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民泊 先輩受入れ家庭を見学
民泊の登録をした家庭を対象にした、先輩受け入れ家庭の見学会が29日伊那市内で開かれました。
29日は民泊を検討している人や始めて1年程の人など8人が御園の御子柴勝久さん宅を訪れました。
御子柴さんは7年前から民泊の受け入れを行っていて、写真を見ながら農業体験の様子などを紹介しました。
御子柴さんは「農業体験は作業が一つだけだと飽きてしまうので、草取りや収穫、加工品作りなど複数用意している。
また、子供たちの受け入れでは、家庭的な雰囲気を大切にしている」と説明していました。
29日は他に民泊メニューに取り入れている五平餅づくりを行いました。
見学会は、伊那谷民泊協議会と伊那市地域おこし協力隊が横の繋がりやおもてなしのヒントにしてもらおうと開いていて、今回で3回目です。
民泊登録している家庭は伊那市を中心におよそ75軒で、今年度、民泊を利用した人は541人だという事です。
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市内小中学校「暮らしのなかの食」実践報告会
伊那市の小中学校が食育事業の一環で取り組んでいる「暮らしのなかの食」の実践報告会が27日、市役所で開かれました。
27日は市内の小中学校校長や保育園の園長らおよそ50人が参加しました。
会では西春近北小学校の倉根真紘教諭が1年まつ組のさつまいも栽培の取組みを発表しました。
まつ組では生活科の授業で4種類のさつまいもを栽培しました。
収穫したいもは、手作りのレンガ窯で焼き芋にしました。
児童は活動を通して、窯の作り方や、火のおこし方などを学びました。
保護者からは、家族の間でも芋や食についての会話が増えたとの声があったということです。
倉根教諭は、1年間の授業を通して、「さつまいもの栽培から、食について考える、良いきっかけになった」とまとめていました。
「暮らしのなかの食」事業は伊那市が2015年から市内小中学校で進めています。
農業体験と食育に日常的に取り組むもので、今年度で10年目となりました。 -
まっくんバス 1日3便で運行へ
南箕輪村の村内巡回バス、まっくんバスの運行について、利用者が減少していることから、2026年度から高校生や高齢者に重点を置き、1日3便に減らしたい考えです。
28日に村役場で開かれた、南箕輪村地域公共交通協議会で案が示されました。
まっくんバスの年間利用者はコロナ禍前の1万3千人ほどから大きく落ち込み、昨年度の年間利用者は9,727人、1便当たり2.0人でした。
村では見直しを行い、来年度策定する、南箕輪村地域公共交通計画の案を示しました。
案では、高校生や高齢者に重点を置いた、通学通院支援バスの運行を計画しています。
現在は4コース4便から5便運行していますが、2026年度から1コース、平日の朝1便、夕方2便となり、JR北殿駅や伊那北駅、伊那中央病院を通るルートにするとしています。
年間定期券や回数券も導入する考えです。
昼間はタクシーの利用を呼びかけ、村民にタクシー券の助成を行います。
また、JR北殿駅は多くの人が利用しているとして、バス停やタクシー待機場など駅前広場の整備を進めていくとしています。
協議会では、計画案について地域住民対象のパブリックコメントを実施します。
新たなバスの運行は2026年度を予定しています。
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リフレッシュ・ヨガ講座
育児中の保護者を対象にしたリフレッシュ・ヨガ講座が箕輪町松島の子育て支援センターいろはぽけっとで17日に開かれました。
17日は箕輪町など育児中の保護者10人が参加しました。
講師は町内でヨガ教室を開いている、ヨガインストラクターの荒川章代さんが務めました。
17日はボールを使い、全身ををほぐすストレッチを行いました。
保護者は講座中、施設に子どもを預けることができます。
講座は、ヨガで日頃のストレスを解消し心身ともにリフレッシュしてもらおうと、いろはぽけっとが開いたものです。
リフレッシュ・ヨガ講座は来年度も開催を予定しています。
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災害時の外国人への対応を考えるセミナー 上伊那地域振興局が初開催
