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春の全国交通安全運動始まる
春の全国交通安全運動が6日から始まりました。 このうち、箕輪町の国道153号バイパス沿いでは、朝7時30分から、人波作戦が行われました。 箕輪町交通安全協会のメンバーなど100人ほどが通勤するドライバーにチラシとボックスティッシュを渡して安全運転を呼び掛けました。 また、箕輪町のイメージキャラククターのもみじちゃんも、運動に一役かっていました。 春の交通安全運動の基本は「子供と高齢者の交通事故防止」です。 なお、今年に入り、伊那警察署管内では死亡事故が2件発生していて、場所は、箕輪町と南箕輪村です。 春の全国交通安全運動期間は、15日までとなっています。
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箕輪健全育成ミニバス女子 全国大会優勝を報告
箕輪町と南箕輪村の小学生が所属するミニバスケットボールチーム、箕輪健全育成ミニバスの女子チームは、全国大会優勝を4日、白鳥政徳町長に報告しました。 この日は、チームのメンバーと松田孝監督が役場を訪れ、白鳥町長に優勝を報告しました。 全国大会は3月に東京都で開かれ、6年生9人と5年生1人の主力メンバーで臨みました。 決勝戦では、埼玉県代表と対戦し、45対40で箕輪健全が勝ち、全国大会初出場で初優勝を果たしました。 6年生は全員が、中学校でもバスケットボールを続けるということです。
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箕輪町 セーフコミュニティ国際再認証内定
箕輪町が推進している安心安全の街づくりセーフコミュニティの国際再認証が、3月31日付けで内定しました。 町では、5月27日に再認証式典を開く計画です。
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新年度 新社会人が新たな一歩を踏み出す
新年度が始まり、新社会人が新たな一歩を踏み出しました。 このうち箕輪町に本社を置く電子部品メーカーKOA株式会社の入社式では、新入社員が1人ずつ自己紹介と目標を発表しました。 今年度の新入社員は、男性33人女性7人の合わせて40人です。 新入社員らは、「1日でも早く仕事に慣れ、会社や地域に貢献したい」などと力強く抱負を語りました。 花形忠男社長は、「2020年には創業80周年を迎える。フレッシュな気持ちで新しいことにチャレンジしてほしい」と話しました。 向山孝一会長は、「今日からは社会人としてKOAの社員としての責任と義務が課せられる。技術と技能を集結し、KOAの新しい歴史を作っていってほしい」と激励しました。 新入社員は、ビジネスマナーなどの研修や工場での実習を受け、6月1日から正社員登用となります。
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元巨人選手2人が野球教室
2日、プロ野球読売ジャイアンツOBの川口和久さんと吉村禎章さんが伊那市を訪れ、集まった少年野球チームの子どもたちに投球や打撃を指導しました。 伊那市営野球場には、伊那市や箕輪町の9つの少年野球チームに所属する130人が集まり、元読売ジャイアンツの2人から守備や走塁、打撃の基礎を教わりました。 走塁の基本を学んだ後、投手と野手の2つのグループに分かれ、投手は、ピッチャーだった川口さんに、野手は、外野手だった吉村さんに教わりました。 川口さんは、「基本的なことを身近に感じながら練習してほしい」などと話しながら、子どもたちに正しい投げ方をアドバイスしていました。 吉村さんは、守備練習を見たあと、打撃についてアドバイス。 苦手なコースを意識することなど素振りのコツを伝えながら、 「人より上手になりたいと思ったら人一倍バットを振ってください」とよびかけていました。 この野球教室は、9月5日に、松本市で26年ぶりとなる巨人対中日のプロ野球公式戦が行われるのを記念して読売新聞東京本社と南信販売会が開きました。
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みのわ~れ 毎週土曜日に「まちの先生」が教室開催
イオン箕輪店にある地域交流スペース、みのわ~れでは、障がい者や一般住民を対象にした教室が毎週土曜に開かれています。 1日は、ペン字教室が開かれました。 この日は障がい者の参加はありませんでしたが、箕輪町や南箕輪村から3人が参加しました。 みのわ~れ店長の入杉百合子さんが、平仮名の書き方を指導しました。 みのわ~れは、子育て支援のほかに、障がい者の支援と地域住民の交流の場所として町が整備したもので、毎週土曜日に教室を開いています。 地域住民が「まちの先生」として講師になり、週替わりで手芸やヨガなどをボランティアで指導しています。 来週は春をテーマにしたフラワーアレンジメントとアロマ教室が開かれる予定です。
