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けんしん伊那支店が新しく建て替えへ
伊那市山寺の長野県信用組合伊那支店は、現在の店舗が建築から40年が経過している事から新しく建て替えられる事になりました。 新しい店舗は、伊那市山寺の国道153号沿いにある現在の伊那支店の敷地西側に建設されます。鉄骨造り2階建てで、延床面積は約600平方メートルです。 1日、現地で起工式が行われ、工事関係者など40人が出席しました。 長野県信用組合の黒岩清理事長は「地域づくりや企業の魅力を発信する南信地域の拠点として伊那支店を位置づけていきたい」と挨拶しました。 現在の店舗はそのまま営業を続け、新しい店舗は9月末竣工、10月10日開店の予定です。
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みのわ祭り 仲町周辺に会場変更
2017みのわ祭りの1回目の実行委員会が30日箕輪町の伊那プリンスホテルで開かれ、会場が仲町周辺に変更されることが承認されました。 まつりの会場となるのは仲町周辺の国道153号と町道6号です。 役場入り口交差点を中心に、国道153号の南北およそ200メートルがみこし・踊りエリアに、町道6号の東西およそ150メートルが出店エリアとなる計画です。 みのわ祭りの会場は、2012年から5年間松島の日の出工専地区で開催されていましたが、参加者から会場変更を望む声が上がっていました。 14年ぶりの商店街での開催に、店主たちは、活性化につながると期待を寄せています。 実行委員会には委員およそ30人が参加し、会場の変更や日程が承認されました。 2017みのわ祭りは7月29日(土)に行われます。 今後の実行委員会で、会場のレイアウトやイベント内容などを検討していくということです。
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にこりこ一帯にぎわい会議 発足
箕輪町の農産物直売所にこりこ一帯の道の駅認定を視野に入れ、リニューアルについて検討する「にこりこ一帯にぎわい会議」が27日発足しました。 27日は1回目の会議が町役場で開かれ、これまでの経過説明などが行われました。 にこりこ一帯にぎわい会議は、農家や利用客、関係団体、一般公募の委員など15人で構成されます。 委員長には箕輪町グリーンツーリズム協議会の黒木一郎さんが選ばれました。 箕輪町は、農産物直売所にこりこの前身「愛来里(あぐり)」の設置から今年で20年になることから、町内外からさらに人が訪れる場所にしようと、一帯をリニューアルします。 会議は10月までに10回開かれ、道の駅という手法が良いかどうかも含め、「コンセプト」と「具体的な事業」「運営主体」の3つを検討します。 白鳥政徳町長は「この地域の方向性を考えることが町の地方創生にもつながっていきます。活発な議論を期待しています」と話していました。 次回2月の会議では、現地を視察することになっています。
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米玉堂 伊那インター工業団地に新工場
ビスケットなどの焼き菓子を作っている、辰野町の米玉堂食品株式会社の新工場が、伊那市西箕輪の伊那インター工業団地に建設されます。 27日には地鎮祭が行われ、杉本徳治社長や白鳥孝伊那市長が参列しました。 およそ2万平方メートルの敷地に、延床面積およそ8,600平方メートル・鉄骨2階建ての工場が建てられる計画です。 この工場では主に、アサヒグループ食品株式会社におろす焼き菓子を生産する予定で、総事業費はおよそ30億円となっています。 杉本社長は「先代達が築いてきたこの会社と、経営理念の『創意・技・信頼』を守っていけるよう、事業を展開していきたい」と話していました。 白鳥市長は「アクセスが良く、景色も素晴らしい場所です。地の利を活かしてさらなる発展を目指してほしい」と話していました。 米玉堂の新工場は来年の3月初旬に完成する予定です。
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ICT活用 建築現場を見学
3次元データーや、GPS情報など、先端技術を活用した建設現場の見学会が25日伊那市の三峰川堤防で開かれました。 三峰川では、国が今年度から本格的に取り組んでいるICTを活用した堤防の工事が行われています。 今日は上伊那農業高校の2年生21人が建設現場を見学しました。 建設用機器には、GPS用のアンテナが取り付けられ、運転席にはGPSと連動したタブレット端末があります。 オペレーターは、画面を見ながら設計通りに作業をおこなっているか確認できます。 背景には、建設業に携わる人の高齢化や人材不足があります。 ICTの活用により、生産性の効率を上げると共に職場環境の改善をし、若い世代の就労促進につなげたいとしています。 天竜川上流河川事務所では、個別の見学にも対応していきたいとしています。
