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大芝高原で新商品 「シューパリジャン」販売開始
夏の観光シーズンを前に、南箕輪村の大芝高原味工房でジェラートを使った新商品の販売が16日からはじまりました。
16日から販売が始まった新商品「シューパリジャン」です。
アーモンドクッキーをのせて焼き上げたシュー生地に、お好みのジェラートを挟み、仕上げに特製の練乳をかけたものです。
価格は、1つ450円です。
本格的な夏の観光シーズンを迎えるのを前に、看板メニューのジェラートのさらなる消費拡大を図ろうと考案したものです。
表面はサクサク、中はもっちりとしたシュー生地とジェラートの相性が抜群だということです。
木曽から訪れたという家族連れが早速味わっていました。
味工房では、地元でとれたものを中心に旬の果物を使ったジェラートを、常時10種類以上販売しています。
新商品「シューパリジャン」は、通年販売となっています。 -
伊那中央RC イ~ナJr.ソフトボールクラブに団旗を寄贈
伊那中央ロータリークラブは、南信地区の中学生が所属する「イ~ナJr.ソフトボールクラブ」に団旗を15日に寄贈しました。
15日は、贈呈式が伊那公園室内運動場で行われ、伊那中央ロータリークラブの熊谷健会長から部員に団旗が手渡されました。
贈られた団旗は、縦1m、横1m50cmで、チームのロゴが描かれています。
イ~ナJr.ソフトボールクラブは、男女の小中学生を対象に2021年に発足し、現在は上伊那の女子中学生18人が所属しています。
様々な大会に出場するようになり団旗が必要になったことから、発足当初から支援をしている伊那中央ロータリークラブが製作し贈りました。
伊那中央ロータリークラブとイ~ナJr.ソフトボールクラブは、9月に交流会を予定しています。 -
富県小2年生 上農生と交流会
伊那市の富県小学校の2年生は南箕輪村の上伊那農業高校で飼育している動物たちとのふれあいを通して、高校生と交流をしました。
16日は富県小の2年生18人が上農高校を訪れ、動物コースの3年生19人と交流をしました。
牛舎では、ブラッシングやエサをあげたりしました。
また、高校生からの提案で背中に乗る体験もしました。
交流会は、富県小の2年生が生活科の授業で、動物と触れ合いたいという希望から、上農高校と連絡を取り合い、開かれました。
上農高校では牛のほかに、豚やヤギも飼育していて、高校生が名前や年齢を紹介していました。
富県小では「普段、食卓に並ぶ肉も同じように育てられていることを知り、食べ物への感謝の気持ちを育んでほしい」と話していました。
30日にも交流会が開かれ、きょう疑問に思ったことを高校生に質問しながら、動物や食への理解を深めていくということです。 -
震災の語り部 菅原貞芳さん講演会
伊那市の伊那西小学校と伊那西公民館は、東日本大震災の語り部で宮城県南三陸町志津川中学校元校長の菅原貞芳さんを招いた講演会を5月31日、市役所で開きました。
南三陸町の志津川中学校は、東日本大震災発生時に、地域の避難所となり、当時校長を務めていた菅原さんは、その運営に尽力しました。
菅原さんは「高齢者が普段から顔を合わせている人と安心して話せるよう、地区ごとに部屋割りを工夫した」といった具体的な取り組みを紹介し、地域のつながりや日ごろの備えの大切さを訴えました。
講演会は、伊那西小の有賀大校長が、震災後にボランティアとして志津川中を訪れたことが縁で実現し、小学校と公民館の創立75年記念として開かれました。
講演会には、伊那西小の児童・保護者・教職員のほか、地域住民などおよそ70人が訪れ、震災の教訓に耳を傾けました。
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伊那弥生ケ丘高校吹奏楽クラブの定期演奏会
伊那弥生ケ丘高校吹奏楽クラブの定期演奏会が15日に伊那文化会館で開かれました。
定期演奏会は今回が35回目となります。
部員29人がコンクールの課題曲などを披露しました。
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JA上伊那 お粥ポット伊那市に寄贈
JA上伊那と上伊那農政対策委員会は、炊飯器でお粥が作れるお粥ポットと米の割引券を5月30日、伊那市に贈りました。
30日はJA上伊那の平岩なお子理事と伊那支所の田中晋一支所長が市役所を訪れ白鳥孝市長に目録を手渡しました。
