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農福連携で野沢菜の収穫
伊那市西春近の有限会社ぱぱな農園で、「農福連携」による野沢菜の収穫作業がきょうから始まりました。
きょうは、上伊那の7つの障がい者就労支援施設の利用者と職員、あわせておよそ30人が、作業を行いました。
野沢菜を収穫したあと茎とカブの部分を切り分け、葉を選別していました。
野沢菜は1日およそ1トンの収穫を目安にしているということです。
作業は、NPO法人長野県セルプセンター協議会が就労支援施設とぱぱな農園の仲介役となり行われました。
ぱぱな農園では、上伊那の施設と連携し収穫作業を行っていて、今年で5年目です。
農福連携は、農業を施設の利用者が行うことで、働く場所の確保や工賃アップを目指すものです。
作業は来月5日までで、上伊那の8施設が参加する予定です。
収穫した野沢菜は、来年1月中旬から、全国のかんてんぱぱショップ、かんてんぱぱ通販サイトで野沢菜漬けとして販売されます。
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伊那市自主防災組織連絡会が研修会
伊那市自主防災組織連絡会は、防災知識の習得と意識向上を目的とした、研修会を20日に伊那市西箕輪上戸区で開きました。
研修では、現地視察が行われ、上戸区自主防災会が防災の取り組みを紹介しました。
区内の40か所に設置された消火栓には、使い方が書かれたボードを取り付けることで、迅速に消火活動が行えるようにしているということです。
ほかに、バケツを使った手作りの雨量計を設置して、雨量の観測を行っているということです。
データを毎日取り、パソコンで管理を行っているということです。
2021年の8月の大雨で土砂流出が起こった現場の視察も行っていました。
この土砂流出で、山林の下にある家まで土砂が流れ込んだということです。
伊那市によりますと、市内にはおよそ180の自主防災組織があるということです。
伊那市自主防災組織連絡会では、防災スキル向上のため、各地区の自主防災会の取り組みを知る研修会を毎年行っています。
20日の研修会には、連絡会に所属する市内各小学校区の理事などおよそ20人が参加しました。
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伊那ライオンズクラブ こども食堂でカレー提供
伊那ライオンズクラブ主催のこども食堂が、16日、伊那市の伊那商工会館イベントホールで開かれ、お昼に合わせてカレーが200食限定でふるまわれました。
カレーは、ポークカレーで、ライオンズクラブのメンバーが午前9時頃から作りました。
子どもたちは無料、大人は一皿300円で提供されました。
カレーは当初100食限定としていましたが、多くの人が来ることが予想されるため200食限定としました。
食材は伊那市社会福祉協議会から提供されたもので、豚肉、ジャガイモ、ニンジン、玉ねぎが具沢山に入っていました。
伊那ライオンズクラブのメンバーが出際よくよそって提供していました。
カレーは会場で食べることも、持ち帰ることもできます。
おかわりも自由で、会場で食べた人たちが次々におかわりしていました。
伊那ライオンズクラブでは、好評ならば来年度も継続していきたいとしています。
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高遠高校の生徒が制作 火災予防看板を設置
秋の全国火災予防運動にあわせ伊那市高遠町の高遠消防署で高遠高校の生徒が制作した火災予防広報看板が12日に、お披露目されました。
高遠高校芸術コース美術専攻1年生10人が制作した火災予防広報看板です。
看板には、「小さな原因 大きな災害」と書かれています。
絵は、昔話のかちかち山で、ウサギが付けた火が大きな火となり、タヌキの背中が焼ける場面を描いています。
看板の設置は、高遠消防署が高遠高校に依頼し毎年行われています。
12日の完成披露会で、高遠消防署の若林豊署長は「火の取り扱いに気を付けるよう注意喚起につながる看板を作ってもらいありがたい」と話していました。
看板は、1年間この場所に掲示されます。
秋の全国火災予防運動は15日まで行われます。
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上伊那塗装広告事業協同組合がボランティアで橋の塗り替え
上伊那塗装広告事業協同組合は、6日に伊那市の春日公園の本丸橋の塗り替えをボランティアで行いました。
