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箕輪中学校 戦争を語り継ぐ会
箕輪町遺族会は、箕輪中学校の3年生を対象にした「平和を願い戦争を語り継ぐ会」を、町社会体育館で17日に開きました。
この日は、3年生230人が、上伊那郷土研究会の山口通之さんから話を聞きました。
山口さんは、昭和17年、1942年生まれの現在83歳です。
この日は、満蒙開拓、旧陸軍伊那飛行場、箕輪町への集団疎開、戦後の一の宮開拓の4つの視点から、戦争について話をしました。
このうち、当時の中箕輪村を含む上伊那北部から300人以上が満州に渡った富貴原郷開拓団について、現地での襲撃などで84人が亡くなったと説明しました。
また、集団学童疎開で、長野県にはおよそ3万人が疎開し、そのうち箕輪町にも東京都中野区の桃園第三国民学校の児童600人以上が来たと話していました。
山口さんは、様々な視点から戦争について学んでほしいと生徒に呼びかけていました。
山口さん「色々な歴史が身近にあったことを勉強しながら、豊かな故郷がいつまでも続くように、学びの中で共有していきたい。」
講演の後は、山口さんと代表生徒7人によるディスカッションが行われました。
生徒は、講演で感じたことや、平和な社会を作るために何をしたら良いかを話しました。
生徒は、「本などで調べ、戦争をしたらどんな被害が出て誰が困るのかを考えたい」などと発表しました。
ディスカッションには8月に広島平和学習に参加する生徒も参加していました。
戦争を語り継ぐ会は、毎年3年生を対象に、箕輪町遺族会が開いているものです。
遺族会では「戦後80年、高齢化で会員も減少している。戦争が悲惨なもので、二度としてはいけないということを語り継いでいきたい」と話していました。
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軽自動車同士が衝突
16日午後6時20分ころ、箕輪町沢と大出の境の町道で軽自動車同士が衝突する事故がありました。
この事故で運転していた女性が胸の骨を折る大けがを負っています。
伊那警察署の発表によりますと事故があったのは箕輪町沢と大出の境の町道です。
箕輪町のパート従業員大槻絵美さん44歳が運転する軽自動車と塩尻市の会社員、松崎恵美さん56歳が運転する軽自動車が交差点で出会い頭に衝突したものです。
大槻さんは胸の骨を折る大けが、松崎さんは軽傷だということです。
事故は箕輪町沢から大出方面へ走行していた大槻さんと左から交差点に進入してきた松崎さんの軽自動車が衝突したものです。
現場は信号機の無い交差点で松崎さん側の道路に「止まれ」の路面標示があります。
伊那署では事故の原因について調べを進めています。 -
救急救命士が教える 子どものための救急講習会
子どもがもしもの状況に陥った時の対処法を救急救命士から学ぶ講習会が、箕輪町の子育て支援センター いろはぽけっとで11日に開かれました。
会には0歳から3歳までの親子連れが参加し、誤飲や熱中症、虫刺されなどへの対処法を学びました。
講師を務めたのは箕輪消防署 の救急救命士、川村祐允さんです。
川村さんは人形を使って、子どもが誤飲したときの対処法を実演しました。
子どもが誤飲し喉に詰まらせたときは、まず気道を確保して背中を叩く、仰向けにして胸骨の部分を指で押す、2種類の方法が有効だということです。
上伊那広域消防本部によりますと、管内の今年1月から11日までの、0歳から3歳までの子どもの誤飲・誤嚥事故による搬送は4件。熱中症による搬送はありませんでした。
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UTパレット「つながる縁日」
JR木ノ下駅前の若者の居場所UTパレットで、近くにある南宮神社夏の宵祭に合わせたイベント「つながる縁日」が12日に行われました。
イベントでは、UTパレットに集う中学生や高校生、大学生が駄菓子販売やバルーンアートなどで来場者をもてなしていました。
飲食のブースも設けられ手作りのスコーンなどを販売していました。
このイベントは、UTパレットを運営する一般社団法人こどものみらい舎が企画したもので、若者が地域の人と関わる機会を増やそうと開かれました。
8月には、高校時代にUTパレットに集っていた大学生が夏休みで帰省して地域の中高生と交流するイベントを企画しているということです。
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雨乞いの神事 鹿頭行列奉納