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箕輪町図書館 耐震工事完了
耐震工事のため去年11月から閉館していた、箕輪町図書館は、4月1日から、業務を再開します。 箕輪町図書館は、およそ6千万円かけて耐震補強工事を行ってきました。 それに伴い、室内も、空調設備を整えたほか、照明をLEDに変え、棚も更新しました。 箕輪町では、今回、図書館の耐震工事を行いましたが、以前からある移転新築計画は継続して検討中です。移転後も建物を活用できるようにと、今回改修を行いました。
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3市町村つなぐバス「伊那本線」 4月1日から運行
伊那市・箕輪町・南箕輪村の定住自立圏の取り組みとして、市町村を超えて走るバス「伊那本線」が、あすから運行します。 31日は、停留所の一つとなっている伊那中央病院で、テープカットなどのセレモニーが行われました。 伊那本線は、伊那市西春近と箕輪町大出を結ぶ路線で、伊那行き・箕輪行きそれぞれ、平日で1日9便が運行します。 この日のプレ運行では、伊那方面、箕輪方面からそれぞれバスが到着し、乗っていた乗客に市町村長からプレゼントが手渡されました。 伊那市・箕輪町・南箕輪村をむすぶ新たな路線。「伊那本線」。専用のバスには3市町村のイメージキャラクター いーなちゃん・もみじちゃん・まっくんが描かれています! 箕輪方面行きは、伊那市西春近の赤木駅を出発、市街地・伊那中央病院、そして、南箕輪村を経由して、箕輪町大出のベルシャイン伊北店に到着します。箕輪町や南箕輪村からも、病院や伊那市街地に出かけやすくなります。 反対に、箕輪町のベルシャイン伊北店から、伊那市の赤木に向かう伊那行きの便もあります。 それぞれ乗り換えはありません。 初乗り運賃は200円。最大でも350円です。 これまで市町村の枠があり、それぞれの自治体がその地域内を走るバスを運行していたわけですが、こうやって、同じ生活圏の市町村が協力し合って、バスの運行が実現しました。 通院・通学・買い物など、乗り継ぎをしなくても、移動することができるので便利です。 この伊那本線は5年間の試験運行されます。 なお、4月1日も、運行開始記念として、伊那本線の全線が無料・乗り放題となっています。
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箕輪健全が全国制覇 上伊那勢が2年連続優勝
東京都で開かれている全国ミニバスケットボール大会に出場している、箕輪町の箕輪健全育成の女子チームは、30日に行われた決勝トーナメントを勝ち抜き、優勝を果たしました。 大会の結果、箕輪健全は決勝戦で埼玉代表の川口じりんMBCに45対40で勝利し、優勝を果たしました。 去年の伊那ダイヤモンドツインズに続き、上伊那勢が2年連続で優勝を果たしました。
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不燃・粗大ゴミ処理一本化で鳩吹に長い列
4月から上伊那地域の不燃ゴミと粗大ゴミの処理が、箕輪町のクリーンセンター八乙女に一本化されます。これに伴い、現在、伊那市の処理を行っている、横山の鳩吹クリーンセンターには、駆け込みで粗大ゴミを持ち込む人の長い列ができています。 伊那市では、鳩吹クリーンセンターで不燃ゴミと粗大ゴミの処理を行っていますが、クリーンセンター八乙女に一本化されることから、近くにあるうちに処理をしようと、先週から持ち込みが増えているということです。 毎年、年度末は持ち込みが増えるということですが、現在鳩吹には例年の3倍以上となるおよそ350台の車が、毎日列を作っているということです。 訪れたある男性は「八乙女は行くまでに今の倍以上かかる。近くにあるうちに持ってきた」と話していました。 鳩吹クリーンセンターの田中金吾所長は「長い列にはなっているが、持ってくるときが一番良いとき。4月以降は処理をしていないので間違えないようにしてほしい」と話していました。 上伊那広域連合では、人口減少が進む中、運営費が削減できるとして、平成29年度から処理をクリーンセンター八乙女に一本化することを決めました。 また、合わせてゴミの計画的な収集を進めるため、処理場への持ち込み料金の値上げも行います。 これまでは10キロにつき100円でしたが、4月からは20キロ以下は400円、それ以上は10キロ増えるごとに200円ずつ加算されることになっています。 上伊那広域連合では「現在量の少ないゴミの持ち込みが多い。小さいものは指定の袋に入れて、ゴミステーションに捨ててもらいたい」と話しています。
