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シニア世代対象食育セミナー
60歳以上のシニア世代を対象にした食育セミナーが、伊那市の防災コミュニティセンターで26日開かれました。
会場にはおよそ60人が集まり、大町市出身の料理研究家、横山タカ子さんの話に耳を傾けました。
横山さんは郷土料理の知恵をいかしたオリジナル料理や保存食などを考案し、NHKや民放の料理番組にも出演しています。
セミナーでは『食べ物は人間の体を作る』ということを強調し、具沢山の味噌汁『一汁』と、玄米、酢の物、動物性タンパク質がとれるメイン、漬物の『四菜』の重要性を紹介しました。
セミナーを主催した伊那広域シルバー人材センターでは、今回のセミナーをきっかけに健康寿命に興味を持ってもらい、シルバー人材センターにも登録してもらいたいとしています。
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木曜会の水彩画展
伊那市の水彩画教室、木曜会の展示が、伊那市のいなっせで開かれています。
会場には、風景や果物を彩り豊かに描いた作品60点が並べられています。
水彩画教室木曜会には、伊那市や南箕輪村などから20人が通っています。
会では、「色使いにこだわった作品が多い。一つ一つ楽しんでもらいたい」と話していました。
木曜会の展示は、30日まで、いなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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いなっせジャズフェスティバル
上伊那のアマチュアグループや、プロのバンドが演奏を披露する第13回いなっせJAZZ FESTIVALが23日、伊那市のニシザワいなっせホールで行われました。
ジャズフェスティバルには、信州大学ジャズ研究会や伊那中学校吹奏楽部、全国で活動するプロのバンドなど4団体が出演しました。
このうち地元の愛好家でつくる「伊那ビッグバンド」は、フェスティバルのためにメンバーを公募し結成したバンドで、7曲を披露しました。
このイベントは、ジャズの楽しさを多くの人に知ってもらおうとNPO法人クラシックワールドと出演者らでつくる実行委員会が毎年開いています。
この模様は、来月からご覧のチャンネルで放送します。
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書晋会 展示12月1日まで
上伊那地域の書道指導者らでつくる書晋会の展示が、25日から伊那市のかんてんぱぱホールで始まりました。
会場には、会員12人の近作が展示されています。
上伊那書道協会会長で書晋会代表の泉石心さんを中心に、毎年この時期に展示会を開いていて今年で24回を数えます。
テーマを設けず漢字やかな、刻字などそれぞれが得意とするジャンルの作品を展示しているということです。
こちらは、縦4m横5mほどの作品で、半年かけておよそ6,500字書いたということです。
書晋会では、「異なる流派の作品が一堂に会する展示会なので、是非多くの人に見てもらいたい」と話していました。
第24回書晋展は、12月1日日曜日までかんてんぱぱホールで開かれています。 -
由紀さん童謡で伝える
歌手の由紀さおりさんを招いた「童謡で伝える会」が、伊那市の上の原保育園で24日、開かれました。
古くから歌い継がれてきた童謡を通し親子のふれあいやふるさとを思うきっかけにしてもらおうと伊那市が開いたものです。
由紀さんは全国各地で童謡の良さを伝える活動をしていて伊那市で会を開くのは今年で7年目です。
2017年には、伊那市歌うふるさと大使に任命されています。
由紀さんは、めだかの学校や大きな古時計などの童謡を園児や保護者と一緒に歌いながら、歌詞の意味を問いかけていました。
由紀さんは「日本語の美しいアクセントや旋律、メロディーを五感を通して幼少期の子どもたちに伝えて欲しい」と話していました。
今日は、園児と保護者合わせて80人が、由紀さんと童謡を歌いながら子育てや言葉の大切さについて思いをあらたにしている様子でした。
会の最後には、由紀さんが保護者一人ひとりと言葉を交わし握手をして触れ合っていました。
24日は、高遠保育園でも「童謡で伝える会」が開かれました。
