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山岳写真家中山秀幸さん偲ぶ会
昨年10月脳腫瘍で亡くなった伊那市美篶の山岳写真家、中山秀幸さんを偲ぶ会が29日、伊那市内で開かれた。
偲ぶ会は、中山秀幸写真遺作展実行委員会が開いたもので、会場には約120人が集まった。
中山さんの友人や写真仲間がそれぞれの思いを話した。
また遺族を代表して中山さんの妻広美さんが「10年という短い時間だが一生分大切にしてもらった。最期のメッセージ、人を愛する尊さ、人や自然に感謝する気持ちを忘れず、父母、子どもと生きていきたい」とあいさつした。
集まった人たちは中山さんの山岳写真家としての功績を再確認し思い出を胸に刻んでいた。 -
保科正之生誕399年祭
旧高遠藩主保科正之の生誕祭が29日、伊那市高遠町で行われた。
神事は4年前から毎年、保科正之が生まれた5月7日付近に行っていて、今年は正之生誕399年。
この日は、雨のため地域間交流施設で神事が行われ、市の関係者やNHK大河ドラマの脚本家を務めたこともあるジェームス三木さんら約50人が参加した。
ジェームス三木さんは脚本をつくる上で「主人公に負の部分が見えると視聴者の共感が得られやすい。ドラマ化が実現した際にはそういう場面を見せていく必要がある」と話していた。
保科正之のHNK大河ドラマ化に向け平成16年10月からはじまった署名は、29日現在で38万2440人となっている。
これまで、ドラマ化実現に向け8回にわたりNHKに要請をしている。
伊那市観光協会では、大河ドラマ化実現に向け、今後も署名活動を続けていきたい竏窒ニしている。 -
街頭犯罪防止パレード出陣式
街頭犯罪への注意を呼びかけようと伊那警察署と防犯ボランティアが30日、伊那市内で防犯パレードを行った。
白バイの先導で防犯ボランティアが青色防犯灯をつけた車で市役所を出発し、自転車の盗難など身近な犯罪に注意するよう呼び掛けた。
これは、5月の街頭犯罪等抑止総合対策強化月間に合わせて実施した。
今年1月から3月までに伊那署管内で発生した犯罪の件数は144件で、前年同期の半分程度に減った。
しかし、最近になって高校生以下の女子に対する公然わいせつが増加していて、伊那署では、「犯罪が発生した時は、その時使用されていた車のナンバーを覚えておいてほしい」と協力を呼び掛けている。 -
伊那まつりプロジェクト会議中間報告
2012年の第40回伊那まつりに向け、まつりの在るべき方向性などを検討している伊那まつり改革プロジェクト会議は22日、伊那まつり会長の小坂樫男市長に中間報告をした。
座長の武田登伊那公民館長がこれまでの検討内容を報告した。
改革プロジェクト会議は去年7月に発足し、これまで6回の会合を開いた。
会議では、伊那まつりの総論を、「みんなが主役、誰もが参加できる市民総参加の魅力ある市民まつり」と決めた。
今後は、まつりの事業内容、踊り、運営形態などについて検討していくという。
座長の武田さんは、「歴史的な部分や新しい部分、合併後の一体感に配慮して検討していきたい」と話していた。
小坂市長は、「伊那まつりは総体的にはうまくいっていると思う。これから各論を検討しご意見をいただきたい」と話した。
会議では、市民に意見を求める意見交換会を5月に開きたいとしている。
最終報告は11月に予定している。 -
西箕輪社協お花見会 ものまね交通安全指導
伊那市の西箕輪社会福祉協議会は24日、ものまねによる交通安全指導を西箕輪大泉新田公民館で行った。
地域に住むお年寄りら約80人が集まり、交通安全の話や、警察官によるモノマネ芸を楽しんだ。
南安曇野警察署の山崎方人交通警部補ら4人が、モノマネで交通安全を呼びかけた。
お年寄り達になじみのある演歌のものまねに、会場からは拍手が送られていた。
