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出産前の母親対象 教室
今年10月から12月に出産を予定している箕輪町の母親と家族を対象にした「こんにちは赤ちゃん教室」が2日、町保健センターで開かれました。
教室では、4か月健診で訪れていた赤ちゃんと触れ合いながら、出産を経験した母親から話を聞きました。
参加者は、出産前と後での生活の変化や、赤ちゃんの成長について質問していました。
昼には、栄養士から食事についてアドバイスを受けた後、妊娠中の母親が必要とする栄養が含まれた料理を食べました。
献立は、梅干しと白いりごまのごはんや、アサリと野菜のスープ、ほうれん草のチキンローストなど5品で、塩分を控えた味付けになっています。
こんにちは赤ちゃん教室は、出産を控える母親とその家族を対象に、妊娠中の過ごし方や出産・育児について学んでもらおうと箕輪町が開いたもので、町内から15人が参加しました。
この日の教室には父親も3人参加しました。
8か月~9か月の妊婦に相当する8.5kgの重さをお腹につけて、妊婦の大変さを体験しました。
箕輪町のこんにちは赤ちゃん教室は、出産予定日に合わせて4つの教室が開かれていて、随時参加者を募集しているということです。
【問い合わせ】
箕輪町役場健康推進課健康づくり支援係
電話79‐3111(内線120) -
大祓の神事で茅の輪くぐり
箕輪町の箕輪南宮神社で半年間の罪やけがれを清める大祓の神事が30日行われました。
大祓の神事では氏子や神社を訪れた人たちが茅の輪をくぐり半年間のけがれを清めあとの半年も無事に過ごせるよう祈っていました。
茅の輪くぐりは茅という草で編んだ輪のなかを8の字に3度くぐる夏越しの祓えの儀式のひとつです。
毎年6月30日に各地の神社で厄払いや無病息災を願い行われて
います。
境内では訪れた人たちがおみくじを引いたりお守りを買い求めていました。
おみくじは水に浸すと運勢が浮き出てくるというものです。
お守りは社殿改築のために新たに作られたもので縁起のよい「大」「福」「富」の文字が入り2,000円で売られていました。
箕輪南宮神社では「伝統行事に人々が集い、人の輪ができ日本人が大切にしてきた心がつながってほしい」と話していました。
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箕輪西小みどりの少年団が表彰
箕輪町の箕輪西小学校は、みどりの少年団の活動が評価され、国土緑化推進機構の全日本学校関係緑化コンクール 学校林等活動の部で国土緑化推進機構理事長賞を受賞しました。
28日は箕輪西小学校の児童会の正副会長や地元の森林保護に携わるみんなで支える森林づくり上古田団地推進協議会や西山会のメンバー、田中早苗校長らが箕輪町役場を訪れ、白鳥政徳町長に受賞を報告しました。
箕輪西小学校は1982年にみどりの少年団を組織し、西山会の指導のもと、毎年4年生がキノコの菌打ちや間伐、植樹作業などの活動を行っています。
これまでの活動が評価され、全日本学校関係緑化コンクールで特選、準特選に次ぐ国土緑化推進機構理事長賞を受賞しました。
箕輪西小の田中早苗校長は「ふるさとを大切にする気持ちを大事にしてほしい」と話していました。
白鳥町長は「この取り組みを後輩にもつなげていけるようがんばってください」と児童らに呼び掛けていました。
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箕輪町戦没者の霊を追悼
日清・日露戦争から太平洋戦争にかけての犠牲者を追悼する戦没者慰霊祭が27日、箕輪町の文化センターで行われました。
慰霊祭には遺族60人を含む、およそ100人が出席し、最初に黙とうをささげました。
慰霊祭は、町内出身者で戦争の犠牲になったおよそ600人を追悼しようと、箕輪町社会福祉協議会と箕輪町が、毎年行っています。
社会福祉協議会の平井克則会長は「終戦から74年がたつ今、戦争の悲惨さが忘れさられないように、若い世代に語り継いでいく必要がある」と話しました。
参列者は祭壇に献花をし、手を合わせていました。
箕輪町遺族会の平出政敏会長は「赤紙1枚で招集され、戦死した人たちを忘れてはいけない。
これからも戦争体験を伝えていきたい。」と話していました。
