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紅葉祭りで町民優待デー
箕輪町の今年のもみじ湖紅葉祭りは来月26日から11月10日までの日程で開かれます。
町では地元の人たちに紅葉を楽しんでもらうため町民優待デーを設ける考えです。
これは9日、役場で開かれた町議会一般質問で白鳥政徳町長が議員の質問に答えたものです。
祭り中のマイカー規制の実施期間は11月1日から5日までとしています。
臨時駐車場は去年と同様事前予約制で料金は1台1,500円です。
町民優待デーはこの間の11月1日と5日の終日、2日から4日までの午後2時以降で、臨時駐車場を予約無しで無料で利用できるようにする予定です。
今年は原油価格や人件費の高騰から無料だったシャトルバスは往復200円となります。
利用者のダム周辺を散策しながら紅葉を楽しみたいという要望により、シャトルバス下りのダム管理棟前で途中降車ができるように検討しているということです。
またJR伊那松島駅からの駅前シャトルバスは往復500円でしたが今年は1,000円となります。
町では去年より2千人ほど多い5万人の来場者を見込んでいます。
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箕輪中部小で命の大切さを学ぶ集会
箕輪町の箕輪中部小学校は、かつて児童・生徒などが犠牲となった遭難事故について学ぶ「命の大切さについて考える集会」を6日に藤が丘体育館で開きました。
集会では、6年生がかつて起きた駒ヶ岳集団登山での遭難事故と、新潟県直江津での事故について話をしました。
児童は「駒ヶ岳集団登山の遭難事故は大正2年、1913年の8月26日に起きました。当時の中箕輪尋常高等小学校の11人の生徒と教師が犠牲となりました」と話していました。
直江津遭難については「昭和17年、1942年9月13日に起きました。当時の中箕輪国民学校の修学旅行で、新潟県直江津を訪れていた児童のうち、5人が高波にさらわれて犠牲になりました」と話していました。
集会ではほかに、先月広島市で開かれた平和祈念式典に出席した児童が発表を行いました。
箕輪中部小学校では、遭難事故から命の大切さを学んでもらおうと、毎年この集会を開いています。
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10月19日に「まちづくり考えるWS」
伊那青年会議所は、高校生や大学生などを対象にリニア中央新幹線の開通後を見据えたまちづくりについて考えるワークショップを来月19日に伊那市いなっせで開きます。
6日に伊那市の伊那商工会館で記者会見が開かれました。
ワークショップは、リニアや三遠南信自動車道の開通を見据え、グループごとアイデアを出し合いプレゼンテーションを行います。
独自性や実現可能性などを審査し、順位に応じた景品が用意されています。
参加対象は、伊那市、辰野町、箕輪町、南箕輪村の高校・大学、専門学校に通う学生などです。
日時は来月19日の午前9時からで会場はいなっせ、定員は20人です。
参加申し込みは、伊那青年会議所のHPまたはQRコードから申し込みください。
申し込み締め切りは30日までです。
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北信越国体フェンシング 長野県がトリプル優勝
先月石川県で開かれた北信越国体のフェンシング競技で、長野県の少年男子、少年女子、成年女子が優勝し、来月開かれる佐賀国体に出場します。
2日は、選手8人が箕輪町役場を訪れ、長野県フェンシング協会会長の白鳥政徳町長に優勝を報告しました。
先月石川県で北信越国体のフェンシング競技が行われ、長野県の少年男子、少年女子、成年女子がトリプル優勝しました。
少年男子は、全員高校生で、木下の小池悠太郎さん、沢の有賀尚迪さん、同じく沢の遠藤雅虎さんらが出場しました。
少年女子は、全員高校生で、松島の五味恋菜さん、宮田村の縣ほのかさん、南箕輪村大泉の春田友菜さん、伊那市長谷の藤原小夏さんが出場しました。
成年女子は、大出の土佐千乃さんら3人が出場しました。
成年男子は佐賀国体への出場が決まっていて、県勢として4種別のフルエントリーは、地元枠で出場した昭和53年のやまびこ国体以来です。
白鳥町長は「4種別すべてでの出場は素晴らしい。期待しています」と激励していました。
佐賀国体は10月に開かれ、フェンシング競技は7日から10日の日程で行われます。
5日の開会式で、箕輪町出身で東京オリンピックに出場した西藤俊哉さんが長野県選手団の旗手を務めます。
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箕輪町議会9月定例会 開会
