-
宮田村の旧養魚場近くで子グマ目撃
23日午前8時ころ、宮田村新田区の県道町駒ケ岳線で、子グマが目撃された。現場付近は旧宮田養魚場に近く工場が点在。村は防災無線など使って、注意を呼びかけている。
近くのマレットゴルフ場の管理人が目撃。子グマは県道と交差する北へ向かう道路から現れて、来た道を戻っていったという。
付近は養魚場があった影響もあってか、以前からクマが出没。同村内では2年前に11件の目撃で5頭を捕獲し、昨年は1頭の捕獲で2件の目撃情報が寄せられている。 -
宮田村で不審者
22日午後4時10分ころ、宮田村駒ケ原の駒ケ原霊園駐車場付近で、車から降りてきた男性が下校途中の女子児童3人の前で下半身を露出する不審事案があった。子どもたちはその場から逃げ出して無事だった。学校や村教育委員会などは注意を促し、住民有志による「子どもの安全見守り隊」にパトロール強化など呼びかけている。
男性は35歳くらいで短髪、身長は170センチほど。上下の作業服を着ており、上着は紫色だったという。車は茶色がかったシルバー。
当時、男性と子どもたちの距離は10メートルくらいあったといい、3人はすぐに逃げた。
帰宅した女子児童の保護者から学校に通報があり、同校では23日に全校児童に注意喚起した。 -
不法滞在外国人7人摘発
伊那、駒ケ根両警察署、警察本部警備部第一課は20日朝、東京入局管理局と合同で伊那、駒ケ根両市内のアパートなど7カ所に居住している不法滞在の23歳から54歳の外国人男女7人を出入国管理および難民認定法違反で摘発した。
住民から「不法滞在の外国人が伊那市内、駒ケ根市内のアパートなどに住んでいる」との通報を受けた警察が、東京入国管理局と合同で午前5時半から摘発を開始。
摘発したのは中国人女性3人、フィリピン人男性1人・女性1人、タイ人男性1人、ペルー人女性1人で、不法滞在期間は最短1カ月、最長15年6カ月。 -
2歳児が用水路に転落
5月21日午後1時45分ころ、伊那市美篶上大島の用水路に近くの会社員北原和幸さん(35)の二男哉汰ちゃん(2)が転落し流された。哉汰ちゃんは発見された時、意識不明で救急車で病院に搬送された。
伊那署によると、哉汰ちゃんは用水路付近(幅60センチ、深さ40センチ、水深約30センチ、ふた無し、水流時速約4・7キロ)で遊んでいたところ誤って転落し流されたもの。母親が近所の家から遊ぶ哉汰ちゃんを見張っていたが、哉汰ちゃんの姿が見えなくなったため近所の人たちと探したところ、用水路内に沈んでいた哉汰ちゃんを近所の人たちが発見し救助した。哉汰ちゃんが発見された場所は、落ちたと推定される場所から50縲・0メートルほど離れていた。
助けを求める声を聞いて現場に駈け付けた近所の女性によると、哉汰ちゃんは水門に引っ掛かっていて、哉汰ちゃんと一緒に遊んでいた子どもの母親が必死で引き上げようとしたが、流れが速く、なかなか動かなかった。
助けの声を聞いて駈け付けた近くの男性がようやく引き上げたが、その時の哉汰ちゃんには意識がなかった。 -
伊那市西町で火災
17日午前6時すぎ、伊那市西町の飲食店経営西村米雄さん(66)方から出火。鉄骨3階建て住宅の1階(台所、居間など)と2階の一部(天井など)約60平方メートルを焼き、約1時間後に鎮火した。火災によるけが人はなかった。
伊那署で出火原因を調べている。 -
伊那市上牧南部で火災
16日午前2時47分ころ、伊那市上牧南部の平嶋幸利さん(59)が所有・経営するレストラン「蜜蜂」から出火。木造2階建てスレート瓦、店舗併用住宅2階住宅部分約111平方メートルを焼失して、約2時間後に鎮火した。けが人はなかった。
伊那署で出火原因を調べている。 -
伊那市で物置全焼
15日午前11時ころ、伊那市日影の中村繁人さん(70)方北側の物置から出火。鉄骨平屋建てトタンぶき、約64平方メートルの同物置を全焼して40分後に鎮火した。けが人はなかった。
伊那署で出火原因を調べている。 -
精密測定機器など連続窃盗100件
