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被災地岩手の小学生が村で夏休み
東日本大震災の被災地、岩手県の小学生ら10人が、南箕輪村で夏休みを過ごしています。
南箕輪村を訪れているのは岩手県平泉町の小学生と保護者らです。
平泉町は、震災があった地域の中では被害の程度が軽いということです。
子どもたちは9日到着し、10日は南箕輪村などの子どもたちと一緒に大芝高原の村民プールで遊びました。
南箕輪村への滞在は、毎年夏に村内で開かれている子ども地球サミットの舞台制作会社イマジーが、被災した子ども達を支援しようと企画しました。
この支援プロジェクトでは、11日、村内で東日本大震災支援コンサートを開くことになっていて、それに合わせて子どもたちを招待しました。
株式会社イマジーでは、「長野県でリフレッシュしてほしい」と話していました。
平泉町の小学生たちは、12日まで滞在し、明日午後1時から村民センターで開かれるコンサートに出演することになっています。 -
盆花販売に向け準備
盆花の販売を行う南箕輪村農業経営者協議会が10日、花の刈り取り作業をしました。
南箕輪村農業経営者協議会は、減反の田んぼを利用して盆花用にアスターなどを栽培しています。
10日は、会員が花の刈り取り作業に汗を流しました。
協議会の盆花販売は15年近く続いています。
今年の花束には、アスター、ケイトウ、菊など7種類が入る予定で、1束500円です。
11日の夕方から、ファーマーズあじーなと、みはらしファームとれたて市場で販売します。
予約販売は12日午後3時から午後5時半まで、南箕輪村役場駐車場で行います。 -
東日本復興チャリティー講演会
NPO法人ドリームケーキプロジェクトなどでつくる実行委員会は8日、東日本復興チャリティー講演会を伊那市のいなっせで開きました。
この講演会は、東日本大震災をきっかけに、日本のあるべき姿を取り戻し、永続的に被災地を支援していこうと開かれたものです。
講師の一人、菓匠しみずのパティシエで、NPO法人ドリームケーキプロジェクト理事長の清水慎一さんは、東北の被災地で子どもたちと夢ケーキを作ったときの様子を話しました。
清水さんは、子どもたちが描いた夢をケーキで形にする夢ケーキの活動をしています。
被災した宮城県の小学校で夢ケーキ作りをして、子どもたちを励ましたいと思っていたけれど、反対に励まされたと話していました。 -
伊那市・新宿区友好提携5周年パネル展
伊那市が東京都新宿区と、友好提携を結び今年で5周年です。
伊那市役所では、友好提携5周年を記念したパネル展が開かれています。
パネル展は、交流事業や、交流の歴史を振り返り、今後のさらなる発展に繋げていこうと開かれています。
市役所1階の市民ホールには、パネル16枚が展示され、互いの産業や伝統芸能、交流事業などを紹介しています。
このうち、紹介されている「伊那教場」は、終戦直後、学校が焼けてしまった新宿の子どもたちの為に、上伊那の有志が木材を寄贈し作られたものです。
旧高遠藩主内藤家が縁で、旧高遠町と昭和61年に友好提携を結びました。
平成18年の市町村合併により、新たに伊那市と友好提携を締結しました。
パネル展は、8月11日まで伊那市役所1階市民ホールで開かれています。 -
ワークショップ「あの日の新聞を探せ」
図書館に保存されている過去の新聞を使ったワークショップ「あの日の新聞を探せ」が9日、伊那図書館で開かれました。
9日は、伊那市内から7人が参加しました。
ワークショップは、図書館をより身近に感じてもらおうと今回初めて開かれたものです。
伊那図書館には、古いもので110年前の明治34年の新聞が保管されています。
参加した人達は、過去の物と現代の物とを見比べ「昔の記事を見ても、現代と同じようなニュースが取りざたされていることが分かった」「戦時中の新聞は、明治の新聞よりも使われている紙が薄い」などと、感じた事を発表していました。