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手ぬぐいと物々交換して交流
東京芸術大学大学院の学生は、製作した手ぬぐいを元に、伊那市高遠町の住民と物々交換を行い、交換した地元の食材を使って料理を作る交流会を24日に開きました。
こちらが、今回の物々交換に使われた手ぬぐいです。
高遠町塩供にある道祖神をモチーフにしています。
これを元に高遠町内の家を周り野菜や果物などと交換しました。
こちらの家では、今が旬のりんごと交換しました。
交換すると、記念に提供者の写真を撮っていました。
この取り組みは、東京芸術大学と伊那市の連携事業の一環として、信州高遠美術館と高遠第2第3保育園と地域の未来を考える会の協力で行われました。
学生たちは、地域に親しまれている道祖神をモチーフにした手ぬぐいを通して、地域の魅力の掘り起こしと住民同士の交流に繋げようと、今回のイベントを企画しました。
この日は3つの班に分かれて物々交換が行われ、最終的にはテーブルに載せきれないほどの食材が集まりました。
古民家には地元住民およそ40人が集まり、料理づくりが行われました。
今回のイベントは当初10月に予定されていましたが、台風の影響でこの日に延期されました。
古民家には多くの人が集まり、出来立ての料理を味わって交流していました。 -
元教員の杉田さん 海外協力隊へ
伊那市山寺在住で元教員の杉田純治さんは、JICAの海外協力隊として、中央アフリカのガボン共和国に派遣されます。
22日は杉田さんが伊那市役所を訪れ、林俊宏副市長に出発のあいさつをしました。
杉田さんは山寺在住の70歳です。
元教員として上伊那を中心に小中学校に勤務し、赤穂中学校では校長を務めました。
子どもたちのために自分の力を活かすことができたらと、上限となる69歳で申し込んだということです。
ガボンは中央アフリカの赤道直下にあり、共通語はフランス語です。
派遣先では小学校低学年の算数教育に当たるということです。
林副市長は、「決断に敬意を表します。気を付けていってきてください」と話していました。
杉田さんは来月3日に日本を出発し、2年間活動を行うということです。
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権兵衛トンネル 仮橋設置に住民安堵
通行止めとなっている権兵衛トンネルについて、年内に仮橋設置を目指すことが21日明らかにされました。
トンネル周辺の店舗では、その知らせを聞いて胸をなでおろしています。
権兵衛トンネルが通行止めとなり、客足が減少しているというトンネル付近の店で話を聞きました。
菓子店 古町あかはねの樋代文江さんです。
そば店 こやぶ竹聲庵の伊藤祐一さんは・・・
21日は、冒頭のみ公開で有識者による技術検討委員会が開かれ、仮橋の設置が了承されたということです。
こちらは仮橋のイメージです。
長さは15メートル、幅は4メートルで、バスや大型トラックも通ることができます。
年内に仮橋を設置し、片側交互通行を目指すとしています。
本復旧については「今年度中は難しい」としていて、地質調査を引き続き進め、復旧方法などを検討していくということです。
道路が落ちた原因については、「台風19号の影響で相当量の地下水が流出したこと」によるとしています。
対策として地中に水を抜くための管を通し、影響を低減するということです。
仮橋の設置工事は今月中にも始まるということです。
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日本の巨匠 佐藤哲展
大分県出身の洋画家、佐藤哲さんの「現代の巨匠佐藤哲展」が伊那市のはら美術で開かれています。
日本藝術院会員の佐藤さんの作品は、絵筆は使わずペインティングナイフで色を置いて仕上げるのが特徴です。
会場には、30号から手のひらサイズのミニチュア作品まで、80点が展示されています。
「現代の巨匠 佐藤哲展」は、26日まで伊那市のはら美術で開かれています。
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幻のそば 提供はじまる
幻のそばと呼ばれる入野谷在来そばの販売が伊那市内のそば店で22日から始まりました。
味わった人達からは、香りが強く味が濃いと好評です。