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今年の自社の業況の見通し 41.3%が「悪い」
アルプス中央信用金庫がまとまとめた伊那谷経済動向によりますと、41.3%の企業が今年の自社の業況の見通しについて「悪い」と回答した事がわかりました。 あるしんの取引先約200社を対象に行われている景気調査、伊那谷経済動向によりますと、今年の自社の業況をどのように見通しているかとの質問に対し、良いと回答した企業の割合は12.2%、悪いと回答した企業の割合は41.3%でした。 良いと答えた企業の割合から、悪いと答えた企業の割合を引くと、マイナス29.1で、去年の調査のマイナス38より改善を予想している企業が増えた結果となりました。 ただ、日本の景気の見通しについては、良いと答えた企業は7.5%と低く、去年の 調査より厳しさが増すと予想しています。 この結果についてあるしんでは「地域経済は、去年より若干の改善がみられるものの、依然として先行き不透明で今年も改善はあまり見込めない」としています。
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ファーマーズあじ~な4月にリニューアルオープン
南箕輪村のJA上伊那直売所「ファアーマーズあじーな」は「食と農のテーマパーク」をキャッチフレーズに店舗をリニューアルします。 あじーなは今月30日から3月末まで改装工事を行います。 新しい店舗では生産農家の名前が分かる試食コーナーが設置されるほか鮮魚や惣菜を新たに取り扱うことにしています。 ほかにはサービスカウンターと精米コーナーを一体化させて機能の充実を図ることにしています。 店舗の裏側には学校へ新鮮で品質の良いものを送るため給食配送センターを作ることにしています。 総事業費はおよそ2億円で今月30日から改装工事に入り21日と22日は売り尽くしセールを行います。 3月下旬に農産物直売コーナーなどが仮オープンし4月中旬にグランドオープンを予定しています。 JA上伊那では、新しい「あじーな」について「食と農のテーマパーク」をキャッチフレーズに機能の充実を図りたいとしています。
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南アルプスむら長谷の駐車場拡充へ
19日に開かれた伊那市議会臨時議会で、長谷の南アルプスむら長谷の駐車場拡充の測量設計費280万円が提案されました。 現在の駐車場の北側の土地を伊那市が買い取り拡充するもので、普通車50台、大型車10台程度のスペースを新たに整備するものです。 現在は、普通車60台、大型車1台しか止まれず、国道152号との合流が危険との声が上がっているということです。 今年度当初予算で可決された土地取得などを含む事業費は4,500万円となっています。 議員からは、「駐車場が拡充されても、人気のパン屋やレストランで対応ができるのか、市税の使い道として疑問」といった反対意見や、「合併前からの地域住民の要望がある事業だ。ぜひ実現してほしい」という賛成意見が出されました。 採決の結果、賛成16反対4の賛成多数で、駐車場の整備を含む補正予算案は可決されました。
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上伊那DMO発足に向け来年度から準備
市町村や事業団体などでつくる上伊那観光連盟は、観光地経営組織「DMO」の発足を前提に来年度から準備を進めていくことを16日、承認しました。 この日は、観光連盟のこれまでの活動報告会が開かれ、上伊那地域の市町村長や関係団体の代表者など、25人が出席しました。 会では、上伊那地域で一つの観光地経営組織「DMO」を発足することを前提に、今後準備を進めていくことが承認されました。 DMOは、地域観光のマネジメントとマーケティングを一体的に行う組織です。 観光連盟では、2027年のリニア中央新幹線の開通を見据え、上伊那地域が一体となって観光地域づくりを進めるために、「DMO」の発足に向けて勉強会を開いてきました。 この日は、勉強会を取りまとめてきた観光地域づくりプラットフォーム推進機構会長の清水愼一さんがDMO発足に向けた課題や期待されることなどを報告しました。 上伊那広域連合長の白鳥孝伊那市長は「各地域の首長と話をしながら連携をして進めていきたい」と話していました。 DMOの発足については、来年度からワーキンググループをつくって検討を進め、早ければ平成30年度の登録申請・事業開始を目指すということです。
