-
三峰川河川敷で環境整備作業
三峰川本来の河川環境や景観を取り戻し親しみやすい川にしようと、伊那市東春近の河川敷で樹木の伐採作業が28日行われました。
28日は伐採を企画した三峰川みらい会議のメンバーとボランティアおよそ20人が伊那市東春近の河川敷で作業を行いました。
参加者らはチェーンソーで木を切り倒し、扱いやすいサイズにしていました。
生えているのは主にニセアカシアで、大きいものは、高さ8メートル程です。
河川敷に木が生い茂っている事でゴミの不法投棄や野生動物が住み着き、環境の悪化につながるという事です。
また大雨の時には、川の水をせき止めるきっかけとなり災害に繋がるという事です。
三峰川みらい会議では景観の保全や防災を目的にボランティアを募って毎年作業を行っていて今回で16回目です。
若林晴二代表は「四季を通じてきれいで安全な三峰川の環境を守っていきたい」と話していました。
この日伐採した木は、ストーブ用の薪として参加者が持ち帰ったということです。 -
南箕輪村 新しい学校給食センター内覧会
児童・生徒数の増加と老朽化に伴い、南箕輪村に新たに建設された学校給食センター「まっくんキッチン」の内覧会が27日、開かれました。
南箕輪村が新たに建設した学校給食センターは、南箕輪中学校の第2グラウンド西側です。
内覧会は、5回に分けて開かれ、事前予約をした村民およそ200人が訪れ、学校給食センターの栄養教諭が施設内を案内しました。
建物は、鉄骨造り平屋建てで延べ床面積はおよそ1140平方メートル。
総事業費はおよそ12億円となっています。
現在の学校給食センターでは南箕輪小と南箕輪中学校の給食を1日1400食作っていて、新しい施設では1500食まで調理することができます。
施設内には最新の調理機器を作業が効率よくできるよう配置しています。
また、下処理や調理、配送までを衛生的にスムーズに行えるよう、作業ごとに部屋を区切り、床の色分けをすることで衛生管理を徹底するということです。
他の食材の混入を防ぐためアレルギー対応食専用の調理室も設けられています。
調理の様子を見学できる食育ルームも設置されました。
建物内には災害時に提供する食料品などを備蓄する倉庫なども備えられています。
南箕輪村の新しい学校給食センターは4月から稼働する予定です。
-
文化財防火デーで無量寺を点検
26日は文化財防火デーです。
箕輪消防署と箕輪町教育委員会は、北小河内の無量寺で消火設備などの点検を行いました。
無量寺には、国の重要文化財に指定されている阿弥陀如来坐像があります。
消防署員たちは、消火器の置かれている場所や火災警報装置の確認を行っていました。
また無量寺の中川清健住職にローソクや線香の火に気を付けるようアドバイスしていました。
文化財防火デーは、昭和24年の1月26日に法隆寺金堂で火災が起きたことを受け、昭和30年に定められたものです。
火災や地震から文化財を守るため、毎年全国各地で点検が行われています。
パトロールが終わると中川住職は、消火器の使い方を教わっていました。
26日は、無量寺のほかに長岡神社でもパトロールが行われました。
-
上伊那書道協会 新春役員展
上伊那書道協会の新春役員展が伊那市のいなっせで開かれています。
上伊那書道協会の役員は、毎年1年の始まりに書道展を開いていて今年で20回目です。
会場には、正月や春にちなんだ言葉が書かれた作品26点が並んでいます。
中には、今年の干支「辰」をテーマに書いた合同作品も展示しています。
上伊那書道協会では、「バラエティにとんだ作品展になっています。自分で気に入った作品を見つけて楽しんでもらいたい」と来場を呼び掛けています。
第20回上伊那書道協会新春役員展は28日まで伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれ、入場は無料となっています。
-
青崩峠トンネル貫通石 伊那市に寄贈
難工事の成功を記念し、国土交通省中部地方整備局飯田国道事務所は、長野県・静岡県境の三遠南信自動車道「青崩峠トンネル」の工事で採れた貫通石を伊那市に26日、寄贈しました。
