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箕輪町フォトコン 最高賞に鈴木さん
箕輪町観光協会が募集したフォトコンテストの最高賞の推薦に、辰野町の鈴木真さんの作品が選ばれました。
鈴木さんの作品「スポットライトを受けて」は、南小河内の上ノ平城跡の満開の桜と、雲と隙間から太陽の光が差し込んでいる様子を撮影したものです。
今回から行われた一般投票でも評価が高かったということです。
フォトコンテストには、50人から175点の応募がありました。
表彰式は、3月13日水曜日に行われます。 -
歌舞伎の化粧を体験
伊那市長谷の中尾歌舞伎保存会は、歌舞伎の化粧の講座を24日気の里ヘルスセンター栃の木で開きました。
講座では、歌舞伎用のおしろいを使い、白塗りの化粧をしました。
参加したのは、一般2人と、中尾歌舞伎保存会の会員5人の7人です。
保存会で化粧係を務める大木島さや香さんが講師を務めました。
今回、一般の人に歌舞伎に興味を持ってもらうとともに、会員に技術を伝えようと初めて講座を開きました。
刷毛を使いムラなく白塗りを施すと、専用の化粧品を使って赤や黒の色を入れていきました。
参加者は、手本を見ながら隈取などに挑戦していました。
中尾歌舞伎保存会は、担い手不足などにより一度活動を休止していましたが、去年の春季公演で活動を再開しました。
中尾歌舞伎保存会では、4月29日に春季公演を予定していて、化粧などで携わるスタッフを募集しているということです。
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伊那市消防団音楽隊定期演奏会
伊那市消防団音楽隊の第8回定期演奏会が24日伊那市の伊那文化会館で開かれました。
伊那市消防団音楽隊は、地域の祭りやイベントでの演奏活動を通して防火・防災について意識を高めてもらおうと活動しています。
コンサートでは、予防消防の合言葉を披露し、火災予防を呼び掛けていました。
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いなテレスマホ イベント
伊那ケーブルテレビの格安スマートフォンサービス「いなテレスマホ」を2日間限定で大幅値下げし販売するイベントが24日までアピタ伊那店で開かれています。
イベントでは、スマートフォンやタブレットの特定端末を台数限定で大幅値下げし販売しています。
イベント期間中に申し込みした人を対象に、くじ引きで最大5千円分の商品券をプレゼントしています。
いなテレスマホは、伊那ケーブルテレビが2016年からサービスの提供を始めた格安スマートフォンで、音声通話コースの最も安いもので月額1480円となっています。
3月1日から始まる新しいインターネットプランの申し込みの他、テレビや固定電話加入もキャンペーン価格で受け付けています。
イベントは24日までで、時間は午前10時から午後5時、会場はアピタ伊那店1階休憩スペースです。
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サロン北殿でお年寄り楽しむ
南箕輪村北殿区の高齢者が集まりお茶を飲んで交流する「サロン北殿」が16日公民館で開かれました。
サロン北殿には地域住民およそ30人が参加しました。
懐かしい歌でお年寄りに楽しんでもらおうと箕輪町でカフェを営む藤森利彦さんと晴子さん夫妻を招きました。
藤森さん夫妻はフォークソングなど7曲を歌い、訪れた人たちも口ずさんでいました。
サロン北殿は、北殿地区社会福祉協議会が2か月に一度開いているもので、高齢者が集まりお茶を飲んで交流します。
サロンの運営を担当する杉本善彦さんは、「公民館が人の集まる場所になるよう、様々な企画を考えていきたい」と話していました。
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洋らん300点並ぶ
上伊那を中心に中南信地域の愛好者でつくる「洋らんの花を楽しむ会」の展示会が、箕輪町の木下公民館で始まりました。
会場には、定番のカトレアやシンビジウムを中心に35種類、およそ300鉢の洋らんが展示されています。