伊那・茅野・駒ケ根・飯田・阿南の各警察署および捜査第三課・軌道捜査隊による合同捜査班は15日までに、精密測定機器対象の広域窃盗の疑いで愛知県の無職湊誠二容疑者(58)と同青山さとみ容疑者(45)を逮捕した。伊那警察署によると、両容疑者は県の内外で100件余の精密機器の窃盗を繰り返していたことを自供している。被害品はいずれも高価な物で、県内の7件の犯行だけでも被害額は約2400万円。警察では全容解明に向け捜査を進めている。
南信地域では昨年10月ころから精密機器製造工場などで精密測定機器などが盗まれる工場荒らし事件が連続発生。警察が合同捜査班を立ち上げ情報分析などによる犯行予測を立てるなど捜査を強化していところ、本年3月10日午前1時30分ころ、茅野市内の精密機器製造工場に侵入し、ドリル研磨機など135点(時価合計92万7千円相当)を盗んだ両容疑者を茅野警察署が現行犯逮捕した。
容疑者の県内における7件の余罪が判明したことから、伊那警察署に捜査拠点を移し、箕輪町の精密機器製造工場からマイクロメーターなど約450点(時価合計400万9千円相当)を盗んだ疑いで両容疑者を再逮捕した。
取調べに対し両容疑者は、湊容疑者主導のもと05年ころから現在までに長野県、愛知県、三重県、岐阜県、静岡県で精密機器製造工場を対象に100件余にのぼる同種の余罪を自供。
窃盗した品は愛知県内などの精密関係会社に安価で販売するなどし、生活費などに当てていた。 -
軽油の入ったタンクが転がり、道路、生活俳水路に流れ込む
伊那市室町で17日、走行中のトラックの荷台でタンクが倒れ、中に入っていた軽油約50リットルが道路や生活俳水路に流れ込む事故が発生した。
道路上に広がった軽油については、伊那消防署が出動し、砂や給油マットで除去。50リットルのうち、どれだけの量が俳水路に流れ込んだは不明だが、同水路は小沢川つながっていたため、上伊那地方事務所環境課で小沢川本流についても調査したが、その段階では油のようなものが水面に浮いている状況は確認できなかったという。 -
駒ケ根で店舗火災
28日午後4時すぎ、駒ケ根市赤穂北割一区馬場の100円ショップ「ザ・ダイソー駒ケ根店」の店内から出火した。火は同一棟に出店している酒店「タカギ」、雑貨店「サンタの創庫」、書店「平安堂駒ケ根店」、CDショップ「ディスクランド・ジュン」にも延焼。鉄骨平屋建て約3千平方メートルを全焼して午後7時40分に鎮火した。
出火当時、店内には約10人の客と従業員がいたがけがなどはなく、隣接する4店舗にいた計数十人の客も逃げて無事だった。ダイソーにいた客は「店内の商品から火が出ているのを見た」と話しているが、出火原因は不明。
酒店の従業員は「警報ベルの音が鳴り響き、続いて防火シャッターが下りた。何が何だかわけが分からなかった」、CDショップの従業員は「ベルが鳴ったが、誤作動かと思った。客もたくさんいたが火災に気がついておらず、しばらくして騒がしくなったので外に出てみたらすごい煙と火が見えてびっくりした」と話した。
現場は国道153号線と中央道駒ケ根インターチェンジを結ぶ通称アクセス道路沿いで、商店が建ち並び、通行量も多い場所。燃える建物を遠巻きに見詰める群衆は駆け付けた消防らによる放水の様子や、空高く吹き上がる黒い煙を見ながら「こわいね」などと話し合っていた。 -
飯島で死亡交通事故
16日午後5時55分ごろ、飯島町七久保の主用地方道飯島飯田線の信号のない交差点を歩いて渡っていた近くの農業本多正穂さん(82)が、左から来た飯田市の無職松島康さん(52)運転の軽自動車にはねられた。本多さんは駒ケ根市内の病院に運ばれたが、午後7時20分に死亡した。
駒ケ根署が原因を調べている。 -
上伊那地方に大雪 除雪作業に汗…。
低気圧が本州南岸を東北東に進み、上空に強い寒気が入った影響で、9日昼過ぎから夜半にかけ、県内中南部でまとまった雪が降った。伊那消防署によると積雪は、市内で26センチ。今季最高の降雪量となった。