トンネル貫通の際に採れた「貫通石」で、重さはおよそ30キロです。
26日は、飯田国道事務所の大口鉄雄事務所長らが市役所を訪れ、白鳥孝市長に貫通石を贈りました。
長野県と静岡県の境に位置する青崩峠トンネルは2019年に掘削が始まり、工期を延長しながら去年5月26日に貫通しました。
延長4998メートルのトンネルです。
日本最長の断層「中央構造線」が走る影響で崩れやすく、国内屈指の難工事と言われています。
飯田国道事務所によりますとトンネル貫通の際に採れた石は、昔から「安産のお守り」とされています。
また、「難関突破・初志貫徹」の意味から合格祈願のお守りとしても珍重されています。
貫通石の寄贈は伊那市が要望し行われました。
寄贈された貫通石は、26日から伊那市役所市民ホールに展示され、来庁舎は誰でも触ることができるということです。
-
箕輪町 日本語教室でAED使った講習会
箕輪町が行っている外国人向けの日本語教室でAEDを使った救命講習会が25日産業支援センターみのわで開かれました。
この日は箕輪町が行っている日本語教室に通うブラジルやベトナム国籍の参加者7人を対象に箕輪町役場の小山晃生危機管理監がAEDの使い方を説明しました。
AEDからは「体に触れないでください」「離れてください」などの日本語の音声指示がだされます。
しかし、参加者のほとんどは日本語の指示がわからず苦労していました。
箕輪町では「手順を覚えて緊急時に対応してほしい」と話していました。
また、元日の能登半島地震を受けて避難グッズが紹介されました。
小山さんは「必要なものをすぐ持ち出せるようにまとめておいてください」と話していました。
参加者は「勉強になった」「興味のあった内容が知れてよかった」と話していました。
箕輪町では毎週木曜日の午前8時半から10時まで日本語教室を開いていて参加を呼び掛けています。
今後、参加者から希望が多かった栄養指導や介護保険について学ぶということです。 -
日本の音を未来にコンサート 箏男と共演
伊那市のいなっせジュニア和楽器講座に通う子ども達が出演する「日本の音を未来にコンサート」が、21日に開かれました。
コンサートには、箏奏者で「箏男」こと大川義秋さんがゲスト出演し、子どもたちと一緒に演奏を披露しました。
大川さんは、福島県双葉町出身のプロの箏奏者です。
2020年に男性和楽器パフォーマンス集団の1人としてメジャーデビューした大川さんは、箏の全国コンクールで2年連続1位となるなど実力も持ち合わせています。
ジュニア和楽器講座には、伊那市と南箕輪村の小中学生35人が通っていて、去年8月から月に1回練習を重ねてきました。
この日の本番では、大川さんのオリジナル曲など2曲を披露しました。
尺八を演奏した女子児童は、「緊張したけれど、練習通りできてよかったです」と話していました。
実行委員会では、「和楽器を大勢の人と演奏することの楽しさを感じてもらえればうれしいです」と話していました。
今回受講した子どもの8割は、来年度も継続するということです。 -
みのわ祭り7月27日開催
今年のみのわ祭りの第1回実行委員会が22日、みのわパレスで開かれ開催日は7月27日、スローガンは「みんなのお祭り」に決まりました。
会場には委員約20人が集まりました。
今年新たに実行委員長に選ばれた栗原勇雄さんは「町民全員がなんらかの形でかかわりを持ち、楽しめる祭りにしたい。」と話していました。
去年のみのわ祭りは4年ぶりに町商店街と松島仲町を会場に行われ町民おどりには11連、約570人が参加しました。
今年のみのわ祭りは7月27日土曜日を予定していて実行委員会では今後イベント内容や開催時間などについて協議していくということです。 -
伊那小智組 伊那ケーブルで番組製作体験
伊那市の伊那小学校5年智組の児童はどのようにしてニュース番組が作られているのかを学ぼうと伊那ケーブルテレビジョンを23日訪れました。
社会見学に訪れたのは伊那小5年智組の児童34人です。
社会科の授業で番組制作を体験することでどのようにしてニュース番組が作られているのかを学ぼうと伊那ケーブルテレビジョンを訪れました。
