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温泉のお菜洗い場利用始まる
野沢菜を漬ける時期を迎え、箕輪町長田の日帰り温泉施設「みのわ温泉ながたの湯」上に19日、今年も温泉のお菜洗い場ができた。地元住民らが、温かい温泉で野沢菜や大根を手際よく洗っている。
利用3年目という福与の那須博さん・幸江さん夫妻は、家で作った野沢菜6束を漬ける。今年は成長がよく、いい野沢菜ができたという。「水より温泉で洗ったほうが柔らかく、おいしく漬かる」「温かいから手が気持ちいい」と、小分けに束ねてきた野沢菜を丁寧に洗っていた。
利用は12月11日まで。時間は午前8時縲恁゚後9時。無料。毎週火曜日(11月22、29日、12月6日)は休み。
南箕輪村大芝公園内の温泉スタンド東側のお菜洗い場もオープンした。利用は12月25日まで。時間は午前8時縲恁゚後8時。無料。 -
農産物の「箕輪ブランド」づくりへ
有機たい肥や低農薬による「箕輪ブランド」の農産物生産を目指し、箕輪町認定農業者協議会内に設置した箕輪ブランド研究会(根橋英夫会長)が、ブランド確立に向けた取り組みを進めている。箕輪ブランドの第1弾で06年度、「信州・みのわ米」のオーナー制度導入、アイガモ農法で栽培する「あいがも米」の販売を計画している。
研究会は、協議会(会員40人)の専門部会として役員を中心に9人で組織。協議会活動の一つに「豊かで特色ある産地づくりの研究」があり、「箕輪ブランドの農産物生産」を目標にしていることから設けた。
計画では、会員が栽培している米を「信州・みのわ米」と名付け、オーナー制度を取り入れることで全国に「箕輪」の名を広める。“ファーマーの仲間入り”と銘打ち、田植え、草取り、稲刈りなどの農作業体験ができ、収穫したコシヒカリ白米50キロを渡す。イワナ釣りや竹馬、竹とんぼ作りなどの遊びも盛り込む。1口2万7千円で募集は40口。
「あいがも米」は、有機たい肥を施した水田にアイガモの“アイちゃん”を放し、雑草を食べさせることで除草剤を使わず、低農薬で栽培する。「信州“みのわ”の極上米」として、06年度産米を5キロ3千円で予約販売する。限定60口。
「有機たい肥、低農薬で栽培方法を確立し、箕輪ブランドとして売り出していきたい。将来的には、町認定農業者の数も増やしたい」と意欲を見せている。問い合わせは町役場産業振興課(TEL79・3111)へ。 -
元箕輪消防署員2人が秋の危険業務従事者叙勲を受章
秋の危険業務従事者叙勲で、元伊那消防組合消防本部箕輪消防署員の柴家道さん(67)=箕輪町松島、伊東一晃さん(66)=南箕輪村南殿=が瑞宝単光章を受章した。17日、町役場で平沢豊満町長に喜びの報告をした。
箕輪消防署では初の受章に加え、一つの署で2人が一度に受章するのは珍しいという。
柴さん、伊東さんともに、「実感がわかない。当たり前のことをやってきただけだが、天皇陛下から叙勲を頂けるなんて光栄」と語った。
両氏は、61年から町消防団員として地域住民の安寧秩序の推進に努め、伊那消防組合発足の翌年、74年に消防士を拝命。消防一筋に勤め、現在の消防の礎を築いた。
柴さんは、96年の町の繁華街で3棟を全焼した火災を教訓に、大型防火水槽の設置に尽力し消防水利などの施設強化に努めたほか、事業所や危険物施設での警防マニュアル作成、署員教育などに力を注いだ。隊長として先頭に立って指揮をとり、「全国救助大会に行ったことが印象に残っている」という。
伊東さんは、救急出動件数の増加から救急車2台体制の実現に尽力し、救急体制の強化とスムーズな対応を確立。消防団に対しても救護員の統率指導、警防戦術など火災現場で役立つ技術の習得に貢献した。「生命、財産を守るのが使命。救急のときは生命の維持が一番難しかった」と振り返った。
町長は両氏の受章を祝い、長年の労苦をねぎらった。箕輪消防署も、「職員の輪のまとめ役をし、今の基礎を作ってくれた人たち。先輩の受章はうれしく、後輩の励みになる」と喜んでいる。 -
箕輪町議会議員定数の区長との懇談会
箕輪町議会の議員定数研究委員会(8人、松崎久司委員長)は16日、議員定数についての区長との懇談会を町役場で開いた。意見は「現状維持」「定数減」の両方あり、民意反映のための住民アンケートや10月の町内各種団体長との懇談会の意見とともに、今後の検討資料にする。
