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箕輪町の調査員2人 統計調査で総務大臣表彰
総務省が行う統計調査の功績が認められた箕輪町の調査員2人が、総務大臣表彰を受賞しました。
3日は藤森麻美子さんと北澤順子さんが役場を訪れ、白鳥政徳町長に受賞を報告しました。
統計調査員は、国が行う統計調査で、調査票の配布・回収などを行います。
藤森さんは2003年から調査員として活動しています。
今年までに13種類の調査を35回行い、指導員としても活動しています。
北澤さんも2003年から調査員として活動し、11種類の調査を45回行いました。
白鳥町長は「町のため、国のために今後も続けてもらいたい」と話していました。
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小木曽さん 地蜂の越冬作業
今年も残すところ2週間余りとなりました。
伊那市福島の地蜂愛好家小木曽大吉さんは、毎年クロスズメバチを越冬させています。
16日は、冷蔵庫に女王蜂を移しました。
木箱に入っているのは、交尾が終わり冬眠をはじめた女王蜂およそ250匹です。
16日は、小木曽さん宅でクロスズメバチの女王蜂の越冬作業が行われました。
蜂追いをはじめて50年ほどという81歳の小木曽さんは、とるだけでなくその数が減らないようにするため、35年ほど前から女王蜂を人工的に越冬させています。
今年は、例年より1か月ほど遅い11月中旬に交尾をし、ハウス内の新聞紙の中で冬眠を始めたということです。 -
年末交通安全運動に合わせ人波作戦
15日から始まった年末の交通安全運動に合わせて箕輪町交通安全協会などは人波作戦を、16日、国道153号箕輪バイパスで行いました。
16日は、箕輪町安協の他、伊那警察署、箕輪交通安全緑十字会などからおよそ90人が参加し、通勤中のドライバーに安全運転を呼び掛けました。
人波作戦は、15日から始まった年末の交通安全運動に合わせて県内一斉に行われたものです。
運動の重点は、夕暮れ時や夜間の歩行者の事故防止、飲酒運転の根絶などです。
今年、15日までに伊那署管内で発生した人身交通事故は、前の年の同じ時期と比べ13件少ない195件となっています。
死者は、前の年と同じ3人で、今月7日には箕輪バイパスでも交通死亡事故が発生しています。
伊那署管内では、今月に入り飲酒運転や無免許運転などの違反が連続で発生しているとして、交通ルールの遵守を呼び掛けています。
年末の交通安全運動は、31日まで行われます。 -
新酒「維者舎」地元神社に奉納
伊那市横山でとれた酒米美山錦を使った純米吟醸酒維者舎の完成を祝う奉納式典が14日、地区内の神社で行われました。
奉納式典には、横山の住民有志でつくる横山維者舎のメンバーら関係者15人ほどが集まり、新酒を奉納しました。
維者舎では、荒井の酒蔵宮島酒店と協力してオリジナルの日本酒造りに取り組んでいて今年で6年目です。
今年は、およそ40アールの田んぼで酒米「美山錦」を減農薬で栽培し2.4トンを収穫したということです。
神事が終わると早速味をみていました。
日本酒「維者舎」は、宮島酒店の他、市内の酒販店で購入することができます。
価格は、一升瓶が3,560円、720ミリリットル入りが1,780円となっています。 -
みのわ芸文協 作品展19日まで
みのわ芸術文化協会に所属する美術工芸団体の作品展が、町文化センター展示コーナーで開かれています。
会場には、パッチワークや日本画など、21人の作品およそ30点が並びます。
こちらは、三日町の藤澤昭二さんの作品、「杉玉」です。
藤澤さんは、毎年この展示会に、日本の伝統文化を題材に作品を出展しています。
個人で活動している上古田の唐澤豊さんは毎年、写真作品を出展していて、今年は、自宅の裏山で採れたキノコの胞子が舞う瞬間を写真に収めました。
みのわ芸術文化協会には、芸術文化に関わる34団体、400人程が所属しています。
作品展は、このうちの美術工芸ジャンルで活動する人達の発表の場にしようと毎年12月に開かれています。
この作品展は19日(木)まで箕輪町文化センター展示コーナーで開かれています。