JA上伊那ではお粥による離乳食を推進しようと毎年管内の8市町村にお粥ポットと米の割引券を贈っています。
お粥ポットは中に米を入れ、炊飯器で炊くとお粥を作ることができます。
米の割引券は550円引きで管内のAコープなどで利用することができます。
今年度は、第一子を対象に、お粥ポット190個と、新生児全員を対象に、米の割引券400枚が伊那市に贈りました。
平岩理事は「安心安全な上伊那のお米を食べてすくすく育ってほしい」と話していました。
おかゆポットと米の割引券は、4か月健診に来た親子に手渡すということです。
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ドラ盆おどりフェス8月15日に開催
伊那市通り町商店街で地元に伝わる民謡、伊那節を踊るドラ盆おどりフェス~コスプレDE大集合~が、今年も、8月15日に開かれます。
12日は、伊那市のセントラルパークで記者会見が開かれ、実行委員会のメンバーが概要や開催への意気込みを話しました。
実行委員会には地元商店街の店主や高校生、そしてまつり芸能集団田楽座などが参加しています。
実行委員長でさくら国際高校伊那キャンパス2年の池上太一さんです。
盆踊り会場は、伊那市のセントラルパーク前の「歩行者天国エリア」で伊那節振興協会と田楽座の生演奏で伊那節などを踊ります。
また、キッチンカーや高校生による屋台なども計画され、世代を超えて楽しめるイベントになっているということです。
このイベントは、若い世代も巻き込みながら伝統文化の継承と地域の活性化につなげようと去年から行われています。
現在、一緒に参加してくれる実行委員会のメンバーを募集しています。
詳しくは、事務局電話070―2306―6162までお願いします。
盆踊りフェスは8月15日の午後6時から伊那市通り町で行われます。
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長谷 棚田まつり8月23日に開催
伊那市長谷の株式会社Wakka Agriは8月23日に中尾座で棚田をテーマに地域を盛り上げる「棚田まつり2025」を行います。
13日は伊那市長谷の中尾座で記者会見が開かれました。
はじめに棚田まつりで練り歩きをする長谷のチンドン屋きっぷう堂の荒城和哉さんがパフォーマンスしました。
祭りでは、去年15年ぶりに復活した子ども神輿の練り歩きのほか、棚田のライトアップなどを行う予定です。
また長谷中学校の卒業生で現在高校1年生の生徒が尻相撲大会をプロデュースするということです。
新たな企画として農機具パレードなども予定しています。
「棚田まつり」は8月23日(土)に中尾座とその周辺で午後3時半から行われます。
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UTパレット 蚕を観察
箕輪町のJR木下駅近くの子どもの居場所UTパレットで子どもたちが、蚕の観察を12日に行いました。
子どもたちが蚕に桑の葉を与えていました。
UTパレットは一般社団法人こどものみらい舎が運営する、古民家を活用した子どもの居場所です。
集まった子どもたちは蚕に触ったり、桑を食べる様子を観察していました。
UTパレットでは5日前から駒ヶ根市の駒ヶ根シルクミュージアムから預かった蚕500頭を飼育しています。
1日に2回桑の葉を与えているということです。
蚕は駒ヶ根シルクミュージアムを通じて福岡県のベンチャー企業に送られ、サナギからワクチンが作られます。
豚のインフルエンザワクチンになり、人への活用も期待されているということです。
蚕は15日頃に糸を吐いてサナギになるということです。 -
箕輪進修高校 迅速な消火活動で感謝状
今年4月に箕輪町木下の畑で発生した火災で、消火活動をし、住宅への延焼を防いだ箕輪進修高校に、箕輪消防署から11日に感謝状が贈られました。
この日は、箕輪消防署で贈呈式が行われ、山岸浩示署長から、箕輪進修高校の棚田美穂校長に感謝状が手渡されました。
今年4月4日午後2時半頃、学校東側のアスパラ畑で枯れ草を焼く火災が発生しました。
当時校内にいた棚田校長が煙を見つけ、その場にいた教頭に相談しました。
元消防署員の校務員が119番通報したあと、校長、教頭、校務員が協力し、校内の消火栓からホースを伸ばして消火活動をしました。
3人による迅速な消火活動で、近くの住宅への延焼を防いだことが評価されました。
