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クリスマスのリース作り
クリスマス用のリース作りが19日、南箕輪村民センターで行われた。
これは、南箕輪村公民館が毎年この時期に開いている教室で、村内から20人が参加した。
今年はツリーの形をしたリースづくりに挑戦した。
指導にあたったのは村内でリボン手芸の教室などを開いている伊東瑞枝さん。
リースは、ツリーの形をした土台にクリスマスにちなんだ飾り付けをする。
親子での参加者も多くいて、お互いにアイデアを出しながら思い思いに飾り付けをしていた。
およそ1時間後には、オリジナルのリースが出来上がった。
参加したある男性は、「子どもの頃に戻った気分で楽しく作れました。さっそく家に飾りたいです」と話していた。 -
中尾の焼酎「ごひいきに」完成
伊那市長谷中尾で獲れたイモを使った焼酎「ごひいきに」が完成し18日夜、お披露目された。
上伊那8市町村の焼酎いも生産者や酒販店で作る「伊那八峰の会」の新酒試飲会がJA上伊那本所で開かれ、「ごひいきに」がお披露目された。
中尾の焼酎「ごひいきに」は、ラベルに中尾座にかけられた幕と同じ六歌仙が描かれている。
「ごひいきに」は長谷中尾の地区住民や長野県、伊那市などで作る「中尾歌舞伎ふるさとおこし協議会」が中心になって作ったもので、今年から伊那八峰の会に加わった。
今年6月に芋の苗を植え、10月に収穫。サルの食害で収穫量は予想よりも少ない750キロとだったが、良い焼酎ができたという。
長谷中尾の焼酎「ごひいきに」は1本720ミリリットル入りで1250円、長谷地域内の酒販店3店で販売される。 -
環境省カーボンオフセット制度 ペレットJ-VER認証
森のライフスタイル研究所取り組み伊那市のNPO法人森のライフスタイル研究所が行っている、ペレットストーブによる二酸化炭素削減の取り組みが、環境省のカーボンオフセット制度に認定された。
ペレットストーブによる地球温暖化防止対策が認定されるのは全国で初めて。
ペレットストーブは、間伐材で作った循環型エネルギー・木質バイオマスを燃料としている。
森のライフスタイル研究所が行っている地球温暖化防止対策は、ペレットストーブの使用により削減された二酸化炭素を企業に買い取ってもらうことで、1トンあたり2千円から3千円がストーブの利用者に還元される仕組み。
県の統計では、現在997台のペレットストーブが利用されていて、今後、利用者や参加企業を増やすため制度のPRを行っていくという。 -
師友会「師と友」出版を祝う会
箕輪国民学校初等科の卒業生でつくる師友会はこのほど、会の歩みをまとめた冊子を出版し18日、会員が箕輪町内で「出版を祝う会」を開いた。
師友会は昭和17年に中箕輪国民学校初等科を卒業した同年生の集まりで、会員の多くが今年80歳の節目の年を迎えた。
会は高齢化などを理由に活動を終えることにしていて、今回これまでの活動をまとめようと「師と友、師友会のあゆみ」を出版した。
冊子には会の発足の頃や会員らの写真などが39ページにまとめられている。
会長の藤田隆美さんは「同じ学校に入学以来70年あまり。会の活動を通して、絆を深めることができた」とあいさつした。
会では全国にいる同年生に、この冊子を郵送することにしている。
また会の活動は終えるが、今後も互いの交流は続けていくという。 -
中病でクリスマスコンサート
伊那市の伊那中央病院で18日、クリスマスコンサートが開かれた。
上伊那で音楽教室を開いているメンバーらでつくる音楽グループが中央病院を訪れ、クリスマスや冬をテーマとした10曲を披露した。
同病院でクリスマスコンサートを開くのは今年が2年目。
音楽を楽しんでもらい、元気になってもらおうとボランティアで演奏している。
ラウンジには、演奏を聴こうと多くの患者が集まり、知っている曲が演奏されると、一緒になって歌っていた。 -
