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【記者室】議員定数研究
議員定数の研究を進める箕輪町議会特別委員会が、町内各種団体長らの意見を聞く懇談会を開いた。意見は「定数減」「現状維持」の両方。来年1月ころに結論を出す考えで、住民アンケートや来月予定する区長との懇談会なども含め検討する▼現状維持か削減か。議員活動や町民への影響、メリット、デメリットなどが分からない状況で意見を求められても答えるのは難しいと思うが、定数問題だけに留まらず、議会の活性化、効率化、活動のアピールなど要望も出された懇談会。懇談の場も時には必要▼さて、「減らしてやっていけるのか議員の意見を聞きたい」。こんな声も数人。現在の議員定数18は妥当か否か。確かに議員の考えを聞いてみたいところである。(村上記者)
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人間力向上 決意新た
日本ボーイスカウト長野県連盟箕輪第一団(吉崎進団委員長)の創立30周年記念式典が23日、箕輪町の松島コミュニティセンターであった=写真。団員や連盟関係者ら約100人が出席し、歴史の重みを再認識して、新たな出発を誓った。
吉崎団委員長はあいさつで、1976(昭和51)年に37人の団員で一歩を踏み出した発足当時からの歩みをたどり、「現代は自然が子どもたちから遠ざかり、親子のきずなさえも薄れてきている。自然をキャンバスにし、確かな人間力を身に付け、幸せな人生を送ってほしい」と団員らに呼びかけた。
第一団は現在、5隊(リーダー16人)54人で活動。記念事業として、発足20年から10年間の活動を記した記念誌「あゆみIII」を発刊し、年内には「ながた荘」入口にサルスベリとシャラの木を植樹する。
式では、7年以上にわたって団の活動に尽力したリーダーや指導者10人の功労者も表彰。2部では、樹木医の唐沢清さん(72)=沢=が「樹を診る」と題して講演した。 -
箕工祭で存続を呼びかけ
箕輪工業高校の「第41回箕工祭」が23日、一般公開された。全日制と定時制の合同文化祭で、テーマに「Peace窶蝿齔カ一度の青春に花を咲かそう!」を掲げた。
県教育委員会が示した高校改革プランで、統廃合の対象候補に挙がったことから、玄関入り口では、学友会(生徒会)が箕工の存続を呼びかけ。
生徒や来場者にメッセージを紙に書き込んでもらい、壁の模造紙にはり付けた。「箕輪の発展に、箕工は必要」「箕工は楽しいよ」など存続を願う言葉が並んだ。
また、定時制は「戦後60年 忘れてはならない過去がある窶拍シ本里山山辺中国人・朝鮮人強制労働」を展示発表。強制労働の実態などをまとめ「憲法第9条を変えようとする動きがある。若者が関心を持たなければならない」とし、平和の意味を考える機会にと訴えた。
そのほか、輪投げロボットの展示、書道や美術などの授業展、生徒によるコンサート、出店などもあった。 -
防犯ポスターコンクール 伊那署管内から特賞2人
県防犯協会連合会などはこのほど、県下の小中学校から募った防犯ポスターの本審査会を県庁講堂で開いた。伊那署管内からは、最優秀賞となる知事賞(特賞)に高遠中学校2年の保科和也君、特賞に西箕輪中学校1年の小林楓さんの作品が選ばれた。
県民の防犯意識の高揚、普及啓発を目的に毎年募集している防犯ポスター。応募は県下306小中学校(小学4年生縲恍・w3年生)から9253点が集まり、県下25署などで予備審査を実施し、182点が本審査に進んだ。
本審査は、各学年ごと特賞、金賞、銀賞、銅賞、佳作の各賞を決定。特賞は各学年1人づつの計6人で、知事賞はその中から3人が選ばれた。
知事賞の保科君の作品は、同連合会と県警察本部が製作する、06年の「防犯広報カレンダー」の図柄に使用し、小林さんの作品は年末特別警戒の際、NHKのスポット放映に使われる。
特賞6点は10月24日縲・8日の期間、県庁1階ロビーで展示。その後、特賞を含む銀賞以上に入選した60点は、長野市など県下5カ所の大型店を巡回しながら展示会を開く。
伊那署管内から各賞に選ばれた皆さんは次の通り。
▽金賞=藤沢将人(高遠北小4年)▽銀賞=小池万里子(箕輪中部小6年)伊藤かえで(高遠小6年)廣瀬美昴(高遠中1年)下平綾音(南箕輪中2年)▽銅賞=内堀みさき(箕輪中部小4年)伊藤亜里紗(西箕輪小5年)伊藤智哉(東春近小6年)渕井奈菜(箕輪中2年)伊藤崇真(高遠中3年)▽佳作=西村ひかり(長谷小6年) -
ながた荘周辺に植栽