上伊那地方では10日朝から、除雪作業に追われる人の姿や雪遊びをする子どもの姿が目立った。伊那市内在住の70代主婦は「夜と朝の2回、雪をかいたので疲れた。久しぶりにこれだけの雪の量を見た」と話した。 -
箕輪町警部交番連絡協議会新年会
07年箕輪町内は犯罪・交通事故共に減少箕輪町警部交番連絡協議会は21日夜、運営報告・新年会を町内で開いた。会員や署員ら34人が出席し、交番所長が町の治安情勢などを報告した。
倉田千明所長は、07年の箕輪町の治安情勢は、犯罪、交通事故共に06年より減少したと報告。また、1月に入って脱衣場狙いや車上狙い、工場荒らしなどの盗難被害が連続発生しているため、物品管理や施錠の徹底を呼びかけた。
協議会の小林紀玄会長は、「交通事故が減少傾向にあり犯罪発生も少なく、安心して暮らせるのは交番の皆さんと会員のご協力のたまものと感謝申し上げる。安全安心で住みよい町づくりのため、署員のさらなるご活躍をお願いする」とあいさつした。
07年の町の治安情勢は、犯罪の届出件数は154件で前年比49件(21・1%)の減少。凶悪犯が1件増の3件、粗暴犯が2件増の6件となったが、侵入盗や自転車盗、車上狙いなどは減少した。地域別発生状況は、従来発生件数の多かった中心市街地や幹線道路沿いの松島、沢、大出、木下などはやや減少したが、中曽根、三日町、福与、北小河内の周辺で増加傾向にある。
交通事故発生状況は、人身事故件数は103件(前年比23件減)。死者は0人(3人減)、傷者は141人(26人減)。物損事故件数は526件(47件減)だった。
伊那署管内の人身事故件数は526件(4件減)。死者3人(5人減)、傷者670人(6人増)。物損事故件数は2822件(147件減)。 -
伊南バイパスで労災事故 死亡
18日午後4時39分ごろ、駒ケ根市赤穂福岡の国道153号線伊南バイパスの道路工事現場で、作業に当たっていた同市赤穂市場割の建設会社社員竹村貴文さん(27)が4トンダンプカーの荷台とフレームの間に挟まれているのを、近くで作業していた勤務先の会社の社長(31)が発見。通報を受けた消防が市内の病院に収容したが、午後6時前に死亡を確認した。
駒ケ根署の調べによると、竹村さんはバイパスの側道工事で土砂をダンプカーに乗せるなどの作業を1人でしていた。同署は事故の原因を調べている。 -
宮田村で交通事故
15日午後2時40分ごろ、宮田村大久保の村道交差点で同村町三区の会社員城倉将英さん(61)のミニバイクと、同村中越の会社員稲村和久さん(43)の普通乗用車が衝突。城倉さんが右足親指の骨を折る重傷を負った。稲村さんにけがはなかった。
駒ケ根署の調べによると、城倉さんは東から西へ、稲村さんは南から北へ向けてそれぞれ直進していた。交差点は建物などで見通しが悪い。同署が原因を調べている。 -
行方不明の女性死亡
15日午前から行方が分からなくなっていた宮田村の女性(68)は同日午後4時42分ごろ、家族の届け出を受けて捜索していた県警ヘリコプターにより駒ケ根市赤穂北割一区の太田切川の河川内で発見されたが午後6時28分、収容先の駒ケ根市内の病院で死亡が確認された。目立った外傷はなく、死因を駒ケ根署が調べている。
同署によると女性は午前10時半ごろ、家族とともに宮田村新田のホテル周辺で、つる細工用のつるを採取していて行方不明になった。村消防団や警察署員などが捜索に当たっていた。 -
駒ケ根ライオンズクラブ新春祝賀例会
駒ケ根ライオンズクラブ(井口美義会長)は11日夜、08年の初例会と新春祝賀会を駒ケ根市のいわたやで開いた。会員ら約60人が出席し、和やかに新年のスタートを祝った。井口会長はあいさつで「現体制になって半年過ぎ、ようやく折り返し点を迎えた。残りはあと半分だが、正月の箱根駅伝のように、最後にゴールテープを切るまでは何があるか分からない。最後まで気を引き締めて頑張っていこう」と力強く呼び掛けた=写真。
-
伊南バイパスの交通事故で重傷
