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「まめまめくらぶ」がウクライナ救援金
JA上伊那手良地区生活部会の有志でつくり、2022年2月に解散した「まめまめくらぶ」がウクライナ人道危機救援金を伊那市に4月18日寄付しました。
4月18日は「まめまめくらぶ」の神林淳子会長ら2人が伊那市役所を訪れ、林俊宏副市長にウクライナ人道危機救援金の5万円を手渡しました。
まめまめくらぶは平成16年に発足し、黒豆の栽培から販売までを行ってきました。
毎年、手良小学校の4年生に黒豆を使ったお手玉を贈り、遊び方を指導して交流をしてきました。
当初20人ほどいた会員も高齢になり8人にまで減少したことから、2022年2月末で解散したということです。
救援金は今までの活動資金の残りと会員から集めたものだということで、日本赤十字社を通じて救援活動に役立てられるということです。
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GW 各地の施設賑わう
ゴールデンウィークに入り、各地の施設は賑わっています。
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファーム内にあるトマトの木バーベキューガーデンでは
家族連れがバーベキューを楽しんでいました。
あいにくの空模様でしたが、各自用意された肉や海鮮を焼き、酒もたしなみながら
ゴールデンウィークを満喫していました。
10組が使用できるバーベキュー場にきょうは9組の予約が入りました。
トマトの木によりますと「去年より予約が埋まっていて、コロナ前に戻りつつある」ということです。
ゴールデンウィーク中はほぼ予約でいっぱいだということです。 -
高遠町花の丘公園 八重桜見ごろ
伊那市高遠町の花の丘公園の八重桜が見ごろとなっています。
園内には、50種類2千本の桜が植えられていて、現在、八重桜が見ごろとなっています。
伊那市によると、八重桜は、今週中頃まで楽しめるということです。 -
春の叙勲 エリア内で2人が受章
春の叙勲受章者が今日発表され伊那ケーブルテレビ放送エリア内からは、2人が選ばれました。
元公立中学校校長の竹松德門さんは教育功労で瑞宝双光章を受章しました。
竹松さんは伊那市富県在住の83歳です。
英語の教諭として教育に携わった他、昭和50年から3年間はジャカルタ日本人学校に勤めました。
県教育委員会の義務教育課、指導主事を3年間務め、平成9年から定年退職するまでの2年間は
東部中学校の校長も務めています。
竹松さんは「このような賞を頂き恐縮しています。授業は全て英語だけで通すなど、熱意を持って教育にあたってきました。」と話していました。 -
伊那バイパス一部開通
伊那市美篶青島と箕輪町木下を結ぶ国道153号伊那バイパスのうち、伊那市福島から野底間の1.4キロの整備が終わり29日の午後3時に通行が可能になりました。
今回、整備した1.4キロ区間は平成24年度に着工し、事業費はおよそ105億円です。
暫定2車線で車道の幅は、3.5メートルずつ、歩道は片側のみで幅は3メートル、
福島志茂交差点南側から福島陸橋、令和伊那トンネル、野底大橋を渡り伊那北小学校東側につながります。
伊那バイパスは、交通渋滞の緩和や飯田市のリニア中央新幹線長野県駅へのアクセス強化などが期待がされています。
29日は、令和伊那トンネルで交通安全祈願祭が行われ県や市などの関係者20人が出席しました。
国道153号伊那バイパス促進期成同盟会会長の白鳥孝伊那市長は「工業団地へのアクセスの時間短縮や利便性の向上に期待をしている」と話していました。
式の後、県・伊那市・警察の車両で走り初めをしました。
伊那バイパスは箕輪町木下から伊那市美篶青島までのおよそ7.6キロ区間で、これで木下から野底までの4.5キロが完成しました。
県では、美篶青島までの残り3.1キロの整備を進めていて令和9年度の全線開通を目指しています。 -
浦野栄一さん切り絵作品展
伊那市御園の切り絵作家、浦野栄一さんの展覧会「ふるさとの笑顔2022」が伊那市のかんてんぱぱホールで28日から始まりました。
こちらの作品は「しだれ桜より高遠城址公園を望む」です。
紙を重ねて立体感を出しています。
展覧会では伊那谷の四季や子どもがいる風景を切り出した作品35点が展示されています。
浦野さんは1981年に県内の小学校教師として教壇に立つと同時に、切り絵を始めました。
1997年には伊那図書館で初めての個展も開いています。
2018年に辰野西小学校の校長を最後に定年退職し、東京に移住して切り絵の創作活動に専念。
2年前に地元に戻り、改めて自然に感動したことでその美しさを切り絵で表現しています。
こちらの作品は「ハッチョウトンボ」です。
