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最高気温6.9度 日中寒さ和らぐ
26日の伊那地域の最高気温は、6.9度で、日中の寒さが和らぐ一日となりました。 朝の最低気温は、マイナス9.7度と厳しい冷え込みとなりましたが、日中は6.9度まで上がり、平年より2.7度高い2月下旬並みの暖かさとなりました。 箕輪町三日町では、猫がひなたぼっこをする姿が見られました。 長野地方気象台によりますと、27日朝も26日ほどの冷え込みはなさそうだということです。
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竹村さん キャラクター作品展
発達障害がある箕輪町大出の竹村真衣さんの キャラクター作品展が、箕輪町文化センターで開かれています。 会場には、竹村さんが色鉛筆を使って描いたキャラクターなどの作品、24点が並んでいます。 竹村さんには「場面緘黙症(ばめんかんもくしょう)」と呼ばれる発達障害があり、特定の人以外とはしゃべることができません。 小学生時代から絵を描くことが好きで、伊那養護学校高等部で美術の先生と出会ったのをきっかけに、本格的に絵を描くようになったということです。 竹村さんは、自分の心の中で思っていることをテーマに、キャラクターを描いています。 こちらの作品は高校卒業前に描いた作品で、人の数だけ物語や夢があることや、感謝の気持ちを表現しているということです。 竹村さんは「作品に対する想いを、それぞれに感じてもらえたらうれしい」とコメントしています。 竹村さんの作品展は、箕輪町文化センター展示スペースで、26日木曜日まで開かれています。
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箕輪健全 ミニバスケットボール全国大会へ
箕輪町のミニバスケットボールチーム箕輪健全育成の女子は22日、長野市で開かれた全国選抜県大会で優勝し全国大会への初出場を決めました。 大会には、去年11月に開かれた県大会の上位8チームが出場しました。 予選を行い、勝ち抜いた4チームで決勝のリーグ戦が行われ、箕輪健全は全勝し初めて全国大会への切符を手にしました。 箕輪健全が出場する、ミニバスケットボールの全国大会は3月に東京都で開かれる予定です。
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北小河内漆戸 大文字おろし
箕輪町北小河内の漆戸常会で小正月の伝統行事「大文字」おろしが22日行われました。 22日はおよそ30人が集まり、区内の四辻に建てられた柱をおろすと集会所へ運んでいきました。 大文字は五穀豊穣や地区の安泰などを願う小正月の伝統行事で、漆戸常会ではおよそ260年前から行われているという事です。 長さ11メートルの柱に、竹と色紙で作った花や御幣を飾り、区内の辻に建て、小正月に近い日曜日におろします。 柱に付けられた、花飾りと御幣は、玄関に飾ると厄除けになるとされています。 持ち帰った飾りは、今年1年間各家庭に飾られ来年のどんど焼きで燃やされるという事です。
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芋焼酎みのわ 試飲会
地元のサツマイモを使った「芋焼酎みのわ」の試飲会が、20日JA上伊那箕輪町支所で開かれました。 試飲会には、町内の農家や一般などおよそ60人が参加しました。 芋焼酎みのわは、箕輪町をはじめ上伊那産のさつまいもが使われています。 町内の農家で作る箕輪町焼酎いも生産組合が、遊休農地解消のため10年ほど前に作り始めました。 去年組合では6.2トンのさつまいもを収穫し、飯田市の喜久水酒造に依頼しました。 今回は新酒と古酒をブレンドし、味にまろやかさが出ているということです。 芋焼酎みのわは900ミリリットル入り1,100円で、町内6つの酒店などで購入することができます。
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園児が防犯の合言葉「イカのおすし」学ぶ
