-
イワナやアマゴ「木の渓流魚展」
箕輪町松島の柴和彦さんによる「木の渓流魚展」が伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場にはイワナやアマゴなど木彫りの作品約200点が並んでいます。
作品はウロコやヒレの筋などが細かく彫られアクリル絵の具で色付けされています。
渓流釣りが趣味だという柴さんは釣った魚を木彫りで表現したいと独学で作品作りに取り組むようになり展示会は今回で10回の節目を迎えます。
作品作りを始めてからは魚の色あいや形をよく観察するようになったということです。
アマゴが飛び跳ねている様子を表したこの作品は目の透明感や
口の中の色にもこだわった作品だということです。
会場には木彫りの渓流魚のほかに流木や朽ち木で作った花台や花入れも展示されています。
木の渓流魚展は4月1日まで伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
-
伊那市振興公社が公共施設に花飾る
伊那市振興公社は、春の高校伊那駅伝で飾る予定だった花を、市内の公共施設に23日、配りました。
この日は、伊那市振興公社の職員が、伊那市防災コミュニティセンター向いのハウスから、公共施設に飾るパンジーとシバザクラが植えられたプランターを運んでいました。
花は、春の高校伊那駅伝で伊那市陸上競技場に飾る予定だったもので、プランターおよそ300個分が育てられました。
駅伝が中止となったことを受け、育てた花を高遠町文化体育館のほか、エレコムロジテックアリーナ伊那市民体育館など公共施設6か所に飾ることにしました。
高遠町文化体育館入り口には、パンジーとシバザクラのプランター8つが飾られました。
シバザクラは今週いっぱい、パンジーは5月下旬まで楽しめるということです。 -
だるま×サンスイコラボ お花見弁当
新型コロナウイルスの影響で地域経済が打撃を受ける中、知恵を出し合い頑張っている企業があります。
25日は、伊那市荒井の割烹だるまと、上新田のサンスイ生花店の取り組みを紹介します。
新型コロナウイルスの影響で花見や宴会が自粛ムードとなる中、割烹だるまとサンスイ生花店は、家庭で花見を楽しんでもらおうと、お花見弁当をつくりました。
この日は、本田敏和専務が、サンスイ生花店の小池忍社長を招き、出来上がったばかりの弁当を披露しました。
こちらがお花見弁当です。
ちらし寿司や、おつくり、焼き魚などが並んでいて、サンスイ生花店が無農薬で育てた食べられる花キンギョソウが添えられています。
また、このようにスイートピーとガーベラがついています。
お花見弁当は、伊那市内なら配達してくれて、配達料込みの税込み3,500円です。
27日から4月いっぱいまでの期間限定で、3日前までに電話予約が必要だということです。
割烹だるまの営業時間は午前10時から午後5時まで、毎週月曜日は定休日です。
この企画は、伊那商工会議所の協力でお伝えしました。 -
美篶小学童クラブで読み聞かせ
伊那市の伊那図書館は、新型コロナウイルスの影響で休校中の伊那市美篶の美篶小学校学童クラブに出向き、紙芝居の読み聞かせと本の貸し出しを25日、行いました。
この日は、伊那図書館の職員らが美篶小学校学童クラブを訪れ、児童50人ほどに紙芝居の読み聞かせをしました。
「たべられたやまんば」です。
やまんばに追いかけられた小僧が、和尚からもらったお札を使い逃げ切り、最後には和尚がやまんばを豆に化けさせて食べてしまう物語です。
新型コロナウイルスの影響で長期休みとなった児童たちに、本に親しんでもらう機会をつくろうと、伊那図書館が開いたもので、この日は40冊の本が届けられました。
伊那図書館では、新型コロナ感染拡大を防ぐため、現在事前の電話かインターネットで予約を受けた本のみ貸し出しを行っています。
美篶小の学童クラブから要望があり、伊那図書館の職員が絵本や、学習を深めるのに役立つ本を選んだということです。
この日は、読み聞かせのほか、パネルシアターゲームも行われました。
伊那図書館では、今後も要望があれば市内の学童クラブで読み聞かせをしていきたいとしています。
-
イベント中止情報
新型コロナウイルスの影響によるイベントの中止情報です。
