-
歯と口の衛生に関するポスター 最優秀賞決まる
上伊那歯科医師会が小中学生を対象に募集した歯と口の衛生に関する図画・ポスターコンクールの審査会が12日に伊那市の上伊那歯科医師会館で開かれ、最優秀賞4点が決まりました。
最優秀賞に選ばれたのは、中学校の部は、伊那中学校2年の室岡真歩さんの作品です。
小学校高学年の部は箕輪中部小学校5年の征矢愛莉さんの作品と、同じく箕輪中部小学校5年の垣内心寧さんの作品です。
小学校低学年の部では箕輪中部小学校3年の伊藤未和さんの作品が選ばれました。
コンクールは上伊那歯科医師会が毎年開いているもので、今年度は上伊那の小中学校から391作品の応募がありました。
最優秀と、優秀賞の作品は県のコンクールに提出されます。
-
福祉の祭り 「ふれあい広場」開催
伊那市社会福祉協議会の福祉の祭り「ふれあい広場」が伊那市の福祉まちづくりセンターで8日に行われました。
ふれあい広場は誰もが住みよい福祉のまちづくりについて考えてもらおうと市社協が開いているもので、今回で18回目です。
会場にはブースが設けられ、チュロスやかき氷などが販売されました。
他に、手話などの体験コーナーもありました。
ステージ発表では、福祉施設や演芸グループなどの12団体が練習の成果を披露しました。
室内には、福祉団体やボランティア団体の展示コーナーもあり訪れた人が見学していました。
キッズコーナーでは的当てやスノードーム作りが行われ、子どもたちが楽しんでいました。
今回のイベントにはおよそ50団体が参加しました。 -
モバイルクリニック 妊産婦健診専用車両導入
伊那市は、オンライン診療の機能を持ったモバイルクリニックで妊産婦健診専用車両を来年度に導入します。
29日は市議会全員協議会が市役所で開かれ、概要が説明されました。
モバイルクリニックは移動診療車が患者の家に向かい、車内でテレビ電話を通じて医師の診療を受けることができるものです。
伊那市は火曜日・水曜日・土曜日を一般診療、月曜日に妊産婦健診を行っています。
令和5年度からモバイル分娩監視装置を導入したことで運行件数が伸び、昨年度から6月までの稼働率は117%となりました。
予約が取りづらく、運用が難しくなってきているため専用車両を導入するということです。
事業費は今年度と来年度合わせて4,000万円となっています。
伊那市では「今までの週1日ではなく、健診日も増やせるよう検討していきたい」としています。
妊産婦健診専用車両の導入は来年度の予定です。
-
シルバーリハビリ体操指導士を要請
高齢者の介護予防として考案されたシルバーリハビリ体操の指導士養成講習会が29日、伊那市保健センターで開かれました。
シルバーリハビリ体操は日常生活の動作に必要な筋肉や関節の動きを保つために考案されたものです。
講習会には約20人が参加し体操を体験していました。
指導にあたったのは体操の普及活動を行っている石川県の理学療法士、石田修也さんです。
石田さんは「この体操は、がんばりすぎないようにすること、効果があらわれなくてもあきらめないことが大切です。」と話していました。
伊那市では昨年度からシルバーリハビリ体操指導士の養成を行っていて今回が2年目の取り組みとなります。
参加者は介護予防について6回の講習を受け指導士に認定された後はボランティアとして普及活動を行うことになっています。
-
箕輪RCが支援 留学生が表敬訪問
箕輪ロータリークラブが支援するブラジルと日本の交換留学生が19日、白鳥政徳町長を表敬訪問しました。
19日は、ブラジル出身のパドベス・カルバーリョ・レイテ・クララさんと、これからフランスへ留学する下諏訪町の今野煌太さん、箕輪ロータリークラブの2人が町役場を訪れました。
クララさんは15歳の高校1年生で、下諏訪町や伊那市の家庭でホームステイをしながら、一年間諏訪清陵高校で学びます。
クララさんは「ごはんが楽しみです。漢字を勉強したり、いろいろな場所を見に行きたいです」と英語で話していました。
今野さんは、下諏訪町在住で諏訪清陵高校の2年生です。
下旬からフランスのノルマンディーへ留学します。
箕輪ロータリークラブは、交換留学生の支援を行っていて、新型コロナの影響で5年ぶりとなります。