芸の合間には、シートベルト着用の徹底や道路の正しい歩き方などを呼びかけた。
山崎さんらはボランティアとして、6年ほど前から敬老会などでこの活動を行っている。
山崎さんは「高齢者に交通安全について、笑って楽しみながら考えてもらいたい。何か1つでも心に残り、日常生活に役立ててもらえればうれしい」と話していた。 -
伊那市消防団・赤十字奉仕団合同春季訓練
伊那市消防団と赤十字奉仕団の合同春季訓練が24日、富士塚スポーツ公園運動場で行われた。消防団員約600人と赤十字奉仕団員約100人が参加し、規律訓練を行った。
伊那市消防団は今年119人の新入団員が加わり、団員は全部で1156人。
春季訓練は、新入団員が参加して初めての訓練となるため、隊形や方向転換など基本的な動きを確認した。
団員は、きびきびと行動し、真剣な表情で訓練に臨んでいた。
伊藤仁団長は、「集団行動の訓練をして団結を高め、実際のときに動けるようにしてほしい」と訓示した。
訓練の最後には分列行進が行われ、団員は列をそろえて規律正しく行進していた。 -
信州みのわ花街道まつり
景観や花を楽しむことができる箕輪町の「信州みのわ花街道」で24日、花街道まつりが開かれた。
まつりのメーンイベントとなるウォーキングイベントが行われ、県内外から訪れた約350人が景観や花を楽しんだ。
県道与地辰野線の箕輪町富田地区から長田地区までの約5キロを「信州みのわ花街道」として、町内の15団体が地域の活性化を目的に5年前から整備している。
花街道まつりは、その5年間の成果を多くの人に見てもらおうと初めて開かれた。
ウォーキングイベントでは、上古田公民館をスタート地点に、北の長田地区へ向かう3.5キロのコースと、南の富田地区へ向かう1.5キロのコースが設けられた。
参加した人たちは、町内を一望できる景観や街道沿いの花を楽しみながら歩いていた。
街道沿いに植えられた約1700本の花桃は現在3分咲きで、ゴールデンウィーク頃に見ごろを迎えそうだという。 -
長岡十沢地蔵尊例大祭
箕輪町長岡の十沢地蔵尊で24日、例大祭が開かれ、訪れた人たちが地蔵をなでながら願掛けをした。
十沢地蔵尊の地蔵は、その昔、長岡地区にあった寺を三日町に移した際、この地蔵だけが重くて動かず、この場所に残されたといわれている。
またこの地蔵は、体の悪い部分をなでるとその部分が良くなるといわれているほか、期限を決めて願い事をすると叶うという「日限り地蔵」として知られている。
訪れた人たちは「頭がよくなるように」「具合がよくなるように」などと言いながら、地蔵をなでていた。
十沢地蔵尊保存会の久保田政治会長は「多くの人が願掛けに訪れる地域の大事な地蔵。文化や歴史を後世に伝えていきたい」と話していた。 -
広勝寺落成式
伊那市高遠町藤沢の広勝寺の改修工事が終了し24日、落成の法要が行われた。工事関係者や檀家ら約100人が集まった。
広勝寺は約460年前、江戸時代中期に建立された寺。これまで茅葺き屋根の建物を使ってきたが、雨漏りするなど老朽化が激しかったため、85年ぶりに改修工事が行われた。
昨年6月に着工し、10カ月かけて改修工事を行った。
落成の法要では、新しい祭壇に野菜や祝い餅などが供えられた。
茅野憲雄住職は「多くの人の協力で素晴らしい寺になった。みなさんに愛される寺になるよう励んでいきたい」と話していた。 -
ミツバツツジの群生 見ごろ
伊那市長谷溝口のアカマツ林。社団法人国土緑化推進機構が選定している平成20年度の森の名手・名人に選ばれている保科孫恵さんが管理している。
手入れが行き届いた林には、ミツバツツジの天然の群生がある。目で楽しめるように、保科さんが整備を進めてきた。
これほどの群生は、天然では珍しいという。
このツツジは、来週中ごろまで見頃となっている。 -
グレート無茶さんがICT訪問
アマチュアプロレスで、信州を元気にしようと活動する信州プロレスリング代表のグレート☆無茶さんが、22日、伊那ケーブルテレビジョンを訪れた。