町議会は、自立を目指した町が新しいまちづくりを積極的に進める中で、今の議員定数が妥当かどうか研究するため特別委員会を組織。来年1月中に方向付けする考え。現在の定数は18。03年4月の前回選挙で22から18になった。
「定数減」の数は2人、3人、5人などで、「少数精鋭で」「各委員会一人ずつの減はどうか」など。現状維持は「将来人口3万人の町になると予想しているので現状がいい」「あまり減らすことは議会軽視にあたるのでは」「前回選挙で削減したのでもう1、2回やったほうがいい」などだった。
町にふさわしい議会のあるべき姿の検討や議員の能力向上を求める声もあった。 -
スペシャルオリンピックス車座集会-細川佳代子さんを囲んで-
05スペシャルオリンピックス(SO)冬季世界大会=今年2月・長野県など=のペルー選手団ホストタウンだった箕輪町で16日、「SO車座集会-細川佳代子さんを囲んで-」があった。SO日本の細川理事長らがホストタウンのお礼や日常的なスポーツトレーニングプログラムの啓発に役場を訪れ、町や町社会福祉協議会、元SO箕輪町実行委員会の有志、住民ら約100人が参加した。
細川理事長は、日本は知的障害者に対する福祉が先進国の中で一番遅れている-と指摘。「世界大会が終わりではなく、これからが始まり。一人ひとり能力に違いがあって当たり前。意識を変え、共に支え、助け合って地域社会で一緒に生きていくことが本当の福祉」とし、障害者とボランティアが年間を通してスポーツに取り組むSOの活動を紹介して、「主役は市民。皆さんの町でも希望と夢をもって取り組んでほしい」と願った。
来年4月に長野市であるフロアホッケーメモリアル大会への参加も呼びかけた。
意見交換では、「SO活動にどこから手をつけていいかわからない」など不安の声があり、細川理事長は「やる前から心配したら進めない。皆で協力し努力することが楽しい」とし、コーチ研修会の受講も勧めた。有志から、「皆さんの気持ちを少しください」と活動に向けた呼びかけもあった。 -
箕輪町長寿クラブ連合会女性部研修会
箕輪町長寿クラブ連合会女性部は15日、05年度研修会を町文化センターホールで開いた。単位長寿クラブの活動発表や講演会で楽しく学び合った。
浦野順司連合会長は「元気よく毎日生活することが長寿クラブの一番大事な目標。元気で積極的に催しに参加して」。原きの江女性部長は、「健康でいられることが幸せ。寝たきりにならない工夫をしながら、町の催しに率先して参加し、町に協力できることは協力しながら明るく、住みよい町づくりに貢献していきましょう」とあいさつした。
研修は、木下コーラス部によるコーラス、松島女性部の手話ダンス、安木節、ボケない音頭の発表があった。沢の桑沢隆子さんは、参加している俳句の会を紹介し、「仲間は皆同等に名前で呼ぶ。仲間意識が出て、この雰囲気が大好き。これからも大事にしていきたい」と話した。
講演は、今井愛子パッショングループ代表の今井さんの「楽しく歌って踊って健康づくり!」を聞いた。 -
【記者室】車いす体験
箕輪町の中学生が福祉体験学習で車いす体験をした。マットの段差を上がることができない、ぬかるみを想定したマットの上では思うように進めない-など苦戦。介助も簡単ではなく、高さ約20センチの段差の乗り降りに苦労する生徒が多いように見えた▼講師は「車いすに乗って移動することがどんなことなのか心で、体で感じてほしい」と話した。「車いすの人は大変だと思う」と生徒。介助の体験で相手を気遣うことの大切さも学んだようだ▼車いす利用者にとって道路の段差が問題になる話などを聞くことはこれまでにも何度となくあり、大変ということは知っているつもりでいたが、実際の大変さを、恥ずかしながら今回の取材で初めて知った。勉強させて頂いた。(村上記者)
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箕輪町廃食用油リサイクル事業BDF精製作業場完成
箕輪町が地域新エネルギービジョンに基づき進めている「協働による廃食用油リサイクル推進事業」のバイオディーゼル燃料(BDF)精製作業場が完成した。06年4月の本格稼働に向け、試験回収した廃食用油でBDFを精製し、23日に町内巡回「みのちゃんバス」を試運転するほか作業場見学会を開く。
町内の各家庭から廃食用油を回収し、町共同作業の家で精製したBDFを町が購入して「みのちゃんバス」に使用する地球環境にやさしいリサイクル事業。仕事支援を考慮し、共同作業の家の通所者が精製する。
