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台風10号 31日に県内最も接近か
台風10号は、26日午後4時現在日本の南の海上を西北西に進んでいて、長野県には31日土曜日に最も接近する見通しです。
長野地方気象台の発表によりますと、台風10号は31日土曜日に、県内に最も接近するとみています。
ただ、台風の動きが遅くなっているとして、気象台では最新の情報を常に確認するよう呼び掛けています。 -
ゴンベエさんら子どもの居場所「ひだまりの家」オープン
バルーンアートなどの大道芸人として活動してきた「ゴンベエワールド」矢野正貴さんは、地域の住民と協力し、子どもたちが集まれる居場所「ぽかぽかひだまりの家」を、伊那市西町の沢地域交流センターで毎月第1日曜日に開きます。
25日は、オープニングインベントとして地区の親子を招きました。
会場には、段ボールで作られた迷路や、恐竜などの装飾が設置されていました。
訪れた子どもたちは、さっそく段ボールの中に入ったり、スライムを作る体験をしたりして楽しみました。
会場となる沢地域交流センター入り口では、伊那中学校美術部の生徒が制作したアーチがお出迎えしました。
地域の竜南・竜西保育園の園児が制作した風鈴なども展示され、会場の雰囲気を盛り上げていました。
この子どもの居場所「SAWAぽかぽか ひだまりの家」は、ゴンベエワールドとして活動し去年大道芸人を引退した矢野正貴さんが中心となり、毎月1回、第一日曜日の午前9時から正午まで開きます。
沢町内会に呼びかけ集まった子ども向けの絵本や漫画・おもちゃなどが用意され、自由に遊ぶことが出来ます。
25日は、綿あめやポップコーンも配布され、子どもたちが味わっていました。
また、マジック歴20年以上という伊那部の伊藤光博さんがマジックを披露しました。
矢野さんは、この活動に協力してくれるボランティアを募集しています。
ぽかぽか ひだまりの家は、次回、9月1日(日)午前9時~正午まで開かれます。
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熱中症で1人搬送
上伊那広域消防本部によりますと午後4時現在、箕輪町で
80代男性が熱中症とみられる症状で搬送されたということです。
程度は中等症だということです。
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有賀徹さん いちじく出荷
伊那市手良の有賀徹さんは、果物「いちじく」を栽培していて現在、収穫期を迎えています。
伊那市手良の有賀ファームです。
主に米や花を中心に生産していて、いちじくも主力の一つです。
代表の有賀徹さんは、定年退職後、本格的に農業をはじめました。
比較的、手のかからない「いちじく」を栽培しようと、18年前に10本の苗木を植えました。
現在は、2棟のハウスで栽培していて、8月から出荷が始まっています。
1本の木からおよそ600個を収穫できるということです。
いちじくは、追熟しない果物のため収穫したてが美味しいタイミングだということで毎朝、熟したものを摘み取り出荷しています。
食物繊維が多く含まれていて、そのまま食べてもドライフルーツにしても良いということです。
有賀さんは、特に生ハムとの相性が良いと話していました。
収穫したものは、作業場でパック詰めを行います。
1パック4個入り500円で、伊那市のAコープ伊那中央店や南箕輪村のファーマーズあじ~ななどで販売しています。
いちじくの出荷は、10月いっぱい行われるということです。 -
天空のオーケストラ 10月に鹿嶺高原でコンサート
伊那文化会館は、伊那市長谷の標高1,800メートルの鹿嶺高原で、オーケストラと合唱が共演するコンサートを10月5日に開きます。
22日は、伊那文化会館で記者会見が開かれました。
コンサートは標高1,800メートルの鹿嶺高原キャンプ場の展望台「Kareinaテラス」で開かれます。
伊那フィルハーモニー交響楽団と合唱団の総勢90人が出演し、次世代を担う指揮者として期待される横山奏さんが指揮を務めます。
標高1,800mという山の上でのオーケストラによるコンサートは、全国的にも珍しいということです。