箕輪町議会9月定例会が2日開会し5億1,000万円を追加する今年度一般会計補正予算案など14議案が提出されました。
主な独自事業のうち箕輪町民体育館耐震改修リニューアル工事に350万円。
防災ハザードマップを更新する災害対策費に150万円。
箕輪町発足70周年記念事業に72万円などとなっています。
町議会9月定例会は9日と10日に一般質問、17日に委員長報告と採決が行われます。
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天竜漁協がマスつかみ大会
箕輪町の天竜川漁協協同組合第2区支部は、マスつかみ大会を8月25日に大出区内の中井用水路で行いました。
マスつかみ大会には、小学生や園児、およそ60人が参加しました。
中井用水路を板などで仕切りおよそ110キロ、1200匹のマスを放流しました。
子どもたちは、魚を追い込んで捕まえていました。
大会は、青少年健全育成の
一環として毎年この時期に行っているものです。
捕まえたマスは、家に持ち帰ったということです。
8月25日は、マスつかみの他に釣り大会も行われました。
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箕輪町のソフト3チームが全国出場
箕輪町の3つのソフトボールチームが長野県大会で優勝し全国大会に出場します。
29日、全国大会に出場する40歳以上のミノワオールスター壮年と50歳以上のミノワオールスター実年、68歳以上ハイシニアの南信州SSCの4人が箕輪町役場を訪れ白鳥政徳町長に全国大会出場の報告をしました。
山浦秀一さんは壮年の監督で実年の選手、関喜芳さんは壮年の代表で実年の選手です。
壮年は3年連続、実年は9年ぶり4回目の全国出場となります。
南信州SSCは2年ぶり4回目の全国出場でキャプテンの山岡廣好さんと代表の毛利福美さんが出場のあいさつをしました。
全日本壮年ソフトボール大会は21日から東京都で、全日本ハイシニアソフトボール大会は21日から兵庫県で開かれます。
全日本実年ソフトボール大会は台風10号の影響で日程、開催場所とも未定です。
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箕輪町の児童民生委員 絵本を寄贈
箕輪町の民生児童委員は、町防災交流施設みのわBASEに絵本を8月21日に贈りました。
8月21日は、箕輪町の民生児童委員の浦野幸子副会長らが、みのわBASEを訪れ原弘道副施設長に絵本を手渡しました。
絵本は、キッズスペースの本棚に置いてもらい、多くの親子に施設を利用してほしいと委員の家庭で不要になったものを持ち寄ったものです。
破れていないことや汚れていないことが条件で、58冊が集まりました。
みのわBASEでは、絵本の貸し出しはせず、施設内で利用を予定してるということです。
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外国籍の子どもの勉強をサポート
外国籍の子どもの勉強をサポートする取り組みが箕輪町で行われています。
22日は、地域交流センターみのわで勉強会が開かれました。
参加したのはフィリピンとベトナム国籍の中学生2人と、7月に日本に来たばかりの10代の女性1人です。
参加者は、数学や理科、日本語を教わっていました。
この取り組みは、外国籍の人を言語面で支援する団体「多文化LIFE」が企画しました。
多文化LIFEは、箕輪町多文化共生コーディネーターの入倉眞佐子さんが立ちあげた団体です。
今回は、夏休みの宿題や学校の授業をサポートしようと開かれました。
夏休み中で帰省していた長野工専1年の手塚善さんもボランティアで参加しました。
学校に通う外国籍の子どもたちの多くは、日常会話はできるが、テストの問題文を読み取るのが難しいと入倉さんは話します。
多文化LIFEでは今後、放課後などにも活動できるよう取り組んでいきたいと話していました。
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ぶどう園「雅秋園」営業始まる
箕輪町福与のぶどう園「雅秋園」の今シーズンの営業が30日から始まりました。
広さおよそ1ヘクタールの果樹園では、12種類のぶどうを栽培しています。
30日は、雅秋園の園主、浦野崇さんが収穫作業に追われていました。
ぶどう狩りは2020年から中止し、直売所のみの営業となりました。
今年は、気温が高く、寒暖差もあり、糖度が早く増したということで、例年より2日早く営業を始めました。
直売所には採れたてのぶどうが並びます。
直売所では、強い甘みと独特の香りがするポートランドや甘みと程よい酸味のあるデラウェア、濃厚な甘さで皮にはポリフェノールが多く含まれているナガノパープルが購入できます。
