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箕輪中部小1年生 ボッチャを体験
箕輪町の箕輪中部小学校の1年生は、パラリンピックの競技「ボッチャ」を24日体験しました。
24日は1年1組の児童およそ40人が6つのグループに別れボッチャを体験しました。
子ども達を指導したのは、伊那市の加藤正さんです。
加藤さんは、これまでに夏と冬のパラリンピックに合わせて5回出場していて、現在は障害者スポーツの普及活動を行っています。
最初に加藤さんは、ボッチャのルールを説明し、目標の白い球に近づくよう、自分のボールを投げて下さいと話していました。
中部小では11月が人権と福祉の強化月間で、学年毎に手話や点字などについて学んでいます。
このうち1年生は、パラスポーツのボッチャを体験する事にしました。
24日は1年生の他の2クラスもボッチャを体験し、そのあと1年生全員で加藤さんの話をきいたという事です。
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杉山文野さん講演会 性の多様性と人権について
フェンシングの元女子日本代表で、現在は日本フェンシング協会の理事を務め、男性として活動している杉山文野さんの講演会が21日に、箕輪町の町文化センターで開かれました。
杉山さんは、「はじめてのLGBTQ 性の多様性と人権」と題し話をしました。
東京都出身の杉山さんは、2004年にフェンシング女子日本代表に選ばれ世界選手権に出場しました。
一方で、幼い頃から自分の体に対して強い違和感があり、性同一性障害と診断されました。
杉山さんは、フェンシングを始めたきっかけについて、「水泳や剣道と違い、男女でユニフォームが同じだったからです」と話していました。
高校時代に初めて友人に自分の気持ちを打ち明けた時のことについて「18年近く言えなかった思いを伝えた時、初めてこの世に生まれてきたことを実感できた」と話しました。
性の多様性については「子どものうちから正確に伝えていくことが本人を守ることでもあり、周りの人をいじめの加害者にしないことに繋がる」と話していました。
講演会は、12月4日から10日までの人権週間を前に、町教育委員会などが開いたものです。 -
オマールえびさん 絵本と大道芸を組み合わせたおはなし会
中部地方を中心に全国各地で大道芸活動を行う岐阜県の大道芸人オマールえびさんによる絵本と大道芸を組み合わせたおはなし会が21日箕輪町の箕輪町図書館の敷地内で開かれました。
21日は事前に申し込みをした親子などおよそ10組が大道芸人のオマールえびさんによる絵本の読み聞かせと大道芸を楽しみました。
大道芸では輪っかを空中に浮かせたり、指にはめたリングを一瞬で違う指に移動させる技などが披露されました。
絵本は3冊の読み聞かせが行われ、参加型のものもありました
おはなし会は箕輪町図書館が敷地を改修してから毎年全国読書週間に合わせて開いていて、今回で3回目です。
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ながたの湯に温泉使ったお菜洗い場設置
箕輪町のみのわ温泉ながたの湯にお菜洗い場が20日設置されました。
お菜洗い場は毎年、温泉のお湯を使い、野沢菜などを洗ってもらおうと箕輪町が提供しているものです。
20日は野沢菜およそ100キロを軽トラックに積んできた人もいました。
洗い場はながたの湯西側に4つ設置されていて、誰でも無料で利用できるということです。
地元の人によると、お湯で野沢菜を洗うと柔らかな食感になるということです。
箕輪町では利用する際は順番を守り、お菜くずやゴミは持ち帰るよう呼び掛けています。
お菜洗い場は毎週火曜日を除き、12月12日まで利用できます。
利用時間は午前8時から午後8時までです。
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箕輪南小児童が太鼓を披露
箕輪町の箕輪南小学校の児童は、地域の人たちに感謝を伝えようと19日、太鼓やダンスの発表会を開きました。
箕輪南小学校では毎年この時期にしめ飾りや郷土食づくりなどをして地域の人たちと交流していました。
新型コロナの影響で去年から交流することができなかったため、今年は形をかえ、これまで取り組んできた活動を見てもらおうと、ボランティアとして学校運営に協力している地域住民30人を招待しました。
3年生以上の児童は、箕輪南小学校の伝統の太鼓を演奏しました。
児童たちは、総合学習の一環で10月から練習してきたということで、息のあったバチさばきを見せていました。
また1.2年生は、9月の運動会で発表したダンスを披露しました。