「鹿嶺高原コンサート 天空のオーケストラ」は、10月5日(土)の午後1時から、鹿嶺高原のKareinaテラスで開かれます。
入場は無料で誰でもみることができますが、駐車場の予約が必要です。
駐車できるのはおよそ50台で、24日から伊那文化会館で予約を受け付けています。
なお、コンサートの模様は、121チャンネルで生中継する予定です。
伊那文化会館 電話 73-8822
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布で作る山野草盆栽展 31日まで
布アート教室「アトリエ花のは」の展示会が南箕輪村のCoffee&ギャラリーなごみの樹で開かれています。
会場には「アトリエ花のは」の白鳥敏子さんや3人の生徒の作品およそ30点が飾られています。
白鳥さんは2001年頃に松本市で開かれた「布で作る山野草盆栽展」を見て感動したのをきっかけに教室に通って制作を始めました。
花びらや葉は実際の草花をデッサンし、白い生地に写し、切りとって染色します。
布を巻いたワイヤーで茎を作り、さらに油絵具で色合いや濃淡をつけ本物に近づけていきます。
「布で作る山野草盆栽展」はCoffee&ギャラリーなごみの樹で31日土曜日まで開かれています。 -
24日 大芝高原まつり 準備進む
第39回大芝高原まつりが24日、南箕輪村の大芝高原で行われます。
23日は、祭りに向け準備が行われていました。
今年の祭りは、新たな取り組みとしてオートバイのモトクロスショーや、プール跡地でスケートボード、南箕輪中学校三年生が企画運営するお楽しみ広場が開かれます。
伊那ケーブルテレビでは、まつりの様子を午前11時半からご覧のチャンネルで生中継します。 -
暑い処暑 最高気温34.7度
きょうは二十四節気の一つ「処暑」です。
暑さが和らぎ穀物が実る頃とされています。
伊那市美篶の田んぼでは、稲穂が黄色く色づいてきています。
処暑を迎えましたが、22日の伊那地域は午後1時21分に最高気温34.7度を記録し、暑い一日となりました。
長野地方気象台によりますと、最高気温30度以上の日が来週まで続くと予想しています。
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平澤真希さん 9月に大鹿村でネイチャーピアノ
伊那市のピアニスト、平澤真希さんは、9月15日に大鹿村でネイチャーピアノコンサートを開きます。
22日は、伊那市内で記者会見が開かれ、平澤さんがコンサートの概要を説明しました。
平澤さんは、2019年から自然の中でピアノを弾くネイチャーピアノの活動を行っています。
コンサートは7回目で、今回は、三六災害で大きな被害を受けた大鹿村を会場に開かれます。
当日は、水や自然、未来への鐘、祈りをテーマにした曲を演奏します。
オリジナル曲のほか、大鹿小学校の児童とコラボした合唱も披露されます。
ネイチャーピアノコンサートは、9月15日(日)の午前11時から、大鹿村の大西公園で開かれます。
大鹿歌舞伎にならって、入場料としておひねりをお願いしています。
お問合せは、ネイチャーピアノチーム事務局、電話96-7183で受け付けています。
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山岳写真家 中山さんの遺作 家族が伊那市へ寄贈
伊那市美篶出身で2009年に病気の為亡くなった、山岳写真家・中山秀幸さんの遺作4点を中山さんの妻の広美さんが、伊那市へ21日寄贈しました。
21日は妻の広美さんが市役所を訪れ、白鳥孝市長に中山さんが撮影した南アルプスの写真を手渡しました。
中山秀幸さんは、伊那市美篶出身の山岳写真家で、地元の南アルプスなど多くの作品を発表し期待されていましたが、2009年に脳腫瘍の為48歳の若さで亡くなりました。
伊那市からの依頼を受け、2000年代に撮影した塩見岳や仙丈ケ岳、東駒ヶ岳の写真4点を寄贈しました。
広美さんによりますと、中山さんは、「山岳写真はいい事しかない」と話し、「山に行って良し、撮影して良し、写真が出来上がってよし」と言っていたという事です。
白鳥市長は、寄贈された写真を早速、壁に飾っていました。
寄贈された写真は、市役所や南アルプス北部の玄関口となる、長谷の仙流荘に飾られるという事です。