箕輪ロータリークラブでは現在来年度の留学生を募集しています。
対象は上伊那の中学3年生と高校1年生で、問い合わせは電話090-7236-2415(藤澤さん)で受付けています。
-
赤穂高校ボランティア部 伊那市社協に寄付
駒ヶ根市の赤穂高校ボランティア部は、文化祭で行った募金を8日に伊那市社会福祉協議会に寄付しました。
この日はボランティア部の生徒3人が伊那市福祉まちづくりセンターを訪れ、林俊宏会長に集まった2,829円を手渡しました。
生徒たちは、5月に伊那市陸上競技場で開かれた上伊那地区障がい者スポーツ大会に、伊那市社協の紹介でボランティアに参加しました。
スポーツ大会ではフィンランド発祥のスポーツモルック競技に携わりました。
そこでモルックをはじめとした障がい者の人でも楽しめるスポーツを広めていこうと、7月に開かれた文化祭でモルック体験会を開きました。
募金はその時に集めたものです。
寄付された募金は、モルック道具の購入や障がい者スポーツの啓発活動などに使用される予定です。
-
南箕輪村消防団 普通免許に対応した車両に
7日、南箕輪村役場で開かれた村議会全員協議会で村消防団の今後更新する消防車両について、すべて普通免許で運転できる車両にする配備方針が示されました。
現在、南箕輪村消防団の車両は11台あり、このうち普通免許で運転できるのは4台です。
平成29年の道路交通法の改正により普通免許で運転できない車両が7台あることから、更新については、すべて普通免許で運転できる車両とする方針が示されました。
村では、普通免許で運転できる車両に更新しても十分な消防活動ができるとしています。
-
こどものみらい古本募金で回収ボックス設置
伊那市に本店を置く、アルプス中央信用金庫は「こどものみらい古本募金」を行っていて本店を含めた16店舗に古本回収ボックスを設置しています。
こどものみらい古本募金は、こども家庭庁による国民運動で、あるしんでは2年目の取り組みとなります。
回収した古本は業者が買い取り、その価格が貧困の状況にある子どもたちを支援する「こどもの未来応援基金」に寄付されます。
寄付の際は買い取り価格に加えて本1冊あたり50円が上乗せされます。
去年は10店舗に古本回収ボックスを設置しおよそ400冊、1万2,000円分が集まったということです。
回収の対象となるのは国際標準図書番号ISBNが入った本で漫画や雑誌、百科事典などは対象外となります。
あるしんでは本店を含む全16店舗に30日まで古本回収ボックスを設置するということです。
-
伊那市 おむつシェアリング試験的に実施
伊那市は、子どもの成長に伴い不要になったおむつを回収し、必要な人にシェアできるサービスを始めました。
25日に市役所で開かれた手定例記者会見で、白鳥孝市長が概要を説明しました。
伊那市では、ウェブ上で物を譲り合うことができるサービス「こころむすび」を運営しています。
普段はウェブ上でのやり取りですが、子育て中の親が気軽に利用し地域でのつながりを広げてもらおうと今回は試験的に直接物のやり取りをします。
子どもの成長でサイズが合わなくなったおむつは子育て支援センターなどに集め、上の原子育て支援センターと西箕輪子育て支援センター、伊那市役所子育て支援課から誰でも持ち帰ることができます。
回収は、子育て支援センターのほか伊那市役所1階の子育て支援課や、伊那図書館などで受け付けています。
-
夏休みに福祉体験「なつチャレ」
小学生から高校生が夏休みに福祉の活動を体験する「なつチャレ」が25日に伊那市西箕輪の障がい者支援施設、大萱の里で行われました。
なつチャレには、伊那市の小学2年生から高校生までの12人が参加しました。
福祉車両の体験では、車いすに乗る人、車いすを押す人、福祉車両を操作する人に分かれていました。
施設の職員から、動かすときには声をかけてあげましょうと教えてもらっていました。
車いすの体験では、電動と手動の車いすに乗り、レースをしてタイムを競いました。
夏の福祉体験「なつチャレ」は、福祉の仕事や地域との関わりを知ってもらい、興味を持ってもらおうと伊那市社会福祉協議会が毎年開いているものです。