伊那市高遠町のそば店壱刻です。
販売開始の午前11時から多くの人が訪れ入野谷在来そばを味わっていました。
壱刻では、もりそばが1人前1,200円で提供されました。
入野谷在来種は、戦時中まで伊那市の高遠町、長谷地域にまたがる入野谷郷の各家庭で栽培されていましたが、終戦後の食糧難で収穫量の多い品種へと移り変わり消えていきました。
信州そば発祥の地伊那そば振興会のメンバーが在来種が残っていないか探していたところ2014年に塩尻市の長野県野菜花卉試験場でみつかりました。
伊那そば振興会や信州大学・行政などが協力して長谷の圃場で徐々に種を増やしました。
初めて収穫した2016年は18キロでしたが、圃場面積を広げるなどして今年は、503キロを収穫しました。
22日は販売開始を前に、高遠閣でセレモニーが行われました。
出席者にそばが振舞われ香りや風味を楽しんでいました。
幻のそば、入野谷在来そばは、今日から伊那市内のそば店6店舗でそれぞれ350食限定で販売されます。
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長田保育園に県産材ベンチ
森林税を活用し、箕輪町の長田保育園に県産材で作られたベンチなどが21日贈られました。
子どもたちは保育士の掛け声と共に、宮田村のヒノキの間伐材で作られたベンチや積み木などに駆け寄っていきました。
製作者は宮田村で木工業を営む三浦敏夫さんです。
三浦さんは園児たちに木の皮と内側の色の違いや、年輪について話をしました。
今回の取り組みは、県の森林税を活用した「子どもの居場所木質空間整備事業」として行われたものです。
県散財箕輪町では長田保育園の他、松島保育園、木下南保育園にもベンチなどが贈られます。
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弘妙寺 イチョウの絨毯
ここ数日の冷え込みにより、伊那市高遠町の弘妙寺では『落ち葉の絨毯』が見られます。
弘妙寺ではイチョウの葉が落ち、黄色い絨毯のように地面を覆っています。
22日にはイチョウの葉は片づけるということです。
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土砂災害発生時の対応訓練
大雨により大規模な土砂災害が発生した場合の対応を考える、国や県、伊那市の職員を対象にした合同防災訓練が21日、伊那市役所で行われました。
訓練は、大雨により同時多発的な土砂災害と、大量の土砂が川の流れをせき止めることでできる「天然ダム」が発生したとの想定で行われました。
国や県、伊那市の職員や、警察、消防などから55人が参加しました。
主催した天竜川上流河川事務所の職員が進行役を務め、状況に応じた各機関の対応を確認しました。
また、自然災害科学・防災学を専門とする信州大学農学部の平松晋也教授が状況について解説しました。
国道152号へ続く長谷の市道でひび割れが発生し、通行できないとの想定で、市職員が対応について報告していました。
この訓練は、参加者の危機管理能力の向上と、大規模な土砂災害が発生した場合の連携を検証しようと、天竜川上流河川事務所が行ったものです。
天竜川上流河川事務所では「いつ災害が起こるか分からないという意識を住民や職員にも持ってもらい、いざという時に一丸となって対応できるよう連携を図っていきたい」と話していました。 -
ギャラリー&カフェカレッタで山岳絵画と手作り鞄の作品展
伊那市境のギャラリー&カフェカレッタで箕輪町在住の画家、向井敏一さんの絵画と富士見町にアトリエを構える林英樹さんの鞄の展示即売会が開かれています。
会場には、四季折々の御嶽山や仙丈ケ岳などを題材にした絵画20点が展示されています。
また、ハンドメイドの鞄50点も展示されています。
絵画の展示は来月6日まで、鞄は27日まで販売しているということです。
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富県保育園で園児が餅つき交流
伊那市富県の富県保育園と新山保育園の園児は20日、餅つきをして交流しました。
この日は、JA上伊那青壮年部富県支部のメンバーに教わりながら、富県保育園と新山保育園の園児が餅つきを体験しました。
もち米はしらけ餅で、園児が植えて、稲刈りしたものです。
この日は、130食分の餅をついたということです。
