-
こたつで法話
中川村の宅幼老所「かつら」は25日、施設の理事長で、隣接する延寿院の法話を聞く会を開いた。15人が集まり、こたつにあたりながら「一年の締めくくり」についての話に耳を傾けた。
伊佐住職は「子どもや若い人たちに日本の伝統を伝えていってほしい」と、しめ飾りやおとそなど、正月の風習のいわれについて笑いを交えて楽しく解説=写真。「大切なことは節分や彼岸など古くから伝わる行事を大切にし、それぞれにどんな意味があるのかよく考えてみることだ」とした上で「正月はこたつでみかんでも食べながら家族みんなで楽しく過ごしてください」と笑顔で話した。 -
つつじが丘区クリスマス会
クリスマスの25日、宮田村のつつじが丘区PTAは子どもクリスマス会を村勤労者研修センターで開いた。小学生約30人が集まり、ゲームとケーキづくりを楽しんだ。
子どもたちは伝言ゲームなどをにぎやかに楽しんだ後、5班に分かれてクリスマスケーキづくりに挑戦。生クリームの泡立てに取り組んだ子どもたちはハンドミキサーを手に持って牛乳を泡立てながら、時折指先についたクリームをなめて「おいしい」と笑い合っていた=写真。協力してつくった生クリームを、あらかじめ用意したスポンジケーキに塗ってからイチゴなどのフルーツを乗せて苦心作のでき上がり。皆で「おいしい」と言いながら夢中でほお張っていた。 -
ライオンズクラブがマレーシアからのショートステイ学生の歓迎会を開催
伊那ライオンズクラブ(伊那LC)は24日夜、マレーシアから伊那市へショートステイに訪れたリム・スー・ウィーさん(17)を迎える歓迎会を伊那市のイマージュで開いた。
世界的組織であるLCには、海外と相互に学生を派遣し合う交換制度があり、伊那LCでも例年、さまざまな国と学生の相互派遣をしている。
20日に来日したリムさんは、22日に来伊して、南箕輪村のホテル多香野へ6日まで滞在する予定。日本の普段の生活を知ってもらうことを目的として、ホストファミリーとの生活の中で、家事なども体験するという。
中学最後の授業で日本について学び、興味を持ったことをきっかけに、今回来日したリムさんは「雪景色はんの日本はどこもきれい」と話していた。
伊那LCがプレゼントした浴衣をはおり、記念撮影もした。 -
園児が〆の子づくり
伊那市中央区の伊那東保育所で26日、しめ飾り「〆(しめ)の子」づくりがあった。年中児・年長児の約50人が1本ずつ作った。
みはらしファームで、西暦の数(2006本)の〆の子を作って公園内に飾りつけるイベントをしていることから、伝統行事を通してわらに触れてもらおうと昨年に続いて取り組んだ。
保育士が事前にすいたわらを用意。園児が1人で縄をなうことができないため、保育士が手伝った。束にしたわらを3等分し、それぞれをねじってから、1本に合わせた。
ゆるくなってやり直す園児もいたが「ぐるぐるとねじって」と保育士のアドバイスを受け、黙々と仕上げていた。
〆の子は、園児の保護者が書いた願いごとと一緒に、みはらしファームへ持ち込む。小正月行事どんど焼きで燃やし、願いごとを天に届ける。 -
家庭訪問で事故防止呼びかけ
伊那市の今年度の高齢者交通安全モデル地区に指定されている「東部地区」でこのほど、高齢者の家庭訪問があった。市、地区交通安全協会、県交通安全教育センター、伊那署などから13人が参加し、東部地区の日影、上の原の10世帯の高齢者に対し、事故防止を呼びかけた。
各家庭では「横断歩道を渡る前に必ず立ち止まって左右の安全を確認しているか」「赤信号や青の点滅で横断しているか」「道路を横断する時、停止車両の間から横断しているか」など6項目を問診。その後、交通安全を呼びかけるチラシや反射材などを配った。
