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上古田のイメージソングお披露目
箕輪町上古田のイメージソングが完成し、11日、曲がお披露目されました。
曲を制作した伊那市出身のシンガーソングライター湯澤かよこさんが上古田公民館を訪れ、住民と一緒に完成した曲を歌いました。
曲の名前は「カラフルかみふるた」です。
上古田の住民有志でつくる「GoWestかみふるた」が、この地域を歌で表現し郷土愛を育もうとイメージソングの制作を依頼しました。
去年5月から8月にかけて上古田からイメージする言葉を地域住民から募り、湯澤さんが歌詞にまとめました。
タイトルのカラフルかみふるたは、湯澤さんが「集まった言葉を見たときに色とりどりの景色が浮かんだ」ことからつけたということです。
GoWestかみふるたでは今後、合唱やダンス、体操などができるようアレンジし活用していきたいとしています。
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上伊那の5中学校合同の美術作品展
上伊那の5つの中学校の美術部と創作部の第1回合同作品展が、伊那市のかんてんぱぱホールで始まりました。
会場には、伊那市の東部中・春富中、駒ヶ根市の赤穂中・駒ヶ根東中、飯島町の飯島中の5校の美術部と創作部の1年生から3年生までの有志122人の作品250点が展示されています。
初日の11日は開場を前に各校の生徒や顧問が展示作業をしていました。
駒ヶ根東中が去年5月から今回参加している他の中学校に出向き合同の部活を行ってきたことが縁で、初めてこの作品展が企画されました。
東部中は、校舎をテーマにした絵画作品などを出品しました。
春富中は、生徒が自由にテーマを決め、立体と絵画の作品を出品しました。
この作品展は、16日(木)まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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南箕輪村神子柴 どんど焼き
南箕輪村神子柴の児童公園で11日、どんど焼きが行われました。
児童公園では、区内の子どもたちが近所を周って回収した正月飾りを燃やし、無病息災を願いました。
火が弱まってくると、アルミで巻いた餅を針金でつるして焼きました。
子どもたちは焼き立ての餅をおいしそうにほおばっていました。
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南宮神社 山車飾り奉納
箕輪町木下の箕輪南宮神社で11日、初祭りが行われ、木下山車飾保存会が制作してきた山車飾りが奉納されました。
神社の境内には、今年のNHKの大河ドラマにちなみ、明智光秀が本能寺を囲んで攻撃をする直前を再現したものや、聖火ランナーのアニメキャラクターなどがあります。
舞台は、2か月かけて木下山車飾保存会が5つ、地域の子どもたちによる「スマイル山車くらぶ」が1つを制作しました。
箕輪南宮神社は12日が本祭りです。
山車飾りは、12日の午後4時まで飾られています。
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110番の日 正しい利用呼びかけ
10日は「110番の日」です。
伊那警察署は、「110番のつどい」を市内の大型店で行い、正しい利用を呼びかけました。
イベントでは伊那警察署のイメージキャラクター「I♥MAT」の110番の日にちなんだ新しいデザインがお披露目されました。
キャラクターがスマートフォンなどを手に電話をかけているデザインです。
キャラクターをデザインした県内在住の漫画家雨宮理真さんが登場し、交通事故を起こしたとの想定で110番通報を体験しました。
イベントでは石坂達雄署長と雨宮さんの対談も行われました。
石坂署長は「緊急の通報に迅速に対応できるよう、本当に110番が必要か判断してからかけるようにしてください」と話していました。
伊那警察署の去年1年間の110番通報の件数は2,839件で、このうち2割から3割は緊急性のない電話や警察と関係のないものだったということです。
事件・事故以外で相談がある場合は、相談ダイヤル♯9110か伊那警察署(72-0110)に直接電話をするよう呼び掛けています。
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漆戸常会 大文字の花飾りづくり
箕輪町北小河内の漆戸常会に伝わる小正月の伝統行事「大文字」に向け、住民は柱に取り付ける花飾りを昨夜作りました。
9日は、漆戸集会所に住民35人ほどが集まり、花飾りづくりをしました。
女性たちは、色紙を小さく折ってはさみで切り、花を作ります。
男性は、花を束ねるこよりを作ります。
パーツが出来上がると、竹の棒に花をつけ、切り込みを入れた和紙を巻き付けていきます。
漆戸常会の大文字は、町の無形民俗文化財に指定されている小正月の伝統行事です。