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箕輪町でクリスマス・コンサート
クリスマスを前に、「みのわに生まれる合唱の輪 クリスマス・コンサート」が15日、箕輪町文化センターで開かれました。
コンサートには、上伊那の合唱団体や箕輪町内の小中学校など14団体が出演しました。
コンサートでは、クリスマスにちなんだ曲が披露された他、手拍子などで参加者が一緒に楽しめる曲もありました。
コンサートは、箕輪町に合唱の輪を広げようと合唱団の代表者などが実行委員会を作り毎年開いていて、今年で13回目です。
実行委員会では、「音楽を通して世代をこえ感動を分かちあっていきたい」と話していました。
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コープながの 三日町保育園に絵本寄贈
長野県全域をエリアとし食料品を中心に生活用品の宅配などを行う、生活協同組合コープながのは、県内の保育施設85か所に絵本合わせて1700冊を寄贈しました。
このうち箕輪町の三日町保育園で29日、贈呈式が行われ、
コープながのの丸山辰明理事長が向山恵園長に絵本20冊を手渡しました。
コープながのが全国の生協と取り組む「みんなのよみきかせ絵本大賞」の一環で寄贈したものです。
寄贈された絵本をコープながのの理事らが読み聞かせをしました。
丸山理事長は、「絵本を通じて子どもたちに、心豊かになってもらえる一助になればうれしい」と話していました。
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村公民館でしめ飾り作り
年の瀬を迎え、正月に家の玄関に飾る縁起物のしめ飾りを作る講座が南箕輪村公民館で14日に開かれました。
講座は、自分で作ったしめ飾りを作って良い一年にしてもらおうと南箕輪村公民館が毎年この時期に開いています。
14日は、村内の小学生やお年寄りなど16組19人が参加しました。
参加者たちは、講師を務めた地元の3人から教えてもらいながらワラを綯っていました。
そして最後に「謹賀新年」と書かれた札や縁起物を飾り付けおよそ1時間半でしめ飾りを完成させました。
初めて参加した女性は「教えてもらいながら楽しくできました」と話していました。
14日に作ったしめ飾りはそれぞれ自宅に持ち帰り玄関などに飾って新年を迎えることにしています。 -
着物姿で百人一首
小学生から一般までが参加する百人一首大会が伊那市の手良公民館で14日に開かれました。
参加者全員が着物姿で札を取り合いました。
大会には手良地区の小学生から大人までの27人が参加しました。
この大会は、手良公民館内にある手良図書室が開いたもので今年で3回目です。
昔のひとたちがどのように百人一首を楽しんでいたのかを感じようと、全員が着物姿で参加しました。
大会は、3人一組となりトーナメントで競いました。
読み手が上の句を詠み始めると、すかさず向かい合った子どもたちが手を伸ばし、取り札を取り合っていました。
手良図書室では、「楽しみながら日本の伝統の百人一首に親しんでほしい」と話していました。 -
伊那養護学校で選挙出前授業
長野県選挙管理委員会は、伊那市の伊那養護学校で高等部の2,3年生を対象に選挙出前授業を13日に行いました。
若者に政治や選挙に関心をもってもらおうと、伊那市選挙管理委員会と合同で行いました。
13日は、高等部の2,3年生60人が参加しました。
始めに県選管職員が講師を務め、「公園をふやしてほしい」「信号機をつけてほしい」など有権者の意見を反映させるために代表者を選んでいると説明しました。
また、伊那市選管の職員が投票用紙に自分で候補者の名前を書くことが難しい場合、他の人に代わりに書いてもらう「代理投票」について紹介しました。
模擬投票では、県知事選に3人が立候補したとの想定で投票する一人を選びました。
生徒たちは、記載台で投票用紙に記入し、投票箱に入れていました。
開票作業の様子も紹介され、生徒たちは選挙の仕組みや投票参加の意義について理解を深めていました。
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羽広菜かぶ漬け込み作業
信州の伝統野菜に認定されている伊那市西箕輪の羽広菜かぶの漬け込み作業が、みはらしファームの農産物加工所で行われています。