品種にもよりますが、1パック800円から販売しています。
初日は、地元の人たちが訪れ好みのぶどうを買い求めていました
浦野さんは、梨や洋梨も栽培しています。
今後の台風の進路や影響を心配しています。
雅秋園の営業は、10月上旬までで時間は午前9時から午後6時までとなっています。 -
こども計画策定 アンケート調査結果報告
箕輪町が令和7年度施行を目指す、こども計画策定に向けたアンケート調査結果が27日に報告されました。
今の自分に満足しているかとの問いに、小学生は66.3%、中学生は55.4%があてはまると回答しています。
27日は、こども・若者審議会が役場で開かれ、委員や町職員などおよそ30人が出席しました。
審議会では、こども計画策定に向け町内の小学6年生、中学2年生、17歳、19歳から30歳までの若者を対象にアンケート調査を行いました。
今の自分に満足しているかとの質問についてあてはまると回答したのは、小学生は66.3%、中学生は55.4%、17歳は61.3%、若者は59.5%でした。
ほとんどの対象で、女性よりも男性の方が割合が高いことがわかりました。
安心できる場所については、小学生は家庭との回答が88%を超えたのに対し、若者世代では家庭が73.6%、次いで自分の部屋が60.9%とより狭い空間を挙げています。
出席者はアンケート結果を参考にしながら、目指すべき町の姿について話し合いました。
参加者からは「こどもに主体性がある町」、「安心・安全な町」、「こどもの権利を守れる町」などの意見が出されていました。
27日に出た意見は事務局がとりまとめて案を作成し、次回10月29日の審議会で示す予定です。
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交通死亡事故多発警報発令で街頭啓発
箕輪町交通安全協会は、交通死亡事故多発警報が発令されたことを受け交通安全を呼びかける街頭啓発を28日に行いました。
28日は、出勤時間にあわせおよそ10人が国道153号箕輪バイパスで街頭啓発を行いました。
町交通安全協会が箕輪町交番と町役場の職員と協力しドライバーや歩行者に交通安全を呼びかけていました。
県内では今年1月から8月27日までに40件の交通死亡事故が発生していて、このうち1件が今年6月に伊那市で発生しています。
今月14日から20日までに県内で5件の交通死亡事故が連続で発生したことを受け、交通死亡事故多発警報が発令されました。
発令期間は29日までとなっています。
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町郷土博物館 9月にリニューアルオープン
老朽化が進み工事が行われていた箕輪町郷土博物館のリニューアルオープンが、9月28日に決まりました。
27日は町役場で定例記者懇談会が開かれ、担当職員が概要を説明しました。
昭和49年(1974年)に開館した町郷土博物館は老朽化が進み、去年4月からリニューアル工事を行っていました。
リニューアル後は新たにエントランスや図書・講座室が設置されます。
また、入館料が無料になりました。
記念イベントとして10月5日から東京国立博物館から借用して風神雷神図屏風(高精緻複製品)と夏秋草図(高精緻複製品)展示されます。
オープン当日の9月28日にはセレモニーで古田人形芝居保存会による三番叟の奉納やテープカットが予定されています。
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フェンシング 池上君全国大会へ
フェンシングの全国大会に出場する伊那市の西春近北小学校6年の池上泰平さんが白鳥孝市長を9日に表敬訪問しました。
池上さんは5月に開かれた県大会で2連覇を果たし、今月31日に静岡県で開かれる全国小学生フェンシング選手権大会・小学5・6年生の部男子フルーレ個人戦に出場します。
全国大会への出場は去年に続き2度目です。
池上さんは小学2年生でフェンシングを始め、箕輪町の長野フェンシングクラブで週に3日練習しています。
この大会でベスト8に入ると小学生の部で日本代表選手に選ばれるということで、
白鳥市長は「日本代表になれるよう頑張ってください」と激励していました。 -
箕輪中部小学校 駒ヶ岳集団遭難の慰霊の日
中箕輪尋常高等小学校の駒ヶ岳集団遭難の慰霊の日の行事が26日に、箕輪町の箕輪中部小学校で行われました。
26日は、朝7時半ごろから全校児童およそ570人が登校し、児童玄関前にある慰霊碑に向かって手を合わせていました。
駒ヶ岳集団遭難事故は、1913年大正2年に箕輪中部小学校の前身となる中箕輪尋常高等小学校の駒ヶ岳集団登山で発生しました。
登山を行った教師や生徒ら37人のうち、赤羽校長を含む11人が亡くなりました。