今から250年以上前に始まったといわれ、柱に花飾りをつけ、1月の小正月に四辻に建てます。
1週間ほどで柱を降ろし、花飾りを厄除けとして家の玄関などに飾ります。
花飾りづくりには子どもたちも参加していました。
お年寄りから作り方を聞いたり、年上の子が年下の子に教えたりしていました。
ベテランの一人、坂井国明さん77歳は、子どものころから毎年この行事に参加してきたということです。
漆戸常会の大文字は、12日の朝8時から、常会の四つ辻に建てられます。
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村南部保育園でどんど焼き
正月飾りを燃やし無病息災を願うどんど焼きが南箕輪村の南部保育園で10日、行われました。
園庭には、園児や職員の家から持ち寄った正月飾りやだるまが積み上げられました。
火がつけられると、園児たちは今年1年健康で過ごせるようにと手を合わせていました。
飾りがおきになると、各家庭で用意した餅を焼きました。
園児たちは、焼きたての餅をほうばっていました。
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2月11日に入舟町で落語会
伊那市坂下の入舟町内会は、かつての賑わいを復活させようと落語会を2月11日に開きます。
10日は、総代らでつくる実行員会が落語会の概要を報道関係者に説明しました。
地区の行事が減っている中、歴代の入舟町総代らが集まり子どもからお年寄りまで楽しめる催しを検討してきました。
落語会では、入舟の地名にちなんで、入船亭一門で真打の入船亭扇辰さんを迎えます。
副町総代の畑英城さんによりますと、かつて天竜川の舟着き場として栄え、昭和30年頃まで船を待つ人が芸者と遊び三味線の音が響く街だったということです。
入舟町は飲み屋街でもあるため落語会は酒の演目を入れた内容だということです。
落語会は、来月11日の午後3時から坂下公会堂で開かれます。
チケットは前売り2500円当日が2800円で、入舟町民は無料、坂下区民は500円です。
チケットなどの問い合わせはこちらの番号までお願いします。
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中曽根公民館にホンダレ様飾り付け
箕輪町中曽根の住民有志は、五穀豊穣や家内安全を願う、「ホンダレ様」を8日、地元公民館に飾り付けました。
「ホンダレ様」は、小正月の飾り物の一つで、米や粟、稗などの穀物や繭の豊作を願い、中曽根では昭和30年ごろまで農家の玄関先に飾られていたということです。
繭玉と、米・粟・稗・麦・キビの五穀に見立てたキハダの木を飾ります。
また、紅白で縁起のいいナンテン、サカキと桜の枝を飾ります。
また、黒いテープを巻いた木の棒は、穀物をカラスなどから守るもので、打ち鳴らして追い出したりしたということです。
平成21年から、地区の住民有志らが昔の風習を後世に残していこうと、公民館に飾り付けをしています。
かつては、養蚕が盛んな地区だったことから、繭玉を飾るのが中曽根の特徴だということです。
ホンダレ様は、来週まで中曽根公民館に飾られるということです。
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FAITH メジャーデビュー
伊那市発の5人組バンドFAITHが、15日に発売される1stフルアルバムでメジャーデビューします。
FAITHは上伊那出身の男女5人組バンドで、2015年に伊那市のライブハウスに集まり結成しましました。
2017年に開催された10代のバンドが参加する全国規模のイベントで、3,199組中ファイナリスト8組に残り注目を集め、その後ミニアルバムをリリースし全国に活動の場を広げました。
メンバー全員が20歳となる今年、1stフルアルバム「Capture it」をリリースしメジャーデビューします。
アルバムには10代ならではの葛藤や未来への希望を切り取った9曲を収録しました。
「Party All Night」は、大切な友人と過ごすかけがえのないひと時を歌ったパーティソング。
テレビ番組「王様のブランチ」の1月のエンディングテーマに起用されています。
FAITHの1stフルアルバム「Capture it」は1枚2,500円で、15日に発売されます。
リリースにあわせ、東京、大阪、名古屋、松本でライブが予定されています。
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スケート場 氷張らずオープン延期
11日のオープンを予定していた箕輪町の天然リンク上古田スケート場は、ここ数日の暖かさで氷がほとんど解けてしまい、18日にオープンを延期することが決まりました。
こちらが、9日の上古田スケート場の様子です。
年末年始には8割程氷が張ったということですが、ここ数日の暖かさで解けてしまい、現在の結氷は1割にも満たない状況です。
強い風が吹くと水面は波を打っていました。
スケート場を管理する箕輪町では、11日のオープンは厳しい状況と判断し、18日に延期することを決めました。