9日午前11時50分ごろ、駒ケ根市赤穂市場割の国道153号線伊南バイパスの「中通り入口」信号交差点で、駒ケ根市赤穂北割二区の飲食業遠藤由憲さん(32)運転の軽ワンボックス車と、箕輪町中箕輪のパート従業員上田芳宏さん(64)運転の普通乗用車が衝突。遠藤さんは右脚の骨を折る重傷、上田さんは肺挫傷などの重傷の見込み。共に命に別状はないもよう。
駒ケ根署の調べによると、バイパスを南に向けて走っていた遠藤さんが交差点を右折しようとしたところ、対向してバイパスを直進してきた上田さんの乗用車とぶつかった。同署は詳しい原因を調べている。
信号のない丁字路だった同交差点は12月15日に4方向の供用が開始されたばかりだが、同月24日にもミニバイクと普通乗用車が衝突し、ミニバイクの男性が肋骨と左脚の骨を折る重傷を負う事故が起きている。 -
不法在留でフィリピン国籍の男逮捕
伊那署は27日午後4時5分、出入国管理及び難民認定法違反(不法在留)の疑いで、フィリピン国籍の箕輪町の建設作業員アルビン・ルイズ・スガイ容疑者(35)を逮捕した。 調べだと、容疑者は1992年夏ごろ、有効な旅券や乗員手帳を所持せず、フィリピンから客船で愛知県名古屋市の港から日本に上陸。その後は、同町に住むなどして、現在までの15年5カ月余り、不法在留した疑い。
一般からの通報で容疑者を内偵捜査中、27日午前7時45分ごろ、同町で容疑者を発見。本署へ任意同行して取り調べたところ不法在留だと判明した。 -
交通事故で骨折 伊南バイパス交差点
24日午後3時50分ごろ、駒ケ根市赤穂市場割の国道153号線伊南バイパスの信号機のある交差点で、近くに住む無職気賀沢善男さん(87)運転のミニバイクと、同市赤穂小町屋の無職朝日澄春さん(69)運転の普通乗用車が出合い頭に衝突した。気賀沢さんは伊那市内の病院に運ばれたが左肋骨と左脚の骨を折る重傷。朝日さんにけがはなかった。
駒ケ根署の調べによると、バイパスを南に向けて走っていた気賀沢さんが中通り入口交差点を右折しようとしたところ、対向してバイパスを直進してきた朝日さんの乗用車とぶつかった。同署は詳しい原因を調べている。 -
駒ケ根市 交通事故で重傷
22日午前7時40分ごろ、駒ケ根市赤須町の国道153号線で宮田村の会社員松下裕さん(20)運転の普通乗用車が、道路を横断中だった同市赤穂北割一区の無職小川貞夫さん(72)をはねた。小川さんは頭を強く打ち、脳挫傷で全治約1カ月の重傷。
駒ケ根署の調べによると、松下さんが飯島町方面に向けて走っていたところ、小川さんが横断歩道のない所を西方向に横断しようとしてはねられたらしい。同署は詳しい原因を調べている。 -
駒ケ根市でプレハブ小屋火災
17日午前1時ごろ、駒ケ根市下平の無職内城逸男さん(66)方から出火。プレハブ小屋1棟(約6平方メートル)と、小屋に隣接するビニールハウス3棟の一部を焼いて約1時間後に鎮火した。けが人はなかった。駒ケ根署が出火の原因を調べている。
-
厄年会が小中学校に寄贈
1982(昭和57)年度に駒ケ根市の赤穂中学校を卒業した同窓生らが来年厄年を迎えるのを機につくる「57さくら会」(松井秀之実行委員長)は折りたたみパイプいす24脚を母校に贈った。11日、同会総会部会長の加藤道生さんら役員が学校を訪れ、杉田純治校長にいすを手渡した=写真。加藤さんは「この間卒業したと思ったらはや厄年。この機会に、お世話になった学校に感謝を込めて贈る」と述べた。杉田校長は「欲しかった物で大変助かる。大切に使う」と感謝した。
役員らは同日、同窓生が卒業した赤穂小、赤穂東小、赤穂南小も訪れ、それぞれ玄関用掲示板1台、パソコン用プリンター2台、綱引きの綱1本を贈った。いずれも約10万円相当。
同会は来年1月12日に総会とパーティーを市文化会館で、物故者の法要を安楽寺で開く。 -
パンク修理で中川の女性死亡
6日午後1時半ごろ、中川村葛島のタイヤ修理・販売業「中川タイヤ商会」で、同所の家業手伝い野村正子さん(68)がパンクの修理を終えたタイヤを動かそうとしたところ、タイヤ固定のためにホイールに取り付けた金属製のリングがはじけて顔などを直撃した。野村さんは駒ケ根市内の病院に運ばれたが、あごなどを骨折していて午後3時24分に死亡した。
