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箕輪町新副町長に浦野邦衛さん
任期満了に伴い、10月1日から箕輪町の新しい副町長に松島の浦野邦衛さんが就任します。
任期は4年間となっています。
新たに副町長に就任するのは箕輪町松島の浦野邦衛さんです。
浦野さんは昭和33年生まれの61歳で、伊那北高校を卒業後、東京農業大学を経て県農業協同組合中央会に入会。地域農政部長などを務め、平成27年からは県農協地域開発機構の常務理事を、平成28年からは生活協同組合連合の理事を務めました。
浦野さんは「町長を支え、箕輪町を住みよい街にしていけるよう尽力したい」と話しています。
任期は来月1日から4年間となっています。 -
箕輪西部を元気に! 赤そばの里音楽祭
赤そばの里、箕輪町上古田を多くの人に知ってもらおうと、16日に「赤そばの里音楽祭2019」が、箕輪西小学校で行われました。
音楽祭では、地元のおやじバンドやみのわ少年少女合唱団、長野県ゆかりのアーティストが演奏を披露しました。
このうち、伊那市出身のシンガーソングライター・湯沢かよこさんは4曲を披露しました。
音楽祭は、箕輪町西部地区の良さを多くの人に知ってもらおうと2017年から活動する「GoWestかみふるた」が、赤そばの里の見頃に合わせて企画したものです。
城内睦(あつし)代表は「老若男女いろんな人に集まってもらうことができた。これからも西部地区を元気に、住みやすい地域にしていきたい」と話していました。
「GoWestかみふるた」のメンバーは、2年前から地元のイベントに参加してもらっている湯沢さんに上古田のイメージソングの制作も依頼していて、12月に完成、来年1月にはお披露目会を予定しているということです。
現在、赤そばの里は5分咲きで、満開は週末の21日頃と予想しています。 -
箕輪西小学校で運動会
秋の運動会シーズンがはじまり、上伊那の多くの小学校で14日、運動会が開かれました。
箕輪町の箕輪西小学校でも運動会が開かれ、全校児童106人が紅組と白組に分かれ点数を競いました。
児童は運動会に向けて早いクラスでは夏休み前から練習してきたということです。
高学年のリレーでは白熱した勝負が行われ、児童たちが懸命に走っていました。
大玉送りは、全校児童とその保護者が一緒になって行う競技です。
応援合戦では、紅白に分かれ大きな声で応援していました。
箕輪西小学校では、「練習の成果を発揮して頑張る姿や学年を超えて友達を応援する姿がみられました」と話していました。
14日はこのほか、伊那市の6校、箕輪町の1校、南箕輪村の1校で運動会が開かれました。
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赤そばの里オープン
高嶺ルビーという品種の赤そばを育てている箕輪町上古田の赤そばの里が14日オープンしました。
14日はオープニングセレモニーが行われ、テープカットでオープンを祝いました。
広さ4.2ヘクタールの畑には「高嶺ルビー」という品種の赤そばが植えられています。
畑は上古田の住民有志でつくる古田の里赤そばの会が管理していて、今年は8月3日に種をまきました。
現在は4分~5分咲きで、20日~25日に見ごろを迎えそうだということです。
14日は県内外から観光客が訪れ、花を見たり写真を撮ったりしていました。
赤そばが味わえるそば処の営業も今日から始まりました。
14日はオープンを記念して限定100食が無料で振る舞われました。
9月28日と29日には赤そば花まつりが行われ、上古田公民館でそばの提供が行われます。
赤そばの花は10月上旬まで楽しめるということです。
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直江津遭難の日で献花
1942年に中箕輪国民学校の児童が修学旅行中に新潟の海で亡くなった「直江津遭難の日」にあわせ、13日、箕輪中部小学校の児童が慰霊碑に献花しました。
13日、児童たちは登校すると、慰霊碑に花を手向け、手を合わせていました。
直江津遭難は、1942年9月13日に中箕輪国民学校、今の箕輪中部小学校の児童5人が、修学旅行中に新潟県直江津の海で波にのまれて亡くなったものです。
小学校には亡くなった児童の冥福を祈って建てられた慰霊碑があり、児童たちが手を合わせていました。
箕輪中部小学校では、命の大切さを子どもたちに伝えていきたいとしています。
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みのわ芸術文化協会 作品展