保育園年長児の作品展
伊那市の高遠と長谷の保育園に通う年長児の作品展が、信州高遠美術館で開かれている。
会場には4つの保育園の年長児が描いた絵など81点が展示されている。
この作品展は、園児の作品を美術館に展示することで、作品を見に足を運んでもらい、小さいときから美術館に親しんでもらおうと毎年開かれている。
作品は市民ギャラリーに飾られていて、いも掘りや友達と遊んでいる様子を描いた作品などがある。
美術館では、「伸び伸びと描かれた作品を見てほしい」と話している。
園児作品展は来年1月10日まで。園児作品展のみの鑑賞は入館無料。 -
ゆめわーくが干支をプレゼント
伊那市の障害者社会就労センター「ゆめわーく」のメンバーが14日、蜜ロウで作った来年の干支の置物を伊那市にプレゼントした。
ゆめわーくの利用者らが市役所を訪れ、小坂樫男市長に来年の干支「寅」の置物を手渡した。
ゆめわーくでは毎年この時期、伊那市の小松養蜂園の協力を得て、干支の置物を制作し、市役所などで販売していた。
しかし今年は、感謝の気持ちを込めて、市役所の各課に置物を無料でプレゼントすることにした。
メンバーは、各課の窓口で置物の入った箱を職員に手渡し、「いつもありがとうございます」と声をかけていた。 -
西箕輪南部保ふゆのあったかまつり
キャンドル灯す伊那市の西箕輪南部保育園の園児は17日、自分達で作ったキャンドルスタンドに立てたロウソクに火を灯した。
年少から年長までの園児74人が、保護者や地域の人と一緒に点灯式を行った。
キャンドルスタンドは、子どもたちが遠足で拾ってきたドングリや松ぼっくりを使って手作りした。
西箕輪南部保育園では、秋から冬に移り変わる自然の変化を形に残そうとキャンドルスタンドを作った。
また年長園児は、和紙でランプシェードをつくり、ロウソクも手作りした。
42本すべてのキャンドルが灯されると、部屋の中は幻想的な雰囲気に包まれた。
西箕輪南部保育園の小名木伸枝園長は「火は、太陽、水、風など自然の宝物の一つ。それを感じる心を家族や地域の人と一緒に育んでいきたい」と話していた。 -
「ふるさと便」発送準備
伊那市長谷の農産物加工施設「気の里工房」では、お歳暮など冬の贈り物として、漬物などを詰め込んだ「ふるさと便」の発送準備が進められている。
17日は、漬物などを箱詰めする作業が行われていた。
ふるさと便には、気の里工房で作られた味噌、野沢菜漬け、黒豆、梅漬けなど7種類が入っていて、宅急便で送られる。
野沢菜など季節のものは、2週間前に仕込んだもので、届いた頃に一番美味しくなるように作られているという。
また、買い求めてくれたお客さんに季節を感じてもらいたいと、メッセージに南天を飾り付ける作業も行われていた。
気の里工房では、「安心安全で、野菜の個性を活かした味になっています。手作りなので、おふくろの味・懐かしい味がすると評判です」と話していた。
このふるさと便は、18日発送される。
希望者があれば、来週頃まで注文を受け付けるという。ふるさと便は、1箱送料・消費税込みで4千円。 -
箕輪町いきいきライフ講座開講
明るく楽しい生活を送ってもらおうと、箕輪町公民館の「いきいきライフ講座」が15日開講した。
講座には18人が参加し、初回は、クリスマスをイメージしたフラワーアレンジメントに挑戦した。
この講座は、いきいきとした生活を送るための自分磨きの講座で、去年に続いて2年目。
15日は、フラワーアレンジメントなどを教えている松本市の藤澤昌子さんが講師を務めた。
参加者は、杉やバラ、カーネーションなどを、バランスを見ながら順番に吸水性のスポンジに挿していた。
参加者の一人は、「クリスマスのように白い花などがあって、夢のある作品ができてよかったです」と話していた。
この「いきいき講座」は来年2月までに全5回開かれる。
