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コンバインの下敷きで死亡
17日午後4時50分ごろ、飯島町日曽利の水田で乗用コンバインを運転していた同町鳥居原の農業小笠原房雄さん(72)が誤ってコンバインの下敷きになり、駒ケ根市内の病院に運ばれたが8時46分、急性心不全で死亡した。
駒ケ根署の調べによると、小笠原さんは乗用コンバインを運転してあぜ道から水田に入ろうとしたところ、運転を誤って約1・5メートル下の水田にコンバインもろとも転落して下敷きになった。 -
賃金払わず書類送検
伊那労働基準監督署は14日、労働基準法違反の疑いで、伊那市西箕輪の道路貨物運送業「アート」社長(52)と、駒ヶ根市上穂栄町のパン製造業「カミセイ」社長(62)を県地方検察庁伊那支部に書類送致した。
調べによると、アート社長は、労働者11人に対し、04年8月1日から05年2月28日までの賃金合計387万400円を、それぞれの所定の支払期間である毎月末日(一部の労働者については毎月10日)に支払わなかった疑い。
カミセイ社長は労働者10人に対し、04年11月26日から05年1月25日までの賃金合計224万3718円を、それぞれの所定の支払期間である毎月末日に支払わなかった疑い。 -
小1女児重傷
7日午前7時40分ごろ、駒ケ根市飯坂の市道を横断していた同市下平、自営業池上攻さん(37)の長女で赤穂東小学校1年の有咲ちゃん(7つ)が、同市上穂北、派遣社員平沢葉月さん(23)が運転する乗用車にはねられた。有咲ちゃんは市内の病院に運ばれたが、あごと左足の骨を折る重傷。
現場は直線の道路で、有咲ちゃんは4年生の兄と一緒に徒歩で登校中、渋滞で停車していた自動車の列の間から道路に出たところを、反対車線を時速約30窶・0キロで走ってきた平沢さんの車にはねられた。駒ケ根署は双方の安全確認が不十分だったとみて原因を調べている。
市内では小・中学生が重傷を負う交通事故が8月だけでも3件起きていることから、同署は文書を配布して学校などに注意を呼び掛けていた。 -
伊那署が振り込め詐欺の被害防止の注意呼びかける
伊那署は、管内で警察本部職員をかたる振り込め詐欺の未遂事件が発生したことを受け、被害の拡大防止のための注意を呼びかけている。
調べによると、8月29日昼ころ、伊那市内に住む女性あてに警察本部交通課の者と名乗る男から、「息子さんが、今年の6月に飯田市内で他人の車を飲酒運転して事故を起こしたのを知っていますか。その件で警察から再三呼び出しをしたが出頭しないので、今日息子さんを県警本部へ連れてきた。この交通事故の弁護士費用として、お宅と車所有者とで50万円ずつ払ってもらうことになります」との電話があった。
女性は、6月に息子が県外へ出張中であったことを知っていたため、被害には逢わなかった。
伊那署では、「警察が交通事故の示談金や弁護士費用などの支払いにかかわることは絶対にない。心当たりのない振り込み要求は詐欺と疑う。振り込む前に、必ず家族などに相談する。相談相手がない場合は、警察や銀行に相談する」と呼びかけている。 -
酒に酔い暴行 17歳少年逮捕
伊那署は30日午前4時24分ころ、南箕輪村内のコンビニエンスストアでアルバイト店員に対し暴行を働いた疑いで、上伊那郡内の17歳少年を現行犯逮捕した。
調べによると、同少年は酒に酔い、店内で客に絡んでいたところ、店員に注意されたことに腹を立て、近くにあったごみ箱を投げつけ、けがを負わせた疑い。
また、店員からの通報で駆け付けた警官に対しても、持っていた警棒で立ち向かってきたという。 -
駒ヶ根の大型トレーラ事故
国交省が事故原因調査へ国土交通省北陸信越運輸局長野運輸支局は25日、22日駒ヶ根市赤穂の駒ヶ根駒ケ岳公園線・北原交差点吹付近で発生した大型トレーラ車の事故について、事故原因の調査をするよう製造メーカーに指示した。
事故は、県内の貨物運輸業者の大型トレーラ(車名・東急)が発進する際に、牽引するトラクタ(車名・三菱)から離脱した。連結するターンテーブルは横浜車両製。けが人等はなかったが、特異な事例で、他の交通に対して危害を及ぼす事故であったことから、製造メーカーによる事故原因の調査となった。
長野運輸支局は、調査結果を受けてから当該運輸事業者の保守管理上の問題を確認するとしている。 -
飯島で交通事故
