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2006ラスト絵画バザール
中央画壇で活躍する作家の日本画・洋画・版画が集まる展示即売会「2006ラスト絵画バザール」は26日まで、伊那市日影のベルシャイン伊那店2階文化ホールで開いている=写真。
奥村土牛の「富嶽」(シルクスクリーン)、中島千波の「不二」(木版)、片岡球子の「めでたき百寿の富士」(リトグラフ)など約70点を出品。そのほか伊東深水、平山郁夫らの作品もそろっている。
関係者は「特別価格にて展示販売します。年内最後のお客さま感謝セールなので、ぜひ来場を」と呼びかけている。
午前10時縲恁゚後6時(最終日は午後4時)。 -
箕輪町図書館でクリスマスのしおりプレゼント
箕輪町図書館は22日、クリスマスプレゼントで本の利用者に手作りのしおりを贈った。利用者は思いがけないプレゼントを喜んでいる。
クリスマス時期の恒例。町のキャラクター「もみじちゃん」がサンタクロースに扮したデザインで、図書館職員が色を塗り、リボンをつけ、200枚用紙した。
24日も本の貸し出し利用者にプレゼントする。23日は休館。 -
アイデア貯金箱
駒ケ根郵便局(等々力勉局長)は22日、駒ケ根市の赤穂小学校を訪れ、児童が夏休みに製作したアイデア貯金箱の入選者表彰を行った。駒ケ根郵便局長賞1・2年の部に入選した石澤孔君(2年)、同5・6年の部入選の小池翼君(6年)、努力賞3・4年の部の大前翔君(4年)にそれぞれ賞状と副賞の図書券が贈られた=写真。等々力局長は「家に帰って家族に話し、一緒に喜んでください」と話した。作品を出品したすべての児童には後日各小学校を通じて参加賞が贈られる。
同局区内ではほかに赤穂東小2年生の下島頌皓君が努力賞に選ばれた。
同局区内の3小学校から寄せられた作品は214点。9月に同局で審査が行われ、上伊那、諏訪・岡谷地区審査に送る作品が1・2年生の部、3・4年生の部、5・6年生の部からそれぞれ5点ずつ選ばれた。 -
飲酒運転防止パトロール
忘年会などで酒を飲む機会の多い年の瀬の21日夜、伊南交通安全協会駒ケ根支会(赤羽根徳彦支会長)と駒ケ根警察署は飲酒運転防止のためのパトロールを駒ケ根市内の繁華街などを中心に行った。駒ケ根駅前交番(野口博美所長)前に整列した安協会員と駒ケ根署員ら13人に対し野口所長は「飲酒運転は相変わらず多い。酒を飲んだら絶対車に乗ってはならないことを強力にアピールしてほしい」と訓示した。会員らは数人ずつの班に分かれて飲食店が建ち並ぶ駅前の繁華街や駐車場などをパトロール。安全運転を呼び掛けるステッカーなどを店舗に配布したり=写真、駐車場の車の窓ガラスにチラシを挟むなどして飲酒運転の撲滅をアピールした。
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青パパイアの会が南大東島を訪ねる第3次伊那市民訪問団を募集
沖縄県南大東島と民間レベルの交流を続けている市民有志による「青パパイアの会」(小林史麿代表)は、2月始めに南大東島へ派遣する第3次訪問団の参加者を募集している。小林代表は「民間レベルの交流も新しい段階へと向かっている。化石の上につくられた小さな島との交流は魅力的。ぜひ訪問してほしい」と呼びかける。
南大東島の特産品である青パパイアをきっかけに、05年から交流を深めている両者。今年の10月には、島の小学生が伊那西小学校を訪れるなど、交流の輪は広がっている。
今回第3次訪問団は、新しい交流の形として農産物流通の可能性などを模索。また今後、伊那市の小学生を南大東島に派遣する構想もあり、前段として島の児童と交流している伊那西小の太田宏教頭が同行し、現地の小中学校を視察する。さらに、これまでの訪問団が持参した伊那谷の特産品が好評だったため、今回は伊那谷伝統のもち「白毛もち」を持参し、もちつきを体験をしてもらう。白毛もちを生産・販売する上伊那農民組合産直センターの渡辺光博事務局長が同行する。
募集人員は25人。日程は2月1縲・日の2泊3日。旅行代金は11万8千円、申込金3万円。