山岸署長は「素早い行動が無ければ周りに延焼していた。今後も地域の防火・防災に協力してほしい」と話していました。
なお、この火災によるけが人はいませんでした。
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南箕輪村南部保育園バラを使ったフラワーアレンジメント
南箕輪村の南部保育園でバラを使ったフラワーアレンジメントの体験が11日に行われました。
11日は、南部保育園の年長園児24人がバラを使ったフラワーアレンジメントを体験しました。
体験では園児がバラを3~4輪選び、スポンジに挿していました。
企画したのは箕輪町に本社がある葬儀社、(株)愛光典礼社です。
愛光典礼社が運営する神子柴の葬儀場、クリスタル愛光で4年前から17種類のバラを育てています。
11日に用意された花の一部にも育てたバラが使われています。
クリスタル愛光から近い南部保育園の園児に、小さいうちから花に触れてもらい感性を育んでほしいと去年から行っています。
11日に作った作品は、それぞれ家に持ち帰るということです。 -
井月さんまつり 9月13日・14日に開催
幕末から明治にかけて伊那谷を放浪した俳人井上井月の功績を顕彰する「千両千両井月さんまつり」が9月13日と14日に伊那市のニシザワいなっせホールをメイン会場に行われます。
11日は、伊那市の防災コミュニティセンターで井月顕彰会の北村皆雄会長らがイベントについての記者会見を開き、概要を説明しました。
今年で34回目を迎える信州伊那井月俳句大会もイベントのなかで行われます。
ほかに北村会長制作の上伊那の祭りや行事を記録した映画の鑑賞や伊那谷の各地をまわるバスツアーなどが予定されています。
千両千両!井月さんまつりは9月13日と14日に伊那市のニシザワいなっせホールをメイン会場に行われます。
実行委員会では、俳句大会の応募作品を高校生以上から受け付けています。
詳しくは、電話、98-9540、井月さんまつり本部までお問い合わせください。
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郷土食 糂汰をこども食堂で復活
上伊那の郷土食、糂汰を復活させて、こども食堂で提供するイベントが、伊那市荒井の交流拠点施設、伊那まちBASEで5月30日に開かれました。
糂汰は上伊那伝統の郷土食で、青大豆をつぶし、餅につけて食べるおはぎです。
イベントを企画したのは、県のシニア大学の現役生と卒業生5人で結成した、「ゆるゆるグループ」です。この日は、ゆでた青大豆をすりつぶしていました。
グループでの、子どものころに食べていた糂汰についての会話から、「じんだ復活プロジェクト」が立ち上がりました。
グループの活動の拠点にしている伊那まちBASEから「こども食堂で提供してはどうか?」と提案されたことで今回の企画が生まれました。
糂汰は江戸時代に高遠藩主だった保科正之が山形に転封したときに伝わり、ずんだになったとする説もあります。
こども食堂に訪れた子どもたちも糂汰作りを体験しました。
出来上がった糂汰、ごまとあんこのおはぎに味噌汁と漬物を添えて提供されました。
子ども食堂をサポートする伊那市社会福祉協議会の職員も味わいました。
糂汰を食べた子どもたちは「初めて食べたが、おいしかった」「作るのが楽しかった」と話していました。
ゆるゆるグループでは、今後もこども食堂などで体験会を開き、糂汰を多くの人に広めていきたいということです。
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梅雨入り 伊那では倒木
気象庁は関東甲信地方が梅雨入りしたとみられると10日に発表しました。
平年よりも3日遅い梅雨入りです。
正午ごろには日影の国道361号で倒木があり、全面通行止めとなりました。
伊那建設事務所では昨夜からの雨の影響とみています。
午後1時半に通行止めは解除されました。
長野地方気象台によりますと12日は晴れますが、この先一週間は曇りや雨の日が多く、気温は最高・最低共に平年よりも高めの日が多いということです。 -
11日にかけ雨に注意
長野地方気象台によりますと、10日夜遅くから11日夕方にかけ、県南部で激しい雨の降るところがあるとしています。
10日午後6時から24時間に予想される降水量は、南部は多いところで150ミリとなっていて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意するよう呼びかけています。