家庭訪問を受けた日影新子の池上チエ子さん(77)は「普段から交通安全には気をつけているが、いっそう気をつけようと思った」と感想を述べ、配布された反射材も夜間に活用していきたいと話した。 -
励んだ成果カレンダーに
長谷村健康増進センターへリハビリテーションに通う人たちでつくる「あすなろ会」の切り絵グループ7人が、06年用のカレンダー(A3判)を製作した。
あすなろ会は、リハビリを兼ね、趣味と交流を目的に集う。切り絵グループは毎週1回、各自の体力や障害に合わせて作業に励んでいる。年間を通して製作してきた作品のなかから、桃の節句のひな人形や桜の花びらなど季節に合った作品を選出してカレンダーにまとめた。
メンバーの女性(84)は「切り絵は難しいけど、年々上達してきていると思うし、いい感じにできたよ」と出来栄えに満足していた。
カレンダーは村内の公共施設に贈り、喜ばれている。 -
中学校の特別教室棟と地域学校連携施設が完成
高遠中学校で、老朽化などに伴い校舎南側に建設を進めていた特別教室棟と地域学校連携施設が完成し26日、使い初め式があった。
1961(昭和36)年に建設された軽量鉄骨のプレハブ構造の特別教室棟は、老朽化と町が東海地震の防災対策強化地域に指定されたことを受けての改築。木造平屋建て(延床面積約531・23平方メートル)で、理科室、技術室とそれぞれの準備室を備える。
地域学校連携施設は、木造平屋建て(延床面積350平方メートル)で、多目的ホールやミーティングルーム、小会議室を設けた。音楽の授業や部活動などに使用するほか、PTAや東部教育会などの活動拠点、地域住民の生涯学習の場として幅広く活用し、地域との連携を促進する。
生徒らを前に伊藤俊規助役は「安心して授業を受けてもらい、校舎とともに良い思い出を残していってほしい」とあいさつ。
各学年の代表者が「待ち遠しかった理科の実験をすることができると思うと楽しみ」「歴史ある中学の新たな一歩。後輩たちにたくさん使われていくことを願う」などとそれぞれ新校舎への思いを語り、教室をじっくりと見て回り完成を喜んでいた。 -
みのわ振興公社が歳末募金
みのわ振興公社は26日、歳末助け合い募金7万410円を町社会福祉協議会長の平沢豊満町長に届けた。
公社は毎年、歳末募金をしている。今年はながた荘、ながたの湯、ながた自然公園、萱野高原で働く公社の従業員約50人が、会社内に設置した募金箱に入れた善意の4万4060円と、ながたの湯食堂に設置している有料電子レンジの収益金2年分2万6350円を届けた。有料電子レンジは、設置当初から使用料を社会福祉への募金寄付に使う目的で利用者に張り紙で案内している。 -
南箕輪郵便局
年賀早期差出キャンペーン抽選会南箕輪郵便局で26日、年賀早期差出キャンペーン抽選会があり、25人に年越しそばの「生そば」が当たった。
恒例のキャンペーン。年賀状引き受けの15日から24日までに年賀状まとめて50枚以上に応募券をつけて出した人の中から抽選した。
応募は275枚。そのうち南箕輪村内から242枚、伊那市西箕輪地区から33枚。応募割合から当選数は村内分22、西箕輪分3とし、南箕輪かんぽゆったり旅行会の有賀助雄会長、南箕輪郵便局の大沼局長、西箕輪郵便局の矢沢局長が厳正な抽選をした。当選者には早々に賞品を配達する。
南箕輪郵便局の年賀の扱いは例年約48万通。引き受けは25日までに10万通を超え、例年並の動き。配達分は7万8千通で例年より1割ほど少ないが、元旦には約30万通を配達予定という。
当選者は次の皆さん。
◆村内=伊藤由美、牧内亮、山口一男、三沢一二三、松下義治、原一雄、本郷恵子、高林稔、清水久子、松沢純一、向井弘、下島工治、福沢一成、恩徳寺、小原文雄、北原勝、征矢文夫、植田光夫、征矢幸子、加藤達人、山崎雅子、丸山敏夫