箕輪町の三日町保育園で18日防犯訓練が行われ園児が防犯の合言葉「イカのおすし」について学びました。 訓練は不審者が園舎の中に入ろうとしている想定で行われました。 不審者役の元警察官が園庭に入ると保育士がほうきを持って対応にあたっていました。 また別の保育士が110番通報し不審者が現れたことを警察に伝えていました。 箕輪町の保育園ではいざという時に対応できるよう定期的に防犯訓練を行っています。 1か所に集まった園児を前に不審者役の元警官と伊那警察署の署員が、犯罪に巻き込まれないための合言葉「イカのおすし」について説明していました。 伊那警察署の署員は「怖い目にあったらイカのおすしを思い出し大人のいる方にすぐに逃げてください」と呼びかけていました。
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女性の移住考える 初の移住女子会
箕輪町を中心とした上伊那地域への移住者や移住を考えている女性を対象にした初の移住女子会が18日、箕輪町の田舎暮らし体験住宅で開かれました。 移住女子会は情報共有や横のつながりを作る場として箕輪町が開いたもので20代から60代の11人が集まりました。 女子会では参加者が出身地や箕輪町での暮らしなどについて話をしていました。 参加者からは「雪道に慣れていないので冬の車の運転に不安がある」「自然の中での生活にあこがれているが1人で暮らしていけるか心配」といった声が聞かれました。 町への移住定住を進めている、みのわの魅力発信室によりますと去年7月から運用が始まった田舎暮らし体験住宅は去年12月末までに21件70人が利用したということです。 また去年4月から12月末までにみのわの魅力発信室を通して移住した人は43人だということです。
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キャリア教育で文部科学大臣表彰
箕輪町の箕輪進修高校は将来の進路について考えるキャリア教育の取り組みが評価され文部科学大臣表彰を受賞しました。 17日東京で表彰式が行われ箕輪進修高校の花岡秀樹校長が賞状を受け取りました。 箕輪進修高校では平成20年に多部・単位制となって以降PTAや同窓会などの支援を受けながらキャリア教育に本格的に取り組んでいます。 生徒は年間およそ30時間の就業体験を行い将来設計について考えます。 1年生は福祉施設で実習を行い、社会参画などについて学んでいます。 2年生は就業体験を行うほか、受け入れた事業所を招待して報告会を実施しています。 また3年生は課題研究を行い課題解決能力を育てています。 進路指導係でキャリア教育担当の小関篤教諭は「生徒は積極的にキャリア教育に取り組みその成果が表れ始めている」と話しています。 キャリア教育の発展充実に貢献した学校や団体を表彰する文部科学大臣表彰には伊那市の富県小学校PTAも選ばれています。
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上古田スケート場オープン
箕輪町の天然リンク上古田スケート場が17日から滑走可能となりました。 この日をまちわびた児童たちが早朝からスケートを楽しんでいました。 今年は10日のオープンを予定していましたが気温が下がらず氷がはりませんでした。 ここ数日の冷え込みでようやく滑走できるようになりました。 17日は、朝8時から開場となりスケート場近くの箕輪西小学校の児童が初滑りを楽しんでいました。 得意な児童は、友達とスピードを競い、初心者の児童は、椅子を使って練習をしていました。 上古田スケート場は、箕輪町唯一の天然リンクで1周250mのコースとなっています。 17日の午前8時の伊那地域の最低気温はマイナス8・5度と厳しい寒さとなりましたが、児童たちは元気に風を切って滑っていました。 今シーズンの一般開放は今月28日、29日までの土日のみで午前7時から10時までです。 入場無料となっていて無料の貸し靴も用意されています。 スケート場を管理する箕輪町教育委員会では「数少ない天然リンクで冬のスポーツを楽しんでもらいたい」と来場を呼び掛けています。 伊那市の伊那西スケート場は、早ければ20日にオープンしたいとしています。
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箕輪南宮神社 世相を占うお筒粥の神事