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和太鼓集団「大太坊」全国優勝
伊那市を拠点に活動する和太鼓集団「大太坊」が1日に埼玉県で開かれた全国大会で優勝しました。
7日は大太坊のメンバーが西春近のまつり工房で稽古をしていました。
今回優勝した大会「全国七人制和太鼓選手権大会」は最も権威のある全国規模の大会のひとつだということで、5分間演奏します。
曲は振付も含めてメンバーが考えたオリジナルのものです。
30チームがエントリーした予選を突破し、8チームでの決勝戦で優勝しました。
大太坊は他の全国大会で11年前に優勝していて、今回の大会では初めて優勝しました。
大太坊は22日(日)午後1時半から飯田市の鼎文化センターで公演を行います。
入場料は3000円で、予約は大太坊事務局 電話0265-78-6662で受け付けています。
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田畑半沢でほたる祭り始まる
南箕輪村の「田畑半沢ほたるの里公園」で9日からほたる祭りが始まります。
公園では5月のおわりころからほたるが舞いはじめていて、8日夜も近くの人たちが訪れていました。
田畑の住民有志でつくる「田畑半沢を愛する会」は平成5年1993年に発足し、会員29人でゲンジボタルが生息する環境づくりに取り組んでいます。
会では水路の清掃や周辺の草刈りなど祭りに備えて準備を進めてきました。
道路にはほたるにちなんだ俳句が書かれた行燈が設置され足元を照らします。
会では今年公園内にアヤメを植えることにしていて、去年植えたアジサイとともに花の咲く公園としても整備する計画です。
祭り期間中は公園沿いの道路が午後7時から午後9時30分まで通行止めとなります。
田畑半沢のほたる祭りは15日日曜日まで行われます。
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県南部 大雨に警戒
長野地方気象台によりますと、10日の昼過ぎから11日にかけて、県南部を中心に激しい雨の降るところがあると予想しています。
9日午後6時から24時間に予想される降水量は、南部は多いところで100ミリとなっています。
また、10日午後6時から24時間に予想される降水量も多いところで100ミリとなっています。
発達した雨雲がかかり続けた場合には警報級の大雨となる可能性があるとして、土砂災害に注意するよう呼び掛けています。 -
上伊那広域消防本部 ガソリンスタンドを立入検査
14日までの危険物安全週間に合わせて、上伊那広域消防本部は給油取扱所の立入検査を、9日に行いました。
9日は、上伊那広域消防本部の予防課の職員2人が、荒井のオートパル上伊那グリーンロード伊那給油所を立入検査しました。
8日から始まった危険物安全週間に合わせて、危険物の保安に対する意識の高揚を図ることなどを目的に毎年行っているものです。
職員らは、設備に劣化や損傷がないか、点検が行われているか、必要な書類がそろっているかなど10項目を確認していました。
立入検査の結果、この給油取扱所は全ての項目で問題なかったということです。
上伊那広域消防本部の塩原賢治さんです。
上伊那広域消防本部では、14日までの危険物安全週間の期間中、管内の10か所で立入検査を行うということです。 -
地域に感謝 かんてんぱぱ祭
伊那市の伊那食品工業(株)の感謝祭、「かんてんぱぱ祭」が7日に行われました。
会場のかんてんぱぱガーデンにはフランクフルトや焼き鳥など多くの屋台が並び、全国から集まった500人以上の社員が来場者をもてなしました。
ところてんの屋台では来場者に無料でふるまわれました。
恒例のところてん早食い大会では、参加者が箸一本で完食タイムを競いました。
イワナの塩焼きは伊那食品で養殖したものが提供され人気を集めていました。
広場では伊那西高校の生徒が合唱を披露しました。
かんてんぱぱ祭は今年で20回目です。
伊那食品工業では「ガーデン内をゆっくりと1日楽しんでもらいたい」と話していました。 -
上伊那広域消防 訓練の成果を消防長に披露
上伊那広域消防本部の救助隊員は、14日に長野市で開かれる、消防救助技術大会に向けた訓練の成果を、5日に消防長に披露しました。
このうち、箕輪町の箕輪消防署では、中村晃消防長に渡過訓練と救出訓練の成果を披露しました。