上伊那地域振興局は、災害発生時の外国人への対応について考える「多文化共生防災セミナー」を27日、伊那合同庁舎で開きました。
セミナーには、上伊那の7市町村を中心に防災担当者など23人が参加しました。
NPO法人多文化共生マネージャー全国協議会理事の土井佳彦さんが講師を務め、話をしました。
土井さんは、去年6月末時点の地域ごとの在留外国人数について紹介しました。
それによると、伊那市は39か国1,969人、箕輪町は27か国805人、南箕輪村は25か国392人だということです。
土井さんは、「災害時には、必要な情報を多言語に翻訳し、外国人にも届ける必要がある。また発信した情報が届いているか、対面して確認することが重要だ」と話していました。
上伊那地域振興局によりますと、上伊那地域は県内でも外国人住民の割合が高いということです。
災害発生時には、「避難指示などの情報が届かない」「適切な避難行動がとれない」などの問題が懸念されていることから、解決に役立ててもらおうと今回初めてセミナーを開きました。
出席者は、「災害時に外国人が、情報収集や、宗教上の理由で避難所での食事などに不安があることが分かった」「市町村単位ではなく、広域的に取り組む必要があると改めて感じた」などと話していました。 -
ステッカーでe-Tax利用呼びかけ
2月17日からの確定申告を前に、伊那税務署は、路線バスにステッカーを掲示し、e-Taxでの申告を呼びかけています。
24日は、伊那市西町の伊那バス株式会社で、伊那バスの社員がe-Tax利用を呼びかけるステッカーを貼り付けていました。
ステッカーは国税庁が作成したもので、上伊那地域の路線バスに加えて、タクシー、自動車教習所の車両などに、大小合わせて515枚が貼られます。
また、バスの車内には、確定申告の期間などを紹介する広告も掲示されました。
e-Taxは、パソコンやスマートフォンから確定申告の手続きを行うものです。
伊那税務署によりますと、去年、全国の所得税の確定申告のうち、およそ7割がe-Taxを利用したということです。
ステッカーが貼られた車両は上伊那地域内を走行しています。
伊那税務署は2月17日(月)から、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーに申告会場を設置します。 -
伊那養護学校卒業生 演劇発表
伊那市の伊那養護学校の卒業生らでつくるミュージカルサークル煌の演劇発表が26日に行われました。
演劇発表は、伊那養護学校体育館で行われました。
ミュージカルサークル煌は、伊那養護学校の卒業後の子どもたちの居場所をつくろうと2021年に保護者が設立しました。
メンバーは、18歳から21歳までの伊那養護学校の卒業生5人と高等部の生徒1人が所属していて月に1度、伊那市内で練習を行っています。
発表は年に1度行っていて今回が3回目です。
今回上演したのは、オリジナル劇「ドリームサークル」です。
意識が戻らず病院に入院している子ども6人が夢の中で集まりゲーム開発や勉強などをする不思議な体験を描いた物語です。
その中で、6人は将来の夢に向き合います。
メンバーたちは、去年の夏から練習を重ねてきたということで、息のあった演技を披露していました。
劇の途中には、音楽に合わせて踊る場面もありました。
およそ40分の演目が終わると会場を訪れた地域の人や卒業生など、およそ150人が拍手を送っていました。
サークルを設立した清水明美さんは「メンバーが楽しんでいる姿を見てもらえた。親以外にも様々な人たちが卒業後の居場所づくりに協力してくれる社会になれば」と話していました。 -
生活クラブ 生産者とこんにゃく作り交流会
南箕輪村の生活クラブ伊那センターで25日、組合員と生産者のこんにゃく作り交流会が開かれました。
この日は、生活クラブの組合員およそ20人とJA上伊那こんにゃく部会の会員5人が交流しました。
地元で育てられたこんにゃく芋を使い、生芋こんにゃくを作りました。
ミキサーで細かくした芋を鍋に移し、水を入れかき混ぜていきます。
粘り気が出てきたら、凝固剤を入れ練っていきます。
時間をかけるとまとまらなくなるため、素早く練り上げることがポイントだということです。
固まったら、容器に移し20分ほど冷まします。
冷ましたこんにゃくを切り、30分ほどゆでてアクを抜いたら生芋こんにゃくの完成です。
こんにゃく作り交流会は、JA上伊那の農産物を取り扱っている生活センター長野が4年ぶりに開いたものです。
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昭和30年代の箕輪町を振り返る