作業は、11月下旬から始まっていて、13日は羽広菜生産加工組合の組合員など7人が前日に収穫したかぶ、およそ200キロを加工しました。
羽広菜生産加工組合は、現在6人の組合員がいて、12アールの畑でかぶを栽培しています。
最初に洗って土を落とし、根や傷んだ部分を切り落としていきます。
切り終わったかぶに、みそ・酒粕・砂糖を混ぜ2週間ほど熟成させます。
今年は、全部で1トンを漬けるということです。
また、今年はじめて有機肥料で育てたおよそ50キロのかぶを漬けて販売する計画です。
羽広菜かぶは、一般的なかぶに比べてシャキシャキとしていて辛味や旨味があるということです。
羽広菜かぶの漬物は、みはらしファームのとれたて市場の他、ファーマーズあじ~ななどで販売しています。
値段は、1袋200g入りで500円となっています。 -
郵便局長協会 市社協に健康器具
一般社団法人信越郵便局長協会に所属する伊那市内の郵便局長3人が、地域貢献の一環で健康器具などを伊那市社会福祉協議会に13日に寄贈しました。
この日は信越郵便局長協会南信北地域上伊那東ブロックを代表して市内の郵便局長3人が福祉まちづくりセンターを訪れ、伊那市社会福祉協議会に足の健康器具2台とシュレッダーを贈呈しました。
贈られた品は市社協から要望があったもので、高齢者施設や障がい者就労支援施設で活用されます。
シュレッダーは重度の障害を持った人の就労に役立てるということです。
伊那市社会福祉協議会の林俊宏会長は「それぞれの施設で大切に使わせていただきます」と話していました。
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伊那北高36回生 卒業40周年で寄付
伊那北高校を1983年度に卒業した第36回生は、卒業40周年を記念して母校と同窓会に現金20万円を13日に寄付しました。
13日は、卒業40周年同窓会の久保村智実行委員長らが伊那北高校と同窓会館を訪れ、埋橋浩校長と、同窓会の岩崎靖事務局長にそれぞれ現金10万円を手渡しました。
第36回生は、先月卒業40周年の同窓会を駒ケ根市内で開きました。
約260人の卒業生のうち、県内外から80人余りが出席して旧交を温めました。
今回の寄付金は、同窓会の開催にあわせて、募ったものです。
埋橋校長は、「生徒の海外研修の支援に活用させていただきたい」と感謝していました。 -
上伊那広域消防本部 年末特別査察
上伊那広域消防本部は年末年始に多くの来客見込まれる大型商業施設で消防用設備等の立ち入り検査を行っています。
13日は上伊那広域消防本部の署員が伊那市のホームセンター「カインズ伊那店」を訪れ検査が行われました。
消火器が決められた場所にあり、使用期限を過ぎていないことなどを確認していました。
また、灯油販売所では給油設備の管理状況などを点検していました。
検査は従業員に火災予防の重要性を再認識してもらうもので、管内の12か所で行われます。
上伊那広域消防本部では「非常時にすぐ行動できるよう備えてください」と話していました。 -
LaLaLaINAでトイピアノコンサート
おもちゃのピアノ「トイピアノ」の演奏家で、埼玉県の畑奉枝さんのコンサートが、伊那市西春近のArtistic Studio LaLaLa INAで7日に開かれました。
コンサートでは、無料の公開リハーサルも行われ、おもちゃのピアノ「トイピアノ」5台を使ってオリジナル曲などを演奏しました。
畑さんは、トイピアノによって音や音階が少しずつ違うことを説明しながら演奏をしていました。
コンサートでは、このスタジオを作った、伊那市出身のクラリネット奏者、橋爪恵一さんとコラボした曲も披露されました。
コンサート本番にはおよそ10人が訪れ、オリジナル曲を中心に12曲が披露されました。
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信州カンパイFESin伊那
信州の地酒の消費促進を図るイベント「信州カンパイFES2024in伊那」が、伊那市の産業と若者が息づく拠点施設alllaで8日に開かれました。
8日は、市内外からおよそ50人が参加し好きな酒を選んで乾杯しました。
会場には上伊那の7蔵の清酒と地ビール、シードルが用意されました。