グレート☆無茶さんら、信州プロレスリングが主催する信州プロレス伊那大会は、今月29日 正午から、いなっせ多目的広場で行なわれる。入場は無料。 -
飲酒防止キャンペーン
伊那小売酒販組合などは、22日、未成年者の飲酒防止を、通学途中の高校生などに呼びかけた。
上伊那のJRの5つの駅で、キャンペーンが行われた。
これは、県下一斉に行われている飲酒防止キャンペーンにあわせて毎年行われている。
伊那小売酒販組合や、伊那税務署、伊那警察署、コンビニエンスストアの店員など、60人ほどが参加した。
JR伊那市駅では、15人ほどが、高校生に飲酒防止を呼びかけながら、啓発用のティッシュを配っていた。
キャンペーンを行った伊那税務署によると、全国的に、高校生が、お酒を買って飲酒し、事故を起こしたり、犯罪に巻き込まれる事案が発生しているという。
税務署では、キャンペーンを通して、未成年者の飲酒を防ぐともに、酒販店も法律を守り、未成年には売らないことを徹底して欲しいと呼びかけていた。 -
駅伝 箕輪町チームを激励
今月29日に、松本市で開かれる第20回市町村対抗駅伝大会に向けて、箕輪町チームの激励会が21日、町交流センターで開かれた。
激励会には、出場選手が集まり、所属や、走る区間などが紹介された。
箕輪町では去年、高校生を中心とする若手のチームで久しぶりに町の部で5位入賞を果たした。
今年は、伊那駅伝でも活躍した高校生たちが3年生となり、また、キャプテンで、唯一の一般ベテランランナー丸山信一さんの復調もあり、期待できるという。
また、同時開催される第6回の小学生駅伝の激励会も行われた。
小学生の部は、それぞれ1.5キロ4区間を走るもので、去年は、総合18位、町の部でも4位入賞を果たした。
平澤豊満箕輪町長は、「日頃の練習の成果を本番で発揮して、明るく楽しく走れば結果は付いてくると思う。がんばってください」と激励した。
第20回長野県市町村対抗駅伝、第6回市町村対抗小学生駅伝は、今月29日に、松本市の松本平広域公園陸上競技場を発着点に行なわれる。 -
伊那市で停電
22日午前7時20分から断続的に、伊那市の下春日町・荒井の1705戸で、停電があった。
停電は、午前10時45分過ぎに、全世帯で復旧した。
中部電力伊那営業所では、避雷器と支線の間に鳥の糞が付着し、雨によりショートした事が原因だとしている。
中部電力伊那営業所によると、午前7時20分に、下春日町と荒井の1705戸で、停電が発生した。
順次復旧作業が行われ、午前10時45分過ぎに、全世帯が復旧した。
停電は、避雷器と支線の間に鳥の糞が付着し、雨によりショートした事が原因だとしている。 -
演劇ワークショップ
職業訓練の一環で、演劇を通してコミュニケーションを学ぼうと22日、演劇ワークショップが伊那市の東春近公民館で開かれた。
長野県高齢者生活協同組合が国の事業の認定を受け行っている緊急人材育成・就職支援基金による職業訓練。
介護福祉科伊那教室の受講生19人が、外国人とコミュニケーションを図る訓練のため、外国人学校コレージョデザフィーオの子どもたち30人とゲームをした。
職業訓練では、コミュニケーションの訓練として演劇を取り入れている。
今回のゲームは、俳優養成の手法の一つで、相手の動作を真似するゲームを通して言葉に出ないメッセージを読み取る力を養うというもの。
受講生は、子どもたちとゲームを楽しみながらコミュニケーションを図っていた。
この職業訓練介護福祉科は、今年3月に開講し、9月までの6ヶ月間開かれる。
受講生は、ヘルパー2級の資格取得を目指して勉強し、福祉施設などへの就職を目指すという。 -
太子講例祭
箕輪町松島区の明音寺で、建築業に携わる人々の安全と商売繁盛を聖徳太子に祈願する「太子講例祭」が19日、行われた。
