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高校生がボルダリング
伊那市高遠町の高遠高校の生徒は、伊那市福島にあるクライミングジムで29日、ボルダリングに挑戦しました。
29日は、選択科目でスポーツを学習している、3年生19人がボルダリングに挑戦しました。
ボルダリングの実技体験は、去年から行われています。
東京オリンピックの正式種目にもなり生涯スポーツとして人気が高まっているということです。
壁にホールドと呼ばれる突起物が付けられ、それを使って高さ 4m30㎝のゴールを目指します。
指導には、クライミングジム 店長の唐澤奨さんがあたり、生徒たちにポイントをアドバイスしました。
唐澤さんは、「腕力を使わず足の力を使って上がっていくことが大事です」とコツを話していました。
高遠高校では、ボルダリング実習の他に、カヌーやゴルフなどの実技体験を行っています。
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-1.4度 中央アルプス雪化粧
29日朝の伊那地域は、午前7時12分に氷点下1.4度まで下がり、中央アルプスの山肌は白く雪化粧していました。
今朝の中央アルプスです。
山頂付近に雪が降り、白く染まっていました。
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奇術愛好家 マジックを披露
南信地域の奇術愛好家で作る伊那マジッククラブが17日、伊那市の伊那公民館でマジックショーを開きました。
この日はクラブの会員16人が、1年間練習してきたマジックを披露しました。
重ねていた布から白い鳩が出るマジックは、観客から驚きの声が上がりました。
そのほか、リングをロープから外すマジックが披露されました。
また、絵に描かれていた花を立体で出すマジックなどが披露されました。
今年で46回目を迎えるマジックショーは、クラブが月に2回行っている練習の成果を披露する場として、毎年この時期に開かれています。
会場にはおよそ100人の観客が集まり、マジックを楽しんでいました。 -
高遠城址公園 冬支度
本格的な冬の到来を前に、伊那市高遠町の高遠城址公園で冬支度が始まっています。
28日は、桜を管理する西村一樹さんら3人の桜守が、高所作業車や高枝用の剪定バサミを使って作業を行っていました。
作業は、もみじ祭り終了後の今月中旬から始まっていて、園内にあるおよそ1,500本の木の手入れを行います。
樹齢が130年以上になるものもあり、より花が綺麗に見えるように、枯れていて芽が出ていない枝は剪定します。
この日の午後3時半現在の伊那地域の日中の最低気温は午後0時39分に5.4度となりました。
桜守によりますと、1年の中で冬のこの時期が1番忙しく、この時期の作業は特に重要になるということです。
今年の高遠城址公園のさくら祭りは、開花の4月6日から散り終わりの4月25日まで行われ、去年よりおよそ4万人多い16万923人が訪れました。
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受験生を応援 サクラコマ合格祈願
回すと花びらが開き、合格するイメージで縁起が良い「サクラコマ」の合格祈願が27日、伊那市高遠町の弘妙寺で行われました。
サクラコマは、伊那市内の製造業者有志でつくるご当地お土産プロジェクトチームが、完全地産のお土産製品を作ることを目的に、2013年2月に完成させたものです。
この日は、チームのメンバーが弘妙寺を訪れ、田中勲雄住職のお経に合わせ、合格祈願をしました。
100個限定で合格祈願特別パッケージに入れられています。
コマは、回すと花びらが開くようになっていて、受験シーズンに合わせ、毎年合格祈願を行い販売しています。
また、この日は、プロジェクトに参加している高遠さくらホテルの「高遠さくら咲くダルマ」の合格祈願も行われました。
サクラコマと高遠さくら咲くダルマはきょうから、高遠さくらホテルなどで販売されています。
サクラコマは、限定パッケージのもので1,200円、ダルマは、小が1,500円、中が2,000円となっています。 -
古代小麦を使った料理教室 開催
アレルギーが起こりにくいとされる古代小麦と雑穀を使った料理教室が、伊那市長谷の、気の里ヘルスセンター栃の木で14日、開かれました。
この日は市内外から29人が集まり、アレルギーが起こりにくいとされる古代小麦の1つ「スペルト小麦」を使ったパンなどを作りました。