施設の入居者が実際に使っている電子楽器で演奏もしました。
振るだけで音が出る機械や、画面を押してギターやベースの音を鳴らしていました。
音楽は、入居者のストレス緩和などに効果があるということです。
なつチャレは26日・27日行われ、伊那市発祥の木の笛ユカイナ作りや防災食調理体験が行われる予定です。
-
休眠預金を活用し食糧支援事業
上伊那8市町村の社会福祉協議会は、金融機関に預けられ10年以上取引がない「休眠預金」を活用し、長引くコロナ禍や物価高騰で困っている世帯を支援する食糧支援事業を行っています。
23日は、伊那市の障害者就労支援事業所コスモスの家で、利用者2人が食料品の箱詰め作業をしました。
休眠預金は、金融機関に預けられたまま10年以上取引のない預金のことです。
上伊那8市町村の社会福祉協議会では、休眠預金を活用して困窮世帯に物資を支援する取り組みを昨年度から行っています。
今年度は、来年2月までの月1回支援を行います。
食材や生活用品段ボール1箱分が届けられます。
対象は新型コロナの特例貸付の償還免除世帯など上伊那の約300世帯です。
梱包作業は上伊那8つの障害者就労支援事業所が1箱500円で行います。
事業費は約1,280万円で、物資の購入や梱包作業代、運送代などに充てられます。
23日梱包した20箱は、社協に生活相談に訪れた困窮世帯に直接手渡すということです。
-
箕輪町で認知症を学ぶ教室
箕輪町が主催する認知症に対する正しい知識を学ぶ教室が6月24日、地域交流センターみのわで開かれました。
講師は伊那神経科病院院長の高橋丈夫さんが務めました。
高橋さんは「本人や家族が認知症の初期段階から症状の進行を知った上で対処することが長期的な安定につながる」と話していました。
また、家族の対応として、「過剰な保護は依存的になり自立性を損ないます。本人の自尊心を大切にしてほしい」と話していました。
教室は、認知症を正しく理解し、認知症の人やその家族のサポートにつなげようと箕輪町が毎年開いています。
きょうは町内の50代から70代を中心に60人が参加しました。
-
伊那市社会福祉大会11人2団体を表彰
伊那市社会福祉大会が12日伊那文化会館で開かれ、長年にわたり社会福祉に貢献した個人や団体に表彰状が贈られました。
この日は介護やボランティア活動などなどで11人と2団体に伊那市社会福祉協議会の林俊宏会長から表彰状が贈られました。
受賞者を代表して伊那市ひとり親家庭福祉会の後藤治美さんは「70年以上続く歴史ある会なので、課題もあるが活動を次の世代に繋げていきたい」と話しました。
大会は多くの人に地域福祉活動への理解を深めてもらおうと伊那市社会福祉協議会が開いて今年で19回目です。
林会長は「今後も地域の皆様と協力して活動していきたい」と話していました。 -
箕輪RC 液晶テレビを町に寄付
箕輪ロータリークラブは創立50周年記念事業として、箕輪町に大型の液晶テレビを12日に寄付しました。
この日はクラブのメンバー3人が役場を訪れ、65型の液晶テレビを白鳥政徳町長に届けました。
液晶テレビは町保健センターに設置されます。
箕輪ロータリークラブは今年創立50周年を迎えました。
50周年記念事業では他に、町内の小中学校へ本の購入費として25万円の寄付や、10月にもみじ湖周辺に記念植樹を予定しています。
箕輪ロータリークラブは会員がいる南箕輪村にも大型テレビを寄付するということです。 -
丸紅伊那みらいでんきが伊那市に電気自動車を寄付
丸紅伊那みらいでんき株式会社は、伊那市が取り組む二酸化炭素排出削減の推進に役立ててもらおうと電気自動車1台を6月27日に寄付しました。
6月27日は丸紅伊那みらいでんき株式会社の小川貴子社長が市役所を訪れました。
電気自動車は、丸紅伊那みらいでんきが社用車として使用してきたものです。
5年間のリース契約が終了したことから買い取り、伊那市が取り組む二酸化炭素排出削減の推進に役立ててもらおうと寄付したものです。
伊那市では電気自動車を公用車として活用していくということです。
-
春日くに子さん DVDを伊那市に寄贈
