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春富ふくじゅ園でボヤ
10日午前10時52分ごろ、伊那市西春近表木の市デイサービスセンター「春富ふくじゅ園」から出火し、1階天上裏の断熱材など表面積約70平方メートルを焼いた。職員らが消火器を用いて消火活動にあたり、同11時10分に鎮火した。
現場は当時、施設の増築工事のため工事関係者が作業中だった。伊那消防署によると、出火原因は「ガスの溶断機の火花が燃え移った」可能性が高いという。
出火時にいた利用者37人や職員らにけがなどはなかったが、施設は午後の営業を控え、家族に連絡が取れた人については自宅へ帰した。 -
塩尻市奈良井川河川敷男女焼死事件 保険金訴訟
塩尻市の奈良井川河川敷で02年10月12日、燃えた車から男女2人の遺体が見つかった事件で、無くなった会社員酒井宏樹さん=当時(24)の両親(伊那市在住)が生命保険会社に、保険金など約3600万円の支払いを求めた訴訟の第2回口頭弁論が8日、地裁飯田支部であった。
宏樹さんは02年1月1日付で、母親・倫子さんを受取人として保険を契約。保険会社は警察の無理心中の可能性が高いとの判断に、契約後1年以内に自殺した場合は支払わない竏窒ニし、遺族は息子が他殺されたことを立証するため、民事訴訟を起こした。
この日は倫子さんに対し、原告、被告側双方の代理人が尋問。原告代理人の長谷川洋二弁護士は、事件の数日前に宏樹さんが▽時計を修理に出している▽事件後に友人と会う約束を携帯のメールで交わしている竏窒ネどの事実を確認し、他殺を主張した。
保険会社側は、宏樹さんの借金や、死亡した女性との間にトラブルがあったか、などについて質問した。
倫子さんは司法解剖の結果について「自殺するなら肺中が煙でいっぱいになるはず。タバコ一腹分だけ(の煙の検出)なら(息子が)虫の息だった証拠」とし、焼死自殺を否定。「保険金請求が認められれば他殺と分かる。(県警)にもう一度、再捜査を伝える気持ちがある」とした。
10月24日午後4時からある第3回口頭弁論の後、結審の予定。判決は本年中に出る見込みになっている。 -
駒ケ岳で転んでけが
3日午前7時40分ごろ、中央アルプスの千畳敷八丁坂登山道を下っていた大阪市北区の男性(64)がオットセイ岩付近でつまづいて転倒し、頭を打つなどのけがをした。仲間が携帯電話で消防に通報し、男性は防災ヘリコプターで駒ケ根市内の病院に搬送された。命に別状はない模様。
駒ケ根署によると、男性は11人パーティで2日に入山して1泊。3日朝、乗越浄土から八丁坂登山道を下山中だった。 -
車線をはみ出し交通事故
2日午前7時50分ごろ、箕輪町木下の県道・伊那箕輪線で、同町木下の建設作業員上條巧さん(35)運転の軽トラックが対向車線にはみ出し、走ってきた同町松島の無職小野順三さん(69)運転の軽トラックと正面衝突し、その反動で停止中のライトバンにぶつかる事故が発生。上條さんが左足を骨折、小野さん運転の車両に同乗の妻(66)が顔面挫傷のけがを負った。
この事故で現場は約1時間、全面通行止めとなった。
伊那署では事故の原因を捜査している。 -
少年3人が万引き
伊那署は2日午前、万引きの疑いで、伊那市と上伊那郡内に住む少年3人を逮捕した。
逮捕したのは同市の高校生(15)、アルバイト少年(16)、上伊那郡の高校生(16)の3人。共謀のうえ、8月1日午後5時10分ごろ、市内の大型スーパーで、発泡酒1パック(6本入り)のほか22点(時価合計5705円)を盗んだ疑い。
3人は犯行時に店の警備員に見つかり逃走したが、届け出を受けた伊那署員が市内で発見し、逮捕した。 -
駒ケ根市飯坂で火災竏衷Z宅全焼