みのわ芸術文化協会の会員による「書道と文学作品展」が、箕輪町文化センターで開かれています。
会場には、会員から寄せられた書道や俳句、小説など、およそ50点が並んでいます。
このうち、「ふきはら」という題名の連載本には、小説や俳句などが掲載されています。
表紙の絵は、会員で伊那市在住のマンガ家、橋爪まんぷさんが担当しています。
みのわ芸術文化協会は、10年以上前から、毎年この時期に作品展を開いています。
みのわ芸術文化協会の「書道と文学作品展」は、15日(日)まで箕輪町文化センターの展示コーナーで開かれています。
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3町村職員がサイクリングコース試走
箕輪町、辰野町、南箕輪村の職員は、来月12日(土)に開く、サイクリングイベントのコースを11日、テスト走行しました。
この日は、3町村の職員9人が、イベントで走るモデルコースを自転車で走りました。
コースは、辰野町の辰野駅をスタートして観光スポットを巡り、南箕輪村の北殿駅を目指す、全長28キロのルートです。
3町村でつくる上伊那北部観光連絡協議会が作成したもので、点在する観光スポットを自転車でつなぎ、広域的な観光づくりを目指します。
この日は、辰野町在住の地域おこし型サイクリングガイド団体代表の小口良平さんが案内役をつとめました。
職員は、コースを走りながら安全かどうか、立ち寄るスポットは楽しめるか、などを確認していました。
今後は、18日(水)に意見交換会を開き、コースの改善に活かすということです。
このサイクリングイベントは、来月12日(土)に予定されています。
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小澤さん バドミントンで全国へ
箕輪町松島出身で蘇南高校1年生の小澤梨恋さんは、バドミントンのダブルスで、全国大会に出場します。
9日は小澤さんと父の満城さんが箕輪町役場を訪れ、白鳥政徳町長に全国大会出場を報告しました。
小澤さんは、小学2年生の時からバドミントンをはじめ、この春からバドミントンの強豪校の蘇南高校へ進学し、現在は寮で生活をしています。
8月に岡谷市で開かれた全日本ジュニアバドミントン大会の長野県予選会ジュニアの部 女子ダブルスで優勝し、全国大会出場を決めました。
ペアは駒ヶ根市出身の2年生です。
白鳥町長は「ぜひ一勝してください。期待しています」と激励していました。
小澤さんが出場するJOCジュニアオリンピックカップ 第38回全日本ジュニアバドミントン選手権大会は、20日から新潟県で開かれます。
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にこりこ 来年10月リニューアルオープン予定
箕輪町の白鳥政徳町長は、JA上伊那に運営を委託した大出の農産物直売所「にこりこ」のリニューアルオープンを、来年10月に予定していることを9日、明らかにしました。
これは、9日に開かれた箕輪町議会一般質問の中で、議員の質問に答えたものです。
「にこりこ」は現在、町振興公社が運営していて来年2月に閉店し、4月からJA上伊那が運営を開始する予定です。
来年10月のオープンに向け、施設の全面改築を含め、検討を進めるということです。
また、9月末で任期満了となる副町長の選任については、定例会最終日に副町長選任に関する議案を提出するということです。
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ポニー草競馬 パカパカ杯
子どもたちのポニーの草競馬大会パカパカ杯が8日箕輪町木下で開かれました。
大会は箕輪町のNPO法人伊那ハーレンバレーパカパカ塾が開いたもので14回目となります。
今年は会場を木下のKOA北側の農地に移動し開かれました。
地元をはじめ、静岡県や愛知県などから28頭が出場しました。
1周およそ300メートルのコースでレースが行われ、指定されたぬいぐるみを探したり障害物を越えるなど趣向をこらしたレースが行われました。
パカパカ塾は馬の世話を通して人や動物への思いやりの心を持つ子どもを育てようと元教員の春日幸雄さんが設立したものでおよそ20人の子どもが通っています。
春日さんは「大勢の人に支えられ感謝している。子ども達の成長を見守り、馬を通して集まった人たちと楽しい大会にしたい」と話していました。
パカパカ杯では10種目のレースの他に乗馬体験も行われ、訪れた子ども達がポニーとの触れ合いを楽しんでいました。
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みのわナイトウォーク&ラン