講師は京都府で雑穀専門のパン屋のオーナーをしている、弘岡桂子さんです。
弘岡さんによると、現在流通している小麦は、品質改良により、アレルギー反応が起こりやすくなっているということです。
一方で、古代小麦はグルテンが少なく、アレルギーが起こりにくいということです。
参加者の中にはパン作りが初めての人も多くいましたが、楽しみながら作業している様子でした。
教室ではスペルト小麦を入れたスープやサラダも作りました。
毎年秋に開かれているこの雑穀料理教室は今年で13回目になります。
伊那市は教室をきっかけに長谷で栽培されている雑穀を広め、地域活性化に繋げていきたいとしています。
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ラーメン大学 障がい者に招待券提供
伊那市御園のラーメン大学伊那インター店は、市内の障がい者社会就労センターの利用者を招いてラーメンを振る舞いました。
26日は伊那市の障がい者社会就労センター ゆめわーくの利用者9人がラーメン大学を訪れました。
店長の小松光明さんはおよそ20年前から、伊那市社会福祉協議会を通して、ラーメン招待券を配っています。
普段外食する機会が少ない障がいがある人にもラーメン大学のラーメンを味わってもらおうと毎年行っています。
今年はおよそ120人にラーメンを無償提供する予定です。
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伊那市民吹奏楽団 定期演奏会
伊那市民吹奏楽団の第41回定期演奏会が24日伊那市の伊那文化会館で開かれました。
定期演奏会は地域の人達に日頃の練習の成果を見てもらおうと毎年開いていて、今年はクラシックや映画音楽など9曲を披露しました。
伊那市民吹奏楽団は昭和51年に発足したアマチュアの吹奏楽団です。
伊那市を中心に上伊那の10代から50代までのおよそ70人が所属し、週2回練習を行っています。
ここ数年は演奏のレベルも上がり、長野県吹奏楽コンクールでは2017年から3年連続金賞を受賞しています。
伊那市民吹奏楽団では「仕事と音楽の両立は大変だが、さらに仲間を増やし、演奏を通して地域を盛り上げていきたいです」と話していました。
伊那市民吹奏楽団の定期演奏会の模様は、来年1月にご覧のチャンネルで放送します。 -
工賃アップへ! オリジナル年賀状受付開始
上伊那地域の障害者就労支援事業所などが、利用者の工賃アップを目的に毎年行っている「年賀状プロジェクト」が今年も始まり、年末に向けて年賀状の注文を呼びかけています。
上伊那地域の障害者就労支援事業所では、工賃アップを目的に毎年オリジナル年賀状をつくって販売していて、今年も受付が始まりました。
伊那市山寺の多機能型事業所 輪っこはうす・コスモスの家では、26日も年賀状の印刷が行われていました。
9施設の利用者が、来年の干支「子」をデザインし、その絵がオリジナル年賀状に配置されています。
今年の「亥」に比べて比較的描きやすいということで、去年の倍以上の46人がデザインに参加しました。
デザインした施設利用者は「この年賀状で新しい気持ちで新年を迎えてもらえたらうれしいです」と話していました。
プロジェクトは、利用者の工賃アップややりがいづくりを目的に、平成20年度から始まりました。
去年は、県内外の120人からおよそ6,700枚の注文があったということです。
輪っこはうす・コスモスの家の桃澤みどりさんは「年賀状を通じて、みんなががんばっていることを知ってもらい、やりがいにもつながればうれしい。工賃アップに向けて、多くのみなさんに注文していただけたらうれしいです」と話していました。
年賀状の印刷は1枚50円で、51枚以上の注文については1枚40円になります。(はがき代は含みません)
受付は12月20日までとなっています。
詳しくは輪っこはうす・コスモスの家 電話76-3390へお問い合わせください -
シニア世代対象食育セミナー
60歳以上のシニア世代を対象にした食育セミナーが、伊那市の防災コミュニティセンターで26日開かれました。
会場にはおよそ60人が集まり、大町市出身の料理研究家、横山タカ子さんの話に耳を傾けました。
横山さんは郷土料理の知恵をいかしたオリジナル料理や保存食などを考案し、NHKや民放の料理番組にも出演しています。
セミナーでは『食べ物は人間の体を作る』ということを強調し、具沢山の味噌汁『一汁』と、玄米、酢の物、動物性タンパク質がとれるメイン、漬物の『四菜』の重要性を紹介しました。