伊那市富県で音楽レクリエーション教室を開いているレトワール・アカデミーの春日くに子さんが、介護予防に役立ててもらおうとDVDを9日に伊那市に寄贈しました。
この日は福祉まちづくりセンターで贈呈式が行われ、春日さんが村松義隆保健福祉部長にDVDを手渡しました。
レトワール・アカデミーでは、伊那市介護予防・生活支援サービス事業として、富県のスタジオで毎月2回、歌と踊りで介護予防の活動をしています。
今回寄贈したDVDのタイトルは「人生はミュージカル」で、童謡や歌謡曲に合わせて歌ったりと踊ったりすることで脳と体を動かして認知症や介護の予防につながるということです。
6月末にDVDが完成し、地元の人に広めていきたいと今回寄贈しました。
村松保健福祉部長は「映像や音楽に合わせて楽しく体を動かせると思います」と感謝していました。
DVDは15枚寄贈され、伊那市福祉まちづくりセンター1階の福祉相談課で貸し出しをしています。
-
トイレの心配軽減 講演会
排泄予測デバイス「DFree」の普及を目指す伊那市は、高齢者などのトイレの心配を軽減する骨盤底筋、膀胱訓練に関する講演会を市役所で17日に開きました。
講演会では横浜市内のクリニックの理学療法士、笹岡愛加さんが講師を務め、トレーニングについて紹介しました。
講演会には70代、80代を中心におよそ30人が参加し、実際に体験しました。
トレーニングは、膀胱などの骨盤内の臓器を支えている筋肉骨盤底筋を腹式呼吸に合わせて締めたり緩めたりして鍛えることで、尿漏れや頻尿などの改善につなげるものです。
笹岡さんは「薬を飲むタイミングに合わせるなど1日の中でトレーニングをルーティーン化して毎日動かすことが大切です」と話していました。
伊那市ではトイレの心配を軽減することにより高齢者などの外出機会の創出を目的として排泄予測デバイス「DFree」を活用した実証実験を行っていて、その一環として今回の講演会が開かれました。
-
災害ボランティアセンター設置訓練
伊那市社会福祉協議会は、災害時にボランティアの受け入れを行う「災害ボランティアセンター」の立ち上げ訓練を6日行いました。
訓練には、上伊那の社会福祉協議会の職員などおよそ70人が参加しました。
職員役とボランティア役に分かれ、災害ボランティアセンターを設置した際の流れを実践しました。
職員役の人たちは、ボランティアの受付から、作業内容の指示、しざいの貸し出しなどを行っていました。
伊那市社協では、災害時に、各地から訪れたボランティアを受け入れ活動を取りまとめる災害ボランティアセンターを設置することになっています。
伊那市社協では、6日の訓練を踏まえ、災害時の迅速な対応につなげていきたいとしています。
-
新型コロナ週報 6月24日~30日
3日発表の新型コロナウイルス感染症の6月24日から30日の週報です。
上伊那は42人、全県は380人でした。
全県の患者届け出数は定点当たり4.32人で増加しています。
-
神山公秀さん 保健衛生功労で知事表彰
長年にわたり地域の保健・医療の充実に貢献したとして、伊那市西町の神山内科医院の神山公秀さんが、長野県知事表彰を12日に受賞しました。
27日は、神山さんと妻の民子さんが市役所を訪れ、白鳥孝市長に受賞を報告しました。
現在85歳の神山さんは、1979年、伊那市西町に医療法人神山内科医院を開設しました。
現在は、次男の育男さんが院長を務め、神山さんは理事長です。
神山さんは、医院での診療のほか、1980年から2022年までの42年間、美篶小学校の学校医を務めました。
また、上伊那医師会の会長など、16年にわたり役員として地域保健や医療の充実と発展に務めた功績で、今回保健衛生の分野で6月12日に知事表彰を受賞しました。
今年度の知事表彰は、74の個人と団体が受賞していて、保健衛生の分野は9人となっています。
-
手話サークル「あおいそら」手話体験
手話サークル「あおいそら」の手話体験教室が伊那市の福祉まちづくりセンターで26日開かれました。
体験教室にはおよそ20人が参加し手話でのあいさつの仕方などを学びました。
講師は上伊那聴覚障害者協会の木下武男さんが務めました。
木下さんは耳が不自由なことで困ることを手話で説明していました。