洋らんの花を楽しむ会では、「会員46人が丹精込めて育ててきた花を楽しんでもらいたい」と来場を呼び掛けていました。
洋らんの展示会は24まで、箕輪町の木下公民館で開かれています。
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伊那市版タウンページ贈呈
NTTタウンページ株式会社は防災情報を盛り込んだ別冊「防災・防犯タウンページ」と伊那市版のタウンページを伊那市に22日、贈呈しました。
22日は、市役所で贈呈式が行われ、NTTタウンページ株式会社信越営業本部長の松永浩さんが白鳥孝市長にタウンページを手渡しました。
防災・防犯タウンページには、市内の避難所の位置や災害時に携帯電話と比べて電話がつながりやすい公衆電話設置場所などが記載されています。
また公衆電話のかけ方を知らない子どもが増えているということで、その使い方の説明もあります。
他に、4ページにわたり詐欺被害の注意喚起も掲載されています。
伊那市とNTTタウンページ株式会社は、防災情報発信などの相互協力に関する協定を2016年10月に結んでいます。
タウンページはおよそ3万2000部発行し市内全戸とすべての事業所に配布するということです。
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いのちと献血俳句コンテスト 高遠北小5年 伊藤佑真君が所長賞
日本赤十字社が行う第13回赤十字・いのちと献血俳句コンテストで、伊那市の高遠北小学校5年の伊藤佑真君が長野県赤十字血液センター所長賞を受賞しました。
21日、長野県赤十字血液センターの職員が高遠北小学校を訪れ、所長賞を受賞した5年生の伊藤 佑真君に、表彰状を手渡しました。
5年生は9人で、普段から、生活の中で感じたことを俳句にしているということで、全員が、その中のお気に入りの1句をコンテストに応募したということです。
コンテストは、命の尊さや助け合い、心のぬくもりを感じてもらおうと開かれていて、今年は全国の小中高校生・一般から13万句を超える応募がありました。
伊藤君の作品は、各県から1人が選ばれる所長賞を受賞しました。
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箕輪町消防団 大会取りやめ
箕輪町消防委員会が20日に役場で開かれ、毎年6月に行われている消防団のポンプ操法・ラッパ吹奏大会について、来年度から取りやめることが報告されました。
この日の町消防委員会で、伯耆原信団長が報告しました。
大会に向けておよそ2か月間、朝4時に起きて訓練をすることが団員の負担になっているという意見が多く、1月に辰野町消防団が大会中止を決めたことも受け、今回取りやめる判断に至ったということです。
ポンプ操法については上伊那郡大会にも出場しない予定で、ラッパ吹奏については出場するかどうか検討するとしています。
21日に開かれた箕輪町定例記者懇談会で、白鳥政徳町長もコメントしました。
今後は大会に代わる活動として、火災や災害に重点を置いた訓練を実施していくとしています。
現在、箕輪町消防団には395人の団員がいます。
なお、伊那市と南箕輪村では、来年度の大会について例年通り実施するとしています。 -
伊那まつりテーマ「跳」へ
8月3日と4日に行われる今年の伊那まつりのテーマを「跳(はねる)」とする方針案が、21日に伊那まつり実行委員会で承認されました。
21日は、市内で開かれた実行委員会で、今年のテーマを「跳」とする実施方針案が承認されました。
勘太郎まつりから数えて62回目となる今年は、これまでの伝統を継承しつつ祭りを大きく成長させるため、踊りは活き活きと花火は高々と跳ね上がるように力を結束させようという思いが込められています。
実行委員長については、3月31日までは伊那市区長会長会会長の唐澤規夫さんが務め、4月1日からは次期会長が務めます。
上部組織の伊那まつり委員会会長の白鳥孝市長は、「紅白出場歌手で高遠の桜をテーマにした新曲を先月リリースした水森かおりさんに来ていただけるよう声をかけたい」と話していました。
「跳」とする方針案は、3月13日に開かれる伊那まつり委員会で決定されることになっています。 -