また、9日は貝沼の大工、埋橋初さんが作った子ども神輿を園児たちが担ぎました。
貝沼に神輿がないことから製作したということです。
園児は、貝沼獅子舞保存会のメンバーと一緒に「わっしょいわっしょい」と声を掛けながら、神輿を担いでいました。
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インフル流行期に
長野県は県内でインフルエンザが流行期に入ったと20日発表しました。
今シーズンは3シーズン前と同じく、早期の流行入りとなっています。
県の発表によりますと、11日から17日のインフルエンザの県内の一医療機関あたりの患者数は1.3人となり、流行の目安の1.0人を上回った事からインフルエンザの流行期に入ったという事です。
上伊那の一医療機関あたりの患者数は1・5人で松本と大町の3人、飯田の1.57人に次いで県内で4番目となっています。
県内の流行のピークは例年1月下旬から2月上旬で、県では手洗いの徹底やマスクの着用など感染拡大防止に努めてほしいと呼び掛けています。
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伊北IC 強盗想定し防犯訓練
箕輪町の伊北インターチェンジで強盗を想定した防犯訓練が20日行われました。
訓練は、料金所の自動精算機から職員が釣銭を取り出す作業中、車で来た犯人が金を奪い逃走するという想定で行われました。
犯人役の警察官は車を降りると、拳銃や刃物とみられる物で脅し、袋ごと金を奪い逃げました。
対応した職員は直ぐに事務所に行き、警察に通報しました。
その後、防犯カメラの録画映像で犯人の服装や車のナンバー、車種を確認していました。
警察官が到着すると、犯人の特徴や状況を伝えていました。
20日はこの他に水入りカラーボールを車や犯人役の警察官に投げる訓練をしました。
この防犯訓練は中央道を管理するNEXCO中日本と料金所を運営する子会社の中日本エクストール名古屋が毎年、行っているものです。
中日本エクストール名古屋が管轄する中津川から伊北までの8つのインターチェンジでは、開通以来これまで強盗事件は発生していないという事です。
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正月飾りづくり 最盛期
正月を迎える準備が本格化しています。
箕輪町の信州縁起物製作所では、正月飾りの製作作業が最盛期を迎えています。
乾燥させた稲わらを、専用の機械に入れて動かすと、正月飾りをつくる上で重要な、三つ編みができあがります。
箕輪町沢にある信州縁起物製作所では、現在飾りづくりが最盛期を迎えていて、19日は従業員10人が作業にあたっていました。
信州縁起物製作所では、中南信地域の大型店から個人商店まで70店舗と取引をしています。
使う稲わらは箕輪町内で自社で栽培していて、300坪の田んぼ4.5枚分に相当するということです。
つくっている飾りは全部で 10種類以上ありますが、大槻清子代表によると、同じ長野県内でも地域によって人気のある飾りが違うということです。
大槻代表は「塩尻、大町、明科の方面は三つ編みにした稲わらから数本下に出たタイプのもの。上伊那地域は飾りのたくさんついた派手なもの。飯田地域はシンプルなものなど違いがある。今年はわらの出来も良いので良い物ができている。必死でつくりたいと思います」と話していました。
12月中旬までは大型店向けの、その後は個人商店向けの飾りづくりが行われ、作業は年末まで続くということです。 -
サン工業が羽廣神社に鳥居奉納
伊那市のサン工業株式会社は、創業70周年を記念して、伊那市西箕輪の羽廣神社に鳥居を奉納しました。
18日は、サン工業の有賀博専務や鳥居を作った唐沢木材工業の唐沢靖史社長、区の関係者ら10人が羽廣神社に集まり、鳥居の奉納を祝う竣功奉告祭が行われました。
サン工業は、今年で創業70周年を迎え、西箕輪に工場を移してからは34年目となります。
移転後は、毎月1日に工場が安全に操業できていることに感謝し、羽廣神社に参拝に訪れているということです。
鳥居は、羽廣神社から依頼を受けた、伊那市西箕輪の有限会社唐沢木材工業が上伊那産のヒノキを使って建てたものです。
羽廣神社は、昭和8年にそれまで別々に祀られていた6つの神社を合併し、その年に羽廣神社となりました。