しかし、気温が氷点下を下回らない日がこのまま続くと、さらにオープンの延期、もしくは今年は中止することも考えられるということです。
このスケート場は、箕輪町が1987年から運営していて、上古田の地区内を流れる帯無川の水を引いています。
これまで、リンクが張らずにオープンができなかった年はなかったということで、1月のこの時期に氷が張らないこともなかったということです。
今後については、16日に判断するということです。 -
市役所に証明書等発行端末を設置
住民票や印鑑登録証明書などの行政証明書を発行できる情報端末が伊那市役所に設置され、8日から利用が始まりました。
こちらがその端末です。
市役所1階の市民課の隣にコピー機と並んで設置されています。
伊那市に住民登録があり、マイナンバーカードを持っている人が利用できます。
画面に表示されている案内に従って操作を進めます。
交付サービスに同意し、マイナンバーカードを読み取り箇所に置きます。
確認が取れると発行したい証明書を選択します。
その後、発行部数を選択し、料金を入れると発行されます。
端末の案内言語は、日本語の他に英語、韓国語、中国語、スペイン語、ポルトガル語に対応しています。
端末は、平日午前8時30分から午後5時15分まで、市役所1階の市民課横で利用できます。
発行できる証明書は、住民票の写し、印鑑登録証明書、所得証明書、戸籍の附票の写し、戸籍謄本・抄本です。
市では、今回の端末設置をきっかけにマイナンバーカードの普及や窓口の待ち時間解消につなげていきたい考えです。 -
1月最高気温 観測史上最高15.5度
8日の伊那地域の日中の最高気温は、15.5度と1月としては2016年に記録した15.3度を抜き、観測史上最高となりました。
正午頃の伊那市の中心市街地です。
道行く人の中には、コートなどの上着を身につけず、スーツやカーディガンで歩く人の姿も見られました。
伊那地域の最高気温は午後0時19分に15・5度と4月上旬並みの気温となりました。
これは1993年の統計開始以来、1月としては過去最高です
長野地方気象台によりますと日本海から東に進む低気圧に南から温かい風が流れ込み、気温が上がったという事です。
9日は寒気の影響を受ける見込みで、伊那地域の最高気温は8日より4度ほど低い10度前後となる見込みです。 -
伊那養護学校中学部1年生 プリン販売にむけ準備
伊那市の伊那養護学校の中学部の1年生は、大芝の湯で販売しているおもてなしプリンの包装紙を作りました。
生徒達は14日の販売に向け準備を進めています。
中学部1年生24人が作ったおもてなしプリンの包装紙です。
包装紙づくりは去年12月から始め73枚つくりました。
8日はその販売に向けPR用の看板をつくりました。
伊那養護学校の生徒達が作ったオリジナル包装紙のおもてなしプリンは、14日の午前10時から南箕輪村の大芝の湯で販売されることになっていて価格は1個360円です。
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インフル 全県・警報レベルに迫る
長野県の去年12月23日から29日までの一医療機関あたりのインフルエンザ患者数は、29.17人と警報レベルの30人に迫る人数となっています。上伊那は28・5人でした。
長野県の発表によりますと去年12月23日から29日までの1医療機関当りの全県のインフルエンザ患者数は29.17人で、警報レベルの30人に迫る人数となりました。
上伊那の患者数は前の週の33人から減少したものの28.5人と依然として高い人数でした。
県では今後1か月間は流行の恐れがあるとして、気になる症状がある場合は早めの医療機関受診を呼び掛けています。
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高遠町地区成人式
2日は、伊那市高遠町地区の成人式が高遠さくらホテルで行われました。
晴れ着姿の新成人は友人たちとの再会を喜んでいました。
高遠町地区では、男性31人、女性23人の合わせて54人が成人を迎え、43人が出席しました。
成人式を主催した伊那市教育委員会の北原秀樹さんは「地域社会の構成員として、地域を愛し、この地の発展のために共に歩んでもらいたい」と式辞を述べました。
新成人を代表して古村奈津香さんは「自分の責任を自覚し、信頼される人間になるよう努めるとともに、郷土の発展のために最善の努力を尽くしていきたい」と意見を発表しました。
中学時代に担任を務めた飯島隆さんは「困難があってもあきらめることなく乗り越える力を身に着けていってほしい」と新成人を激励しました。
成人式では、高遠太鼓が披露され、新成人も参加して太鼓を打ち鳴らしていました。
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長谷地区成人式
1日は伊那市長谷地区の成人式が、長谷公民館で行われました。
長谷地区では男性4人、女性6人の合わせて10人が成人を迎え、そのうち9人が出席しました。