信大ジャム販売
南箕輪村の信州大学農学部の学生が実習で作ったジャムの販売が20日から始まりました。
ジャムは植物資源科学コースの2年生が実習で栽培した果物を加工したものでりんごやイチゴ、ブルーベリーなど13種類あります。
ジャムは信大農学部の生産品販売所で売られ、訪れた人たちが買い求めていました。
販売されているジャムは1瓶200g入りで合計およそ8千個が用意されています。
価格は種類別に330円から500円となっていてなくなり次第販売は終了となります。
ジャムは生産品販売所で平日の午前8時45分から午後5時まで販売されています。
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花粉 6年ぶり大量飛散か
民間気象情報会社・ウェザーニューズは今シーズンの花粉の飛散傾向を20日発表しました。今年は東日本を中心に6年ぶりの大量飛散の恐れがあるとしています。
ウェザーニューズの発表によりますと長野県内の花粉の飛散は18日から始まっていて、本格化するのは例年並みの3月上旬と予測しています。
飛散量は平年の1.7倍、去年の2.3倍になると予測しています。
県内のスギ花粉の飛散のピークは3月いっぱいで、4月の上旬から中旬にかけヒノキ花粉のピークを迎えるとしています。
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確定申告始まる
18日から全国一斉に平成30年分の確定申告の受付が始まりました。
伊那税務署が管轄する辰野町から中川村の住民が対象となる申告会場は伊那市のいなっせに開設されています。
確定申告は、自営業者や給料が2千万円を超えるサラリーマンなどが対象となります。
会場では、伊那税務署の職員が申告書の作成などをサポートしていました。
訪れた人達は、インターネットを使って申告ができるe₋Taxで申告書を作成していた他、申告に関する相談を行っていました。
また、今回からスマートフォンからも申告が可能となっています。
期限間際は混雑が予想されるとして伊那税務署では、早めに来ていただくか、自宅での申告書の作成を呼び掛けています。
確定申告は、来月15日金曜日までで、時間は午前9時から午後4時までとなっています。 -
陶芸や絵画など157点が並ぶ
公益社団法人伊那広域シルバー人材センターの会員による作品展が18日から伊那市西町のシルバー人材センターワークプラザで
開かれています。
会場には陶芸や絵画、手芸など会員の作品157点が並んでいます。
現在600人の会員がいてそのうち43人が作品を出展しています。
伊那広域シルバー人材センターでは「会員の力作を楽しんでもらいたい。」と話していました。
作品展は21日まで開かれています。 -
“居酒屋公民館”で横山をPR
伊那市の横山地区では、「居酒屋公民館」と名付けられた寄り合いが月に3回ほど行われていて、地域住民が酒を持ち寄って親睦を深めています。
そんな寄り合いを通じて地域の良さを知ってもらおうと16日の夜、他地域との交流会が開かれました。
この日は、横山公民館で交流会が開かれ、市内外から訪れた人や横山区民など、およそ40人が参加しました。
さばキャベツに蒸し鳥の梅肉和え、焼きなすにめかぶのサラダなど居酒屋公民館の定番メニューのフルコースが並びました。
参加した人たちは、輪に入って酒を酌み交わしながら、横山地区の普段の雰囲気を楽しんでいました。
横山では、地域の人たちの憩いの場として公民館がよく利用されていて、年間延べ2500人が利用しています。
箕輪町から訪れた女性は「奥深い地域の良さがわかるとてもおもしろい企画で、参考になったしとても楽しい」と話していました。
武田巌区長は「こんなに人が集まると思っていなかった。地域交流の第一歩として、こういうイベントを大事にしていきたい」と話していました。
横山の魅力を多くの人に知ってもらおうと横山の活性化に取り組む「横山維者舎」のメンバーや伊那市が企画したもので、この日は交流会の前に、区内のビューポイントも巡ったということです。 -
フルートアンサンブルコンサート
上伊那のフルート愛好家でつくる伊那フルートアンサンブルの第16回コンサートが17日、伊那市のいなっせで開かれました。