箕輪町木下の箕輪南宮神社で今年1年の農作物の出来や世相を占う「お筒粥の神事」が14日に行われ、今年の世の中は七分二厘との結果がでました。 午後7時、釜の中から筒が取り出されました。 お筒粥の神事は、1年の無事を祈念して行われる初祭りの占いの神事です。 米と小豆を入れた釜の中に葦の茎を37本入れ、茎の中に入った米と小豆の数で占います。 占いの結果、今年の世の中は、七分二厘となっています。農作物では、大麦、白菜などが極上、もろこし、とまとなどが上々となっています。
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箕輪南宮神社の初祭りで山車飾りを奉納
箕輪町木下の箕輪南宮神社の初祭りに合わせ、14日に山車飾りが奉納されました。 川中島の合戦をテーマにした舞台です。武田信玄と上杉謙信の一騎打ちのシーンを描いています。 神社境内には、木下山車飾り保存会のメンバーが、去年11月から製作してきた5つの舞台が奉納されました。 こちらの舞台は巌流島の戦いがテーマです。宮本武蔵と佐々木小次郎の巌流島での決闘のシーンが描かれています。 今年は、例年より人形の数が少ないため、舞台の景色を賑やかにしたという事です。 小学生が所属するスマイル山車くらぶは、民話の「うりこひめ」を題材にした舞台を製作しました。 木下山車飾り保存会では、歴史上の名場面や昔話をもとに毎年新しい舞台を製作しています。 遠藤武揚会長は「手足の動きや衣装、小道具など場面にふさわしい工夫を凝らしているので、細かな部分も見て楽しんでもらいたい」と話していました。 山車飾りは、箕輪南宮神社であす午後3時まで鑑賞できます。
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箕輪中学校生徒 スケート・家庭科・技術・卓球 全国大会出場
スケートや卓球などで全国大会へ出場する箕輪中学校の生徒は12日に役場を訪れ、白鳥政徳町長に出場を報告しました。 この日は、生徒16人が箕輪町役場を訪れました。 スケートでは、河野菜々穂さんと浅川華さんが、来月4日に長野市で開かれるスピードスケートの全国大会に出場します。 家庭科部と技術部の生徒は、21日から東京都で開かれる全国中学生創造ものづくり教育フェアに出場します。 家庭科部の遠山桃佳さんと丸山明由佳さんは、3時間30分でバッグをつくるコンクールに出場します。 同じく家庭科部の那須琴実さん、山田歩乃さん、太田明子さんは、箕輪中学校の校舎をデザインにしたクロスステッチの作品を、技術部の有賀大和君は、組み換えができる手作りのラックを、それぞれ全国大会の審査に送ります。 男子卓球部は、団体戦で県大会・北信越大会を勝ち進み、全国大会出場を決めました。 大会は、3月に山形県で開かれます。 生徒たちはそれぞれ「1試合でも多く勝ちたい」「良い成績が残せるように頑張りたい」と話していました。 白鳥町長は「結果を楽しみにしています。風邪をひかないよう体調を整えて頑張ってきてください」と激励しました。
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漆戸常会「大文字」飾りづくり
箕輪町北小河内の漆戸常会は、15日に行う小正月の伝統行事「大文字(だいもんじ)」建てに向け、柱にとり付ける花飾りを昨夜つくりました。 11日の夜は、漆戸集会所に住民が集まり作業が行われました。 女性と子どもたちが担当するのは、飾り付ける花づくりです。大中小3種類の大きさの色紙を、小さく折ってから、はさみで切ります。ベテランはなれた手つきで、子どもたちは慎重にはさみを入れていました。 男性たちは、花を束ねるこよりを作り、3枚をまとめて花の形にしていきます。 白い紙に細く切り込みを入れた「ゲジゲジ」や御幣も作りました。 竹の棒にゲジゲジをまきつけながら花を3つつければ花飾りの完成です。 漆戸常会の大文字は、町民俗無形文化財に指定されている小正月の伝統行事です。 今から250年以上前に始まり、1年の安穏を願ったものが今の形になり伝わったとされています。 大文字は、15日午前8時から、集落の四辻に建てられます。
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箕輪南小学校 全校百人一首大会