渡過訓練は、水平に張った20メートルのロープを往復するもので、2人が出場します。
ロープブリッジ救出訓練は、火災現場や河川に取り残された人を想定しロープを渡って救出するもので、4人1チームで出場します。
中村消防長は「大会では全身全霊で訓練の成果を出してきてください」と激励しました。
大会は、14日に長野市の長野県消防学校で開かれ、上伊那広域消防本部からは、救助技術5種目に18人が出場します。
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大芝高原まつり 図案決まる
8月23日に行われる、第40回大芝高原まつりのポスターやうちわの図案が、4日に決まりました。
ポスターには、南箕輪中学校2年の田口紅羽さんの作品が選ばれました。
ポスターは、200枚作られ、村内外の店舗などに掲示されます。
うちわには、3年の井原夏希さんの作品が選ばれました。
うちわは、来場者に配られます。
パンフレットの表紙には、3年の池上結さんの作品が選ばれました。
パンフレットは、全戸配布されます。
この日は、役場で実行委員会が開かれ、委員の投票で図案が決定しました。
図案は、南箕輪中学校の生徒から募集し、全部で30点が集まりました。
今年の大芝高原まつりは、40回目を迎えることから、これまでを振り返るイベントなどが計画されています。
たらいレースで使っていた、たらいでの記念撮影や、エアー遊具のコーナーのほか、郷土品の展示などが予定されています。
今後は、まつり全体の各イベントについてさらに検討を進めるということです。
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丸紅従業員組合 田植え
東京都に本社を置く総合商社丸紅株式会社の従業員組合は、伊那市東春近で31日、田植えをしました
従業員組合が借りている東春近の農事組合法人田原の田んぼです。
丸紅株式会社の子会社が伊那市で電力事業を行っている縁で、地域との交流と自分たちの米を自分たちで作ることを目的に4年前から田植えをはじめました。
31日は、関東を中心に社員とその家族およそ50人が参加しました。
およそ10アールの田んぼに入り、一列に並んでコシヒカリの苗を20センチ間隔で植えました。
参加者たちは、泥に足をとられながらも、楽しそうに田植えに取り組んでいました。
丸紅従業員組合では、夏にも野菜や果物の収穫体験をおこなっています。
今後は、月に一度田んぼのあぜの草刈りなどを行い、秋に収穫を計画しています。 -
しんわの丘でオカリナ演奏
バラが見ごろの伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンで、オカリナの演奏が6日に行われました。
演奏したのは、箕輪町で活動するオカリナサークル「ルイーネあかね」のメンバー9人です。
6日は、バラにちなんだ曲など14曲を演奏しました -
セーフティーリーダー委嘱
伊那市の新山小学校の6年生5人が6日、家庭や地域の防犯意識を高める取り組み「わが家のセーフティーリーダー」に、委嘱されました。
新山小学校で委嘱式が行われ、6年生5人のうち、6日は4人に、伊那警察署の駒津一治署長から委嘱状が手渡されました。
「わが家のセーフティーリーダー」は、子どもたちに防犯活動に参加してもらい意識の向上につなげようと伊那警察署などが進めている取り組みです。
式の中で駒津署長は、「まずは、あいさつをきちんとすること。そして、周りで交通ルールを守らない人がいたら注意をしてあげてください」などと児童に呼びかけました。
代表して児童会長の境澄々花さんが決意を発表しました。
セーフティーリーダーの委嘱は管内持ち回りで行われていて、伊那警察署管内では今年度、新山小学校の他に辰野町の辰野西小学校でも実施されます。
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田んぼの抑草ロボット デモ運航
有機農業を推進している伊那市は、田んぼの草を生えにくくするロボットのデモ運行を西春近の水田で6日に行いました。
自動抑草ロボット「アイガモロボ2」です。
田んぼにアイガモを放つ農法から着想を得たロボットです。
デモ運行には有機稲作に取り組む市内の農業者などおよそ15人が参加し、メーカーのスタッフから説明を受けました。
ロボットはブラシで土をかき上げて水面を濁らせます。
濁りで太陽光を遮り、雑草の種を埋めることで抑草効果を発揮します。