この日は児童がアナウンサーやカメラマンを体験しました。
児童はカメラの使い方や原稿の読み方などについて社員に質問していました。
智組では今回の体験を元に、これまで総合学習の時間に学んだことを、今後映像にまとめて授業参観で発表するということです。 -
山の遊び舎はらぺこ 園児がしょう油しぼり
伊那市手良の認定こども園山の遊び舎はらぺこで園児がしょう油しぼりを18日に行いました。
この日は園児およそ30人がしょう油しぼりを行いました。
去年5月に大豆や麦など50kgを仕込み、庭に作られた小屋に半年間寝かせていました。
きょうは作ったもろみを布の袋に入れてしょう油をしぼりました。
園児が順番に袋を入れたふねと呼ばれる木箱の上に乗り、しょう油が出ると園児たちは歓声を上げていました。
はらぺこでは毎年この時期にしょう油しぼりを行っています。小林成親園長は「発酵食品を作る面白さを感じて、自分たちで作ったものを味わってほしい」と話していました。
完成したしょう油は園児が持ち帰る他、一年を通して給食で使うということです。
-
東京芸術大学音楽部 市内中学生に合唱講習会
伊那市内の中学校の合唱部員が東京芸術大学音楽部の学生から合唱指導を受ける講習会が13日にいなっせで開かれました。
この日は東部中学校と春富中学校の合唱部の生徒25人が参加し芸大の声楽科の学生4人から合唱指導を受けました。
講習会では発声練習をした後、パートごとに分かれて練習をしていました。
芸大の学生は「音程を意識して歌ってください」「言葉を丁寧に言ってください」と指導していました。
伊那市では高遠町出身の伊澤修二が、東京芸術大学の初代校長を務めたことが縁で、伊澤修二音記念楽祭関連事業として東京芸大との交流を毎年行っています。
-
ご当地お土産プロジェクト 木工製品が新登場
伊那市内の製造業者などでつくる「製造業ご当地お土産プロジェクト」は信州産木材と鹿の革をつかったキーホルダーを新しく販売します。
木工製品の商品化は今回が初となります。
こちらが信州産木材と鹿の革をつかったキーホルダー「生命のツブヤキ」です。
カモシカが「マジでゴミはもちかえれよ」、ライチョウが「おれらみせもんじゃねえんだわ」とつぶやいています。
材料には長野県産の間伐材や端材が使用されています。
ストラップの部分にはこちらも県産の鹿の革が使われています。
価格は1つ税込1,100円です。
22日は伊那商工会館で新商品の発表会が開かれました。
商品はキャラクターのセリフによって自然環境の課題を意識してもらおうと開発されました。
材料の調達から、加工、組み立てまですべてを地元で行うことで、間伐材の有効活用や輸送などによる環境負担の削減、雇用創出につながるということです。
「生命のツブヤキ」は22日から有限会社スワニーのオンラインショップで購入できます。
今後は、県内の山小屋や道の駅、土産店などで随時販売する予定です。
また新たなキャラクターも追加予定です。
なお、「製造業ご当地お土産プロジェクト」の商品は今回で第7弾となります。
-
中心商店街を盛り上げる 冬街ほっとガーデン
冬の伊那市中心商店街を盛り上げようと、温かい飲み物などを提供する冬街ほっとガーデンが21日に創造館で開かれました。
この日は、地元の飲食店など5店舗がホットコーヒーやホットワインなどを提供しました。
このイベントは、客足が落ち込む冬の伊那市中心商店街を盛り上げようと、西町の有志で作るイナマチヒトコネクトが初めて開いたものです。
訪れた人は、用意された焚き火のそばで飲み物を飲みながら温まっていました。
地元のジャズシンガーによる演奏も行われました。 -
小河内神社御筒粥 今年は七分一厘
箕輪町の小河内神社で今年の世の中や農作物の出来を占う御筒粥の神事が21日に行われ、今年の世の中は去年より二厘下がった七分一厘でした。
午前7時に、北小河内と南小河内の住民で作る総代会のメンバーが粥を炊き始めました。
神事は今年一年の五穀豊穣を願う小河内神社の祈年祭で行われています。
21本の葦の茎を束にして2升の米が入った釜で炊き、茎に入った米粒の数で占います。
午前9時過ぎに釜の中から筒が取り出されました。