箕輪町木下の箕輪南宮神社で13日、雨乞いの神事、鹿頭行列が奉納されました。
子どもたちが鹿の頭に見立てた飾りをかぶり太鼓やほら貝の音に合わせて境内を練り歩きました。
箕輪町無形文化財に指定されていて伊那市の大泉新田と大萱、箕輪町の富田、南箕輪村の大泉の子ども合わせて29人が奉納しました。
鹿頭行列は1558年永禄元年の大干ばつで、当時の箕輪城主が雨乞いをしたところ雨が降り、それに感謝して鹿75頭を奉納したのが始まりとされています。
鹿頭行列は地区名に「福」「大」「富」というおめでたい字が付く伊那市、箕輪町、南箕輪村の天竜川をはさんだ6地区が毎年交互に行っていて今年は西側の大泉、大泉新田、大萱、富田が担当しました。
来年は天竜川東側の福与と福島が担当します。
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赤とんぼのプロペラ 見つかる
第2次世界大戦末期、伊那市上の原に建設された陸軍伊那飛行場でパイロットの訓練用に使用されていた複葉機「赤とんぼ」のプロペラが発見されました。
プロペラは、木製で、長さ2メートル58センチ、重さは13キロあります。
7月末から陸軍伊那飛行場に関する展示を計画している伊那市教育委員会の学芸員が、伊那市高遠町にある民俗資料館の蔵に眠っていたものを確認したところ、パイロットの訓練用に使われていた複葉機「赤とんぼ」のプロペラと判明しました。
赤トンボを前に撮影された写真が、伊那飛行場の所長だった米田陸軍大尉の縁者から寄せられ、プロペラ特定の判断材料になったということです。
プロペラは、その後の調べで、旧高遠町の長藤中学校に寄贈されたものだとわかりました。
上から塗装されていますが、赤とんぼのプロペラの特徴が残されています。
プロペラは、7月26日から伊那市創造館で開かれる特別展で一般公開されることになっています。 -
日本語教室で浴衣の着付け学ぶ
箕輪町が外国籍の住民向けに開催している日本語教室で、浴衣の着付けを学ぶ授業が、産業支援センターみのわで10日に行われました。
この日は、ブラジル出身で町内に住む6人が参加しました。
外国籍の住民を言語面で支援する団体、多文化LIFEの大矢悦子さんから教わりながら、浴衣の着付けを学びました。
この日本語教室では、文法や書き方にとらわれず、日常で使う言葉や文化を学んで日本語を身に付ける授業を行っています。
今回は、夏祭りシーズンに合わせ、浴衣の着付けを学ぶ授業が行われました。
浴衣は町民から寄付されたものだということです。
参加者は、1人での着付けを学んだあと、ほかの人への着付けにも挑戦しました。
浴衣の着付けを学ぶ授業は、12日(土)にも行われることになっています。
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箕輪町観光パンフレットがリニューアル
箕輪町観光協会は、町の観光総合パンフレットをリニューアルしました。
新しいパンフレットは、全20ページで、1万部作成されました。
2018年以来のリニューアルとなりました。
パンフレットでは、季節ごとの観光スポットのほか、グルメや伝統・歴史などをジャンル別に紹介しています。
また、両面表紙の作りになっていて、どちらからでも読むことができます。
リニューアルにあわせ、電子版としてインターネットでも見ることができるようになりました。
パンフレットは、箕輪町役場商工観光課の窓口に置いてあり、今後は町内の公共施設に設置するほか、イベントなどで配布する予定です。
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箕輪町 綿半ホームエイドと廃油回収などを中心に環境協定締結
箕輪町は、県内を中心にスーパーやホームセンターを展開する株式会社綿半ホームエイドと、廃油回収を中心に循環型社会の実現を目指す、環境協定を8日に結びました。
町役場で8日、調印式が行われ、白鳥政徳町長と、株式会社綿半ホームエイドの永岡幸春社長が調印書を取り交わしました。
綿半ホームエイドが自治体と環境協定を結ぶのは、今回の箕輪町が初めてです。
綿半ホームエイドのスーパーセンター箕輪店では、店舗入り口で古紙やペットボトルの回収を行っていますが、今年3月から廃食用油の無料回収も始めました。
これを受けて、ゴミの削減を目指したい箕輪町と、廃食用油回収の周知を行いたい綿半ホームエイドの思いが合致したことから、協定が実現しました。
白鳥町長は「行政でカバーしきれない部分を民間企業が担ってくれるのは大変ありがたい。協力して循環型社会の実現を目指したい。」と話しました。