申し込み・問い合わせは青パパイアの会(TEL74・5351)へ。 -
ながた荘年末恒例
日本酒と和食を楽しむ会箕輪町長田のみのわ温泉ながた荘は19日夜、年末恒例「日本酒と和食を楽しむ会」を開いた。町内外から50人近くが参加し、年末の慌ただしさを一時忘れ、こだわりの酒と特別料理を堪能した。
伊那市の漆戸醸造の後援で、入手困難な貴重な酒も含め、新酒など6種類の酒を出した。会場には杉玉を飾り、枡酒で乾杯。味わった酒を4種類の中から当てる利き酒コンテストもあった。
料理は、楽しむ会のためだけに料理長が考えた特別コースで、「アワビ ウニソース」、和風の「フカヒレ姿煮」など凝った料理が並んだ。
NHK文化講座津軽三味線講師の小野寺晴山さんらによる津軽三味線演奏も楽しんだ。 -
クリスマス目前で洋菓子店は大忙し
各地でイルミネーションがともり、クリスマスムード一色。洋菓子店はクリスマスケーキ作りに追われている。
伊那市上牧の「菓匠Shimizu」は、いちご生クリームや生チョコ、レアチーズのホールケーキ、3種のロールケーキなど10種類を用意する。
なかでも、大粒のイチゴを敷き詰め、練乳ババロアを流し込んだ16センチ四方のスペシャルケーキが人気。限定200個で、すでに今月上旬に予約完売した。
ホールケーキは、8縲・0人分にあたる6号(直径18センチ)が売れ筋という。
ケーキ作りのピークは22、23日。従業員たちはケーキにサンタクロースやトナカイ、柊の葉を飾り付けて、手際よく黙々と仕上げている。 -
ザザ虫の生息数・調査 豪雨災害復旧工事に反映
国土交通省天竜川上流河川事務所(駒ヶ根市)は21日から、辰野町縲恚蘒枕ェ市の天竜川で、伊那谷の特産物ザザ虫の生息数を調べるための調査を始めた。ザザ虫の生態にできるだけ影響が少ないよう、7月豪雨災害の「諏訪湖・天竜川激甚災害対策特別緊急事業」本格工事の手法や工事時期に反映していく。
21日は、同激特事業で河床掘削をする新樋橋(辰野町)など、ザザ虫の主要漁場2カ所を含む辰野町縲怦ノ那市の4カ所で調査を実施。松本市の環境コンサルタント会社の3人が同じ網を使って、川底の一定範囲内にどれだけザザ虫が生息しているかを調べた=写真。
堤防が決壊した箕輪町松島付近など数カ所では12月末までに、「虫踏み」中の漁師から捕れ具合を聞き取ったり、それらの数や重さも調査する。
激特事業中の2010年までの間、同様の調査を数回実施していく予定になっている。 -
【記者室】アクセルとブレーキの踏み違え
高齢者を中心に車のアクセルとブレーキの踏み違えによる事故が多発している。この種の事故はクラッチ操作が必要ないオートマチック車で起きているが、運転を楽にしようと開発された機構が命を奪うとは皮肉なことだ▼オートマ車を運転する人のほとんどは右足だけでペダルを操作しているだろうが考えてみれば足は2本、ペダルも2つなのだから右足にはアクセルを、左足にはブレーキを担当させればよい▼右足だけをバタバタさせるからいけないので、これなら踏み違えはまず起こりようがない。現にF1をはじめ高度なレースではこれが常識となっている。損することは何もない。慣れるまで少し時間がかかるかもしれないが、身につける価値は十分あるはずだ。(白鳥文男)
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年末交通安全指導所
伊南交通安全協会駒ケ根支会、駒ケ根市、駒ケ根署は21日、年末交通安全指導所を駒ケ根市市場割の国道153号線伊南バイパスに設置。安協会員など約60人が出て、道行くドライバーらに交通安全をアピールした。飲酒運転の撲滅をテーマに歌ったオリジナル曲『「飲酒運転撲滅編」飲んだら乗らぬが人の道』のCDを伊南安協に600枚寄贈した元大相撲幕下力士で歌手の栃若清光さん(71)=宮田村大田切=も参加し、ティッシュなどとともにチラシを手渡して飲酒運転防止を呼び掛けた=写真。栃若さんは「1人でも2人でも多くの人にルールを守ってもらい、事故のない社会になってほしい」と話した。