イベントでは、南信の酒蔵やシードル醸造所など4人がトークセッションを行いました。
参加者はお酒を吞みながら話を聞いていました。
日本の「伝統的酒造り」がユネスコの無形文化遺産に登録されることについて伊那市高遠町の酒蔵仙醸の黒河内貴さんは、「これからも良い酒を造っていきたい。海外の人にも日本酒を知ってほしい」などと話していました。
2016年に制定された、毎月8日の「信州地酒で乾杯の日」に基づく取り組みで、酒の造り手が考える地酒の魅力や地域文化への愛着を知ってもらおうと行われています。
信州カンパイFES2024実行委員会が主催し、南信では2020年以来2回目です。
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伊那中3年巢山瑞喜さん 1日税務署長
伊那市の伊那中学校3年の巢山瑞喜さんは、12日、1日税務署長を務め、キャッシュレス納付のPR活動を行いました。
伊那中学校3年の巢山瑞喜さんは、中学生の税についての作文、「税に感謝を」という題名で全国納税貯蓄組合連合会会長賞を受賞したことから1日税務署長に任命されました。
巢山さんは、伊那市のアルプス中央信用金庫本店営業部で行われた就任式のあと、店舗入り口で、訪れた人たちにポケットティッシュを配り、キャッシュレス納付のPRをしていました。
伊那税務署では「体験を通して税に対する関心をさらに深めてもらいたい。」と話しています。
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多世代が交流 だがしや楽校
地域のさまざまな世代の人が交流するイベント「だがしや楽校2024in上伊那」が伊那市のいなっせで6日に行われました。
イベントは世代間交流のきっかけ作りをしてもらおうと、子どもの居場所づくりに取り組む上伊那地域子ども応援プラットフォームが今年初めて開いたものです。
会場では上伊那で活動する27団体がブースを出店し、それぞれの活動内容を紹介していました。
不登校のこどもの支援を行うNPO法人子ども若者サポートはみんぐのブースでは、子どもたちが作ったアクセサリーを販売していました。
また、伊那市食器リサイクルの会は先月のイベントで集めた食器を来場者に無料配布していました。
イベントには170人が訪れました。 -
年越しに向けて「そば打ち講座」
自分で打ったそばで年を越してもらおうと、伊那市高遠町の高遠閣で11日から、そば打ち講座が開かれています。
11日は、県内外から23人が参加し信州そば発祥の地伊那そば振興会の飯島 進会長や高遠そば・そば打ち愛好会のメンバーが、打ち方を指導しました。
地元、高遠産のそば粉を使い少しずつ水を入れながらこねていきます。
こね終えたら、四角にのして、太さ1・5ミリになるように切っていきます。
この講座は、全5回を予定していて、打ち方を学び、自分で打ったそばで年を越してもらおうと、高遠町公民館が開いているもので、今年は11日が1回目です。
4回目の講座までは、自分で打ったそばは持ち帰り、5回目は参加者全員で試食会を予定しています。 -
新型コロナ週報 上伊那29人確認(12/2~12/8)
11日発表の新型コロナウイルス感染症の12月2日から12月8日の週報です。
上伊那は29人、全県は451人でした。
全県の患者届け出数は定点当たり5.13人で増加しています。
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全県にインフルエンザ注意報発表
長野県はインフルエンザの患者数が増え今後拡大が懸念されることから、この冬はじめてのインフルエンザ注意報を11日発表しました。
県の発表によりますと2日から8日までの全県の1医療機関あたりの患者数は、12.47人で基準となる10人を超えたことからインフルエンザ注意報を発表しました。
上伊那地域の1医療機関あたりの患者数は10.63人となっています。
県では、手洗い、うがいをこまめに行い、症状がみられる場合は学校や職場を休むなど、感染拡大防止を呼びかけています。
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東部中 伊那市の魅力を発表