6日は、原広典理事長と組合員6人が春日公園の本丸橋の欄干の手すり部分の塗り替えを行いました。
本丸橋は長さおよそ24メートル、幅2.2メートルです。
昭和51年に造られたもので、劣化により、サビが発生し、塗装が剥がれてきています。
組合では、「落書きなくし隊」として、上伊那の公共物の落書き消し作業をボランティアで20年以上行っています。
活動の成果もあり落書きが減ったことから、今回橋の塗装を行いました。
ほかに三の丸橋でも、装飾の擬宝珠の補修などを行いました。
このボランティア活動は、一般社団法人 日本塗装工業会が制定した11月16日の「いいいろ塗装の日」にあわせて行っています。
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伊那市社協 運転ボランティアを対象の安全運転講習
伊那市社会福祉協議会は、高齢者の買い物移動支援を行っている運転ボランティアを対象にした、安全運転講習会を30日に伊那市内で開きました。
伊那市の伊那自動車教習所で開かれた講習会には、現在運転ボランティアをしている人や、今後行う予定の人、あわせて13人が参加しました。
講習会は2023年に続き2回目です。
実際に人を乗せて2キロのコースで運転を行い、障害物が置かれた場所を避けたり、S字カーブや坂道発進を行っていました。
運転手が教官と会話をしながら運転をしたり、急な運転指示に対応するなど、本番を想定して行われました。
場内を走った後は、路上技能講習も行われました。
2023年、県内で交通事故で死亡した人は42人で、原因として運転手の前方不注意や安全の確認不足が多かったということです。 -
災害に強い子ども食堂づくりを考える
災害が発生した時の子ども食堂の対応について考える信州こども食堂ネットワークみのわの集いが14日、箕輪町の防災交流施設みのわBASEで開かれました。
集いは松本市のNPO法人ホットライン信州が開いたもので、子ども食堂を運営する団体などが意見発表をしました。
ホットライン信州の青木正照事務局長は「子ども食堂は食糧の備蓄など災害発生時の居場所として準備をしておく必要がある。各地の子ども食堂が支え合えるよう連携を深めていきたい。」と話していました。
集いでは、ホットライン信州に参加している箕輪町Purみんなの学校こども食堂が訪れた子どもたちに無料で弁当を配っていました。
ホットライン信州には県内およそ180の子ども食堂が参加していて、災害時に連携できる物流体制の構築を図っています。
ホットライン信州ではネットワークの強化、連携により災害に強い子ども食堂づくりを目指していくとしています。
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箕輪陶芸研究会 能登に義援金
箕輪陶芸研究会は今月の展示会で開いたチャリティーバザーの売上金を能登半島大雨災害義援金として箕輪町に寄託しました。
23日は箕輪陶芸研究会の岩井亜男会長と柴宮勇一副会長が役場を訪れ白鳥政徳町長に売上金52,350円を手渡しました。
陶芸教室の展示会で開催したチャリティーバザーではコーヒーカップや皿などの日用品を中心に販売しました。
会ではチャリティーバザーを20年以上続けていて、これまでは町の社会福祉に役立ててもらおうと寄付をしていました。
義援金は日本赤十字社を通じて被災地へ届けられるということです。
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コロナウイルス感染症 週報
23日発表の新型コロナウイルス感染症の10月14日から20日の週報です。
上伊那は32人、全県は251人でした。
全県の患者届け出数は定点当たり2.89人で減少しています。 -
高度な技術習得へ 研修開講式
看護師が高度な技術や知識が必要となる医療行為を学ぶ看護師特定行為研修の開講式が9日、伊那市の伊那中央病院で開かれました。
研修を受けるのは看護師3人で薬剤投与や呼吸器の管理などについて1年間学びます。
開講式で伊那中央病院の本郷一博院長は「講義、実習とボリュームのあるカリキュラムとなっている。看護について改めて見直す機会にしてもらいたい」とあいさつしました。
受講者を代表して渡部誠さんは「質の高い知識を身につけ地域医療に貢献したい」と決意を述べました。
研修を終えた看護師は医師の指示を待たずに定められた処置を行うことができるようになります。
これにより、医師の負担が軽減されるとともに、患者への適切な対応が可能となります。
伊那中央病院は平成30年に国から看護師の特定行為研修指定機関に指定されていてこれまでに55人が研修を修了しています。