◆西箕輪=西村幸男、唐沢親男、西村邦人 -
みはらしの湯で橋爪まんぷさんのチャリティーまんが絵展
漫画家・橋爪まんぷさん(65)が来年の干支(えと)、戌(いぬ)にちなんで描いた30作品が並ぶチャリティーまんが絵展「ワンキャン犬々額々」が21日から、伊那市西箕輪の日帰り温泉施設「みはらしの湯」で開かれている。
まんぷさんのチャリティー展は5年目。干支(えと)にちなんだまんが絵を展示するようになったのは未(ひつじ)年からで、十二支全部をそろえることを目標とする購入者もいるという。
例年、多くの購入希望者がいるため、作品それぞれについて購入希望者を募り、その中から抽選で対象者を選ぶようにしている。
今年は、犬にもじった「けん」がつく言葉の状況を犬たちがほのぼのと実演。
嫌(犬)煙とをテーマとした作品は、雨の中で傘を差しながらタバコを吸うホタル族犬を描いた作品で人間味が感じられる。ほかにも家財道具と妻を乗せた牽(犬)引車を引っぱる犬や、剣(けん)玉に頭をぶつける犬など、一枚一枚からさまざまなストーリーが伝わってくる。
橋爪さんは「なるべく大勢の方に楽しんでほしい」と話していた。
作品は来年1月21日まで展示した後、抽選で購入者を決める。まんが絵はA4サイズ額付で4千円。売り上げの一部は社会福祉のために寄付する。 -
正月用切花の販売
伊那市ますみヶ丘のグリーンファームは、早くも正月用の切花を買い求める人たちでにぎわっている。
今年は雪のためか、早くから切花を買い求める人も多く、出だしは比較的好調。寒さのため、花の咲きは遅め。しかし品揃えとしては、正月用のキク、センリョウ、ワカマツ、ナンテンなど、例年どおりのものが並んでいるという。
地物も多いナンテンは、全国的に見ても上伊那は有数地であり、多くの生産者が出荷している。
それぞれは、300円前後の束になって販売している。
今は、正月にあえて花を活ける家庭も少なくなってきており、正月用切花の販売量も年々減少しているという。
切花の担当者は「若いころに生け花を習った50代以上の女性は、今でも花を活けて正月を迎える習慣を大切にしているが、習ったことのない若い女性は、家庭を持っても生け花をしないことが多いのでは」と話していた。 -
湯たんぽは根強い人気
熱い湯を入れ、寝床で暖を取る「湯たんぽ」。相変わらず根強い人気がある。
伊那市通り町の金物「ウチヤマ」では、寒くなり始めた11月ごろから、年配者らが買い求めている。
一部屋に暖房器具が1台という時代。シーズン中に200縲・00個が売れたときに比べ、数は少なくなったものの、例年60縲・0個とコンスタントに売れている。
店内には金製(価格1380円)、プラスチック製(480円)の2種類を用意。金製は10年ほど使えるとあって、使用期間の短いプラスチック製よりも売れ行きはいい。
「湯たんぽにはやわらかく、しっとりとした温かみがある」そうで「足の冷えがある人は、集中的に足元を温めることができる」などの効果がある。
寒さが厳しくなると、暖房器具に切り替わるため、湯たんぽの売れ行きは下がるものの「ふとんの中心に湯たんぽを置き、寝るときに足元に置くと温かい」。
そのほか、同店では年末に、そば打ち用品やもちつき機などが売れるそうだ。 -
風船遊劇団ゴンベエワールドのクリスマス公演
南箕輪村図書館による「風船遊劇団ゴンベエワールド」のクリスマス公演が24日、村民センターであった。風船のサンタさんがやってくる夢あふれる公演に、子どもたちは目を輝かせて見入った。
公演は、「クリスマス・ファンタジー縲怎Tンタさんからのおくりもの縲怐v。風船で出来た羽と輪をつけた天使が登場し、手に持ったキャンドルの先をゴンベエさんが突くと、黄色く火がともった。
