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男が高速道路で盗難車両を放置
28日の午後、宮田村で男が高速道路上に盗難車両を放置して逃走しました。 男は、身長170センチくらい、体格は中肉で髪は黒色で短髪、服は上下黒でマスクとサングラスをつけていたということです。 伊那警察署では不要な外出を控え、戸締りを確実にし不審な男を発見したときは通報するよう呼びかけています。
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伊那中央ロータリークラブ30周年
伊那中央ロータリークラブの創立30周年記念式典が23日、伊那市のJA上伊那本所で開かれ会員が奉仕への誓いを新たにしました。 式典には会員など約100人が集まりました。 伊澤和男会長は「地域の人たちに支えられて30周年を迎えることができた。今後も地域の発展のため奉仕活動に取り組んでいきたい。」とあいさつしました。 ほかには奉仕事業が発表され関係者に目録が手渡されました。 主な奉仕事業として伊那西高校インターアクトクラブを支援し交流事業を通じて人材育成に務めています。 また国際交流として信州大学農学部の留学生の支援制度を設けています。 また女子ソフトボールチームのレベル向上に図る活動なども行っています。 受賞者を代表して伊那西高校の出野憲司校長は「生徒はインターアクトクラブの活動を通して人として生きることの楽しさや難しさを学んでいる。常に生徒に関心を寄せ指導いただきたい。」とあいさつしました。 伊那中央ロータリークラブ昭和62年に31人で発足し現在は45人の会員が奉仕活動に取り組んでいます。
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学生の採用活動前に手続き説明会
来年3月に卒業する学生の採用活動を行う企業に公正な手続きを求める説明会が20日、伊那市のいなっせで開かれました。 説明会はハローワーク伊那が開いたもので、採用活動を行う110社が参加しました。 出席者が、今年度の求人スケジュールや手続き書類の提出方法などを確認しました。 大学・短大の卒業予定者の求人申し込み受付は3月1日から始まっています。 高校卒業予定者の求人申し込み受け付けは、昨年度まで6月20日からでしたが、今年度から6月1日開始に変更となりました。 ハローワーク伊那では「一覧にして高校に提出するので期間内に手続きをしてほしい」と説明しました。 管内の平成28年度新規高卒者の採用状況は、就職を希望していた400人全員がきょうまでに内定したということです。 ここ3年で高校生の求人数・求職者数はともに増加しており、「採用意欲が高まっている中だからこそ、公正な採用選考をお願いしたい」と呼びかけていました。
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交通事故防止で横断歩道渡るシミュレーション
春の全国交通安全運動に合わせた交通事故防止体験会が7日、伊那市の御園地域交流センターで開かれました。 御園地区は今年度の高齢者交通安全推進モデル地区に指定されています。 体験会はお年寄りの交通事故を防ごうと伊那警察署などが開いたもので横断歩道を渡るシミュレーションが行われました。 体験した人は左右を見て車が来ないことを確認してから横断歩道を渡っていました。 体験が終わると県警交通安全指導員から横断歩道を渡る際に注意することを聞いていました。 体験会ではほかに反応の速さや正確性の測定もおこなわれました。 伊那署では自宅近くで高齢者が交通事故に遭うケースが多いことからいつも通る道路でも安全確認してから横断するよう呼びかけています。
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南箕輪村 新入社員対象マナーを学ぶ研修会
今年度南箕輪村役場や村内の企業に入社した社員などを対象にした研修会が、11日、村商工会館で開かれました。 研修会には、役場や村内の新入社員14人を含む31人が参加しました。 講師は、長野経済研究所の主任インストラクター、長谷川知美さんが務め、社会人としてのマナーを中心に学びました。 2人1組で向かい合い、相手と話すときの仕草や表情、姿勢などを確認しました。 長谷川さんは「社会で一番大切なのは信頼です。信頼を得るためには好感や安心感を持ってもらえるように心がけましょう」と話していました。 10月には、今回の研修の成果を披露するフォローアップ研修会が開かれる予定です。
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詐欺被害を防いだセブンイレブン宮脇店長に感謝状