1日午後2時30分ごろ、駒ケ根市飯坂の無職川上博文さん(69))方の住宅から出火。木造瓦ぶき一部2階建て住宅1棟(約146平方メートル)を全焼して同3時40分に鎮火した。けが人などはいなかった。
駒ケ根署は出火の原因を台所の火の不始末と見て調べを進めている。 -
ブラジル籍男 信号無視で逮捕
伊那署は28日午前3時31分、道路交通法違反の疑いで、住所不定のブラジル籍の無職、アンデルソン・ワーグナー・ニシムラ・ベナンシオ容疑者(24)を逮捕した。
調べによると、アンデルソン容疑者は同3時25分ごろ、伊那市荒井区の川北町信号機交差点で、原動機付き自転車を運転中、信号無視をした疑い。パトロール中の警察官が現行犯逮捕した。 -
駒ケ根市中沢で住宅火災
26日午後9時すぎ、駒ケ根市中沢下割の会社役員春日利子さん(44)方の物置から出火。木造瓦ぶき2階建て住宅(約200平方メートル)1棟を全焼して約1時間後に鎮火した。けが人はいなかった。
駒ケ根署が原因を調べている。 -
南アルプス・鋸岳で女性遭難
26日午前6時50分、南アルプス鋸岳の鹿ノ窓付近でけがをしていた、京都府京都市の病院職員女性(24)を県警ヘリコプターが収容した。女性は単独で登山中、25日午後5時ごろ、同所で滑落し、左足を捻挫するけがを負っていた。
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伊那市・川北町交差点の信号機止まる
25日午後、伊那市荒井区の国道361号線と県道伊那箕輪線が交わる、川北町交差点の信号機が停電のため一時停止した。運転手らが落ち着いて、左右を確認しながら通行したため、事故は起きなかった。
交差点に設置してあるすべての信号機が、午後3時20分ごろから停止。利用者からの通報で、伊那署員が現場に急行、約20分後に自然復旧した。
伊那署によると信号機の停電は、近くで電気工事などがある場合などに、一時的に起きることがあるという。この日は、電力配給元の中部電力からの、いつもの事前連絡もなく、信号機近くにある制御装置にも異常は確認されなかった。
中電伊那営業所では、周辺の住宅で停電もなく、電気工事もしていないとのこと。同署は「停電としか考えられないが、原因は不明」とし、捜査を進めている。
先日、阿南署管内でも同様の・ス異常・スが発生しているという。 -
少年2人が中学男子生徒を恐喝
伊那署は25日早朝、恐喝未遂の疑いで、伊那市内に住む未成年2人を逮捕した。容疑者は同市上牧の無職少年(17)と、土木作業員少年(15)。2人は市内の中学男子生徒(14)に因縁をつけ、現金5万円を要求した疑い。
調べによると、2人は共謀のうえ、24日午後6時30分ごろ、市内の団地で、男子生徒に因縁をつけ、持っていた学生カバンを取り上げるなどして「家まで金を取りに行って来い」「来るまでカバンを預かる」などと脅し、5万円余りを要求した。
自宅に現金を取りに戻った生徒の様子に気がついた家族が届け出をし、警官が付近にいた少年に任意同行を求めた結果、犯行が判明したため逮捕した。 -
国道152号線 崩落が車を直撃
18日午後8時10分、伊那市高遠町片倉の国道152号線で、土砂崩落が発生したとの通報が高遠総合支所にあった。この災害で通行中の軽自動車1台が土砂に押し流されたが、運転手の男性(28)=同市=にけがはなかった。
現場は杖突峠から同市へ2キロの地点。崩落は茅野市方面へ向かって左側の斜面で、長さ100メートル、幅20メートルが崩れ、道路幅員7メートルを埋めた。
国道は全面通行止めとなり、19日午後12時35分、交通規制を解除した。 -
北小河内中村地区で土石流災害
箕輪町北小河内中村地区で19日午前3時30分ころ、土石流が発生し、竹の腰グラウンドから中村の集落を通る町道を大木や土砂が号音を響かせて流れ落ち、土砂は県道伊那辰野線と東西線の交差点まで到達して町道をふさいだ。