箕輪町の箕輪南小学校で、新春恒例の百人一首大会が12日に開かれ、児童たちが熱い戦いを繰り広げました。 箕輪南小学校の百人一首大会には、全校児童109人が参加しました。 日本の伝統文化に親しみながら旧仮名遣いに慣れようと毎年開かれています。 ルールは、100枚の札のうち20枚を並べて取り合います。 去年の成績順で並び、勝つと順位が上がり、1つ上の順位の人と対戦します。 去年優勝した5年生の市村小都さんです。 他の児童は、前回の覇者に勝とうと何回も対戦に臨みますが、市村さんは1位の座を譲りません。 最終回、市村さんの弟で3年の恭助くんが2位に勝ち上がり、兄弟対決となりました。 冬休みは毎日家で練習してきたという小都さんに恭助くんは一歩及ばず、悔しい表情を見せていました。 すべての対戦が終わり、市村小都さんが優勝しました。 市村さんは「3年連続で優勝できて嬉しかった」と話していました。 出羽澤重則校長は「今から1000年以上前の和歌をよく理解してこれからも百人一首を続けてください」と話していました。
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中曽根でホンダレ様飾りつけ
箕輪町中曽根の地区住民有志は公民館に11日五穀豊穣を願う「ホンダレ様」を飾り付けました。 ホンダレ様は、米やアワ、ヒエなどの穀物や、繭の豊作を願い、小正月に農家で飾られていました。 中曽根でも、昭和30年代までは、多くの家庭で飾られていたという事です。 7年前から地区住民有志が「ホンダレ様」を後世に伝えていこうと毎年、公民館前に飾りつけています。 この日は、およそ20人が地区の山からでたヒノキを切り、束ねて土台を作ると、そこに、サクラとサカキを差し固定しました。 高さ、およそ4メートルのサクラの木に、稲穂に見立て半分だけ皮を削ったクワの木を飾り付けていきます。 かつては養蚕が盛んだった地区という事もあり、米粉で作った繭玉を飾るのが、中曽根の特徴だという事です。 ある住民は、「多くの人に見てもらい、子供たちにもぜひ作ってもらいたい」と話していました。 ホンダレ様は、中曽根公民館に16日まで飾られるということです。
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地区の安泰を願い 「大文字」建て
箕輪町大出区の上村(わでむら)常会に江戸時代から伝わる小正月の伝統行事「大文字(でえもんじ)」が8日、地区内の辻で行われました。 長さ10メートルある大文字の柱には松や竹、小豆などが入った巾着袋が取り付けられ、掛け声とともに建てられました。 大出区上村では、江戸時代に起きた大火事や疫病が、地区内を天竜川とは反対に流れている門川(かどがわ)のせいだとして、大文字を建てるようになったと言われています。 大文字が無事に建てられると、全員でお神酒を酌み交わし今年1年の地区の安泰を願っていました。 当屋(今年の大文字の当番)を務めた井澤陵さんは「無事に大文字が建てられて良かった。今年1年地区で大きな災害が無いことを願いたい」と話していました。 上村の大文字は20日に下ろされ、地区住民が飾りを持ち帰って家に飾るということです。
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箕輪町消防団出初式
箕輪町消防団の出初式が8日に行われ、防火・防災への意識をあらたにしました。 消防団員148人が、木下の南宮神社で今年1年の無火災などを祈願した後、国道153号を北上し、役場までの約2キロを行進しました。 文化センターで行われた式典で式辞を述べた白鳥政徳町長は、「地域防災の要として活躍してほしい」と期待を寄せました。 市川一人団長は、「自覚と誇りをもって今年もがんばって欲しい。明るく楽しい団活動にしてもらいたい。」と訓示しました。 箕輪町では、去年1年間に建物火災8件、その他2件の10件の火災があり、被害額は、3,374万円でした。 伊那市と南箕輪村の消防団出初め式は、15日(日)に行われます。
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箕輪町中曽根の獅子舞