みのわ振興公社は21日、春から秋にかけてながた荘周辺を花で彩ろうと、日本スイセンやシュウメイ菊の植栽作業に取り組んだ。
町内外はもちろん県外からも利用者が訪れるながた荘周辺に花を植え、長田の自然と共に花を楽しみ、心をいやしてもらおうと計画した。
ながた荘とながたの湯下の駐車場土手に日本スイセンの球根1500球を5列くらいに、ながた荘食堂外壁南側の竹林周辺にはシュウメイ菊のピンク色を中心に150鉢を植えた。ながた荘への坂道沿いには今年の梅雨明けころに黄色のスイセンの球根をすでに植えてある。
土手への球根植えは、土が固く石もあるため穴を掘る作業だけでも大変だったが、社員は春に土手一面に咲くスイセンを楽しみに作業に精を出していた。
公社では、ながた荘西側斜面に芝桜も植える計画で、「赤色の芝桜を譲ってください」と話している。公社(TEL79・0328)へ。 -
箕輪町安協がミニ人波作戦
箕輪町交通安全協会(小林交右会長)は20日朝、交通安全啓発のため、町内の153号線バイパス沿いで桃太郎旗を立ててミニ人波作戦をした。
年4回の全国交通安全運動の各運動時期の間にも啓発活動をすることで、安全運転やシートベルト・チャイルドシート着用などを徹底しようと、交通安全協会が独自でミニ人波作戦を計画した。
伊那警察署、箕輪町警部交番、町安協の執行部、分会長、女性部長ら約30人が参加。出勤時間に合わせ午前7時半から8時までの30分間、「シートベルト」などと書いた旗を掲げて啓発した。
8月に南箕輪村安協が実施。11月は伊那市安協が予定している。 -
第8回美空ひばり歌の里まつり
全国の美空ひばりファンが集う第8回美空ひばり歌の里まつりが22日、箕輪町松島の伊那プリンスホテルであった。ファン約250人は、美空ひばりの名曲の数々に包まれ、次々と繰り広げられる舞踊や歌唱のステージをたん能した。
三日町に美空ひばり歌の里が開館して9年目。恒例のまつり(ディナーショー)は、今年はひばりさんの17回忌でもあるため、楽しくにぎやかな祭りにしたいと実行委員会(小沢さとし委員長)で準備してきた。
ゲストコーナーは、ひばりさんの妹で歌手の佐藤勢津子さんによる歌や思い出話などがあり、元「ひばり&スカイ」の演奏、英語で歌うクリスチャベスさん、イントロゲームコーナーには関西で活躍する華乃家一座らを迎えた。
舞踊や大正琴、生演奏やカラオケによる歌唱など出演者は100人近くにのぼり、初めて沖縄からも参加。歌を口ずさんだり、写真を撮ったり、出演者も来場者も一緒に楽しんだ。 -
Mam’s group ぽこ・あ・ぽこ
オリジナルミュージカル「メッセージ」公演箕輪町社会登録団体で劇などのボランティアに取り組む「Mam’s group ぽこ・あ・ぽこ」(21人、石田みどりリーダー)は23日、町生涯学習フェスティバルまなびピア箕輪05「わくわくひろば」で、オリジナルミュージカル「メッセージ」を上演する。
海を舞台にした「メッセージ」は、おなじみのアンパンマン、ポコちゃん、バイキンマンが海の仲間と繰り広げる冒険物語。美しくきれいな海を守っていきたいとの願い、信じることの大切さや勇気をもって前に進むことなど、さまざまなメッセージを込めている。
初公演。春から準備し、9月下旬から舞台練習に取り組んできた。今回は、メンバーの子どもたち「ぽこJr.」が初共演。年長児から6年生の14人がステージに立つ。箕輪中部小学校合唱団も特別出演する。合唱団からの申し入れで実現。オープニング曲とエンディング曲を歌う。
原案者で舞台監督の赤羽貴子さんは、「何気ない行動が悲しいことにつながっている。心の耳を澄ませば地球からのメッセージが聞こえるはず。メッセージを感じとってほしい」と話している。
町文化センターで午後1時半、3時の2回公演。メンバーも募集している。問い合わせは石田リーダー(TEL70・6337)へ。 -
箕輪町議会議員定数についての懇談会
箕輪町議会の議員定数研究委員会(8人、松崎久司委員長)は19日夜、議員定数について町内各種団体長らの意見を聞く懇談会を町役場で開いた。「定数減」「現状維持」両方の意見があり、今後の検討資料にする。
町議会は、自立を目指した町が新しいまちづくりを積極的に進める中で、今の議員定数が妥当かどうか研究するため特別委員会を組織。来年1月ころに結論を出したい考えで、これまで4回の会議を重ねている。民意反映のため、すでに住民アンケートをし、来月は区長との懇談会を予定する。
現在の議員定数は18。03年4月の前回選挙で22から18になった。