伊那市内で予定されていた行政相談の一部が中止となりました。
中止となる行政相談は4月3日の高遠町総合福祉センターやますそと、9日の市役所です。
5月3日に伊那文化会館で予定されていた憲法記念日の集い・講演会は中止となりました。
-
最高気温5月中旬並み
26日の伊那地域の最高気温は、午後3時44分に5月中旬並みの21.7度まで上がり、今年1番の暖かさとなりました。
伊那市高遠町の高遠城址公園へ続く県道沢渡高遠線では、タカトオコヒガンザクラが数輪開花していました。
この日は晴れて暖かい1日となりましたが、長野地方気象台によりますと、27日から来週はじめ頃までは湿った空気や前線の影響で曇りや雨の日が続き、最高気温も26日より5度前後低くなるということです。
-
桜の開花予想 高遠城址は3月28日
民間気象情報会社のウェザーニューズは24日、第7回の桜の開花予想を発表しました。
高遠城址公園の桜は今週末の3月28日開花の予想です。
伊那市高遠町の高遠城址公園の園内の桜のつぼみは赤くなり始めています。
24日に発表された、ウェザーニューズの桜の開花予想によりますと、高遠城址公園の桜は、前回の発表より開花・満開とも3日早まり、3月28日開花、4月2日満開となっています。
去年の開花は4月6日、満開は4月15日で、いずれも1週間以上早まりそうです。
3月中に開花すれば記録が残る25年間で最も早い開花となります。 -
風景写真展~四季彩~
伊那市西春近の写真愛好家、赤羽信一さんの写真展、四季彩が
24日から伊那市西春近のかんてんぱぱホールで始まりました。
会場には赤羽さんが県内外で撮影した風景写真28点が展示されています。
会社勤めを定年退職後、趣味で写真を始め14年になります。
赤羽さんは自分で写真をパソコンに取り込み、展示用にプリントアウトする紙質にもこだわっています。
乗鞍高原で2011年4月に撮影した作品「春なのに」は木の枝に飛び散った滝の水しぶきが凍ったところを撮影したもので乗鞍の観光施設に展示されていたということです。
駒ケ根市で撮影した作品「晴れやかに」は広角レンズを使って撮影したもので桜とバックの中央アルプスの残雪を意識して撮影したということです。
赤羽信一さんの写真展、四季彩は30日まで伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
VC長野 台風19号義援金渡す・シーズン結果報告
南箕輪村を拠点に活動しているバレーボール男子Vリーグ1部のVC長野トライデンツのメンバーが、19日南箕輪村村民センターを訪れ、唐木一直村長にホームゲームで集まった台風19号災害義援金を手渡しました。
この日は、VC長野トライデンツの笹川星哉代表らが村民センターを訪れ、ホームゲームで集まった台風19号の義援金の目録を南箕輪村赤十字奉仕団分区長の唐木村長に手渡しました。
義援金額は65万5,713円で、VC長野が今シーズンのホームゲーム8試合で試合後にファンに呼びかけを行い、集めたものです。
また、この日は記者会見で今シーズンの結果を報告しました。
VC長野は今シーズン、2月16日のサントリーサンバーズ戦を最後に3勝24敗で10位の最下位となっています。
新型コロナウイルスの影響で14日から予定されていたVリーグ1部と2部の入れ替え戦が中止となったため、来シーズンもV1残留が決まっています。
VC長野は28日(土)に来シーズンの新体制を発表する予定です。
-
地域おこし協力隊山岸さんが体操動画の収録
新型コロナウイルスの影響で学校が休校となり、運動不足になりがちな子どもたちに向けて、自宅でできる体操を動画配信しようと、地域おこし協力隊の山岸和成さんが、14日、伊那市役所で収録を行いました。
この日は、地域おこし協力隊の山岸さんらが出演し、親子でできる体操の収録をしました。
体操は、手を繋いでジャンプをしたり、じゃんけんで勝った方が負けた人の周りを一周したりするもので、自宅でできる内容です。
新型コロナウイルスの影響で学校が休校となり、子どもたちが運動する機会が少なくなっていることから、親子でコミュニケーションをとりながら、運動してストレスを発散してもらおうと企画したということです。