18日午後11時35分ころ出水。19日未明に再び出水し、箕輪消防署員、町消防団員、町役場職員が出動。住民の安否確認をしていたところ、水が川のように流れ、続いて土砂が流れ出した。
消防団員2人が打撲程度のけが、78歳と44歳の住民が気分が悪くなり、4人とも病院に収容された。
町は発生と同時に、中村地区の住民に北小河内公民館または南箕輪公民館へ避難指示。地区内の女性は、「こんなの初めて。すごい音がして怖かった」と話し、家族と避難所に向かった。80世帯300人が避難。午前5時50分に全員の避難が完了した。
東西線交差点から集落入り口までの町道11号は、重機やチェーンソーで流木や土砂を片付けたが、住宅から公園までは手のつけようがない状態。被害状況はまとまっていない。 -
南箕輪村内の6地域が避難
南箕輪村は18日午後7時15分、災害警戒本部を設置し、19日朝までに4地域に避難指示、2地域に非難勧告を発令した。天竜川北殿水位観測所では19日午前6時、水位が8・10メートルに達したが、堤防決壊などの災害はなかった。
村は18日、災害警戒本部設置と同時に、北殿区と南殿区のJR線と天竜川の間の地域に避難準備勧告を発令。午後8時15分、避難勧告に切り替え、両地区の対象区民が避難を始めた。田畑、神子柴の下段地域は午後11時40分に避難勧告。11時50分に4地域に避難指示を出した。区民は各公民館に避難し、毛布にくるまって仮眠した。
19日午前6時40分、村は災害警戒本部を災害対策本部に切り替え、久保、塩ノ井のJR線と天竜川の間の地域に避難勧告した。
各避難所には毛布ほか米、キュウリ、パンなどを村が配布。日赤奉仕団が炊き出しでおにぎりを準備した。
19日午後3時、北殿・南殿・田畑・神子柴の避難支持を避難勧告に切り替え、久保、塩ノ井の避難勧告は解除した。3時現在の避難者は174世帯440人。村内では、神子柴下段地域の企業3社で浸水の被害があった。 -
大雨、各地で深刻な被害
15日から降り続いた記録的な大雨は19日、上伊那各地で土砂災害や床上・床下浸水をもたらした。避難勧告や避難指示が相次ぎ、多くの住民が眠れない一夜を過ごした。
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田畑の冠水や町道の通行止め
飯島町の梅雨前線豪雨の被害状況は、天竜川の増水による田畑の冠水や町道の通行止め、住民の自主避難などがあった。
被害状況は、住居関係は床下浸水1棟。通行止めは芝原垣外線(田切南割地区)、中川連絡線(本郷第3耕地)のほか、飯島飯田線の日影坂で倒木、日曽利地区では土砂崩れもあった。
天竜川の増水による田畑の冠水は飯沼橋南2ヘクタールのほか、板島地区でも冠水した。
自主避難は飯島鳥居原地区、本郷地区で4世帯14人が鳥居原集会所などに避難した。
学校関係では飯島中学校が休校、飯島小学校と七久保小学校が午後休校にした。 -
水田の冠水が41ヘクタール余
梅雨前線豪雨による中川村の被害状況は、天竜川の増水による水田の冠水が41ヘクタール余に及び、3集落で住民が避難するなど甚大な被害をもたらした。
被害状況は床下浸水6戸。天竜川増水による水田の冠水は4カ所で合わせて41ヘクタール余(小和田22・4ヘクタール、渡場15・03ヘクタール、飯沼2・55ヘクタール、南田島1・05ヘクタール)。
村道関係では路肩崩落、土砂崩れが5カ所、農林業関係では畦畔崩落2カ所、農業施設3カ所、山林の崩落3カ所あり、林道にも路肩崩落などの被害があった。
このほかの下水道施設や揚水施設も冠水した。また、中川橋は橋脚危険のため通行止め、天竜橋も道路閉鎖により通行止めになっている。
避難は自主、勧告を含め26世帯52人(桑原8世帯17人、渡場12世帯21人、小和田6世帯14人)で、各集落の集会所や社会体育館に避難した。 -