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写真集団アルプの山岳写真展
上伊那を中心とした写真愛好者でつくる写真集団アルプの山岳写真展が、18日から伊那市のいなっせで始まりました。
会員15人それぞれがテーマを決めて撮影した四季折々の写真45点が展示されています。
南アルプスを中心に県内外の山々に何度も足を運び撮影したということです。
写真集団アルプでは、「大自然が醸し出す豊かな情景を是非見てほしい」と話していました。
写真集団アルプの第16回山岳写真展は、24日日曜日まで伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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台風19号・権兵衛トンネル通行止め 観光に影響
台風19号の影響で通行止めとなっている権兵衛トンネルについて白鳥孝伊那市長は、「伊那と木曽の両地域の経済、市民生活に大きな影響が出ている。改めて早期の復旧を願っている」と話しました。
18日は定例記者会見が市役所で開かれ、権兵衛トンネルの通行止めに伴う影響について話しました。
白鳥市長は「復旧までに最長で1年かかると聞いている。それを待つのは到底無理だ。深刻な状況だと理解している。国のほうで仮橋の調査を行っていると聞いている。1日も早く仮橋が可能という結論が出るのを願っている」と話しました。
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小学生火災予防コンクール習字の部最優秀唐澤さんに表彰状
上伊那広域消防本部と上伊那防火管理協会が募集した小学生防火作品コンクールで、習字の部最優秀賞に選ばれた東春近小6年の唐澤夏萌さんに表彰状が11日、贈られました。
この日は、東春近小学校で表彰式が行われ、上伊那防火管理協会の田中昇会長から唐澤さんに表彰状が渡されました。
上伊那の小学校を対象に火災予防に関するポスターと習字を募集したコンクールは、ポスターの部は27校398点、習字の部は2校38点の応募がありました。
その中から、唐澤さんの作品が習字の部最優秀賞を受賞しました。
上伊那防火管理協会の田中会長は、「標語の字を読むだけでも啓発につながる。子どものうちから火災予防の意識を持ってもらいたい」と話していました。
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箕輪西小4年生が上伊那産の木材で本棚作り
箕輪町の箕輪西小学校の児童は11日、上伊那産の木材を使って本棚を作りました。
この日は、箕輪西小の4年生15人が本棚作りをしました。
組み立てに使った木材は、上伊那で間伐されたもので、アカマツとスギです。
箕輪西小では、森に親しみ自然環境への理解を深める、みどりの少年団の活動をしていて、本棚作りはその一環として行われました。
子どもたちは、活動をサポートしている地元の住民有志や、上伊那森林組合のメンバーに教わりながら、釘を打って組み立てていました。
釘を打つときには、はじめはトンカチの平らな方を使い、仕上げに丸い方を使うことがポイントだということです。
活動をサポートしている上古田団地推進協議会の唐澤千洋会長は、「こうした経験を通して、山を大事にしなくてはいけないという思いを持ってもらいたい」と話していました。
この日作った本棚は、子どもたちが家に持ち帰ったということです。 -
三澤寺で晋山式・稚児行列
伊那市福島の三澤寺で新たな住職を迎える晋山式に先立ち、稚児行列が16日に行われました。
この日は、福島地区の檀家の子ども9人が華やかな稚児装束を纏い、檀家や僧侶と共に三澤寺までの道を歩きました。
新たに住職となった、武田正幹さんは、第42世となります。
先代の伊藤龍昌さんが病気療養のため住職を退き、千葉で修業を積んだ武田さんが招かれ、新住職となりました。
武田住職は、「子どもやお年寄りが来やすく明るい寺にしていきたい」と話していました。
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ながたの湯の西側にお菜洗い場オープン
温かい温泉のお湯を使ったお菜洗い場が、箕輪町のながたの湯西側の駐車場に16日、オープンしました。