夜景を見ながら箕輪町を走るイベント「みのわナイトウォーク&ラン」が7日に行われました。
大会はみのわ天竜公園を発着点に開かれ、県内外から去年より200人多い700人が参加しました。
参加者は、福与公民館を折り返す8.8キロのロングと天竜川沿いの5.5キロのショートの2つのコースに別れ走ったり、歩いたりしていました。
イベントを盛り上げようと、福与の鹿垣公民館では地区住民がキュウリや梨などを振る舞っていました。
こうした振る舞いは年々増えていて、今年は福与や松島、三日町などショートとロング合わせて5か所で行われたという事です。
この催しは、夜の街の風景を楽しんでもらおうと3年前から行われています。
箕輪町では今後も大会を継続し滞在型のイベントにしていきたいという事です。
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南信に外国人を ゲストハウス今月オープン
箕輪町の地域おこし協力隊員として活動するルーカス尚美さんが古民家を再生した、外国人向けゲストハウスの内装が完成し、9月中旬にオープンを予定しています。
箕輪町長岡にあるゲストハウスは、長岡を英語にして「ロングヒルズ」と名付けられました。
空き家を再生させた建物の中には風呂やトイレも完備され、表記はすべて英語になっています。
最大6人が宿泊できるゲストルームは全面畳張りで、日本ならではの雰囲気を味わうことができる空間になっています。
土蔵を改装したこのスペースは、カフェやバーとしてゆっくり過ごすことができます。
箕輪町地域おこし協力隊員のルーカス尚美さんと、夫のクリスさんが、南信地域に外国人向けの宿泊施設が少ないことに目を付け、2017年から作業を進めてきました。
この日はオープンを前に、帰省で箕輪を訪れていた夫が外国人の夫婦を招き、ゲストハウスで巻き寿司づくりをしました。
オープン後もこうした日本ならではの体験を提供する予定です。
この日体験をしたアメリカ人の男性は「建物もとても綺麗で風情もある。水も、空気もおいしいし最高です」と話していました。
ルーカスさんは「ただ来てもらうだけでなく、外国人のみなさんと地元のみなさんをつなぐ、そんな場所になってほしいし、夫婦でそんな役割を担えたら」と話していました。
9月中旬のオープンで、一泊朝食付き5,000円を予定しています。
外国人向けの宿泊施設検索サイトのみの掲載予定ですが、事前の相談があれば日本人でも泊まることができるということです。 -
雅秋園 営業開始
箕輪町福与の観光農園「雅秋園」の今季の営業が5日からはじまり、訪れた人たちが秋の味覚を楽しんでいました。
5日から営業開始となった雅秋園には家族連れなどが訪れ早速秋の味覚を楽しんでいました。
90アールの果樹園には12種類ほどのブドウが植えられています。
今最も食べごろのブドウは赤色のデラウエアです。
種なしで糖度が高いのが特徴です。
来週にはナイアガラやコンコードが食べごろになるということです。
今年は日照不足などの影響で生育が遅れましたが、糖度は高く出来は良いということです。
売店では箕輪町内で採れたリンゴやナシなどを買うことができます。
ブドウ狩りは時間制限なしの食べ放題で、中学生以上が500円、小学生250円、園児以下は無料となっています。
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市議会・町議会 9月定例会開会
伊那市議会9月定例会が3日に開会し、5億9千万円を追加する一般会計補正予算案など29議案が提出されました。
補正予算案の主な内訳は、産業用地の整備費用に2億円、テレビを使って高齢者などの生活を支援する「ICTライフサポート・チャンネル構築事業」に4,000万円などとなっていて、総額5億9千万円を追加するものです。
今議会では他に、旧伊那消防署の建物を利用する「産業と若者が息づく拠点整備事業」の請負契約の締結に関する議案が提出されています。
建物の1階には多目的室や交流スペースが設けられる他、2階にはオフィス4部屋と市誌の編纂を行う歴史研究室1部屋が、地下には女性や高齢者などを対象にした内職スペースが設けられる内容です。
また、前原に建設が予定されている大規模太陽光発電施設の計画の見直しなどを求める陳情1件が提出されています。
市議会9月定例会は、11日から13日までが一般質問、25日に委員長報告と採決が行われます。
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フェンシング全国へ 表敬訪問