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天竜川周辺のごみ拾い
南信地域の建設会社で作る長野県南部防災対策協議会は、天竜川や三峰川周辺のごみ拾いを12日、行いました。
ごみ拾いは、「ラブリバー天竜の日」として平成3年(1991年)から行っています。
飯田市と伊那市の2会場で行われ、伊那会場には33社およそ100人が参加しました。
ゴミ袋とトングを持ち、たばこの吸い殻などを拾っていました。
協議会では「河川環境向上のため、これからも続けていきたい」としています。
ごみ拾いは午前中に行い、ごみ袋16袋分が集まったということです。
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上伊那で生活保護費の過大支給
長野県は、上伊那の8世帯にあわせておよそ750万円の生活保護費を過大に支給する、不適切な事務処理があったことを17日に公表しました。
これは2021年度と2022年度の生活保護の支給額を決める際に、上伊那福祉事務所の職員が生活保護の対象世帯の収入の確認作業を怠り、生活保護費を8世帯、あわせておよそ750万円分を過大支給したものです。
担当していた職員の2023年4月の異動後に不適切な事務処理が行われていたことが発覚したということです。
過大支給の世帯に対しては、説明と返還手続きを進めているということです。
県福祉部地域福祉課では、職員研修の強化やマニュアルの見直しなどを行い再発防止に取り組むとしています。
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歯と口の衛生に関するポスター 最優秀賞決まる
上伊那歯科医師会が小中学生を対象に募集した歯と口の衛生に関する図画・ポスターコンクールの審査会が12日に伊那市の上伊那歯科医師会館で開かれ、最優秀賞4点が決まりました。
最優秀賞に選ばれたのは、中学校の部は、伊那中学校2年の室岡真歩さんの作品です。
小学校高学年の部は箕輪中部小学校5年の征矢愛莉さんの作品と、同じく箕輪中部小学校5年の垣内心寧さんの作品です。
小学校低学年の部では箕輪中部小学校3年の伊藤未和さんの作品が選ばれました。
コンクールは上伊那歯科医師会が毎年開いているもので、今年度は上伊那の小中学校から391作品の応募がありました。
最優秀と、優秀賞の作品は県のコンクールに提出されます。
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福祉の祭り 「ふれあい広場」開催
伊那市社会福祉協議会の福祉の祭り「ふれあい広場」が伊那市の福祉まちづくりセンターで8日に行われました。
ふれあい広場は誰もが住みよい福祉のまちづくりについて考えてもらおうと市社協が開いているもので、今回で18回目です。
会場にはブースが設けられ、チュロスやかき氷などが販売されました。
他に、手話などの体験コーナーもありました。
ステージ発表では、福祉施設や演芸グループなどの12団体が練習の成果を披露しました。
室内には、福祉団体やボランティア団体の展示コーナーもあり訪れた人が見学していました。
キッズコーナーでは的当てやスノードーム作りが行われ、子どもたちが楽しんでいました。
今回のイベントにはおよそ50団体が参加しました。 -
モバイルクリニック 妊産婦健診専用車両導入
伊那市は、オンライン診療の機能を持ったモバイルクリニックで妊産婦健診専用車両を来年度に導入します。
29日は市議会全員協議会が市役所で開かれ、概要が説明されました。
モバイルクリニックは移動診療車が患者の家に向かい、車内でテレビ電話を通じて医師の診療を受けることができるものです。
伊那市は火曜日・水曜日・土曜日を一般診療、月曜日に妊産婦健診を行っています。
令和5年度からモバイル分娩監視装置を導入したことで運行件数が伸び、昨年度から6月までの稼働率は117%となりました。
予約が取りづらく、運用が難しくなってきているため専用車両を導入するということです。
事業費は今年度と来年度合わせて4,000万円となっています。
伊那市では「今までの週1日ではなく、健診日も増やせるよう検討していきたい」としています。
妊産婦健診専用車両の導入は来年度の予定です。
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シルバーリハビリ体操指導士を要請
高齢者の介護予防として考案されたシルバーリハビリ体操の指導士養成講習会が29日、伊那市保健センターで開かれました。