「サンタさんがくるよ」と、ピンクと白の風船であっという間にサンタクロースの顔が出来上がり、トナカイの代わりに特別バージョンの飛行機に乗ったサンタさんが完成。大きな大きな“お母さんサンタ”が、飛行機に乗った“子どもサンタ”を連れてふわりふわりと空を飛ぶと、子どもたちは歓声を上げて拍手した。 -
厳しい寒さ続き 暖房機器の売れ行き好調
冬型の気圧配置が続き、家電販売店は暖房機器を買い求める人であふれている。
伊那市上新田のヤマダ電機テックランド伊那店では、石油ファンヒーターや電気暖房機器が、1万円前後の比較的安価な製品を中心に、昨年同期と比べて2倍以上の売れ行きだという。
箕輪町から買い求めに来た夫婦は「石油が高くなっているけど、この寒さだからストーブは欠かせない。旧型の製品を使っているから、省エネ機能を備えた新型の石油ストーブを買おうと思って」と話すなど、原油高騰も需要に影響を与えているようだ。
土屋健治店長は「暖冬ということも耳にしていたし、石油の値上がりもあって心配していたが、予想以上の売れ行き」と話す。
エイデン駒ヶ根店でも1縲・万円の石油ファンヒーターや「原油高騰や、手間のかからない製品を求める傾向もあってか」(同店)10万円余の省エネ冷暖房エアコンが昨年同期に比べ、倍近い売上げという。 -
親子で絵本楽しんで 研究熱心・人気持続
高遠町図書館では、絵本の読み聞かせなどをする「こどもひろば」が毎月1回開かれ、園児や小学生の喜ぶ声が響き渡っている。
図書館が開館した翌年の87(昭和62)年2月、町内の子どもの発達段階に応じた知的・情緒的刺激を与え、発達を促す環境づくりなどを目的に、読み聞かせボランティアグループを結成。初回は約90人と大勢の子どもが参加した。
基本方針により、年少児、年中長児、小学生に分かれ、発達段階に応じた読み聞かせが特徴の一つ。それ以外にも、アトラクションの時間を設け、創作体験やゲーム、劇などを繰り広げ、子どもたちに人気だ。
少子化に伴い、参加する子どもは年々減少傾向にあり、現在は初回に比べて5分の1程度だが、楽しみにしている子どもは少なくないという。
「こどもひろば」は現在、主婦らボランティア8人が中心になって進めている。毎月、当日に向けての研修会をして、子どもの年代別に適当な本を選出し、メンバーの前で読み聞かせをして、内容や読み方を研究している。
今年の最終回は24日あり、クリスマスにちなんだ絵本を読み聞かせ、童話「ブレーメンの音楽隊」をエプロンシアターで披露。子どもたちから歓声があがっていた。
ボランティアの一人は「親子で絵本が好きになってもらいたいことが一番の望み。幼少のころから絵本に触れていれば、本を読むことが習慣になっていくと思うんですよね。それに、読む側と聞く側のつながりも大切にしたい。少しでも多くの親子に参加してほしいです」と話している。 -
記者室
今年も数え日。新市の名称でこけた伊南3市町村合併論議で始まり、皆が「単独自立で頑張るんだ」と力んで年末を迎えた▼建設、マンション、ホテル業界を揺るがし、上伊那でも影響大だった姉歯事件。広島や栃木で発生した女児殺害事件はどこで起きても不思議でなく、子供と保護者を深刻な不安地獄に陥れた。春日平の有害自販機、最初は2棟4台だったが今は4棟8台に。地方も都会も区別なく悪い環境は増殖し、連鎖する。恐ろしくも異常な年、05年もまもなく幕引き▼年が改まることはいいことだ。大げさに言えば、社会全体がリセットするチャンス。悪い連鎖を断ち切り、小さくても新しい希望の火をさがし、燃え立たせる節目。だから「おめでとう」なんだ(大口記者)
-
箕輪町安協などが夜間パトロール