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ICTサマーキャンプ パン作り
伊那市は夏休み中の子どもたちを対象にICTを活用したサマーキャンプを6日に伊那西小学校で開きました。
6日は市内の小学3年~6年の児童19人が5班に分かれ、パンを作りました。
パンを捏ねる様子を他の児童がタブレット端末で撮影していました。
学校で使うタブレットの技術支援を行うGIGAスクールサポーターが班に1人ずつ付き、使い方を説明していました。
ICTサマーキャンプは自然の中でICTを活用した学びを広げてもらおうと伊那市が開いていて今年で5回目です。
撮影した動画は班ごとに動画にまとめて発表したということです。 -
伊那地域二十歳のつどい
伊那市と箕輪町ではお盆の時期に合わせて「二十歳のつどい」が行われました。
伊那市では、高遠町と長谷地区を除く8地区の「二十歳のつどい」が、14日と15日に行われました。
このうち、美篶地区の二十歳のつどいは、15日に美篶公民館・きらめき館で行われ、対象者73人のうち43人が出席しました。
伊那市教育委員会の福與雅寿教育長は「夢や希望を持ち、地域社会の一員として活躍してほしい」と式辞を述べました。
出席者を代表して伊澤一翔さんは「大人としての自覚を持ち、責任ある行動をしたい」と決意を述べました。
今年度の伊那地域の対象者は、758人となっています。
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箕輪町二十歳のつどい
箕輪町の二十歳のつどいは、15日に町文化センターで行われました。
今年度の対象は285人で、式には173人が出席しました。
白鳥政徳町長は「大人としての自覚を高めて、自分らしい人生を歩んでください」と挨拶しました。
対象者有志でつくる二十歳のつどい実行委員会の野口紗愛実行委員長は「自分で選択した人生を自分らしく後悔なく過ごしていきたい」と挨拶しました。
出席者を代表して伊東直さんは「困難に直面してもこれまでの経験をいかして乗り越え、社会に貢献したい」と意見を発表しました。
二十歳のつどいでは、みのわ太鼓保存会が演奏を披露し、二十歳を祝いました。
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すず風はこぶ 木染月展
県内のクラフト作家6人の作品展 すず風はこぶ 木染月展が伊那市のかんてんぱぱホールで始まりました。
会場では、長野県内の作家6人による洋服や帽子、木製の花器など約500点が展示・販売されています。
この作品展は、県内の作家で作る「花結びの会」のメンバーが年に2回開いています。
このうち、伊那市東春近の鈴木園子さんは、アクセサリーを展示・販売しています。
鈴木さんの娘が制作したガラス玉などを鈴木さんがネックレスに仕上げました。
花結びの会代表の下平明美さんは「6人それぞれの個性を味わい、お気に入りの作品を見つけてほしい」と話していました。
すず風はこぶ 木染月展は26日(月)までかんてんぱぱホールで開かれています。
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高遠第2・第3保育園 住民が園舎に別れ
建設から53年が経過し老朽化のため現地建て替えとなる伊那市高遠町の高遠第2・第3保育園の園舎が、13日に一般に開放され、地域住民が別れを惜しみました。
13日は地域住民や卒園した人たちが開放された高遠第2・第3保育園を訪れました。
この日は園舎の映像が上映された他、開園した当時からのアルバムが公開され、訪れた人たちが懐かしそうに眺めていました。
この園舎は、長藤と藤沢の保育所が合併し「高遠第2保育所」として昭和46年に開園しました。
昭和60年には三義の「高遠第3保育所」の園児数減少に伴い統合し、その後、高遠第2・第3保育園となりました。
こちらの男性2人は、開園した当時に通っていたということです。
園児たちは、10月4日まで今の園舎で過ごし、その後は長藤の高齢者生きがいセンターを仮園舎として活用します。
園舎は10月から解体が行われ、令和8年3月に新園舎が完成する予定です。
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下古田運動場でまんど振り