軽トラ荷台から転落
15日午後5時35分ごろ、飯島町七久保の県道交差点で、近くの農業紫芝俊胤さん(76)が運転する軽トラックの荷台に乗っていた七久保の自営業藤木道長さん(68)が道路に転落した。藤木さんは駒ケ根市内の病院に収容されたが右の鎖骨を折るなどの重傷。紫芝さんにけがはなかった。
紫芝さんは七久保駅方面から県道の七久保駅入口交差点を右折しようとしたところ、荷台に乗っていた藤木さんが転落した。駒ケ根署が原因を調べている。 -
伊那市内のパチンコ店で財布盗む
伊那署は12日午後3時05分、窃盗の疑いで、南箕輪村久保の衣料品店店員清水浩平容疑者(41)を逮捕した。
調べによると清水容疑者は本年2月26日午前11時45分ごろ、伊那市のパチンコ店内で、他の客が落とした現金6万円入りの財布1個を盗んだ疑い。 -
バイクの女性ブロック塀に衝突して重傷
11日午前8時20分ごろ、伊那市西町の県道南箕輪沢渡線で、同市西春近の無職河野かず子さん(72)が運転する原動付自転車がブロック塀などに衝突。この事故で河野さんは、肋骨を折る重傷を負った。
伊那市駅方面から宮田村方面へ進行中、右カーブを曲がろうとしたところ、道路左側のブロック塀と立木にぶつかり転倒したもの。伊那署は原因を捜査している。 -
女児が大型貨物車と衝突して重傷
11日午後3時10分ごろ、南箕輪村南殿の国道153号で、伊那市手良野口の会社員竹内勲さん(60)運転の大型貨物車と、同村の会社員坂井俊彦さんの長女・歩佳ちゃん(6)=小学1年=が衝突。歩佳ちゃんが頭蓋骨を折る重傷を負った。
伊那署の調べでは、伊那市方面から箕輪町方面へ進行中の竹内さん運転の車と、同市方面に向かって左側の歩道から道路に出た歩佳ちゃんが衝突した。 -
伊那市高遠町・長藤で住宅火災
8日午後0時11分、伊那市高遠町長藤の農家、大川覚司さん(66)宅方から出火。木造平屋建て母屋約140平方メートルを全焼し、同1時10分に鎮火した。出火当時、家人ら3人が居たが、けがはなかった。
伊那署は火災の原因を調査しているが、放火の疑いは少ないと見ている。 -
不法残留で逮捕の中国人を再逮捕 偽造旅券など使用
伊那署は6月9日、不法残留で逮捕した中国籍の男2人を4日、偽造有印公文書行使などの疑いで、再逮捕した。陳建春(チェン・ジェンチュン)らによる身分証明書等偽造事件を捜査中の警視庁、県警察の合同捜査本部は、2人が使用した旅券などは陳容疑者らが偽造したものとみて捜査している。
再逮捕したのは箕輪町の派遣社員、リュウ・イエンシン容疑者(24)=偽造有印公文書行使、偽造有印私文書行使罪=と伊那市美篶の派遣社員、フー・チョアトン容疑者(29)=偽造有印私文書行使罪=の2人。
リュウ容疑者は本年5月1日ごろ、市内の人材派遣会社の採用面接の際、不法滞在者であることを隠し、他人名義に偽造された外国人登録証明書と旅券を呈示。フー容疑者は本年1月29日ごろ、前者と同様、偽造された旅券を呈示した疑い。 -
南ア登山中の男性死亡
2日午前8時23分ごろ、伊那市長谷の南アルプス小仙丈ケ岳(2855メートル)付近の登山道で、南箕輪村の無職男性(67)が登山中、意識不明で倒れた。地区遭難対策協会隊員や警察官、同行登山者によって収容したが死亡が確認された。
この日男性は、長衛祭記念登山に参加し、仙丈ケ岳を目指していた。 -
不法滞在で中国人16人摘発
27日、駒ケ根署、飯田署、県警本部警備部第一課と東京入国管理局は合同で駒ケ根市内と飯田市内の5カ所を一斉に捜索し、不法滞在の疑いで中国人の男女16人を摘発した(駒ケ根署3人、飯田署13人)。
調べによると摘発されたのはいずれも中国人で19歳から50歳の男11人、女5人。不法滞在期間は7日縲・年11カ月。市民からの通報を受けて摘発を行った。 -