2回目からは、自分に似合う色や、笑顔で健康な生活を送るコツなどを学ぶという。 -
振り込め詐欺防止ATM特別警戒
伊那警察署は、年金支給日の15日、振り込め詐欺の被害を防ごうと銀行などを訪れた人たちに注意を呼びかけた。
この日は、伊那警察署管内6つの金融機関で啓発活動が行われた。
伊那署では、年金支給日に合わせて毎回、振り込め詐欺撲滅の啓発活動をしている。
この日は、防犯ボランティアの伊那エンジェルス隊が協力し、啓発チラシやポケットティッシュなどを配った。
伊那署によると、伊那署管内では今年に入ってから14日までに、振り込め詐欺の被害は起きていないという。「不信な電話がかかってきたときは、一人で判断せずにだれかに相談してください」と呼びかけている。 -
前田博さん作品展
伊那美術協会会員で南箕輪村の洋画家前田博さんによる作品展が15日から、伊那文化会館で始まった。
前田さんは現在64歳で、20歳のころから本格的に洋画を書き始め、この道40年のベテラン。
40年の節目として伊那文化会館で初めての個展を開催した。
会場には、入選作品など54点が並べられている。
このうち3枚の絵をつなぎ合わせた作品「組立する男たち」は、白を基調に、働く人の苦労する姿を描いている。
また前田さんのお気に入りの作品「浅間山」は、りんご並木の後ろにそびえたつ浅間山の雄大な姿を表現している。
会場には、前田さんの母とめ子さんによる「母の手しごと」と題した、手作りのポーチやクッションも飾られている。
前田さんは、「40年間積み重ねてきた成果を見てほしい」と多くの来場を呼び掛けている。
前田博さんの画業40年記念作品展は20日まで。 -
高規格救急車入魂式
伊那市の高遠消防署に新たに配備される高規格救急車の入魂式が14日、伊那市役所で行われた。式には、市や消防署関係者ら約20人が出席した。
新たな救急車の導入は、更新したもので、購入金額は約3千万円。
新救急車には、心電図や血圧などを測定する監視装置や、タンカで搬送中も心臓マッサージを行う機械、のどが詰まった時などに気管をカメラと液晶モニターで見ることが出来る機器など最新の設備が備わっている。
伊那消防組合の小坂樫男組合長は「十分訓練を積み、機材を駆使し、いざという時に備えてほしい」とあいさつした。
高遠消防署では、署員の研修を行い、22日から運用していきたい竏窒ニしている。 -
新ごみ処理施設アセス同意 桜井区が報告
上伊那広域連合が計画している新しいごみ中間処理施設の建設候補地となっている伊那市富県桜井区は15日、小坂樫男市長に対し環境アセスメント実施に同意することを報告した。
富県桜井区の鹿野博愛区長らが市役所を訪れ、12日に臨時代議員会で開票した結果などを報告し、小坂市長にアセス実施の同意を伝えた。
鹿野区長は、「施設の安全性など環境整備をお願いしたい」と上伊那広域連合に対し要望した。
これに対し小坂市長は「地元の要望を聞きながらアセスを実施していきたい」と話していた。
地元北新区と桜井区がアセス実施に同意したことから上伊那広域連合では今後、準備作業を進め、来年の初めには具体的なスケジュールについて地元に示していきたい竏窒ニしている。
また隣接区などに対してもスケジュールなどを報告していく竏窒ニしている。 -
新ごみ処理施設
桜井区4分の3がアセス合意賛成上伊那広域連合の新しいごみ処理施設の建設候補地の地元伊那市富県の桜井区が12日、環境アセスメントの実施に合意した。
もう一つの地元富県北新区は、すでにアセスに合意していることから、来年4月頃には環境アセスメントが行われる見込みとなった。
桜井区では、環境アセスメント実施の賛否を決めるため、区内の85戸全戸に、1戸1票を投じてもらった。
12日夜、臨時代議員会で開票した結果、賛成60票、反対24票、白票1票となり、賛成票が多数を占めたため、桜井区としても、アセスの実施に合意することを決めた。