シルバーリハビリ体操は日常生活の動作に必要な筋肉や関節の動きを保つために考案されたものです。
講習会には約20人が参加し体操を体験していました。
指導にあたったのは体操の普及活動を行っている石川県の理学療法士、石田修也さんです。
石田さんは「この体操は、がんばりすぎないようにすること、効果があらわれなくてもあきらめないことが大切です。」と話していました。
伊那市では昨年度からシルバーリハビリ体操指導士の養成を行っていて今回が2年目の取り組みとなります。
参加者は介護予防について6回の講習を受け指導士に認定された後はボランティアとして普及活動を行うことになっています。
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箕輪RCが支援 留学生が表敬訪問
箕輪ロータリークラブが支援するブラジルと日本の交換留学生が19日、白鳥政徳町長を表敬訪問しました。
19日は、ブラジル出身のパドベス・カルバーリョ・レイテ・クララさんと、これからフランスへ留学する下諏訪町の今野煌太さん、箕輪ロータリークラブの2人が町役場を訪れました。
クララさんは15歳の高校1年生で、下諏訪町や伊那市の家庭でホームステイをしながら、一年間諏訪清陵高校で学びます。
クララさんは「ごはんが楽しみです。漢字を勉強したり、いろいろな場所を見に行きたいです」と英語で話していました。
今野さんは、下諏訪町在住で諏訪清陵高校の2年生です。
下旬からフランスのノルマンディーへ留学します。
箕輪ロータリークラブは、交換留学生の支援を行っていて、新型コロナの影響で5年ぶりとなります。
箕輪ロータリークラブでは現在来年度の留学生を募集しています。
対象は上伊那の中学3年生と高校1年生で、問い合わせは電話090-7236-2415(藤澤さん)で受付けています。
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赤穂高校ボランティア部 伊那市社協に寄付
駒ヶ根市の赤穂高校ボランティア部は、文化祭で行った募金を8日に伊那市社会福祉協議会に寄付しました。
この日はボランティア部の生徒3人が伊那市福祉まちづくりセンターを訪れ、林俊宏会長に集まった2,829円を手渡しました。
生徒たちは、5月に伊那市陸上競技場で開かれた上伊那地区障がい者スポーツ大会に、伊那市社協の紹介でボランティアに参加しました。
スポーツ大会ではフィンランド発祥のスポーツモルック競技に携わりました。
そこでモルックをはじめとした障がい者の人でも楽しめるスポーツを広めていこうと、7月に開かれた文化祭でモルック体験会を開きました。
募金はその時に集めたものです。
寄付された募金は、モルック道具の購入や障がい者スポーツの啓発活動などに使用される予定です。
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南箕輪村消防団 普通免許に対応した車両に
7日、南箕輪村役場で開かれた村議会全員協議会で村消防団の今後更新する消防車両について、すべて普通免許で運転できる車両にする配備方針が示されました。
現在、南箕輪村消防団の車両は11台あり、このうち普通免許で運転できるのは4台です。
平成29年の道路交通法の改正により普通免許で運転できない車両が7台あることから、更新については、すべて普通免許で運転できる車両とする方針が示されました。
村では、普通免許で運転できる車両に更新しても十分な消防活動ができるとしています。
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こどものみらい古本募金で回収ボックス設置
伊那市に本店を置く、アルプス中央信用金庫は「こどものみらい古本募金」を行っていて本店を含めた16店舗に古本回収ボックスを設置しています。
こどものみらい古本募金は、こども家庭庁による国民運動で、あるしんでは2年目の取り組みとなります。
回収した古本は業者が買い取り、その価格が貧困の状況にある子どもたちを支援する「こどもの未来応援基金」に寄付されます。
寄付の際は買い取り価格に加えて本1冊あたり50円が上乗せされます。
去年は10店舗に古本回収ボックスを設置しおよそ400冊、1万2,000円分が集まったということです。
回収の対象となるのは国際標準図書番号ISBNが入った本で漫画や雑誌、百科事典などは対象外となります。
あるしんでは本店を含む全16店舗に30日まで古本回収ボックスを設置するということです。