先祖の霊を迎えるまんど振りが、箕輪町下古田で13日に行われました。
まんど振りは、束ねた藁に火をつけて回し、先祖の霊を迎えるお盆の伝統行事です。
この日は、下古田運動場に地域住民など40人が集まりまんど振りが行われました。
箕輪町公民館下古田分館では、地区の文化を継承していこうと、夏休み寺子屋教室の一環でまんどを作っています。
この日は、寺子屋教室で3日に作ったまんど36個を回しました。
坂牧勉分館長は「子どもたちに伝統の行事を伝えていきたい」と話していました。
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第10回商工フェア 自営業者が出店
上伊那の自営業者が出店する第10回商工フェアが、伊那市のいなっせ北側広場で18日に開かれました。
商工フェアには、上伊那の飲食店や農家などおよそ20のブースが並びました。
イベントは、それぞれの仕事を知ってもらい、地域活性化に繋げようと上伊那民主商工会が開いたもので、今回で10回目です。
壁塗りなどの体験コーナーのほか、いなっせ内でも木工教室が開かれました。
会場ではほかに、ダンスなどのステージ発表も行われました。
上伊那民主商工会では「今後もこうしたイベントを続けたい」としています。
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コスプレをして伊那節を踊る ドラ盆おどりフェス
コスプレをして伊那節を踊るイベント、「ドラ盆おどりフェス」が、伊那市荒井のセントラルパークで15日に行われました。
イベントは、地元の高校生や通り町の商店主、まつり芸能集団田楽座で構成する実行委員会が企画しました。
会場には特設ステージが設けられ、伊那節振興協会と田楽座の生演奏で伊那節を踊りました。
浴衣姿の親子や、コスプレをした参加者が踊りを楽しんでいました。
踊りのほかに、高校生による竜の舞も披露されました。
通り町には飲食の出店が並び、歩行者天国となっていました。
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ひと足早く伊那市手良で稲刈り
伊那市手良の田んぼで、早くも稲刈りが始まりました。
一足早く稲刈りを行っていたのは、伊那市手良の株式会社中坪ノーサンです 。
11日は、15アールの田んぼで、早く収穫できて味も良いという五百川の稲刈りを行っていました。
今年は、春先の気温が高かったことから、稲は順調に生育し、去年より1週間早い稲刈りとなりました。 -
髙木東六生誕120年 功績に思い寄せる
伊那市の名誉市民で作曲家やピアニストとして活躍し、水色のワルツやオペラ春香などの作品で知られる髙木東六さんの功績を振り返るイベントがニシザワいなっせホールで11日に行われました。
イベントは、髙木東六さんの生誕120年を記念し行われたものです。
11日は研究者による講演や髙木さんが残した歌などを歌いました。
髙木さんは、1904年に鳥取県で生まれた作曲家です。
太平洋戦争中の1945年の東京大空襲で自宅が被災し、伊那に疎開しました。
伊那では7年半暮らし、水色のワルツやオペラ春香などを作曲しました。
また、伊那市の歌や上伊那地域の小中学校の校歌なども数多く作曲しています。
第2部は、「髙木東六先生の残した歌を歌う」と題し、市内のコーラスグループなどが出演しました。
このうち高遠小学校音楽クラブは、髙木さん作曲の校歌などを歌いました。
伊那市の男声合唱団GaKuは、ヒット曲「水色のワルツ」を披露しました。
会場には、およそ300人が訪れ髙木さんの功績に思いを寄せていました。
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南箕輪村の農家 盆花の販売に向け準備
南箕輪村の農家でつくる、村農業経営者協議会は盆花の販売に向けた準備を11日に行いました。
この日は農家や役場職員など26人が南箕輪村のまっくんファーム事務所で作業を行いました。
今朝収穫した花を10本ずつの束にしていきます。
盆花にはアスター、菊、ケイトウの3種類が使われます。
協議会ではおよそ千束を用意する予定で、このうち730束はすでに予約済だと言う事です。