占いは、宮司が神社の中で筒を割って行います。
結果、今年の世の中は七分一厘となりました。
農作物では水稲の中生、牛蒡、トマト、蕎麦が極上となっています。
-
上伊那地域 21日未明から積雪に注意
上伊那地域は21日の未明から朝方にかけて雨から雪へとかわり平地でも積雪がみられる予報となっています。
長野地方気象台によりますと、上伊那地域の天気は、雨から雪にかわり、21日の未明から朝方にかけて雪が降る予想となっています。
来週になると晴れる日が続きますが、気温が下がり氷点下10度近くになる日もあるということです。
-
箕輪町図書館 暖まりながら楽しむ取り組み開始
箕輪町図書館は、寒い冬を暖かい図書館で過ごしてもらおうと、かるたやカードゲームの館内貸し出しを始めました。
館内で借りて遊ぶことができるのは、4種類のかるたやカードゲームです。
図書カードを持っている人なら誰でも借りることができます。
町図書館では、寒い冬でも暖かい図書館にきて楽しんでもらおうと、こうした取り組みを始めました。
また、20日から2月9日まではこたつを出し、暖まりながらゲームを楽しむことができます。
-
市民目線で情報を発信 「まち記者」募集
伊那市は、地域課題や魅力などを市民目線で情報発信する「まち記者」を募集しています。
本格的な活動を前に、新聞記事作成や動画制作のノウハウを学ぶ講座を開きます。
まち記者は、市民が取材をしながら地域に寄り添うボランティアの市民記者のことを言います。
伊那市の魅力や地域課題を発見したり、郷土愛の醸成や地域ブランドの磨き上げにつなげていこうというものです。
伊那市は、伊那ケーブルテレビを含む伊那記者クラブの協力を得て、記事の書き方や動画制作・人に伝わりやすい読み方などのノウハウを学ぶ講座を来月2日から伊那市の産業と若者が息づく拠点施設alllaを主会場に5日間にわたり開きます。
新聞記事作成編は、記事の書き方や写真撮影のノウハウなどを学ぶ他、中心商店街でのインタビューを予定しています。
動画コンテンツは、動画制作0のノウハウを学び、音声放送は、基本的なアナウンススキルの習得や放送原稿の作成をします。
対象は高校生以上で受講料は無料です。
今月31日まで伊那市企画部地域創造課地域ブランド推進係で参加を受け付けています。
まち記者が取材した記事などは伊那市が検討しているオープンデータサイトで掲載する予定です -
大芝高原味工房みその寒仕込み
南箕輪村の大芝高原味工房などで販売するみその寒仕込みが行われています。
19日は、味工房の大豆班のメンバー4人が作業を行いました。
みそには地元産の大豆と米を使っています。
はじめに大豆を圧力釜でおよそ45分かけて炊き上げます。
作業は、去年の12月初旬から始まりメンバー10人が1日おきに交代で行っています。
大豆が炊きあがると機械ですりつぶし、大豆と麹を混ぜ合わせます。
その後、丸くして容器に投げ入れていきます。
投げることで空気をしめ出し、カビの発生を抑えられるということです。
19日は、およそ160キロを仕込みました。
今年は、およそ1・5トンを仕込む予定です。
作っているみそは、おばちゃんみそとして味工房やファーマーズあじ~なで販売しています。
また、村内の学校の給食でも使われています。
みそづくりは、味工房に加工施設ができた2002年から行われています。
その当初からみそ作りを行っている馬場良子さんは「一日元気に過ごせるよう味噌を使って欲しい」と話していました。
作業は、今月下旬まで行われる予定で、仕込んだみそは貯蔵庫で1年寝かすということです。 -
国際ソロプチミスト伊那 車いす寄付
奉仕活動団体の国際ソロプチミスト伊那は伊那市の伊那中央病院にきょう車いす1台を寄付しました。
Nきょうは国際ソロプチミストの原孝子会長ら3人が中央病院を訪れ、本郷一博院長に車いすを贈りました。
今回は病院からの要望で高機能車いすが寄付されました。
定価でおよそ17万円でリクライニング機能や、後ろへの転倒防止機能が付き、畳んで収納できるものです。
集中治療室に置かれるということです。
国際ソロプチミストは女性の地位向上を目的に活動する奉仕活動団体です。