箕輪町交通安全協会(小林交石会長)と、平沢豊満箕輪町長が会長を務める町防犯協会、町交通安全推進協議会は21日、「年末の交通安全運動」に合わせ飲酒運転防止などを呼びかける夜間パトロールをした。
町安協の毎年の取り組みで、今回初めて防犯協会と交通安全推進協が参加。青色回転灯をつけたパトロール車も町内を回った。
40人余が北部、東部、松島東、松島西、木下の5班に分かれ、町内の飲食店を回り、飲酒運転防止や年末特別警戒のチラシを配って注意と協力を呼びかけた。 -
飲酒運転防止パトロール
忘年会などで酒を飲む機会の多い3連休前の22日夜、伊南交通安全協会駒ケ根支会(牛丸廉平支会長)と駒ケ根警察署は飲酒運転防止のためのパトロールを駒ケ根市内の繁華街などを中心に行った。駒ケ根駅前交番前に整列した安協会員ら12人に対し同署交通課の渋谷保人課長は「ちょっと一杯竏窒ニ飲んだ後、軽い気持ちで運転することがあってはならない。飲酒運転は絶対にしないよう、しっかり呼び掛けを」と訓示した。会員らは数人ずつの班に分かれて駅前の駐車場や飲食店が建ち並ぶ繁華街などをパトロール。道行く人に声を掛けたり、安全運転を呼び掛けるチラシを車の窓ガラスに挟むなどして飲酒運転の撲滅をアピールした=写真。
-
【記者室】飲んで悩みを忘れよう
長引く景気低迷が回復しないまま今年も残すところ1週間だが、不景気などどこ吹く風竏窒ニばかり夜の街は忘年会たけなわだ。飲んで騒ぐ酔っ払いの表情は皆幸せそうに見える▼酔うほどに理性のたがが緩んでくるとそれぞれ隠された性格が現れてくるのが興味深く、見ていて面白い。ある人の酔っ払って騒ぐ姿をビデオに撮っておいて後日、本人に見せたことがあるが「まったく自分とは思えない」と恥じ入っていた▼誰しも悩みを持って生きている。つかの間、悩みを忘れることは明日へのエネルギーになるはずだ。今日はクリスマス・イブ。大人にサンタクロースは来ないだろうが、毎日頑張ってきた自分自身に何かささやかなプレゼントを贈ってみてはどうだろう。(白鳥記者)
-
庭園をイルミネーションで彩る 塚田元一さん(74)
「みんなに楽しんでもらいたい」とイルミネーションの点灯を始めて7年目を数えた。
イルミネーションは近所でも評判で、自宅庭の松や脚立などに巻きつけた電球5千個余が暗闇の中で青、緑、赤、黄など色鮮やかに光る。
「人に喜んでもらうと、うれしい」とこれまで続けてきた。いつもより早く雪が降って寒かったが、本年も1人で1日半かけて高さ3メートルほどの樹木に電球を取り付けた。
イルミネーションは道路沿いから見ることができ、当初は市内外から見に来る人が多かった。人が集まってにぎやかなことをするのが好きで、外で火をたき、訪れた人に酒を振る舞ったこともあったとか。
8月の「伊那まつり」では、初めて企画されたイルミネーションコンテストに応募。「まつりを盛り上げたい」と市役所前の樹木に電球を飾り付け、まつりのPRに一役買った。
長年、電球を使ったことから傷み、当初に比べて3分の1ほどに減ってしまった。
「もっと大きくしないの?」と近所で聞かれるが「年だもんで、勘弁してもらった。ずくもなくなってきて…。来年はできるか、どうか。今年が最後かなとも思っている」と話す。
イルミネーションは来年1月15日ごろまで、毎日午後5時半縲・時半ごろ点灯する。
◇ ◇
自宅には広さ25アールの庭園がある。畑から庭園へ7年をかけて築き上げた。
自ら土を運び、飛び石などを置いた。ツツジだけでも100本余。そのほか、モミジなどの樹木20種類、草花50種類がそろう。
「夢中になって造ったが、手を入れるによいじゃない。でも、健康でできたもんで、おかげさま」。庭園の手入れが楽しみになっている。 -
南アルプス食と暮らしの研究舎みつろうキャンドル作り