コンサートには、伊那フルートアンサンブルのメンバーおよそ30人が出演しました。
低音・高音5種類のフルートを使って、今回のテーマ「わ」にちなんだ曲を披露しました。 -
移住者と地域住民がそば打ちで交流
箕輪町への移住者や移住希望者、地域住民がそばを打ちながら交流するイベントが、16日松島コミュニティセンターで開かれました。
イベントには、移住者や移住を考えている人が8人、地域住民が4人の合わせて12人が参加しました。
松島そばクラブの会員が講師となり、そばを打ちながら交流しました。
このイベントは、箕輪町地域おこし協力隊の五十嵐裕子さんとルーカス尚美さんが企画したものです。
2人はともに千葉県から移住していて、地元の人と交流する機会が欲しかったという自身の経験からイベントを企画しました。
去年10月に神奈川県から上古田に移住したという五島宏さんです。
移住を機に本格的にそば打ちを楽しみたいと参加しました。
田舎暮らしに興味があり、愛知県から家族4人で参加した人たちもいました。
五十嵐さんとルーカスさんは、今後もイベントを企画する計画で「移住後に知り合いがいないと不安な気持ちになりがちだが、イベントを通して地元の人と知り合えるきっかけを作っていきたい」と話していました。
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最低気温4月上旬並み 暖かい1日
16日の伊那地域は朝の最低気温が1.8度で4月上旬並み、最高気温は12.3度で3月下旬並みと、暖かい一日となりました。
長野地方気象台によりますと、17日以降は平年並みの寒さに戻るということです。
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弥生器楽クラブ定期演奏会
伊那市の伊那弥生ケ丘高校器楽クラブの定期演奏会が、11日にいなっせで開かれました。
定期演奏会では、J―POPの他、各楽器の特徴を活かした曲など16曲を演奏しました。
器楽クラブには、1年生18人、2年生13人の合わせて31人が所属しています。
演奏会では、グループ別のアンサンブル演奏や、学年別の合奏が行われました。
他に、来月長野市で開かれる県高校ギター・マンドリン演奏会の課題曲を全員で演奏しました。
羽生楓菜部長は、「緊張することなく楽しみながら演奏することができた。夏の全国大会で優秀賞を受賞できるよう、部員一丸となって取り組んでいきたい」と話していました。 -
信州農村歌舞伎祭
南信地域で伝統芸能を継承している団体が集う信州農村歌舞伎祭が、10日に伊那市の伊那文化会館で開かれました。
今回は、大鹿村の大鹿歌舞伎保存会、南木曽町の田立こども歌舞伎、下條村の下條歌舞伎保存会の3団体が出演しました。
このうち大鹿歌舞伎保存会は、平清盛亡き後の源平の合戦を描いた「一谷嫩軍記 須磨浦の段」を上演しました。
大鹿歌舞伎は、およそ300年前から伝承されていて、去年3月には国の重要無形民俗文化財に指定されています。
主催した伊那文化会館では、「伝統芸能を後世に継承していくための一助になればうれしい」と話していました。 -
ふくじゅ園利用者 絵馬の祈祷
伊那市西春近のデイサービスセンター春富ふくじゅ園で今年の夢を書いた利用者の絵馬の祈祷が14日、行われました。
職員が手作りした絵馬に、春富ふくじゅ園の利用者が今年の夢を書きました。
絵馬の表には、ふくじゅ園のイメージキャラクターふくじゅちゃんが描かれています。
裏には、「元気に今年一年間過ごせますように」「みんなと明るく過ごせるように」などと書かれています。
14日は、東春近にある春近神社の花畑樹彦宮司が訪れ、絵馬の祈祷と健康を祈願しました。
初詣に行けない利用者に季節を感じてもらおうと初めて企画しました。
ふくじゅ園では、「利用者のみなさんが元気でたくさんの笑顔になる一年になってほしいです」と話していました。
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弥生1年生 地域活性化考える
伊那市の伊那弥生ケ丘高校の1年生は、グループ毎に調べた伊那谷の課題や活性化のためのアイディアを、14日発表しました。