箕輪町在住で、フェンシングの全国大会へ出場する、長野県フェンシング選手団のうち3人の選手が30日、箕輪町役場の白鳥政徳町長を表敬訪問しました。
この日はフェンシングの全国大会に出場する箕輪町在住の3人の選手が、白鳥町長に挨拶しました。
フェンシングの長野クラブに所属している河西遼太さんは、県大会のフルーレとエペの総合ポイントの上位3人に選出され、10月に茨城県で開催される第74回国民体育大会の団体戦に出場します。
同じく長野クラブに所属している平松竜成さんは、北信越大会で優勝し、第72回全日本フェンシング選手権大会の個人戦に出場します。
伊那北高校1年の小池花佳さんは、北信越大会で2位になり、平松さんと同じく第72回全日本フェンシング選手権大会の個人戦に出場します。
白鳥町長は「目標に向かってがんばってきてほしい」と話し、3人を激励しました。 -
萱野高原 サイクリングで自然満喫
マウンテンバイクで自然を満喫してもらおうと、箕輪町観光協会は31日、萱野高原でサイクリングイベントを開きました。
この日は県内から15人が参加しました。
参加者は萱野高原頂上をスタート地点として、それぞれ6㎞か14㎞のコースを選び、自分のペースで林道を走っていきました。
コースからは360度の自然を満喫でき、中央アルプスなどの山々を一望することができます。
また、イベント会場では手作りの渓流魚の置き物や、木製の笛などが販売されました。
箕輪町観光協会は、今後もサイクリングイベントを企画し、箕輪町の自然の魅力をPRしていきたいとしています。
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箕輪町でまちづくり懇談会始まる
箕輪町政について町民から意見や提案をきくまちづくり地区懇談会が28日から始まりました。
28日は、大出コミュニティセンターで開かれました。
懇談会には、白鳥政徳町長が出席し、住民の意見や質問に答えていました。
住民からの、「箕輪町が松本山雅FCのホームタウンになるというのはどういう目的か」という質問に白鳥町長は、「プロスポーツチームを支えるという取り組みが地域の活力を生み、町のブランド力アップにつながると考えている」と答えていました。
また「箕輪ダムの観光地化を進めるために道路整備が必要だ」との提案に、白鳥町長は「観光客は4万人に増え認知されてきていると感じる。生活道路ではないので難しいが県にお願いしていきたい」と話していました。
地区懇談会は、平成27年度から行われていて、今年度は、10月下旬まで全15区で開催する予定です。
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駒ヶ岳遭難 犠牲者の冥福を祈る
大正2年、1913年に、中箕輪尋常高等小学校の駒ヶ岳登山の集団遭難事故で亡くなった生徒達の霊を慰めようと箕輪中部小学校の児童は28日慰霊碑に花を手向けました。
28日中部小学校の児童が花を持って登校し、慰霊碑に手を合わせていました。
駒ヶ岳遭難は、大正2年8月27日に駒ヶ岳に向かった中箕輪尋常高等小学校、現在の箕輪中学校の生徒と教師37人が、山の上で暴風雨に遭い11人が犠牲となったものです。
中箕輪尋常高等小学校跡地が、現在の箕輪中部小となっていることから27日前後に慰霊の行事を行っています。
箕輪中部小では、9月12日に命の大切さについて考える集会を開く予定です。
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4市町村の青年経済団体が連携
伊那市、辰野町、箕輪町、南箕輪村の青年経済団体によるイベント「い~んだに交流会」が25日箕輪町のながたドームで開かれました。
交流会は伊那青年会議所が開いたもので4市町村の青年経済団体から約80人が集まりました。ドッチビーなどのニュースポーツを楽しみながら各団体のつながりを深める『人・地域とつながる「い~んだに」共創事業』として行われたものです。
伊那青年会議所では「隣りあう市町村が横の連携を強めることで地域活性化につなげていきたい。」と話していました。
また活動を広くPRするCMも放送する計画で交流の様子が収録されていました。
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用水路でマス釣り大会
箕輪町大出の用水路で25日マス釣り大会が開かれました。
大会は天竜川漁業協同組合が開いたもので親子連れなど約120人が参加しました。
流れをせき止めた用水路にはおよそ1,800匹のマスが放され訪れた人たちが釣り上げていました。