敷地内に、精製作業場と廃食用油格納庫を設置。作業場は廃食用油再生燃料化装置、流し台、薬品や備品の保管棚、格納庫は廃食用油格納棚、廃食用油ろ過タンク2基、BDF貯蔵用ドラム缶2個がある。施設面積は各12・9平方メートル。
装置は導入例の多い機種で、100リットルを6時間で精製。ろ過した廃食用油と苛性ソーダ、メタノールを入れ、分離、薬品による中和と湯洗浄各2回、加熱の工程を経て完成する。廃食用油からのBDF精製率は約90%。精製過程で出るグリセリンは業者に買い取ってもらい、石けん水と洗浄水は油分を除去して下水に流す。
10月から町内で試験的に初回収した廃食用油は1500リットル。周知不足もあったが回収はスムーズで、町は「予想以上に集まった。来年からの実施に向け手応えがあった」とし、「廃食用油も生ごみの一種。生ごみの削減につなげたい」とする。
23日の見学会は午前9時縲・1時。祝日で通常運休の「みのちゃんバス」を特別運行する。 -
スタインウェイを奏でる
箕輪町文化センターで13日、ピアノコンサート「スタインウェイを奏でる時間(とき)パート2」があった。上伊那のほか、松本市、茅野市、千曲市などから19組23人が出演した。
コンサートは、センターが所有する高級グランドピアノ「スタインウェイ」を希望者に弾いてもらおうと町教育委員会が企画。
出演者は中学生、主婦、ピアノ講師などさまざまで、ベートーベンの「エリーゼのために」、シューベルトの「即興曲第4番」、ショパンの「革命のエチュード」などを選曲した。
「演奏することをピアノと一緒に楽しみたい」「これからもいろいろな曲に挑戦して、ピアノの世界を広げてみたい」と自己紹介し、独奏や連弾で会場内に「スタインウェイ」の音色を響かせた。
ピアノが好きで、暇があれば弾いているという主婦の手塚貢さん=松島=は2回目の出演。「鍵盤が少し重いが、音に響きがある」と話していた。 -
箕輪少年野球秋季リーグ戦
箕輪少年野球連盟(中山政彦会長)の秋季リーグ戦と新人戦が13日、南箕輪村の大芝野球場であった。優勝は春季リーグに続いて「南小ドラゴンズ」だった。
リーグ戦は10・11月の2日間にかけて開催。6チームが出場して競ったところ「南小ドラゴンズ」が5勝0敗で優勝を決めた。
閉会式で、中山会長は、6年生に対して「これまで野球が出来たことを監督、コーチ、両親に感謝してほしい。感謝の気持ちがあれば、成長できると思う」とエールを送った。
6年生32人は本年度の公式戦を終え、活動が終了。各チームの監督が一人ひとりにメダルを授与し、がっちりと握手を交わした。
リーグ戦の結果は次の通り。
(1)南小ドラゴンズ(2)箕輪彗星クラブ3勝1引き分け1敗(3)箕輪中部ヤンキース2勝1引き分け1敗(4)箕輪ジャイアンツ(5)守屋スネークス(6)箕輪タイガース -
人権・男女共同参画講演会
箕輪町教育委員会主催の人権・男女共同参画講演会は12日、木下公民館であった。伊那市西箕輪公民館の城取茂美館長が替え歌などを交えて講演し、町民85人が熱心に聞いた。女性団体連絡協議会、パートナーシップみのわ共催。
演題は「ちょっと耳をかたむけて-これからのわたしとあなたさがし-」。城取館長は、「愛の心、やさしさをじわりじわりと世の中に広めたい」と語った。
7年連続で自殺者が年間3万人を超える自殺大国日本について、「心のきずなのつながった先生、家族、友、同僚はいなかったのか。一人ひとりが利己主義的になっているように思えてならない。人に対するやさしさ、思いやりがもっと世の中に広まってくれるといい」と話した。
家庭崩壊が進む現状に触れ、家庭の大切さを指摘。「お金をかけて教育しているからいい子に育つのではない。今はあまりにもお金に頼りすぎている」とし、子どもの心に響くことに▽親子一緒に苦労し共に労働する▽忙しい台所仕事をしながら口ずさむ母の歌▽父との会話や働く姿に接する-ことを挙げた。
町女性団体連絡協議会による寸劇「住みたいね こんな街に」の上演もあった。 -
おはなしこんにちは
箕輪町図書館で12日、11月の「おはなしこんにちは」があった。親子約30人が絵本や紙芝居を楽しんだ。
10月は生涯学習フェスティバルまなびピア箕輪2005のイベント「わくわくひろば」の催しがあり、「おはなしこんにちは」はお休みだったため、久しぶりの会。読み聞かせボランティアが担当した。