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渓流魚の木彫作品展示
箕輪町に渓流魚の木彫り工房を構える柴和彦さんの作品展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 イワナやアマゴ・カジカなどの渓流魚が、川の中で泳ぐ様子を表現した木彫りの作品200点が展示されています。 作品を制作しているのは、箕輪町に「工房 渓(たに)の奏(メロディ)」を構える柴和彦さんです。 柴さんは、渓流釣りが趣味で、川の魚の美しさに魅せられ、会社を早期退職し、木彫で作品を作るようになりました。 魚のほかにも、流木を使った花入れなども多く展示されています。v 柴さんの作品展は、29日(水)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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箕輪町・南箕輪村の保育園で一斉に卒園式
箕輪町と南箕輪村の保育園で24日、卒園式が一斉に行われました。 このうち南箕輪村の南原保育園では、23人の園児が保育園を巣立ちました。 橋爪喜代子園長から年長園児に卒園証書が手渡されました。 園児たちは卒園証書を受け取ると、保護者の前まで歩いていき、感謝の気持ちを伝えながら証書を渡していました。
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浜松市庄内地区から卒園する箕輪町の園児に花束届く
箕輪町と友好交流している静岡県浜松市庄内地区から、あす卒園を迎える園児全員分の花束が23日に届けられました。 浜松市庄内地区の交流協会のメンバー3人が町役場を訪れ、町内に8つある保育園の園長に花束を届けました。 庄内地区特産のガーベラ3本とフリージア2本をセットにしたもので、卒園する園児と保育士に合せて550本が贈られました。 庄内地区からは毎年花束が届けられていて、保育園のほかにも、先日卒業式が行われた小中学校にも750本が贈られています。 交流協会の石塚喜代登顧問は「地元の農家が心を込めて育てた花です。あすの卒園式で子供たちに渡してください」と話していました。 8つの保育園を代表して木下北保育園の山下いち子園長は「子供たちの喜ぶ顔が目に浮かびます」と感謝していました。 箕輪町の保育園の卒園式は24日に全園一斉に行われます。
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西光寺 延命地蔵尊例祭
箕輪町沢の西光寺で、延命長寿や安産にご利益があるとされる「延命地蔵尊」の例祭が、20日に行われました。 延命地蔵尊は、今からおよそ260年前に高遠町の石工、向山重左衛門が作ったもので、箕輪町の有形文化財に指定されています。 延命長寿をはじめ、安産や病気平癒、五穀豊穣などあらゆる福徳が得られるとされています。 例祭では法要が営まれ、仏教会のメンバーが御詠歌を奉納しました。 西光寺の竹花祐栄住職は「お地蔵様は庶民の悩みを救うためにあります。これからも町の宝として守っていきましょう」と話していました。
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3市町村結ぶ「伊那本線」試乗会 4月1日から運行開始
伊那地域定住自立圏の取り組みとして4月1日から伊那市、箕輪町、南箕輪村を結ぶ新しいバス路線「伊那本線」の運行が始まります。 22日は行政関係者や地域住民を対象にした試乗会が開かれました。 この日午前9時から午後5時30分までの間に5本のバスが運行され、市町村長や地元区長、地域住民など90人ほどが試乗しました。 伊那地域定住自立圏の取り組みの一つとして4月1日から、伊那市、箕輪町、南箕輪村を結ぶ新たな路線「伊那本線」の運行が始まります。 午前9時に伊那バスターミナルを出発したバスは伊那市街地、伊那中央病院などを経由し、午前9時25分に南箕輪村役場に到着しました。 その後、箕輪町の国道153号バイパスを通り商業施設などを経由したバスは、午前9時50分に箕輪町役場入口に到着しました。 伊那本線は、伊那市西春近の「赤木駅前」停留所から、箕輪町大出の「ベルシャイン伊北店」停留所までを結ぶ片道1時間15分の路線です。 経済や生活の結びつきが強い3市町村全体で必要な生活機能を確保し、圏域内の移動、交流を促進するため、通院、通学、買い物などでの使いやすさを考慮しています。 来年度1年間の事業費は4,540万円で、8割を国の特別交付税でまかないます。 伊那本線は4月1日から5年間の試行運行が始まり、平日は伊那方面行き、箕輪方面行きがそれぞれ9便です。 料金は一部の区間を除き初乗り200円で、最大運賃は350円となっています。 また、運行開始を記念して3月31日と4月1日は全便無料で乗車できます。