箕輪南小学校では、「子どもたちの成果を見てもらう事ができました。新型コロナが落ち着いたらもっと多くの人たちに見てもらいたい」と話していました。
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㈱キョウデン モネの池完成
箕輪町に本社を置く、プリント基盤などを製造する、株式会社キョウデンは、会社の成長の願いを込めた池を作りました。
19日は、完成を記念するオープニングセレモニーが行われました。
名称はモネの池で、箕輪町にある本社の中庭に作られました。
キョウデンは、新しい技術を世界に発信し、地域とともに成長するという思いを込めて、モニュメントの池を作ったということです。
環境を考え、完全処理をした工場排水を使っていて、池の中には鯉を放しています。
池の周りには、オリーブやユーカリの木なども植えられています。
池は、今後地域住民に開放し、イルミネーションなども予定しているということです。
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小嶋紗奈さんブルグミュラーコンクールファイナルに出場
箕輪町の箕輪東小学校1年の小嶋紗奈さんは12月に開かれるピアノコンクール「ブルグミュラーコンクール2021」の名古屋大会ファイナルに出場します。
17日は小嶋さんが町役場を訪れ、白鳥政徳町長に大会出場を報告しました。
このコンクールは全国で展開されていて、小嶋さんは10月に岐阜県で行われた小学1・2年生部門の予選で優秀賞に選ばれ、名古屋大会ファイナル出場を決めました。
4歳でピアノを始め、現在は南箕輪村の音楽教室に月3回通っています。
自宅でも毎日40分練習を行っているということです。
2020年に幼児部門の名古屋大会ファイナルに出場し、銀賞を獲得しています。
白鳥町長は「コンクールを通じて力はついてきていると思います。本番は頑張ってほしい」と話していました。
小嶋さんは「目標は金賞です。ピアノを楽しく弾きたいと思います」と話していました。
ブルグミュラーコンクール2021名古屋大会ファイナルの小学1・2年生部門は12月5日に行われます。
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第7回翔楓会書展
箕輪町文化センターで書道・硬筆教室を開く「翔楓会」の第7回書展が開かれています。
文化センターの展示コーナーには上伊那の小学1年生から80代までのおよそ20人の作品、70点が展示されています。
「翔楓会」は箕輪町中曽根在住の丸山翔楓さんが文化センターで毎月2回、教室を開いています。
作品は書などの毛筆、硬筆作品のほかに、硯石を磨いて作った文鎮、書を転写したトートバッグなども展示しています。
翔楓会では2年に1回ずつ書展を開いています。
翔楓会書展は入場は無料で、11月27日まで箕輪町文化センターで開かれています。
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箕輪町成人式 抗原検査実施へ
8月から来年1月10日に延期となった箕輪町成人式の開催に向け、実行委員会が16日開かれました。新型コロナ対策として、対象者に抗原検査キットを送付し式当日に検査結果の確認を行うとしています。
16日は、成人者でつくる実行委員のメンバー5人が案内状の発送準備を行いました。
式の案内や返信用のはがきなどに加え、新型コロナウイルスの抗原検査キットを同封していました。
式に出席する場合は、キットで検査を行い、結果を健康チェックシートに記入し、受付に提出します。
実行委員会では、入場制限や式の時間短縮など従来の対策に加え、より安全で安心した成人式にしようと、抗原検査を行う事にしました。
実行委員会では、県内の感染状況などをみて12月下旬に開催の可否について判断するとしています。
延期となった今年度の箕輪町成人式は来年1月10日に町文化センターで開催を予定していて、対象は男性162人、女性139人の、合わせて301人です。 -
箕輪町とトラビスジャパンが災害協定
箕輪町と旅行業のトラビスジャパン株式会社は災害時などにおけるバス利用に関する協定を15日結びました。15日は箕輪町役場で白鳥政徳町長とトラビスジャパン株式会社の吉沢博文会長が災害時などにおけるバス利用に関する協定書を取り交わしました。
災害時に町がバスの運行を要請すると避難者を指定避難所へ輸送したり、救助活動に必要な物品、人員の輸送活動を行います。
またバスを避難施設として提供する場合もあるということです。
白鳥町長は「災害はいつ発生するかわからない。輸送訓練も行い避難体制づくりをしていきたい」と話していました。