「もったいないばあさん」など絵本の読み聞かせ、紙芝居「はだかのおうさま」に、子どもたちはじっと絵を見つめながらお話の世界に入り込んでいた。
手遊びで両手でひげやカニ、チョウを作ったり、お話「かえるぼたもち」を聞き、工作にも熱中した。 -
箕輪中1年生が福祉体験
箕輪町の箕輪中学校1年生は10日、車いすや高齢者擬似体験などの福祉体験学習をした。3学期に計画するお年寄りを招く交流会に向け、お年寄りへの接し方などを学び役立てようと熱心に取り組んだ。
体験学習は7クラスを2日間に分け、今回が1日目。車いす、アイマスク、高齢者擬似体験に生徒の希望で分かれた。
車いす体験は、講師の町社会福祉協議会職員が「足が不自由で歩くことが困難な人が足の代わりに使う道具。車いすに乗って移動することがどんなことなのか、心で、体で感じてほしい」と、扱い方や乗り方を指導。動かすときは前後左右の安全確認をする、車いすを押す人は必ず曲がる、止まるなどの声かけをする-と教えた。
体育館に、マットでぬかるみ、三角コーンで狭い曲がり道、縄で砂利道を想定したコースを設置。一人ずつ自走を体験した後、3人1組で乗る、介助、記録の役割をしながらコースを移動し、高さ約20センチの段差の乗り降りも体験した。
生徒は、「マットの上は進みにくくて難しい。腕が疲れる」「高い段差を介助するのはちょっと難しい。車いすの人は大変だと思う」と話していた。 -
みのわ手筒会
今年10月、「みのわ手筒会」(40人、唐沢修一会長)が打ち揚げる手筒花火が、長谷村の空を赤く染めた。来年3月の伊那市、高遠町との合併を控え、「村」として開いた最後の「第22回南アルプスふるさと祭り」の前夜祭で太鼓演奏と競演。1本目の打ち揚げに会場はどよめき、最後は拍手の渦となった。上伊那郡内では地元箕輪町以外での初の打ち揚げで、長谷村の人々に、若い会員たちの心意気を見せた。
発足は02年5月。箕輪町商工会青年部が、「恵奈手筒会」による手筒花火イベントを知り、01年に訪問研修。地域活性化のために-との熱い思いを抱き、日本煙火協会をはじめ各行政機関の厳しい審査を経て、県内初の手筒花火打ち揚げ任意団体として誕生した。青年部員ら約40人で青年部とは独立した組織として結成し、現在は町の文化団体として活動している。
発足から2カ月後の7月、「2002みのわ祭り」で初の打ち揚げ。和火の美しさと、降り注ぐ火の粉の中に身を投じて打ち揚げる勇姿は感動を呼び、「箕輪の町に夢と希望を届けたい」という会の思いが実った。
みのわ祭りでの打ち揚げも今夏で4回を数え、すっかり定着。観客も、撮影に訪れるアマチュアカメラマンの数も毎年増えている。町内では長田自然公園夏祭り、八乙女区の盆祭にも招かれた。
今年は、町発足50周年記念事業のカウントダウンイベントを皮切りに計9カ所で打ち揚げている。
手筒花火の評判を聞き付け、県内はもちろん県外からも出演依頼がある。県外では岐阜県恵那市と中津川市で打ち揚げているが、会員の希望で、基本的には県内市町村のイベントに協力参加。これまで上田市、岡谷市、波田町、牟礼村、生坂村、三郷村などに出向き、旧長門町と旧和田村の新町合併記念振興事業のように記念事業に数多く参加している。
会費で運営する非営利団体。イベント主催者から火薬代と出演料をもらい、「体をはって打ち揚げる」。イベントは、約1カ月前から新聞やケーブルテレビ、チラシなどで広報するため、図らずも他市町村で「箕輪」の名が宣伝される。出向く先は北信や中信が多いため、箕輪町の情報発信の役割も担い、町をあまり知らなかった住民も関心をもってくれるという。
手筒花火だけでなく小型煙火も盛り込み、音楽と共に打ち揚げるスタイル。「また見たい」と反響も大きく、「また来て!また来て!」と子どもたちのラブコールもある。
「手筒の打ち揚げにより自己実現を図り、町内外の地域の皆様と広くネットワークを形成し、まちづくりと文化向上に貢献したい」
火薬を使う危険と隣り合わせの煙火打ち揚げ。会の願いを実現するために、安全性を第一に考え、打ち揚げ者全員が「煙火打揚従事者」資格講習を受け、皆が救命講習や打ち揚げの模擬訓練、警備訓練などに真剣に取り組むなど、ひたむきな努力を積み重ねている。
「お金ではなく、価値あるものとして評価いただいていることがうれしい。皆さん、見て帰るときの笑顔がすごくいいですね」
観客の目に焼き付く手筒花火のように、会員の心には、花火のごとく輝く観客の笑顔が映っている。(村上裕子) -