「あおいそら」の山﨑一子会長は「コミュニケーションをとるのに困っている人のことを理解し今まで以上に手話が身近になってほしい」と話していました。
手話体験教室は参加費無料で7月3日、10日、17日に、伊那市福祉まちづくりセンターで開かれます。
-
通訳・翻訳ボランティア養成講座
災害時に外国人支援を行う、通訳・翻訳ボランティア養成講座が9日に、箕輪町の産業支援センターみのわで開かれました。
講師は箕輪町多文化共生コーディネーターの入倉眞佐子さんが務めました。
入倉さんは、通訳者のルールや災害時の役割について話しました。
災害通訳・翻訳ボランティアは、災害時の外国人住民への情報提供など、コミュニケーションの支援を行います。
入倉さんは総務省認定の災害時外国人支援情報コーディネーターでもあります。
通訳で大事なこととして「うまい下手は関係ない、気持ちで声をかけてほしい」と話していました。
箕輪町には5月1日現在、町民の3.2%にあたる763人の外国人が住んでいます。
養成講座は箕輪町が開いたもので、災害時は広域での連携が必要として、住所、国籍を問わず募集しました。
講座には、上伊那を中心に38人が参加しました。
30日には2回目の講座が開かれ、より実践的な通訳の練習を行うということです。
-
上伊那地域 献血目標達成率102%
上伊那郡市献血推進対策協議会が12日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれ、昨年度の上伊那地域の献血目標達成率は102%だったことが報告されました。
昨年度の上伊那地域の献血者数は3,763人で、目標達成率は102.2%でした。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、伊那市が1,026人、箕輪町が674人、南箕輪村が520人でした。
会長の武井保男辰野町長は「若い世代の献血者を増やすため、大型ショッピングモールなどで街頭啓発していきたい」と話していました。
また、献血推進功績者の表彰も行われました。
飯島町の株式会社マルヤス長野が長野県献血推進協議会長表彰、
箕輪町の株式会社NTN上伊那製作所が上伊那郡市献血推進対策協議会長表彰を受賞しました。
-
能登半島地震の義援金を寄託
箕輪町料飲組合は能登半島地震の被災地復興のために集めた義援金を13日、箕輪町に寄託しました。
藤澤久美子組合長と小森浩副組合長が役場を訪れ白鳥政徳町長に義援金13万4,531円を渡しました。
箕輪町の飲食店でつくる組合の店舗など合わせて22店舗が2月中旬から5月末にかけて、店内に募金箱を置き集めたものです。
組合は、同業者が自分たちも被災しているにもかかわらず、炊き出しを行っていることを知り、少しでも役立ちたいと募金を始めました。
募金は町を通して被災地に届けられます。
-
有志18人 能登町でボランティア活動へ
箕輪町と南箕輪村の有志18人がボランティア活動のため能登半島地震の被災地へ30日に出発しました。
受付を済ませた参加者たちが南箕輪村社会福祉協議会の駐車場でバスに乗り込みました。
箕輪町と南箕輪村の30代から70代の有志18人が1月の能登半島地震で被災した石川県鳳珠郡能登町でボランティア活動を行います。
これは、箕輪町と南箕輪村の社会福祉協議会が合同で企画したものです。
能登町では平日のボランティア活動のニーズが増えているということです。
参加者は瓦礫の撤去や仮設住宅への引っ越しの手伝いなどを行います。
参加者は明日被災地で活動して夜に帰ってくるということです。 -
箕輪町 高齢者・障がい者外出支援券交付
箕輪町は、タクシーでの移動サービスやトイレットペーパーなどの物品購入に使用できる高齢者と障がい者向けの外出支援券事業を実施します。
高齢者外出支援券は75歳以上の4664人を対象に一人あたり2千円分のチケットを交付します。
障がい者外出支援券は74歳以下で障がい者手帳を持っている757人を対象に、一人あたり千円分のチケットを交付します。
支援券は、サービスの利用と物品の購入に使えます。
利用できるサービスは上伊那の日帰り入浴施設やタクシー、理美容などです。