この日収録された動画は、伊那市のホームページに掲載されることになっています。
山岸さんによると、今後は動画投稿サイトやSNSなどでの配信を検討しているということです。 -
AIとLINEで移住相談の対応を 実証実験始まる
伊那市は、移住推進の取り組みとして、国産のAI対話エンジンとLINEを活用した実証実験を始めます。
これにより、移住者からの問い合わせに対し、24時間対応が可能となります。
23日は、デモンストレーションが市役所で行われました。
実証実験は、国産のAI対話エンジンとLINEを活用した「AIチャットボット」と呼ばれるシステムを使って行われます。
AIチャットボットは、市が進める「地方創生アルカディア構想」の一環で、東京都に本社を置く沖電気工業株式会社が開発したものです。
市では、移住についての専門窓口を設けていますが、閉庁時の夜間や土日祝日に対応できないことが課題となっていました。
23日は他に、包括連携協定の締結式が行われました。
実証実験は、今年度から3年間行われます。
今年度分の事業費は、およそ2,500万円で、市の負担分は5%の125万円で残りは国の交付金で賄われます。
将来的には、AIが移住希望者の生活設計を提案できるまでにしたいということです -
伊那東小学校 コヒガンザクラ咲き始める
伊那市の伊那東小学校では、校庭脇にあるコヒガンザクラが咲き始めています。
長野地方気象台によりますと、向う1週間は期間のはじめは高気圧におおわれて概ね晴れるということですが、金曜日以降は低気圧や湿った空気の影響で雲が広がり、雨が降りやすくなっているということです。 -
高遠の桜 オリジナル切手販売
伊那市高遠町の高遠城址公園の桜の写真を使ったオリジナルフレーム切手の販売が、25日から始まります。
フレーム切手は10枚組セットで、63円と84円切手の2種類です。
勝間のシダレザクラをメインにした63円切手は1セット1,220円、高遠閣周辺を上空から撮影した写真がメインの84円切手は、1セット1,330円となっています。
23日は、販売開始を前に高遠郵便局の髙橋晴彦局長と長藤郵便局の奥田光一局長が市役所を訪れ、白鳥孝市長に切手セットを贈呈しました。
髙橋局長は、「祭りは中止となってしまったが、郵便物にこの切手を貼ってもらい、県内外の多くの人に高遠の桜をPRしてもらいたい」と話していました。
オリジナルフレーム切手は全部で1,600セット用意され、市内16の郵便局と宮田村の郵便局で販売される他、日本郵便のウェブサイトからも購入することができます。 -
伊那谷の食材で朝ごはん
伊那商工会議所の創業スクールを修了した女性が伊那谷の食材を使った和食・洋食の朝ごはんを伊那市高遠町の旧中村家「環屋」で来月から提供します。
和・洋選ぶことができ値段は税別1480円です。
提供するのは、伊那商工会議所の創業スクールを修了した女性8人でつくるLa Vie Inadaniです。
それぞれ8人の得意分野を活かして何かできないかと考え、環屋を活用して朝ごはんを提供することになりました。
今年に入ってから伊那市西町の創作料理店KURABEの渡邉竜朗さん監修のもと、食材の味を最大限に引き出せるよう生産者に話を聞くなどしてメニューの開発をしてきたということです。
和食は、宮田村のいぶき養鱒場のサーモンの塩焼きなど7品、洋食は、長谷のざんざ亭の鹿肉ソーセージなど7品ですべて伊那谷産です。
21日は、関係者が試食をしました。
営業時間は毎週土曜日の午前8時からを予定しています。
本格的な営業は4月11日からでランチも始める計画です。
La Vie Inadaniでは、「ゆっくりとした空間のなかで朝ごはんを楽しんで欲しい」と話していました。
-
大泉の麦畑で住民が肥料を散布
南箕輪村大泉でまんど振りの継承などを目的に地域住民やPTAが一緒に栽培している麦畑で21日、肥料の散布が行われました。
この日は、地元の小学生とその保護者、大泉まんどの会のメンバー30人が参加しました。
この日は、有機肥料の鶏糞を7アールの畑に蒔きました。
地区の伝統行事、まんど振りの継承などを目的に、大泉まんどの会が6年前から地域の小学生らと一緒に栽培しています。