懇談会は消防団、民生委員児童委員協議会、長寿クラブ、女性団体連絡協議会、農業委員会、商工会などの代表ら30人が出席した。
定数減は2人、3人、5人などで、「少数精鋭で」「厳しい時代なので減らすことは賛成」「一般質問の重複をみると減らしてもいいのでは」など。現状維持は「定数18になってまだ1期目。現行で様子をみてもいいのでは」「定数があまり少なくなると議会そのものに弊害がでる」「民意反映のため多いほうがいい」などだった。
議員1人当たりの年間経費(報酬・研修費・共済費負担金)は403万9千円。定数減の代わりに議員経費削減の意見の一方、「議員報酬は高いというが働き盛りの年代がやるとなると、とてもやっていけない額」「あまり報酬を減らすと本当に優秀な人材が出ないのでは」との声もあった。 -
水墨画を描く
箕輪町松島
小松平さん(66)昨年12月に完成した自宅のアトリエ。夜中目覚めると、「本格的に水墨画を始めたので、いつでも描けるようにしてある」というそのアトリエに一人こもる。
「雪松」と題した迫力ある50号の作品をはじめ松や白樺、渓流のほか、パイナップルやイカなど食材も描いた作品。1月から3月までの短期間に描き上げた11点を、アルプス中央信用金庫箕輪支店ロビーに31日まで展示している。
小さいころから絵が好きで、中学から高校にかけて県展で入賞していたほど。高校時代は美術部でさらに絵に打ち込み、「高校の時にだいぶ描けるようになって、三度の飯より好きだった」。先生から芸大進学を勧められたが、家業を継がなければならないため親に認めてもらえず、絵の道を断念した。
家業に専念。その後、小松造園土木を起こし、社長として多忙な日々を送ってきた。しかし絵が忘れられず、「ある程度年をとって時間ができたら」と、思いを温め続けてきた。
14、15年前、岡谷市の現代水墨画の愛好者でつくる会に所属し、念願の絵を再び始めたが一時中断。「どうしても絵をやりたい」とアトリエを作り、今年1月に岡谷市の「墨絵の会」に入り、月2回通っている。
学生のときは水彩画で、水墨画は初。水と墨との世界で、墨一つで色を感じる。濃墨、中墨、淡墨と、それぞれに2種類ずつで計6色。紙の白さを生かして表現するという。
「墨でいろいろ感じろと言われてね。墨と紙の白の全7色を感じるように描かないといけないけど難しい。こんな難しいと思わなかった」
習いはじめのころ、造園業で主に松を手掛けることから、「松を描きなさい」と先生に言われた。教室で与えられる課題も描くが、松を熱心に描き、わずか3、4年で100号を描くほどの腕前になった。再開して10数年ぶりに会った人に、「“松の小松さん”で覚えてた」と言われたくらいだ。
「15年の空間を埋めようと思って、一生懸命やってますよ。絵は構図が大事。先生の言っていることを聞いてるだけではだめ。先人の描いたものを勉強したり、本を読んだり、展覧会も見に行かないとだめ」。絵に対する姿勢は厳しい。構図という点では、石を据える、木を植えるという造園の仕事や生け花も生きているという。
先日も、上野美術館の展覧会を見に行ってきたばかり。「勉強しないと。人の倍以上見て、人の作品から感じて、自分に生かしていかないとだめ。努力も必要ね。負けず嫌いだし、やるって言ったらやるほうだからね。先生もほめてくれたよ」
今年8月、緊急入院した。「10日ばか虫の息だったよ。助かると思わなかったと言われたけど助かった」。1カ月後に退院。5キロ落ちた体重も3キロ戻り、少しずつ体力もついてきた気がするという。
「どうしてもやり過ぎるけど、仕事は運動程度と思ってほどほどに。助かったからね、絵はもっと一生懸命に。松を主流に、特に駒ヶ根にある長年思ってきた松をこれから描きたい」
(村上裕子) -
箕輪町公民館あざみ学級
手芸教室でタペストリー作り箕輪町公民館あざみ学級は18日、手芸教室で枝を使ったタペストリーを作った。ドライフラワーなどを好きに組み合わせ、秋をイメージしたオリジナルを完成させた。
公民館の女性大学を本年度は体験、実践を通して学ぶ1年間の学級として開講。今回は、10月から12月までの手芸教室3回シリーズ)の第1回。上古田在住の空間デザイナー飯島博美さんが講師を務めた。
タペストリーは、木の枝を土台にして、乾燥させたアジサイ、ニゲラ、ルリタマアザミ、ヒマラヤスギの実、椿の実などを自然の形を生かして自由に飾り付ける。受講生は、「自分で好きなようにアレンジできるので楽しい」と熱中していた。
作品は、みのわ町民文化祭・展示の広場(11月4-6日、社会体育館)に出品する。
第2回はクリスマス、第3回はお正月をテーマに手芸をする。 -