映像で昭和30年代の箕輪町を振り返るイベントが25日、箕輪町郷土博物館で開かれました。
イベントは箕輪町が1955年昭和30年に発足し今年70周年を迎えたことに合わせて町郷土博物館が開いたものです。
学芸員の井澤はずきさんが当時の映像を流しながら解説しました。
昭和30年代の箕輪町を映像で振り返るイベントには約20人が集まり当時を懐かしんでいました。
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伊那地域の最高気温12.8度 3月下旬並み
24日の伊那地域の最高気温は12.8度で、3月下旬並みの暖かさとなりました。
24日の伊那地域は午後3時4分に最高気温は12.8度を記録しました。
長野地方気象台によりますと、この暖かさは24日までで来週は、最高気温が8度から9度までしか上がらず、2月下旬から3月上旬並となる予想です。 -
無量寺で福升づくり
2月2日の節分を前に、箕輪町北小河内の無量寺では豆まきに使う福升づくりが始まっています。
24日は、中川清健住職が、ヒノキの一升桝の側面に幸せを願う「福」と長寿を願う「寿」の文字を筆で書き入れていきました。
無量寺では40年ほど前から節分の行事を行っています。
福升は、来月2日に無量寺で行われる福豆まきで年男と年女、厄年の人が豆をまく際に使います。
升は今月10日から準備を始め、全部で60個を用意するということです。
無量寺の節分行事は2月2日の午後3時から護摩祈祷会、午後4時から福豆まきが行われます。
豆まきでは特等の福だるまなどが当たる札も一緒に投げられるということです。
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童謡唱歌教室ふるさとの四季~冬編~
童謡唱歌を楽しむ教室、ふるさとの四季冬編が伊那市のニシザワいなっせホールで24日、開かれました。
童謡唱歌教室は、春夏秋冬年4回開かれています。
会場には、およそ40人が集まりました。
きょうは「ペチカ」や「スキー」など冬にちなんだ曲、11曲を歌いました。
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伊那市高齢者クラブ受賞を報告
去年全国老人クラブ連合会会長表彰を受賞した、伊那市高齢者クラブ連合会の樋代義男会長らが、24日、白鳥孝伊那市長に受賞の報告をしました。
24日は伊那市高齢者クラブ連合会の樋代義男会長と小坂美恵子女性部長、中村晴一事務局長が市役所を訪れ、白鳥孝市長に受賞を報告しました。
去年11月に神奈川県で開かれた全国老人クラブ大会で、樋代会長は、会の発展を念頭に、運営に熱心に取り組んでいることから、全国老人クラブ連合会老人クラブ育成功労表彰を受賞。
小坂女性部長は、長野県シニアクラブ連合会女性委員会の委員長として委員会の発展に貢献していることから、女性リーダー老人クラブ育成功労表彰を受賞しました。
白鳥市長は「これからも様々な行事を計画し、活動を続けていってほしい」と話していました。
伊那市高齢者クラブには、現在、65歳以上のおよそ2,000人が所属しています。
マレットゴルフや料理教室などの定例会を開いて活動している他、各地域でのボランティア活動にも取り組んでいます。 -
南箕輪中学校 能登の被災地へ義援金贈る
南箕輪村の南箕輪中学校の生徒は能登半島地震の被災地に贈る義援金を22日、役場に届けました。
22日は南箕輪中学校3年の波根円さんと赤羽心和さん、小池尚美教諭が役場を訪れ、藤城栄文村長に義援金8万2,238円を手渡しました。
この義援金は、去年12月上旬の保護者懇談会の時に募金を呼びかけて、集めたということです。
募金をしてくれた保護者に去年10月17日に村内の田んぼで行った、落穂拾いで集めた米2合を返礼品として渡したということです。
南箕輪中の落穂拾いは、60年以上続く伝統行事です。
毎年、支援活動に活用していて、今年度は能登半島の被災した地域に義援金を贈ることになりました。
藤城村長は「落穂拾いから寄付活動、すべての行動が素晴らしいです。ありがとうございました。」と感謝していました。
届けられた義援金は日本赤十字社を通じて被災地に贈られるということです。
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ほりでいパークに複合遊具新設