13日午後6時55分ごろ、飯島町飯島石曽根の無職市村寿子さん(88)が自宅敷地内で盆の迎え火をたいていたところ、同人宅を訪れた同町七久保のアルバイト漆沢貴美江さん(38)運転の軽自動車にはねられた。市村さんは駒ケ根市内の病院に収容されたが、右足首を骨折するなどの重傷。漆沢さんにけがはなかった。
駒ケ根署は原因について、市村さんが道路に背を向けてしゃがんでいたたため、漆沢さんが気がつかずに敷地内に進入したものとみて調べている。 -
火災の消火と人命救助で消防署長が感謝状
宮田村町3区で発生した火災で、人命救助と初期消火にあたった同村大原区の井上武弘さん(59)雄史さん(28)親子と、友人の太田聖治さん(27)=伊那市西春近出身=の3人に12日、伊南行政組合消防本部北消防署長から感謝状が手渡された。「当たり前のことをしただけ」と話したが、同署は「的確な行動で消防の模範」とたたえた。
3人は先月16日夜、村内で行われた祇園祭を一緒に見物して帰宅途中に火災を発見。携帯電話ですぐに消防へ通報した。
さらに家の中にいた老人を屋外へ救出。風呂場の水を使って消火に務めた。
天ぷら鍋のかけ忘れが出火原因だったが、消防到着時には既に鎮火。的確な判断により延焼はなく、老人も無事だった。
この日は村役場で感謝状の贈呈式があり、井上武弘さんが出席。古澤正則北消防署長は「皆さんの活躍で被害は最小限に食い止められた」と感謝した。
「とにかく火を消すことしか頭になかった」と井上さん。当たり前のことをしただけと繰り返したが、3人の勇敢で迅速な行動が地域を守った。 -
伊那市の小黒川付近でクマに襲われけが
11日午前9時30分ころ、伊那市西町区大坊の小黒川付近で、河川管理のため一人で巡視中だった駒ヶ根市東伊那の県嘱託職員・新井佑幸さん(63)がクマに襲われ、顔面や額、左ふとももなどを負傷した。市は防災無線や有線放送などを通じて注意を呼びかけている。
新井さんは、自力で近くの民家まで助けを求め、救急車で市内の病院に運ばれた。命に別状はないという。
助けを求められた女性(62)によると、「額は右側が10センチ、左側が20センチくらいの長さで裂け、顔やシャツは血だらけ。急ぎ、氷で冷やした。お尻も左側のズボンが破れていた。自分で車を運転し、救助を求めてきた。気丈でしっかりしていた」。
現場は、幅1・5メートルくらいの作業道。草の上には点々と血が残されているなど、被害の大きさが分かる。
地域住民の多くは、作物の被害や足跡などからクマが近くに生息していることは分かっていたが、人を襲ったのは初めて窶狽ニ驚いていた。
市は、午前11時に防災無線で周知し、近くのキャンプ場、学校にも注意を呼びかけた。また、午後は、伊那市猟友会の協力で、現場付近の小黒川両岸に、1基ずつドラム缶の捕獲檻(おり)を設置した。
上伊那では昨年8月16日、宮田村でジョギング中の男性が子連れのクマに襲われている。 -
小学生重傷
10日午前9時5分ごろ、同市下平の会社員木下弘一さん(43)の長男で小学2年生の翼君(7歳)が自宅前の市道上に停車中の普通乗用車を降り、自宅に戻ろうと道路を横断しようとしたところ、対向車線を時速約40キロのスピードで走ってきた同市下平の公務員近藤利三さん(33)運転の普通乗用車にはねられた。翼君は頭を強く打つなどの重傷だが命に別状はないもよう。駒ケ根署は双方の不注意とみてさらに原因を詳しく調べている。
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用水路で発見バイクの92歳死亡
8日午後7時16分ころ、高遠町長藤弥勒の諏訪神社前の用水路で、近くに住む無職の北原武雄さん(92)が原付バイクと一緒に転落しているのを、北原さんの帰宅が遅いことを心配した家族が発見。救急車で伊那市内の病院に収容したが午後8時44分、死亡が確認された。
用水路の横には幅2・5メートルほどの町道があり、辺りに街灯はない。道路と水路との最大落差は約2メートルほどで、水深は約20窶・0センチ。
伊那署管内の交通死亡事故は今年で2件目。高遠町では1425日ぶりとなった。
8月8日現在の交通事故373件(前年同期日7件減)のうち、高齢者が関わる交通事故は100件(同14件増)と全体から見ても多く、バイク事故も多発している。 -
遭難女性を救出