箕輪町公民館子育て学級で手作りおやつ
箕輪町公民館の子育て学級は10日、町保健センターで親子で楽しくおやつを作り、出来たてを味わった。
町の管理栄養士の指導で、こねる、丸めるなど親子で一緒にできる「ホワイトボールクッキー」「バナナロール」「ココアミルク」の3品を作った。
血液検査の結果などから一般的に脂肪の摂り過ぎ傾向があることから、「ココアミルク」は牛乳だけでなくスキムミルクを加える、「バナナロール」はバナナにきな粉をまぶして食パンで巻くが、バナナの甘みがあるので砂糖は使わないなど、ちょっとした工夫を取り入れたレシピを紹介した。
親子13組が参加。エプロンと三角きんを着けた子どもたちは、クッキー生地を手の上でコロコロ丸めたり、パンでバナナを巻いたりと大活躍。お母さんと一緒に楽しんだ。
オーブンの前に行儀良く座ってクッキーの焼き上がりを待つ子どももいて、お待ちかねの試食は、皆で作ったおやつに「おいしい!」と笑顔を見せていた。 -
「税を考える週間」小・中学生の書、標語、作文作品展
11日から17日までの「税を考える週間」に合わせ箕輪町と南箕輪村は11日、小学生の書道、中学生の標語・作文の作品展を始めた。箕輪町は文化センター、南箕輪村は役場庁舎ロビーで17日まで展示する。
次代を担う児童・生徒に、税金に理解と関心を持ってもらおう-と作品を募集。小学生の書道は4年生が「ぜいきん」、5年生「税金」、6年生「納税」の文字を書いた。町は書650点、標語84点、作文23点。村は書415点、標語236点の応募があった。
入選者は次の皆さん。
箕輪町
【小学生書道】 ▼町長賞=小林由里香(中部小4年)市川沙綾(同5年)市川佳世(同6年)▼教育委員会賞=小木曽真理(東小4年)北原佳美(中部小5年)柴千夏(北小6年)▼商工会長賞=加藤亮太(南小4年)那須綾乃(同5年)井口優花(同6年)▼町納税貯蓄組合長賞=森下茉湖(北小4年)田辺夢佳(同5年)浦野優花(中部小6年)▼伊那法人会箕輪支部長賞=藤沢聡美(中部小4年)関瑠美夏(同5年)釜屋秀雄(西小6年)▼町青色申告会長賞=新村真梨(西小4年)黒河内康介(同5年)柴郁実(東小6年)
【中学生標語】 ▼町長賞=柳沢拓矢2年▼教育委員会賞=有賀由希子1年▼商工会長賞=那須野梓2年▼町納税貯蓄組合長賞=原美央菜2年▼伊那法人会箕輪支部長賞=中村直貴2年▼町青色申告会長賞=山浦千鶴1年
【中学生作文】 ▼町長賞=柴稜祐1年▼教育委員会賞=河手藍1年▼商工会長賞=漆戸勇貴2年▼町納税貯蓄組合長賞=林絢子1年▼伊那法人会箕輪支部長賞=中林和希1年▼町青色申告会長賞=倉島翼1年
南箕輪村
【小学生書道】 ◆伊那地区納税貯蓄組合連合会長賞▼金賞=有賀慎吾(南小6年)清水李野(南部小6年)▼銀賞=山口茜(南小6年)有賀恵理(南部小6年)小林夢佳(南小5年)溝口晶子(同)木村さき(同4年)◆村租税教育推進協議会長賞▼金賞=福沢萌(南小6年)征矢麻里(同)若林日和(南部小6年)福島美季(南小5年)御子柴萌子(同)鹿角桜(同4年)堀裕未(同)林真言(南部小4年)▼銀賞=福沢拓哉(南小6年)原佑実(同)篠田瑞生(南部小6年)田中佑季(南小5年)大野田真子(同)中山知夏(同4年)山下彩希(同)田渕渓悟(南部小4年)▼銅賞=永井愛華(南小6年)鈴木詩織(同)毛利勇太(南部小6年)有賀拓海(南小5年)北原小町(同)原風音(同4年)宮本瑶子(同)西村彩香(南部小4年)
【中学生標語】 ◆伊那税務署長賞▼最優秀=緑川雅人2年▼優秀=成田綾3年◆上伊那地方事務所長賞=崇島里奈2年◆関東信越税理士会伊那支部長賞=白鳥巧馬3年◆村租税教育推進協議会長賞▼金賞=耳塚亜弥3年▼銀賞=田島郁美3年▼銅賞=松崎衣里3年 -
強盗への対処方法を確認
伊那署は9日、年末特別警戒に向けて、本年初めての強盗模擬訓練を箕輪町松島の八十二銀行箕輪支店で開いた。職員は訓練で銀行強盗の対処方法を確認し、緊急時の対応に備えた。
伊那署員が演じる2人組の犯人が、刃物で利用者をおどして人質にし、金を奪い車で逃走するところを逮捕する想定。行員は警察到着まで時間を引き伸ばす、犯人の特長を覚える、逃げる犯人に向けてカラーボールも投げつける窶狽ネどの役割で対応した。
犯人役がダミーの拳銃で行員に対し威嚇(いかく)の発砲、「金を出せ」「動いたら殺すぞ」などと声を荒げると一同が緊張。窓口担当の伊藤理恵さん(23)は「犯人の特長を覚えようと気をつけていたが、拳銃を持っていてパニックになってしまった。日常の業務でも短時間で特長を覚える訓練を実践していきたい」と感想を述べていた。