成人式を主催した、伊那市教育委員会の笠原千俊教育長は「成人としての義務・責任を自覚し、地域に貢献する人となってほしい」と式辞を述べました。
新成人を代表して、山下野絵さんは「成人として広い視野を持って社会と向き合っていきたい」と話しました。
成人式では記念講話も企画され、小学校6年の時の担任の、藤澤康一郎さんが話をしました。
藤澤さんは、当時の思い出を振り返り、人生の選択については「自分自身で納得のできる道を決めていってほしい」と話しました。
成人式の後には写真撮影が行われ、新成人たちはカメラに笑顔を向けていました。 -
七草の7日 七草粥を食べて無病息災
七草の7日、南箕輪村の中部保育園では、おやつの時間に七草粥を食べ、無病息災を願いました。
七草は、セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベ・ホトケノザ・スズナ・スズシロです。
1月7日は、この七草を入れた「七草粥」を食べ、正月の料理や酒で疲れた胃腸を休めると共に、1年間の無病息災を願います。
中部保育園では毎年、七草粥を食べていて、園児達に実際に七草を見せて説明していました。
年長のたんぽぽ組の園児たちはおいしそうに食べていました。 -
南箕輪村 成人式
3日は、南箕輪村の成人式が村民センターで行われました。
南箕輪村では男性94人、女性112人の合わせて206人が成人を迎え、式には129人が出席しました。
成人式を主催した、南箕輪村教育委員会の清水閣成教育長は「人生の節目を迎えた今の思いを大切に、今しかできないことに精一杯取り組み進んでもらいたい」と式辞を述べました。
新成人を代表して、横田貴丈さんは「20年間で多くのことを学び成長でき、支えてくれた人たちに感謝の思いでいっぱいです。これからは村への感謝を忘れずに邁進していきたい」と話しました。
また、意見発表として池田結香さんは「若い力が必要とされる現代に今まで以上に私たちの意見が注目されるチャンスが増える。怖がらず自分の考えを伝えることが成長に繋がる」と話しました。
中学校時代の担任教諭5人も出席し、新成人に祝いの言葉を贈りました。
2組の担任だった山崎康弘さんは、「何が本当に正しいのか分からない社会の中、この村で学んできたことは決して間違っていないと、皆さんの姿を見て思いました」と話しました。 -
恩徳寺で二年参り
大晦日の12月31日、南箕輪村沢尻の恩徳寺は、二年参りの参拝客でにぎわいました。
31日の深夜から元旦にかけ、地域住民を中心に参拝客が訪れ、境内には長い列ができていました。
また、お守りなど縁起物が並び、訪れた人たちが買い求めていました。
この日恩徳寺にはおよそ100人の参拝客が訪れたということです。
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北原家で恒例の餅つき
年末の12月30日には、伊那市美篶青島の北原允雄さん宅で親戚23人が集まり30キロの餅をつきました。
北原さん宅では、年末の一大行事として、毎年30日に親戚が集まり餅つきをしています。
今年はおよそ30キロのもち米を交代でつきました。
つきあがると自家製の味噌などをつけて味わっていました。
允雄さんの妻のゆり子さんは「2020年も皆が仲良く集まってよい年にしたいです」と話していました。
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元旦 上原で獅子舞初まわり
元旦の朝、伊那市美篶上原では、「上原獅子舞クラブ」のメンバーが初まわりを行いました。
最初に、天伯社や秋葉神社など地域の神社で、祝いの舞や悪魔っ払いを行い、地域の一年の安泰を祈りました。
初まわりでは、家の前に出てきた人達に舞を披露しました。
舞を終えると清め酒を振る舞い、絵馬を渡していました。
昭和54年、上原公民館の倉庫から古い獅子頭が見つかったことをきっかけに、「上原獅子舞クラブ」が発足し、初まわりを毎年行っています。
クラブには20代から70代まで18人が所属しています。
会長の大場強志さんは「若い人がクラブに入り、これからも初まわりを受け継いでいってほしい」と話していました。 -
漸進展 市内の7人の画家の展示
伊那市在住の画家が出品する「漸進展」が7日まで、いなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
会場には、会員7人が描いた油彩・水彩・ペン画の作品14点が展示されています。
3号から100号のものまで大きさは様々で、去年1年間に描いた近作です。
作品展は、いなっせが開館した年にこけら落としとして行ったのがきっかけで、今年で17回を数えます。
会では、「ひとめ見て誰の絵か分かるような個性のある作品が集まっている。それぞれの特徴を見てほしい」と話していました。
この作品展は、7日までいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。 -
萱野高原で今年も初日の出
元旦の1日、箕輪町の萱野高原で初日の出を見るイベントが開かれました。