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住宅地 商業地とも下落
国土交通省は平成29年1月1日現在の地価公示価格を21日発表しました。 県内の平均は、住宅地で20年連続、商業地で25年連続の下落となりましたが下落幅は縮小しました。 地価公示は、不動鑑定士が1平方メートルあたりの価格を判定したもので、一般の土地の取引価格の指標や、公共事業用地の取得価格算定の基準となります。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、伊那市荒井の商業地が1平方メートルあたり51,100円でマイナス3.2%、上新田の住宅地が30,600円でマイナス0.7%となっています。 箕輪町では、松島の商業地が、31,500円でマイナス3.7%、同じく松島の住宅地が27400円でマイナス2.5%。 南箕輪村では、沢尻の住宅地が18,900円でマイナス1%となっています。 調査は、県内の43市町村、332地点で行われました
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長野高専の学生 西天の円筒分水工調査結果を報告
西天竜幹線水路の円筒分水工の測量調査を行った長野市の長野工業高等専門学校の3年生は、21日箕輪町の白鳥政徳町長に調査結果を報告しました。 この日は、長野高専3年の鶴田尚吾さんと柳沢吉保教授が町役場を訪れ、調査結果をまとめた報告書を白鳥町長らに手渡しました。 長野高専環境都市工学科の3年生は去年11月、西天竜幹線水路の円筒分水工の測量調査を行いました。 土木遺産として価値があり、長野県の農業と深く関係している点に着眼しました。 円筒分水工は、流れてきた水が中央部分から吹き出し、縁から放射状に流れる仕組みになっていて、およそ25キロの幹線沿いに30個あります。 今回は、箕輪町内にある6つを調査しました。 構造を細かく調べたり水の量を計るなどしてデータ化し、報告書にまとめました。 白鳥町長は「農業と関わりのあるものに目を向けていただきありがたい」と感謝していました。 報告書は、200部つくられ、上伊那の各図書館に寄付されます。
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箕輪町人事異動内示 52人小規模
箕輪町は、4月1日付けの人事異動を、21日に内示しました。 異動は52人の小規模で、課長級の昇任は2人です。
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箕輪町子育て支援アプリ「みのむし」お披露目
箕輪町は、子育てに関する情報がわかる子育て支援アプリ「みのむし」を制作し、18日お披露目されました。 箕輪町の子育て支援アプリ「みのむし」です。 予防接種の日程がわかるほか、スケジュール管理や、町の子育て情報を見ることができます。 若い母親に町の子育て情報を発信していこうとアプリを制作しました。 18日は見本の機器が用意され、訪れた人たちが職員から話を聞いたりアプリを試していました。 アプリは27日に公開予定で、無料でダウンロードすることができます。 箕輪町は、女性活躍の機運を高めていこうと、今日、輝く女性フェスティバルin箕輪を町文化センターで初めて開き、アプリのお披露目のほか、マッサージや工作など、女性や親子連れが楽しめる催しが行われました。 ほかに人気お笑いタレントのライブやパネルディスカッションなども行われ、訪れた人でにぎわいました。
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箕輪町の県天然記念物の樹木保存へ
長野県の天然記念物に指定されている箕輪町中曽根のエドヒガンと木下のケヤキの保存作業が現在行われています。 16日は、中曽根のエドヒガンザクラで作業が行われていました。 エドヒガンは、木の高さは13メートル、根元の周囲は8.2メートルあり、樹齢の推定は千年です。 平成15年度の作業から13年が経過し、補修や処置が必要となったため今回作業が行われました。 幹の空洞部分はモルタルで閉鎖されていましたが、それを取り払い、根が伸びるのを助けるほか、剪定や支柱の設置などを行います。 県と箕輪町の補助金を受けて所有者が実施するもので、町内の保存樹木を診断している樹木医の粂野 勝さんが作業計画を立て、飯田市の造園業・伍福園が実施しています。 木下北保育園内にある推定樹齢千年のケヤキも今回作業を行う予定です。 県天然記念物の保存作業は、20日までを予定しています。