平賀研也館長は「過去の新聞やデータを地域の財産として、多くの人に活用してもらえればうれしい」と話していました。
ワークショップは12日金曜日まで開かれています。 -
赤そばの里で種まき
赤そばの里としてしられる箕輪町上古田の畑で9日、種蒔きが行われました。
9日は、古田の里赤そばの会のメンバー7人が4.2ヘクタールの畑に200キロの種を播きました。
もともと上古田の畑ではトウモロコシなどを作っていましたがイノシシなどに食い荒らされてしまうため10年前から鳥獣対策で赤そばを栽培しています。
広大な面積に赤そばが咲き、毎年多くの写真愛好家や県内外の観光客が訪れるようになりました。
今年は、9月18日から10月10日まで、花まつりを開く予定で農産物の販売なども予定しています。
会では、「今年も多くの人達に花を見に来ていただけるよう、花まつりに向け準備を進めていきたい」と話していました。 -
(株)仙醸 厚生労働大臣賞受賞
伊那市高遠町の酒造メーカー株式会社仙醸は、献血推進事業に貢献した企業や個人に贈られる厚生労働大臣感謝状を受賞しました。
9日は、感謝状の伝達式が伊那合同庁舎で行われ、寺井直樹伊那保健福祉事務所長から株式会社仙醸の伊藤好専務取締役に感謝状が手渡されました。
株式会社仙醸は、35年以上にわたり毎年街頭献血車を受け入れ、従業員に献血を呼び掛けてきました。
従業員の大半が献血を行っていて、国が進めている400ミリリットル献血への理解が深いことも評価されました。
今年は、全国で308団体、県内では7団体に感謝状が贈られたということです。 -
大芝でメロンの出荷 はじまる
南箕輪村大芝の水耕ハウスではメロンの出荷がはじまっています。
生産組合のハウスでは、秋から初夏にかけていちごを、今の時期はメロンを栽培しています。
今年は、春先の寒さで出荷の遅れが心配されていましたが6月以降の暑さで玉伸びもよく糖度も高いということです。
栽培しているのは皮にネットがかかる「アールスメロン」という品種です。
ハウス内の日中の温度は42度。
その暑さの中で武村さんは、ひとつひとつメロンを収穫していました。
今年は例年並みの1600玉の収穫を見込んでいてお盆にかけて出荷量も増えていくという事です。
メロンは、南箕輪村の直売所やJAファーマーズあじーななどで1玉800円から販売しています -
核廃絶願い平和のつどい
1945年昭和20年、8月6日、広島に原爆が投下されてから66年が経ちました。
伊那市坂下の丸山公園では広島原爆の日の6日に平和のつどいが開かれました。
平和のつどいには、伊那市の被爆者で3年前に亡くなった久保村文人さんの遺族など、およそ50人が集まり、原爆が投下された時刻午前8時15分に黙とうを捧げました。
平和のつどいは、非核平和都市宣言をさらにすすめる伊那市民の会が開いているもので、今年で25回目となります。
平和のつどいでは、参加者が原爆の火が灯されている平和の塔の前に花を手向けていました。
伊那市民の会では「アメリカのオバマ大統領は、核兵器のない世界をめざすと宣言してノーベル平和賞を受賞したが、今なお地下核実験を続けている。
1人1人の力は弱くても世界中の人々と連帯して核兵器のなくなる日まで活動したい。」話し、恒久平和への誓いを新たにしていました。 -
福島の小学生を送る会
5日から伊那市で、夏休みを過ごしていた、福島県の小学生を送る会が、8日、伊那市の荒井区事務所で開かれました。
送る会には、原発事故の影響で避難している福島県大熊町の小学生の代表2人等が出席しました。
今回の伊那市への滞在は、震災で被災した福島の子ども達に楽しい夏休みを過ごしてもらおうと、市内のボランティア団体、市民ネットワーク伊那が企画したもので、およそ70人の子供が招待されまし。
6日に行われた、伊那まつり市民おどりでは、荒井区の踊り連に入り、まつりに参加しました。