購入できる物品はトイレットペーパーや紙おむつなど17品目で、それぞれ対象の店舗や施設で利用できます。
町では先週までに対象者に支援券の発送を済ませています。
支援券の有効期間は来年の2月28日までです。
-
高遠町に特別養護老人施設開所
愛知県名古屋市に本社を置く㈱医療給食が伊那市高遠町に建設を進めてきた特別養護老人ホームオアシス高遠が完成し、24日に開所式が行われました。
24日は、施設や市の関係者などおよそ60人が出席しテープカットなどをして開所を祝いました。
オアシス高遠は、伊那市高遠町西高遠に建設されました。
施設は地域密着型の特別養護老人ホームで伊那市在住者のみ入居できます。
オアシス高遠では、住みなれた伊那で介護が必要になっても住み続けることが出来ると話しています。
建物は鉄骨造り2階建てで、ベッド数は35床あり長期が29床、ショートステイが6床で、すべて個室になっています。
横になった状態でも入浴できる浴室や入居者のコミュニティスペースなどが設けられています。
高齢者向けの配食サービスなどを行う株式会社医療給食が母体となり施設運営は社会福祉法人やすらぎの郷が行います。
株式会社医療給食の藤川将吾社長は伊那市高遠町の出身です。
特別養護老人ホームオアシス高遠は現在入居者を募集しています。
25日と26日は内覧会を予定しています。
-
崇嶺会 能登半島地震義援金を寄付
上伊那の書道愛好会でつくる崇嶺会は、作品の売り上げを能登半島地震災害義援金として、伊那市に16日に届けました。
この日は、崇嶺会の小林古径会長らが市役所を訪れ、村松義隆保健福祉部長に18万円を手渡しました。
崇嶺会は、4月に市内で開いた書道展で作品を販売し、その売り上げを寄付しました。
会では、東日本大震災が起きた2011年から毎年、作品展に合わせて寄付を続けていて、去年は、社会福祉に役立ててもらおうと4万円を贈っています。
寄付された義援金は、日本赤十字社を通じて救援活動の支援に充てられます。
17日までに伊那市に集まった義援金は、901万6,025円となっています。
-
動物との触れ合いで子どもを支援 南箕輪で実施
動物との触れ合いを通して、不登校やひきこもりなどの問題を抱える子どもを支援する事業が、今年度、南箕輪村で行われています。
長野県が行う支援事業「おでかけハローアニマル子どもサポ―ト」は、県内5か所で行われていて、南箕輪村もその1つとなっています。
この日は、犬とうさぎに触れることができました。
不登校やひきこもりなどの問題を抱える子どもが動物と触れ合い気持ちを安定させることで、社会参加を目指します。
ハローアニマルに合わせ、発達心理に関するセミナーも開かれます。
ハローアニマルは、月に1回、大芝高原にある森の学び舎で行われます。
次回は、6月10日(月)の午後2時から4時に行われます。
-
東春近に就労継続支援B型事業所「クーリアラボ」開所
伊那市東春近の障がい者の就労を支援する就労継続支援B型事業所「クーリアラボ」の開所式が15日に行われました。
就労継続支援B型事業所「クーリアラボ」は伊那市横山の総合印刷など行う株式会社小松総合印刷のグループ会社です。
5月1日に開所していて、15日に開所式を行いました。
式には伊那市議会議員や福祉関係者などおよそ20人が出席しました。
式の中で利用者が「自分はここで仕事をすることが合っている。これからも続けていきたい」とあいさつしました。
施設は鉄骨造りの平屋建てで、およそ120平方メートルです。
入り口にはスロープを取り付けることができ、車いすでの利用にも対応しています。
施設で行う作業は、ダイレクトメ―ルなどを封筒に入れる軽作業やパソコンを使ったデザイン作成などです。
親会社の小松総合印刷からの仕事を受けることで安定的な収入につながるということです。
ほかに利用者のプライバシーに配慮した相談室もあります。
クーリアラボの利用は上伊那に住む18歳以上が対象となっています。
定員は20人で現在2人の利用者が作業を行っています。
クーリアラボでは今後も業務の種類を増やしていくとしていて、利用者の募集も随時行っていくということです。