セミナーを主催した伊那広域シルバー人材センターでは、今回のセミナーをきっかけに健康寿命に興味を持ってもらい、シルバー人材センターにも登録してもらいたいとしています。
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木曜会の水彩画展
伊那市の水彩画教室、木曜会の展示が、伊那市のいなっせで開かれています。
会場には、風景や果物を彩り豊かに描いた作品60点が並べられています。
水彩画教室木曜会には、伊那市や南箕輪村などから20人が通っています。
会では、「色使いにこだわった作品が多い。一つ一つ楽しんでもらいたい」と話していました。
木曜会の展示は、30日まで、いなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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いなっせジャズフェスティバル
上伊那のアマチュアグループや、プロのバンドが演奏を披露する第13回いなっせJAZZ FESTIVALが23日、伊那市のニシザワいなっせホールで行われました。
ジャズフェスティバルには、信州大学ジャズ研究会や伊那中学校吹奏楽部、全国で活動するプロのバンドなど4団体が出演しました。
このうち地元の愛好家でつくる「伊那ビッグバンド」は、フェスティバルのためにメンバーを公募し結成したバンドで、7曲を披露しました。
このイベントは、ジャズの楽しさを多くの人に知ってもらおうとNPO法人クラシックワールドと出演者らでつくる実行委員会が毎年開いています。
この模様は、来月からご覧のチャンネルで放送します。
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書晋会 展示12月1日まで
上伊那地域の書道指導者らでつくる書晋会の展示が、25日から伊那市のかんてんぱぱホールで始まりました。
会場には、会員12人の近作が展示されています。
上伊那書道協会会長で書晋会代表の泉石心さんを中心に、毎年この時期に展示会を開いていて今年で24回を数えます。
テーマを設けず漢字やかな、刻字などそれぞれが得意とするジャンルの作品を展示しているということです。
こちらは、縦4m横5mほどの作品で、半年かけておよそ6,500字書いたということです。
書晋会では、「異なる流派の作品が一堂に会する展示会なので、是非多くの人に見てもらいたい」と話していました。
第24回書晋展は、12月1日日曜日までかんてんぱぱホールで開かれています。 -
由紀さん童謡で伝える
歌手の由紀さおりさんを招いた「童謡で伝える会」が、伊那市の上の原保育園で24日、開かれました。
古くから歌い継がれてきた童謡を通し親子のふれあいやふるさとを思うきっかけにしてもらおうと伊那市が開いたものです。
由紀さんは全国各地で童謡の良さを伝える活動をしていて伊那市で会を開くのは今年で7年目です。
2017年には、伊那市歌うふるさと大使に任命されています。
由紀さんは、めだかの学校や大きな古時計などの童謡を園児や保護者と一緒に歌いながら、歌詞の意味を問いかけていました。
由紀さんは「日本語の美しいアクセントや旋律、メロディーを五感を通して幼少期の子どもたちに伝えて欲しい」と話していました。
今日は、園児と保護者合わせて80人が、由紀さんと童謡を歌いながら子育てや言葉の大切さについて思いをあらたにしている様子でした。
会の最後には、由紀さんが保護者一人ひとりと言葉を交わし握手をして触れ合っていました。
24日は、高遠保育園でも「童謡で伝える会」が開かれました。
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手ぬぐいと物々交換して交流
東京芸術大学大学院の学生は、製作した手ぬぐいを元に、伊那市高遠町の住民と物々交換を行い、交換した地元の食材を使って料理を作る交流会を24日に開きました。
こちらが、今回の物々交換に使われた手ぬぐいです。
高遠町塩供にある道祖神をモチーフにしています。
これを元に高遠町内の家を周り野菜や果物などと交換しました。
こちらの家では、今が旬のりんごと交換しました。
交換すると、記念に提供者の写真を撮っていました。
この取り組みは、東京芸術大学と伊那市の連携事業の一環として、信州高遠美術館と高遠第2第3保育園と地域の未来を考える会の協力で行われました。
学生たちは、地域に親しまれている道祖神をモチーフにした手ぬぐいを通して、地域の魅力の掘り起こしと住民同士の交流に繋げようと、今回のイベントを企画しました。