慰霊祭では、箕輪町で活動をしている「オカリナ・コカリナサークル ルイーネあかね」による
演奏も行われました。
箕輪町遺族会によると、高齢化により慰霊祭への出席者数は年々減少しているということです。 -
里山管理の基礎を学ぶ
上伊那地域振興局は、里山管理の基礎を学ぶ講習会を箕輪町の番場原公園で24日、開きました。
この日は、地域住民や、山を管理する住民あわせて50人余りが参加しました。
講習会は、森林税を活用し、身近な里山の管理方法を学んでもらおうと、上伊那地域振興局が開きました。
講師を務めたのは、長野県林業総合センターの小山泰弘さんです。
参加者たちは始めに、森林を外から見て、木の育ち方の違いなどを学びました。
その後、参加者たちは木のそばに近づき、森林の為に残すべきものと木材にしてよいものの見分け方を学び、森林の管理の基礎について理解を深めました。
地域振興局では、今後も定期的に里山整備の講習会を各地で予定しているということです。
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グレイスフル箕輪 義援金寄付
箕輪町上古田の老人福祉施設・グレイスフル箕輪は、4月に行われた花街道まつりで集めた義援金を、北海道の地震の被災地に送ります。
25日は、グレイスフル箕輪の利用者3人が役場を訪れ、白鳥政徳町長に義援金を手渡しました。
施設の利用者は、花のキーホルダーや匂い袋などを作り、4月14日に行われた第9回花街道まつりで販売したということです。
グレイスフル箕輪では、利用者が楽しく作ったものを少しでも被災地の復興に役立ててもらおうと、売上金2,150円を寄付しました。
その売上金は、去年発生した北海道胆振東部地震の被災地に送られるということです。
白鳥町長は「確実に被災地に届けます。これからも元気に頑張ってください」と話していました。
義援金は、日本赤十字社長野県支部を通して被災地に送られます。
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町ふるさと納税 件数・金額増
箕輪町の昨年度のふるさと納税の寄付件数は4,649件、金額はおよそ5,700万円で、件数・金額ともに前の年度より増えたことが分かりました。
箕輪町によりますと、平成30年度のふるさと納税の寄付件数は4,649件で、前の年度より42%増えたということです。
寄付金額はおよそ5,700万円で、17%増えています。
人気の返礼品は、コシヒカリ・ソーセージセット・梨・そばなどでした。
総務省の通達により、町は平成29年度から、返礼割合を寄付額の3割以下にし、資産性の高いものは除外するなどの見直しをしたたということです。
現在は、農産物を中心に取り扱っています。
きょう役場で開かれた定例記者懇談会で白鳥政徳町長は「効果的な広報をしたことや、農産物を返礼品として扱ったことが寄付の増加に繋がった」と分析しています。 -
17歳「箕輪に愛着感じる」増加
箕輪町が町内の17歳を対象に毎年行っている町民意識・生活実態調査で、今回の調査では「町に愛着を感じている」「町での生活に満足している」との回答が増えていることが分かりました。
調査は、町内の平成12年4月2日から平成13年4月1日生まれの男女249人を対象に去年12月に行ったもので、103人から回答を得ました。
「箕輪町にどの程度愛着を感じていますか」との問いに「強く感じる」「ある程度感じる」と答えたのは合わせて77.6%で、前回と比べ9.7ポイント増えています。
「箕輪町での生活に満足していますか」に「かなり満足」「まあまあ満足」と答えたのは80.5%で13.5ポイント増加しました。
また、「今後も箕輪町で暮らし続けたいですか」に「暮らし続けたい」「一度外に出ても帰りたい」が合わせて65.4%で、5.7ポイント増加しています。
町ではこれらの要因について、「この学年から、中学校で箕輪町の歴史や文化を学び地域の課題を考える学習を取り入れたため、町への愛着度が上がったのではないか」としています。
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土砂災害危険箇所パトロール
6月の土砂災害防止月間にあわせて伊那建設事務所などは20日、災害の危険が予想される箇所をパトロールしました。