大熊町の小学5年生高宮美月さんは「伊那まつりで踊った事がとても楽しかった。今度は同世代の子ども達と交流したいです」と話していました
荒井区の武田治区長は「今回の訪問をきっかけに、荒井区と大熊町、会津若松市の結びつきを深めていきたい」と話していました。
会津若松市子ども育成会連絡協議会の新井田萬壽子会長は、「子どもたちは、伊那まつりに参加し、心にのこる思い出を持ち帰る事ができた」と話していました。
送る会では、荒井区の区民や商店主などから集めた義援金58万2千円と、お米30キロが子ども達に手渡されました。 -
伊那市と南箕輪村の一部で停電
7日午後2時半頃、伊那地域で雷を伴う激しい雨が降り、伊那市と南箕輪村の一部で停電となりました。
中部電力伊那営業所によりますと伊那営業所のエリア内では、伊那市と南箕輪村の一部、あわせて3130戸が落雷により停電となったということです。
順次復旧作業が行われ、8日の未明までにほとんどの世帯で復旧しました。
8日は、復旧が済んでいない伊那市の西箕輪と高遠町、南箕輪村の3か所で、落雷により故障した変圧器の交換作業を行いました。
中部電力伊那営業所によりますと、正午過ぎに作業が終了し、全世帯で復旧したということです。
長野地方気象台によりますと、7日の伊那地域は午後2時からの1時間に24.5ミリの強い雨が降ったということです。
この雨により、JR飯田線で、上下線合わせて8本、最大72分の遅れが出たということです。 -
図書館ツアー
伊那図書館は、普段入れない部屋などを案内する図書館ツアーを2日、開きました。
図書館ツアーは、図書館により親しんでもらおうと開かれているものです。
2日は、市内の小学生3人が参加し、1階から4階までを見学しました。
職員から「館内には22万冊の本があり、1日1冊読んでも570年かかります」などと説明を受けていました。
他に、図書館3階にある過去の新聞が保管されている部屋では、子ども達が大正時代の新聞や、自分の誕生日の記事を探していました。
参加したある男の子は「普段できない体験ができてよかった」と話していました。
図書館ツアーは、12日金曜日まで、1日2回行われます。 -
子どもワークショップ ウインドチャイム作り
伊那市高遠町の信州高遠美術館主催の子どもワークショップが3日、高遠閣で開かれ、小学生が風鈴を作りました。
ワークショップは、子どもを対象に毎年夏に開かれていて、今年で5年目です。
小学生23人が参加し、アルミなど金属の棒を使った風鈴、ウインドチャイム作りに挑戦しました。
指導したのは、東京芸術大学大学院美術教育研究室の学生4人です。
ウインドチャイムは、針金に毛糸を巻いて星などの形を作り、金属の棒を縛りつけて作ります。
子どもたちは、音が鳴るように考えながら棒を取り付けていました。 -
福島県会津若松市と大熊町の小学生が伊那市を訪れる
東日本大震災の被災地福島県の原発事故により避難している小学生ら68人が6日、伊那市を訪れました。
児童らは、8日月曜日まで伊那市で夏休みを過ごします。
午後2時。児童らを乗せたバス2台が、伊那市のみはらしファームに到着しました。
伊那への滞在は、市民有志でつくる被災地支援ボランティア市民ネットワーク伊那が、被災地の子ども達に、楽しい夏休みを過ごしてもらおうと企画したものです。
訪れた子ども達は、市内のおよそ30件のホームステイ先に泊ります。
到着した児童らは、早速、みはらしファームで、ブルーベリー狩りを楽しみました。
児童らは、5日から3日間伊那市に滞在し、市内の小学生と交流する他、伊那まつりの市民おどりにも参加するということです。 -
山水会 水彩画展
伊那市などの水彩画愛好者で作る山水会の作品展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
山水会は、カルチャーセンター・ぶぁんてあんの水彩画教室に通う生徒とOBで作られた会で、去年発足しました。
現在は35人ほどが活動していて、作品展を開くのは今回2回目です。