この日は3つの班に分かれて物々交換が行われ、最終的にはテーブルに載せきれないほどの食材が集まりました。
古民家には地元住民およそ40人が集まり、料理づくりが行われました。
今回のイベントは当初10月に予定されていましたが、台風の影響でこの日に延期されました。
古民家には多くの人が集まり、出来立ての料理を味わって交流していました。 -
元教員の杉田さん 海外協力隊へ
伊那市山寺在住で元教員の杉田純治さんは、JICAの海外協力隊として、中央アフリカのガボン共和国に派遣されます。
22日は杉田さんが伊那市役所を訪れ、林俊宏副市長に出発のあいさつをしました。
杉田さんは山寺在住の70歳です。
元教員として上伊那を中心に小中学校に勤務し、赤穂中学校では校長を務めました。
子どもたちのために自分の力を活かすことができたらと、上限となる69歳で申し込んだということです。
ガボンは中央アフリカの赤道直下にあり、共通語はフランス語です。
派遣先では小学校低学年の算数教育に当たるということです。
林副市長は、「決断に敬意を表します。気を付けていってきてください」と話していました。
杉田さんは来月3日に日本を出発し、2年間活動を行うということです。
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権兵衛トンネル 仮橋設置に住民安堵
通行止めとなっている権兵衛トンネルについて、年内に仮橋設置を目指すことが21日明らかにされました。
トンネル周辺の店舗では、その知らせを聞いて胸をなでおろしています。
権兵衛トンネルが通行止めとなり、客足が減少しているというトンネル付近の店で話を聞きました。
菓子店 古町あかはねの樋代文江さんです。
そば店 こやぶ竹聲庵の伊藤祐一さんは・・・
21日は、冒頭のみ公開で有識者による技術検討委員会が開かれ、仮橋の設置が了承されたということです。
こちらは仮橋のイメージです。
長さは15メートル、幅は4メートルで、バスや大型トラックも通ることができます。
年内に仮橋を設置し、片側交互通行を目指すとしています。
本復旧については「今年度中は難しい」としていて、地質調査を引き続き進め、復旧方法などを検討していくということです。
道路が落ちた原因については、「台風19号の影響で相当量の地下水が流出したこと」によるとしています。
対策として地中に水を抜くための管を通し、影響を低減するということです。
仮橋の設置工事は今月中にも始まるということです。
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日本の巨匠 佐藤哲展
大分県出身の洋画家、佐藤哲さんの「現代の巨匠佐藤哲展」が伊那市のはら美術で開かれています。
日本藝術院会員の佐藤さんの作品は、絵筆は使わずペインティングナイフで色を置いて仕上げるのが特徴です。
会場には、30号から手のひらサイズのミニチュア作品まで、80点が展示されています。
「現代の巨匠 佐藤哲展」は、26日まで伊那市のはら美術で開かれています。
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幻のそば 提供はじまる
幻のそばと呼ばれる入野谷在来そばの販売が伊那市内のそば店で22日から始まりました。
味わった人達からは、香りが強く味が濃いと好評です。
伊那市高遠町のそば店壱刻です。
販売開始の午前11時から多くの人が訪れ入野谷在来そばを味わっていました。
壱刻では、もりそばが1人前1,200円で提供されました。
入野谷在来種は、戦時中まで伊那市の高遠町、長谷地域にまたがる入野谷郷の各家庭で栽培されていましたが、終戦後の食糧難で収穫量の多い品種へと移り変わり消えていきました。
信州そば発祥の地伊那そば振興会のメンバーが在来種が残っていないか探していたところ2014年に塩尻市の長野県野菜花卉試験場でみつかりました。
伊那そば振興会や信州大学・行政などが協力して長谷の圃場で徐々に種を増やしました。
初めて収穫した2016年は18キロでしたが、圃場面積を広げるなどして今年は、503キロを収穫しました。
22日は販売開始を前に、高遠閣でセレモニーが行われました。
出席者にそばが振舞われ香りや風味を楽しんでいました。
幻のそば、入野谷在来そばは、今日から伊那市内のそば店6店舗でそれぞれ350食限定で販売されます。
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長田保育園に県産材ベンチ