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松くい虫対策募金
森林セラピー協議会が実施へ南箕輪村大芝高原のアカマツを松くい虫から守るため、森林セラピー協議会が村に提案した「松くい虫対策募金」について唐木一直村長は21日、「協議会が主体となって実施してほしい」と、大熊恵二協議会長に返答した。今後、協議会が窓口となって募金を始める。
協議会は、松くい虫対策で村が方針を示している薬剤樹幹注入の処理費用にあてる「松くい虫対策募金」の実施を提案していた。
唐木村長は、検討の結果、「村が主体となって募金活動を実施するには条例整備、募金の管理、運用上の事務が多く長い時間が必要で早急に対応できない」とし、「協議会が主体となって実施し、村は後援者として協力したい」と述べた。
大熊会長は、「法的なことが分からずに村にお願いしたが、協議会のメンバーを中心に、村にも側面から応援いただき、村民が大切に守っているアカマツの保存に役立つよう、協議会が窓口になって一生懸命頑張りたい」と話した。
今後、来年1月の村報で募金を広報し、1月早々に役場、村民センター、JA南箕輪支所、大芝関連施設の6カ所に募金箱を設置する予定。窓口への直接の募金は役場産業課内の協議会事務局で受け付ける。 -
秋葉街道8割方道筋確認
伊那市長谷を南北に貫く古道、旧秋葉街道の復活を目指している「秋葉街道発掘調査隊」の調査も終盤に差し掛かり、年度内には全経路が明らかになる予定だ。これまでに8割方の道筋を確認したが
、道路改良やダム建設などによって不明確な部分に難航している。
秋葉街道は江戸中期以降、静岡県の秋葉神社参詣に使われた道で、長谷地区景観策定委員会がこの古道の復元による周辺部の景観づくり構想を打ち立て、今年2月に調査隊を組織。古文書や絵図と照らし合わせたり、点在する道標や石碑などをたどったほか、地元の高齢者から情報を収集しながら調査を進めてきた。
これまでに街道の姿をとどめる個所も多かった黒河内地区の旧平集落から、国道を外れた中尾地区を経由し、市野瀬、分杭峠の大鹿村境までおよそ12キロを確かめることができた。
ただ、非持は湖底に水没している部分があり、溝口は東への迂(う)回と直線の説があるなど、両地区には不明確な個所が多い。今後も、文化財研究者などを中心に探り、道筋を結びつけていく。
確認個所から除々に整備を進め、来年度にも復活した街道のポイントに案内板を設置し「江戸時代の人たちの目線で多くの人に歩いてもらいたい」。また、街道から地域の名所に誘致し、観光面から地域活性化につなげたい考えだ。 -
新春を寿ぐ「和」「洋」の寄せ植え
新春を寿ぐ寄せ植えといえば、格調高い「松竹梅」がポピュラーだが、万両や千両などおめでたい実物の寄せ植えもいい。洋花系は冬の代表的な鉢花、シンビジュームやコチョーラン、シクラメンなどが一般的だが、小花系オンシジューム、原種系のマスバリアなど、和の雰囲気を持つランをメーンにした寄せ植えも素敵だ。師走が半ばになり、正月用鉢花、寄せ植えの材料がそろう伊那市ますみケ丘の産直市場、グリーンファームの小林智幸さん、荻原直樹さんと、宮田村のフラワーユーズの浦野成人さんに、作り方、アレンジの仕方などをお聞きした(大口国江)
##中見だし
「松竹梅」の盆栽は庭を作る感覚で、小林さん
材料は冬至梅、黒松、ヤブコウジ、七福ナンテン、寒菊、福寿草、オシマザサ、マンジュゴケ、化粧砂、培養土、山野草鉢。
(1)底に金編を固定し、ごろ土を入れる(2)主木の梅の位置を決め、黒松やヤブコウジなどを配置し、バランスを見る(4)実際に植え込む(6)こけを張り、手前を低く、化粧砂で池を表現する。
小林さんは「溶岩石を配置すると風格が出る。福寿草は根を切らないように、梅は根鉢は周りを少し崩す程度」とポイントを。
「年末になると、既成の松竹梅の盆栽が出回るが、ガーデニング感覚で、好きな材料を入れて、自由に作ると楽しい」と話す。
##(見だし)
万両、千両、百両、十両、合わせていくら?おめでたい実物の寄せ植えで来福を、荻原さん。