食や観光など伊那市の魅力について今年の5月から学習してきた東部中学校の3年生はまとめの発表を21日に行いました。
東部中学校の3年生230人は、総合的な学習の一環で、伊那市の魅力について学習してきました。
生徒それぞれが関心のある食や祭り、観光名所など9つのテーマに分かれて活動してきました。
21日は、まとめとして各グループが9つの教室でそれぞれ
発表しました。
まつりについて学習してきたグループは、伊那まつりの前身、勘太郎まつりからの歴史を紹介しました。
生徒は「伊那まつりは映画、伊那の勘太郎が上映されたことを機に始まったことがわかった」などと話していました。
食について学習したグループは、伊那名物ローメンを紹介しました。
生徒は「もともとは戦後の食糧難の時代に生まれた料理で、地域の食文化や時代背景と深く結びついていることがわかった」「ローメンからは単なる食べ物としての味わいだけでなく地域の歴史を感じることができた」と発表していました。
東部中学校では「生徒たちが地域の人たちと関わりながら学習することができ、改めて住んでいる伊那市の良さを発見できた」と話していました。
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フラワーアレンジメント作品展15日(日)まで
ドライフラワーなどを使ったフラワーアレンジメントの作品展が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、生花を長期保存出来るように特殊加工したプリザーブドフラワーや造花を使ったフラワーアレンジメントおよそ500点が並んでいます。
作品は、伊那市の春日 智子さんが自宅のアトリエで制作しました。
年に1度作品展を開いていて、6年ほどになります。
会場には、クリスマスや正月用のフラワーアレンジメントもあります。
作品は、予約販売も行っています。
春日さんは「気に入ったものを見つけて、家に飾ったり、贈り物にしてもらえると嬉しいです。」と話していました。
フラワーアレンジメントの作品展は15日(日)まで、かんてんぱぱホールで開かれています。
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南アルプス林道バス 2路線で7万人が利用
今年度の南アルプス林道バスの利用者の速報値が10日報告されました。
利用者は2路線でおよそ7万1,000人でした。
南アルプス林道バス乗り場と仙流荘周辺は今年4月に山岳観光の拠点 長谷戸台パークとしてプレオープンしました。
路線は北沢峠行の南アルプスクイーンラインと分杭峠行きの分杭気の里ラインの2路線です。
南アルプスクイーンラインは、4月25日から11月15日までの運行で、利用者は過去3番目に多い5万7,453人でした。
また、分杭気の里ラインは4月12日から12月1日までで、1万3,819人が利用しました。
戸台パーク周辺の駐車場は220台増設して650台とし、駐車場収入は1,862万円です。
戸台パークは、仙流荘前のバスロータリーを整備し、来年度グランドオープン予定です。
10日の市議会一般質問で、白鳥孝市長は「クイーンラインの北沢峠行は予定より1週間早めて運行を始めた。来年度以降も雪が無ければ柔軟に運行期間が変更できるよう検討している」と話しました。
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いなまちクリスマスにむけ飾り付け
21日に伊那市中心商店街で開かれる「いなまちクリスマス2024」にむけ、実行委員会と伊那小学校の児童が10日に飾り付けを行いました。
きょうは、商店主らでつくるいなまちクリスマス実行委員会と伊那小学校6年智組の児童が、松ぼっくりで作ったオーナメントなどで会場となるセントラルパークを飾り付けました。
今年のいなまちクリスマスのテーマは世界のクリスマスです。
インドやペルー、アルゼンチンなど7か国のブースが出展します。
智組の児童たちは去年もイベントに参加していて、今年はフィンランドの菓子を手作りして販売します。
外国人が扮するサンタクロースが登場するほか、ウクレレコンサートが行われます。
いなまちクリスマス2024は、21日(土)の午前10時から、セントラルパークや通り町商店街で開かれます。