ほかにも羽広の獅子舞や箕輪町の赤そばなどの作品が並んでいます。
制作期間は構想から完成まで長いもので1か月ほどかかるということです。
切り絵作家浦野栄一さんの展覧会「ふるさとの笑顔2022」は5月12日まで、かんてんぱぱホールで開かれています。
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伊那市狐島の池上晃さん宅 藤見頃
伊那市狐島の池上晃さん宅の藤が見ごろとなっています。
藤は、10日ほど前に咲き始め現在見ごろを迎えています。
池上さんが自身の退職の記念に植樹したもので16年ほどになります。
藤は愛犬の日よけとしても役立っています。
池上さんは、「今年は特にきれいに咲いた。丹精を込めたので、多くの人に見てほしい」と話していました。
藤は、あと1週間ほど楽しめるということです。
なお、きょうの伊那地域の最高気温は午後4時半現在、6月上旬なみの24.8度まで上がりました。
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箕輪西小緑の少年団 きのこの菌打ち体験
箕輪町の箕輪西小学校4年生は、みどりの少年団活動の一環できのこの菌打ち作業を体験しました。
26日は、上古田地区の有志で作る西山会のメンバーや町の職員などが児童に菌打ちを教えました。
穴をあけたコナラの原木にきのこの菌を打ち付けていきます。今回は、なめこを栽培します。
打ち終わった原木は、菌を育ちやすくするため日の当たらない
場所に移動させていました。
箕輪西小学校は町内の小学校で唯一、森林などを守り育てるみどりの少年団の活動をしています。
植樹祭や枝打ちなど1年を通して活動をしていくということです。
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伊那まつり 3年連続の中止
伊那まつりの実施について判断する「伊那まつり委員会」は、今年の伊那まつりの中止を27日に決めました。
新型コロナウイルスにより、踊りへの市民参加が不透明なことや観客の安全確保が難しい事などを理由にあげていて、中止は2020年から3年連続となります。
伊那まつりについての最高決定機関となる伊那まつり委員会が、27日市役所で開かれました。
新型コロナの感染が続く中、市民おどりへ参加する連の数や参加者数が不透明であり、観客の感染防止策の徹底が難しい事などから一部では実施を見送る考えも出されていました。
きょう開かれた委員会では委員から「何とか対策をして行えないか」「3年連続の中止は子ども達の楽しみの場がなくなる」などの意見も出されましたが、多数決の結果今年の伊那まつりの中止が承認されました。
伊那市では今年の伊那まつりにかわるイベント開催について市として金銭や人員のバックアップを行っていきたいとの考えを示しました。
来年に向けては、これまでの形態にとらわれず、コロナに影響されないまつりの方法を検討していきたいとしています。
伊那まつりは、昭和33年に始まった勘太郎まつりと合わせて、これまでに62回開催されてきました。
コロナ直前の2019年のまつりには、初日の市民おどりに91連およそ5,800人が参加し、2日目の花火大会では、89番組およそ5,000発の花火が打ち上げられました。
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南信花園と石川 母の日を前に花と菓子贈る
伊那市西町の南信花園と、荒井の菓子庵石川は、母の日を前に、伊那緑ヶ丘幼稚園の園児の母親に27日、花と菓子を贈りました。
この日は、南信花園の桜井宣明社長と石川の石川信頼社長が伊那緑ヶ丘幼稚園を訪れました。
南信花園と石川は、3年前から母の日限定でコラボ商品を販売していて、今回、笑顔を届けようと、店の近くの伊那緑ヶ丘幼稚園の園児の母親にプレゼントすることにしました。
花と菓子およそ100セットを園児ひとりひとりに渡しました。
帰りの時間になると、園児は迎えに来た母親にプレゼントしていました。
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1月~3月の労働災害 過去10年で最多
伊那労働基準監督署は、今年1月1日から3月末までの3ヶ月間の上伊那地域の労働災害の死傷者数が
過去10年で最多となったと発表しました。
伊那労働基準監督署によりますと令和4年1月1日から3月末までの3ヶ月労働災害の死傷者数は、
前の年の同じ時期より14人多い、46人でした。
死亡者数は0人でした。
これは、過去10年で最多人数ということです。
傾向としては、転倒や、はさまれ・巻き込まれの事故が多いということです。
伊那労働基準監督署では「設備の対策と共に、労働者自身が安全意識を高めて欲しい」としています。