箕輪中部小では毎年、遭難のあった26日の前後に代表委員会が中心となって慰霊の日の行事を行っています。
自宅から持ってきた花を手向けている児童もいました。
箕輪中部小では、9月6日に「命の大切さを考える集会」を開く予定です。 -
熱中症で1人搬送
上伊那広域消防本部によりますと午後4時現在、箕輪町で
80代男性が熱中症とみられる症状で搬送されたということです。
程度は中等症だということです。
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箕輪中学校古田人形部が文化祭に向け稽古
箕輪町の箕輪中学校の古田人形部は、来月の文化祭で行う発表に向け練習を行っています。
17日は、古田人形部の部員7人が練習を行いました。
箕輪中学校では9月に文化祭「ふきはら祭」が行われます。
17日は発表に向けて、古田人形保存会のメンバーから指導を受けました。
発表する演目は、生写朝顔話 大井川の段です。
操り手の部員の前方には鏡が置かれ、人形の動きを確認できるようにしていました。
保存会メンバーは「人形が、座っているのか歩いているのかわからないような操り方をしないようにしてほしい」と指導していました。
後半は、実際に太夫の語りと三味線にあわせて通しで練習を行いました。
ふきはら祭は、9月27日と28日に行われ、古田人形部では27日に発表を行う予定です。
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箕輪RCが支援 留学生が表敬訪問
箕輪ロータリークラブが支援するブラジルと日本の交換留学生が19日、白鳥政徳町長を表敬訪問しました。
19日は、ブラジル出身のパドベス・カルバーリョ・レイテ・クララさんと、これからフランスへ留学する下諏訪町の今野煌太さん、箕輪ロータリークラブの2人が町役場を訪れました。
クララさんは15歳の高校1年生で、下諏訪町や伊那市の家庭でホームステイをしながら、一年間諏訪清陵高校で学びます。
クララさんは「ごはんが楽しみです。漢字を勉強したり、いろいろな場所を見に行きたいです」と英語で話していました。
今野さんは、下諏訪町在住で諏訪清陵高校の2年生です。
下旬からフランスのノルマンディーへ留学します。
箕輪ロータリークラブは、交換留学生の支援を行っていて、新型コロナの影響で5年ぶりとなります。
箕輪ロータリークラブでは現在来年度の留学生を募集しています。
対象は上伊那の中学3年生と高校1年生で、問い合わせは電話090-7236-2415(藤澤さん)で受付けています。
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箕輪町二十歳のつどい
箕輪町の二十歳のつどいは、15日に町文化センターで行われました。
今年度の対象は285人で、式には173人が出席しました。
白鳥政徳町長は「大人としての自覚を高めて、自分らしい人生を歩んでください」と挨拶しました。
対象者有志でつくる二十歳のつどい実行委員会の野口紗愛実行委員長は「自分で選択した人生を自分らしく後悔なく過ごしていきたい」と挨拶しました。
出席者を代表して伊東直さんは「困難に直面してもこれまでの経験をいかして乗り越え、社会に貢献したい」と意見を発表しました。
二十歳のつどいでは、みのわ太鼓保存会が演奏を披露し、二十歳を祝いました。
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みのわ芸文協「書道と文学作品展」
箕輪町のみのわ芸術文化協会の会員による「書道と文学作品展」が町文化センターで開かれています。
会場には、みのわ芸術文化協会に所属している5つの団体の会員による書や俳句のほか、うちわに筆ペンなどを使って文字や絵を書いた作品など約90点が展示されています。
会員らは町文化センターを会場に週1、2回のペースで研さんに励んでいて出品している作品は、この1年間に手がけたものです。
書道と文学作品展は22日まで開かれています。
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箕輪町 来年度からの下水道料金について審議
箕輪町下水道運営審議会が、19日に役場で開かれ、来年度からの下水道使用料について協議しました。
19日は、委員10人が出席し、下水道使用料の改定について話し合いました。
箕輪町の下水道料金は、基本使用料が1,650円で、従量使用料が8段階で分けられています。
国は、汚水処理にかかった費用に対する経費の回収率を100%を目指すよう自治体に求めていますが、町の昨年度の回収率は89%ほどになる見込みです。
料金改定は、電気代の高騰などによる支出が増加していることも踏まえ検討されるものです。