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伊那スキーリゾートのナイトイベント「たいまつ滑走」
伊那市西春近の伊那スキーリゾートで3日、スキーヤーが松明を持って滑るナイトイベント「たいまつ滑走」が行われました。 午後5時30分、ゲレンデの照明がすべて消され、たいまつを持ったスキーヤーが滑走を始めました。 年末年始のナイトイベントとして2012年から毎年行っているものです。 中ア山麓スキー学校のインストラクターや一般公募のスキーヤー約50人が参加しました。 隊列を組んでゆっくりと滑ると幻想的な光のラインが浮かびあがり、訪れた人たちから歓声が上がっていました。 伊那スキーリゾートでは、「普段と違った雰囲気のゲレンデを楽しんでもらい、気軽に足を運んでもらうきっかけにしていきたい」と話していました。
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スワニー 樹脂製の型製造の技術で日経最優秀賞
伊那市富県の製品設計会社 有限会社スワニーの樹脂製の型を作る技術「デジタルモールド」が、日本経済新聞社の2016年日経優秀製品・サービス賞の最優秀賞に選ばれました。 「デジタルモールド」は、3Dプリンターを使った樹脂製の型を作る技術です。 金属製の金型は工作機械で作製するため、期間も長くかかり経費もかさみましたが、樹脂製の型は、期間・経費を6分の1に抑えることができます。 これにより、開発期間の短縮や、以前より少ないコストでの多品種小ロットの生産が可能になるということです。 日経優秀製品・サービス賞は、日本経済新聞などに掲載された2万点の中から優れた新製品・サービスを表彰するもので、デジタルモールドは最優秀賞18点のうちの1つに選ばれました。 スワニーは、ご当地お土産プロジェクト「サクラコマ」の取り組みなどから多品種小ロットの生産や、気軽に試作品を作れる技術の必要性を感じ、2011年から技術開発を行ってきました。 現在は、大手玩具メーカーや自動車メーカーなど、約40社と製品の研究開発をしているということです。
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企業で仕事始め式
多くの企業で、5日が2017年の仕事始めとなりました。 このうち、伊那市西箕輪に本社を置くメッキ加工業・サン工業㈱でも、仕事始め式が行われました。 恒例となっている鏡開きで年明けを祝いました。 川上健夫社長は、「世界はさらにグローバル化し、英語スキルは欠かせない。サン工業は、社員一人一人が成長することで成長する。元気よく楽しく、張り切ってよい1年にしましょう」と英語を交えあいさつしました。 サン工業の取引先は、現在国内がほとんどですが、現在、海外からの視察も多くあるということで、今後の展開を見据え、社内で英会話教室も開いているということです。 仕事始め式は、去年12月に竣工した新工場で行われ、この日が使い初めとなりました。式の後には、3本締めで、1年の始まりに気持ちを新たにしていました。
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日本一早いいちご狩り
伊那市西箕輪のみはらしファーム内にあるみはらしいちご園は、1月1日の午前0時から2017年の営業を開始しました。 日本で最も早くいちご狩りが楽しめるとあって、県内外から多くの家族連れなどが訪れました。 照明がともされた暖かなハウス内では、真っ赤に実った大粒のいちごを次々と摘み取り口に運ぶ人の姿が見られました。 みはらしいちご園は、今年6月上旬までの営業を予定しています
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みはらしファームでカウントダウン
1月1日の午前0時、伊那市西箕輪のみはらしファームで、カウントダウンイベントが行われ、来園者がそろって新年を迎えました。 引き続き、恒例の宝投げがあり、訪れた人たちは、今年初めの福を得ようと、必死になって手を伸ばしていました。
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伊那市・JA・森林組合・東京農大 連携協定締結
伊那市とJA上伊那、上伊那森林組合、東京農業大学は農林業の振興などを目的とした包括連携協定を27日に締結しました。 27日は都内で調印式が行われ、伊那市の白鳥孝市長やJA上伊那の御子柴茂樹組合長、東京農業大学の高野克己学長が出席し、協定書にサインしました。 協定には、農林業の振興や地域資源を生かした6次産業化などで連携していく事が盛り込まれています。 具体的な活動については連携推進委員会で検討する事にしています。 今回の協定により、伊那市は研究フィールドの提供や就農支援などを行っていく事にしています