赤実、白実が春まで楽しめる万両、正月用の切り花としても人気の高い千両は、赤実と黄色の実がある。百両は別名カラタチバナ、ササの葉のように、細長い葉が特徴、白実と赤実がある。十両はヤブコウジ、ヤマタチバナと呼ばれ、樹木の下などに自生しているが、園芸用は実が大きい、大実ヤブコウジが多い。
赤い実、緑の葉が映えるように、白の深鉢に、万両、千両、百両、十両合わせて1万1110両を植え込み、手前に、葉ボタンを配した。
荻原さんは「実物を集め、洋風に作った。寒さに弱い植物もあるので、冬場は玄関や室内で鑑賞を」と話す
【豆知識】万両、百両、十両はいずれもヤブコウジ科だが、千両だけはセンリョウ科。名前の由来は、千両は葉の上方に実をつけるので、鳥に食べられやすく、万両は葉の下に実をつけるため、食べられにくく、実がしっかり残るからとか、万両の実は垂れ下がり、千両は上向きにつくので、万両は重く、千両は軽いから。百両、十両は万両などと比べ、草丈も低く、実も少ないからなど諸説がある。
##(中みだし)
洋花を作った正月飾り、フラワーユーズの浦野さんに聞く
小輪系のオンシジュームスターダスト、オレンジの白の原種系のマスベリア、色合いの合うハボタン、へドラで組み合わせた、金の水引や武者たこなど、正月飾りで雰囲気を演出した。
紫とカラシ色、シックな色合いのジコベタラム、ピンク色のアッサムにおい桜、赤い実が5月頃まで楽しめるチェッカーベリーコーデリアを籠に盛った。におい桜もジコベタラムも香りがいい、ラッピングも和風にした作品。
浦野さんは「正月向けは洋ランを中心に、シクラメンなどを合わせる。正月飾りなど小物で演出するのもいい」と話す。 -
統計功労者表彰
長年にわたり各種の統計調査に協力したとして統計功労者表彰を受けた、いずれも駒ケ根市下平の小野一雄さんと長岡志げ子さんは18日、市役所を訪れ、中原正純市長に表彰を報告した=写真。中原市長は「社会経済の進展に欠かすことのできない大切な調査。苦労も多いことと思うが、今後も引き続きよろしくお願いしたい」と激励した。
小野さんは20年間にわたり工業統計、商業統計などの各種統計調査に51回従事して全国統計協会連合会会長表彰を受けたほか、労働力調査に6回従事して総務大臣表彰を受けた。長岡さんは10年間にわたり事業所・企業統計、工業統計などの各種統計調査に12回従事して県統計協会長表彰を受けた。 -
箕輪消防署の有賀晋消防士長が気管挿管技能認定受ける
伊那消防組合箕輪消防署の有賀晋消防士長(35)=沢=が、救急救命士の気管挿管技能認定を受けた。県メディカルコントロール協議会が11日付で認定した。伊那消防組合で6人目、箕輪消防署では2人目になる。
今年7月下旬から8月の約1カ月間、県消防学校での研修で講習、実習、試験を受けた。終了後の9月4日から11月7日まで、伊那中央病院で患者の協力を得て気管内チューブによる気道確保を実習し、成功30症例以上の条件を満たして認定された。今後、医師の具体的な指導の下で気管挿管ができるようになる。救急救命士の資格は02年に取得している。
救急搬送は、心肺停止で搬送する患者も少なくないといい、「対応の強化になる。助けられる命が多くなるように、自分一人ではできないので、隊の中で頑張って生きたい」と抱負を語った。
有賀消防士長は、実習に協力してくれた患者に折鶴と励ましの手紙を贈り、署には、患者からお礼の手紙が届いたという。
福島朝雄消防署長は、「気管挿管できる職員が2人になったので、頑張ってやってほしい」と期待を寄せている。 -
漆戸醸造で東京農大の学生が日本酒の仕込みを実習
日本酒の仕込みが始まっている伊那市の漆戸醸造(漆戸正彦社長)で22日まで、東京農業大学の学生が仕込み作業を学んでいる。
実習に訪れているのは応用生命科学部醸造学科の3年生2人。醸造現場の実情を学ぶことを目的とした実習で、学生らは全国各地の醸造所で2週間を過ごしながら、仕込み作業を手伝う。漆戸醸造が学生を受け入れるのは5年目。
