できたのは、約3年ぶりで次に見ることができるのは来年の3月3日だということです。
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名古屋市へ避難のウクライナ人を支援
南箕輪村の原富男さんはロシアから軍事侵攻を受けているウクライナから、名古屋市へ避難している人たちに食料や生活用品を届ける活動を始めました。
6日原さんは知人友人から譲り受けたジャガイモや玉ねぎのほか毛布や食器などの支援物資を車に積み込んでいました。
原さんは1991年平成3年に、ウクライナ・チェルノブイリ原発事故による被災者の支援活動を行っているNPO法人チェルノブイリ救援・中部のメンバーとなりました。
NPOの拠点がある名古屋市に避難しているウクライナの人と会う機会があり、生活に困っている人たちがいることを知りました。
原さんによりますとウクライナから名古屋市への避難者は約120人で日本から生活支援金が出ていました。
しかしその期間が2年間ということで、戦争が長期化するなか支援を打ち切られる人が増えてきているということです。
原さんは生活用品のほか家具、家電などを募っていて集まった物資は名古屋市が避難者の支援を委託している団体に届けられます。
問い合わせ先は、原さん電話73ー9355かメールhara0322@deluxe.ocn.ne.jpにお願いします。
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日本太鼓ジュニアコンクール長野県大会
日本太鼓ジュニアコンクール長野県大会が24日箕輪町文化センターで開かれました。
県大会には大町市や上田市などから7団体が出場しました。
大町市の源流美麻太鼓は困難な状況でも前向きに生きていこうという願いを込めたオリジナル曲「生命」を披露しました。
日本太鼓ジュニアコンクール長野県大会は日本太鼓財団長野県支部が開いたもので28回目となります。
コンクールでは松川村の信濃国松川響岳太鼓子供会が優勝し来年3月に東京都で開かれる全国大会出場を決めました。
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伊那地域 2日連続の猛暑日
31日の伊那地域の最高気温は、36.2度と2日連続の猛暑日となりました。
31日の伊那地域は午後2時31分に、最高気温36.2度を記録し、2日連続の猛暑日となりました。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時半現在、熱中症とみられる症状で搬送された人はいないということです。