松島区で建築の仕事に携わる9人が、聖徳太子を祀った石碑に手を合わせた。
太子講例祭は、L字型の物差し「差し金」を発明したとされる聖徳太子を建築の神としてまつり、今年1年の無事を祈るもの。
代表の中林才二さんは、「横のつながりを大切にして、みんなで力を合わせてがんばっていきたい」と話した。
また、現在太子講を運営する講員は13人で、「講員を募集しているが職人がいない。若い人に跡を継いでいってほしい」と話していた。 -
食生活改善推進協議会定期総会
長野県食生活改善推進協議会上伊那支部は今年度、糖尿病に重点をおいた健康プロジェクト事業を行う。
これは21日、伊那合同庁舎で開かれた長野県食生活改善推進協議会上伊那支部の定期総会で示された。
計画案によると、今年度は新たに糖尿病に重点を置いた健康プロジェクト事業を行う。
普段の生活での予防や、悪化させないための対策、医師を招いて講習会を開いていくという。
その他にも、減塩対策として「うす味習慣の定着化活動」などを行っていく考え。
六波羅 弘美支部長は「充実した活動を行っていく為にも地区組織強化を図りながら取り組んでいきたい」と挨拶した。 -
高遠美術館入館者50万人達成
伊那市高遠町の信州高遠美術館は19日、開館以来17年目で入場者数50万人を超え、セレモニーを行った。
50万人目になったのは、大阪府の三浦紀男さん、艶子さん夫妻。
50万人目の前後となった三重県の山川幸洋さん、百合子さん夫妻や、奈良県の竹田久美子さんら3組に花束や記念品が贈られ、50万人達成を祝った。
50万人目の三浦さんは、「思いがけないことでびっくりしている。今日はゆっくり散策したい」と話していた。
伊那市の北原明教育長は、「この美術館は、豊かな自然に囲まれている。季節毎に違った風景を楽しめるので、また伊那を訪れて下さい」とあいさつした。
信州高遠美術館は、平成4年10月にオープン。地元の画家中村不折などの作品約1200点を収蔵し、年間3万人ほどの利用がある。 -
キノコのこま打ち体験
伊那市ますみヶ丘の平地林で18日、キノコのこま打ち体験が行われた。
森林を身近に感じてもらおうと伊那市が開いたもので、小学生ら30人が参加してキノコのこま打ち体験をした。
こま打ち用の原木はますみケ丘平地林で間伐したナラの木約60本を使った。
参加者達は、ドリルで深さ1センチほどの穴を開けクリタケのこまを打ち込んでいった。
こまを打った原木は一人一本ずつ家に持ち帰った。
指導にあたった林業技士の稲辺謙二郎さんは「枯れ葉などを被せて乾燥させないこと」など管理方法をアドバイスしていた。
参加したある児童は「こまを打ちつける作業が楽しかった。早くキノコを食べたい」と収穫を楽しみにしていた。
参加者達は、1年半をかけてそれぞれの家庭で手入れをし、収穫して味わうという。 -
春らんまんみはらし祭り
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームで18日、春らんまんみはらし祭りが行われ、多くの家族連れで賑わった。
春らんまんみはらし祭りは、毎年この時期に行われている恒例のイベント。
会場には、地元で採れたアスパラガスやおやき、ローメンなどの販売ブースが設けられた。
ダチョウの卵の重さを当てるクイズや餅つきなどさまざまなイベントも行われていた。
今年初めて、みはらしいちご園のイチゴを使った大福づくり体験も行われ人気を集めていた。
訪れた人たちは、イチゴをあんこで包んで大福を完成させ、出来たてを味わっていた。
晴天に恵まれた同日は、多くの人がみはらしファームを訪れ休日の一日を満喫していた。 -
中央道雨水排水について協議
中央道の雨水の排水について、伊那市の諏訪形区と中央道を管理する中日本高速道路株式会社が19日、対策案について意見交換をした。
伊那市の諏訪形集落センターで、諏訪形区を災害から守る委員会の委員や中日本高速道路株式会社、伊那市などから17人が出席し、話し合いが行われた。