jこの日は、辰野町・箕輪町・南箕輪村の土砂災害の恐れがある箇所を伊那建設事務所や町村の職員らが点検しました。
このうち箕輪町では、三日町にある澄心寺の裏山をパトロールしました。
澄心寺は明治元年の大雨による土砂崩れで寺が全壊した過去があり、平成25年に堰堤が設置されました。
川の近くには根が浅い針葉樹が生えていて、災害発生時に土砂と共に流れやすいということで、
出席者からは「堰堤の増築が必要だ」という意見が出されていました。
土砂災害危険箇所パトロールは、大雨などによる土砂災害を未然に防ごうと毎年この時期に行われています。
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箕輪町 交通死亡事故ゼロ500日達成
箕輪町は、今年4月28日に交通死亡事故ゼロ500日を達成しました。
19日は、伊那合同庁舎で長野県交通安全運動推進本部顕彰伝達式が行われました。
伝達式では、上伊那地域振興局長で、長野県交通安全運動推進上伊那地方部の佐藤公俊部長から白鳥政徳町長へ表彰状が手渡されました。
町では、平成29年12月14日に交通死亡事故が発生して以来、今年4月28日までの500日間交通死亡事故ゼロが続いています。
町は、交通事故を減らす取り組みとして反射材着用の啓発や街灯の設置などを行っています。
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箕輪写友会の写真展
箕輪町の写真愛好家でつくる箕輪写友会の写真展が、17日から町文化センターで始まりました。
会場には、会員14人の作品28点が並べられています。
上伊那を中心に県内外で風景を撮影した作品です。
箕輪写友会では、月に1回写真を持ち寄って勉強会を開いています。
この時期と秋の文化祭の2回写真展を開いていて、今回で23回目になります。
箕輪写友会は、「会員の力作が揃っている。たくさんの人に見てほしい」と来場を呼び掛けています。
写真展は23日(日)まで、町文化センターで開かれています。
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総合学習でみのわ天竜公園を清掃
箕輪中学校の3年生が総合学習の一環で14日みのわ天竜公園の
清掃活動を行いました。
箕輪中学校3年1組の生徒約30人が公園内の清掃活動を行いました。
生徒らは総合学習の一環で地域について学んでいて町内の公共施設などの清掃活動を行うことを決めました。
今後は町図書館や駅舎の清掃を行うということです。
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「買い物に困っている」55世帯
箕輪町の民生委員は町内の買い物弱者に関する調査結果をまとめました。
それによりますと町内で買い物に困っている世帯は55世帯あることが分かりました。
これは14日箕輪町役場で開かれた町議会一般質問で白鳥政徳町長が議員の質問に答えたものです。
町の民生委員は4月から5月にかけて75歳以上の高齢者のみで車などの移動手段がなく外出に支障があると思われる1010世帯について調査しました。
このうち買い物など外出に困っていると回答した世帯は55世帯だったということです。
そのうち41世帯は町の中心部の沢、松島、木下在住だということです。
この結果について白鳥町長は「思っていたより外出に支障がある世帯は少なかった。今後はAI自動配車サービスを活用できるか検討していきたい。」と述べました。
また買い物弱者支援として移動販売を行っていましたが現在は営業を休止している泰成運輸の移動販売車については「復活は難しい」との見通しを示しました。
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農産物直売所「にこりこ」 JAが運営主体に
箕輪町の白鳥政徳町長は、大出の農産物直売所「にこりこ」の運営を、JA上伊那が受託したことを、13日明らかにしました。
これは、この日開かれた箕輪町議会一般質問の中で、議員の質問に白鳥町長が答えたものです。
にこりこは、箕輪町大出にある農産物直売所で、現在、町振興公社が運営しています。地元でとれた野菜や土産品などを販売しています。
箕輪町は、JA上伊那に「にこりこ」の運営の委託を申し入れ、協議を進めてきたということです。