桜井区では15日、この結果を広域連合長でもある小坂樫男伊那市長に報告する。
地元両区の合意を得られたため、上伊那広域連合では来年4月頃、アセスに着手する予定。
アセスにかかる期間はおよそ3年、結果がまとまるのは平成24年頃となる。
アセスメントの結果が出次第、北新区、桜井区に説明し、改めて施設の建設に対する合意を得たい竏窒ニしている。 -
AFS10周年記念交流会
高校生や中学生の交換留学をサポートするAFS南信支部の10周年記念交流会が13日、箕輪町の伊那プリンスホテルで開かれた。
南信地域に滞在中の留学生やそのホストファミリーら約130人が集まった。
AFS南信支部では、これまでに50人の高校生を海外に派遣し、100人の留学生を受け入れている。
現在、短期滞在も含め17人の留学生が南信地域に滞在しているという。
この日は留学生が自己紹介に合わせてパフォーマンスを披露した。
伊那北高校に通うデンマーク人のキタさんと伊那弥生ヶ丘高校に通うドイツ人のジュリアさんは、日本に来て覚えたというコントを披露した。
AFS南信支部の半沢貴子支部長は「多くの人の支えがあってここまで続けてこられた。これからも国境を越えた交流をサポートしていきたい」と話していた。 -
高遠弥勒そばまつり
地元産のそば粉を使った手打ちそばをふるまう、伊那市高遠町弥勒のそばまつりが13日、弥勒多目的集会施設で開かれ、多くの人がそばを味わった。
弥勒そばまつりは、地区内の遊休農地で育てたソバを多くの人に味わってもらおうと、弥勒そばの会が毎年開いている。
会場には高遠そば伝統の焼き味噌と辛み大根が用意され、訪れた人たちが独特の風味を味わっていた。
そば打ち体験コーナーでは、子ども達がそば打ちに挑戦していた。
弥勒そばの会の池上裕敏会長は、「地区の大きな行事のひとつ。大勢の人たちに弥勒で獲れたそばを味わってもらえてうれしい」と話していた。 -
清酒「やまむろ」新酒奉納式
伊那市高遠町でとれた酒米を使った純米酒「やまむろ」の新酒が完成し12日、奉納式が行われた。関係者約20人が出席した。
純米酒「やまむろ」は、高遠町山室で生産している酒米「ひとごこち」を使った酒で、高遠うまい酒研究会が企画し、山室の地区住民が生産、地元の酒蔵仙醸が醸造を行っている。
味はさわやかな飲み口でピリッと辛いのが特徴だという。
今年は長雨や日照不足の影響で酒米の収量は例年より少なかったということだが、味はこれまで以上だという。
純米酒「やまむろ」は720ミリリットル入りで、1本1260円。600本限定で、高遠町の酒販店9店で販売されている。 -
変わり雛の展示始まる
南箕輪村の岩月人形センターでは、今年1年の世相を映す「変わり雛」の展示が始まっている。
岩月人形センターでは、今年あった出来事や話題を雛人形にした「変わり雛」6体を展示している。
並んでいるのは、自民党から民主党へ政権交代を表した「政権交代雛」、恋愛に消極的な男性と積極的な女性を表した「草食男子・肉食女子雛」。
今年5月からスタートした裁判員制度の「裁判員雛」、エコ減税をテーマにした自動車のCMでお馴染みのこども店長を現した「エコ商品ブーーム雛」。
アカデミー賞で外国語映画賞に選ばれた映画「おくりびと」の「アカデミー賞受賞雛」、アメリカメジャーリーグで前人未踏の9年連続200本安打記録を打ち立てたイチロー選手の「大リーグ記録更新雛」の6体。
「変わり雛」は、来年1月31日まで岩月人形センターに展示されている。 -
新型インフルワクチン 箕輪町で集団接種
箕輪町の子どもを対象にした新型インフルエンザワクチンの集団接種が12日、保健センターで始まった。
ワクチンの集団接種は、予約から接種まですべてを行う医療機関の負担を減らそうと実施される。
同日、1歳から6歳の子どもを対象に、240人分のワクチンが用意された。