{原孝子 会長}
本郷院長は「これまで集中治療室には高機能車いすが無かったのでありがたい」と話していました。 -
信大農学部 とうがらしウォームビズ
南箕輪村の信州大学農学部は、辛いものを食べて体を温め、暖房の使用を抑える「ウォームビズ」の取り組みを行っています。
農学部の食堂には、県内外の企業のとうがらし調味料が並べられています。
学生は、昼時になると麺や丼ぶりに調味料をかけていました。
ウォームビズは、辛い物を食べて体の中から温めると同時に、暖房の使用抑制に繋げようと、環境学生委員会が行っています。
調味料は10種類用意され、数種類を皿にとり、食べ比べる学生もいました。
ウォームビズは、調味料がなくなり次第終了するということです。
食堂は一般の人も利用することができ、営業時間は、平日の午前11時30分から午後1時30分となっています。
-
伊那地域 最低気温-7.4度を記録
17日の伊那地域は放射冷却の影響で最低気温が氷点下7.4度となり冷え込みました。
17日の伊那地域の最低気温は、午前7時3分に平年並みの氷点下7.4度を記録しました。
長野地方気象台では、あす以降は平年より暖かい日が続き寒さが和らぎますが、23日から24日にかけて冬型の気圧配置が強まり再び冷え込むと予想しています。
-
伊那市観光協会 児童に保科正之のマンガ
一般社団法人伊那市観光協会は伊那市高遠町の高遠小学校の5年生に旧高遠藩藩主保科正之のマンガ冊子を16日プレゼントしました。
この日は「名君保科正之公の大河ドラマをつくる会」幹事会の北原紀孝会長や伊那市観光協会の職員が高遠小学校を訪れ、5年生の児童に保科正之のマンガ冊子を手渡しました。
冊子には保科正之の生涯が描かれていて、A5サイズの16ページです。
北原さんは「保科正之のことを学び、歴史に興味を持ってください」と話していました。
児童は「地域の歴史についてもっと学びたいと思った」と話していました。
伊那市観光協会は歴史を知り郷土愛を深めてもらおうと毎年市内の小学5年生に保科正之のマンガ冊子をプレゼントしています。
今後、市内15校の小学5年生へおよそ600冊贈るということです。 -
伊那市長谷春日さん宅 切り干し大根作り
伊那市長谷の春日孝徳さん夫妻は、冬の寒さを利用して作る保存食、切り干し大根作りを行っています。
作業を行っているのは、長谷非持の春日孝徳さん89歳です。
15年ほど前から、自宅で切り干し大根を作っています。
-
西部保育園 繭玉飾り
南箕輪村の西部保育園の園児は農作物の豊作を祈る飾りもの「繭玉飾り」を16日作りました。
この日は年長の園児32人が繭玉を作りました。
米粉2kgを使いお湯と混ぜて捏ね、ゆでた後に食紅を混ぜあわせ色を付けました。
途中、年中や年少の園児も見学に来ました。
園児たちはそれぞれ丸めて、用意した木に繭玉を飾り付けました。
西部保育園では今週末まで飾るということです。
また、作った繭玉の半分は年長の園児で食べました。
西部保育園では「いっぱい食べて元気に過ごしましょう」と話していました。
なお、これまでは地域住民を招いて鳥追いの行事「ほっぽんや」も併せて行っていましたが、地域住民の高齢化などを理由に繭玉作りだけになったということです。
-
中曽根の獅子舞 4年ぶりに披露
地域や区民の今年1年の安泰や無病息災を願う、箕輪町中曽根の獅子舞が4年ぶりに披露されました。
14日は中曽根獅子舞保存会のメンバーおよそ30人が区内の八幡社や辻など5か所で獅子舞を披露しました。
最初に八幡社で舞を奉納しました。
中曽根の獅子舞は、箕輪町の無形民俗文化財に指定されていて「肇国の舞」や「剣の舞」など5つの舞で構成されています。
毎年小正月に行われていますが、新型コロナの影響で2021年から中止していて、今年は4年ぶりとなりました。
八幡社での奉納を終えると、地区内の辻で3か所で雌獅子2頭の舞合わせを披露しました。
それぞれの辻では、地域住民が集まり、獅子舞を見物していました。
舞が終わると集まった人たちは獅子に頭を噛んでもらい、今年1年の無事を願っていました。 -
北小河内漆戸常会で大文字建て