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清水力人さん宅のウコンザクラ見頃
箕輪町大出の清水力人さん宅のウコンザクラが見頃となっています。
およそ30年前に植えられたウコンザクラは例年より1週間ほど早く咲き始めました。
清水さん宅のウコンザクラは紫色の蕾から満開になると白色になります。
清水さんは「毎年咲くのを楽しみにしている」と話していました。 -
県道与地辰野線沿いのハナモモ見ごろ
箕輪町の県道与地辰野線沿いにあるハナモモが色鮮やかな花を咲かせ、見ごろとなっています。
県道与地辰野線沿いには約1600本のハナモモが植えられていて、現在見ごろとなっています。
今年は例年より少し早く、4月中旬には咲き始めました。
26日は地元の人たちが、散歩の途中で花を楽しんでいました。
花は沿線の住民有志で作る信州みのわ花街道推進協議会が管理しています。
毎年見ごろの時期には信州みのわ花街道まつりを行っていますが、新型コロナの影響で3年連続で中止となりました。
協議会では「今年はいつになく鮮やかな花が咲いた。来年こそは祭りができるよう願いたい」と話していました。
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板山露頭のアセビの花が咲く
伊那市高遠町の板山露頭に植えられたアセビの花が咲いています。
板山露頭にはおよそ60本のアセビが植えられています。
ジオパークガイドの伊東基博さんです。
板山地区に住む伊東さんら住民がアセビの管理をしていて、花は4月末まで楽しめるということです。
このほか国道152号沿いにも住民たちが植えた、およそ7万本のスイセンが咲いています。
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伊那市商工会女性部高遠支部 八重桜の花摘み
伊那市商工会女性部高遠支部のメンバーは、桜を塩漬けにした商品「桜志津久」に使う八重桜の花摘みを、24日に行いました。
24日は、高遠支部のメンバーおよそ20人が参加し、午前に花摘みを、午後は塩漬け作業を行いました。
高遠支部では、1984年から八重桜を塩漬けにし「桜茶」として高遠城址公園のさくら祭りで提供しています。
しかし新型コロナの影響で今年も含め3年連続で振る舞いが中止となりました。
それでも、市内のホテルや飲食店などで料理に使用している他、今年は長谷の道の駅で販売したジェラートにも活用されたということで、高遠支部では「今後も様々な形で提供できるようにしていきたい」と話していました。
今年は平年並みの40キロを摘み取ったということで、来年の3月まで塩漬けにする予定です。 -
箕輪町郷土博物館だより 歴史学ぶきっかけに
箕輪町郷土博物館では、博物館や町の歴史についてまとめた「博物館だより」を発行しています。
博物館だよりは、季節の話題や、町の歴史についてのクイズなどが掲載されていて、町内の小中学校で年に4回配布しています。
昨年度からは、新型コロナの影響で外出する機会が減った人にも町の歴史を楽しく学んでもらおうと、これまでの2倍の大きさの紙に印刷し、町内の公共施設での配布を始めました。
このうち、「みのわを知ろう」のコーナーでは、町の郷土史家で1983年に亡くなった小川守人さんが長年にわたり、独自に書き留めていた池や食文化、言い伝えなどが紹介されています。
博物館だよりを作成している井澤はずきさんは「町の歴史について興味を持つきっかけにしてほしい」と話していました。
博物館だよりは、館内のほかに、役場や図書館など配布しています。
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伊那公園の御衣黄桜が見頃
伊那市の伊那公園では薄緑色の花が咲く御衣黄桜が見頃を迎えています。
御衣黄桜は4月末から5月初めにかけて薄緑色の花を咲かせます。
23日は伊那公園桜愛護会の小田満会長らが桜の場所を案内する看板を設置しました。
御衣黄桜は来週いっぱい楽しめるということです。
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いなテレスマホのイベントを開催
伊那ケーブルテレビの「いなテレスマホ」イベントが23日と24日の2日間、伊那市のアピタ伊那店で開かれています。
イベントではスマートフォンやタブレット端末を数量限定で値下げして販売しています。
いなテレスマホは伊那ケーブルテレビが提供する格安スマートフォンサービスです。
料金は最も安いプランで月額1,188円となっています。
イベントで、いなテレスマホを申し込むと最大5,000円分の商品券が当たります。
またケーブルテレビやインターネットなどの各種サービスもキャンペーン価格となっています。