去年10月に種蒔き、今年2月には霜柱で苗が浮くのを防ぐための麦踏み作業を小学生と一緒に行ってきました。
麦は焼酎や麦茶にしたあと、ワラをまんど振りに使う予定です。
まんどの会によると、今年は暖冬の影響で麦の生育が例年に比べ2週間ほど早いということです。
参加したある小学生は「久しぶりに外に出て動けて楽しかった」と話していました。
麦の刈り取りは6月に行われる予定です。 -
イベント中止情報
新型コロナウイルスの影響によるイベントの中止情報です。
伊那市の伊那公園と春日公園で4月に予定されていた桜まつりの全てのイベントが中止となりました。
ライトアップ、ぼんぼりの点灯、屋台の出店もありません -
こんにちは伊那まち今シーズン営業開始
食料品や生活雑貨など、様々な商品を車に乗せ、伊那市内各地の公民館などに出張して商品を販売する「こんにちは伊那まち」の今シーズンの営業が18日、始まりました。
午前9時20分。伊那市富県の貝沼公民館では、販売と同時に地元住民が訪れ、食料品などを買い求めていました。
「こんにちは伊那まち」は、中心市街地の11店舗が集まり、公民館などに出張し商品を販売するものです。
商店主らでつくる伊那まちの再生やるじゃん会が、高齢者の買い物支援サービス事業として始めたもので、今年で8年目となります。
12月から2月までの冬季期間は休みとしていて、この日から活動を再開しました。
毎月1回、第3水曜日に出張販売を行います。
この日は、富県地区や、西町地区あわせて4か所を周ったということです。 -
イベント中止情報
伊那公園で4月1日から予定されていたぼんぼりの点灯は行わないことが決まりました。
また、4月12日に伊那公園で予定されていた桜まつりイベントは中止が決まっています。
28日に箕輪町文化センターで予定していた箕輪町地域おこし協力隊の活動報告会は中止となりました。 -
新宿区の小中学校へアルストロメリア贈る
卒業式のシーズンに合わせ、伊那市は友好都市の東京都新宿区の小中学校の卒業生に、上伊那の特産品の花「アルストロメリア」を贈ります。
16日は、伊那市の防災コミュニティセンターでアルストロメリアのラッピング作業が行われました。
市や、JA上伊那の職員のほか、今年は公益社団法人伊那広域シルバー人材センターの会員も加わり、合わせて15人が作業にあたりました。
今回贈るのは、新宿区の中学校10校の卒業生、およそ1,000人分のアルストロメリアです。
花の贈呈は、新宿区との友好をより深め、アルストロメリアを知ってもらおうと、市が2年前から行っているものです。
アルストロメリアは、新宿区の中学校の他、小学校や養護学校にも贈られます。
-
やまびこテラスきょう開店
箕輪町大出の農産物直売所にこりこのレストラン、「やまびこテラス」が16日オープンしました。
この日は、午前11時の開店直後から早速客が訪れ、料理を味わっていました。
レストランの場所は、にこりこ隣、以前のたべりこがあった場所です。
店内は、木材を使った装飾が特徴で、カウンター席と座敷席あわせて63席あります。
メニューには、箕輪町産の牛肉を使った定食が並んでいます。
こちらは、ハンバーグ定食です。
肉は150グラム、200グラム、250グラムから選ぶことができます。
また、指定管理者となっている山彦化成工業の山田一彦社長が社員にふるまっていたという「社長のローメン」も看板メニューだということです。
やまびこテラスの営業時間は、午前11時から午後8時までで、不定休です。
新型コロナウイルスの影響もあり、当面電話予約が必要だということです。
住所:箕輪町大出3730-156
電話:0265-96-0129
定休日:不定休
要予約 -
明日卒業式 本番前に最後の練習
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため休校となっている放送エリア内の17日に卒業式を予定している伊那市と南箕輪村の小中学校で、最後の練習が16日に行われました。
このうち伊那北小学校では、6年生が体育館に集まり式の流れを確認しました。
今年度卒業するのは、6年生54人です。
市内の小学校は3日から休校となっていて、16日は2週間ぶりの登校です。