箕輪町北小河内漆戸常会に伝わる小正月の伝統行事、大文字建てが14日行われました。
朝8時、住民約20人が区内の辻に集まりました。
長さ約15mの柱に、色紙で作った花飾りや、太陽に見立てた赤い板、松や榊の枝を飾り付けました。
花飾りは、4年ぶりに住民で集まって作ったということです。
漆戸常会の大文字は、およそ260年前に天竜川の水害を鎮めるために始まったとされていて、町の無形民俗文化財に指定されています。
飾り付けが終わると一気に柱が建てられました。
漆戸常会の大文字は21日の午前8時におろされる予定です。 -
引持の獅子舞 地区の安泰願う
伊那市高遠町引持に伝わる「引持の獅子舞」が14日、地域住民に披露され、集まった人たちが地区の安泰や無病息災を願いました。
14日は引持生活改善センターで、4年ぶりに獅子舞が披露されました。
引持の獅子舞は獅子とひょっとこが一組となって舞います。
かつては朝まで飲み明かしながら日の出を待ち地区の安泰を願う「お日待ち」の行事で舞っていたということです。
現在は地区の30代から60代の住民ら22人で作る引持獅子舞保存会が行っています。
途中、ゆったりとした舞から荒々しい舞に変化します。
獅子が体についたノミを食べるユニークなしぐさもありました。
会場には地域住民約40人が集まり、今年一年の家内安全や無病息災を願っていました。
-
TEC-FORCE隊員7人 能登半島地震の被災地に派遣
国土交通省天竜川上流河川事務所などは、能登半島地震の被災地の被害調査のため、緊急災害対策派遣隊テックフォースの隊員7人を、15日現地に派遣しました。
15日は、駒ヶ根市の天竜川上流河川事務所で出発式が行われました。
テックフォース隊員として被災地の石川県輪島市周辺に派遣されたのは、天竜川上流河川事務所から3人と三峰川総合開発工事事務所から1人、民間企業でつくる南信防災情報協議会から3人の合わせて7人です。
天竜川上流河川事務所では、発災翌日の2日から9日まで職員を派遣していて、今回は第2陣となります。
現地では、砂防堰堤施設の点検の他、土砂災害箇所の確認を行ったということです。
倒木や施設の亀裂などの被害が発生しています。
ドローンを使って上空から撮影した映像では、道路のひび割れや大規模な土砂流出をとらえていました。
天竜川上流河川事務所の吉田桂治所長は、「被災地の早期復旧のために、それぞれの技術力を発揮してきて欲しい」と激励しました。
第2陣として派遣された職員らは、砂防調査班として21日まで輪島市周辺で活動します。 -
御筒粥神事 今年の世の中は七分
今年の世相や農作物の出来を占う御筒粥神事が箕輪町の箕輪南宮神社で13日に行われ、今年の世の中は七分と結果が出ました。
午後5時ごろ、釜の中に米や小豆、37本の葦の茎を麻の紐で束ねたものを入れました。
御筒粥は五穀豊穣を願う伝統行事で炊き上げた葦の筒への粥の入り具合で今年の世相や農作物の出来、気候の37項目を占います。
2時間後の午後7時頃、葦が釜から引き上げられ、占いが始まりました。
占いの結果、今年の世の中は七分で去年より九厘下がりましたが、悪い結果ではなくまずまずということです。
極上となったのは農作物ではもろこしやさつまいも、トマト、気候では春となっています。
箕輪南宮神社では「幸せで健康な一年を過ごしてほしい」と話していました。 -
境高齢者クラブ 活動賞受賞を報告
伊那市高齢者クラブ連合会 境高齢者クラブはその活動が評価され全国老人クラブ連合会長表彰の活動賞を受賞しました。
5日は境高齢者クラブの大住正興会長と伊那市高齢者クラブ連合会の樋代義男会長、中村晴一事務局長が市役所を訪れ、白鳥孝市長に受賞を報告しました。
境高齢者クラブは去年10月に開催された県シニアクラブ大会で活動賞を伝達されました。
境高齢者クラブには現在およそ30人が所属しています。
毎月、ニュースポーツや料理教室などの定例会を開催して活動している他、毎週、有志が卓球や麻雀を楽しんでいます。
それらの活動が評価され、全国老人クラブ連合会長表彰の活動賞を受賞しました。
白鳥市長は「これからも様々な行事を計画し、活動を続けていってほしい」と話していました。