吉沢会長は「狭い道など状況に応じたバスを提供し、町に協力していきたい」と話していました。
トラビスジャパンが自治体と災害に関する協定を結ぶのは今回が初めてです。
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第25回 みのわ美術展 力作並ぶ
みのわ美術会による第25回みのわ美術展が、町文化センターできょうから始まりました。
会場には、日本画、洋画、彫刻、工芸の4つのジャンルから51作品が展示されています。
みのわ美術会には、会員が26人いて、今回はそのうちの21人が一人3点までを出品しました。
美術展は公募展にもなっていて、一般からは2人が入選しました。3回入選すると、美術会員になることができます。
美術展は、毎年開いていて、今回で25回目となりますが、去年は新型コロナの影響で開催を見送りました。
箕輪町の郷土作家による遺作展も恒例となっていて、今回は、昭和12年生まれの大出出身の染色家、小林宗雄の作品を紹介しています。
みのわ美術展は、14日(日)まで町文化センターで開かれています。
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松島保育園でふれあい巡回動物園
園児がポニーや羊と触れ合うことができる「ふれあい巡回動物園」が箕輪町の松島保育園で10日行われました。
松島保育園にポニーや羊、ウサギがやってきて、未満児から年長までおよそ200人が触れ合いました。
園児はポニーに乗ったり羊やウサギを実際に触ったりしていました。
ふれあい巡回動物園は町酪農振興協議会青年部とNPO法人伊那ハーレンバレーパカパカ塾が主催していて、毎年1回町内にある2つの保育園を巡回しています。
松島保育園では「園児たちが実際に動物に触れる機会になり嬉しい。いい経験になったと思います」と話していました。 -
正月飾りづくりが最盛期
箕輪町沢の信州縁起物製作所では、新年を迎えるための正月飾りづくりが最盛期を迎えています。
信州縁起物製作所では、10月の初めころから正月飾りの製作を始め、現在最盛期を迎えています。
9日は従業員8人が作業に追われていました。
大きさは大小さまざまで、現在は一日に150個以上を仕上げるということです。
使う稲わらは箕輪町内の40アールの田んぼで育てていて、青いうちに刈るということです。
中南信地域の大型店や個人商店などおよそ50店舗に出荷しています。
玄関などに飾るしめ飾りでも、出荷する地域によって、さまざまな形のものがあります。
こちらは「オヤス」と呼ばれ、中にお供えものを入れて玄関に飾ります。
主に大町や飯田地域で人気があるということです。
代表の大槻清子さんです。
出荷を前に出来上がった飾りを箱詰めし、数を確認していました。
作業は12月中頃まで続くということです。
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もみじ湖見ごろ
もみじ湖の愛称で親しまれる箕輪町の箕輪ダム周辺ではおよそ1万本のモミジが色づき見ごろを迎えています。
5日は、平日にもかかわらず県内外から多くの人たちが訪れ、周辺を散策したり写真を撮ったりして楽しんでいました。
箕輪ダム周辺には、1万本のもみじが植えられていて赤や黄色、オレンジなど色とりどりのもみじが今が見ごろです。
箕輪町観光協会によりますと今年は10月29日頃から色づきはじめ、今週になって一気に紅葉が進んだということです。
もみじ湖は、大手旅行サイトのおすすめ紅葉スポットランキングで2年連続1位に選ばれていて去年は、およそ6万人が訪れたということです。
14日までの午後5時から午後9時までライトアップもしています。
箕輪町観光協会では「観光ボランティアガイドによる案内も実施しているので、秋のもみじ湖を多くの人たちに楽しんでもらいたい」と話していました。
紅葉は、10日頃まで楽しめるということです。
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箕輪町と関係区が隣接指定避難所連携
災害時に地区ごとに開設される指定避難所に避難できない区民が隣接区に避難できるように、箕輪町と関係区が2日、申合せ書に調印しました。
箕輪町役場で調印式が行われ、上古田区、中原区の2区と、下古田区、八乙女区、大出区の3区がそれぞれ町と災害時における指定避難所の運営に関する申合せ書を取り交わしました。
地震や大雨などの災害が発生した際に、区内に開設される指定避難所に避難することが難しい場合は、隣接する区が連携して避難所の受け入れを行えるものです。
白鳥町長は「隣接地区が正式な指定避難所になることで、高齢者などの安全確保がしやすくなる」と話しました。