金融機関での強盗発生件数は9月末現在、全国で87件、県内では2件。昨年は県内で3件あり、そのうち1件は東伊那郵便局(駒ヶ根市)で発生している。
伊那署では年末に向けて金融機関、コンビニエンスストア、パチンコ店など、業種別の訓練を企画している。 -
知事と箕輪町長が懇談
田中康夫知事は9日、箕輪町役場を訪問し平沢豊満町長と懇談した。
知事は県の組織再編案などを説明。平沢町長は、農業振興地域指定解除のスピード化などを要望した。
知事は、「役場を訪れて話を聞くほうが実情が聞ける。組織再編はご理解いただいた。農振は各地方事務所で時間がかかっても、本庁舎で時間がかかってもいけない。話があったら私も農政の部署もすぐ共有していく」とし、県が派遣している交流職員については「日常的に住民と接する仕事をさせてもらい、勉強させてもらっている」と感謝した。
県立高校再編整備案で多部制・単位制への転換候補として校名が挙がっている箕輪工業高校の同窓会役員らが、地域の現状と同校の必要性を話し理解を求める場面もあった。 -
箕輪町06年度保育料を本年度中検討へ
箕輪町保育料審議委員会(星野和美委員長)は9日、06年度保育料を本年度中に検討するため、平沢豊満町長の白紙諮問を受けて審議を始めた。
委員会は今年6月の05年度保育料答申時に、(1)今後保育料の検討は前年度中に行うこと(2)十分なコスト分析を行うこと(3)箕輪町保育料徴収金額表の、階層・年齢区分の見直しを検討すること-という付帯事項3点をつけていた。今回、前年度中検討の付帯事項に基づき委員会を再開した。
町長は、「近隣の実態を確認いただき、町としての方向付けを答申いただきたい。建設的な意見をうかがいたい」と白紙諮問。星野委員長は、「少子化がからむ子育て支援の重要な審議。十分に住民の意識も考慮して検討していきたい」とあいさつした。
町は、04年度保育園運営費決算額、保育園児童年齢別保育士数、児童数、郡内の06年度保育料改定動向などの資料を説明した。委員会は今後、コスト分析、階層・年齢区分の見直しを挙げた残りの付帯事項を併せて検討していく。 -
みのわ健康アカデミー演歌体操
熟年者の健康づくりに取り組む箕輪町の「みのわ健康アカデミー」の集団健康講座・演歌体操が8日、町文化センターであった。学生は演歌に合わせて軽快に体を動かした。
学生は毎週、個々のカリキュラムでトレーニングに励んでいる。月1回は集団健康講座があり、6回目。駒ヶ根市の北原よしえさんが指導した。
ステップを踏む、腕を左右に伸ばすなど基本の4つの動きを繰り返して「人生いろいろ」の曲に合わせて踊ったり、丸く輪になって座布団の上に座り、前の人の背中を野菜を切るまねをしてとんとんたたいたり、さすったりして「カレー」を作り、一つひとつの動作に笑いがこぼれるなど、楽しく体操に取り組んだ。
今後は、音楽講座やニュースポーツ講座を予定している。 -
箕輪町職労企画
永遠の平和願い「ヒロシマの被爆パネル展」箕輪町職員労働組合は14日まで、平和への祈りを込めて、「ヒロシマの被爆パネル展」を役場1階ロビーで開いている。
町発足50周年の今年、町職労は結成30年を迎えた。人類が決して忘れてはならない節目の戦後60年、広島・長崎に原子爆弾が投下されて60年の年でもあり、さまざまな節目を迎え、町が非核平和宣言都市の自治体であることから、意を決してこれからの活動に反映しよう-と、パネル展を企画した。
自治労広島県本部から借りた写真75点を展示。巨大な原子雲、廃墟、焼土となり余じんがくすぶる市街、倉庫の鉄骨の残骸、アスファルトに焼きついた荷車と人の影、黒焦げの兵士、死直前の被爆兵士、皮膚組織が破壊された熱線による火ぶくれ、手当てを待つ被爆者など、広島で起きた惨劇の写真が並ぶ。
職労の宣誓文「NO MORE ヒロシマ」には、「パネル展は決して“見世物”ではありません。この現実を直視し、目の当たりにして下さい。決して風化させてはならない現実を永遠の平和とするために」と記している。
写真など資料の返却時に、自治労広島県本部への感謝の気持ちと平和への祈りを込めて千羽鶴を贈るため、鶴を折るコーナーも設置。「平和への祈りを込めて、どうぞ鶴を折っていってください」と話している。 -
【記者室】トレンチ調査見学会