回収された廃食用油はバイオディーゼル燃料に加工され、綿半ホームエイドの業務車両などで活用するということです。
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アンコンシャスバイアス講演会
無意識の思い込みを意味する「アンコンシャスバイアス」をテーマにした講演会が23日箕輪町役場で開かれました。
講師は一般社団法人アンコンシャスバイアス研究所、認定トレーナーの平田園さんが務めました。
平田さんは「どうせムリだ、こうあるべきだなど、決めつけや押しつけの言葉はアンコンシャスバイアスの影響を受けている。相手への決めつけは相手を傷つけるかもしれない」としたうえで、「受け止め方は人それぞれで相手にとってどうなのかを確認することが大切だ」と話していました。
女性だから、男性だからなどアンコンシャスバイアス「無意識の思い込み」は男女共同参画が進まない一つの要因ともいわれているということです。
講演会は箕輪町が開いたもので、役場職員のほか地域住民など約50人が集まり話を聞きました。
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木下保育園で七夕集会
7日は七夕です。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の保育園では、七夕の行事がが行われました。
このうち、箕輪町の木下保育園では、2歳児以上の園児およそ160人が参加し、七夕集会が開かれました。
集会では、全員で童謡「たなばたさま」を歌いました。
そのあと、各クラスの代表園児が願い事を発表しました。
保育士は、ブラックライトを使ったパネルシアターで七夕の物語を披露しました。 -
最高気温35.1度 福与区民運動会
6日の伊那地域の最高気温は35.1度を記録し猛暑日となりました。
箕輪町福与では、区民運動会が、福与グラウンドで開かれました。
福与区民運動会には、区民およそ300人が参加し、中村・判の木・梨の木・北沢・鹿垣・卯の木・郷沢の7つの常会対抗で競技が行われました。
住民は日差しを避け、テントの中から声援を送っていました。
運動会の結果、北沢常会が優勝しました。
6日の伊那地域の最高気温は午後2時15分に35.1度を記録し、6月30日に続き、今年2回目の猛暑日となりました。
長野地方気象台によりまと、この先1週間は、30度を超える日が続くと予想しています。
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地球・環境・未来フェスinみのわ 開幕
箕輪町がゼロカーボン推進事業の一環で開催する、地球・環境・未来フェスinみのわが、5日から始まりました。
地球・環境・未来フェスは、町文化センター、地域交流センターみのわなどで開かれています。
5日から17日までの日程で、初日は、箸づくりができる木工体験や、ポットに好きな花や野菜の種をまく体験、EVゴーカート乗車体験などが行われました。
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箕輪町 ゼロカーボン事業のトートバッグ完成
2050ゼロカーボンみのわ推進事業の一環として町内企業からの協賛金で製作したトートバッグが完成しました。
1日は協賛企業の一つ株式会社Greanの箕輪工場にトートバッグが届けられました。
このトートバッグは、町内の企業10社の協賛金で作られたものです。
素材は綿100%で、1,300枚作られました。
町では、町民と企業、行政でゼロカーボンを進めていこうと、4年前から協賛を募り、ノベルティグッズを製作しています。
トートバッグには、各企業の名前と2050ゼロカーボンみのわ、そして町発足70周年のそれぞれのロゴがデザインされました。
トートバッグは、5日から開かれる地球・環境・未来フェスinみのわのイベント参加者などで配布されるということです。
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珍料理でおもてなし 箕輪町消防団 赤魚会
箕輪町消防団正副分団長会が、行政や区の関係者などを招き、珍味でもてなす町消防団消防懇談会・通称「赤魚会」が、29日、役場駐車場で開かれました。
来賓として、白鳥政徳町長や、町議会議員、区長などが招かれました。
各分団長から、料理の紹介がありました。
ナマズのからあげ、ウサギ肉のバンバンジー、シカ肉の焼肉などの料理が並びました。