箕輪町では来年2月上旬までの期間中、未満児から中学3年生まで約2千人が、2回のワクチン接種を受けることになっている。
接種は箕輪町医師会が行う。
保健センターには多くの親子連れが訪れ、一組ずつワクチン接種を受けていた。
町の集団ワクチン接種は、来年1月からは2回目の接種が始まる。 -
ガリレオ天文クラブ最後の観察会
今年2月から12月までの期間限定で活動してきたガリレオ天文クラブの最後の観察会が12日、伊那市のますみヶ丘公民館で開かれた。
クラブに所属している上伊那の小中学生30人が、伊那天文ボランティアサークルすばる星の会の指導で太陽の観察をした。
ガリレオ天文クラブは、イタリアの天文学者ガリレオ・ガリレイが、初めて望遠鏡で夜空を観察してから400年にあたる今年、世界天文年を記念して、1年間の期間限定で活動してきた。
最後の観察会では、クラブで手作りしたガリレオ式の望遠鏡を使って太陽の観察をした。
クラブではこの1年、11回の教室の中で、太陽のほかにも月や土星、木星などを観察してきたという。
ガリレオ天文クラブは解散となるが、すばる星の会が行っている伊那少年少女天文クラブは、引き続き会員を募集して活動を続けていく。 -
伊那公民館親子将棋教室
伊那市の伊那公民館で12日、親子将棋教室が開かれ、子どもたちが3人のプロ棋士と指導対局に臨んだ。
上伊那地区の小学生親子など50組約100人が集まり、日本将棋連盟から派遣された高橋道雄九段、小林宏六段、大庭美樹女流初段から、将棋の指導を受けた。
プロ棋士3人が派遣されて教室が開かれるのは珍しく、今回の伊那市での開催は県内で2カ所目となる。
プロ棋士が一度に複数の子どもと対局する多面指しでは、プロ棋士が一人ひとりにアドバイスしながら、それぞれの対局を進めていた。 -
いなっせで消防・防災訓練
伊那市のいなっせで、消防・防災訓練が11日行われた。
いなっせでは、ビルに入っている機関や店舗が参加して、毎年訓練を行っている。
11日は、伊那市生涯学習センターや入居している店舗など20団体、35人が参加した。
6階で火災が発生したとの想定で、6階ホール内の観客を階段で4階まで非難・誘導する訓練と人工呼吸や心臓マッサージ、AEDを使った応急救護訓練が行われた。
伊那消防署では、「まず安全に避難させることが第一。早期発見、避難誘導、初期消火を心がけて欲しい」と話していた。
いなっせには、駐車場の管理室と5階にAEDが設置されている。
参加者たちは、消防署員の指導を受けながら、人工呼吸や心臓マッサージ、AEDの使用訓練を行い、万が一の事態に備えていた。 -
年末の交通安全運動 始まる
11日から年末の交通安全運動が始まった。
伊那市役所前のナイスロードでは、安全協会や警察署員など50人が、交通安全を呼びかける桃太郎旗を手に啓発活動をした。
年末の交通安全運動は、11日から12月31日までの21日間。
運動の重点は、飲酒運転の根絶、高齢者の事故防止、全ての座席でのシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底、夕暮れ時と夜間の歩行中や自転車に乗っている時の交通事故防止。
伊那警察署では、「よい年を迎えられるよう、交通事故を1件でも減らして今年を終えたい」と呼びかけている。 -
箕輪でおせち作り講座
正月用のおせち料理を手作りしようと9日、箕輪町のふれ愛センターで講座が開かれ、町内から9人が参加した。
講座を開いたのは、町の料理講座などで指導している箕輪町松島の大木喜美子さん。
大木さんは、「市販されているおせちには保存料が使われているので、手作りして子供達に安心して食べてもらいたい」と、この講座を開いた。
伊達巻や筑前煮、田作りなど、おせち料理5品を作った。
伊達巻は、卵とはんぺんをフードプロセッサーで混ぜ合わせ、味をつけて焼き、まきすで巻く。
紐でしばってしばらくすると、きれいな伊達巻が出来た。