学生らは、杉玉づくりから始め、蒸し米、麹(こうじ)、水を混ぜる櫂(かい)入れなど、仕込み作業全般を体験。実習生の田中慎之介さん(23)は「大学でも小さい規模で作ったことがあるが、実際は力仕事がほとんどで大変。教科書に書いてあることを実体験を通して学べて良かった」と語った。
漆戸社長は「今は醸造を学んだからといって醸造の仕事に就く人は少ない。こういう仕事もあるんだと学んでもらえれば」と話していた。
漆戸醸造では3月までに200石(約2万本)の日本酒を仕込むという。 -
田楽座が富県小公演
伊那市富県を拠点に全国で活動する歌舞劇団・田楽座は20日、同地区の富県小学校体育館で公演を開いた。小学生向けに演目を組んだ新作公演「おまつりてれんどろん」を披露。獅子舞や太鼓演奏など、座員が繰り広げる民俗芸能が児童約150人を魅了した。
小学生向けの新作公演のお披露目の場として恒例になっている同小学校での公演。今回は7月、4年振りの開催予定だったが、豪雨災害の影響で延期になっていた。座員の訪問を児童たちは、待ちに待っていた。
新作「おまつりてれんどろん」は、座員を身近に感じれるよう、会場中央にステージを設置したのが特徴。演目は8つあり、太鼓と語りに合わせユーモラスな舞い、迫力ある曲芸獅子舞などを披露した。
演目の中には、観客参加の「盆踊り体験」もあった。児童たちは見て聞くだけでなく、座員と一緒に手を叩き、声を出して公演を満喫した。 -
父と子の冒険隊そば打ち
飯島町の飯島町中央公民館(宮脇公子館長)が5月に開講した「父と子の冒険隊」は17日、第7回講座を町文化館で開いた。10組の父と子が参加し、初めてのそば打ちに挑戦した。参加者はいずれもそば打ちは初めてとあって親子でそば粉と格闘し、なかなかうまくいかずに苦労していたが、地域の講師らの指導を受けながらようやく完成にこぎつけた=写真。今回初めての試みとして母親を昼食に招待。父と子で作ったそばを一緒に味わった。
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わら細工体験会
ミニチュアわら靴作り箕輪町郷土博物館は17日、わら細工体験会を開いた。13人がミニチュアわら靴作りに挑戦した。
郷土の身近な伝統技術に親しもうと初めて計画。わら細工に親しんでいる南小河内の大槻博一さんが指導した。
お正月に鑑賞できるミニチュアわら靴。大槻さんの説明と作り方の図を見ながら、制作に取り掛かった。「左右で大きさが違うぞ」「難しい」と力の入れ具合で大きさが異なってしまう人もいて、苦戦しながらも熱心に作り、完成したわら細工は各自持ち帰った。
わら草履を作った経験はあるが、わら靴は初めてという松島の安積三郎さん(78)は、「肩が凝った。せっかく作った貴重品。出来の悪い子ほどかわいい。これを見ながら一杯飲みたい」と話していた。 -
桜大学・文学講座
「里」の価値を学ぶ伊那市高遠町公民館の第28回桜大学、伊那市公民館運営協議会の第18回文学講座は17日、高遠町総合福祉センターやますそで開いた。立教大学大学院教授の内山節さんが、『「里」の価値』をテーマに、「生と死のすべてが包まれている場『里』をどうやって作っていくか、真剣に考える時代に来ている」と語った。
『里』について、「里は生きていく場であるとともに死んでいく場。自然も同じ。人間も自然の生き物も生きて、死ぬ。すべてを許容する所」と定義。都市は生きている人がもっと元気に生きるために開発してきたが、「亡くなる人にも納得のいくのが本当の社会」とし、これからの地域づくりは「すべてが里づくりである」と話した。
フランスの農山村を例に、日本より一つの村がとても小さく、行政の仕事は住民が受持ち、NPO団体を作って行政を動かしていること、村に都市から移住する人が増え、その理由に▽自然と共に生きる暮らし▽一人ひとり役割をもって地域社会で生きていくことに価値がある人間的な生き方-を挙げていることを紹介した。
日本で里を考える場合、行政単位ではなくもっと小さい単位で、行政の中にいろいろな里があることを提案。地域住民が地域をつくる仕組みを作る、行政のあり方を抜本的に変えるなど、「住民も行政も大きな決断をする時代」と述べた。 -
大田切区育成会収穫祭