ナマズは、団員が釣り上げたという体長70センチほどのものを調理しました。
来賓・団員合わせて80人ほどが、趣向をこらした料理に舌鼓を打っていました。
赤魚会は、戦後から続く箕輪町消防団独自の伝統行事です。
天竜川の河原で赤魚を提供し開かれたことから、その名がついたということです。
参加者は酒を酌み交わして交流を深めていました。
赤魚会は、今年4月に役場北側に設置されたソーラーカーポートの下で開かれました。
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伊那地域 前夜の大雨で土砂・浸水被害
1日の伊那地域は多いところで1時間に50ミリ以上の雨量を観測しました。
この大雨の影響で、土砂による被害などが出ています。
このうち、箕輪町木下の住宅では、雨による床下浸水が発生しました。
この影響で、蔵に保管していた米と野菜に被害が出たということです。
住民によりますと床下10センチまで水がきたということです。
箕輪町では、ほかに三日町保育園近くの竜東線で、斜面の土が道路に流れ込みました。
撤去作業は午後3時半現在も行われ、片側通行となっています。
伊那市では、山寺や上の原の住宅の敷地内に水が流れ込む被害があったということです。
また雷により市内のおよそ1,000戸で停電が発生しました。
現在は、全て復旧しているということです。
伊那市のまとめでは雨量はきのう午後7時から10時までに多いところで手良で85ミリ、長谷溝口で76ミリ、仙流荘付近で68ミリとなっています。
南箕輪村の南殿では、雨の影響で水路に土砂や流木がつまる被害が出ました。
重機を使って土砂などを撤去する作業が行われました。
長野地方気象台によりますと、南部では大気が不安定な状況が続くことから3日にかけ、多いところで1時間に40ミリの雨が降ると予想しています。
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無量寺で書を楽しむワークショップ
書を筆で書く楽しさや墨の奥深さを知るワークショップが、6月28日に箕輪町北小河内の無量寺で開かれました。
ワークショップには初心者から経験者まで、およそ10人が参加しました。
指導したのは箕輪町在住の書家、山本琇華さんです。
山本さんは書のほか季節の絵も墨を使い描いているということです。
参加者は見本を参考にしながら、作品づくりをしていました。
6月28日は無量寺の中川清健住職も参加していました。
ワークショップは中川住職と山本さんが以前から知り合いだったことから初めて開催されたものです。
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箕輪町の小中学校将来像を検討
箕輪町の小中学校の将来像について審議する、将来像検討審議会が6月30日に地域交流センターみのわで開かれました。
この日は、第1回の審議会が開かれました。
委員には、高校生やPTA、教職員など20人が委嘱されました。
委員長には元箕輪町教育長の唐澤義雄さんが選ばれました。
審議会では教育委員会の小林久道教育長が唐澤委員長に小中学校の将来像について諮問しました。
「箕輪町の小中学校の教育方針と教育内容」「地域の拠点となる学校のあり方について」「小中学校の教育環境、学校施設環境について」を話し合い、今年度中に答申します。
グループワークでは、委員がそれぞれの意見を出していました。
審議会はあと数回開かれ、今年度中に答申が行われます。
答申内容を踏まえ、教育委員会が小中学校の将来像を策定します。
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箕輪南宮神社 茅の輪くぐり
箕輪町木下の箕輪南宮神社で半年間の穢れを祓う夏越大祓が29日に行われました。
境内の鳥居には直径およそ3メートルの茅の輪が設置されています。
大祓の神事には神主や総代会などおよそ20人が参加しました。
茅の輪を左回り、右回り、左回りと3回8の字にくぐることで半年間の穢れを清め、残り半年を無病息災で過ごせるとされています。
またこの日は人形のお焚き上げも行われました。
人の形をした紙に名前と数え年を書いて燃やすもので、罪や穢れを人形に写し取って焚き上げるということです。
総代会では「これからの半年を平穏無事に過ごしたい」と話していました。
茅の輪は来月13日の例大祭まで設置されています。 -
箕輪町90代女性が熱中症の疑い
上伊那広域消防本部によりますと、28日午後4時半現在、箕輪町で90代の女性1人が熱中症とみられる症状で搬送されたということです。