会場には、33人の作品が並んでいます。
作品は静物画や風景画など様々です。
事務局の塚越祐三さんは、「水彩画は、紙と水と絵の具があればすぐに始められる、かしこまらないところが魅力。それでいてテクニックや計算が必要なところが奥深い」と話していました。
この山水会の作品展は、10日(水)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
明日から伊那まつり
6日、7日の2日間、第39回伊那まつりが行われます。
市民おどりのメインとなる中心商店街では、祭りの準備が行なわれていました。
今年の伊那まつりの統一テーマは「心をひとつに 結 がんばろう日本」です。
6日は、伊那市の職員らが祭りの準備を行っていました。
伊那ケーブルテレビでは、伊那まつりの模様を生中継します。
6日の市民おどりは、午後5時から。
7日の花火大会は、午後7時からです。
是非ご覧下さい。 -
箕輪町郷土博物館に緑のカーテン
箕輪町郷土博物館では、緑で建物に日影を作るエコカーテンが涼しげです。
郷土博物館の建物を覆っているのはゴーヤです。
6月中旬に植えた8本のゴーヤの苗は、現在、幅7メートル、高さ3メートルほどに成長しました。
郷土博物館では、今年初めて緑のカーテンに取り組みました。
職員は、ゴーヤの花の香りもよく、涼しく感じると話していました。
郷土博物館では、来館者にゴーヤのプレゼントなども計画したいとしています。 -
西早稲田中学校が農業体験
東京都新宿区の西早稲田中学校の生徒が4日、伊那市高遠町で農業体験をしました。
西早稲田中学校では、給食で高遠の米や味噌、野菜を使っていることから、毎年夏休みに高遠町を訪れて農業体験をしています。
今年で6年目の取り組みで、生徒23人が参加し、班ごとに分かれて作業をしました。
このうち高遠町農産加工施設では、生徒2人が味噌造りを体験しました。
西早稲田中学校の給食では、高遠町農産加工組合の手づくり味噌が使われています。
生徒は、一度仕込んだ味噌を機械でもう一度細かく潰す、二度挽きという作業をしました。
桶から味噌を取り出し、機械に入れる作業を手際よくこなしていました。
生徒が二度挽きをした味噌は、来年の5月頃までねかせ、中学校に送られるということです。 -
自由研究お手伝い 水生生物探し
伊那市富県貝沼の住民でつくる「貝沼の自然環境を守る会」は、小学生の夏休みの自由研究を手伝おうと4日、水生生物を探す教室を開きました。
小学生22人が参加し、貝沼のハス池で水生生物を探しました。
貝沼の自然環境を守る会は、地域の草刈りや川の整備、花壇作りなどをして生き物が住める環境づくりに取り組んでいます。
夏休みの自由研究を手伝う企画は今年初めて行いました。
自然環境を守る会が整備しているハス池で、子どもたちが虫取り網などを使って生き物を探しました。
子どもたちは、捕まえた水生生物を調べ、自由研究をまとめるということです。 -
ミヤマシジミ観察会
絶滅危惧種に分類されている蝶、ミヤマシジミの観察会が、伊那市横山の繁殖地で30日開かれました。
ミヤマシジミは、環境省のレッドデータブックで絶滅危惧II類に分類されています。
伊那市横山の中村新一さんが所有する水田のあぜにミヤマシジミが繁殖していて、中村さんと地元の老人クラブ、子供会が観察会を開きました。
水田のあぜには、ミヤマシジミの幼虫が食べる唯一の植物、コマツナギが生えています。
中村さんは3年前にミヤマシジミを知り、コマツナギを残してあぜの草刈りをするなど繁殖の環境を守ってきました。
観察会に参加した人たちは、2、3センチほどの大きさのミヤマシジミを探して写真に撮るなどしていました。
中村さんは今後、ミヤマシジミを守る会を立ち上げ、保護活動をしていくということです。 -
創造館の展示「赤羽校長の眼鏡」
旧中箕輪尋常高等小学校の集団登山で命を落とした赤羽長重校長の遺品の展示会「赤羽校長の眼鏡」が今日から伊那市創造館で開かれています。