訪れた人に、温泉のお湯で野菜を洗ってもらおうと箕輪町が毎年無料で提供しています。
お菜洗い場の設置は、来月8日までで、時間は午前8時から午後8時までです。
毎週火曜日は休みとなっています。
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富県公民館開館20周年 記念植樹
伊那市の富県ふるさと館の開館20周年を祝い、区長会による記念植樹が9日行われました。
この日は区長会のメンバーが、富県ふるさと館の入口付近に開館20周年の記念植樹として夏椿を植えました。
区長会のメンバーは高さおよそ2mの夏椿を交代で植えていきました。
牛山喜文区長会長は「今後も富県が繁栄していってほしい」とあいさつしました。
区長会によると、富県ふるさと館は20年前の1999年に以前の富県公民館を改修工事し、建てられたということです。
夏椿は、初夏に白い花を咲かせるということです。
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万引きで箕輪町の48歳の女を逮捕
伊那警察署は、箕輪町内のドラッグストアで化粧品など33点を万引きした疑いで、町内に住む48歳の女を16日に逮捕しました。
伊那警察署の発表によりますと、逮捕されたのは箕輪町の無職小嶋みどり容疑者48歳です。
小嶋容疑者は、きのう午後5時頃、町内のドラッグストアで、販売価格4万4,000円相当の化粧品など33点を盗んだ疑いです。
店からの届け出を受けた伊那署が捜査を行い、16日の午前1時10分に逮捕しました。
調べに対し、小嶋容疑者は容疑を認めているということです。 -
伊那年金事務所 こども絵画展
11月のねんきん月間に合わせた、こども絵画展が開かれています。
伊那年金事務所には、近くの竜北保育園から年長園児20人が訪れ、「将来の夢」をテーマに自分たちが描いた絵を鑑賞していました。
園児たちは警察官やケーキ屋など、それぞれの夢を絵に描いていました。
こども絵画展は、地域の人たちに年金に関心を持ってもらおうと、ねんきん月間に合わせて日本年金機構伊那年金事務所が開いたものです。
日本年金機構は、11月をねんきん月間と定め、11月30日を「年金の日」としています。
伊那年金事務所では、パソコンやスマートフォンから年金記録や年金見込額を確認できる「ねんきんネット」の活用を推進しています。
ねんきんネットは、日本年金機構のホームページまたは、伊那年金事務所の窓口で申し込めるということです。 -
今季初の氷点下 糸寒天づくり本格化
15日の伊那地域は、最低気温が氷点下0.6度を記録し、今シーズン1番の寒さとなりました。
伊那市東春近の小笠原商店では、寒暖の差を利用した糸寒天づくりが本格化しています。
今朝は、凍らせた寒天を天日干しする作業が行われていました。
今年は気温がなかなか下がらず、平年より2週間ほど遅れているということです。
夜凍らせた寒天を日中天日干しにして乾かす作業を1週間から10日ほど繰り返します。
小笠原商店は、大正5年創業で、県内で唯一天然の糸寒天を作っているということです。
寒天は、東京や関西を中心に全国の老舗和菓子店に卸しています。
今年は台風などの影響で、原料となる天草の収穫量が少なく、値段が高騰しているということです。
それでも、国内外から良質なものを仕入れることができているということです。
糸寒天づくりは、朝の冷え込みが続く来年3月頃まで行われます。 -
月見松遺跡の土偶「つきミン」に決定
伊那市創造館が新たなマスコットキャラクターにしようと募集していた小沢の月見松遺跡から出土した土偶の愛称が、「つきミン」に決まりました。
15日は、創造館で名前決定のセレモニーが行われ、命名した駒ヶ根市の亀田アヤコさんに記念品が贈られました。
土偶は、1977年に小沢の月見松遺跡から発掘されました。
縄文時代中期の初めごろのものと見られ、大きさは5センチほどと小さく、腹と尻が大きいことから妊婦を表現したものだとされています。
地域の歴史に目を向けるきっかけにしてもらおうと愛称を募集したところ、95人から119件の応募があったということです。
愛称の決定に合わせて、創造館がデザインしたキャラクターもお披露目されました。
現在実物は県立歴史館の企画展に合わせて貸し出しているということで、来年2月中旬に戻る予定です。