JA上伊那からは、施設が老朽化していることや、敷地面積が狭いことなどから、改築の要望が出されているということで、箕輪町では、施設の全面改築を含め検討していくということです。
また、 、白鳥町長は、2027年の長野国体について、フェンシング競技を箕輪町で開催したいとの考えを示しました。
ただ、開催の条件として、1つの会場で競技場を8面確保することがあげられていますが、町内にはそれを満たす施設がないということです。
白鳥町長は、「半年くらいの間に、施設をどうするかの結論を出したい。施設確保の可能性を提示すれば、国体誘致の内示がもらえると思う」と話していました。
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伊那北高三井さん 全国大会へ
伊那北高校3年の三井涼平さんは、ソフトテニスの県大会・男子ダブルスで優勝し、6月に北海道で開かれる全国大会に出場します。
この日は、箕輪町長岡の三井さんが町役場を訪れ、白鳥政徳町長にあいさつをしました。
全国大会のハイスクールジャパンカップに出場するのは、三井さんと辰野町の坂田陸也さんのペアです。
4月に開かれた県大会の決勝戦では、上田千曲高校とのフルセットまで及ぶ接戦を制しました。
大会では負けないという強い気持ちをもってプレーし、勝つことができたということです。
三井さんは「1戦1戦集中して、楽しんでプレーしてきたい」と話していました。
三井さんが出場する全国大会「ハイスクールジャパンカップ」は19日から北海道で開かれる予定です。 -
少年野球箕輪大会 16チーム熱戦
上伊那地域の少年野球16チームが参加する「少年野球箕輪大会」が9日、箕輪町の番場原運動場で開かれました。
開会式では、箕輪タイガースの主将 清水結君が選手宣誓をしました。
箕輪少年野球連盟が主催するこの大会には、加盟する6チームに加え、招待された伊那市・駒ケ根市・辰野町の10チームが参加しA・B2つのブロックに分かれてトーナメントで優勝を争いました。
試合では、ベンチのメンバーから大きな声援が送られていました。
大会の結果、Aブロックの優勝は箕輪町の守屋スネークス。Bブロックの優勝は南箕輪村の南小ドラゴンズでした。 -
箕輪南小学校 プール清掃
箕輪町の箕輪南小学校の児童は6日、学校のプール清掃をしました。
1・2年生30人が、たわしやスポンジを使ってプールの汚れを落としました。
この日は1日かけて全校児童で清掃を行ったということです。
6日の伊那地域の最高気温は、午後3時4分に、8月上旬並みの31.1度を記録し真夏日となりました。
箕輪南小学校では、19日にプール開きが行われます。
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JA上伊那がお粥ポットを市町村に贈呈
JA上伊那は5日、電子レンジでお粥(かゆ)が作れるお粥ポットとお米割引券を箕輪町に贈りました。
5日は、JA上伊那の地区理事征矢(そや)和夫(かずお)さんと女性理事唐澤(からさわ)やち子(こ)さんが箕輪町役場を訪れました。
JA上伊那では、上伊那食卓愛の運動の一環で毎年管内の8市町村にお粥ポットとお米割引券を贈っています。
今年度は、箕輪町にお粥ポット100点、お米割引券200枚を贈りました。
箕輪町では、4か月検診の時に第一子にお粥ポットとお米割引券を、第二子からはお米割引券を渡すということです。
上伊那8市町村では合わせて675個のお粥ポットと1500枚のお米割引券が贈られました。 -
箕輪町 受動喫煙防止条例議案提出
箕輪町議会6月定例会が4日に開会し、受動喫煙防止条例の制定など14議案が提出されました。
受動喫煙防止条例は、町民の健康と快適な生活を守り、健康寿命を延ばすことを目的に定めるものです。
病院、児童福祉施設、集会所等の施設の管理権原者は、受動喫煙の防止のための環境整備に努めなければならないなどとしています。
具体的な罰則等はなく、喫煙を制限するものではありません。
可決されれば、7月1日から施行される計画です。
県内で受動喫煙防止の条例を制定している市町村は他になく、松本市が7月1日からの施行を予定しています。
町では条例の制定に向けて、今年4月1日から小中学校の敷地内を全面禁煙としています。
議会では他に、4,040万円を追加する一般会計補正予算案が提出されました。