町は平成27年にも、富田区、中曽根区の2区、三日町区、松島区、木下区の3区とそれぞれ同様の申合せ書を取り交わしています。
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「みのわ手筒会」の有志 3日に花火打ち上げ
箕輪町の「みのわ手筒会」有志は三日町の番場原第2グラウンドで3日に花火を打ち上げます。
これは「みのわ手筒会」の有志が飯田市にある有限会社関島煙火製造所で3日に打ち上げる花火玉を作っている様子です。
花火の打ち上げは、新型コロナの影響で打撃を受けている花火事業者の支援や、医療従事者、行政関係者らに感謝の気持ちを伝えようと、去年5月から始まり、今回で5回目です。
3日は、2号玉から4号玉の75発が打ち上げられます。
今までは5分ほどでまとめて打ち上げていましたが、今回は感謝を伝えるため15分ほどかけてゆっくりと単発で打ち上げるということです。
みのわ手筒会の唐澤修一会長は「花火玉には色々な色を入れて医療従事者や行政、町民などに思いを伝えます。様々な場所から見てもらい、秋の夜長の一つになれば嬉しいです」と話していました。
花火は無観客で、3日午後6時30分から番場原第2グラウンドで打ち上げられます。
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箕輪町民文化祭 展示のみ開催
箕輪町内のサークルや小中学校などで制作した作品を展示する町民文化祭が、3日まで町地域交流センターと町文化センターで開かれています。
会場には、箕輪町内で活動しているサークルや、保育園、学校、福祉施設などから1,200点以上の作品が展示されています。
このうち公民館学級、ふきはら大学では、秋をテーマにした絵手紙を出品しました。
町民文化祭は、箕輪町公民館が毎年開いているもので、今年度は
新型コロナの影響でステージ発表はなく展示のみの開催となりました。
町民文化祭は、3日(水)まで地域交流センターみのわと町文化センターで開かれています。
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箕輪中学校合唱部が全国大会出場
箕輪中学校の合唱部は、大分県で開かれている第74回全日本合唱コンクール全国大会に初めて出場します。
29日は箕輪中学校で激励会が開かれ、合唱部の24人が、本番で歌う2曲を披露しました。
8月の県大会で金賞、9月に録音審査で行われた中部ブロック大会では各県大会を勝ち抜いた16校の中から金賞4校に県内で唯一選ばれ、全国大会へ進みました。
全日本合唱コンクール全国大会は大分県で開かれていて、箕輪中学校合唱部が出場する混声合唱の部には全国から12校が出場する予定です。
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箕輪町で観光ボランティアガイドの案内始まる
紅葉シーズンを前に、箕輪町の箕輪ダム周辺で、観光ボランティアガイドによる案内が、26日から始まりました。
県道沿いの竹ノ尾広場では、観光ボランティアガイドが訪れた人を案内していました。
箕輪町観光協会は、訪れた人たちにもみじ湖について知ってもらうとともに、観光サービスの充実を図ろうと、今年度観光ボランティアガイド養成講座を初めて開き、19人が修了しました。
平日は午前午後1人ずつ、休日は3人ずつが待機し、訪れた人たちを案内します。
ガイドは、もみじ湖の歴史や箕輪ダムについて訪れた人たちに案内していました。
観光ボランティアによるガイドは、今日から来月14日まで行われます。
時間は午前10時から午後3時までです。
なお、紅葉の見ごろは今週末から来月10日頃までだということです。
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箕輪中学校 わくワークみのわ開催
箕輪町の箕輪中学校で地域の事業所を知る体験学習「わくワークみのわ」が25日に行われました。
体育館には、町内を中心に上伊那地域の様々な業種の事業所24社のブースが並びました。
体験したのは、箕輪中学校の2年生およそ240人です。
興味のあるブースを中心に自由に回り、担当者から仕事の内容を聞いたり、実際に体験したりしていました。
箕輪町に本社がある浅川建設工業のブースでは、バックホーの操作を体験していました。
他に、箕輪町の清掃業者厚生協会のブースでは、浄化槽や下水処理場で汚水を微生物が分解する仕組みの説明を受けていました。
その後、天竜川の水、スポーツドリンク、石鹸水、水道水の中で、どれが微生物に負担がかかっているかを実験していました。