箕輪町の無形民俗文化財に指定されている中曽根の獅子舞が8日地区内の辻などで披露されました。 来年度の区長、小林幸男さん宅です。 中曽根の獅子舞は、毎年新しい区長宅で行われます。 江戸時代の農村文化華やかな頃に、伊那市西箕輪の羽広の獅子舞に影響されて始まったものとされています。 内容も似ていて、剣の舞や悪魔払いの舞など5つで構成されています。 羽広の獅子舞で雌獅子が北の地区を担当する流れからか、羽広より北に位置する中曽根では雌獅子が舞います。 小林さん宅では、家族総出で甘酒などで30人ほどの獅子舞保存会メンバーをもてなしました。 新しい区長宅での舞いが終わると、区内3か所の辻で披露します。 辻での舞いは、雌獅子2頭の舞合わせとなります。 その様子を一目見ようと近所から大勢がかけつけ、伝統の獅子舞を見物していました。 保存会では、「今年も区の平穏無事を祈りたい」と話していました。
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萱野高原で初日の出
元旦の1日、箕輪町の萱野高原で初日の出を見るイベントが開かれました。 朝6時30分、萱野高原には地域住民などおよそ100人ほどが集まりました。 このイベントは、福与の住民有志でつくる萱野高原で初日の出を見る会が毎年開いているもので す。 午前7時20分頃、山頂から光が差し込み、太陽が顔を出しました。 集まった人たちは、初日の出をカメラに収めていました。 集まった人たちは、万歳をして新年を祝っていました。
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箕輪町が宝島社「住みたい田舎ランキング」で甲信エリア3位
宝島社から29日に出版される「田舎暮らしの本」で、箕輪町が、住みたい田舎ランキングの甲信エリア第3位に選ばれました。 移住者支援策、自然環境、子育て環境など、全161項目についてのアンケート調査の結果、箕輪町は甲信エリアで総合3位に選ばれました。 「シニア世代が住みたい田舎部門」では1位、「子育て世代が住みたい田舎部門」では4位に選ばれています。 なお全国では、総合17位、「シニア世代が住みたい田舎部門」で7位になっています。
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2016箕輪町ニューストップ10
10位 保育充実 沢保育園の工事着工 9位 ポニーレース パカパカ杯復活 8位 空き家適正管理へ 協定を締結 7位 もみじ湖 初めてのライトアップ 6位 交通死亡事故多発 非常事態宣言 【5位 古田人形芝居10年ぶりに新演目披露】 箕輪町の伝統芸能、古田人形芝居の定期公演が12月3日に町文化センターで行われ、10年ぶりに新しい演目が披露されました。 盲目の夫・沢市と、目が見えるように毎晩観音様に祈る妻・お里の、夫婦愛を描いた作品です。 【4位 平成18年豪雨から10年 天竜川シンポジウム】 シンポジウムではパネルディスカッションが行われ、当時を振り返りながら今後の災害への対応について意見を交わしました。 天竜川上流部で観測史上最多の降雨を記録し犠牲者も出た平成18年7月豪雨から今年で10年となりました。 当時、箕輪町では松島の北島地籍の堤防が決壊しました。 【3位 映画「オボの声」町内で撮影】 現代社会の人間の苦悩を描いた作品です。 11月には制作発表が行われました。 監督は、2013年の第一回松田優作賞優秀賞をこの脚本で受賞した齊藤孝さんが務めます。 映画には、実際に箕輪町の地名が登場し、シーンのおよそ8割が町内で撮影されています。 「オボの声」は来年冬公開予定です。 【2位 イオン箕輪店に交流スペース“みのわ~れ”オープン】 みのわ~れは、障がい者の地域活動の支援と子育て支援の場で、誰でも無料で入ることができます。 カフェレストランは障がい者の就労体験として活用されています。 飲食スペースは食品の持ち込みができ、遊戯スペースには子育て支援員が常駐します。 7月のオープンからこれまでに、およそ5,700人が利用しています。 【1位 第5次振興計画 チーム箕輪チャレンジキックオフ】 第5次振興計画は、来年度から10年間のまちづくりの基本方針を示したものです。 人口減少時代に向けて、健康寿命の延伸や地域の絆の再生、移住定住の促進などを重点プロジェクトとしています。 8月31日には、重点プロジェクトの実現に向け、町の職員でつくる政策研究会「チーム 箕輪チャレンジ」が設置されました。 研究会では、自然エネルギー・ブランド力向上・若者のまちづくりの3つをテーマに研究し、来年2月に町長に政策提案することになっています。