森林税を活用し、箕輪町の長田保育園に県産材で作られたベンチなどが21日贈られました。
子どもたちは保育士の掛け声と共に、宮田村のヒノキの間伐材で作られたベンチや積み木などに駆け寄っていきました。
製作者は宮田村で木工業を営む三浦敏夫さんです。
三浦さんは園児たちに木の皮と内側の色の違いや、年輪について話をしました。
今回の取り組みは、県の森林税を活用した「子どもの居場所木質空間整備事業」として行われたものです。
県散財箕輪町では長田保育園の他、松島保育園、木下南保育園にもベンチなどが贈られます。
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弘妙寺 イチョウの絨毯
ここ数日の冷え込みにより、伊那市高遠町の弘妙寺では『落ち葉の絨毯』が見られます。
弘妙寺ではイチョウの葉が落ち、黄色い絨毯のように地面を覆っています。
22日にはイチョウの葉は片づけるということです。
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土砂災害発生時の対応訓練
大雨により大規模な土砂災害が発生した場合の対応を考える、国や県、伊那市の職員を対象にした合同防災訓練が21日、伊那市役所で行われました。
訓練は、大雨により同時多発的な土砂災害と、大量の土砂が川の流れをせき止めることでできる「天然ダム」が発生したとの想定で行われました。
国や県、伊那市の職員や、警察、消防などから55人が参加しました。
主催した天竜川上流河川事務所の職員が進行役を務め、状況に応じた各機関の対応を確認しました。
また、自然災害科学・防災学を専門とする信州大学農学部の平松晋也教授が状況について解説しました。
国道152号へ続く長谷の市道でひび割れが発生し、通行できないとの想定で、市職員が対応について報告していました。
この訓練は、参加者の危機管理能力の向上と、大規模な土砂災害が発生した場合の連携を検証しようと、天竜川上流河川事務所が行ったものです。
天竜川上流河川事務所では「いつ災害が起こるか分からないという意識を住民や職員にも持ってもらい、いざという時に一丸となって対応できるよう連携を図っていきたい」と話していました。 -
ギャラリー&カフェカレッタで山岳絵画と手作り鞄の作品展
伊那市境のギャラリー&カフェカレッタで箕輪町在住の画家、向井敏一さんの絵画と富士見町にアトリエを構える林英樹さんの鞄の展示即売会が開かれています。
会場には、四季折々の御嶽山や仙丈ケ岳などを題材にした絵画20点が展示されています。
また、ハンドメイドの鞄50点も展示されています。
絵画の展示は来月6日まで、鞄は27日まで販売しているということです。
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富県保育園で園児が餅つき交流
伊那市富県の富県保育園と新山保育園の園児は20日、餅つきをして交流しました。
この日は、JA上伊那青壮年部富県支部のメンバーに教わりながら、富県保育園と新山保育園の園児が餅つきを体験しました。
もち米はしらけ餅で、園児が植えて、稲刈りしたものです。
この日は、130食分の餅をついたということです。
また、9日は貝沼の大工、埋橋初さんが作った子ども神輿を園児たちが担ぎました。
貝沼に神輿がないことから製作したということです。
園児は、貝沼獅子舞保存会のメンバーと一緒に「わっしょいわっしょい」と声を掛けながら、神輿を担いでいました。
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インフル流行期に
長野県は県内でインフルエンザが流行期に入ったと20日発表しました。
今シーズンは3シーズン前と同じく、早期の流行入りとなっています。
県の発表によりますと、11日から17日のインフルエンザの県内の一医療機関あたりの患者数は1.3人となり、流行の目安の1.0人を上回った事からインフルエンザの流行期に入ったという事です。
上伊那の一医療機関あたりの患者数は1・5人で松本と大町の3人、飯田の1.57人に次いで県内で4番目となっています。
県内の流行のピークは例年1月下旬から2月上旬で、県では手洗いの徹底やマスクの着用など感染拡大防止に努めてほしいと呼び掛けています。
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伊北IC 強盗想定し防犯訓練
箕輪町の伊北インターチェンジで強盗を想定した防犯訓練が20日行われました。