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大正大学の学生が調査報告会
東京都豊島区の大正大学の学生が、移住者目線で箕輪町の魅力や課題について行った現地調査の報告会が、16日、町地域交流センターで開かれました。 報告会には、白鳥政徳町長のほか役場職員や町議会議員など50人ほどが参加し、学生の発表に耳を傾けました。 大正大学の学生は、今年2月12日から15日にかけて、箕輪町内を回り、住民に聞き取りを行うなど調査を行いました。 大正大学の地域創生学部は、今年度創設された学部で、学生は全員が1年生です。 調査には6人が当たり、移住者の視点で、町の魅力や課題をまとめました。 生かし切れていない地域資源について発表した学生は、「ながたの湯は、つるつるの泉質で町外からも来客しているが、滞在時間が短いのが問題だ。」と発表していました。 UIターンについて発表した学生は、「UIターンのきっかけのほとんどが人との縁との調査結果が出たが、それならば、人と人とのつながりを促進させる取り組みが重要になる」と話していました。
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伊那市・箕輪町・南箕輪村 小中学校の卒業式始まる
伊那市、箕輪町、南箕輪村の小中学校10校で卒業式が15日に行われ、卒業生が学び舎を巣立ちました。 このうち、伊那市の伊那中学校では、3年生127人が卒業を迎え、武田育夫校長から卒業証書を受け取りました。 今年度の生徒会では、みんなでつながってひとつになろうと「糸」をテーマに活動したことから、卒業生は、それぞれが作った組紐の花飾りを制服につけて式に参加していました。 向山謙志郎君は答辞で、お世話になった人たちへ感謝の気持ちを述べました。
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藤澤古實に学ぶ会 発足
昭和42年に亡くなった箕輪町出身の歌人で彫刻家の藤澤古實をもう一度見直そうと、学ぶ会が12日、発足しました。 藤澤古實は箕輪町三日町出身の歌人で彫刻家です。 50代の頃箕輪中学校に勤務していた関係で町内に多くの教え子がいます。 また、箕輪町の歌や上伊那の小中学校の校歌なども作詞しています。 12日は、箕輪町文化センターで藤澤古實に学ぶ会の発足総会が開かれ、関心のある人や教え子など50人が参加しました。 平成14年までは、短歌や彫刻の作品展、読書会などが箕輪町で行われていましたが、その後、活動が途絶えていました。 没後50年を機に会を発足することを決めました。 今年の1月から有志で準備を進め、事業計画などを協議し「藤澤古實短歌賞」を設け作品の募集を行ってきました。 12日は、41人113作品の応募があった短歌の入選者に表彰状などが贈られました。 会長の井澤通治さんは「郷土が生んだ藤澤古實の短歌や彫刻を根付かせていきたい」と話していました。 今後、2か月に1度、勉強会などを開いていく計画です。
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町観光協会フォトコンテスト展示
箕輪町観光協会主催のフォトコンテスト入賞作品の展示が箕輪町役場玄関ホールで行われています。 玄関ホールには、コンテストの入賞作品14点が展示されています。 最優秀賞の推薦には、箕輪町の小平充宏さんの作品「桜の福与城址」が選ばれています。 コンテストは「箕輪町の魅力を伝える写真」がテーマで、46人から158点の応募がありました。 展示は16日まで町役場玄関ホールで行われます。 17日~27日はイオン箕輪店、27日から4月7日まではながたの湯で展示されます。
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ルビコン会長 登内英夫さんの葬儀しめやかに
2月7日に99歳で亡くなった元県議会議長で、ルビコン㈱会長の登内英夫さんの告別式が、11日に箕輪町でとり行われました。 箕輪町の伊那プリンスホテルで一般会葬と社葬が行われました。 午前10時から午後2時半まで行われた一般会葬には、地域住民のほか企業や政界の関係者など約2千人が訪れたという事です。 訪れた人たちは献花をして手を合わせ登内さんの冥福を祈っていました。 登内さんは、伊那市西箕輪に本社を置くコンデンサーメーカー、ルビコンを創設しました。1967年から8期連続県議会議員をつとめ、県議会議長などを歴任しました。 宮下一郎衆議院議員は「親子2代に渡って大きな御恩を頂いた。経済界、政治の世界でもまさに師と仰ぐべき方だった」、長野県議会の向山公人議長は「去年の秋に誕生祝いをやろうと話した時はお元気な姿だったので大変さみしいが、登内さんの遺志を地域の発展のためにつくしていかなければいけないと感じた」、白鳥孝伊那市長は「手をあわせるといろいとな思い出が頭をよぎった。登内さんには大変お世話になりました」と話していました。 午後3時から行われた社葬には、商工会議所や県議会、企業の関係者のほか、役員OB、友人、親族など200人が参列したという事です。