食と暮らしを考え、豊かな地域づくりを目指す長谷村のNPO法人「南アルプス食と暮らしの研究舎」は23日、昨年に続いてミツロウキャンドル作り教室を村公民館で開いた。村内の親子ら35人が集まり、クリスマスを前にオリジナルを作った。
ミツロウには、ニホンミツバチを飼う村民らでつくる「長谷村日本蜜蜂(みつばち)の会」の会員から提供してもらったみつを搾った後の巣約15キロを使用。たこ糸に湯せんするロウをつけては冷やす作業を何十回と繰り返して、黄色の棒状に仕上げた。
なかには、丸型のキャンドルにするなど変形させて工夫を凝らしたり、2本以上作る子どももいて、「クリスマスケーキを食べるときに飾るの」と張り切って作業を進めていた。 -
クリスマスケーキのデコレーション体験
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームにある「麦の家」で23日、クリスマスケーキのデコレーション体験教室があった。8組の親子が、みはらしいちご園で採れた大きなイチゴをふんだんに使い、思い思いのデコレーションに挑戦した。
麦の家は普段、注文があった時だけ、ケーキ販売をしている。一般を対象としてデコレーションの体験教室を開くのは初めて。
麦の家で準備したスポンジや生クリーム、イチゴなどを使い、同店の原トキ子さんがデコレーションを伝授した。挑戦した親子は「楽しかった」と話し、出来栄えにも満足していた。
体験教室は24日も、午前10時縲恁゚後5時にある。費用は2千円で要予約。
申し込みは麦の家(TEL74・1833)へ。 -
クリスマスそれぞれに楽しんで
伊那市荒井区で恒例の「こどもクリスマス大会」が23日、伊那中学校第1体育館であった。6年生でつくる実行委員会が催し内容を企画・立案する手作り集会。区内の小学生と保護者など約300人が集まり、一足早いクリスマスを楽しんだ。同区公民館、青少年育成会の主催。
ビンゴゲーム、○×ゲーム、じゃんけん列車などのレクリエーションや、クリスマスソングの「赤鼻のトナカイ」を全員で合唱するなど会場は大盛り上がり。休憩時間は、イチゴのショートケーキとジュースが持て成され、口の周りにクリームを付けた子どもたちの笑顔が輝いていた。
イベントの最後は児童らがサンタクロースにふんして、ノートと鉛筆のプレゼントを配布した。
実行委員長の伊那小6年・宮原礼央君は「皆が楽しんでもらえるクリスマス大会にしたかった。喜んでもらえてうれしい」と話した。 -
夜間パトロールで「飲酒運転防止」呼びかけ
伊那市交通指導員会は22日夜、市駅前ビルいなっせを中心とした周囲の飲食店街をパトロールし、夜間の飲酒運転防止を呼びかけた。
年末の全国交通安全運動の一環活動に、メンバー16人が参加。飲食店街付近に駐車中の自動車や、市営駐車場内の車などのワイパーを利用して「飲酒運転防止」のチラシ約100枚を配布した。
メンバーの一人は「飲酒運転の事故は自分で自分の首を締めることになる。啓もう活動を通じて、運転手の自覚を促したい」と話していた。
酒気帯び運転による罰則は1年以下の懲役又は30万円以下の罰金。酒酔い運転になると、3年以下の懲役又は50万円以下の罰金となる。 -
2005ラスト絵画バザール 伊那ベル27日まで
中央画壇の人気作家から巨匠作家までの日本画・洋画・版画が集まる展示即売会「2005ラスト絵画バザール」は27日まで、伊那市日影のベルシャイン伊那店2階文化ホールで開いている。
東山魁夷、中島千波の作品をはじめ、上村松園の版画「初雪」、工藤和男の油絵「山村の人」など約100点を出品。そのほか、「見るだけでも価値がある」、ビュッフェの油絵や平山郁夫の水彩画もある。