南アルプス北部遭対協と伊那署は、左足骨折の重傷を負って遭難した、東京都町田市鶴川の無職の女性(68)を6日午後10時過ぎころ、救出し、伊那市内の病院に収容した。
調べによると、遭難した女性は、4人パーティーで5日、長谷村から入山し、甲斐駒ケ岳へ登頂した。下山途中の6日午後3時ころ、双児山付近で滑走し、左足を負傷。同日午後4時20分ころ、山小屋を通じて南アルプス北部遭対協などに救助要請をした。 -
自動車と衝突しバイク男性重傷
7日午後4時20分ころ、伊那市山寺区前橋町の県道・南箕輪沢渡線の交差点で、高遠町山室の会社員・橋爪浩二さん(42)が運転する自動二輪車(250cc)と、伊那市山寺区上村の無職・高澤忠雄さん(71)が運転する普通乗用自動車が衝突した。この事故で、橋爪さんは骨盤骨折などの重傷を負った。
調べによると、橋爪さんが伊那北駅方面から南箕輪方面にバイクで進行中、交差点を左側から進行して停止した高澤さんの自動車と衝突したもの。 -
自転車の中学生が重傷
3日午前8時20分ごろ、駒ケ根市東伊那の市道交差点で、伊那市伊那部下新田の無職久保村千代里さん(60)運転の普通乗用車と駒ケ根市東伊那の中学生片桐僚佑さん(14)の自転車が出会い頭に衝突した。片桐さんは駒ケ根市内の病院に運ばれたが右下腿部骨折の重傷。久保村さんにけがはなかった。駒ケ根署で事故の原因を調べている。
現場は見通しの悪い丁字路で、信号機や一時停止の標識などはない。
この事故で今年同署管内の交通事故件数は140件、負傷者数は203人となった。 -
みはらしラベンダー盗難
業務用や鑑賞用として農業公園みはらしファームが園内で育てているラベンダーの一部が、切り取られていることがこのほど発見され、花を育ててきた公園職員らが心を痛めている。
花が盗まれたことに気づいたのは7月中旬で、見まわり中の職員がふれあい広場横の花壇で発見した。被害は約50本。目立たないよう何カ所かに分けて、はさみなどできれいに切り取られており、人目がない夜の間に、摘まれたものと考えられる。
この季節、園内のラベンダーは、一般客の目を楽しませているものの、あくまで鑑賞用。
みはらしファームは現在、摘み取られた場所に「ここのラベンダーは心ない人に取られてしまいました。とても残念です」との立て札を立て、再発防止に努めている。 -
西天に枝の不法投棄
南箕輪村神子柴の西天竜幹線水路31分水の取水口に18日、高木の枝が不法投棄されているのを水利組合員が発見し、西天竜土地改良区に連絡があった。
不法投棄された枝は長さ約1・5メートルあり、組合員が約3時間かけて撤去し取水口を確保した。撤去した一部だけでも枝は7、8本もある。組合員によると「今回は量があまりにも多く、大きな枝が分水の中間に留まった。昨年も同時期に取水口に絡まることが何回かあった」という。
西天幹線水路は岡谷市川岸地区から伊那市まで延長26キロ、高さ1・5メートルの防護柵がある。西天竜土地改良区によると、不法投棄は日常茶飯事で、ペットボトルや空き缶などは毎日のようにある。犬、猫、布団などのほか生活雑排水をビニール袋に入れて捨てるケースもあり、近ごろは紙おむつが頻繁に投げ入れられているという。
西天は農業用水で、分水に不法投棄されたごみが絡むと水が流れないという。
西天竜土地改良区の有賀正理事長は、「不法投棄は本当に悲しいこと。常識をもってやめてほしい」と話している。 -
箕輪町でクマ目撃
箕輪町の天竜川周辺などで19日、クマが目撃された。午後1時50分、クリーンセンター八乙女の西側での目撃情報が最後で、町役場では「西山に帰ったのでは」とみているが、住民に警戒を呼び掛けている。
最初の目撃情報は午前7時50分、長岡十沢住宅団地の下段。その後、沢川南、西友の北西、熊の坂東側下段、大出の大永寺南、クリーンセンター八乙女西側の計6カ所で目撃された。北小河内宮下ではトウモロコシが被害にあった。クマの頭数、体長などははっきりしていない。
役場職員20人のほか町猟友会の協力を得て警戒にあたり、町内全小学校は集団下校、箕輪中学校は完全下校3時半で対応した。
町によると、西山で目撃する話はあるが、里に下りてきたのは珍しいという。「十分注意して」と住民に呼び掛けている。 -
陣馬形で男性死亡