電子マネーカードを購入しようとした男性に声をかけ特殊詐欺の被害に合うのを防いだ、南箕輪村のセブンイレブン伊那インター店の宮脇英和店長に伊那警察署から感謝状が贈られました。 29日、熊谷猛彦署長からセブンイレブン伊那インター店の宮脇店長に感謝状が贈られました。 宮脇店長は、3月1日、電子マネーを購入しようとした松川町在住の40代男性に声をかけ詐欺被害を防ぎました。 男性は「インターネットサイトの未払いがあり2万円の電子マネーカードを4枚購入したい」と言っていたという事です。 不審に思った宮脇店長は警察に相談するよう男性に勧め、駆けつけた警察官に事情を説明したところ詐欺だとわかりました。 伊那警察署管内で今年発生した特殊詐欺被害は4件で被害額は261万2千円となっています。
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労災死亡事故受け業者に安全な工事を呼びかけ
国土交通省・天竜川上流河川事務所は、23日に伊那市長谷で発生した労災死亡事故を受け、工事現場で働く元請け業者に安全を呼びかけました。 この日は、駒ヶ根市の天竜川上流河川事務所で「天竜川上流緊急工事安全協議会」が開かれ、工事を受注する30社、およそ60人が出席しました。 事故は、伊那市長谷黒河内で行われている砂防堰堤管理用道路のトンネル工事現場で発生しました。 23日午後1時半頃、現場に設置されたコンクリートを練り混ぜる機器の中からヘルメットと長靴が出てきたことに従業員が気付き、機器内部を捜索したところ、伊那市長谷中尾の山田大作さん41歳が発見されました。 協議会では、作業前に計画書を確認し予測される危険を確認すること、事故の内容について下請け業者にも伝えること、計画通りに作業を行うことなど5項目について、改めて徹底するよう呼びかけていました。 椎葉秀作所長は「安全だと思っている作業でもどんなことが起こるかわからない。危険を予測する想像力を鍛えてほしい」と話していました。 天竜川上流河川事務所では、今後、工事現場の作業の安全性を確認するパトロールを行うことにしています。 事故のあった現場は、現在、警察による捜査などのため作業を中断していて、安全性が確認されてから工事を再開する予定だということです。
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70代男性が200万円をだまし取られる
今月10日に上伊那郡内の70代の男性が200万円をだまし取られる特殊詐欺被害が発生しました。 伊那警察署の発表によりますと今月10日、被害者宅に息子を装う男から電話があり「証券を買ったがその証券に不正があった。公になると刑事罰の対象になり仕事も辞めなければならない。弁護士を頼むのに350万円必要だが貯金があるので200万円でよい。今回の情報が漏れるとまずいので銀行では親戚に不幸があったので金が必要になったと言ってほしい。」などと言われたということです。 男性は東京に向かうよう指示され弁護士の助手を名乗る男に現金200万円を手渡しその後息子に電話をかけて被害に気づいたものです。 伊那署ではこのような電話を受けたときは一旦切って自分から息子へ連絡をして確認したり警察に相談するよう呼びかけています。
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東日本大震災から6年 犠牲者の冥福祈る
東日本大震災から11日で丸6年となります。 地震発生時刻の午後2時46分にはサイレンが鳴らされ、犠牲者の冥福を祈りました。 「早いような遅いような、なんとも言えない気持ちですね・・・」 福島県浪江町から伊那市に避難した佐藤潤子さんです。 震災前、夫の忠司さんを介護しながら暮らしていましたが、浪江町全域に避難指示が出され、娘夫婦の住んでいた伊那に避難してきました。 2014年には忠司さんが亡くなりました。 墓がある場所は帰還困難区域に指定され、遺骨を納めることができません。 「主人の親が線量の高い場所に埋まってるんですよね。私が元気なうちに主人と一緒のところにしてあげたいなという気持ちはあるんですけど・・・。線量が低くなったら一緒のところに納骨してあげたいなと思っています」 佐藤さんが住んでいた浪江町苅宿地区は3月31日で避難指示が解除となりますが、伊那で生きていく事を決めました。 「2人して一生懸命になって働いて建てた家を壊さなきゃならないのはさみしいんだけど、そのままにしてもおけないしね。ふんぎりをつけなきゃならないなと思って」
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震災から6年 脱原発訴え パレード・映画上映
東日本大震災での福島第一原発の事故は、復興の大きな妨げとなっています。 11日は、脱原発を訴えるイベントが各地で行われました。 さよなら原発上伊那の会は、伊那市の市街地でパレードを行いました。 パレードには110人ほどが参加し、いなっせから伊那北駅までを行進しました。 上伊那の有志で作るさよなら原発上伊那の会は、毎週金曜日にいなっせ北側で集会を開いています。 山本真吾会長は、「一人でも仲間を増やし、原発の恐ろしさや自然エネルギーを活用することの尊さを広めていきたい」と話していました。 集会では、7つの団体と個人がそれぞれの思いを発表し、脱原発を訴えました。