「子どもエコツアー」で環境のこと考える
「伊那市環境基本計画」の推進母体として伊那市から委嘱された市環境協議会(丸山幸弘会長)は17日、小学生を対象とした「子どもエコツアー」をKOAのパインパーク(箕輪町)など3企業で展開。伊那小学校6年文組の34人などが参加し、各企業の環境改善活動を見学し見聞を広げた。
初の試みとなる「子どもエコツアー」は、基本計画の活動の一環として、次代を担う子供たちに環境に対する学習の場を提供する目的。7月に市内小学校に呼びかけたところ、日程的に都合があった伊那小が参加した。
KOAは、工場から出る廃棄物をなくそう窶狽ニいう「ゼロエミッション」活動で、リサイクル率99%を03年から継続して達成。パインパークでは、廃棄物の分別方法などを学び、紙やプラスティックなどのごみを50種類に分別している現場を見学した。
参加した松澤司君は「学んだことを生かし、家に帰ったらリサイクルをしてみようと思う」と話していた。
そのほか、市内の家庭から排出された資源プラスティック類の中間処理現場として「信州ウエイスト」や、上伊那広域水道用水企業団「箕輪浄水場」で水質検査の様子などを見学した。 -
【記者室】体験から学ぶ刃物の扱い
箕輪町の保育園が、親子でカレー作りをした。野菜切り担当の園児は、包丁の扱い方を母親に教わりながらジャガイモなどを切り、「楽しかった」と満足そうな笑顔を浮かべた▼小学校の授業で小刀の使い方を習い、鉛筆を削ったり、木を削って舟を作った記憶がある。刃物の危険性や正しい扱い方、決して人に向けてはいけないということも、家庭ではもちろん、学校でも学んできた▼今、刃物を持たせない学校もあると聞く。危ないから使わせないのではなく、きちんと教える必要がある。経験なく育つと簡単に刃物を人を傷つける道具にしてしまう可能性もある。「そんな使い方したら本当に手を切るよ!」。母親が子どもをしかった。子どもは体験から学んでいく。(村上記者)
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箕輪町BDF事業
廃食用油の試験回収始まる箕輪町で16日、「協働による廃食用油リサイクル推進事業」の試験的な廃食用油回収が始まり、初回は250リットルが集まった。町は11月中旬までに残り3回の回収をし、バイオディーゼル燃料(BDF)を精製して町内巡回みのちゃんバスの試運転を計画している。
町内の各家庭から集める廃食用油を町共同作業の家でBDFに精製し、町内巡回バスに使う地球環境にやさしいリサイクル事業。
試験回収は、各地区の資源(缶・びん・ペットボトル)収集日に合わせた。住民は資源収集ステーションで、ペットボトルや油の容器などにためた廃食用油を、じょうごを使って専用ポリタンクに移し替えた。
住民は、「今まで廃食用油は可燃ごみで出していたので回収は助かる」と好意的で、分別収集指導員らも「1人は立ち合わないといけないが、そんなに大変ではない」と話している。
回収できる油はサラダ油など植物性油のみ。月1回の資源回収日に各地区の資源収集ステーション38カ所で回収。時間は午前8時-9時半。今後の試験回収は23日、11月6、13日。
共同作業の家では17日にBDF精製作業場の整備が始まり、町は11月に施設見学会も予定している。 -
まなびピア箕輪2005わくわくひろば
箕輪町発足50周年記念事業生涯学習フェスティバルまなびピア箕輪2005イベントの一つ、町図書館主催の「わくわくひろば」は16日、町文化センターホールであった。親子連れが大勢訪れ、読み聞かせや人形劇など催しがいっぱいのひろばで楽しく過ごした。
スライドを使った「うぐいすのよめさま」の話、人形劇「赤ずきんちゃん」、大型絵本や大型紙芝居、サルやカニなどが登場する大型ペープサート「うみやまがっせん」、ふしぎな手品、腹話術など盛りだくさん。
ホール内の左側で紙芝居、正面でペープサートというようにプログラムにそって場所を移しながらの上演で、親子は床にのんびりと座って劇や絵本などに見入った。子どもたちはお話の世界に入り込んで聞き入ったり、楽しい手品や腹話術に熱中していた。 -
パートナーシップ南みのわ、みのわ役員交流会
南箕輪村の「パートナーシップ南みのわ」と箕輪町の「パートナーシップみのわ」の役員交流会が15日、南箕輪村民センターであった。互いに今後の会の活動につなげようと活発に意見を交わし、「意識改革をするため社会を整えていきたい」と思いを新たにした。
昨年、箕輪町で交流会を開き、今回は南箕輪村を会場に2回目。16人が参加した。