諏訪形区では、平成18年の豪雨災害の時、農業用水路から水があふれ、床下浸水などの被害が発生した。
区では、農業用水路に中央道の雨水が流れこんでいることが原因の一つとして考えられることから、平成20年から、中日本高速道路や伊那市を交え対策について検討を行ってきた。
4回目の話し合いとなるこの日は、諏訪形区から中央道の法面を利用し集落の外れまで雨水を運ぶ水路を建設する案と、中日本高速道路から雨水が集中する場所にバイパスとなる新たな水路を建設する案が出された。
諏訪形区を災害から守る委員会の中谷幹男委員長は、「地区の安全を守るため、一歩ずつ交渉を進めていきたい」と話していた。
中日本高速道路株式会社の広瀬友康さんは、「地域の意見を聞き、出来ることについては関係団体と協議しながら進めていきたい」と話していた。
両者はそれぞれの案を持ち帰り、1カ月後に話し合いを行う予定。 -
高齢者ら専用駐車区間制度開始
高齢者や妊婦などを対象にした専用駐車区間制度が19日から全国一斉に始まり、伊那市に2台分が設置された。
高齢者らの専用駐車区間は、上伊那地域では伊那市のみで、坂下の長野銀行前に2台分が設置された。
これは、道路交通法の改正に伴い、高齢運転者などに優しい道路交通環境を整備しようと導入された。
専用駐車区間には、「標章車専用」の道路標識が設置されている。
利用できるのは、70歳以上の高齢者、体の不自由な人、妊婦と出産後8週間以内の女性。
警察署で「専用場所駐車標章」の交付を受け、駐車する際に標章を自動車のフロントなどよく見える場所におく。
長野銀行前の駐車区間の利用は、午前9時から午後5時まで。
対象外の車が駐車した場合は駐車違反となり、通常より高い反則金が科せられる。
伊那警察署では、「対象となる人は申請をして、活用してほしい」と話している。
長野県全体では、専用駐車区間は10カ所39台分が設置されている。 -
かま塾で味噌造り
子ども達に郷土の文化や伝統を教えている南箕輪村御子柴の「かま塾」で17日、味噌造りがあった。
この日は、神子柴地区に住む子ども5人と地域のお年寄り8人が参加。味噌造りは毎年行っており、今年で3回目。
材料の大豆は地域でとれたものを使い、それを茹でてすりつぶした。
かま塾は週休2日制となった子どもの居場所づくりのためにつくられた集まり。
お年寄りは「楽しみながら郷土の文化を学んでいってほしい」と話していた。
すり潰した大豆は冷ました後、麹とまぜて1年ほどおく。
かま塾では、昨年作った味噌で五平餅作りなどをしていく予定。 -
伊那市荒井の交通死亡事故 現地診断
今年3月に伊那市荒井で、横断歩道を横断中の女性が軽自動車と衝突し亡くなった事故で、再発防止のための現地診断が、14日行われました。
現地診断は、伊那警察署や伊那市、交通安全協会などが行った。
事故は、今年3月17日午後6時半頃、伊那市駅方面から西箕輪方面に走行中の軽自動車が、横断歩道を歩いて渡っていた81歳の女性と衝突し、この女性が死亡したもの。
現場は、見通しが良い道路で、夜間に横断すると横断中の文字が表示される電光掲示板がある。
現地診断の結果、再発防止策として電光掲示板が見えやすくなるように街路樹を手入れすること、横断歩道の塗り直し、路上駐車の取り締まりやスピード制限の強化などが出されていた。
これらの防止策は、市や警察、交通安全協会などで対応していくという。 -
信州伊那梅苑花盛り
箕輪町木下一の宮の信州伊那梅苑の梅が花盛りとなっている。
15日は、時折雪が舞う寒い一日となったが、伊那梅苑には、県内外から多くの観光客が訪れていた。
伊那梅苑は、広さ約7万2600平方メートル、40種類7千本の花が楽しめる。
今年は、例年より1週間ほど早い2月8日ごろ、早咲きの梅が開花した。