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ながたの湯 入場者数400万人達成
箕輪町の「ながたの湯」は、平成10年の開業からの入場者数が26日、400万人を達成しました。 この日は、朝一番のバスで訪れた常連客8人で、400万人を達成し、全員に記念品が渡されました。 常連の女性は「400万人ということでびっくりした。毎週バスがあるときは欠かさずに来ていて、日課になっている」と話していました。 ながたの湯は、平成10年にオープンし、今年で19年目になります。松本市や塩尻市、岡谷市など、町外からの常連客も多く、1日平均700人が利用しています。 みのわ振興公社社長の白鳥政徳町長は「多くの人に愛されて400万人を達成することができた。500万人を目指し、改めて気を引き締めていきたい」と話していました。 この日は400万人達成を記念して、訪れた先着200人に割引券などが渡されました。
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箕輪南宮神社 しめ縄取り付け
今年も残すところあと1週間となり、各地で新年を迎える準備が進められています。 箕輪町木下の箕輪南宮神社では、正月のしめ縄の取り付け作業が25日に行われました。 この日は、総代会の会員15人が作業にあたりました。 神社では、毎年12月27日に大祓を行っていて、2日前の25日にしめ縄を取り付けます。 南宮神社と、神社の跡地とされる木下の一の宮神社、木下北保育園の3か所に、合わせて17本しめ縄を取り付けるということです。 長いもので13メートルあり、会員は協力して取り付けていました。 箕輪南宮神社の二年参りには、毎年1,000人程が訪れるということです。 31日の午後10時頃からは、甘酒やお神酒が振る舞われるほか、縁起物の販売も行われる予定です。
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箕輪町 南信工科短大 学生に助成金
箕輪町は、移住・定住策として、箕輪町に住み南箕輪村にある南信工科短期大学校に通う学生に対して月1万円の助成を行っています。 箕輪町は、今年度から、箕輪町に住み、南信工科短大に通う学生に対して、毎月1万円の助成金を給付しています。 県外から進学した学生でも、箕輪町に住んでいれば給付を受けることができ、移住定住につなげようと、工科短大が開校した今年度からスタートしています。 地域の教育機関に特化した助成金で、こうした取り組みは、箕輪町のみが行っている事業です。 現在、箕輪町内から南信工科短大に通っている学生は1人で、助成金を利用しているということです。
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病児・病後児保育施設 来年中の完成目指す
伊那中央行政組合は、伊那中央病院内の保育施設の近くに病児・病後児保育の施設を平成29年中に建設し、定員を6人で開始することなどを20日開かれた組合の全員協議会で報告しました。 施設は、伊那中央行政組合が主体となり国や県などの交付金を利用し建設するものです。 伊那中央病院近くの院内保育所の敷地内に延べ床面積100㎡の施設を整備する計画です。 定員は6人でスタートし、利用状況を見ながら最大10人程度にするとしています。 利用料金や利用条件などは、今後、組織市町村と協議することになっています。
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クラフト体験 こどもふゆまつり
子どもたちを対象にしたクラフト体験イベント、子どもふゆまつりが17日箕輪町文化センターで行われました。 会場では、リース、万華鏡、キーホルダー作りなどを体験する8つのブースが設けられました。 このイベントは、子どもたちにものづくりの楽しさを味わってもらおうと、町公民館、町図書館、町郷土博物館の3館合同で開いていて、今年で4回目です。 クリスマスオーナメントのブースでは、箕輪進修高校の生徒が講師となり、訪れた人たちに作り方を指導していました。 手づくり凧のブースでは、箕輪町公民館のおやじ学級のメンバーが子どもたちと一緒に凧を作っていました。 出来上がると、子どもたちは早速凧あげをしていました。 イベントには、およそ600人の親子連れが訪れ、工作をして楽しんでいました。