箕輪町内であった伊那谷断層帯トレンチ調査見学会。水田に掘った穴には、「断層運動に伴って変形した地層が認められた」との説明どおり、崖に向かって持ちあがっている地層がくっきりと見えていた▼研究員は「1万年よりは新しい地層を見ている」とさらりと説明したが、1万年とは想像もできない年月。中学時代の担任は理科教諭で、確か地学が専門だったように記憶している。担任が話していた「ロマン」とはこういうことだったのかなと、地層を見てふと思った▼断層が活動して大地震が発生した歴史を地層のずれをもとに解明し、将来発生する地震の長期的な予測をするための今回の調査。政府の発表は来年秋ころらしい。どんな発表がされるのだろうか。(村上記者)
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署員の趣味を寄り集めて展示
・ス芸術の秋・スに合わせて伊那署は11日まで、署内の1階ロビーと道場で「署員お宝展」を開いている=写真。署員が趣味としている短歌、写真、生け花、、魚拓、鉄道模型などを約60人が100点ほど出品し、訪れる人の目を楽しませている。
互いの趣味を持ちより、交流や気持ちの余裕をつくるなどを目的に企画した初めての試み。展示のなかには警察官ならではの、県下拳銃射撃大会で50点満点を記録した標的窶狽ネどもある。
伊那署は、今後も年1回の開催を目指す考え。櫻井誠副署長は「伊那署にきたついでにでも見ていってください」と地域住民に呼びかけている。 -
箕輪町06年度予算編成方針説明会
箕輪町は8日、06年度予算編成方針説明会を役場で開いた。平沢豊満町長は、「過去の延長線上には正解はない」とし、事務事業の再構築や施策の重点化と優先順位の選択などに取り組み、“チェンジ”をテーマに、考え方を変えた前向きな予算編成を職員に求めた。
町長は、「地方自治体には自己責任・自己決定に基づく行政運営が一層求められている」とし、『行政経営』型の行政運営への転換の重要性を指摘。06年度は、04年度に導入した「枠配分方式」を継続し、行政経営型の町政運営の強化・充実と、過去2年間でなお残っている改革の推進を求める考えを示した。
基本方針に▽振興計画(実施計画)の具体化▽行政改革(行政経営計画)の推進▽05年度当初予算一般財源の5%効率化(努力目標)-など7項目を示し、予算編成の基本姿勢として▽最小コストで最高品質の町民サービス▽選択と集中による事業効果の早期発揮▽民間活力の活用▽職員一人ひとりの職務分担領域の拡大▽コスト・スピード・チェンジ・サービス-の5項目をあらためて指示した。
「上伊那でも自治体競争が出てくる。自由な発想で現状を変えていくようにやってほしい。国もドラスティックに変わっているので、ドラスティックに変えてほしい」と“チェンジ”を強調し、「全国に先駆けて新しい改革の自治体の旗手となるようがんばって」と話した。 -
ねんりんピック太極拳競技出場
箕輪町の向山初美さん、北條裕子さん長野県の登録団体「箕輪伊北太極拳」に所属する箕輪町の向山初美さん(68)=木下、北條裕子さん(67)=松島=が、60歳以上対象の第18回全国健康福祉祭ふくおか大会「ねんりんピックふくおか2005」(12縲・5日、福岡県)に県代表として出場する。8日、町教育委員会にあいさつに訪れた。
向山さんは箕輪町太極拳部部長、北條さんは太極拳和円代表で、ともに指導者。昨年10月に長野市であった県大会(予選会)に、長野市と飯田市在住の上級クラスの選手と計6人のチームで出場し優勝。出場権を得た。2年に1度しか出場できない大会だが、2人とも4回目の出場。01年の広島大会では6位に入賞している。
全国大会は、24式太極拳を自由選曲の音楽に合わせ4分以内で演舞。基本技術、構成、全体の調和など減点方式で採点する。大会に向け2月から、長野市や箕輪町で月1縲・回の練習を重ねてきた。
小林通昭教育長は「気をつけて、楽しんでやってきてください」と激励。2人は「しっかり練習も積んだので上位をねらって精いっぱいやりたい」と抱負を語った。 -
箕輪町郷土博物館で昔のカメラを使った撮影会開催
50年前に触れてみよう窶狽ニ箕輪町郷土博物館で6日、昭和30(1950)年代に普及していた二眼レフカメラを使った撮影会があった。集まった家族連れなどは、館内に再現された50年前の生活空間の中で被写体になったり、撮影に挑戦した。