寒い日が続いたことが影響して、現在では例年並みに戻っているという。
園内は赤、白、ピンクと色とりどりの梅が楽しめる。
伊那梅苑によると、遅咲きの梅はまだつぼみで、4月中旬まで楽しめる。
また梅の後は、20日頃からしだれ桃、5月上旬からは八重桜が満開を迎えるという。
信州伊那梅苑の入苑料は、大人500円、子供250円。 -
西箕輪南部保育園に五月人形寄贈
伊那市の西箕輪南部保育園に五月人形が寄贈され、園児が15日、一足早く端午の節句を祝った。
同保育園に飾られた五月人形は、保育園近くに住む三堀幸子さんが寄贈した。
成人した三堀さんの孫の五月人形で、長年しまったままになっていたことから今回、子どもたちに喜んでもらおうと贈った。
地域のお年寄りが協力して五月人形を飾り、園児と一緒に一足早く端午の節句を祝った。
また、園児一人ひとりに三堀さんから柏餅がプレゼントされ、皆で味わった。
小名木伸枝園長は、「地域の方が子どもたちに喜んでほしいと協力してくださる気持ちがとてもうれしい」と感謝していた。 -
伊藤三千人さん油絵展
伊那市高遠町出身の画家・伊藤三千人さんの油絵展が15日から、伊那市のベルシャイン伊那店で開かれている。
会場には、油絵と水彩画約50点が展示されている。
個展を開いている伊藤三千人さんは一水会の会員で、現在、神奈川県に暮らしている。
ベルシャイン伊那店では2年おきに個展を開いている。
今回は、故郷の高遠をはじめとする伊那の風景や、フランスなど外国の風景の作品が展示されている。
また、個展では初めて披露する水彩画も並んでいる。
伊藤さんは外国で絵を描くとき、油絵の代わりに水彩画で刻銘にスケッチをする。
今回は、その水彩画の一部を展示している。
伊藤三千人さんの油絵展は20日まで。 -
年金支給日に振り込め詐欺撲滅呼び掛け
年金支給日の15日、伊那警察署などは振り込め詐欺撲滅のためATM利用客にむけ注意を呼びかけた。
八十二銀行伊那市駅前支店など5カ所で、伊那警察署の署員と防犯ボランティア団体「伊那エンジェルス隊」が注意を呼びかけた。
この活動は、年金支給日に合わせて行っているもので、今年で3年目。
訪れたATM利用客に詐欺の手口などが書かれた広報用チラシと啓発用グッズを配り注意を促した。
伊那署管内では一昨年10件総額809万円だった振り込め詐欺の被害は、去年はなく、また今年も14日までに被害はない。
伊那市などで息子の名をかたり「インフルエンザで声が変わった」などという内容の不審電話が発生していることから、伊那署では不審な電話があった場合は、一度電話を切り、家族に相談するか、伊那警察署に連絡するよう呼び掛けている。 -
江戸芸かっぽれ披露
伊那市高遠町の高遠城址公園で14日、東京の大道芸人が江戸芸かっぽれを披露した。
この催しは花見客に楽しんでもらおうと伊那市観光協会が開いた。
光江流社中、桜川光江家元率いる20人が披露した。
桜川さんらのメンバーの中に高遠出身者がいたことなどが縁で訪れることになり、今年で2回目。
集まった花見客は、手拍子をしたり、一緒に踊るなどして楽しんでいた。
桜川さんによると、かっぽれは元気の出るおめでたい大道芸として江戸の末期に始まり、次第に寄席や歌舞伎などでも踊られるようになったという。
桜川さんは「満開の桜の元でやれてよかった。来年も訪れたい」と話していた。 -
JA上伊那東春支所 完成
建て替えが進められていた、伊那市のJA東春近支所の完成を12日、関係者が祝った。
JA上伊那の宮下勝義代表理事組合長の合図で、テープカットが行われ、新しい施設の完成を祝った。
新しい支所は、これまでの建物の西側に作られ、鉄骨2階建て、総面積がおよそ1千3百30平方メートル。
2階には新たに、組合員の要望により調理室が作られ、今後料理教室の開催をして行く計画。
宮下代表理事組合長は「地域のよりどころとして活用される施設にしてきたい」と挨拶した。