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プチヴェールまつり
伊那市富県の農林産物直売所たかずやで3日、地元で特産化を目指す野菜「プチヴェール」が振る舞われ訪れた人たちにPRしました。 今が旬のプチヴェールは、芽キャベツとケールをかけ合わせた冬野菜で栄養価が高く甘みがあるのが特徴です。 3日は、直売所たかずやでプチヴェールまつりが開かれました。 プチヴェールを使ったおひたしに天ぷらが訪れた人たちに振る舞われました。 直売所たかずやの生産グループは、富県の気候が栽培に適していることから15年前から特産化を目指し生産しています。 グループの会員60人のうち30人がプチヴェールを栽培しているということです。 おひたしや天ぷらの他に鍋に入れるのも美味しいということです。 事務局長の埋橋豊茂さんは「メンバーの高齢化により生産量が思うように上がらない。今後は若い世代の生産者を増やし特産化を進めていきたい」と話していました。 プチヴェールは4月中旬まで収穫作業が行われ、1袋150円で直売所たかずやで販売されています。
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みはらしファームで節分会
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームでは、恒例の豆まきが行われ、家族連れなどで賑わいました。 とれたて市場前の駐車場には特設ステージが設けられ、台風や長雨、イルフルエンザの鬼などが登場しました。 節分会のイベントは、みはらしファームが開園した年から行われています。 最初は、農作物の豊作を願い行われていましたが、次第に不況や震災など世相を反映するようになってきたということです。 訪れた人たちは、みはらしファームでとれた大豆をぶつけ、鬼を退治しました。 続いて行われた福豆まきではいちご狩り入園券などもお菓子とともにまかれ、訪れたひとたちは、われ先にと手を伸ばしていました。
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節分 恩徳寺で大護摩祈祷
3日は節分です。各地で節分にちなんだ行事が行われました。 南箕輪村沢尻の恩徳寺では大護摩祈祷と福豆まきが行われました。 毎年恒例の恩徳寺の節分会には、厄除けや家内安全、商売繁盛などを願う人たちが訪れました。 祈祷は午前6時から午後5時まで8回行われ、このうち午前9時の祈祷では、およそ120人が本堂に入りました。 雑念を焼きつくし願いをかなえてくれるとされる護摩祈祷が始まると、参拝者は、バッグなどを差し出し燃え上がる炎にかざしてご利益を求めていました。 大護摩祈祷の後、豆まきが行われました。 升を持った年男と年女たちが福豆や銀杏などをまくと集まった人たちは福を招きいれようと一斉に拾い集めていました。 訪れたある参拝者は「家族が健康で過ごせる1年になってほしい」と話していました。
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伊那市の荒井神社 地域の小学生と節分祭の豆まき
伊那市の荒井神社では3日、地域の小学生らが節分祭に集まり豆まきを行いました。 荒井神社では、毎年氏子会や区の役員のみで節分祭を行っていましたが今年は地域の小学生を呼んで神事と豆まきを行いました。 本殿には50人ほどの子ども達が集まりました。 豆まきのほかに区内の商店11店舗で使える引換券が入ったお菓子が配られました。 荒井神社は今年から2、3年の間を神社創設百周年祭と位置づけ催し物を企画しています。この日はその第一弾として子ども達を招いての節分祭を行いました。 神事では、弓の絃を鳴らして邪気を払う「鳴絃邪気退散(めいげんじゃきたいさん)の儀」が行われました。 氏子会の伊藤秀雄会長は「毎年子ども達に集まってもらえるような節分祭を行っていきたい」と話していました。
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竹澤長衛の鉄砲 ふるさと長谷にもどる