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ルビコン会長 登内英夫さんの葬儀しめやかに
2月7日に99歳で亡くなった元県議会議長で、ルビコン㈱会長の登内英夫さんの告別式が、11日に箕輪町でとり行われました。 箕輪町の伊那プリンスホテルで一般会葬と社葬が行われました。 午前10時から午後2時半まで行われた一般会葬には、地域住民のほか企業や政界の関係者など約2千人が訪れたという事です。 訪れた人たちは献花をして手を合わせ登内さんの冥福を祈っていました。 登内さんは、伊那市西箕輪に本社を置くコンデンサーメーカー、ルビコンを創設しました。1967年から8期連続県議会議員をつとめ、県議会議長などを歴任しました。 宮下一郎衆議院議員は「親子2代に渡って大きな御恩を頂いた。経済界、政治の世界でもまさに師と仰ぐべき方だった」、長野県議会の向山公人議長は「去年の秋に誕生祝いをやろうと話した時はお元気な姿だったので大変さみしいが、登内さんの遺志を地域の発展のためにつくしていかなければいけないと感じた」、白鳥孝伊那市長は「手をあわせるといろいとな思い出が頭をよぎった。登内さんには大変お世話になりました」と話していました。 午後3時から行われた社葬には、商工会議所や県議会、企業の関係者のほか、役員OB、友人、親族など200人が参列したという事です。
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伊那ICで強盗想定し訓練
料金所での強盗事件を想定した訓練が10日、南箕輪村の伊那インターチェンジで行われました。 訓練は、中央自動車道を降り、料金所で金を奪った犯人が市街地に逃走するという想定で行われました。 犯人役の警察官は車を降りて金を要求し、トランクごと金を奪うとそのまま逃走しました。 料金所で対応した職員は、犯人の特徴や、車の色などを無線で伝えていました。 警察官が到着すると、職員が防犯カメラの録画映像を確認し、犯行時刻や犯人の服装、車の車種などを伝えていました。 対応した職員は「何かあった時にどんな対応をするのか、これまで確認したことがなかった。実際に体験してみると、事前に確認をしておくことの重要性を感じた」と話していました。 伊那警察署の山崎仁生活安全課長は「人の記憶は曖昧です。段差のある料金所のブースでは、正確な身長もわからないので、目安となるシールを付けるなど、万が一に備えて対応をお願いします」と呼びかけていました。 訓練は、中央道を管理するNEXCO中日本と料金所を管理する中日本エクストール名古屋が定期的に行っているものです。 NEXCO中日本が管理する東海・北陸エリアでは、平成22年に愛知県で起きた強盗事件以降、発生していないということです。
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この春小学校を卒業 避難生活の6年間に感謝
小学1年生の時に東日本大震災で福島県から伊那市高遠町に移住した男子児童がこの春、小学校卒業の節目を迎えます。 10日、伊那市高遠町の高遠北小学校で卒業式の練習が行われました。 卒業生は7人でそのなかの1人、半澤祈抱君は福島県会津若松市で暮らしていました。 6年前震災にあいその後、高遠町で家族とともに避難生活を始めました。
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東京簡易裁判所をかたる不審電話に注意
8日午前10時頃から、東京簡易裁判所をかたる不審電話が相次いでいる事から伊那警察署では詐欺被害に合わないよう注意を呼びかけています。 内容は 〇 通信販売で購入した健康食品の代金が未払いです。 ○ 東京簡易裁判所まで来られますか。 ○ 出頭しなければ裁判になる。 〇 民事裁判の書類を自宅へ送る。 などと非通知で電話をかけてくるものです。 伊那警察署では、予防策として、 ○内容が不審であれば相手にせず、警察や家族に相談すること ○ ナンバーディスプレイ機能を活用し、非通知の電話には出ない などを呼び掛けています。
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インフルエンザ患者数 注意報レベルに
伊那地域のインフルエンザ患者数は定点当たり26.13人で警報レベルの30人を下回りましたが、以前として注意報レベルの10人を超えています。 長野県の発表によりますと、伊那地域の2月27日から3月5日までの一医療機関あたりの患者数は26.13人でした。 前の週の45.36人からは減少しましたが、依然として注意報レベルの10人を超えています。 県では、4週連続で患者数が減少したものの、依然として県内すべての保健所管内で注意報レベルを超えていて、しばらくの間は患者数が多い状況で推移するものとみています。