旧中箕輪尋常高等小学校、今の箕輪中部小で校長を務めていた赤羽長重は、大正2年駒ヶ岳集団登山中に遭難し、児童9人とともに命を落としました。
展示会ではその赤羽校長の遺族から上伊那教育会に寄贈された遺品など12点が並べられています。
赤羽校長が遭難のときに、かけていたと伝えられている眼鏡は、明治時代中期から後期に作られたものです。
レンズが緑色をしていてサングラスとして使われていたということです。
また遭難したときに着ていたシャツは丸首の襟で運動する際によく使ったといわれています。
他には、教員免許など赤羽校長の所持品が並んでいます。
赤羽校長は教育の一環として登山を学校行事に定着させようとしていました。
駒ケ岳集団登山の遭難はそんた折りに発生したもので、倒れていく子どもを守りながら自身も命を落としましたが、責任者として当時、非難の対象ともなりました。
この事故は、新田次郎の小説「聖職の碑」でも紹介されています。
伊那市創造館の展示、「赤羽校長の眼鏡」は9月4日まで開かれていて、創造館では「人一倍教育熱心で、責任感の強かった赤羽校長の人物像を感じてもらいたいと話しています。 -
松茸に感謝 石碑を建立
伊那市新山で松茸を生産、出荷している藤原儀兵衛さんは、このほど、所有している山林に松茸の形をした石碑を建立しました。
石碑は高さおよそ1メートルで「まつたけの森」の文字が刻まれています。
藤原さんが自ら所有している松茸山、標高およそ千メートルの場所に建立しました。
藤原さんは、昭和30年代の半ばから、およそ50年にわたり松茸の生産や、研究を行い上伊那農業委員会協議会から松茸博士に認定されています。
石碑は、これまで関わってきた松茸に感謝の気持ちをこめて建立したということです。
藤原さんは、行政とともに松茸による観光振興を計画していて、「伊那市を春は桜、秋は松茸と呼ばれるほどにしたい」と意欲を見せています。 -
小林恵子さんパッチワークキルト展
趣味でパッチワークを楽しんでいる伊那市西箕輪の小林恵子さのキルト作品展が、伊那市高遠町の高遠さくらホテルで開かれています。
パッチワークキルトのタペストリー15点が、ホテルロビーの廊下に展示されています。
小林さんは23年間、パッチワークを楽しんでいます。
今回の展示では、習い始めの頃の小さい作品をつないだタペストリーや、藍染の布を使った和風の作品などが飾られています。
小林さんのパッチワークキルト展は31日まで、高遠さくらホテルで開かれています。 -
伝承達人技 はた織り体験講座
日本の文化を体験してもらおうと箕輪町で3日、はた織り体験講座が開かれました。
この講座は、今年度、箕輪町郷土博物館、公民館、図書館が連携して開いている伝承達人技講座の一環として開かれました。
小学生から大人まで定員いっぱいの15人が参加しました。
体験したのは、細く裂いた布を糸の代わりにして織り上げる裂き織です。
郷土博物館にある体験用に作られた小型のはた織り機を使い、ランチョンマットを作りました。
参加した子ども達は、はた織り機の使い方を教わり、好きな色の布を使って丁寧に織り上げていました。 -
はなまるがユカイナ作り
伊那市の小中学生が様々な体験をする、はなまる地域探検隊は30日、伊那で生まれた木のオカリナ「ユカイナ」作りに挑戦しました。
およそ50人が参加してユカイナを作りました。
ユカイナ作りは初めてで、伊那市西春近で生まれた楽器を作りたいと計画されました。
指導したのはユカイナの製作者で、西春近に工房を構える加納義晴さんです。
子どもたちは、ユカイナの制作キットを使い、楽器の本体になる部分にのりをつけて貼り合わせていました。
はなまる地域探検隊では今後、福祉施設の訪問や国際交流会などで、自分で作ったユカイナで演奏をしたいとしています。 -
原爆と満蒙開拓の歴史パネル展
戦争の悲惨さを訴える、原爆と満蒙開拓の歴史パネル展が2日から、伊那図書館で開かれています。