協議会では、10日午前9時から南箕輪村役場で盆花の販売を行う予定です。
価格は当日購入で一束税込み600円です。
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共家事を推進 料理・洗濯講座
箕輪町は、家族みんなで家事に取り組む「共家事」を推進していこうと、親子向けの料理と洗濯講座を町文化センターで10日開きました。
講座には、箕輪町内の親子8組16人、そのうち男性は7人が参加し料理と洗濯のコツを教わりました。
洗濯の講座では、染み抜きを体験しました。
ソースやドレッシングなどのシミに、綿棒で食器用洗剤をつけ、もみ洗いをして汚れを落としました。
料理の講座では、キーマカレーやオムレツ、野菜のもみ漬けを作りました。
このイベントは、暮らしの中の男女共同参画やジェンダー平等意識を高めていこうと箕輪町が初めて開きました。
性別を問わず家族みんなで家事・育児に取り組む「共家事」を推進しようというもので、公募の町民や町職員でつくる箕輪町女性活躍井戸端会議が発案しました。
料理が出来上がると、参加者が味わっていました。
町では今後も「共家事」をテーマにした取り組みを行っていきたいとしています。
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吉田勝美さん「徒然さんぽ」原画並ぶ
郷土誌「伊那路」で伊那谷の名所や文化を絵と文章で辿る「徒然さんぽ」を連載していた吉田勝美さんの作品展がかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、水彩画28点と油絵6点が展示されています。
駒ヶ根市在住の吉田さんは、今年の3月号までの約5年間、郷土誌「伊那路」で「徒然さんぽ」の連載を行っていて、展示ではその原画と記事を楽しむことができます。吉田さんは「伊那谷の宝がつまっています。散歩をするような気持ちで見に来てほしい」と話していました。
吉田勝美さんの作品展は18日(日)までかんてんぱぱホールで開かれています。
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石吾さん美を競う日本大会へ出場
東洋の女性が持つ優しさや、賢さなど内面的な美しさを競う「アジア シュプリーム ページェント ジャパン」の日本大会に南箕輪村の石吾瞳さんが出場します。
6日は石吾さんと東京在住で去年の世界大会チャンピオンの今泉八重さんが南箕輪村役場を訪れ、藤城栄文村長を表敬訪問しました。
石吾さんは、現在45歳で、2人の子どもを持つ主婦です。
5月に行われた東京大会でグランプリを受賞し日本大会への出場を決めました。
今泉さんは今年、東京大会の運営スタッフにまわり、6日は付き添いとして同行しました。
日本大会には61人が出場予定で、石吾さんは20歳から45歳までのミスミセス部門に出場します。
大会ではウォーキングやポージングのほか、面接が行われ、上位10人が世界大会へ出場できるということです。
日本大会は21日から大阪市で行われます。
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長野県手話言語条例を学び理解深める
長野県が手話に対する理解や普及を目指すため施行した「長野県手話言語条例」を学んで理解を深めてもらう勉強会が9日に伊那市の福祉まちづくりセンターで開かれました。
9日は上伊那聴覚障害者協会の会員や手話サークルの団体など、およそ30人が参加しました。
勉強会では、長野県健康福祉部障がい者支援課の瀧澤ゆかりさんを講師に招き、講演が行われました。
長野県手話言語条例は、平成28年に手話が言語であることを県民に理解してもらい、ろう者の社会参加を促進するとともに、障がいのある人もない人も、尊重し支え合いながら、共に生きる社会の実現を図るため施行されました。
県のほか、県内の5つの市と町が条例を制定しています。
瀧澤さんは「条例に関する取り組みとして、スポーツ団体の応援に手話を使ったり、ガイドブックの作成を行っている」と説明していました。
勉強会は上伊那地域の人にも手話言語条例について理解を深めてもらうため、上伊那聴覚障害者協会が開いたものです。