イベントはあすも開かれ、時間は午前10時から午後5時まで、会場はアピタ伊那店1階です。
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箕輪町中曽根で衝突事故40代男性が右手首骨折
22日午前6時40分頃、箕輪町中曽根の五差路交差点で車とオートバイが衝突する事故がありました。
この事故で40代の男性が右手首を折る大けがを負いました。
伊那警察署の発表によりますと、事故があったのは箕輪町中曽根の町道が交わる五差路交差点です。
箕輪町富田の農業 清水義夫さん76歳が運転する車と箕輪町木下の会社員 伊藤俊寛さん42歳が運転するオートバイが交差点で出合い頭に衝突したということです。
この事故で伊藤さんは右手首を折る大けがを負いました。
伊那署では事故の原因について調べをすすめています。
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中尾歌舞伎保存会 春季公演に向け稽古
伊那市長谷に伝わる農村歌舞伎、中尾歌舞伎の春の公演が29日に2年ぶりに行われます。
本番を前に練習に熱が入っています。
21日は、中尾歌舞伎保存会のメンバーが中尾座に集まり、稽古を行いました。
新型コロナの影響で、春季公演は2年振りの開催となります。
演目は「一谷嫩軍記 熊谷陣屋の段」で7年振りの公演だということです。
熊谷陣屋は、戦いの悲しみと武士道のむなしさを浮き彫りにした物語です。
古典的な格調をそなえた名舞台として現代に伝えられています。
源義経に仕える主人公の熊谷直実は、一の谷の戦いで平敦盛の命を助けよとの密命を受けます。
そこで直実はやむなく息子を身代わりとして差し出すという物語です。
今回の公演では、2年前に長谷に移住した、御子柴知さんが初めて舞台に上がります。
御子柴さんは、直実の子分の役を務めます。
中尾歌舞伎春季公演は、29日祝日の午後1時30分から伊那市長谷の中尾座で上演されます。
新型コロナ感染拡大防止のため、賛助会員と関係者のみに入場を制限しています。
伊那ケーブルテレビでは、春季公演の模様を122chで生放送します。
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小黒川渓谷キャンプ場の桜見ごろ
伊那市の小黒川渓谷キャンプ場の桜が現在見ごろを迎えています。
キャンプ場には、コヒガンザクラを中心におよそ50本の桜が植えられています。
例年、高遠城址公園の桜より2週間ほど遅く見ごろを迎えるということで、現在満開となっています。
小黒川渓谷キャンプ場によりますと、今週いっぱいは楽しめるということです。
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伊那坂下教会に前島密の書
日本近代郵便の父と言われ、1円切手に肖像が採用されている前島密の書が南箕輪村沢尻の日本キリスト教団伊那坂下教会に飾られています。
前島密の書です。
「いと高きところでは神に栄光があるように地上ではみ心にかなう人々に平和があるように」と漢詩で書かれています。
日本キリスト教団伊那坂下教会の松田聖一牧師です。
明治20年のクリスマスの頃に前島が伊那市坂下にあった旧教会を訪れ、書き残したものだということです。
大きさは縦180センチ、横190センチほどで額にはブドウの木が使われています。
教会には前島が当時訪れたことが書かれた記録が今も残されています。
また旧教会の礼拝堂に前島の書が飾られています。
昭和7年に撮影されたということで、信者たちと一緒に書が写っています。
飾られている前島密の書は誰でも自由に鑑賞できるということです。
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春日公園多目的広場のチューリップ見頃
伊那市西町の春日公園多目的広場にある花壇のチューリップが見頃を迎えています。
チューリップは伊那市振興公社が2021年の11月に10品種、およそ1,000球を植えました。
花は早咲きから遅咲きのものまであり、4月いっぱい楽しめるということです。
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手づくり屋の体験型展示会
上伊那地域で活動しているクラフト作家の団体、手づくり屋の体験型展示会が
伊那市のかんてんぱぱホールで21日から始まりました。
会場には、樹脂ねんどのアクセサリーや紙細工、モザイクタイル雑貨などの工芸品、およそ1,000点が展示されています。
この展示会は、宮田村を拠点に活動しているクラフト作家の団体、手づくり屋が開いたものです。
新型コロナウイルスの影響で、2年ぶりの開催となりました。