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たべりこ 10月末で終了
箕輪町の第三セクター、みのわ振興公社は、運営するレストラン「にこりこキッチンたべりこ」の営業を10月末で終了します。
これを受け町では新たな指定管理者の募集を行っています。
23日は箕輪町役場で定例懇談会が開かれ、担当者が説明をしました。
にこりこキッチンたべりこは、2014年にオープンしました。
運営しているみのわ振興公社では、経営不振により事業継続が困難だとして、町へ指定管理者辞退の申し出を今月行ったということです。
たべりこは10月31日で営業終了となります。
町では新たな指定管理者の公募を行っています。
指定管理の期間は、来年1月1日から3年3か月間で、募集は9月20日までです。
また、懇談会では、町が目指す松本山雅FCのホームタウン化について、白鳥政徳町長は「今年度中の実現を目指したい」と話しました。 -
JA上伊那果実選果場で開場式
リンゴやナシの本格的な出荷を前に、箕輪町のJA上伊那果実選果場で21日、開場式が行われ、リンゴの選果が始まりました。
この日は、職員などおよそ20人が極早生リンゴの「シナノリップ」の選果を行いました。
職員は、リンゴを手に取り状態を確認しながら作業していました。
今月26日までにおよそ8トンの出荷を予定しています。
リンゴの「つがる」やナシの「幸水」などは、少し生育が遅れていて、月末から選果が本格化するということです。
上伊那産のリンゴやナシは、主に愛知県などの中京方面のほか、関東首都圏などに出荷されます。
選果作業は12月上旬まで続くということです。
JA上伊那によると、今年の果物全体の出荷はおよそ2000トンを見込んでいます。
今年は7月に雨の日が多く日照時間が少なかったため、全体的に少し小ぶりだということです。
この日は、今年4月に竣工した選果場の開場式が行われました。
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体操サポーター 養成講習
箕輪町が介護予防を目的に普及を進めている「いきいき百歳体操」のサポーター養成講習が
20日、箕輪町の地域交流センターで行われました。
講習には7人のサポーター志望者が参加しました。
3回ある講習の初回の20日は、実際にいきいき百歳体操を行って体操のポイントや注意事項を学びました。
いきいき百歳体操は、手足をゆっくり曲げ伸ばして筋力向上を図る体操で、無理なくできる人は手足に1.2キロまでの重りをつけて行うのが特徴です。
現在、町内20か所の公民館で、週に一度、体操教室が開かれていて、サポーターは体操をする人の補助などを行います。
参加者は、役場職員の指導のもと、体重の負荷がかからない膝の曲げ伸ばし方などを学びました。
参加者は、今後2回の講習で体力測定のやり方や、AEDの使い方などを学ぶということです。 -
長寿者訪問 白鳥町長が祝う
箕輪町は20日、町内在住の88歳または100歳以上になる人を祝う長寿者訪問を行いました。
この日は白鳥政徳町長が、沢の大槻操さん宅を訪問し、祝い金を手渡しました。
大槻さんは昭和6年生まれで、今月19日に88歳を迎えました。
週に2回、町内のデイサービスに通っていて、料理やレクリエーションを楽しんでいるということです。
趣味は庭仕事で、ツツジの剪定や草取りをしているということです。
大槻さんは長寿者訪問のお礼として、白鳥町長に得意の短歌をプレゼントしました。
箕輪町では、8月1日現在、年内に88歳以上になる高齢者は866人います。
また、町内最高齢は男性が100歳、女性が103歳となっています。
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東京オリンピック出場誓う
箕輪町出身でフェンシングの西藤俊哉選手が13日箕輪町役場を訪れ白鳥政徳町長に東京オリンピック出場を誓いました。
お盆で実家に帰省していた西藤選手は父の繁さんらと町役場を
訪れました。
西藤選手は現在22歳でフェンシング日本代表チームのメンバーとして世界選手権などに出場しています。
東京オリンピックへの出場権を獲得できるかどうかは来年4月4日までの国際フェンシング連盟の競技会で獲得したポイント数によって決まります。
白鳥町長は「けがに気をつけてオリンピック出場を決めてください。」と期待していました。 -
箕輪町八乙女の夏祭りで振りまんど
箕輪町公民館八乙女分館が主催する区民対象の夏祭りが、15日、地区のグラウンドで行われました。
八乙女地区では、毎年15日にお盆の伝統行事・振りまんどを行っていますが、4年に1度、夏祭りとして盛大にイベントを行っています。