17日午前8時すぎ、中川村の陣馬形キャンプ場で開かれていたコンサートイベント「ユニバーサルライツ」の会場で男性が倒れていると消防に通報があった。男性は救急車で駒ケ根市内の病院に搬送されたが同9時すぎに死亡が確認された。駒ケ根署によると死亡したのは群馬県の20代前半の男性。同署が死因などを調べているが、外傷はないという。<br> イベントは16日夕ー17日昼までの予定で同キャンプ場を借り切って徹夜で行われていた。
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判決・高齢者を相手に詐欺を働く
箕輪町内の高齢者女性から126万円を騙し取った罪に問われていた、住所不定の無職・松澤貫志被告(47)に対し、地裁伊那支部は14日、懲役2年8月、未決勾留日数中60日算入(求刑懲役3年)を言い渡した。<br> 起訴状によると、松澤被告は、昨年の12月21日ころから今年の1月13日までの間、前後3回にわたり、箕輪町内の女性(当時72歳及び73歳)方において、同人に対し、「おれに任せてくれれば会社に内緒で安く床下調湿剤を入れてやる」などと、工事をする意思・能力もないのに嘘をいって、現金合計126万円を騙し取った。<br> さらに、同被告は昨年の12月28日から今年の2月7日までの間、箕輪町、伊那市、辰野町の高齢者3人に対しても、家屋の消毒工事、耐震補強工事や、神棚購入代金として、現金合計102万5千円を騙し取った。<br> また、同被告は無免許で、3月7日午前9時07分ころ、県南安曇郡豊科町南穂高の中央自動車道長野線下り豊科インターチェンジ付近の道路で、普通乗用自動車を運転した。
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05年上半期の交通事故状況
伊那署はこのほど、管内で発生した今年上半期(1月-6月)の交通事故の状況をまとめた。人身交通事故は305件で前年同期比17件減(5・3パーセント減)、死者は1人で同比3人減(75・0%減)、けが人は385人で同比25人減(6・1パーセント減)となった。
市町村別の人身交通事故の発生状況は、伊那市が184件で同比7件減(3・7パーセント減)、高遠町が8件で同比3件増(60・0パーセント増)、箕輪町が60件で同比18件減(23・1パーセント減)、南箕輪村が52件で同比8件増(18・2パーセント増)、長谷村が1件で同比3件減(75・0%減)。箕輪町の事故件数については、バイパスでの事故が今年に入って減っている。
第一当事者が高齢者の事故、高齢者の関わりがある事故、歩行者の事故、飲酒がらみの事故が前年同期と比べ増加。事故原因の多くは、わきみ運転、左右の安全不確認、速度超過など、基本的な運転行為を怠っていた。
一方で、第一当事者が女性の事故、若年の事故、交差点内の事故が前年同期と比べ減少。交差点内での事故については、道路管理者と連携を取り、事故多発地点に安全対策を実施した効果が、減少につながったのでは-としている。
伊那署の下里幸巳交通課長は「今年の下半期からは特に、高齢者事故防止を重点にして、参加、体験、実践型の交通安全教育などを実施し、交通事故総量抑制を図るなかで交通死亡事故を防止していきたい」と話す。 -
無免許運転
伊那署は9日午後1時59分、無免許運転の疑いで、伊那市東春近中殿島の自営業・矢花顕二容疑者(56)を現行犯で逮捕した。<br> 調べによると、矢花容疑者は、免許が無いのに自宅から軽4乗用自動車を乗り出した疑い。<br>
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西春近表木の男性死体の身元が判明
4日、伊那市西春近表木の農道脇で近くの女性が発見した男性の死体について、伊那署は6日までの捜査で、市内の無職の男性(30)と判明した。
身元は、新聞記事を見た家族から「帰宅しない息子ではないか」と警察への連絡があり、身体の特徴などから断定した。
伊那署では、検死の結果などから、自殺とみて捜査を継続している。 -
伊那市中央区で重傷事故
2日午前2時20分ころ、伊那市中央区の市道で、市内美篶の会社役員・小松渡さん(32)が運転する普通乗用自動車が、市内山寺区の有賀唯之さん(34)と、市内境区の警察官・小林誠さん(29)に衝突。この事故で有賀さんは右足骨折の重傷、小林さんは左足負傷のけがを負った。
調べにによると、小林さんが、自転車に乗車していた有賀さんを職務質問している際、東方から運転してきた小松さんの車に衝突されたもの。