症状の程度は軽症です。
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中島選手 国際大学スポーツ連盟が主催する大会の日本代表に選出
バレーボールSVリーグ男子、VC長野トライデンツに所属する中島健斗選手が、国際大学スポーツ連盟が主催する国際大会の日本代表に選ばれました。
中島選手は箕輪町のKOA株式会社で働きながら、VC長野のセッターとして活躍しています。
中島選手が選ばれたのは、国際大学スポーツ連盟が主催する、FISUワールドユニバーシティゲームズの日本代表です。
学生のためのオリンピックといわれ、大学または大学院に在学中、もしくは大会の前年に大学または大学院を卒業した人が対象です。
中島選手は2023年に開かれた大会でも代表に選ばれていて、その時は16チーム中11位でした。
今大会も同じコーチ陣で挑み、前回のリベンジをと声をかけられたということです。
大会は7月16日からドイツで開かれます。
16チームが出場し、4チームずつの予選を行います。
日本はチリ、チェコ、イランと予選を戦います。 -
箕輪町戦没者慰霊祭 冥福を祈る
争で亡くなった人たちの霊を慰める箕輪町戦没者慰霊祭が25日文化センターで行われました。
戦没者慰霊祭は箕輪町社会福祉協議会と町が毎年この時期に行っています。
慰霊祭にはおよそ70人が参列し黙とうをささげました。
箕輪町社会福祉協議会の中村克寛会長は「戦争の歴史を謙虚に反省し、再び戦争の悲劇を繰り返す事が無いよう永久平和を守っていきたい」と式辞を述べました。
上伊那遺族会の永岡文武会長は「戦後80年となり戦争の記憶が風化し平和の尊さを忘れつつある。戦争を繰り返さないためにも過去の歴史に学ぶ姿勢を大事にしていきたい」と話しました。
箕輪町遺族会の唐澤光範副会長は「戦争は絶対にしてはならないという強い思いを再確認し、戦争の悲惨さを次の世代へ伝えていく事が私たちの努めだ」と話していました。
参列したおよそ70人のうち遺族は38人でした。
38人全員が子ども世代だという事です。
箕輪町では、明治時代の西南戦争から太平洋戦争にかけ兵士として出征した602人が犠牲となっています。
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箕輪中部小5年浦野さん 空手の全国大会へ
箕輪町の箕輪中部小5年生、浦野はなさんは、8月に東京都で開かれる空手全国大会に、組手の部で出場します。
23日は浦野さんと母親の未紗さんが町役場を訪れ、白鳥政徳町長に出場を報告しました。
浦野さんは、5月に佐久市で開かれた長野県大会の5年女子組手の部で4位に入り、全国大会出場を決めました。
得意技は、上段蹴りと中段突きだということです。
東京都で開かれる全国大会は、190人のトーナメントで争われます。
浦野さんは今年2月にも全国大会に出場していて、その時は1回戦負けだったということで、今回はリベンジに燃えています。
全国大会は、8月21日から東京都で開かれます。
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箕輪東小5年 小嶋紗奈さんジュニアゴルフ東日本決勝に進出
箕輪町の箕輪東小学校5年の小嶋紗奈さんが、来月、栃木県で開かれるジュニアゴルフの大会、ジャパンジュニアプレーヤーチャンピオンシップ東日本決勝大会に出場します。
小嶋さんは20日、町役場を訪れ白鳥政徳町長に出場を報告しました。
小嶋さんは、5月に栃木県で開かれた東日本ブロック大会、10歳・11歳女子の部に出場して11オーバーで優勝、東日本決勝大会進出を決めました。
小嶋さんは現在、週3回伊那市内でトレーニングを行っていて、決勝大会に向けて飛距離アップに取り組んでいるということです。
白鳥町長は「小嶋さんは世界大会入賞経験もあり、実力は折り紙つきなので、あとは本番で力が発揮できるかどうかにかかっている。いい結果を期待しています。」と話していました。
ジャパンジュニアプレーヤーチャンピオンシップ東日本決勝は、来月5日から2日間、栃木県で開かれます。
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箕輪町大出 さくらんぼ狩り
箕輪町大出の農園で、さくらんぼ狩りが始まっています。
農園には13棟のビニールハウスに4品種、150本が植えられています。
24日は、午前中に2組が訪れました。
岐阜から訪れた夫婦は、毎年楽しみにしているということです。
農園を管理しているのは箕輪町の果樹農家、関善一さんです。