地域職場、家庭、子どもの3班に分かれ、男女共同参画を題材にした「かるた」の言葉をきっかけに、村や町の現状、役員の思いなどを自由に話した。
地域職場については「箕輪町は出前講座をしている。地域でやることで広がりが出る。見習いたい」、家庭は「言葉が変われば家庭も変わる。相手を思いやることが大事」、子どもは「子ども一人ひとりが大事にされていない。地域で見守り支え合いたい」「結婚したくない女性が増えているが、考え方を変えてもらえるようにしたい」などの意見があった。 -
箕輪町の遠藤友幸さん
洋画部門で戦後60周年平和祈念賞受賞絵画制作に取り組む箕輪町松島の遠藤友幸さん(64)が、美術専門誌アートクロス社(本社・東京都千代田区)の戦後60周年平和祈念賞(洋画部門)を受賞した。
アートクロス社は、戦後60周年の今年、安定しないイラク情勢、戦争問題に起因する日中間の摩擦など平和に対する意識を高めなければならない-と、平和を願い優れた作品を発表し続けている作家を表彰した。
遠藤さんは受賞者7人のうちの1人。受賞対象作品は「夕焼けの思い出」(50号)。天竜川にかかる橋を少年2人が犬を先頭に歩いて家路に着く情景を下から眺めた構図で、西駒ケ岳と空一面の夕陽を描いている。
今回の表彰に対し、「46億年の地球資源を人間の殺し合いで浪費し、地球を壊してはならない。超大な格差が争いの原因で、平和を遠ざけてしまう。世界が不戦条約を結び、戦費を環境、福祉、文化向上へと切り替え、互助の世界平和へと動こうではありませんか」とのコメントを寄せたという。
「世界平和と地球環境保護をテーマにしている者としてうれしい」と受賞を喜び、「日本の進んだ平和憲法にこそ世界が続くことが理想。21世紀になった今日、殺し合いしない“真の人間”に進化できないものでしょうか」と話している。
日象展評議員、信州美術会員、伊那美術協会員。 -
中学校でにぎやかに文化祭
伊那市、箕輪町、高遠町、南箕輪村、長谷村の中学校8校で14、15日、それぞれ文化祭を展開している。選択教科、部活動、クラスなどの展示、生徒有志による歌、ダンス、コントのほか、音楽会などのステージ発表
と多彩なイベント。地域住民も大勢かけつけ祭りを楽しんでいる。
伊那中学校の全校総合「泉が丘の時間」のステージ発表では、「国際理解」講座の生徒らが各国の文化、民俗料理について調べたことを、民族衣装を着て発表した。3年生と菊づくり愛好者でつくる「伊那千秋会」の小林芳雄さん=市内御園=が共に取り組んできた、菊の花約180鉢も廊下を飾った。
箕輪中学校はクラス対抗のスポーツフェスティバルで4000メートル仮装リレーを企画。1チーム40走者のうち、1、20、40番目がプロレスラー、魔女、園児などの格好にふんして走った。
長谷中学校は40回目の節目、来年の市町村合併を踏まえ、「Here is Start縲恊Vたな一歩を踏み出せば縲怐vがテーマ。廊下の窓ガラスに「進歩」をイメージしたステンドグラスを製作した。 -
箕輪北小と東小の2年生が交流
箕輪町の箕輪北小学校2年生3クラス(72人)は12日、箕輪東小学校を訪れて2年こころ組(20人)とゲームなどで初の交流をした。
町国際交流員のファーガス・ケリーさんから、東小の大きな体育館、ジャンボ滑り台、2年生が飼っているヤギのメーちゃんの話などを聞いた北小2年生が、「東小に行って仲良くなりたい」と9月中旬に手紙を書いた。東小から「ぜひ来てください」と返事が届き、交流会が実現した。
交流遠足で歩いて東小に到着した北小児童は、東小児童と体育館で対面した。
北小が紹介した「社長さんジャンケンゲーム」は、握手をし、自己紹介をしてジャンケンする友達と仲良くなるゲーム。勝ち進んで最後に社長とのジャンケンに勝つと新しい社長になれる。児童は初めは少し恥ずかしそうに握手をし、小さな声で自己紹介していたが、ゲームが進むにつれて打ち解け、元気にジャンケン。「勝った!」「あー、負けた」と盛りあがった。
東小が紹介したドッジビーは、4チームに分かれてゲームをし、歓声を上げて熱中。両校の児童が一緒になった仲良し班12班でビンゴゲームをしたり、楽しみにしていたヤギのメーちゃんを見るなど仲良く過ごした。 -
木下北保育園で収穫祭カレー作り
箕輪町の木下北保育園で12日、年長の親子が収穫祭カレー作りをした。この日の給食は皆が育てたジャガイモたっぷりのカレーで、園児は包丁を上手に使ってジャガイモなどの野菜を切り、調理を楽しんだ。
同園は近くの畑を借りてジャガイモ、サツマイモ、大根を育てている。ジャガイモは8月の暑い中、皆で収穫。コンテナ6個分という豊作だった。