小学生犬にかまれ軽傷
27日午前8時すぎ、駒ケ根市の赤穂南小学校近くで登校中の女子児童(7歳)が路上にいた犬の頭をなでようとしたところ、左の手首からひじにかけて2カ所をかまれた。児童は全治1週間から10日のけがを負った。犬は芝犬のような薄茶色の中型犬で青い首輪をつけていたという。駒ケ根市は市民に注意を呼び掛けるとともに、犬と飼い主を探している。
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井戸水汚濁訴訟の和解金支払い
東京高裁が控訴を棄却城南物産(本社・南箕輪村神子柴、埋橋常人社長)及び埋橋常人氏と南箕輪村の井戸水汚濁の損害賠償請求訴訟和解金支払いの問題で、東京高等裁判所は26日、城南物産と埋橋氏の控訴を棄却した。
村は05年8月、和解金450万円のうち村税滞納分を差し押さえて残金を支払った。これを不服とする埋橋氏側に対し、村は異議を申し立て、今年1月、長野地方裁判所伊那支部で勝訴。埋橋氏は「差し押えは許されない。相殺禁止規定に反する」と東京高裁に控訴した。
棄却の判決に埋橋氏は「上告するか戸惑っている。代理人、知人の意見を重んじ今後の対応を決めたい」としている。唐木一直村長は、「高裁が地裁伊那支部同様、村の主張を全面的に認めてくれたもので高く評価している。高裁の判決を尊重し、この争いが決着することを希望している」とした。 -
不法残留の疑いでフィリピン人逮捕
伊那署は22日午後10時23分、不法残留の疑いで、伊那市西箕輪のフィリピン国籍の土木作業員、ロベルト・マエストロカンポ容疑者(58)を現行犯逮捕した。調べによると同容疑者は12年2カ月の不法滞在だった。
自宅で女性の友人と口論になっていたのを、地域住民が通報。現場へ向かった署員が所要の捜査をした結果、不法滞在者であることが判明し、逮捕した。 -
駒ケ根高原で3人変死
22日午前、駒ケ根市赤穂の駒ケ根高原別荘地内の道路上に止まっていたワンボックスカーの車内で身元不明の男性2人と女児1人が死んでいるのを、通行人の通報を受けて駆けつけた駒ケ根署員が発見した。男性は一人が40縲・0歳代、もう一人は50縲・0歳代で、女児は7縲・0歳代に見えるという。車のドアはロックされ、助手席には豆炭の入った七輪が置かれていた。
同署は3人の死因と身元を調べている。 -
交通死亡事故現地診断
箕輪町八乙女の町道1号線(広域農道)で13日に発生した交通死亡事故の現地診断が22日、現地であった。対策を検討し、箕輪町内でわずか半月の間に2件の交通死亡事故が発生していることから、住民への交通ルール、マナー遵守の啓発活動の重要性を確認した。
事故は、伊那市方面から辰野町方面に進行中の普通乗用車が道路右側のコンクリート壁に衝突し、運転していた町内の男性(49歳)が死亡した単独事故。現場の交通規制は時速50キロ、はみ出し禁止。事故原因は調査中。
現地診断には伊那警察署、町警部交番、町交通安全協会、安全運転管理者上伊那支部箕輪部会、地元住民、町が参加。現地を見たあと、北西部多目的センターで検討会をした。
伊那署は7月、新たに規制表示を道路の両側に設置することを報告。事故後、現場近くでのスピード違反取締りで町民の違反者が多かったことも話した。
参加者は、減速マークやドットなどの路面表示、スピード抑制の看板設置、道路にはみ出した木のせん定、住民の交通安全意識の高揚など対策法を挙げ、スピード違反取り締まり強化を警察に要望。地元区は、スピード抑制看板の設置、凍結防止対策、歩道設置、騒音・振動の測定、信号機設置を要望した。
永岡助役は、「なんとしても死亡事故をなくさなければいけない。皆で協力して取り組みたい」とあいさつ。町は路面表示など「早急に設置する方向で検討したい」とした。