この日は伊那文化会館でキャリア学習の発表会が開かれました。
伊那弥生ケ丘高校の1年生240人は、今年度総合的な学習の時間に「伊那谷の活性化のためのアイディア」をテーマに学習してきました。
48のグループに分かれてデータや現状を調べ、14日はこのうちの6グループが発表しました。
伊那ロータリークラブから5人がアドバイザーとして参加し、生徒たちの発表を聞きました。
人口減少について調べたグループは「自然が多いことや土地取引価格が低いことをPRしてみてはどうか」「中心商店街は居酒屋が多いが、カフェやコンビニなどを増やせば子育て世代の人が足を運びやすくなるのではないか」などと提案していました。
高校生の発表を聞いた伊那ロータリ―クラブの会員は「飯田線に頼らない交通手段を高校生の発想で考えてみてほしい」「駅前の活性化には何が必要か、高校生のアイディアが絡まれば人が集まってくる」などと話していました。
伊那弥生ケ丘高校の駒瀬隆校長は「地域の課題を考えることが日本や世界の課題を考えることに繋がる。学校以外の行事やイベントにも参加して新しい学びを進めていってもらいたい」と話していました。 -
高遠城址公園 開花予想4/4
民間気象情報会社・ウェザーニューズは、今年2回目の桜の開花予想を、14日発表しました。
それによりますと、伊那市高遠町の高遠城址公園の桜の開花は4月4日となっています。
14日の高遠城址公園の高遠閣前の桜の様子です。
つぼみは、まだ固い状態です。
ウェザーニューズが発表した予想によりますと、高遠城址公園の開花は4月4日、満開は10日となっています。
開花・満開ともに、1月16日に発表された第1回予想より、1日遅くなっています。
去年は過去最速の4月1日に開花し、満開は5日でした。
ウェザーニューズでは「東日本は、今年は平年並みの開花になりそうだ」としています。 -
高遠ダム建設60周年記念フォトコンテスト
長野県企業局が行った高遠ダム建設60周年記念フォトコンテストの入賞作品が決まりました。
グランプリを受賞した栃木県の「ハル」さんの作品はダムや発電所とその奥に写る街並みのコントラストが美しく表現されていることが評価されました。
コンテストは去年7月から12月まで行われ15点の応募があったということです。
グランプリに選ばれたこの作品は高遠ダムカードの写真として活用されるほか3月から伊那市役所などで展示されるということです。 -
長谷小児童 歌舞伎に挑戦
伊那市長谷の長谷小学校の4年生は、地域に伝わる井筋をテーマにしたオリジナル歌舞伎に取り組んでいます。
28日には、初公演を計画しています。
13日は、体育館で練習が行われました。
児童たちは、役になりきることや想いを伝えるにはどうしたらよいかなど意見を出し合い進めていました。
長谷小学校の4年生は、総合学習の時間を使い去年5月から地域に伝わる伝統芸能、歌舞伎について学習しています。
去年は、中尾歌舞伎の春季公演の前座として長谷に伝わる民話「孝行猿」を劇で演じました。
歌舞伎について知ろうと、去年中尾歌舞伎保存会に協力してもらい衣装を着たり台本を読むなどの体験をしました。
学習する中で、社会科の授業で行っていた地域に伝わる鷹岩井筋をテーマに歌舞伎で演じることにしました。
台本は、紙芝居をもとに去年8月から子どもたちがセリフを考え台本にしてきたということです。
田畑をつくるために水を引いた先人たちの苦労を歌舞伎で表現します。
途中、全員が集まり、演技の仕方やセリフの言い回しなどを確認していました。
長谷小学校の4年生は、地域の人やお世話になった人を招いての公演を28日に長谷小学校で行う予定です。
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伊那市自主防災組織説明会
伊那市は、自主防災組織を担う区長や町総代など地域の代表者を対象とした説明会を12日、いなっせで開きました。
説明会は、伊那市が行っている防災や防犯、消防団活動の取り組みについて知ってもらおうと毎年、役員が代わるこの時期に開かれています。
今日は、市の担当職員が自主防災組織の役割や活動の他、各地域に市の職員が出向いて開いている「防災おでかけ講座」などについて説明しました。