伊那市が設置を進めていた、高遠町勝間のほりでいパークの複合遊具が完成し、23日にお披露目されました。
これまで、高遠・長谷地区には複合遊具が無かったため、初めての設置となりました。
この日は、お披露目式が行われ、高遠保育園の年長児20人が完成を祝いました。
完成したのは、児童用遊具と、幼児用遊具です。
事業費はおよそ1,490万円です。
児童用遊具は、高低差を活かした長さ10mのすべり台が特徴です。
桜をモチーフに、ピンク色がメインに彩られた遊具となっていて、桜のモニュメントもつけられています。
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第21回上伊那書道協会新春役員展
第21回上伊那書道協会新春役員展が伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで24日から開かれます。
上伊那書道協会の役員は、毎年1年の始まりに書道展を開いていて今年で21回目です。
会場には、正月や春にちなんだ作品22点が並んでいます。
中には、今年の干支「巳」をテーマにそれぞれがハガキ大の紙に書いた合同作品も展示しています。
第21回上伊那書道協会新春役員展は24日(金)から26日(日)まで伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれます。
入場は無料となっています。 -
官民共創の新しいまちづくり キックオフイベント
伊那市は高校再編をひとつのきっかけとする、官民共創による新しいまちづくり実現に向けて話し合うキックオフイベント「対話・つながり・実現の場」を21日に伊那市のいなっせで開きました。
キックオフイベントには、一般や高校生、行政などおよそ150人が参加しました。
官民一体となった共創による、市民主体のまちづくり実現に向け、テーマごとに分かれて自由に意見を出し合いました。
このうち、まちなかエリアのまちづくりのグループは、街との関りや将来について話し合っていました。
伊那北駅前の将来について考えるグループは、高校再編により1日のJR伊那北駅の利用者が2000人程度と予想し、今後どのように整備していったらよいかを話し合っていました。
イベントは今後も開催し、出された意見は、官民共創のあたらしいまちづくり協議会で参考にしていくとしています。
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春の高校伊那駅伝PR看板設置
3月23日に予定されている春の高校伊那駅伝をPRする看板が、伊那市美篶のナイスロードに設置されています。
ナイスロード沿いには、大会をPRする看板が設置されています。
看板は当日にむけてカウントダウンをしていて、車を運転する人などに、あと60日を知らせていました。
今年の春の高校伊那駅伝は3月23日に開催を予定しています。
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伊那ケーブル FM番組審議委員会
伊那ケーブルテレビが運営するコミュニティFM伊那谷FMの番組審議委員会が22日に、伊那ケーブルテレビで開かれました。
22日は、放送エリアの伊那市、箕輪町、南箕輪村から委員5人が出席しました。
伊那谷FMでは、テレビ番組として制作している、いなテレ12ニュースをラジオでも放送しています。
審議委員会では、実際に放送された番組を聞きました。
委員からは「違和感なく聞けたと思う」「テレビのまま放送しているため間が空くのが気になった」などの意見が出されました。
向山賢悟社長は「地域の人にスポットをあてるのもFMの役割、今後もていねいに取り組んでいきたい」と話していました。
番組審議委員会は2か月に1度開かれています。
この内容は伊那ケーブルテレビのHPで公開されます。
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伊那文化会館 会館日数1万日達成
伊那市の伊那文化会館で開館1万日達成イベントが11日に開かれました。
イベントでは玄関ホールで西春近の和太鼓グループ小出太鼓が演奏で出迎え、来場者には菓子が配られました。
伊那文化会館は37年前の1988年12月1日にオープンし、去年12月27日に開館日数1万日を達成しました。
これまでにのべ454万人が利用しています。
福岡県出身でプロの口笛奏者分山貴美子さんがウクレレを弾きながら口笛を吹く「弾き吹き」で行進曲や童謡を演奏し会場を盛り上げました。