伊那北小では、例年卒業式は1時間半ほどだということですが、今年度は来賓と在校生は参加せず30分ほどに短縮して行います。
証書授与では、立ち位置やお辞儀のタイミングなどを確認していました。
またこの日は、休校の為発表の機会を失った呼びかけや歌のDVD収録も行われました。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、17日が卒業式のピークで、小学校11校と中学校4校で行われます。 -
村消防団に多目的消防車両導入
南箕輪村消防団第4分団第2部に、新たに多目的消防車両が導入されました。
こちらが15日にお披露目された多目的消防車両です。
南原区の第4分団第2部に導入されました。
定員は6人で、車両の後方には、重い荷物や車いすの人を乗せたまま乗り降りができるステップがついています。
また、これまでの車両に比べて車内にスペースができたため、救助した人や土のうを積むことができます。
15日は、南原公民館で新しい車両の入魂式が行われました。
唐木一直村長は「早く操作に慣れてもらい、これからも村民の生命・財産をしっかりと守ってもらいたい」と話しました。
新しい車両は今後、火事や救助など全ての出動要請の場面で使われるということです。
なお、同様の車両は村内では去年中込に導入されています。 -
二七の会 ネット張り作業
伊那市御園の住民有志でつくる二七の会のメンバーは15日、フナを育てるための休耕田にネットを張りました。
この日は、広さおよそ40アールの休耕田で、会員8人が作業を行いました。
二七の会は、川でフナを獲って遊んだ幼い頃を懐かしもうと10年前に発足しました。
現在会員は17人で、収獲したフナは会で食べる他、地区の敬老会や区民祭で提供しています。
この休耕田では、5月下旬にフナの親を放し、6月頃から徐々にフナの稚魚が卵からかえり始めるということです。
多い時は30kgを収穫する年もあるということですが、去年は水路から鯉が入り稚魚を食べてしまったため収穫量は10kg程だったということです。
会では、今年発足10周年を迎えることを記念して8月に、地元の子どもたちによる収穫体験を予定しています。 -
木下区カタクリの里の清掃
箕輪町木下の区長や常会長らでつくる山野委員のメンバーは14日、カタクリの里の清掃作業をしました。
この日は、木下区の里山などの手入れを行っている山野委員のメンバー13人が、落ち葉や木の枝などの撤去作業をしました。
カタクリの里の清掃は、メンバーが3年前から行っています。
メンバーによりますと、カタクリは、例年4月中旬から5月上旬までが見ごろで、シーズンを前に、毎年3月に清掃をしているということです。
台風19号の影響もあり、例年より地面が荒れていたということで、この日は、トラック3台分ほどの落ち葉や木の枝を集めたということです。 -
日本酒醸造タンク バイオガスプラントに活用
南箕輪村南原。
原富男さん宅の庭には、大きなタンクが。
実はこれ、バイオガスプラントの一部。5月に完成予定だという。
バイオガス。
生物の排泄物や生ごみなどの発酵により発生するガスで、化石エネルギーに代わるエネルギーとして注目されている。
発酵を終えた残渣は、肥料(液肥)として利用でき、循環の輪ができあがる。
伊那市西箕輪で酪農を営む小野寺さん一家。
このあたりでは最も早い1996年にバイオガスを導入した。
バイオガスプラントは、信州大学農学部の学生らの手を借りて畜舎西側に完成させた。
小野寺さんの家では、電気やプロパンガス、薪、そしてバイオガスを生活していくためのエネルギーとして使っている。
バイオガスの占める割合は、調理では7割を超えるという。南箕輪村南原で便利屋をしている原富男さん。
チェルノブイリ原発事故以来、ウクライナを支援する団体の理事長もつとめ、東日本大震災後は、フクシマ第一原発事故に苦しむ南相馬で放射能測定センターを運営。地域住民に寄り添う。
バイオガスの建設のノウハウがある原さんは、ウクライナにつづき、東日本大震災の被災地にある共同作業所でもプラントを完成させ発電するしくみも導入した。
原さんが自宅の庭に建設中のプラントは、酒づくりで利用されていた中古の醸造タンクを発酵槽にするという斬新なもの。
コンクリート製のものに比べてコストも建設にかかる時間も格段に抑えられるという。