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1月の月間有効求人倍率1.88倍 「堅調に推移」
上伊那の今年1月の月間有効求人倍率は1.88倍でハローワーク伊那では雇用情勢について堅調に推移しているとしています。 月間有効求人数は4,759人、月間有効求職者数は2,530人で1月の月間有効求人倍率は前の月を0.01ポイント上回る1.88倍でした。 新規求人数は2,142人で今の統計の取り方となった昭和63年以降、最も多い平成3年10月の2,070人を超え過去最高となっています。 ただ正社員などの常用雇用は平成3年10月の1,619人に対し今年1月は1,031人で588人少なくなっています。 雇用情勢についてハローワーク伊那では「堅調に推移している」として前の月の判断を据え置きました。 また今年度の高校卒業者の就職内定率は96.1%で「全員が就職できるように職業相談や求人の確保などを徹底していく」としています。
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東春近の県道 通行止め解除
落石により23日から通行止めとなっていた伊那市東春近の県道車屋大久保線の通行止めが24日、解除されました。 24日は道路を管理する伊那建設事務所が、落石のあった駒ケ根市東伊那で現地調査を行いました。 その結果、安全が確認されたとして24日午後4時に通行止めを解除しました。 23日午前8時10分頃、岩が崩落しているとの連絡が伊那建設事務所にあり確認したところ直径80センチほどの岩が二つ道路上に落ちていたということです。 岩は23日撤去されましたが、さらに落ちてくる可能性があったことから通行止めとしていました。
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息子装う不審電話 南信地域で相次ぐ
23日午後5時頃から、南信地域の家に、息子を装った不審電話が連続してかかってきています。 伊那警察署では、特殊詐欺の手口とみて注意を呼び掛けています。 伊那警察署の発表によりますと、23日午後5時から午後9時頃までの間に、伊那署、茅野署、諏訪署、岡谷署の管内で息子を装った不審電話が12件確認されているということです。 電話がかかってきているのは、伊那北高校、岡谷工業高校、岡谷南高校の卒業生宅だということです。 伊那署では、●「風邪をひいてしまった」などの電話はオレオレ詐欺を疑うこと、●必ず名乗った親族に直接連絡して確認すること、●少しでも不審に感じたら警察に相談することなど、注意を呼び掛けています。
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息子を装った不審電話相次ぐ 警察が注意呼びかけ
19日午後6時頃から、南信地域の一般住宅に息子を装った不審電話が相次いでいます。 伊那警察署では、特殊詐欺の手口とみて注意を呼び掛けています。 伊那警察署の発表によりますと、19日午後6時から午後9時45分までの間に、伊那署、岡谷署、茅野署、諏訪署の4署で息子を装った不審電話が11件確認されているということです。 電話がかかって来ているのは、箕輪進修高校と岡谷南高校の卒業生宅だということです。 伊那署では、風邪をひいてしまったなどの電話はオレオレ詐欺を疑うこと、必ず名乗った親族に直接連絡して確認することなど注意を呼び掛けています。
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平成28年分の確定申告の受け付け始まる
16日から、全国一斉に平成28年分の確定申告の受付が始まりました。 伊那税務署が管轄する辰野町から中川村の住民が対象となる申告会場は、伊那市のいなっせに開設されています。 16日の午前9時から申告が始まり9時半には100人ほどが訪れたという事で、多くの人が順番を待っていました。 確定申告は、自営業や給料が2千万円を超えるサラリーマンなどが対象となります。 会場では、伊那税務署の職員が申告書の作成などをサポートしていました。 申告会場のいなっせは連日込み合うため、伊那税務署では国税庁のHPを使った申告書の作成を呼びかけています。 平成28年分の所得税と贈与税の確定申告は、3月15日までで、いなっせでの受付は、土日を除く午前9時から午後4時までとなっています。
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電子マネー詐欺 コンビニで被害防止の訓練