南アルプスの開拓者・竹澤長衛が愛用していた鉄砲「村田銃」が、およそ60年ぶりにふるさとの伊那市長谷に戻ってきました。 長衛が狩猟の時に使っていた「村田銃」です。 村田銃は明治13年に村田経芳が設計し、日本陸軍で採用された小銃です。 2011年、北沢峠の山梨県側にある長衛小屋の建て替えの時に床下から発見され、山梨県の警察署に届けられました。 伊那市では翌年の2012年から、山梨県の公安委員会などへ伊那市が所有する事を要望し、去年12月にようやくふるさと長谷に戻ってきました。 2日は、この鉄砲を保管する長谷公民館で報告会が開かれ、市や山岳関係者などおよそ10人が出席しました。 会では、20代の時に長衛の猟に同行したことがある、矢澤章一さんが特徴などについて話をしました。 矢澤さんは、「山でも動きやすく、弾を込めやすいよう銃身を30センチ短くしていた。」「銃の先端の狙いを定める部分は、光が反射しないようキズを入れていた」と話していました。 また、クマ打ちの名手で「熊長さ(くまちょうさ)とも呼ばていた」という事です。 また2日は長衛の息子の星野五六さんも会場を訪れ、久々に父親が使っていた鉄砲と再会しました。 長衛が愛用した鉄砲は2日から長谷公民館で展示されています。
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みのわうたごえ喫茶 3月3日に記念イベント
箕輪町内の喫茶店を会場に、月に1回歌仲間が集まる「みのわうたごえ喫茶」の200回記念イベントが、3月3日に開かれます。 1日は、月に1回の例会が町内の飲食店で開かれました。 みのわうたごえ喫茶は、歌仲間でつくる集まりで、童謡や唱歌、懐メロなど様々なジャンルの歌をうたっています。 うたごえ喫茶は、昭和30年ごろ労働運動や学生運動の高まりとともに続々と誕生し、東京から各地域に広まっていったということです。 その後カラオケブームにより衰退していきましたが、「もう1度集まって歌いたい」との思いから平成14年1月にみのわうたごえ喫茶が発足し、先月200回の節目となりました。 200回を記念して、3月3日土曜日に「500人のうたごえ喫茶」が、町文化センターで開かれます。 発足当時から先月まで代表を務めた山口栄一さんは、「1つになって歌う楽しさを味わってほしい」と多くの来場を呼び掛けます。 みのわうたごえ喫茶の200回記念イベントは、3月3日土曜日の午後1時30分から町文化センターで開かれます。
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伊那ケーブルテレビ 公式キャラクター決定
伊那ケーブルテレビジョンが募集していた公式イメージキャラクターに、伊那市高遠町の伊澤貴代さんの作品が選ばれました。 公式キャラクターに選ばれた伊澤さんの作品「イナケーブルテレビーズ」です。 伊那ケーブルテレビの略称ICTをそれぞれ3体のキャラクターで表現しています。 1日は、伊那ケーブルテレビで表彰式が行われ、向山賢悟社長から伊澤さんに表彰状と賞金5万円が手渡されました。 公式キャラクターの募集は、去年9月15日から10月31日まで視聴者を対象に行い、6歳から61歳までの23人から44作品が寄せられました。 3回に渡り審査を行い、伊澤さんの作品は色やデザイン、伊那ケーブルテレビに対する思いが感じられたことなどが評価されました。 今後は、自主放送の番組やHP、グッズなどで活用します。
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伊那地域でも皆既月食観測
地球の影に満月が完全に隠れる皆既月食が、31日の夜、伊那地域でも見ることができました。 31日は、全国的に曇りの予報でしたが、皆既月食が始まる時刻の伊那地域では、満月が夜空に浮かんでいました。 午後8時45分頃、月が欠け始めました。 皆既月食は、太陽と地球、月が一直線に並び、地球の影の中を月が通過することで起きるものです。 午後9時30分頃には、月の半分ほどが欠け、午後9時50分頃完全に欠けて皆既食となりました。 国立天文台によりますと、次に日本全国で観測できるのは、平成34年11月8日だということです。
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3日の節分を前に 伊那北保育園で豆まき
3日の節分を前に、伊那市の伊那北保育園で、1日に豆まきが行われました。 1日は、伊那北保育園の園児71人が、掛け声に合わせて豆をまきました。 手づくりのお面をかぶり、クラスごとに鬼役と豆まき役に分かれて行いました。 全ての園児の豆まきが終わり、投げた豆を拾っていると・・・ 保育士2人が扮した鬼が登場しました。 最後は、保育士を連れ去ろうとした鬼に豆を投げつけていました。 大久保聰子園長は「1番怖い鬼は皆さんの心の中にいます。泣き虫鬼、いじわる鬼、弱虫鬼を追い払って心も体も大きく成長してください。」と話していました。