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伊那市 おむつシェアリング試験的に実施
伊那市は、子どもの成長に伴い不要になったおむつを回収し、必要な人にシェアできるサービスを始めました。
25日に市役所で開かれた手定例記者会見で、白鳥孝市長が概要を説明しました。
伊那市では、ウェブ上で物を譲り合うことができるサービス「こころむすび」を運営しています。
普段はウェブ上でのやり取りですが、子育て中の親が気軽に利用し地域でのつながりを広げてもらおうと今回は試験的に直接物のやり取りをします。
子どもの成長でサイズが合わなくなったおむつは子育て支援センターなどに集め、上の原子育て支援センターと西箕輪子育て支援センター、伊那市役所子育て支援課から誰でも持ち帰ることができます。
回収は、子育て支援センターのほか伊那市役所1階の子育て支援課や、伊那図書館などで受け付けています。
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夏休みに福祉体験「なつチャレ」
小学生から高校生が夏休みに福祉の活動を体験する「なつチャレ」が25日に伊那市西箕輪の障がい者支援施設、大萱の里で行われました。
なつチャレには、伊那市の小学2年生から高校生までの12人が参加しました。
福祉車両の体験では、車いすに乗る人、車いすを押す人、福祉車両を操作する人に分かれていました。
施設の職員から、動かすときには声をかけてあげましょうと教えてもらっていました。
車いすの体験では、電動と手動の車いすに乗り、レースをしてタイムを競いました。
夏の福祉体験「なつチャレ」は、福祉の仕事や地域との関わりを知ってもらい、興味を持ってもらおうと伊那市社会福祉協議会が毎年開いているものです。
施設の入居者が実際に使っている電子楽器で演奏もしました。
振るだけで音が出る機械や、画面を押してギターやベースの音を鳴らしていました。
音楽は、入居者のストレス緩和などに効果があるということです。
なつチャレは26日・27日行われ、伊那市発祥の木の笛ユカイナ作りや防災食調理体験が行われる予定です。
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休眠預金を活用し食糧支援事業
上伊那8市町村の社会福祉協議会は、金融機関に預けられ10年以上取引がない「休眠預金」を活用し、長引くコロナ禍や物価高騰で困っている世帯を支援する食糧支援事業を行っています。
23日は、伊那市の障害者就労支援事業所コスモスの家で、利用者2人が食料品の箱詰め作業をしました。
休眠預金は、金融機関に預けられたまま10年以上取引のない預金のことです。
上伊那8市町村の社会福祉協議会では、休眠預金を活用して困窮世帯に物資を支援する取り組みを昨年度から行っています。
今年度は、来年2月までの月1回支援を行います。
食材や生活用品段ボール1箱分が届けられます。
対象は新型コロナの特例貸付の償還免除世帯など上伊那の約300世帯です。
梱包作業は上伊那8つの障害者就労支援事業所が1箱500円で行います。
事業費は約1,280万円で、物資の購入や梱包作業代、運送代などに充てられます。
23日梱包した20箱は、社協に生活相談に訪れた困窮世帯に直接手渡すということです。
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箕輪町で認知症を学ぶ教室
箕輪町が主催する認知症に対する正しい知識を学ぶ教室が6月24日、地域交流センターみのわで開かれました。
講師は伊那神経科病院院長の高橋丈夫さんが務めました。
高橋さんは「本人や家族が認知症の初期段階から症状の進行を知った上で対処することが長期的な安定につながる」と話していました。
また、家族の対応として、「過剰な保護は依存的になり自立性を損ないます。本人の自尊心を大切にしてほしい」と話していました。
教室は、認知症を正しく理解し、認知症の人やその家族のサポートにつなげようと箕輪町が毎年開いています。
きょうは町内の50代から70代を中心に60人が参加しました。
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伊那市社会福祉大会11人2団体を表彰
伊那市社会福祉大会が12日伊那文化会館で開かれ、長年にわたり社会福祉に貢献した個人や団体に表彰状が贈られました。
この日は介護やボランティア活動などなどで11人と2団体に伊那市社会福祉協議会の林俊宏会長から表彰状が贈られました。
受賞者を代表して伊那市ひとり親家庭福祉会の後藤治美さんは「70年以上続く歴史ある会なので、課題もあるが活動を次の世代に繋げていきたい」と話しました。