訓練は、料金所の自動精算機から職員が釣銭を取り出す作業中、車で来た犯人が金を奪い逃走するという想定で行われました。
犯人役の警察官は車を降りると、拳銃や刃物とみられる物で脅し、袋ごと金を奪い逃げました。
対応した職員は直ぐに事務所に行き、警察に通報しました。
その後、防犯カメラの録画映像で犯人の服装や車のナンバー、車種を確認していました。
警察官が到着すると、犯人の特徴や状況を伝えていました。
20日はこの他に水入りカラーボールを車や犯人役の警察官に投げる訓練をしました。
この防犯訓練は中央道を管理するNEXCO中日本と料金所を運営する子会社の中日本エクストール名古屋が毎年、行っているものです。
中日本エクストール名古屋が管轄する中津川から伊北までの8つのインターチェンジでは、開通以来これまで強盗事件は発生していないという事です。
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正月飾りづくり 最盛期
正月を迎える準備が本格化しています。
箕輪町の信州縁起物製作所では、正月飾りの製作作業が最盛期を迎えています。
乾燥させた稲わらを、専用の機械に入れて動かすと、正月飾りをつくる上で重要な、三つ編みができあがります。
箕輪町沢にある信州縁起物製作所では、現在飾りづくりが最盛期を迎えていて、19日は従業員10人が作業にあたっていました。
信州縁起物製作所では、中南信地域の大型店から個人商店まで70店舗と取引をしています。
使う稲わらは箕輪町内で自社で栽培していて、300坪の田んぼ4.5枚分に相当するということです。
つくっている飾りは全部で 10種類以上ありますが、大槻清子代表によると、同じ長野県内でも地域によって人気のある飾りが違うということです。
大槻代表は「塩尻、大町、明科の方面は三つ編みにした稲わらから数本下に出たタイプのもの。上伊那地域は飾りのたくさんついた派手なもの。飯田地域はシンプルなものなど違いがある。今年はわらの出来も良いので良い物ができている。必死でつくりたいと思います」と話していました。
12月中旬までは大型店向けの、その後は個人商店向けの飾りづくりが行われ、作業は年末まで続くということです。 -
サン工業が羽廣神社に鳥居奉納
伊那市のサン工業株式会社は、創業70周年を記念して、伊那市西箕輪の羽廣神社に鳥居を奉納しました。
18日は、サン工業の有賀博専務や鳥居を作った唐沢木材工業の唐沢靖史社長、区の関係者ら10人が羽廣神社に集まり、鳥居の奉納を祝う竣功奉告祭が行われました。
サン工業は、今年で創業70周年を迎え、西箕輪に工場を移してからは34年目となります。
移転後は、毎月1日に工場が安全に操業できていることに感謝し、羽廣神社に参拝に訪れているということです。
鳥居は、羽廣神社から依頼を受けた、伊那市西箕輪の有限会社唐沢木材工業が上伊那産のヒノキを使って建てたものです。
羽廣神社は、昭和8年にそれまで別々に祀られていた6つの神社を合併し、その年に羽廣神社となりました。
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写真集団アルプの山岳写真展
上伊那を中心とした写真愛好者でつくる写真集団アルプの山岳写真展が、18日から伊那市のいなっせで始まりました。
会員15人それぞれがテーマを決めて撮影した四季折々の写真45点が展示されています。
南アルプスを中心に県内外の山々に何度も足を運び撮影したということです。
写真集団アルプでは、「大自然が醸し出す豊かな情景を是非見てほしい」と話していました。
写真集団アルプの第16回山岳写真展は、24日日曜日まで伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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台風19号・権兵衛トンネル通行止め 観光に影響
台風19号の影響で通行止めとなっている権兵衛トンネルについて白鳥孝伊那市長は、「伊那と木曽の両地域の経済、市民生活に大きな影響が出ている。改めて早期の復旧を願っている」と話しました。
18日は定例記者会見が市役所で開かれ、権兵衛トンネルの通行止めに伴う影響について話しました。
白鳥市長は「復旧までに最長で1年かかると聞いている。それを待つのは到底無理だ。深刻な状況だと理解している。国のほうで仮橋の調査を行っていると聞いている。1日も早く仮橋が可能という結論が出るのを願っている」と話しました。