10アールの田んぼをおよそ2時間で運行を完了します。
ロボットは27万円ほどで、今年度伊那市では3台導入し、学校給食に有機米を提供する農業者に貸し出しを行います。
伊那市は、昨年度オーガニックビレッジ宣言を行っていて、有機米の作付面積の拡大を期待したいとしています。 -
ローメンの日 並盛500円で提供
6月4日は「蒸し麺」の語呂合わせでローメンの日です。
4日は伊那ローメンズクラブに加盟している19店舗で並盛が1杯500円で提供されました。
このうち伊那市上牧の日本料理あすなろでは、通常料金700円の並盛が200円引きの500円で提供されました。
昼時になるとローメンを食べに地元住民が訪れていました。
あすなろの店主で伊那ローメンズクラブ会長の唐澤正也さんです。
あすなろでは、スープの材料に、りんごと玉ねぎも使い、さっぱりとした味わいに仕上げているということです。
伊那ローメンズクラブでは、クラブ発足の1997年から、多くの店でローメンを味わってもらおうと6月4日のローメンの日にこうした割引サービスを行っています。
ローメンの日は、日本記念日協会にも登録されています。
伊那ローメンズクラブは、伊那市を中心に25店舗が加盟していて、今年はこのうちの19店舗で割引サービスが行われました。
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ガールスカウト長野県連盟第26団の入団式
上伊那地域の少女が通うガールスカウト長野県連盟第26団の入団式が伊那市の伊那公民館で5月24日に開かれました。
5月24日は、入団した小学2年生の赤羽ゆり香さんが平澤恵美子団委員長からスカーフを受け取りました。
平澤団委員長は「活動を通してみんな仲良く楽しんでください」と話しました。
今年度は赤羽さんを含め4人が入団しました。
団員総数は24人になり、今後はキャンプや募金活動、ものづくり体験会を予定しているということです。
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みんなの切り絵教室 作品展
今年4月に発足した箕輪町「みんなの切り絵教室」の作品展が、松島のアルプス中央信用金庫箕輪・いほく支店で開かれています。
店内には、代表の神田瀞村さんと教室の生徒の作品合わせて35点が展示されています。
みんなの切り絵教室は、第2・第4月曜日に沢公民館で活動していて、現在は町内外の7人が参加しています。
代表の神田さんは、独学で切り絵を学び、4月に教室を始めました。
今回は、多くの人に切り絵に興味を持ってもらい、教室の仲間を増やそうと作品展を開きました。
みんなの切り絵教室の作品展は30日まで、アルプス中央信用金庫箕輪・いほく支店で開かれています。
次回の教室は9日(月)午後1時から沢公民館で開かれ、当日は体験も受け付けているということです。
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大山さんのジャムが国際審査で優秀味覚賞
伊那市西箕輪の自営業、大山千佳さんが製造した桃のジャムが、国際味覚審査機構の2025年の審査会で、優秀味覚賞を受賞しました。
大山さんは、伊那市西箕輪でそろばん・学習塾を開きながら桃の栽培をしています。
現在は摘果のシーズンで、3日は西箕輪の農園で作業をしていました。
大山さんは東京都出身で、およそ10年前に伊那市に移住してきました。
桃畑は高齢で引退を考えていた持ち主から引き継ぎ、2023年から栽培を始めました。
1年目はうまくいかなかったそうですが、2年目の栽培では食べきれないほど収穫できたため、ジャムに加工しました。
220瓶作り、今後の販売展開の足掛かりとして審査会に応募しました。
審査会は、ベルギーに本部を置く国際味覚審査機構が2005年から毎年行っているものです。
世界中の食品などを、世界のシェフやソムリエが目隠しをして味や香りを審査します。
一つ星から三つ星までがあり、大山さんのジャムは一つ星を獲得しました。
桃は肥料を使わず、農薬も銀杏液など自然のものを使って育てています。
桃と砂糖、レモン果汁のみで作るジャムは、フルーティーな甘さと酸味のバランスが良く、皮ごと入っている果肉の食感が評価されたということです。
2024年産は一瓶2,000円で、都内などで販売し完売しています。
現在一般販売はしていませんが、多くの人に味わってもらいたいと話します。
国際審査で一つ星を獲得したジャム。今後の製造に力が入ります。