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伊那市西箕輪 みはらしファームに2017本の〆の子
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームに来年の西暦と同じ2017本の〆の子が、28日に飾り付けられました。 長さ80センチの〆の子を等間隔に結び付け、公園を囲むように張り巡らせます。 〆の子の間には御幣と松の葉も付けました。 縄の長さは1.2キロメートルで、来年の西暦と同じ2017本の〆の子がついています。 公園関係者や来場者が12月始めから作り始めました。 直売所付近には、〆の子作りを体験した園児の願い事が書かれたカードも一緒に飾りました。 みはらしファームでは毎年〆の子を飾っていて今年で15年程になります。 みはらしファームでは31日午後11時55分からカウントダウンや宝投げのイベントを行う予定です。 〆の子は、来年1月15日まで飾り、せいの神と呼ばれるどんど焼きで燃やす事になっています。
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箕輪町が宝島社「住みたい田舎ランキング」で甲信エリア3位
宝島社から29日に出版される「田舎暮らしの本」で、箕輪町が、住みたい田舎ランキングの甲信エリア第3位に選ばれました。 移住者支援策、自然環境、子育て環境など、全161項目についてのアンケート調査の結果、箕輪町は甲信エリアで総合3位に選ばれました。 「シニア世代が住みたい田舎部門」では1位、「子育て世代が住みたい田舎部門」では4位に選ばれています。 なお全国では、総合17位、「シニア世代が住みたい田舎部門」で7位になっています。
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有効求人倍率 24年振り高水準
上伊那の11月の月間有効求人倍率は1.69倍で10月を0.07ポイント上回りました。 平成4年11月の1.94倍に次ぐ24年振りの水準となりました。 新規求人数は1684人、新規求職者数は551人で11月の有効求人倍率は1.69倍でした。 平成4年11月の1.94倍に次ぐ24年ぶりの水準となりました。 ハローワーク伊那では、製造業などを中心に求人意欲が高いことが引き上げに繋がっているとしています。 雇用情勢については「堅調に推移している」とし。コメントを据え置きました。 来春卒業予定の新規高卒者の内定率は89%で県の87.2%を上回っています。
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通り町商店街でクリスマスマーケット
伊那市の通り町商店街でクリスマスマーケットが24日に行われ、訪れた人たちがクリスマスの飾り物などを作って楽しみました。 通り町にある商店の前にワークショップのスペースが設けられました。 内山金物店の前では、親子連れがサンタクロースの置き物を作っていました。 クリスマスマーケットは商店街の有志が初めて行ったものです。 地域に伝わる文化や知恵を伝えていく商店街本来の役割を、商業的なクリスマスイベントではなく心温まるイベントで伝えていこうと企画しました。 家具などを販売している伊原商店には特設ステージが設けられ、ジャズライブが行われました。 訪れた人たちは、商店街でのクリスマスのひと時を楽しんでいました。
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三洋グラビアが南信工科短大に液晶パネルを寄贈
伊那市西箕輪で包装用フィルムパッケージの企画・製造などを行う三洋グラビア㈱は19日、南箕輪村の南信工科短期大学に学校情報などを表示する液晶パネルを寄贈しました。 寄贈されたのは40型の液晶パネルで、短大のイベントスケジュールや学校紹介動画などを表示することができます。 この日は、三洋グラビアの原敬明(けいめい)社長が短大を訪れ、大石修治校長に目録を渡しました。 三洋グラビアでは、来年の創業60周年にあわせて、新たに製版工場を建設しています。 今回はそれに伴って発行した八十二銀行の地方創生応援私募債で地域に貢献しようと、技術者育成を進める南信工科短大にパネルを寄贈しました。 原社長は「広く短大のことを知ってもらって、地元に良い人材がたくさん残ってくれればうれしい」と話していました。 大石校長は「地域の期待に応えられるようスペシャリストを育成していきたい」と感謝していました。
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峠の茶屋を民間に売却へ