年長2クラスの園児32人は、皆のために野菜を切る重要な役目。ジャガイモ5キロのほかニンジンとタマネギをお父さんやお母さんと一緒に皮をむき、包丁で一口大に切った。タマネギを切りながら涙、涙。「目が痛い。もう切りたくないよ」と話しながらも、頑張って下ごしらえした。
家でも手伝いをしている男の子は、「キュウリを切るのと皮むきができる。パン粉の上でコロッケを転がす」と話し、上手に包丁を使い「おもしろかった」と笑顔だった。
年長の保護者分も含めた150食を調理室で用意。皆でおいしく味わった。 -
第2回カミーちゃん農園開催
親子で食農教育への理解を深めてもらうため、上伊那農業協同組合が企画する農業体験イベント「カミーちゃん農園」の2回目が9日、箕輪町であった。集まった94人は、果実の収穫や、リンゴジュースづくりを体験し、上伊那の食と農を楽しく学んだ。
普段自分たちが口にする農産物や農産加工物の収穫・加工を実際に体験し、楽しみながら農を知ってもらおう窶狽ニ今回は、上伊那の特産品、ナシやリンゴを収穫したり、リンゴジュースづくりを体験。
この日収穫したナシ「南水」は、伊那谷の特産品で、生産者の北原次夫さんは「見た目には普通よりいびつだが、味が良く、日持ちするのが特徴」と話す。参加者は、できるだけ大きなナシを探し、親子で協力しながら収穫していた。
ほかにも、今年上伊那でとれた新米でおにぎりを作ったり、リンゴのもぎ取りをし、秋の味覚を存分に味わった。
3回目は、キノコの生産が盛んな南部で、生産場見学などを予定している。 -
共進住建シックハウス対策室
スーパーセラミックサウナ「虎杖(こじょう)」完成箕輪町中原の抗酸化工法代理店、共進住建シックハウス対策室(松沢一弘代表)に14日、県内初の抗酸化工法による体験用スーパーセラミックサウナ「虎杖(こじょう)」が完成する。
北海道で研究開発された還元復活型抗酸化低温サウナ。木造建築で、床に特殊な抗酸化のセラミックタイルを敷き詰めている。室温42-43度、床の温度50度前後。パジャマなどの浴衣を着用し、床に敷いたバスタオルの上に仰向けに寝るサウナ。低温なので幼児から高齢者まで利用できるのが特徴。
営業しているのは北海道に2カ所、体験用は全国に建設中も含め6縲・カ所のみ。松沢代表は「血流障害、免疫障害、美容、老化予防などにお試しください」と話している。
1回の時間は20-30分。定員2、3人。体験希望者は汗取り用パジャマ(純綿がよい)、肩から足までカバーするバスタオルと普通のタオル1本を持参。レンタルもある。
完全予約制。電話予約(TEL79・8774)は午前9時-正午。体験時間は午前10時-午後4時。料金300円(水道光熱費、諸経費)。浴衣レンタル500円。定休日は日曜・祝日。 -
箕輪町勤労者互助会マレットゴルフ大会
箕輪町勤労者互助会(平沢豊満会長)のマレットゴルフ大会は8日、ながた自然公園マレットゴルフ場であった。小雨が降るあいにくの天気だったが、会員30人が和気あいあいとプレーを楽しみ、競技後は焼肉を食べながら親ぼくを深めた。
互助会は毎年、会員が交流を深める場として、マレットゴルフ大会とボウリング大会をしている。
8チームに分かれ、27コースで競技。ホールインワンが6人も出るなど、レベルの高い大会となった。男性は2年連続で瀬戸正治さん(南信熱錬工業)、女性は3年連続で伊藤和子さん(箕輪化学塗装)が優勝した。
結果は次の通り(敬称略)。
◇男性 (1)瀬戸正治97(2)小林輝雄、小島鉄三100
▽女性 (1)伊藤和子101(2)毛利志づか103(3)小林保子、井口節子111
▽ブービー賞=平沢豊満123、柴時子114 -
新エネルギー講演会に500人
箕輪町などが主催する新エネルギー講演会が10日、町文化センターであった。町民ら約500人が集まり、淑徳大学教授北野大さんの講演を聞いた。
演題は「マー兄ちゃんの環境にやさしい新エネルギーのはなし」。
北野さんは「日本のエネルギー自給率は4%で、エネルギーの半分が石油。ほぼ輸入に頼っている」現状を説明し、日本での温暖化はエネルギー問題とした。
期待したい新エネルギーとして太陽光、風力、バイオマスを挙げ、バイオマスは木を植えれば再生可能、二酸化炭素が固定されるなどの利点から、箕輪町に向いているのではないかと勧めた。
また「みんなのものは、自分のものでもある」という考えを持つことで、電気を消すなど「もったいない」意識が省エネにつながると促した。
笑いを交えた講演で、観客を引き込んだ。