主な事業は、プレミアム商品券事業に717万円、農業の担い手を支援する事業に1,500万円などとなっています。
町議会6月定例会は、13日と14日に一般質問、21日に委員長報告と採決が行われます。
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チーム箕輪チャレンジ始まる
行政の政策実現に向け職員が調査研究を進めるチーム箕輪チャレンジの活動が3日からはじまりました。
3日は箕輪町の地域交流センターみのわで講演会が開かれ政策アドバイザーNPO法人SCOPの北村大治さんが話をしました。
北村さんは「政策とは何らかの問題を解決するための方針だ」としたうえで「政策立案力が高い地域が発展する」と話していました。
チーム箕輪チャレンジの活動は4年目の取り組みで町職員でつくる研究メンバーなどで構成されています。
今年度は「働き方改革」と「スポーツ振興」がテーマとなっていて10月には研究成果を発表し事業提案を行う予定です。
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箕輪中部小学校で運動会
箕輪町の箕輪中部小学校で初夏の運動会が1日開かれました。
運動会では、全校児童610人が紅組と白組に分かれ21の種目で競いました。
中部小学校では、暑さ対策や2学期に行事が多いことからこの時期に運動会を開いています。
陣地に多くの竹を引っ張った方が勝ちとなる3年生の竹引き競技では、児童が懸命に竹を引っ張っていました。
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高齢者福祉施設が合同音楽会
箕輪町の通所サービスを利用している高齢者が歌声を披露する、高齢者福祉施設合同音楽会が30日、箕輪町文化センターで開かれました。
参加したのは町内6つの施設の150人で、施設ごとに練習してきた歌を披露しました。
利用者は曲に合わせてハチマキを巻いて発表するなど、工夫を凝らしていました。
音楽会には松島保育園の園児たちも参加しました。赤い手袋をしてエビやカニを表現した園児たちは、元気にダンスを披露しました。
音楽会では他に、高齢者福祉施設などで音楽活動をしているバンドの演奏が行われ、体を動かしながら歌を歌う利用者もいました。
音楽会実行委員長の林はる香さんは「年に一度の貴重な交流の場なので、今後も継続していきたい。」と話していました。
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霜の影響でさくらんぼ狩り中止に
4月下旬と5月上旬に発生した霜の影響で、上伊那で近年人気のさくらんぼにも影響が出ています。
箕輪町大出の関善一さんのさくらんぼ農園です。
霜の被害を受けた実は、黄色くなり、少し触れただけで落ちてしまいます。
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箕輪進修高校で選挙出前授業
若い世代に選挙への関心を高めてもらおうと、箕輪町と県の選挙管理委員会が、箕輪進修高校を30日訪れ、選挙の出前授業を行いました。
この日は、箕輪進修高校の体育館で出前授業が行われ、生徒109人が参加しました。
生徒たちは、実際に選挙で使われる投票箱や記載台を使って県知事選の模擬投票を体験していました。
選挙立会人や事務従事者なども生徒が務めました。
この出前講座は、若い世代に関心を高めてもらおうと、箕輪町選挙管理委員会と、長野県選挙管理委員会が行いました。生徒たちは、模擬用に作られた選挙公報でどの候補者に投票するか判断して投票していました。
県の担当者は、「18歳になったら、投票という行為を通して社会と対等に向き合うことになる。 誰に投票するか決めた答えに間違えはない」と話していました。
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バイパス 2027年までの完成要望
国道153号伊那バイパスの建設促進期成同盟会の総会が伊那市役所で29日に開かれ、リニアが開通する2027年までに全区間の開通を要望する事などが決議がされました。
総会には、伊那市や箕輪町、南箕輪村の地域住民や農業団体、行政関係者などおよそ60人が出席し、153号バイパスの早期完成を国や県に求めていくことを確認しました。