担当課からは、改定しなかった場合や従量料金のみを値上げした場合、基本料金と従量料金の両方を値上げした場合の9つの案が示されました。
委員からは、値上げはやむを得ないという意見が多くあげられた一方で、料金改定以外の解決方法を検討してはどうかとの意見も出ていました。
審議会は、次回10月上旬に開かれます。 -
南小河内伝統のおさんやり
箕輪町南小河内に伝わるお盆の伝統行事「おさんやり」が、16日に行われました。
おさんやりは、南小河内でお盆に行われる厄払いの行事で、箕輪町無形民俗文化財に指定されています。
参加者およそ50人は、重さ400キロほどあるお舟を担ぎ、疫病退散を願いながら区内を練り歩きました。
担ぎ手の負担軽減のため去年から試験的に実施している車輪を付けての巡行を今年も行いました。
またルートも、通常の半分ほどのおよそ800mの短縮コースとなりました。
途中、住民が担ぎ手にスイカや飲み物の差し入れをしていました。
巡行途中では、さのさ節やよいそれなど地域の踊りを披露しました。
おさんやりは、地区を流れる「大堰」が天竜川と逆に流れていることが疫病の原因とされ、それを鎮めるために200年ほど前から始まったとされています。
午後8時。
お舟がナラの木の周りを3周します。
最後は、お舟をゆすって壊しました。
お舟の破片は、厄除けのお守りとして各家庭に持ち帰ります。
南小河内区では、江戸時代から伝わる行事を、後世に継承していきたいとしています。 -
下古田運動場でまんど振り
先祖の霊を迎えるまんど振りが、箕輪町下古田で13日に行われました。
まんど振りは、束ねた藁に火をつけて回し、先祖の霊を迎えるお盆の伝統行事です。
この日は、下古田運動場に地域住民など40人が集まりまんど振りが行われました。
箕輪町公民館下古田分館では、地区の文化を継承していこうと、夏休み寺子屋教室の一環でまんどを作っています。
この日は、寺子屋教室で3日に作ったまんど36個を回しました。
坂牧勉分館長は「子どもたちに伝統の行事を伝えていきたい」と話していました。
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パリ五輪「金」飯村選手が小中学生指導
パリオリンピックでフェンシングの男子フルーレ団体で金メダルを獲得した飯村一輝選手が10日箕輪町を訪れ、小中学生を指導しました。
会場となった箕輪進修高校の体育館には、金メダルをかけた飯村選手が小中学生に迎えられ入場しました。
長野県フェンシング協会が競技の普及や選手の育成を目的に開いたもので、飯村選手と箕輪町出身で東京オリンピックに出場した西藤俊哉選手が講師として招かれました。
県内を中心に全国各地から小中学生75人が参加しました。
フットワークの練習では、飯村選手が「リラックスした体制から構え、重心を意識する事で素早く動く事ができます」とアドバイスしていました。
フットワーク後は、試合形式の練習が行われ、飯村選手と西藤選手は、試合をおえた子ども達にアドバイスをしていました。
京都府出身の飯村選手は慶応義塾大学の3年生で、パリオリンピックでフェンシング男子の代表メンバーです。
5日のイタリアとの決勝戦では、最後に金メダルを決めるポイントを奪いました。
西藤選手とは、ナショナルチームの遠征でルームメイトになるなど親しく、今回オリンピック直後でしたが箕輪町を訪れてくれたということです。
この練習会は11日も箕輪進修高校で開かれる予定です。
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共家事を推進 料理・洗濯講座
箕輪町は、家族みんなで家事に取り組む「共家事」を推進していこうと、親子向けの料理と洗濯講座を町文化センターで10日開きました。
講座には、箕輪町内の親子8組16人、そのうち男性は7人が参加し料理と洗濯のコツを教わりました。
洗濯の講座では、染み抜きを体験しました。
ソースやドレッシングなどのシミに、綿棒で食器用洗剤をつけ、もみ洗いをして汚れを落としました。
料理の講座では、キーマカレーやオムレツ、野菜のもみ漬けを作りました。
このイベントは、暮らしの中の男女共同参画やジェンダー平等意識を高めていこうと箕輪町が初めて開きました。
性別を問わず家族みんなで家事・育児に取り組む「共家事」を推進しようというもので、公募の町民や町職員でつくる箕輪町女性活躍井戸端会議が発案しました。
料理が出来上がると、参加者が味わっていました。
町では今後も「共家事」をテーマにした取り組みを行っていきたいとしています。
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南海トラフ地震の対応を確認
8日の夜、気象庁が発表した南海トラフ地震臨時情報を受け、伊那市などでは、対応の確認などを進めています。