コンビニエンスストアなどで販売されているプリペイドカード式の電子マネーを支払わせる手口の特殊詐欺が増えている事から、伊那警察署は被害を未然に防ぐため店員を対象にした訓練を、15日に伊那市内で行いました。 訓練は、被害者役の警察官がコンビニエンスストアで電子マネーの購入を申し出る想定で行われました。 動画サイト利用料が未納で支払ないと法的措置をとると言われ、犯人から電子マネーの購入を指示されたというものです。 店員は、警察で作成した「声かけシート」を見せ、詐欺の可能性が高い事を指摘し警察に通報していました。 プリペイドカード式電子マネーはインターネットを通じて商品を購入する事ができる決済手段です。コンビニや量販店などで販売されていて、カードに書かれた番号を他人に伝えてしまうと誰でも電子マネーとして使えてしまう事から、詐欺の手口として増加傾向にあります。 伊那署管内では、今年、辰野町の40代女性が47万円を、箕輪町の50代女性が10万円を騙し取られる被害がありました。 管内では水際で被害を防いだ事案もあり、去年はコンビニで5件、125万円分の被害を防ぎました。 伊那署では「少しでもおかしいと感じたら積極的に声をかけて下さい」と協力を求めていました。
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南箕輪村で死亡事故
13日の午後6時15分頃、南箕輪村の国道153号で87歳女性が車にはねられる死亡事故がありました。 伊那警察署の発表によりますと亡くなったのは、南箕輪村の山口實子さん87歳です。 事故があったのは国道153号の北殿交差点です。 伊那市方面に向かって運転していた南箕輪村の会社員、関つや子さん60歳の軽自動車が、道路を横断中の山口さんをはねたものです。 山口さんは、伊那市内の病院に搬送されましたが頭を強く打ったことにより、午後8時46分に死亡が確認されました。 事故の原因については伊那署で調べを進めています。
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カメラリポート 元少年戦車兵が語る太平洋戦争
続いてはカメラリポートです。 太平洋戦争中、戦車隊の拡充強化のため少年戦車兵を養成していた静岡県の陸軍少年戦車兵学校。卒業生のひとり、伊那市東春近の野溝定芳さんの元に、当時の学校の様子をうかがい知る事ができる貴重な映像が残っています。 生徒を集めるため当時の陸軍が製作した宣伝映画が、このビデオテープに残っていました。 大正15年生まれ、90歳の野溝定芳さんです。 昭和17年。静岡県富士宮市にあった陸軍少年戦車兵学校に17歳で入学しました。600人の募集に2万人が受験した4期生の一人で、上伊那では野溝さん一人が試験に合格したという事です。 戦後に同窓会長をしていた野溝さんは昭和60年頃、学校の倉庫でこのビデオテープを見つけました。 30年あまり全国の同窓生の元を渡り歩いたビデオテープは、最後に飯田に住む同級生の元に渡り野溝さんの元へ戻ってきました。
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伊那西部保育園の存続求める要望書提出
伊那市の伊那西小学校通学区の住民が現在休園中の伊那西部保育園存続を求める要望書を3日、白鳥孝市長と黒河内浩市議会議長に提出しました。 3日は伊那西小学校通学区で、ますみヶ丘区長など伊那西地区の代表5人が伊那市役所を訪れ白鳥市長と黒河内議長に要望書を提出しました。 伊那西部保育園は定員が60人で園児数が半数に満たず平成24年から休園となっています。 休園から5年が経過したことから市では廃園とする方針で3月議会に条例改正案を提出し可決されれば正式に決定となります。 これを受け伊那西地区の住民は調査の結果およそ6割が地区内に保育園が必要だと回答していて存続を求めています。 また宮本和夫ますみヶ丘区長は伊那西小学校近くに新たに保育園を建設してもらいたいとしています。 要望を受け市では休園していた新山保育園の再開を例にあげ、存続するためには地元住民の活動が必要だとしています。 伊那西地区では住民や子どもが増えるような住みよい環境づくりについて考える組織の発足を検討していてその準備を進めていくということです。
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箕輪町で交通死亡事故
箕輪町北小河内の竜東線で1日伊那市の男性が運転する軽トラックが電柱に衝突する事故がありました。 男性は運ばれた諏訪市内の病院で死亡が確認されました。 伊那警察署の発表によりますと死亡したのは伊那市福島の64歳の男性です。 事故は午後0時35分頃発生したもので午後2時35分脳挫傷により死亡が確認されました。 事故の原因については伊那署で調べを進めています。
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南箕輪村人口 去年県内最多の163人増加