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箕輪北小学校1年2組 ヤギとの生活を劇で発表
箕輪町の箕輪北小学校1年2組の児童は、8日、お世話になった地域の人たちを招き、クラスで飼ってきた2匹のヤギとの1年間の生活を劇で発表しました。 1年2組の児童はオスとメスのヤギを飼っています。 伊那市のグリーンファームで出会ったヤギで、自分たちで飼ってみたいと2頭を借りる事にしました。 この日は、ヤギのエサとなる草や野菜を分けてもらった地域の人たちに感謝の気持ちを伝えようと発表会を開きました。 劇では、小屋づくりをした事や当番を決めて掃除やえさやりをした事など1年間の活動を発表しました。 冬場は特に、エサとなる草を探すのに苦労したという事です。 箕輪北小学校では来年度の児童数によっては現在の1年生のクラス替えがあります。 2組の児童は話し合いをして、来週ヤギをグリーンファームに返す事にしたという事です。
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箕輪町地域おこし協力隊 3人が卒業
箕輪町の地域おこし協力隊の報告会が5日文化センターで開かれました。 4人の隊員のうち3人が今月で任期を終えます。 3年の任期を終えるのは東京都出身の橋本浩基さん、千葉県出身の廣瀬桃子さん、千葉県出身の関口悠子さんの3人です。 橋本さんはかやの山荘の運営サポートや町内の自然や生き物について学んでもらうイベントの開催に取り組んできました。 廣瀬さんは、農産物加工所を拠点に農産物のPRや販路拡大に向け物産展などへ参加しました。 関口さんは、移住定住促進に向け希望者の相談や情報発信などを行なってきました。 任期終了後も3人は箕輪町に住み、橋本さんは任意団体を立ち上げ環境に関するイベントの開催、廣瀬さんは伊那市の保育園に、関口さんは役場に就職するという事です。 箕輪町では、退任する3人に変わり4月から新たに2人を任命する事にしています。
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箕輪町の東部診療所 「1年程度で方向性示す」
6日の一般質問で白鳥町長は、現在休診となっている南小河内の東部診療所の今後の在り方について1年程度で方向性を決めたいとの考えを示しました。 東部診療所は、患者数の減少などから、去年4月から休診となっています。 白鳥町長は、「町内にない耳鼻科や皮膚科を前提に、施設を貸し出す方法で医師を探していきたい」と話しました。 ただ、医師確保が難しかった場合は訪問介護や療育施設としての活用も視野に入れ、1年程度で今後の在り方の方向性を示したいとしました。
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箕輪町木下保育園の建設予定地 北城で交渉進める
箕輪町の白鳥政徳町長は、木下北保育園と木下南保育園を統合して新しく建設する木下保育園の建設予定地として、北城団地西側の農地の取得に向け地権者と交渉を進めている事を明らかにしました。 6日に開かれた町議会一般質問で議員の質問に答えたものです。 建設予定地は木下南保育園の北側にある北城団地西の農地です。 用地取得にむけ、今年1月から地権者8人との交渉を始め先月末までにおおむね同意を得たという事です。 今月中には隣接する土地の所有者への説明を終える予定で、来月から木下区民への説明会を開き、具体的な建設予定地を公表するとしています。 北城団地西は、地元の木下区から提案のあった場所です。町ではH30年度中に用地取得に関する県への申請を行う予定で、取得には2~3年ほどかかるものとみています。
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信濃雪割草愛好会 展示会
信濃雪割草愛好会の展示会が、5日まで箕輪町の松島コミュニティセンターで開かれています。 会場には、7人が育てた250点が展示されています。 雪割草は、同じ花からとった種をまいても違う色や形に育つということです。 色の重なりが楽しめる「三段咲き」や、多くの花びらが重なった「千重」などがあります。 会員が交配させて作ったものもあります。 会場では苗の販売も行われ、訪れた人たちが買い求めていました。 信濃雪割草愛好会の展示会は明日まで松島コミュニティセンターで開かれています。