伊那市は9日、市役所で災害警戒本部会議を開き、地震が発生した際の対応や市民への注意喚起などについて確認しました。
伊藤徹副市長は「必ず連絡がとれる体制をとってもらいたい。また、各施設の事前の点検をお願いしたい」と幹部職員に指示しました。
気象庁は8日の夜、日向灘を震源とする地震を受け、南海トラフ巨大地震の発生の可能性が高まっているとして、「巨大地震注意」の臨時情報を初めて発表しました。
南海トラフで起きる最大クラスの巨大地震について、国は想定される震源域を東海から九州にかけてのエリアとしています
県内では伊那市、箕輪町、南箕輪村を含む34の市町村が南海トラフ地震の対策推進地域となっていて、震度6弱から6強の揺れが想定されています。
伊那市では防災工事を予定している高遠町勝間の法面などを建設課の職員が調査しました。
箕輪町の白鳥政徳町長は、町民に対し、家具の固定、食料や水の備蓄など備えや、家族との連絡方法、避難場所を確認するようメッセージを発出しました。
南箕輪村でも、災害警戒本部会議を開き今後の体制などを話し合いました。
また、県では、「今後1週間は大きな地震に注意し、地震が発生したらすぐに避難できる準備をしてほしい」と呼び掛けています。 -
箕輪中フェンシング部 全国7位入賞
箕輪町の箕輪中学校フェンシング部は先月開かれた、全国中学生フェンシング大会に出場し、男子団体種目で7位に入賞しました。
2日は出場した生徒4人と顧問が役場を訪れ、白鳥政徳町長に7位入賞を報告しました。
大会は岐阜県で先月開かれ、全国から41チームが出場しました。
箕輪中学校は予選のリーグ戦を全勝して通過しました。
決勝トーナメントでは、準々決勝まで進みましたが優勝した埼玉県のチームに敗れ、7位に入賞しました。
白鳥町長は「地域の人も関心のある競技です。高校へ進学しても頑張ってください」と話していました。
箕輪中学校フェンシング部が男子団体でベスト8に入賞したのは2年ぶりということです。 -
箕輪町ゼロカーボン推進 トートバッグ完成
2050ゼロカーボンみのわ推進事業の一環として町内企業からの協賛金で製作したトートバッグが完成しました。
8日は、協賛企業の一つ、フクロヤ家具総合センターにトートバッグが届けられました。
このトートバックは町内の企業10社の協賛金で作られたものです。
素材は綿100%で、1,500枚作られました。
このトートバッグは、あすと19日から22日に町内のスーパーで行われる街頭啓発活動でアンケート調査に協力した人に配られるということです。
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箕輪町の小中学生 広島で原爆の悲惨さや平和学ぶ
箕輪町内の小中学生有志が5日と6日に広島県を訪れ、原爆の悲惨さや平和について学びました。
5日は、小中学生とその保護者25人が現地のボランティアガイドに案内してもらいながら、平和記念公園を見学しました。
原爆死没者慰霊碑や、原爆ドームについて話を聞きました。
原爆の子の像では、白鳥政徳町長と代表の生徒が、町内の全小中学校の児童・生徒から集めた折り鶴2,500羽を奉納しました。
そのあとは、平和記念資料館に行き、当時の写真や焦げた衣類などを見ていました。
箕輪町では、今年初めて小中学生とその保護者が現地に行く広島平和学習を行いました。
広島原爆の日、2日目の6日は、平和記念式典に出席しました。
原爆が投下された午前8時15分には、参列者が黙とうを捧げました。
式典では、広島市内の小学生代表が、平和への誓いを発表していました。
子どもたちは、この後学習のまとめをし、10月に報告会を開くことになっていあます。
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上農3年有賀さん IHフェンシングで準優勝
箕輪町沢で上伊那農業高校3年の有賀尚迪さんが、24日に佐賀県で開かれたインターハイのフェンシング男子個人エペ種目で準優勝しました。
7月30日は有賀さんが箕輪町役場を訪れ、白鳥政徳町長にインターハイ準優勝を報告しました。
有賀さんは、小学校2年生からフェンシングを始め、スピードが持ち味です。
練習後に走り込みを行い体力面を強化してインターハイに挑みました。
有賀さんは予選を通過し、64人が進出した決勝トーナメントの準決勝で、南箕輪村出身で埼玉県の高校に進学した埋橋匠さんと対戦しました。
延長戦の末、最後まで攻め続けた有賀さんがポイントを取り勝利しました。
決勝戦では鹿児島県の選手に敗れましたが、目標のベスト8を上回り、準優勝しました。
白鳥町長は「本当にがんばってくれた。ジュニアの選手たちのやる気につながる」と話していました。
県勢の過去最高タイで、2014年の女子個人エペ以来10年ぶりの表彰台です。