長野県は去年平成28年の年間人口増減数を31日発表しました。 自治体別では南箕輪村が最も多く163人の増加となっています。 県の調べによりますと長野県の人口は平成28年の1年間に1万1,389人減少し今年1月1日現在208万4,883人で15年連続の減少となりました。 市町村別で人口が増加したのは1市2町6村、減少したのは18市21町29村でした。 自治体別では南箕輪村の人口増加数が最も多い163人で人口は1万5,276人となっています。 また出生数から死亡数を引いた自然増減は43人の増加でこちらも最も多い数字となっています。 伊那市は413人減少し人口は6万7,810人。 自然増減は331人の減少となっています。 箕輪町は38人減少し人口は2万5,174人。 自然増減は44人の減少となっています。
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熊本地震を教訓に防災対策考える
地震防災講演会が28日に伊那市のいなっせで開かれ、自主防災組織や消防団などが、熊本地震を教訓に地域でできる防災対策について考えました。 講師は、一般社団法人危機管理教育研究所代表の国崎信江さんが務めました。 国崎さんは去年4月の熊本地震の際、益城町の防災アドバイザーとして活動し、避難所の開設や環境改善、住民による自主運営の促進などを支援しました。 住宅の損壊が多かった益城町では多くの住民が避難所にあふれたという事です。 国崎さんは、避難者を減らし地震から命を守るために優先すべき事として「新しい家も含め住宅の耐震化を進めて下さい」と呼びかけていました。 講演会は、県内の市町村で構成する長野県地震対策強化地域連絡協議会上伊那・木曽ブロックが開いたものです。 協議会では防災組織の役割を再確認しこれからの活動につなげていきたいと話していました。
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伊那市の新山地区 移住者支援で県のモデル地区に
移住定住を進めている伊那市の新山地区は、移住者が地域に溶け込みやすい環境づくりを進めている、長野県のモデル地区に認定されました。 25日、県の楽園信州・移住推進室の丹羽克寿室長から、新山定住促進協議会の田畑正敏会長に認定書が手渡されました。 新山地区は県の「移住者の溶け込み支援に積極的に取組むモデル地区」に認定されました。 県内ではほかに、阿智村清内路地区と原村が認定されています。 認定されると県が東京、名古屋、大阪で開催する移住セミナーで優先的に紹介されるほか、県のHPで取り組みが紹介されます。 丹羽室長は「これからは移住者が地域に溶け込める施策が必要となるので、皆さんのノウハウを県内に広めていきたい」と話していました。 また、新山定住促進協議会では、移住を考えている人に向けてのパンフレットを初めて作成しました。 ゆとりのある子育て環境、地域が見守る学校教育、豊かな自然、住民の絆や区の活動の4項目が12ページに渡り掲載されています。 パンフレットは2千部作成されました。視察に来た人に配布するほか、市内の子育て支援センターや市役所、東京の銀座NAGANOに置かれています。
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自殺した消防職員の遺族が提訴
平成26年に自殺した伊那市の消防職員の遺族が今月17日付けで、上伊那広域消防本部を置く上伊那広域連合に約6,700万円の損害賠償を求める訴訟を長野地方裁判所伊那支部におこしました。 訴状によりますと遺族は自殺は上司によるパワーハラスメントが要因だとして慰謝料など約6,700万円の支払いを求めています。 この問題は高遠消防署に勤務していた当時39歳の男性職員の自殺はパワハラが要因だと遺族が訴えているもので地方公務員災害補償基金県支部は公務災害と認定しています。 また上伊那広域消防本部は不適切な指導があったとして職員2人を懲戒処分、別の2人を訓告と厳重注意としています。 遺族は去年、広域連合に慰謝料などを求める催告書を送っていたということです。 訴えについて上伊那広域連合の広瀬一男事務局長は「顧問弁護士に任せているのでコメントは差し控える」としています。
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上伊那広域消防職員意見発表会
上伊那広域消防職員が、日頃の業務の中で感じた消防・防災に関わる意見の発表会が18日、伊那市の上伊那広域消防本部で開かれました。 意見発表会では、消防本部と6つの消防署から7人が発表しました。 このうち、伊那消防署の戸枝大樹さんは、心肺蘇生の講習を受けた人に定期的に復習してもらうためのカードの導入を提案しました。 また、箕輪消防署の岩﨑剛さんは、子どもたちに119番通報の仕方を講習したらどうかと提案しました。 審査の結果、最優秀賞には伊南北消防署の天野努さんが選ばれました。 優秀賞には、伊那消防署の戸枝大樹さんと、箕輪消防署の岩﨑剛さんが選ばれました。 最優秀賞に選ばれた天野さんは、来月佐久市で開かれる県大会に出場することになっています。