同館は27日まで、町発足50周年記念特別展として、50年前の居間を再現したセットを設置。その時代に使用していた道具の展示もあり、11月中は毎週日曜日、来場者が昔の道具を体験できるイベントをする。征矢写真店の店主・征矢進さんを講師に迎えた。
二眼レフカメラの正面には、ピント調節用と撮影用、2種類のレンズがあり、ピント用で焦点を合わせると、撮影用のピントも合うよう連動している。「当時としては画期的だった」と征矢さんは話していた。シャッタースピードは光の具合などに応じて調節する必要があり、会場の環境にあった4秒と8秒で撮影した。
カメラが好きで、どういうものか知りたかったという家族は「そういえば昔こんなカメラで撮影していたけど、こんなに長い間じっとしていたっけ」と話し、撮影を楽しんだ。
13日は、50年前の箕輪町の様子などを収録した8ミリフィルムの上映会がある。町文化センターで午後1時から。
問い合せは箕輪町郷土博物館(TEL79・4860)へ。 -
箕輪町で第2回文化懇談会
みのわ芸術文化協会の「文化懇談会」が6日、箕輪町社会体育館などであった。町内で陶芸に携わる約30人が集まり、陶芸作品の鑑賞やそれぞれの活動発表を通して、交流を深めた。
町内の芸術活動に携わる人たちの結び付きを強める目的の懇談会で2回目。光風会や信濃美術会の会員で、伊那市在住の芸術家・横山光一さんを講師に迎えた。
参加者は、町民文化祭に出品された陶芸作品を横山さんの解説で鑑賞。出品者も参加しており、横山さんは「これはいい作品」「もっと大きく作るといいですね」などと、直接アドバイスをした。
それぞれの活動を発表したり、横山さんの陶芸体験についての講演もあった。
横山さんは「みなさん生涯の生きがいとして熱心にやっており、その思いが伝わる。頑張ってもっと伸びていってほしい」と話していた。 -
マナビィランド
箕輪町生涯学習フェスティバルまなびピア箕輪2005のイベント「マナビィランド」が5日、役場駐車場であった。フリーマーケットや包丁研ぎ、野菜市などでにぎわった。
箕輪町消費者の会やガールスカウト第34団のフリーマーケット、箕輪中部小学校5年2組はフリーマーケットや野菜販売、野良っ娘の会による野菜市などの店が並んだ。
上伊那建労連箕輪分会青年部(部員43人)は、恒例の包丁研ぎ、まな板直し、まき販売をした。格安の包丁研ぎはリピーターが多く、毎年200丁以上の依頼がある。今年も受付時間前から待つ人がいるほど盛況で、部員は休む間もなく包丁研ぎに精を出していた。売り上げは、町社会福祉協議会に寄付する。 -
箕輪町安協女性部、保育園で親子交通安全教室
箕輪町の長岡保育園で4日、町交通安全協会女性部による「親子交通安全教室」があった。ヤマト運輸の協力で、イヌやネコなどの着ぐるみマスコットが、事故に遭わないために注意する点や、正しい横断歩道の渡り方などを楽しく教えた。
保育園での交通安全教室は女性部が中心になりこうれいで、長岡保育園が町内9園の最後となる。町内の交通事故当事者には、若い女性や高齢者が多いため、若い母親にも学んでもらおう窶狽ニ、帰宅時刻を選んだ。
マスコットは、トラックの周りで遊んだ時にどんな危険があるかなどを実演。また、急に止まれない車の特性を紹介し「車の周囲で遊ばないことや、道路に急に飛び出さないことなどを心がけてほしい」と説明した。横断歩道の渡り方も実践。園児らも、園庭に設置した仮設の横断歩道を、正しく横断した。
女性部員は「子どもたちが事故に遭わないように」との思いを込めた手作りマスコットを園児にプレゼントした。 -
みのわ町民文化祭 音楽・芸能の広場
箕輪町発足50周年記念事業「生涯学習フェスティバルまなびピア箕輪2005」の催しの一つ、「みのわ町民文化祭」音楽・芸能の広場が5日、町文化センターであり、町民が生涯学習の取り組みの成果を披露した。
まなびピア箕輪6年目の今年、展示の広場・音楽の広場・芸能の広場は、98年までの「箕輪町民文化祭」の名称を復活させ新たに「みのわ町民文化祭」とし、町民が自ら取り組み、町の皆の文化祭という意識を高め、独自性を出した文化祭にしようと、実行委員会を作って開いた。
音楽の広場は合唱や大正琴、金管バンド、吹奏楽、ハーモニカ、邦楽など20プログラム。芸能の広場はジャズダンス、エアロビクス、バレエ、日舞、民謡など25プログラム。各団体とも日ごろの練習の成果を存分に発揮して堂々と発表。会場を埋めた観客は惜しみない拍手を送った。