このイベントは、地域住民でつくる「萱野高原で初日の出を見る会」が毎年開いているものです。
午前7時20分ごろ、雲一つない空に、太陽が顔を出しました。
萱野高原にはおよそ100人が集まり、初日の出をバックに記念撮影をしていました。
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大晦日間近 年越しそばの準備
大晦日を間近に控え、伊那市中央のそば処こやぶ本店では、年越しそばのそば打ちや発送作業に追われています。
こやぶでは、社長の伊藤祐一さんと、息子の顕さんがそばを打っていました。
毎年この時期には、持ち帰りと配送のそば合わせて4,500食以上の予約が入るということで、北海道から九州まで全国各地から注文がきているということです。
年越しそばの準備は、29日と30日がピークだということです。
持ち帰りの予約は30日まで受け付けているということです。
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箕輪南宮神社で大祓祭・焼納祭
半年間の穢れを払う大祓祭と、縁起物を焚き上げる焼納祭が28日、箕輪町木下の南宮神社で行われました。
この日は、神社総代ら15人が集まり、「人形」を焚き上げて穢れを払いました。
人形は、紙を人の形に切ったもので、名前と数え年を書きます。
人形で自分の体を撫で、息を吹きかけて穢れを移し、焚き上げます。
大祓祭は、毎年6月と12月の2回行われています。
また、27日から28日にかけて、地域住民から寄せられた縁起物のお焚き上げも行われました。
神社総代会の日岐正明会長は、「今年は、台風19号の影響で屋根の一部が破損した。来年は平穏な1年になってもらいたい」と話していました。
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箕輪町役場にしめ飾りの飾り付け
箕輪町沢の信州縁起物製作所から贈られたしめ飾りの飾り付けが25日日、箕輪町役場で行われました。
中信地域から南信地域にかけてしめ飾りを販売している信州縁起物製作所は、毎年箕輪町に正月のしめ飾りを贈っています。
今年は37本を贈ったということです。
この日は、役場職員が玄関に飾り付けをしました。
しめ飾りは、役場の他、町内の小学校や保育園などに飾るものも贈られました。
町では、「しめ飾りを飾ることで来年もいい年を迎えたい」と話しています。
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みはらしに2020本の〆の子
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームに来年の西暦と同じ
2020本の〆の子が28日飾り付けられました。
〆の子はみはらしファーム管理組合の組合員や来場者が作ったものおよそ40人が飾りつけを行いました。
縄の長さはおよそ1.2キロで〆の子のほかに西箕輪保育園の園児が願い事をかいた札も付けられました。
〆の子は来年1月19日まで飾りその日に行われるみはらしファームのイベント、せいの神で燃やされるということです。
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11月の月間有効求人倍率1.43倍
上伊那の11月の月間有効求人倍率は、10月を0.07ポイント下回る1.43倍でした。
求人数が減少していることから、雇用情勢は平成30年5月以来の下方修正となっています。
月間有効求人数は、前の年の同じ時期を22.4%下回る3,602人、月間有効求職者数は2,513人で、11月の月間有効求人倍率は1.43倍でした。
県は1.5倍、全国は1.57倍となっています。
地域別の平均では、南信が最も低く、1.41倍となっています。
雇用情勢についてハローワーク伊那では、「新規求人が減少しているものの雇用情勢は、堅調に推移している」と、弱冠の下方修正としています。
求人数が減った原因については、「海外情勢や消費増税、自然災害など様々な影響が考えられる。一過性なのか継続的なのかは現段階では分からない」としています。
また来春卒業予定の新規高卒者の11月末現在の内定率は91.2%となっています。 -
伊那市社協 子どもの居場所づくりの事業に助成金
伊那市社会福祉協議会は、子どもの居場所づくりを進める企業や団体に対し、来年度から助成金を支給します。
助成金は、公園や田んぼ、一般家庭の庭など、伊那市内の地域資源を活かした場所で子どもの居場所づくりをする活動に最大で4万5,000円。
さらに、子どもに食事を提供する場合は1回あたり1,500円を上限に上乗せします。
また、夏休みなどの長期休暇のみの場合は、1日2,000円を上限に補助します。
市社協ではこれまで、地区・地域社会福祉協議会の同様の活動に対し助成を行っていて、対象を広げることでより安心して子育てができる地域になればと期待します。
対象となるのは、来年4月から令和3年2月末までの事業です。
募集は、すでに始まっていて、来年3月13日までとなっています。