イベントの最後にはプラネタリウム無料券などの当たり付きの福餅撒きが行われました。
イベントには115人が集まったということです。 -
仙醸 寒仕込みピーク
伊那市高遠町の酒蔵、仙醸では冬の寒さを利用して酒を仕込む寒仕込みの作業がピークを迎えています。
午前8時30分。
蔵人4人が、純米大吟醸の仕込みを行っていました。
酒米「ひとごこち」が蒸し上がると、冬の寒さを利用して温度が一定になるように冷まします。
気温が低い時期に行うことで雑菌の繁殖を防ぐことができるということです。
冷ました酒米は小さなタンクの中に入れ、麹や水と混ぜて発酵させていきます。
発酵が進んだら、大きなタンクに移して撹拌します。
2週間~5週間で発酵が終わるということです。
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みのわ祭り 7月26日開催
今年のみのわ祭りの第1回実行委員会が20日にみのわパレスで開かれ、開催日は7月26日に決まりました。
会場には実行委員およそ20人が集まりました。
実行委員長には去年に引き続き栗原勇雄さんが選ばれました。
栗原さんは「より魅力のある夏祭りができるように準備していきたい」と話していました。
今年のみのわ祭りは7月26日(土)に開かれ、スローガンは「皆WAになって」に決まりました。
実行委員会では、町発足70周年に合わせた企画も考えていきたいとしています。
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26日の和楽器コンサートに向け練習
伊那市のいなっせジュニア和楽器講座に通う子どもたちが出演する「日本の音を未来にコンサート」が26日に開かれます。
19日は、本番に向けた練習が行われました。
いなっせジュニア和楽器講座には、伊那市と南箕輪村の小中学生32人が月に1回通っています。
今年で5回目となるコンサートでは、日本の四季をテーマにした童謡唱歌メドレーなど2曲を演奏します。
他に、地元で活躍するプロや愛好家でつくる「チーム日本の音を未来に」が5曲を演奏します。
代表の伊東忍さんは、「初心者から経験者まで様々なメンバーが心を一つにして良い演奏ができればうれしいです」と話していました。
「日本の音を未来にコンサート」は、26日日曜日午後2時から、伊那市のニシザワいなっせホールで行われます。
入場は無料です。 -
伊那青年会議所始動 新春会員大会
伊那青年会議所の新春会員大会が19日に、伊那市のJA上伊那本所で開かれました。
新春会員大会では、第58代理事長の有賀大輔さんに、歴代理事長の名前プレートが首飾りになったプレジデンシャルリースが渡されました。
会場には、OB、OGの他、来賓などおよそ100人が出席しました。
今年度のスローガンは、「誇り Let’s Try」です。
現在会員は46人で、5つの委員会に分かれて様々な事業に取り組みます。
有賀理事長は、「10年後20年後も明るい豊かな社会の実現にむけ、活気に満ちた活動を約束し、誇りにあふれる地域の未来を目指したい」と話していました。
青年会議所は、20歳から40歳までの会員がより良い社会づくりをめざし、ボランティアや行政改革などの社会的課題に取り組む組織です。
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箕輪町・南箕輪村の人権擁護委員 委嘱
人権についての相談の対応や啓発活動を行う、箕輪町と南箕輪村の人権擁護委員の委嘱状の伝達式が行われました。
14日は箕輪町役場で、新任の3人に長野地方法務局伊那支局の湯浅重喜支局長から委嘱状が伝達されました。
新たに委嘱されたのは、友松瑞豊さんと、河手仁さん、井ノ上浩之さんの3人です。
また、2期6年務めた道端悦子さんと小山玲子さん、1期3年務めた東城是夫さんに感謝状が手渡されました。
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大寒 西箕輪上戸で大文字下ろし
20日は大寒。1年で最も寒さが厳しくなる頃とされています。
伊那市西箕輪上戸では、小正月の伝統行事「大文字」の柱が地域住民によって下ろされました。
午前5時過ぎ、子どもたちが太鼓を打ち鳴らすと、地域住民が続々と集まってきました。
大寒の20日、伊那地域の最低気温は、0.4度と穏やかな朝となりました。
ロープを引っ張りながらさすまたを使って柱をゆっくりと下ろしていきました。