期成同盟会会長の白鳥孝伊那市長は「リニアの経済効果を十分発揮する為にも、2027年までに完成するよう、国・県に求めていきたい」と挨拶しました。
伊那バイパスは箕輪町木下から伊那市美篶青島までのおよそ7.6キロの区間です。
現在は伊那市福島から美篶方面に向かい工事が進められていて2021年までに伊那市の若宮団地まで開通する予定です。
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産業支援センターみのわ 利用状況まとまる
箕輪町は去年6月に本格稼働した産業支援センターみのわの施設利用状況をまとめました。
それによりますと創業計画のある人に3年間を限度に低額でオフィスを貸し出す創業支援オフィスは5部屋全てが利用されているということです。
またテレワークなどによる創業者を支援するコワーキングスペースと研修室の利用者による昨年度の使用料は約50万円で利用者数は延べ3,829人だということです。
産業支援センターには企業支援相談員が常駐し町商工会も併設していることから町では産業振興の拠点施設として活用してもらいたいとしています。
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高校生が企業を視察
ハローワーク伊那などは、就職を希望する上伊那の高校3年生を対象にした産業視察会を、27日に開きました。
今年は、去年より80人ほど多い460人の生徒が19のグループに分かれて上伊那の製造業や建設業38社を視察しました。
このうち、箕輪町の伸光製作所を訪れたグループは、担当者からどのような仕事をしているのか説明を受けていました。
伸光製作所では、電子部品を取り付けるプリント配線板を受注生産しています。
担当者は、「小さなほこり1つでも品質に影響してしまうため、整理・整頓・清掃・しつけの4Sに気を付けている」と話していました。
高校生の就職活動は7月1日から始まり、内定が出るのは9月16日からとなっています。
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上古田でアヤメが見頃
箕輪町上古田の唐澤敬司さんの畑で、アヤメが見頃を迎えています。
唐澤さんの畑は、古田神社西側の小道の先にあります。
12年前から育てていて、およそ2万株のアヤメが植えられています。
ここ数日の暖かさで一気に開花し、現在見頃となっています。
唐澤さんによりますと、アヤメは今週いっぱい楽しめそうだということです。 -
天竜川でバス釣り大会
天竜川漁業協同組合は、天竜川に生息する外来魚を駆除するためのバス釣り大会を、26日に開きました。
大会は、辰野町から南箕輪村までの天竜川で開かれました。
天竜川漁協では、5月9日からアユの稚魚を放していますが、ブラックバスとブルーギルに食べられてしまうことが多いということです。
中でもブラックバスは繁殖力が強く、駆除が追い付いていない状況だということです。
大会には、県内外から75人が参加しました。
釣った魚は袋に入れて重さを計っていました。
天竜川漁協では「ブラックバスを釣ったら川にリリースせず、釣りを楽しんでもらいたい」と話していました。
大会の結果、辰野町の男性が14kgで優勝。参加者全体では、88.5kgを釣り上げました。
漁協では9月上旬まで1kg400円でバスの買い取りを行っています。 -
箕輪町安全安心の日の集い
箕輪町安全安心の日の集いが24日、町文化センターで開かれ、住民170人が防災教育に詳しい有識者の話を聞きました。
講師は、東京大学大学院 総合防災情報研究センター特任教授の片田敏孝さんです。
片田さんは、岩手県釜石市で津波防災教育に取り組んでいます。
片田さんは「自然災害が猛威を振るう中、行政への依存をやめ地域一体となって適切に避難できるよう取り組んでほしい」と話していました。
箕輪町はWHO世界保健機関から安全安心なまちづくりの取り組み「セーフコミュニティ」の認証を受けていて、認証を受けた5月12日を「箕輪町安全安心の日」と定めています。
24日は住民や町職員などおよそ170人が参加しました。
箕輪町セーフコミュニティ推進協議会会長の白鳥政徳町長は、「具体的な取り組みを通じてセーフコミュニティの認知度を上げていきたい」と挨拶しました。