駒ケ根署の調べによると、タイヤは5トントラック用のもので、リングは直径44センチ、重さ約3キロ。同署はリングの取り付け方法に不備があった可能性もあるとみて事故の原因を調べている。 -
上伊那農業協同組合高遠支所、振り込め詐欺を未然に防ぎ感謝状
振り込め詐欺の被害を防いだとして伊那警察署は28日、上伊那農業協同組合高遠支所(諏訪光俊支所長)に感謝状を送った。
同署によると19日正午ごろ、市内の男性が同支所窓口にて現金を振り込もうとしたので、諏訪支所長が振り込み理由を確認したところ、「孫から今日中に200万円振り込んで欲しいなどと電話があった」とのこと。振り込め詐欺との疑念を抱いた諏訪支所長は「電話の相手が本当に孫かどうか確認した方がいい。孫に連絡が取れなければ息子に確認した方がいい」などとアドバイスした。被害者と孫が連絡を取り、振り込め詐欺であることが判明した。
諏訪支所長は「悪い犯罪にお客様が巻き込まれずに済み、本当によかった」と話していた。 -
駒ケ根で住宅火災
28日午前11時50分ごろ、駒ケ根市赤須東の無職筒井栄さん(77)方から出火。木造瓦ぶき2階建て住宅の2階部分を焼いて午後零時59分に鎮火した。けが人はいなかった。駒ケ根署が出火原因を調べている。
現場周辺は家屋などが密集する住宅地。折りからの強風もあり、類焼を心配する近所の人たちなどが集まって現場は一時騒然となった。 -
駒ケ根市で交通事故 小3男児重傷
27日午後5時ごろ、駒ケ根市下平の市道交差点で、近くに住む会社員松井あい子さん(59)運転の軽乗用車と、自転車に乗っていた市内の小学3年生男児(9)が出会い頭に衝突した。男児は脳挫傷のほか脚の骨を折るなどの重傷。松井さんにけがはなかった。
駒ケ根署が原因を調べている。 -
中川の果樹園で死亡事故
24日午後4時30分ごろ、中川村葛島の農業米山宏さん(77)が果樹園で作業台車に乗ってリンゴの収穫作業をしていたところ、誤って台車の下敷きになった。米山さんは駒ケ根市内の病院に運ばれたが、午後9時30分に死亡した。駒ケ根署が事故の原因を調べている。
-
原因は機械の誤動作か 西春近北小で暖房機爆発
伊那市の西春近北小学校で9日、温風暖房機が爆発した事故に関し、原因を調査した製造メーカーは、燃料の噴射や点火を制御するマイコン基板の不具合が原因と発表。21日、原因について製造元などから市教育委員会に報告があった。
温風暖房機を製造したIHI回転機械(東京都)が市教委に説明した内容によると、爆発は「マイコン基板内の電磁弁制御部の誤動作が直接の原因」。未燃油が暖房着火動作時の点火スパークに引火したという。
「マイコン基板の部分経年劣化、または、外的要因(ノイズの影響など)により不具合が生じた可能性が高い」とメーカー側。マイコン基板の誤動作による事故は今回が初めてだとしている。
市教委によると、メーカー側は機械の誤動作を認めていて、「取り替え工事には、誠意を見せて協力させてもらいたい」とのこと。現在、暖房機は故障中のため、同メーカーと話し合いながら早急に新しい暖房機を学校に入れる予定だ。 -
伊那市富県で山林火災
17日午後4時21分ごろ、伊那市富県貝沼の高烏谷(たかずや)山の山腹2個所で煙が上がっていると住民から119番通報があった。伊那消防署は同地籍の林道沿いと尾根が燃えているのを確認し、18日午前8時10分までにすべてを消火。計約1700平方メートルを焼いた。いずれも現場近くに人家はなく、けが人はいない。伊那署などが出火原因を捜査中。 伊那消防署の調べだと、林道沿いの出火はプラスチック廃材や落ち葉など25平方メートルを焼き、17日午後5時51分に消し止めたが、尾根の消火活動は夜間となるため一時中断。翌朝、県防災ヘリコプターも出動、活動を再開した。松林の落ち葉など1650平方メートルを焼いた。