岐阜のつくり酒屋から購入したという醸造タンクは、直径2.5メートル、高さは3メートル。
11,000リットル入るという。
完成予定は5月。
中古の日本酒醸造タンクからバイオガスが生まれる予定だ。 -
継続的に献血に協力を
新型コロナウイルスの影響で、イベント会場や企業での献血が全国的に減少する中、長野県赤十字血液センターでは、継続的な献血への協力を呼び掛けています。
12日は、駒ヶ根市の昭和伊南総合病院で、移動採血車による献血が行われました。
長野県赤十字血液センター諏訪出張所によりますと、1日~6日までの移動採血車での献血は362人で、去年より31人少ないということです。
また、全国的に企業への移動採血車の運行が中止・延期になっているということです。
今週から徐々に数が増え必要な数は確保できているということですが、血液には使用できる期限があり、継続的な協力が必要だとしています。
今後の移動採血車の運行日程は、3月16日に箕輪町のイオン箕輪店、4月2日に伊那市の伊那市役所、6日箕輪町の上伊那生協病院、8日の午前中は伊那市の伊那食品工業株式会社・午後はJA上伊那本所となっています。
-
ロトウザクラ見ごろ
13日の伊那地域の日中の最高気温は17度まで上がり4月中旬並みの陽気となりました。
伊那市の伊那公園では、ロトウザクラが見ごろを迎えています。
ロトウザクラは、中央区の区制100周年を記念して平成16年に、植樹したものです。
その当時、中央区の区長だった伊藤一男さんです。
伊藤さんによりますと今年の開花は9日で例年より10日ほど早いということです。
ロトウザクラは、20日頃まで楽しめるということです。 -
南信工科短大卒業式
南箕輪村の南信工科短期大学校の3期生の卒業式が13日、行われました。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、卒業式は出席者の制限や時間短縮など規模を縮小して行われました。
卒業式には、専門課程の33人と短期課程の6人が出席し、大石修治校長から一人一人に卒業証書が手渡されました。
大石校長は、「知識と実践力をさらに磨き、柔軟な発想力でものづくりのニーズに対応してください」と激励しました。
卒業生を代表して大倉龍弥さんは、「南信工科短期大学校で培ったものづくり精神を大切にして精進していきたい」と挨拶しました。
専門課程で就職を希望している32人全員が内定しているということです。
内定先企業の地域別の内訳は上伊那が19人、下伊那が7人、諏訪が4人、東信・中信地区がそれぞれ一人で、業種別では、製造業が最も多いということです。
式の様子は、ビデオカメラに収められ、後日DVDにして保護者に渡されるということです。
-
サンスイが小学生に花を無料プレゼント
伊那市上新田のサンスイ生花店では、新型コロナウイルスの影響で自宅待機となっている小学生に、元気になってもらおうと、11日から切り花の無料プレゼントを始めました。
この日は、SNSで情報を知ったという親子が店を訪れ、店員に説明を聞きながら、好きな花を選んでいました。
サンスイ生花店では、自宅待機となっている子どもたちに、少しでも気が晴れるように小学生のいる家庭を対象にプレゼントすることを決めました。
選んだ花は、ラッピングされプレゼントされます。
店内には、ガーベラやチューリップ、スイートピーなど、春の花が並んでいて、切り花は自由に選ぶことができます。
プレゼントは11日から19日までで、営業時間は午前9時から午後7時までです。 -
伊那市の各学習室 3月31日まで利用停止を継続
伊那市は、先月28日から利用停止にしていた市内の文化施設の学習室について、今月31日まで利用停止を継続することを、12日に発表しました。
2月28日から利用停止となっているのは、伊那市創造館の1階学習室、伊那市生涯学習センターの4階学習室と7階ちびっこ広場、伊那市図書館の学習室です。
当初3月17日までを目途としていましたが、現在、拡大の収束が見えない状況だとして、31日まで学習室の利用を停止とする方針を発表しました。
伊那市では、状況によって、31日以降も利用できない状況が続く可能性があるとしています。