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もしもの時の対処法学ぶ
子どもがもしもの状況に陥った時の対処方法を学ぶ救命救急講習会が16日、箕輪町文化センターで開かれました。 講習会では参加した母親から子どもが誤って食べ物などをのどにつまらせた時の対応について質問が出されていました。 講師を務めた箕輪消防署の署員は「背中を叩くなどしてすぐに飲み込んだものを吐き出させてください。どうすればいいか迷ったときは躊躇せず119番通報し指示を仰いでください。」と呼びかけていました。 講習会ではほかにAEDの使い方の説明があり訪れた人たちは熱心に話を聞いていました。 講習会は箕輪町子育て支援センターの子育て講座の一環で開かれたもので、18組の親子が参加しました。 子育て支援センターでは「子どもに何かあったとき、対応できるように知識を持ち役立ててもらいたい。」と話していました。
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箕輪進修高校で満蒙開拓学ぶ
箕輪町の箕輪進修高校の生徒は、15日、満蒙開拓平和記念館の副館長から話を聞き、戦争の歴史について学びました。 講師には、下伊那郡阿智村にある満蒙開拓平和記念館副館長の寺沢(てらさわ) 秀文(ひでふみ)さんを招きました。 寺沢さんは、自身の両親が満蒙開拓で旧満州にわたりました。 終戦で引き上げの際、寺沢さんの兄は、1歳で、栄養失調のため亡くなったということです。 日本からは27万人が農業移民として満州にわたり、全国の中でも長野県が最も多い3万3千人を送り込んでいます。 寺沢さんは、「満蒙開拓は、日本の侵略による植民地的支配で現地の人々から家や土地を奪った。」と話しました。 そして、戦後帰国して国内を開拓した人の、「帰国後本当の開拓の苦労をして、農地や家を奪われた中国人の悔しさ、悲しさが改めて分かった。あれは日本の間違いだった」との言葉を紹介しました。 寺沢さんは、「今、日本は平和だが、時が変わればこの少年たちが君たちであってもおかしくない。私は二度と歴史が繰り返されることがないよう活動しています」と話していました。 この講座は、長野県が進める「信州学」の一環で、人権と平和について学ぼうと開かれました。
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クイズで特殊詐欺の被害を防止
伊那警察署などは特殊詐欺の被害防止を呼び掛けるクイズを載せたチラシを作製し、15日から啓発活動での使用を始めました。 年金支給日の15日、八十二銀行伊那支店では、伊那警察署の署員や伊那防犯協会連合会のメンバーなどがクイズが書かれたチラシを配り、特殊詐欺の被害防止を呼び掛けました。 伊那警察署によりますと、詐欺被害にあった人の9割が「自分は被害に合わない、詐欺とは無縁だ」と思っていたという事です。 伊那署管内での今年の特殊詐欺被害発生件数は7件、1,009万8,000円で、去年の同じ時期に比べ、1件、560万円減少しているという事です。 水際で被害を防ぐ事ができた事案もあり、金融機関や家族が詐欺に気づき取られるのを防いだ事案は、わかっているだけでも14件、1,200万円分あるという事です。 伊那署では、午前中のお金の電話は詐欺なので留守電にして電話にでない、身に覚えのない請求メールは無視する、コンビニで電子マネーを買ってと言われても応じないなど被害を防ぐポイントをあげています。
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箕輪町ながたの湯18周年記念イベント お客様感謝デー
平成10年12月14日にオープンした箕輪町の日帰り温泉施設ながたの湯は18周年を記念するイベントを14日に行いました。 来場者全員に記念の粗品がプレゼントされました。 5千円で11回分入浴できる回数券を購入した人を対象に、東北の海産物などが当たる抽選も行われました。 ながたの湯は平成10年12月14日にオープンしました。 毎年12月14日にお客様感謝デーとしてイベントを行っていて楽しみにしている人も多いという事です。 ながたの湯は肌に良いと評判で、諏訪や木曽、松本から毎日通う常連客もいるという事です。 年間20万人以上が利用していて、年内には400万人を突破する見込みです。