伊那ケーブルテレビジョンのブースでは、アナウンス体験をしていました。
わくワークみのわは、新型コロナの影響で職場体験学習が行えないことから、事業所の担当者を招き話を聞いたり体験したりすることで社会を身近に感じてもらおうと、去年から行われています。
箕輪中学校では、企業と生徒が意見交換をするキャリア教育フォーラムを11月8日に開く予定です。 -
箕輪町 ワクチン3回目接種 来年2月から
箕輪町は、新型コロナワクチンの3回目の接種について、来年2月から順次行っていく考えを25日に示しました。
25日は、役場で定例記者懇談会が開かれ、3回目接種の概要について説明がありました。
対象となるのは、2回目の接種が終了し、概ね8か月以上経過した人です。
町内で最も早い5月に終了した人には、来年1月に予診票が送付され、2月の接種を予定しています。
その後、2回目が終了した順番に接種を行う計画です。
ワクチンは、1回目、2回目と同じものを使用する予定です。
箕輪町内の新型コロナワクチンの接種状況は、22日現在1回目の接種率は89%、2回目は81.8%となっています。
なお、放送エリア内の伊那市と南箕輪村では、3回目の接種の開始時期について検討しているということです。 -
信州の名工 赤羽廣治さんが受賞
卓越した技能を持ち、県内産業の発展に功績のあった人を知事が表彰する「信州の名工」に13人が選ばれました。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内からは箕輪町の赤羽鉄工株式会社社長、赤羽廣治さんが選ばれました。
赤羽さんは箕輪町松島在住の67歳で、大正4年創業の赤羽鉄工株式会社、2代目社長です。
岡谷南高校を卒業後、日本大学工学部に進みました。
神奈川県の鉄工所で修行をし、その後赤羽鉄工を継ぎました。
各種鉄骨の製作・品質管理の資格を取得し、「顧客の求める以上のものを創造する」を理念に、自社製品を生み出しています。
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女性のための起業・就業セミナー
起業を希望する女性を対象とした「女性のための起業・就業セミナー」が19
日箕輪町のサテライトオフィス「夢まちLabo」で開かれました。
セミナーには町内10人、南箕輪村2人の合わせて12人が参加しました。
講師は就業支援などを行っている松本市のイーキュア株式会社の登内和則社長が務めました。
登内社長は「起業のことを考えるだけでなく、キャリアを積み上げていくことについても考えてもらいたい」と話していました。
セミナーでは何のために働くのか、働き方にはどんなものがあるのかを、参加者が付箋に書き出していました。
セミナーはあと3回予定されていて、起業のシミュレーションなどを行う予定です。
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箕輪町が絵本の読み聞かせ「おはなしくまさん」
箕輪町図書館が主催する、0歳児から2歳児に絵本の読み聞かせなどをするおはなし会「おはなしくまさん」が21日、図書館内にある世代間交流室なごみ~なで開かれました。
図書館職員が絵本の読み聞かせをしました。
0歳児から2歳児までの子どもとその保護者を対象に毎月1回開かれています。
新型コロナ感染防止で、時間を短縮して行っています。
折り紙工作では、ハロウィンが近いことから、カボチャの折り方を教えてもらいながら、親子で一緒に折っていました。
箕輪町図書館では「おはなしくまさん」のほかにも、園児から小学校低学年を対象にした絵本の読み聞かせや紙芝居などをする「おはなしこんにちは」を毎月1回開いています。 -
箕輪町郷土博物館 「地味だけど推しの資料展」
箕輪町郷土博物館は収蔵されている資料の中で職員おすすめの資料を集めた特別展「地味だけど推しの資料展」を開いています。
箕輪町郷土博物館の2階特別展示室には、町内の遺跡から発掘された古墳時代の土器や太平洋戦争時代に造られた対空用双眼鏡など合わせて67点が展示されています。
箕輪町郷土博物館では、町内には目立たなくても希少で保存状態が良好なものがあるとして、多くの人に知ってもらいたいと企画しました。
展示品には、関係する写真や説明とともに、職員おすすめのポイントが添えられています。
特別展は11月14日まで、箕輪町郷土博物館で開かれています。
入場は無料です。
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下古田区で炭焼き体験交流会
箕輪町下古田の住民有志でつくる西部山林環境改善保全会は、炭焼き体験交流会を、17日に開きました。