参加者らは、「1品でも覚えて帰って早速作ってみたい」などと話しながら出来上がった料理を試食していた。 -
伊藤恒良さん風景画展
伊那市富県の伊藤恒良さんの風景画展が10日から、伊那市坂下のはら美術で開かれている。
会場には、伊那市内など地元を中心に描いた風景画30点が並んでいる。
伊藤さんは元美術教諭で、定年退職してから、多くの作品を手掛けている。
2006年には、信州高遠の四季展で金賞を受賞した。
今回、はら美術では初めての個展で、近作を展示した。
伊藤さんは、道にこだわって創作活動をしているということで、会場にも道を描いた作品が多くある。
この伊藤恒良さんの風景画展は15日まで。 -
支援米 マリ共和国に送る
JA上伊那は、各地から集まった支援米896キロを西アフリカのマリ共和国に送った。
10日、JA上伊那の職員などが、集まった米を、メッセージが書かれた支援米を送る袋に詰め替える発送作業をした。
今年は下川手青壮年部、農団労上伊那、あぐりスクール、南箕輪中学校生徒会から896キロの米が集まった。
今年の南信の米の作況指数はやや不良の95となっていて、その影響もあってか、支援米も去年より若干少なくなった。
マリ共和国は西アフリカにあり、国土の70%が砂漠で、慢性的な食糧不足が続いている。
支援米を送る活動は、長野県では平成10年に始まり、JA上伊那は平成11年から参加している。
近年は、県内のほぼ全域のJAが参加していて、今年は18のJAから約7トンの米を送る予定。
同日発送された支援米は、県下の米と一緒に輸送される予定で、40日間の船旅を経て来年3月ごろ、マリ共和国に届けられるという。 -
クリスマスに向け「宅配サンタ」準備
伊那市のボランティア団体のメンバーがサンタクロースに扮してプレゼントを届ける「宅配サンタ」が、23日と24日に行われる。
8日夜、宅配サンタを企画しているボランティアグループ「笑龍」のメンバーが、伊那市の勤労青少年ホームで依頼者と当日の日程について打ち合わせをした。
宅配サンタは、子ども達に夢のあるクリスマスを過ごしてもらおうと始まった企画で、今年で6年目になり、昨年は23件の依頼があった。
打ち合わせでは、宅配サンタを希望する酒井さん一家がメンバーのもとを訪れて内容の説明を聞き、当日の日程を確認していた。
メンバーは当日、指定の場所から家に入り、前もって家族が準備したプレゼントを渡す。
ボランティアグループ「笑龍」では、現在宅配サンタの希望者を募集している。
料金は500円で、申し込み締め切りは17日まで。詳しくは池上さん(TEL090-4181-6430)へ。 -
富県子育て学級クリスマス会
富県公民館の子育て学級で9日、クリスマス会が開かれた。
富県公民館の小原洋一館長がサンタクロースに扮し、子どもたちにお菓子やジュースなどが入った袋を手渡していた。
富県公民館の子育て学級は保育園入園前の子どもがいる家庭が対象で毎月、季節の行事を楽しんでいる。
クリスマス会では、館長手作りの桜の葉を練り込んだクッキーも配られ、子どもたちは早速口に運んでいた。
また、クリスマスにちなんだマジックも披露され、訪れた親子を喜ばせていた。
自分たちで飾り付けたツリーの前で記念撮影も行われ、訪れた親子は一足早いクリスマスを楽しんでいた。 -
橋爪まんぷさん 干支のチャリティ展
伊那市在住の漫画家・橋爪まんぷさんのチャリティー展が、西箕輪の日帰り温泉施設・みはらしの湯で開かれている。
今年で8回目となる恒例の干支のチャリティ展で、今年は寅年にちなんで、江戸の風俗の姿に擬人化された虎がユーモラスに描かれている。
展示されている作品を原画に作られたカレンダーも、みはらしの湯で販売されている。
この原画やカレンダーの収益金の一部は、社会福祉のために寄付されるという。
この橋爪まんぷさんのチャリティー展は来年1月31日まで。