関係者は「市場販売価格より2割から7割引きの値段で提供しています。年内最後のお客さま感謝セールなので、ぜひ来場を」と呼びかけている。
午前10時縲恁゚後6時(最終日は午後4時)。 -
冬の天体観測教室
駒ケ根市の赤穂、中沢、東伊那の3公民館とおもしろかっぱ館、市立博物館は17日「親子・子どもふれあい事業12月の巻」として冬の天体観測教室をおもしろかっぱ館で開いた。親子ら6人が集まり、東伊那小学校教諭の日岐敏明さんの話を聞いた。
冬の素晴らしい星空を観察するよう天体望遠鏡が用意されていたが、残念ながらあいにくの曇り空。「仕方がない」と観察をあきらめた参加者らは室内のスクリーンに映し出される星座を見ながら、日岐さんが話すギリシャ神話など星座にまつわる伝説などの話を聞いた=写真。 -
外国人交通安全教室
安全運転管理者協会上伊那支部飯島部会は20日夜、外国人を対象とした交通安全教室を飯島町七久保の飯島セラミックで開いた。同社で働く日系ブラジル人など男女約70人が駒ケ根警察署交通課の渋谷保人課長の説明を聞いた。
渋谷課長は日本の交通ルールなどについて「通行区分はブラジルとは逆で車は左。ドライバーには厳しいルールと罰則がある」などとして、事故を起こさないよう交差点では慎重な運転をする、車の改造はしない、万一事故を起こしても逃げない竏窒ネどと通訳を介して説明した=写真。
自動販売機荒らしなど外国人による犯罪や不法就労が増えていることから渋谷課長は「外国人へのイメージを悪くしないためにも、一人一人が法律をしっかり守ってほしい」と慎重な行動に心掛けるよう強調した。 -
南箕輪養護老人ホームでクリスマス会
南箕輪養護老人ホームで20日、クリスマス会があった。利用者は、キャンドルのともったテーブルで特別メニューを味わい、クリスマス気分を満喫した。
ランチルームはいつもより照明を落とし、キャンドルの明かりでムードたっぷり。職員扮する天使4人が舞い降りて、ハンドベルで「きよしこの夜」を演奏。透き通ったベルの音色に利用者は静かに聞き入った。
テーブルごとにビールやシャンパンを注ぎ合うと、利用者の一人がサンタクロースに変身して登場。サンタクロースの掛け声で皆で乾杯し、サンドウィッチ、いなり寿し、ホイップクリームで飾り付けしたイチゴとメロンなどをおいしそうに味わった。
手話ダンスや、エコーの効いたカラオケセットで歌も楽しんだ。 -
クリスマスケーキ作りに大忙し
25日のクリスマスを前に、洋菓子店はクリスマスケーキ作りに追われている。
伊那市荒井区にある石川菓子店はクリスマスケーキ8種類を用意した。今年新たに加わったミルフィーユが人気。さくっとしたパイにカスタードと生クリームを使い、イチゴを包み込んだ。売れ筋は6号(直径18センチ)。
20日までの予約は、市内外から1千個。ケーキ作りのピークは22、23日で、従業員は次々と並ぶケーキの上に、サンタクロースや柊の葉などを飾りつけた。
引き渡しはほとんどが23縲・4日。店頭販売もある。 -
長谷保育園児サンタクロースに興味津々
長谷村の長谷保育園(北原洋子園長)で22日、クリスマス会があり、サンタクロースと対面するなどして楽しんだ。
色鮮やかに電飾がともるツリーでクリスマスムードに包まれた会場に、鈴の音とともにサンタが登場すると、待ちかねた園児は「サンタさんだ」と大歓声。
「海の向こうの遠い場所からトナカイのソリに乗ってきたよ」というサンタに興味津々の園児たちは、年齢や好きな食べ物などの質問を投げかけて会話を楽しんだ。
最後にサンタから一人ひとりプレゼントが贈られ、目を輝かせながら喜んでいた。
給食は園児が大好きなカレーピラフなどクリスマス特別献立。おやつの時間にもケーキを食べて、楽しいクリスマスの1日を過ごした。