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箕輪中フェンシング部 全国7位入賞
箕輪町の箕輪中学校フェンシング部は先月開かれた、全国中学生フェンシング大会に出場し、男子団体種目で7位に入賞しました。
2日は出場した生徒4人と顧問が役場を訪れ、白鳥政徳町長に7位入賞を報告しました。
大会は岐阜県で先月開かれ、全国から41チームが出場しました。
箕輪中学校は予選のリーグ戦を全勝して通過しました。
決勝トーナメントでは、準々決勝まで進みましたが優勝した埼玉県のチームに敗れ、7位に入賞しました。
白鳥町長は「地域の人も関心のある競技です。高校へ進学しても頑張ってください」と話していました。
箕輪中学校フェンシング部が男子団体でベスト8に入賞したのは2年ぶりということです。 -
IT分野に関心を 中高生がHP制作
上伊那広域連合は地元の女子中高生にIT分野に関心を持ってもらおうと、ホームページ制作を体験する講座を9日に伊那市のいなっせで開きました。
この日は上伊那の中高生およそ20人が参加しホームページの制作を体験しました。
文部科学省の調査では日本の大学の工学部に通う女子比率は16%と先進国でつくる経済協力開発機構加盟国38か国で最低となっています。
講座はIT分野を進路の選択肢にしてもらおうと上伊那広域連合が開いているもので今年で3年目です。
講師は女性IT人材の育成をしようと全国で講座を開いている、東京都のNPO法人Waffleのメンバーが務めました。
参加者は説明を聞き、学校や地元を紹介するホームページを作っていました。
講座では他に、地元企業で働く女性社員との懇談も行われました。 -
学生が企業について話を聞くかみいな就活ラボ
上伊那地域で就職を希望する学生が地元企業の人事担当者や若手社員から話を聞く就活イベントが、8日と9日の2日間行われています。
就活イベント「かみいな就活ラボスイッチON!」は、本格的な就職活動が始まる前に、地元の企業を知ってもらおうと、企業や行政でつくる若者人材確保事業実行委員会が行ったものです。
8日は、伊那市の信州INAセミナーハウスで学生が企業の人事担当者や若手社員から就活の経験談などを聞きました。
イベントには、上伊那地域出身で、県外の大学や専門学校に通う学生30人が参加しました。
地元の製造業や建設業など52社が参加し、学生は「就活をする上で必要な準備」や「なぜこの会社を選んだのか」を質問していました。
学生は、9日に会社見学を行う予定で、地元企業をさらに詳しく知る機会にしていくということです。
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1万本のひまわり迷路が完成
伊那市の西箕輪南部保育園近くの畑に約1万本のひまわりで作った迷路が完成しました。
8日は西箕輪南部保育園の園児約30人が、ひまわり迷路の中を駆け回り楽しんでいました。
ひまわりはJA上伊那青壮年部西箕輪支部のメンバーと西箕輪南部保育園の園児が、約13アールの畑に種をまき
育てたものです。
開花時期に合わせて支部のメンバーが刈り取り、迷路を作りました。
ひまわりはお盆過ぎまで楽しむことができ、畑は誰でも自由に入れるということです。
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宮下建設が家族を招き職場参観
伊那市の土木・建築総合工事業宮下建設株式会社は従業員の家族を招き会社の様子を見てもらう職場参観を8日行いました。
職場参観には、従業員の妻や子どもなどおよそ50人が集まりました。
会社の駐車場には工事現場で使っている重機や大型車両合わせて7台が用意されました。
子どもたちは運転席に乗せてもらうと操作方法を教わりハンドルなどを動かしたりして楽しんでいました。
職場参観は会社の様子を知ることで、子どもたちに建設業に関心を持ってもらおうと行われたものです。
職場参観は新型コロナウイルス感染症の流行期の自粛期間を挟み今回で4回目の開催となります。
木工体験も行われ、子どもたちがノコギリを使って木を切ったりカンナがけに挑戦していました。
宮下建設では「職場の様子が少しでも家族に伝わればうれしいです。夏休みの思い出にしてもらいたい。」と話していました。