役場駐車場では、電気自動車の試乗会を開催。参加者は「思ったより、スピードが出る」と感想を話した。
町は04年度、地球温暖化などの地球環境問題に対応するため、地域新エネルギービジョンを策定。講演会は地球環境問題に理解する機会にと町発足50周年記念事業、まなびピア箕輪2005の一環として開いた。 -
箕輪町町勢要覧05発行
箕輪町は、「町勢要覧2005」を発行した。
項目は▽地勢▽自然▽人口▽産業▽福祉・保健▽生活環境▽交通・防災▽教育・文化▽行財政-。
表紙は、今年1月1日の町発足50周年記念日カウントダウンイベントから、みのわ手筒会が雪上で手筒花火を打ち上げたときの写真を掲載した。
学校や区、近隣市町村など関係機関に配った。希望者には役場総務課窓口で配る。
A4判、16ページ。2千部作成。 -
信州みのわ山野草クラブ展示会
信州みのわ山野草クラブ(白鳥征男会長)は9、10日、第5回秋の山野草展示会を箕輪町の木下公民館で開いている。会員23人が大事に育ててきた作品の中から秋を題材にしたものや斑(ふ)入り植物を中心に約250点を展示。愛好家や近隣住民らが関心を寄せ、じっくりと鑑賞している。
秋の展示会は昨年に続き2回目。寄せ植え、石付け、流木植え、コケダマ作品など、月1回の例会で勉強してきた作品を主に、野菊などの菊類やススキ、ホトトギス、ダイモンジソウ、シャジン、フジバカマ、リンドウなどのほか、葉が赤く紅葉し始めたハゼ、実を付けたウメモドキなど秋らしい植物が美しく並んでいる。
クラブ活動の一つ、自生地見学会で今年6月に訪れた北海道礼文島の写真展「花の浮島礼文島の旅」もある。「レブンアツモリソウの大群落など、きれいな花を皆さんに報告したい」と、初めて展示会と写真展を併せて開いた。
礼文島で、地元の神崎小学校で運動会準備のために刈っていたダルマソウをもらったことからお礼にナシやリンゴを学校に送り、学校から礼状が届くなど交流も生まれた。会場には学校の礼状も展示している。
時間は午前9時-午後4時。会員が持ち寄る余剰苗も即売する。 -
作業療法士
箕輪町三日町
中村賢二さん(37)03年7月、青年海外協力隊で作業療法士としてパキスタンに渡った。国立の身体障害者総合病院リハビリ部門強化のための作業療法部門新設と患者の治療のため、パキスタンへの初の作業療法士派遣だった。
「思っているほど危険な国ではない。とても穏やかで人との距離が近い。日本よりよっぽど温かいつきあいをしている」と印象を語るパキスタンでの2年2カ月の任務を終え、9月中旬、帰国した。
日本福祉大在学中、「ソーシャルワーカーより、直接患者と接するセラピストのほうが向いている」と感じ、国立療養所箱根病院付属リハビリテーション学院に入学。作業療法士の資格を取得した。
駒ヶ根市にある昭和伊南総合病院のリハビリテーション科充実のため作業療法部門立上げにかかわり、6年勤めて退職。「作業療法は何ができるか、視野を広めたい」と青年海外協力隊に志願した。
パキスタンは10人に1人が障害者。「どうかかわったらいいか、考えさせられた」。国家予算も支援もなく、自助グループをNGOで立ち上げ、頑張り始めたところだという。
病院に通ってくるのは全体のわずか1%。「まず1%でも作業療法の必要性をアピールしないといけない」。作業療法の分野は、精神・発達・身体・加齢の障害。パキスタンでは発達障害、身体障害の治療が主で、道具も部屋もない環境下で、子どもと脳卒中の患者の訓練から始まった。
手が不自由な子に自助具を着け食事ができるようにするため、部屋の片隅に金づち、のこぎりなどを用意してもらい、自助具を作った。1年間は道具を作ってアピールし、使い方を教え、訓練することに時間を費やした。
パキスタンの人は「新しいもの好き」。見たことがないことをやってもらえるとうれしく、治療効果の説明も新鮮。「丁寧にみてくれる-と、すぐに受け入れてくれる患者が多かった」という。
最初は会話にも苦労したが、話せないときはイラストを使い、「絵が描ける人が来た」と評判を呼んだ。
2年目は、作業療法のプレゼンテーションをし、NGOとも関係をもった。作業療法室がないため部屋の準備もした。
「それが大変。日本人皆が几帳面に感じるくらい、向こうの人はおおざっぱ。物事は『ノープロブレム』で、できるまで半年、1年はかかる」。急かすことが日課だった。「ぼくが帰るから早く作って-と言っていることが、帰国1カ月半くらい前にようやく実感したみたい。時間の流れの感じ方が違う」
結局、部屋準備のため滞在を2カ月延期。帰国当日も、「クーラーの取り付けで部屋はめちゃくちゃ。掃除で大変だった」。苦労もあったが、帰国後してみると、イスラム教の1日5回の祈りの合図が聞こえないのがさみしく感じるという。