また、伊那市と伊那市社会福祉協議会が行っている住民支え合いマップが紹介されました。
支え合いマップは災害時や緊急時に支援が必要な人の安否確認や避難行動を支援するものです。
担当の職員は、「マップを作成することで災害時には地域の助け合いが大きな効果を上げる」と話していました。
説明会では他に、来年度の防災訓練は西春近地区を主会場に行うことなどが報告されました。
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路線バス西箕輪線 存続へ
伊那市や南箕輪村を通る路線バス「西箕輪線」の存続について検討を進めてきた伊那市地域公共交通協議会と南箕輪村地域公共交通会議は、運行主体を市の協議会に移して路線を存続させることを決めました。
12日に開かれた南箕輪村議会全員協議会で報告されました。
西箕輪線は、伊那市西町の伊那バス本社前から、南箕輪村を通って西箕輪与地まで走る路線です。
昨年度の赤字額がおよそ3,700万円で、路線の維持が困難なことから、伊那バスでは市や村に更なる支援を求めていました。
これを受けてそれぞれの会で検討を進め、今後は伊那市地域公共交通協議会が運行する路線として存続させることを決めました。
伊那バスへの運行委託料3,000万円のうち、走行距離に比例して8割の2,400万円を市が、2割の600万円を村が負担することになっています。
経費を削減するため、土曜日に運行している11便のうち、4便については廃止し、それ以外はこれまで通り運行するということです。
協議会での運行は来年度の4月1日からとなっています。 -
入浴中の女性を助けた2人に感謝状
今年1月、伊那市長谷の住宅で入浴中に意識を失った高齢の女性を助けたとして、この家の近所に住む2人に、11日に感謝状が贈られました。
11日は高遠消防署で表彰式が行われ、伊那市長谷の林清美さんと山岸吉雄さんの2人に武井修署長から感謝状が贈られました。
林さんは、近所に住む高齢の女性と障がいのある娘の2人暮らしを心配し、いざという時のための呼び出しブザーを設置しています。
1月2日午後8時頃、女性が入浴中に意識を失い、それに気づいた娘がブザーを使って林さんを呼びました。
林さんは、同じく近所に住む山岸さんを呼び119番通報をした他、救急車が到着するまでの25分間通信指令員の指示に従い気道確保などの適切な処置を行ったということです。
女性は、市内の病院に運ばれ、その日のうちに自宅に戻ることができたということです。
武井署長は、「応急処置が迅速かつ的確に途切れることなく行われたことが救命につながった」と感謝していました。 -
日本で最も美しい村連合 展示
「日本で最も美しい村連合」に加盟している伊那市高遠町の文化や風景を紹介する展示会が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、日本で最も美しい村連合に加盟している、伊那市高遠町・大鹿村・木曽町・中川村・南木曽町を紹介する写真や工芸品などが並んでいます。
2015年に加盟した高遠町は、石仏と風景の写真を展示しています。
これまで石仏の写真は展示してきましたが、観光資源をPRしようと、今回は桜やバラ、祭りの様子の写真も並んでいます。
会場には高遠城址公園のタカトオコヒガンザクラの枝も展示されていて、今週末頃花が咲きそうだということです。
主催者を代表して大鹿村の担当者は「地域の良さを知ってもらい、実際にそれぞれの場所に足を運んでもらいたい」と話していました。
この展示会は、19日(火)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
高遠伝統のだるま市
江戸時代から続くとされる伊那市高遠町のだるま市が、11日に鉾持神社参道で行われ、福だるまを買い求める人で賑わいました。
だるま市は、今年1年の無災害や農作物の豊作を願う鉾持神社の祈念祭にあわせて、神社前に市をだしたのが始まりとされる伝統行事です。
鉾持神社参道には、大小様々な福だるまや宝船などの縁起物を販売する露店が並びました。
訪れた人たちは、気に入ったものを見つけて値段交渉していました。