大会は多くの人に地域福祉活動への理解を深めてもらおうと伊那市社会福祉協議会が開いて今年で19回目です。
林会長は「今後も地域の皆様と協力して活動していきたい」と話していました。 -
箕輪RC 液晶テレビを町に寄付
箕輪ロータリークラブは創立50周年記念事業として、箕輪町に大型の液晶テレビを12日に寄付しました。
この日はクラブのメンバー3人が役場を訪れ、65型の液晶テレビを白鳥政徳町長に届けました。
液晶テレビは町保健センターに設置されます。
箕輪ロータリークラブは今年創立50周年を迎えました。
50周年記念事業では他に、町内の小中学校へ本の購入費として25万円の寄付や、10月にもみじ湖周辺に記念植樹を予定しています。
箕輪ロータリークラブは会員がいる南箕輪村にも大型テレビを寄付するということです。 -
丸紅伊那みらいでんきが伊那市に電気自動車を寄付
丸紅伊那みらいでんき株式会社は、伊那市が取り組む二酸化炭素排出削減の推進に役立ててもらおうと電気自動車1台を6月27日に寄付しました。
6月27日は丸紅伊那みらいでんき株式会社の小川貴子社長が市役所を訪れました。
電気自動車は、丸紅伊那みらいでんきが社用車として使用してきたものです。
5年間のリース契約が終了したことから買い取り、伊那市が取り組む二酸化炭素排出削減の推進に役立ててもらおうと寄付したものです。
伊那市では電気自動車を公用車として活用していくということです。
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春日くに子さん DVDを伊那市に寄贈
伊那市富県で音楽レクリエーション教室を開いているレトワール・アカデミーの春日くに子さんが、介護予防に役立ててもらおうとDVDを9日に伊那市に寄贈しました。
この日は福祉まちづくりセンターで贈呈式が行われ、春日さんが村松義隆保健福祉部長にDVDを手渡しました。
レトワール・アカデミーでは、伊那市介護予防・生活支援サービス事業として、富県のスタジオで毎月2回、歌と踊りで介護予防の活動をしています。
今回寄贈したDVDのタイトルは「人生はミュージカル」で、童謡や歌謡曲に合わせて歌ったりと踊ったりすることで脳と体を動かして認知症や介護の予防につながるということです。
6月末にDVDが完成し、地元の人に広めていきたいと今回寄贈しました。
村松保健福祉部長は「映像や音楽に合わせて楽しく体を動かせると思います」と感謝していました。
DVDは15枚寄贈され、伊那市福祉まちづくりセンター1階の福祉相談課で貸し出しをしています。
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トイレの心配軽減 講演会
排泄予測デバイス「DFree」の普及を目指す伊那市は、高齢者などのトイレの心配を軽減する骨盤底筋、膀胱訓練に関する講演会を市役所で17日に開きました。
講演会では横浜市内のクリニックの理学療法士、笹岡愛加さんが講師を務め、トレーニングについて紹介しました。
講演会には70代、80代を中心におよそ30人が参加し、実際に体験しました。
トレーニングは、膀胱などの骨盤内の臓器を支えている筋肉骨盤底筋を腹式呼吸に合わせて締めたり緩めたりして鍛えることで、尿漏れや頻尿などの改善につなげるものです。
笹岡さんは「薬を飲むタイミングに合わせるなど1日の中でトレーニングをルーティーン化して毎日動かすことが大切です」と話していました。
伊那市ではトイレの心配を軽減することにより高齢者などの外出機会の創出を目的として排泄予測デバイス「DFree」を活用した実証実験を行っていて、その一環として今回の講演会が開かれました。
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災害ボランティアセンター設置訓練
伊那市社会福祉協議会は、災害時にボランティアの受け入れを行う「災害ボランティアセンター」の立ち上げ訓練を6日行いました。
訓練には、上伊那の社会福祉協議会の職員などおよそ70人が参加しました。
職員役とボランティア役に分かれ、災害ボランティアセンターを設置した際の流れを実践しました。
職員役の人たちは、ボランティアの受付から、作業内容の指示、しざいの貸し出しなどを行っていました。
伊那市社協では、災害時に、各地から訪れたボランティアを受け入れ活動を取りまとめる災害ボランティアセンターを設置することになっています。
伊那市社協では、6日の訓練を踏まえ、災害時の迅速な対応につなげていきたいとしています。