大出山口の信号機近くの農園でおよそ20年前からさくらんぼを育てています。
今は甘みと酸味のバランスが良い佐藤錦と、酸味が特徴の高砂が食べごろだということです。
この2つの品種は、先週の暑さの影響で多くの実が割れてしまい、数が減ってしまいました。
しかし、来週から食べごろとなる晩生種の紅秀峰への影響は少なかったということです。
枝を低くして育てているため、子どもでも取りやすくなっています。
予約は、農産物直売所ファームテラスみのわで受け付けています。
電話番号は70-5230です。
値段は30分食べ放題で、大人2,500円、こども1,000円、3歳以下は無料です。
さくらんぼ狩りは7月13日(日)までとなっています。
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箕輪町 SDGs未来都市に選定
箕輪町は、内閣府が選定する、今年度のSDGs未来都市に選ばれました。
SDGs未来都市は、経済や社会、環境において新たな価値を生み出し、より持続可能な開発を実現する自治体を選定するものです。
箕輪町は安定的な経営支援や脱炭素の推進などを計画として盛り込み採択されました。
SDGs未来都市は2018年から選定が始まり、これまでに215都市が、上伊那ではほかに、2021年に伊那市が選ばれています。
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宮坂組 南箕輪と箕輪に各100万円を寄付
南箕輪村の総合建設会社宮坂組は、本社がある南箕輪村と支店がある箕輪町にそれぞれ100万円を23日に寄付しました。
23日は、宮坂組の宮坂義広社長ら2人が南箕輪村役場を訪れ、藤城栄文村長に寄付金100万円を手渡しました。
宮坂組では、新型コロナの感染拡大が始まった2020年から毎年寄付を行っています。
宮坂社長は、「物価高騰の影響で困っている人のために役立ててほしい」と話していました。
宮坂組では、支店のある箕輪町にも100万円を23日に寄付しました。 -
箕輪町など放送エリア内3市町村で国保 過支給
箕輪町など伊那ケーブルテレビ放送エリア内の3市町村で、海外からの転入者について、国民健康保険の高額医療費と入院時の食事医療費を多く支給していたことが分かりました。
2020年度から今年5月までの5年間に、箕輪町は2世帯に対し17万7,526円、伊那市は3世帯に対し14万円8,380円、南箕輪村は1世帯に対し2,106円の過支給があったということです。
過支給は、海外から転入した人がいる世帯について、自己負担限度額の適用区分を誤っていたことが原因です。
各市町村では、該当世帯に対し返還を求めていくとしています。
県によりますと、同様の過支給は県内の複数の市町村からも報告があるということです。 -
菜の花みのわクリニック 7月1日開院
箕輪町木下の国道153号バイパス沿いに菜の花みのわクリニックが完成し、7月1日に開院します。
このクリニックは、形成外科・皮膚科・産婦人科の診療を行います。
建物は木造平屋建てで延べ床面積は330平方メートルです。
伊那市日影の菜の花マタニティクリニックの分院で、形成外科・皮膚科は午前、産婦人科は午後に診療を行います。
分娩は扱わず、伊那の菜の花マタニティクリニックと連携して対応します。
22日は落成式と内覧会が開かれ、医療法人岩段会の鈴木昭久理事長は「地域に根差し患者のニーズに合った診療をしていきたい」と話していました。
整備にあたり、費用の一部は箕輪町の補助金を活用しています。
これまで伊北地域には形成外科・皮膚科・産婦人科のクリニックはなかったということです。
菜の花みのわクリニックの開院は7月1日の予定です。
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松島の公園でホタル舞う
箕輪町松島の水辺公園でホタルが舞う姿を見ることができます。
19日夜は15匹ほどのホタルが公園内を舞っていました。
今年は6月4日に最初の1匹を確認できたということです。
数は例年よりも少ないものの、公園には地元の人たちが観賞に訪れていました。
公園は箕輪中学校東側の清水の小径を進んだ先にあります。
松島区がホタルの復活を目指して2010年から3年間かけて整備しました。
松島区民でつくる水辺公園を守る会は現在33人が在籍していて、餌となるカワニナの放流や公園の整備を行っています。
他に1年を通じて「カワニナ」の状態確認を行っています。
水辺公園を守る会によりますと、ホタルは6月いっぱい見られるということです。