17日は、保全会が管理する炭焼き場で交流会が開かれ、およそ10人が参加しました。
これは、保全会が県の地域発元気づくり支援金を活用して企画した環境保護に関するイベントの一環として行われたものです。
下古田区では、8月の大雨で大量の支障木が発生しました。
この支障木をただ燃やすのではなく、環境に配慮した形で活用できないかと考え、今回炭にして利用することにしました。
伊那炭化研究所の井上芳樹さんが、炭化器を使った炭づくりを指導しました。
縦に切ったドラム缶を繋げたもので、これにより長い枝でも切らずに燃やせる他、作業の際に熱さが軽減されるということです。
1時間ほど燃やし炭になったものを、別のドラム缶に移して密閉し、3日間そのままにします。
保全会では、出来上がった炭を粉にして、野菜作りや災害に強い里山づくりのために活用する計画です。
炭焼き体験交流会は、31日にも開かれる他、11月28日には里山づくりについての実践報告会を予定しています。 -
沢区民文化祭 お宝などを展示
箕輪町の沢区の区民文化祭が16日から沢公民館で始まりました。
会場には、小学生が書いた習字や、区民が描いた絵手紙などが展示されています。
このほか、沢区のお宝とされる日本刀や火縄銃なども展示されています。
沢区民文化祭は17日まで開かれています。
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「夢まちLabo」オープン
箕輪町南小河内の旧東部診療所を、コワーキングスペースやシェアオフィスなどに整備した「夢まちLabo」が14日オープンしました。
14日は「夢まちLabo」でオープニングセレモニーが行われ、町の関係者やスタッフが完成を祝いました。
「夢まちLabo」は木造平屋建てで、延べ床面積は427㎡です。
コワーキングスペースやシェアオフィスの需要などに応えるために国の交付金を活用して、箕輪町がおよそ1億400万円で整備しました。
会員登録を月額2,000円から行っていて、割引などの特典があります。
リモートワークなどが行えるコワーキングスペースの広さは73㎡で最大で30人ほどが利用できます。
机やソファーなどがあり、好きな場所で仕事をすることができます。
ほかに、9つのブースに区切られた半個室のコワーキングスペースがあります。
ブースは広さおよそ2㎡です。
コワーキングスペースの会員の利用料は1日100円からです。
また、サテライトオフィスの需要に対応するためシェアオフィスも6室用意されています。
広さ5.4㎡から17㎡で、料金は月額11,000円から35,000円となっています。
現在予約は終了しているということです。
カフェスペースもあり、一般の人も利用できます。
「夢まちLabo」は日曜日、年末年始以外の午前8時30分から午後9時まで営業しています。
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KOA㈱がみどりの工場大賞で会長賞
箕輪町に本社があるKOA株式会社は、経済産業省が行っている「全国みどりの工場大賞」で、一般社団法人日本緑化センター会長賞を受賞しました。
みどりの工場大賞は、敷地内に木を植えるなど、自然環境の整備に積極的に取り組む企業を表彰するものです。
KOA株式会社は、敷地内に約40種類の樹木を植え、環境維持に取り組んでいます。
今回は、「4万平方メートル以上の緑地を確保し、その9割が自然な景観であること」などが評価されました。
今年度は全国から10件の応募があり、8件が選ばれました。
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三日町区 地区防災マップ作り
箕輪町の三日町区は、大雨により地区内で河川の氾濫や土砂災害発生の恐れがある場所などを記した「地区防災マップ」を作ります。
12日は、三日町公民館で防災マップ作成住民懇談会が開かれ、地区住民などおよそ30人が参加しました。
参加者は2つのグループに別れ、三日町の航空写真に過去に災害の発生した場所や、災害の危険があると思われる場所に付箋を貼り付けていました。
地区防災マップ作りは、長野県が進める住民主導型警戒避難体制構築事業の一環で行われたもので、箕輪町内ではこれまでに3つの区が取り組み、今年度は三日町区と長岡区で行われています。
三日町の唐澤清志区長は、「三日町は大雨で天竜川の氾濫と土砂災害の危険が考えられる。マップ作りを通して、状況に応じた避難場所や避難経路を見つけていきたい」と話していました。
三日町では年内に地区防災マップを完成させる予定です。
区内の全戸のおよそ530世帯に配布するとともに、マップを活用した避難訓練を行う事にしています。