この展示会では、クラフト体験もできます。
伊那市境の熊谷玲子さんのブースでは、藤のつるを使ってミニ手提げかごを作ることが出来ます。
手づくり屋の体験型展示会は、5月5日までかんてんぱぱホールで開かれていて、
展示期間中は合わせて19のブースが出展予定だということです。
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伊那谷の手しごと展
木工や布工芸などの作品が並ぶ伊那谷の手しごと展が20日から伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、上伊那を中心に6人の作家が制作した作品およそ800点が並んでいます。
この展示会は、今年で8年目になります。
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玄立寺の枝垂れ桜見ごろ
伊那市長谷非持の玄立寺の枝垂れ桜が見ごろを迎えています。
玄立寺の枝垂れ桜は、例年高遠城址公園の桜より2週間ほど遅く見ごろを迎えます。
境内には、およそ20本の枝垂れ桜が植えられていて、現在満開となっています。
桜は、天気が良ければ今週いっぱい楽しめるということです。
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伊那市高遠町松倉の桜 見ごろ
伊那市高遠町の高遠城址公園の桜は散ってしまいましたが、
高遠町藤沢松倉のタカトオコヒガンザクラは、見ごろとなっています。
国立信州高遠青少年自然の家に向かう県道沿いのタカトオコヒガンザクラです。
地元の人によりますと、12日に咲き始め、現在見ごろになっています。 -
大芝高原将来ビジョン案の検討結果を答申
南箕輪村のむらづくり委員会は、大芝高原の10年後の将来図を示した「大芝高原将来ビジョン」の案の検討結果について、藤城栄文村長に19日答申しました。
19日は、むらづくり委員会の足立芳夫会長らが村役場を訪れ、藤城村長に答申書を手渡しました。
南箕輪村は、大芝高原を6つのゾーンに分け、利活用を考えた10年後の将来ビジョンの策定を進めています。
むらづくり委員会では、村が示したビジョンの素案をもとに、今年1月から2回に渡り意見交換を進めてきました。
答申では、ビジョンの方向性について「村民の憩いの場としての側面と、スポーツ公園・観光拠点としての側面とのバランスをとりながら整備と運営を行っていく必要がある」「整備費用の財源について見通しを立てるとともに、整備の優先順位を精査し検討を進めてほしい」などとしています。
藤城村長は「頂いた意見をもとにビジョンの策定を進めていきたい」と話していました。
村では、答申をふまえ5月末までにビジョンを策定する方針です。
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戸台の化石ミニ企画展
伊那市長谷の南アルプスむら長谷ビジターセンターでは「戸台の化石ミニ企画展」が開かれています。
この企画展では戸台で見つかったアンモナイトの化石など、およそ30点が展示されています。
展示されている資料は長谷公民館に保存されているものです。
今回、桜の時期に合わせより多くの人に知ってもらい「戸台の化石資料館」にも足を運んでもらおうと、伊那市が開きました。
戸台の化石は石や砂、泥などが積もってできた地層の重さによって、つぶれた状態で見つかるのが特徴です。
北海道で見つかったアンモナイトと比較された写真も展示されています。
この企画展は22日まで、南アルプスむら長谷ビジターセンターで開かれています。
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南信工科短大×南小 ものづくりを学ぶ
南箕輪村の南箕輪小学校6年1組の児童は、南信工科短期大学校の学生と一緒にものづくりに取り組みます。
18日は、6年1組の児童およそ30人が南信工科短大を訪れ、校内を見学しました。
児童らは4つの班に分かれ、レーザー加工機やプログラミングを体験しました。
レーザー加工機の体験では、パソコンを使って好きなイラストを配置し、彫刻やマーキング、切断するところを見学しました。
他に、プログラミング体験では、タブレットを使ってマシンが動く速さや止まるまでの距離を設定し、実際に動かしていました。
6年1組では、昨年度総合的な学習の時間に村の良いところを紹介するボードゲームを作りました。
大芝高原の利活用についてのアイデアを募集した村主催のコンテストに作品を出品したところ、小学校のクラス部門で最高賞を受賞しました。
今回は、ボードゲームをさらに良いものにしようと、工科短大に依頼し実現したものです。
授業は9月までに6回行われ、機械・生産技術科の2年生から加工技術などを教わる予定です。