八乙女グラウンドには箕輪太鼓保存会とみのわ手筒会が招かれ、演奏や手筒花火を披露しました。
最後に子供たちによるまんど振りが行われました。
八乙女分館の関 文成分館長は「地域のつながりが減っているので、こうした機会を設けて区民の親睦を図るとともに、伝統を守り引き継いでいってほしい」と話していました。
グラウンドには区民250人ほどが訪れました。
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南小河内伝統の「おさんやり」
箕輪町南小河内に伝わる厄除けの伝統行事「おさんやり」が、16日に行われました。
16日の夕方、お舟の巡航が行われました。
舟はナラとカラマツで作られていて、重さは600キロあります。
おさんやりは、区内を流れる大堰と呼ばれる用水路が天竜川と逆に流れていることから疫病の原因と考えられ、その厄を払おうと江戸時代から行われてきたとされています。
途中、辻では担ぎ手たちが輪になり歌を歌いました。
夜になると、お舟壊しが行われました。
ナラの木の周りを3周し、その後左右に揺らしながら舟を壊します。
お舟の破片は厄除けになるといわれていて、集まった住民が拾い集めていました。
破片は各戸の玄関に1年間飾られるということです。
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箕輪町成人式
箕輪町の成人式は町文化センターで行われました。
対象者は男性158人、女性129人で、合わせて287人が成人を迎えました。
箕輪町の成人式は、新成人でつくる実行委員会が行っています。
式には新成人212人が出席しました。
実行委員会の小平貴男実行委員長は「まだ成人という実感はないが、一日一日を大切に確実に大人になっていきたい」と挨拶しました。
新成人を代表して 大槻裕さんは「未来の道を切り開くために、すべてのことに全力で取り組んでいきたい」、白鳥菜都さんは「学んだことをどう社会に活かしていけるかしっかり考え行動していきたい」と意見発表をしました。
白鳥政徳町長は「みなさんと一緒に未来の箕輪町を作っていく事を楽しみにしている」と挨拶しました。
式では、みのわ太鼓保存会による祝太鼓が披露されました。
保存会に所属する新成人も一緒になって太鼓を打ち鳴らし、記念の節目を祝っていました。
なお、伊那市の高遠町と長谷地区、南箕輪村は正月に成人式を行っています。
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箕輪町の沢公民館で寺子屋教室
箕輪町の沢公民館で10日、寺子屋教室が開かれ、夏休み中の児童が勉強や工作を楽しみました。
この日は、箕輪町沢区の小学生12人が参加し、夏休みの宿題や竹とんぼ作りをしました。
竹とんぼ作りの講師をつとめたのは、伊那市荒井の久保村隆さんです。
児童は、久保村さんにやすりの掛け方や羽の曲げ方などを教わりながら、思い思いの竹とんぼを作っていました。
竹とんぼが完成すると、より遠くに飛ぶよう練習していました。
また、子どもたちはスイカ割りも楽しみました。
子どもたち同士で声を掛けながら、スイカの前まで誘導します。
夏休みの寺子屋教室は、子どもたちに夏休みの思い出を作ってもらおうと、毎年沢公民館が開いています。
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自転車観光でサイクルスタンド作り
マウンテンバイクを立てたまま停めることができるサイクルスタンドを作るイベントが10日、箕輪町の箕輪町文化センターで開かれました。
このイベントは観光地が点在する辰野町、箕輪町、南箕輪村を
自転車でつなぎ広域的な観光づくりを目指している上伊那北部観光連絡協議会が開いたもので、地域住民25人が参加しました。
講師を務めたのは辰野町在住の自転車冒険家で地域おこし型サイクリングガイド団体代表の小口良平さんです
参加者は小口さんの指導で木材を組み立てたりロゴマークを付けたりしてサイクルスタンドを作っていました。
マウンテンバイクやロードバイクは軽量化を図るため自転車を立てるスタンドがついていないのが標準でサイクリストが集まる観光施設や飲食店ではサイクルスタンドが必要になるということです。
観光地点を自転車でつなぎ広域的な観光地づくりを目指している
上伊那北部観光連絡協議会ではその第一歩としてサイクルスタンドづくりを計画しました。
上伊那北部観光連絡協議会では今年30基ほどのサイクルスタンドを作り観光施設などに順次設置していくことにしています。