伊那市は伊那市高遠町と茅野市を結ぶ国道152号、杖突峠にある峠の茶屋を民間に売却する方針です。 峠の茶屋は平成24年から来年3月31日までの契約で伊那市に事業所がある伸和コントロールズ株式会社が営業を行っています。 売却について伊那市では今後維持管理費などが増大すると予想していて民間に売却し財政のスリム化を図るとしています。 売却は一般公募とし展望施設を無料で利用できることなどを条件としています。 伊那市と茅野市の共有となっていて伊那市が2割、茅野市が8割で売却については茅野市も了承しています。 来年1月に一般公募を開始し3月中に売買契約を締結する予定です。
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横山産のりんごを使ったシードル完成
伊那市横山産のリンゴを使った発泡酒「シードル」の新酒がこのほど完成しました。 横山で今年からシードルの醸造をしている「カモシカシードル醸造所」では横山産の「シナノスイート」を使ったシードル2種類が完成しました。 リンゴの早生種を使った「ラ・プリミエール・セゾン」と中生種を使った「ラ・ドゥージェム・セゾン」の2種類で醸造所の他、市内の酒販店4店舗で1本1,620円で16日から販売されています。 醸造所は東京都で福祉施設を運営する有限会社グルップボエンデが経営しています。 標高が高くリンゴ農家が多い地域の特性にあったものを作ろうとシードルづくりを始めました。 中には信州大学農学部と協同で作った赤い果肉のリンゴを使ったものもあります。 醸造途中で色が抜けてしまうなど手間がかかることから今年は55本しか作れなかったということです。 赤い果肉のリンゴを使ったシードル「ロゼ」は、限定55本、1本3,240円で醸造所、市内の酒販店4店で19日から販売されるということです。
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乳製品開発と可能性 シンポジウム
産学官のシーズとニーズのマッチングを進め地域の活性化を目指す伊那谷アグリイノベーション推進機構は、乳製品開発とその可能性についてのシンポジウムを、15日、南箕輪村民センターで開きました。 シンポジウムは、伊那谷に根差した様々なテーマで開かれています。 13回目となる今回は、「伊那谷の景観と酪農地帯を生かした乳製品開発とその地域認証の可能性」と題して、講演や事例報告が行われました。 信州大学大学院・医学系研究科の能勢(のせ) 博(ひろし)教授は、「健康と乳製品」について話しました。 やや強い運動を行ったあと、牛乳を飲まなかった人に対して、飲んだ人は、体温調節機能が、大きく改善したというデータを示しました。 また、運動後の牛乳の接種は、高齢者でも効果があり、生活習慣病の改善や医療費の削減につながると話していました。 伊那谷アグリイノベーションは、信州大学が中心となり、上下伊那の企業や行政などが参加して組織しています。 年に2回シンポジウムを開いていて、今回は一般を含め130人ほどが参加しました。
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中ア ジオパーク認定へ 上伊那で連携
上伊那の天竜川西側一帯のジオパーク認定を目指す中央アルプスジオパーク構想推進協議会の設立総会が13日駒ケ根市役所で開かれました。 協議会では、平成30年度の申請と登録を目指します。 総会には上伊那8市町村の行政や観光、山岳関係者など60団体から、およそ100人が出席しました。 中央アルプス一体のジオパーク認定は、地域振興に効果的につなげようと上伊那8市町村が一体となり取り組みます。 ジオパークは貴重な地質や地形などを含む自然の公園で、その魅力を発信し地域活性化につなげる取り組みです。 今回認定を目指すエリアでは、中央アルプスの高山帯で貴重な地質や動植物、上伊那北部では西天竜など地形と関わる農業の歴史を知る事ができます。 13日の総会では、会長に駒ケ根市長の杉本幸治さんが選ばれました。 協議会では、今年度、地質の調査やガイドの養成、広報などを行い、平成30年度の認定を目指します。
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伊那スキーリゾート シーズンの安全を祈願
伊那市西春近の伊那スキーリゾートで、今シーズンの無事を祈る安全祈願祭が14日行われました。 式にはスキー場や市の関係者、地元地権者など40人が出席しシーズン中の無事を祈願しました。 今年は夜の冷え込みもあり、スノーマシーンによる雪づくりが順調で、年内には全面滑走できそうだという事です。 今シーズンはゲレンデの一部を開放し、16日にプレオープンし、17日から営業を始める予定です。 地元の高校生をターゲットに伊那市駅からのシャトルバスの運行やリフト券の学割を今シーズンから行います。 伊那スキーリゾートは、中京や関西方面などから年間におよそ5万人あまりが利用しています。