宮田村の大田切区育成会(新谷好弘会長)は17日、収穫祭を大田切集落センターで開いた。親子ら約70人が集まり、今年栽培したトウモロコシ、ダイコンなど、収穫した野菜を豚汁にして食べたほか、もちつきなどをにぎやかに楽しんだ。正月を前にしめ縄作り講座も開かれ、子どもたちが地域の敬老会員ら約10人の指導を受けながらしめ縄作りに取り組んだ=写真。お年よりらは「家族を幸せにしてくれる大切な飾りだ。心を込めて作るんだぞ」と呼び掛けていた。
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社協もちつき大会
飯島町社会福祉協議会は17日、年末恒例のもちつき大会を地域福祉センター石楠花苑で開いた。福祉関係者ら約150人が参加し、つきたてのもちを食べて楽しんだ。もちつきには寄付されたもち米約30キロを使い、社協役員らが交代できねを振るった=写真。木枯らしの吹く肌寒い陽気の中、威勢の良い掛け声が辺りに響き、湯気のたった熱いもちが次々につき上がった。参加者はつき上がったもちにきな粉やあんこ、大根おろしなどをまぶしておいしそうにほお張っていた。
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七久保育成会しめ縄作り
正月を前に飯島町の七久保育成会(新井政夫会長)は17日、小学生の親子を対象にしたしめ縄作り教室を七久保林業センターで開いた。親子ら約60人が参加し、しめ縄作りを毎年末に教え続けて20年以上になるという紫芝修一さん(88)の指導でしめ縄作りに取り組んだ。最初に作ったのは四手。紙の折り方や切り方がなかなか分からず、失敗してやり直す児童もいたが、最後には全員がきれいに完成させて笑顔を見せていた=写真。紫芝さんは「しめ縄は店で買ってくるのもいいが、自分の家で作ることによって、さらに良い正月が迎えられるような気がする」と話していた。
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こどもたちのクリスマス会
伊那市の子育て支援グループ「子どもネットいな」は19日、就園前の親子を対象としたクリスマス会を伊那市の生涯学習センターで開いた。約200組の親子が集まり、一足早いクリスマスを楽しんだ。
子どもネットいなが管理する「ちびっこ広場」には、就園前の親子が遊びに来る機会が多く、こうした親子にクリスマス会を楽しんでもらおう竏窒ニ、始めた取り組みで3年目。
トーンベル演奏や手品、パネルシアターなどの催しの後、2人のサンタクロースが登場。「トナカイさんはどこにいるのですか」といった子どもからの質問に、「トナカイは温かい所が苦手なので山のふもとに置いてきた」などと返し、会場を楽しませた。
その後、クリスマスをテーマとした歌を合唱。会場を出る時、サンタが一人ひとりにプレゼントを手渡したが、恐くて泣き出してしまう子どももおり、サンタも苦笑いしていた。 -
感染性胃腸炎患者、上伊那で急激に拡大
ノロウイルスが原因の一つでもあり、下痢や嘔吐(おうと)などを起こす「感染性胃腸炎」の上伊那地方の患者数が、県内他地域と比較しても突出して急激に増えている。宮田村健康づくり推進協議会で、伊那保健所が報告。村内診療所の医師も「例年の同じ時期に比べて約2倍の毎日20縲・0人の患者が来院している」と話した。
伊那保健所は管内5カ所の病院で定点調査しているが、12月4日から10日の1週間で1病院あたり43人の患者報告数があった。
前週(11月27日縲・2月3日)前々週(11月20日縲・6日)も20人台と多かったが、急激に患者が拡大していることが分かる。
県平均は1地点あたり25人程度で、上伊那が突出した形。伊那保健所も「過去と比べても各段に多く、うなぎのぼりで増えている」と協議会で説明した。
村内外から患者が訪れる村内の診療所の医師も「きょうも朝から10数人の患者が来て、点滴した。同じ家族が入れ替わりで通院するケースも多い」と話した。
管内で集団感染の報告はないが、保健所などは、手洗いの励行や嘔吐物の正しい処理など、感染予防の徹底を呼びかけている。 -