「すごくいい経験になった。自分の背景と違う人、社会の中にいるといろんな発見があった。外から来た人は大事にするということがイスラムにあって、すごく大事にしてもらい、学ぶところも多かった。経験を今後に生かし、作業療法にかかわっていきたい」 -
生涯学習フェスティバルまなびピア箕輪2005開幕
箕輪町発足50周年記念事業「生涯学習フェスティバルまなびピア箕輪2005」が8日、開幕した。町文化センターでの生涯学習町民のつどい「県民コンサートインみのわ」に約300人が訪れ、演奏を楽しんだ。
6年目を迎えた今年は、11月12日までの間に10の催しを計画。展示・音楽・芸能の広場は「みのわ町民文化祭」の名を復活させた。
開幕式で平沢豊満町長は、「町発足50周年の年。1カ月半、生涯学習フェスティバルで町中が盛りあがるようよろしくお願いする」とし、開幕を宣言。生涯学習推進本部の小林通昭部長は、「74ある文化関係のサークルが流派や社中を越えて、同じ町に住むものとして交流してほしい」とあいさつした。
生涯学習町民のつどい「県民コンサートインみのわ」は、松本交響楽団がグノー「ファウスト」バレエ音楽、ブラームス「交響曲第1番ハ短調」、「信濃の国」を演奏。発足から55年という歴史ある楽団で、現在80余人の団員で構成。重厚な響きで観客を魅了した。
10日は午後2時から、新エネルギー講演会「もったいないは地球を救う」が文化センターである。講師は淑徳大学教授の北野大さん。同時開催イベントは電気自動車試乗、モーニング娘。のビデオ上映など。
今後の催しは◆10月▼わくわくひろば(1)おはなしの部屋16日(2)ぽこ・あ・ぽこミュージカル「メッセージ」23日▼特別展「箕輪町ができた頃」29日縲・1月27日◆11月▼図書館まつり1-6日▼みのわ町民文化祭・展示の広場4-6日・音楽の広場5日・芸能の広場5日▼マナビィランド5日▼男女共同参画・人権講演会12日▼ピアノコンサート「スタインウエイを奏でる時間」13日-。 -
箕輪町商工会会費審議会
商工会長が白紙諮問箕輪町商工会は7日、「適正な会費の徴収」を目指し、第1回会費審議会を商工会館で開いた。小林紀玄会長が委員14人を委嘱し、会費について「白紙諮問」した。
小林会長は、「会費については平成になってから何度か検討したが、具体的にならなかった」とし、「審議会に白紙諮問し、今後の運営と将来のあるべき姿を審議いただく。会員の信頼と協力を得るため、適正な会費の徴収を06年度の会費にぜひ反映できるようお願いする」と話した。
審議会は商工会員12人、知識経験者2人で構成。審議会長は有賀文男さん(ニチノウ食品)、職務代理者は北原明さん(江戸銀)。諮問に応じて▽予算に占める会費の適性化▽会費基準の適正化▽会費算定基礎の適正化-などを審議する。任期は2年。
会費についてはこれまで、95年度に「商工会チャレンジ21行動計画書」第1期(96-98年度)で会費賦課基準の見直しを決め、検討と実施を98年度とし、98年に会費賦課基準見直し委員会を組織。基準表のランクを改正し99年4月から適用とする検討結果を報告しているが、ランクを細分化して調整処理に留まっているという。
04年4月の理事会で見直しの話があり、5月に研究の委員会を設立。必要に応じて会長が審議会を設けるとし、今回設置した。
この日は、商工会の現状と会費について説明を受けた。「会費についてはきちっと説明がつくほうがいい」との意見もあり、今後実態を見ながら検討を重ねる。 -
箕輪町松島保育園年長児がお年寄りと交流
箕輪町の松島保育園年長児は7日、いきいきセンターを訪れ、町内の65歳以上を対象にした「いきいき塾」の利用者と踊りやゲームで楽しく交流した。
松島保育園は毎年、いきいき塾を訪問している。今年の交流1回目で、年長3クラスのうち、ぱんだ組の20人が訪れた。
利用者15人の前で大きな声であいさつした園児は、運動会で踊った「グッド・デイ」というリズム体操を元気いっぱいに披露。利用者と園児が交互に並び、「手のひらを太陽に」の歌に合わせて互いの肩をたたいたり、手をつなぐ遊びにも歓声を上げて熱中した。
「手ぬぐい送りゲーム」は、4つのグループに分かれ、首にかけた手ぬぐいを縛り、手を1回ポンとたたたいたら手ぬぐいをほどいて次の人に渡し、速さを競うゲーム。利用者は、まだ上手に縛ることができない園児の手助けをしたり、園児が利用者の首に手ぬぐいを縛ってあげる姿もあり、和気あいあいと楽しんだ。