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箕輪町ながたの湯18周年記念イベント お客様感謝デー
平成10年12月14日にオープンした箕輪町の日帰り温泉施設ながたの湯は18周年を記念するイベントを14日に行いました。 来場者全員に記念の粗品がプレゼントされました。 5千円で11回分入浴できる回数券を購入した人を対象に、東北の海産物などが当たる抽選も行われました。 ながたの湯は平成10年12月14日にオープンしました。 毎年12月14日にお客様感謝デーとしてイベントを行っていて楽しみにしている人も多いという事です。 ながたの湯は肌に良いと評判で、諏訪や木曽、松本から毎日通う常連客もいるという事です。 年間20万人以上が利用していて、年内には400万人を突破する見込みです。
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第56回長野県溶接技術コンクール
第56回長野県溶接技術コンクールが10日南箕輪村の南信工科短大で開かれました。 コンクールは、制限時間内に鉄の板2枚を溶接して1枚にするもので、見た目の美しさや強度などを競います。 手作業で行う部門と機械を使う部門があり、県内の技術者38人が出場しました。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内からは伊那市の中村鉄工所と箕輪町の赤羽鉄工から4人が参加しました。 コンクールは、溶接技術の向上につなげようと、長野県と一般社団法人長野県溶接協会が毎年開いているものです。 審査結果は来年3月に発表されることになっていて、各部門の最優秀賞受賞者は来年10月に神奈川県で開かれる全国大会に出場します。
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南アルプスジオパーク 再認定
10月から11月にかけて行われた南アルプスジオパークの再認定審査の結果が9日発表され、南アルプスジオパークは「再認定」されました。 日本ジオパーク委員会では審査結果について、「自治会を中心とした非常に熱心な取り組みがあり、地域活動をけん引するリーダーが生まれている。また教育活動が実践され、非常に高度な解説がされている」としています。 日本ジオパーク委員会では、4年に一度、ジオパークを活用した取り組みや見どころの保全が行われているか再認定審査をしています。 南アルプスジオパークは、平成20年12月に日本ジオパークに認定されていて、今回、2回目の再認定となりました。
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「航空宇宙特区」に伊那市・箕輪町が追加指定
これから発展が期待される航空宇宙産業の育成に向けて、国が特区を指定する「アジアNO.1航空宇宙産業クラスター形成特区」に、新たに伊那市と箕輪町が追加指定されました。 特区となった自治体内の指定企業が優遇措置を受けられます。 特区の参加企業に指定された、伊那市福島の精密部品製造業株式会社テク・ミサワです。 今年から航空事業に参入し、飛行機の主翼に使われる部品を製造しています。 飛行機の部品の製造には、1000分の1ミリの非常に高い精度が必要だということです。 航空宇宙産業クラスター形成特区は、航空宇宙産業の育成を目指し国が設けたものです。 これまで県内では飯田地域の5市町村が指定されていましたが、県は区域拡大を目的に9月に追加指定の申請を行っていました。 今回、伊那市、箕輪町など上伊那、諏訪地域の10市町、23社が新たに指定されました。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内の参加企業は伊那市では、㈱テク・ミサワ、㈱ハイデックス、箕輪町ではシキボウ(株)、有限会社伸和工作の4社です。 企業は航空宇宙関連の設備投資をする際に税金の優遇措置などが受けられます。 長野県は、「特区の拡大を通じて、県内の技術の高度化や生産拡大を加速させていきたい」としています。
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サン工業が信州高遠美術館で年末ジャスコンサート
伊那市西箕輪の金属表面処理加工業、サン工業㈱は年末ジャズコンサートを伊那市高遠町の信州高遠美術館で3日に開きました。 社員や地域住民など150人が会場を訪れ、広島を拠点に活動しているプロのミュージシャンによるジャズの演奏を楽しみました。 サン工業の約100人の正社員の平均年齢は32歳で若いうちから様々な文化や芸術に触れ世界観を広げていこうと、社員教育の一環で毎年12月に開いているコンサートです。 川上健夫社長は「この1年を振り返り来年への活力になるコンサートにしたい」と話していました。