南箕輪村の年賀状
残りわずか南箕輪村のイメージキャラクター「まっくん」と大芝高原をデザインした村の年賀状が残りわずかとなった。南箕輪郵便局で販売しており、村は「購入はお早めに」と話している。
広報活動の一環で毎年作っている年賀状。例年は写真を使っていたが、今年は子どもから高齢者まで幅広い年代に使ってもらえるように淡い色調のイラスト画にした。
村のイメージキャラクターになりデザインを一新した「まっくん」を村内外に広めたいと、羽織袴姿のまっくんと、来年の干支(えと)のイノシシの親子を描き、背景は村の財産である大芝高原で自然の豊かさをアピールしている。
イラストは、はがきの下3分の1ほどの大きさ。文字の縦書き、横書きの両方に対応できる。 -
06年産「まつぶさわいん」完成
23日発売箕輪町の特産品06年産「まつぶさわいん」が完成し19日、研究に取り組む箕輪町まつぶさ会(渕井英宏会長)の役員、町理事者、町議会正副議長、経済建設委員会委員らによる試飲会が町役場であった。「まつぶさわいん」は今年、醸造会社を変え、「甘みがあり飲みやすい、新しいワイン」として生まれ変わった。
マツブサはモクレン科の落葉性つる植物で、秋に黒紫色の実を付ける。昨年より多く約600キロ収穫した。
下伊那郡松川町の信州まし野ワインで、マツブサ果汁100%で醸造した原酒。アルコール分8%。糖度が低いため酸味を抑え、甘みを引き出して女性にも飲みやすいワインに仕上がったという。
昨年までは720ミリリットルビンだったが、今回は飲みやすい量を考え500ミリリットルビンにした。
渕井会長は「健康飲料としてぜひ皆に味わってほしい」とあいさつ。参加者は「口に含んだあと、渋みと香りがじわーっと広がる。これがマツブサらしさ」「これは飲みやすくていい」と好評だった。
23日発売。限定800本。1本1850円(税込)。町内の小売酒販店で購入できる。 -
イルミネーションの中で手話ダンス
箕輪町三日町の山の上テラスで18日夜、手話ダンスの愛好者が光り輝くクリスマスイルミネーションの中で手話ダンスを披露した。
町の大槻一子さんが指導する箕輪町と宮田村の手話ダンスサークルが、今年の活動の最後を飾るイベントとして初めて企画した。14人が、「小さな世界」「野に咲く花のように」「赤鼻のトナカイ」など7曲を踊った。
寒さの中でのダンスだったが、出演者は皆幻想的な光に包まれながら笑顔でリズミカルに踊り、イルミネーションを見ようと訪れた人達が思いがけない手話ダンスの発表に見入ったり、別のサークル仲間が一緒に加わって踊るなど、ダンスと光の世界を楽しんでいた。 -
おはなしを楽しむつどい「絵本ライブ」
箕輪町で17日、おはなしを楽しむつどい「絵本ライブ」が町文化センターであった。200人近い親子が、絵本の好きなパパ達で結成した「パパ’s絵本プロジェクト伊那」の見せる、聞かせる絵本ライブを楽しんだ。
町民ら有志によるおなはしを楽しむつどい実行委員会の主催。子ども夢基金助成活動の4回企画の最終回。
「パパ’s絵本プロジェクト伊那」は、サンタクロースやトナカイの衣装で、「バナナです」「イチゴです」「ぼくのかわいくないいもうと」など絵本を読み聞かせたり、ギター演奏に合わせて歌った。
今回は、特に父親と一緒に訪れた子どもたちも多く、親子は楽しい読み聞かせに声を出して笑ったり、一緒に手遊びをして絵本の世界を満喫していた。 -
南箕輪村職員労働組合青年部
クリーンアップ作戦でごみ拾い南箕輪村職員労働組合青年部は16日、クリーンアップ作戦で、天竜川河川敷のごみ拾いに取り組んだ。
地域をきれいにしようと取り組む年1回の恒例事業。南殿から神子柴までの天竜川河川敷約4キロの区間を、16人が2班に分かれ、南北両側から歩いて2班が合流するまで約1時間、ごみを拾った。
職員は燃えるごみ、燃えないごみ別に袋を用意し、堤防道路下の用水沿い、草むらなども見て歩いた。空き缶が多く、ペットボトルやビニール類などもあった。
青年部は村道6号線沿い、北原地区の森の中など毎年場所を変えて実施。河川敷は2回目。