パネル展は、市民に戦争や原爆に関する意識を高めてもらおうと、伊那市が毎年この時期に開いているものです。
パネルは、原爆が落とされた直後に撮影されたものや、治療を待つ姿を写したものなど16点が並べられています。
他に、満蒙開拓歴史パネル展では、全国各地からおよそ27万人以上が開拓団として送り込まれた事実や、日本人として戦後の中国を生き抜くことがどれだけ大変だったかを解説した13枚のパネルが並べられています。
パネル展は、14日日曜日まで、伊那図書館で開かれています。 -
伊那北保育園七夕ギャラリー
園児が作った作品を展示する伊那北保育園の七夕ギャラリーが1日から開かれています。
空き教室を利用した展示会場には、未満児から年長までの作品およそ80点が展示されています。
作品は、親子遠足の時に拾った松ぼっくりなどで作った写真立てや、保育園で採れた赤カブを描いた絵など様々です。
七夕ギャラリーは5日金曜日まで、伊那北保育園で開かれています。 -
地域の沢で生き物調査
地域を流れる沢の水環境などを調べる生き物調査が31日伊那市美篶笠原で行われました。
これは、地域の水環境の保全活動の一環として、美篶冨士塚地域農地・水・環境を守る会などが行ったものです。
調査には、子どもなど地域住民およそ10人が参加しました。
子どもたちは、沢の中に入り、網で水中にいる生物を捕まえていました。
また水の汚れの度合いが色で分るキットを使って水質調査も行われました。
守る会は、美篶笠原にある六道堤を中心に地域の自然環境を守ろうと、平成19年に発足しました。
これまでにホタルが住める水路の整備や、地域の子どもたちを対象とした自然観察会などを行ってきました。
守る会では「生き物調査など身近な自然に触れることで、子どもたちに環境を大切にする心を養ってもらいたい。」と話していました。 -
若駒会が義援金10万円寄付
伊那市狐島の長持ちグループ「若駒会」は、例祭で集めたご祝儀や会費から捻出した10万円を、東北や、県北部の震災被災地に寄付しました。
28日は、若駒会の宮下亨会長と、中島剛副会長が伊那市役所を訪れ、東北と栄村に、それぞれ5万円を寄付しました。
義援金は、4月に行われた狐島区の例祭で、区内を練り歩いた際の住民からのご祝儀や、会費から、活動費や備品などの購入を切り詰めて捻出しました。
若駒会は、34年の歴史をもつ長持ちグループで現在は26人が活動しています。
中には、両親が仙台に住んでいる人もいて、若駒会のメンバーも、震災を身近に感じ、今回、義援金を送ることにしたということです。
4月の例祭では、がんばろう日本の垂れ幕をさおに飾り、区内を練り歩きました。
この義援金は、日本赤十字社長野県支部を通じて被災地に届けられるということです。 -
ざんざ亭リニューアルオープン
去年7月から休業していた、伊那市長谷の宿泊施設ざんざ亭が、1日リニューアルオープンし地元住民らが祝いました。
ざんざ亭は、平成5年旧長谷村が杉島区の地域振興を目的に古民家を改修し作った宿泊施設です。
しかし、1年前から管理人が体調を崩し休業していました。
今回、新たに、伊那市の長谷部晃さんが管理人となり、1日から営業を再開しました。
長谷部さんは、山小屋や森林組合で働いた経験を生かし、「年間を通じて狩猟や間伐など山に親しめ、ざんざ亭を人と山を結び付ける場所にしたい」と話していました。
1日は、地区住民など、およそ15人があつまり、鹿肉のハムや天ぷら、小麦粉に豆の粉を混ぜて作った「豆とうふ」をヒントに作ったうどん等を振る舞いました。
長谷部さんは料理についても「地元の食材にこだわり、郷土料理を基本に提供していきたい」と話していました。
杉島区の伊澤茂門区長は「ざんざ亭が再びオープンする事で地区に活気がでてくる。再開は本当にうれしい」と話していました。
ざんざ亭 0265-98-3053
1泊2食付き:6,000縲・,500円
素泊まり :2,500縲・,000円