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箕輪町 太陽光発電の設置進む
箕輪町は2022年7月に「2050ゼロカーボンシティ宣言」をしています。
白鳥政徳町長は宣言からの2年間を振り返り、「おおむね順調だ」と話しました。
これは10日に町役場で開かれた町議会一般質問で白鳥町長が議員の質問に答えたものです。
宣言は2050年までの町内の二酸化炭素排出量実質0を目指すもので、2022年7月に宣言をしました。
箕輪町ではこれまでの公共施設整備を振り返り計画通り実施できているとしました。
町では公共施設への太陽光発電設備の導入を進めています。
今年度、役場庁舎や保健センター、文化センターなどで設置を進めていて、来年度以降は小学校や保育園への太陽光発電設備の設置を計画しています。
電気自動車を活用して、発電量が不足する時間帯や停電時に役場庁舎に電気を供給する仕組みの構築も進めていて、来年4月に完成予定です。
公用車は2022年度から順次電気自動車に切り替え、2027年度までに34台の導入を予定しています。
一方で、家庭への補助事業については断熱性向上リフォームへの活用は進むが、太陽光発電設備導入への活用は予定よりも低調だと話しました。
新築住宅への太陽光発電設備の設置は3割程度にとどまるということです。 -
「地域のお宝展Ⅱ」個人所有の郷土ゆかりの作家の作品が並ぶ
伊那地域の個人が所有する郷土ゆかりの作家の作品が並ぶ「地域のお宝展Ⅱ」が、伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれています。
会場には、高遠町出身の日本画家池上秀畝の他、書家で洋画家の中村不折など、郷土にゆかりのある作家13人の作品57点が展示されています。
信州高遠美術館では、市内の施設の他、小中学校が所蔵している作品を展示する「地域のお宝展」を、今年1月に開きました。
今回はその第2弾として、郷土作家作品の愛好家グループ「芝田会」会員を中心に、個人所蔵の40点と美術館所蔵の17点合わせて57点が展示されています。
細合秀穀は、池上秀畝の後継者で、写実的で繊細かつ柔らかい筆遣いが特徴です。
東京都出身の日本画家佐藤雪洞は、17歳の頃長野県に移り住み、上伊那の学校で美術教師として働きながら作品づくりに励みました。
地域のお宝展Ⅱは、来年3月2日日曜日まで、信州高遠美術館で開かれています。
(休館日:毎週火曜日) -
い~な音楽祭2024 合唱団体が一堂に
伊那市内の合唱団体が一堂に会する「い~な音楽祭」が8日に、伊那文化会館で行われました。
音楽祭には、20団体のべ450人が参加しました。
市内の学校や合唱団体など多彩な顔触れのコーラスグループが、1年間の練習の成果を発表する場として、毎年この時期に行われています。
「男声合唱団GaKu」は、去年5月に発足した団体です。
平均年齢は71歳ですが、若い気持ちをもちつつ練習をしているということで、8日は2曲を披露しました。
今回初めてい~な音楽祭に参加した「東春近小学校合唱クラブ」は、音楽会が終わってから1か月間練習してきた「Soranji」という曲を歌いました。
音楽祭の模様は、新年に伊那ケーブルテレビの121chで放送します。 -
最低気温-4.7度 今季一番の冷え込み
伊那地域の9日朝の最低気温は、午前7時13分に-4.7度と、今季一番の冷え込みとなりました。
長野地方気象台によりますと、南部は今週1週間、11日水曜日以外は9日と同じかそれより冷え込む予想となっています。 -
荒井区 しめ縄づくりを楽しむ会
伊那市荒井区の「しめ縄づくりを楽しむ会」が、いなっせで7日に開かれました。
この日は、区民およそ30人が参加し、正月用のしめ縄を作りました。
講師を務めたのは、北原文明さん81歳です。
北原さんは「両手をうまく使い、ゆるまないように綯ってください」とアドバイスしていました。
しめ縄づくりを楽しむ会は、伝統文化を伝えていこうと、荒井区公民館が毎年この時期に開いています。
この日は、子どもから大人まで幅広い年代が参加しました。
荒井区公民館では「今後も、区民が集まり親睦を深める機会を大事にしていきたい」と話していました。