区内安全や五穀豊穣を願う大文字は、曜日に関係なく毎年柱を1月14日に建て、20日に下ろす鎌倉時代から続くとされる上戸の小正月の伝統行事です。
長さおよそ12メートルの柱がゆっくりと倒されました。
柱に取り付けられていた花飾りや、巾着を取り外します。
各自が家に持ち帰り、玄関や神棚などに1年間飾っておくということです。
最後にお神酒で乾杯し、労をねぎらっていました。 -
みはらしファームでせいの神
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームで、どんど焼き「せいの神」が19日に行われました。
羽広地区の児童代表など5人が着火すると、高さ13メートルほどの櫓が勢いよく燃えあがりました。
せいの神は、五穀豊穣の神「歳神」がなまったものです。
小正月の伝統行事で、毎年この時期に行われています。
長さ6mほどのヒノキで土台をつくり、12本の竹で囲ってあります。
まわりには、みはらしファーム内に飾られていた〆の子などの正月飾りの他、羽広地区の住民が持ち寄っただるまなどが置かれています。
時折、だるまや竹が爆ぜると大きな音が鳴っていました。
みはらしファームでは、「去年は能登半島地震など天変地異が多く起きた年となってしまったので、今年こそは良い1年になるよう願いを込めました」と話していました。 -
小沢さちさん19日にリサイタル
がんで闘病中のピアニスト小沢さちさんは、地元伊那市で初めてとなるピアノリサイタルを、19日にニシザワいなっせホールで開きます。
東京在住の小沢さんは、16日に伊那市の実家に戻り、リサイタルに向けて練習を行っています。
小沢さんは伊那北高校出身で東京の桐朋学園大学演奏学科ピアノ専攻を卒業。
卒業後は、東京をベースに、国内外での演奏を続けてきました。
しかし、2022年5月にステージ3の進行がんが発覚しました。
その一か月後、伊那文化会館で行われた音楽イベントで治療を受けながらステージに立ちました。
そこから長い闘病生活が始まり去年の春頃から回復しピアノ演奏ができるようになったということです。
復帰した小沢さんのピアノ演奏を多くの人にみてもらおうと、伊那北高校の同窓生たちが中心となり企画しました。
リサイタルは、闘病中に身近に感じられたというショパンのみで構成しています。
また、夫でチェロ奏者の称原哲雄さんとの共演も予定しています。
小沢さちさんのピアノリサイタルは19日の午後2時から伊那市のニシザワいなっせホールで開かれます。
全席自由で一般3000円、高校生以下は1000円です。
チケットは残りわずかとなっています。
販売・問い合わせは伊那市生涯学習センター、電話78−5801までお願いします。
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箕輪東小学校 山﨑君作文で全国優秀賞
箕輪東小学校6年の山﨑義心君は、第74回社会を明るくする運動、作文コンテストで優秀賞を受賞しました。
15日は、箕輪東小学校6年の山﨑義心君と両親が役場を訪れ、白鳥政徳町長に受賞の報告をしました。
山﨑君は、第74回社会を明るくする運動作文コンテスト、小学生の部で、全国12万9840点の応募の中から、優秀賞を受賞しました。
山﨑君は、「心ってどこにある?伝える大切さ」という題名で、作文を書きました。
寺の跡取りとして生まれた山﨑君が、感じてきた葛藤や感情のなかでも最後には感謝の気持ちを伝える大切さを作文で伝えたかったということです。
小学生の部で優秀賞を受賞したのは山﨑君を含め全国で15人です。
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伊那市在住下平将矢さんの色鉛筆画展
伊那市在住の下平将矢さんの個展、「第6回ショウヤ色鉛筆画展」が、伊那市の伊那図書館で開かれています。
会場には、およそ100点の作品が展示されています。
作品は、全て油性色鉛筆で描かれています。
下平将矢さんは、趣味で絵を描いているうちに、たくさんの人に見てもらいたいと思い、展示が出来る会場を探しはじめたということです。
2022年に初めて個展を開き、今回で6回目です。
伊那市の街並みを描いた作品もあります。
下平さんは「たくさんの人に作品を見てもらいたい、今後は、大きい規模の展示会を開きたい。」と話していました。
下平さんの個展、第6回ショウヤ色鉛筆画展は24日(金)まで伊那市の伊那図書館で開かれています。