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野菜づくりを学ぶ研修会
有機栽培・減農薬野菜に興味がある人を対象にした「やさいづくり研修会」が25日、箕輪町の地域交流センターで開かれました。 研修会は、箕輪町有機農業研究会が今回初めて開いたものです。 研究会は、町内外で農業に携わる15人ほどが会員となっていて、月に1回野菜づくりについて情報交換を行っています。 この日は研究会会長の唐沢金実さんが土壌の基礎知識について話をしました。 唐沢さんは「良い土壌の条件は、養分の保持力が高くイオンのバランスが良いことです。」と話していました。 研修会は、2月と3月にも開かれ、実習を交えながら作物ごとの栽培のコツを学びます。
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月野ぽぽなさん角川賞を受賞
箕輪町松島出身で現在、アメリカニューヨーク在住の俳人、月野ぽぽなさんが俳句界の芥川賞ともいわれる「角川俳句賞」を受賞しました。 30日は、月野さんが箕輪町役場を訪れ、白鳥政徳町長に受賞を報告しました。 月野さんが受賞した作品は、「人のかたち」と題した50句です。 月野さんは、信州大学教育学部を卒業後、県内の小中学校の教員を経て、ピアニストの夫とともに渡米しました。 インターネットで俳句の世界を知り、2002年から俳句づくりを始め2004年に俳人金子兜太さん主宰の俳人結社「海程」の会員となりました。 角川俳句賞は1955年に創設され、未発表の50句を対象とする公募による俳句の新人賞です。 また、俳句界の芥川賞ともいわれ、俳人の登竜門としても知られています。 句歴15年の月野さんは、毎年応募していて10回目にして初めての受賞となりました。 月野さんは、「感謝の気持ちを忘れず今後も創作活動を続けていきたい」と話していました。
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伊那小6年忠組 2月24日によさこいイベント
総合学習で「よさこい」に取り組んでいる伊那市の伊那小学校6年忠組の児童は、踊る楽しさを伝えようと、児童たちが中心となって2月24日にイベントを行います。 児童たちは、今までお世話になった人たちに感謝を伝えようと「39忠組伊那こいだよ全員集合祭り」と題したイベントを企画しました。 祭りは、2月24日(土)の午前10時から伊那小学校第一体育館で行われることになっています。 6年忠組の児童は、4年生の運動会で、よさこいを発表したことがきっかけで、それ以降、総合学習で取り組んでいます。 5年生の時には、天竜川の民話をもとにしたオリジナル曲に児童たちが考えた振付で踊りました。 6年生からは、踊る楽しさを伝えようと、地元のよさこいチームと交流したり様々なイベントにも参加しています。 去年11月には、東京のお台場で開かれたよさこい祭りにも招待されました。 児童たちは、本番に向け、週に3日ほど練習をしているということです。 忠組では「総合学習のまとめでもあるので多くの人たちに楽しんでもらいたい」と来場を呼び掛けています。
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しんわの丘でバラの剪定作業
伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンでは、今シーズンのバラまつりに備えて剪定作業が行われています。 剪定作業は去年12月からはじまっていておよそ9千平方メートルの園内に220種類1600本あるバラを管理する伊那市振興公社の職員が一本一本剪定しています。 太陽の光を入れ風通しをよくすることで病気になりにくくなるということです。 しんわの丘ローズガーデンは、高遠町に事業所がある伸和コントロールズ株式会社が地域貢献事業として平成16年に整備しました。 毎年、6月と9月にバラまつりが行われていて、伊那市振興公社では「今年も、多くの人に足を運んでもらえるバラ園にしたい」と話していました。 バラの剪定作業は2月いっぱい行われることになっています。
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村の日に向け「村民の歌」合唱練習に熱
2月18日に行われる「南箕輪村の日」のイベントでの村民の歌の合唱披露に向け、有志による練習が始まっています。 29日夜には村公民館で練習が行われ、村内の有志およそ30人が参加しました。 元小学校の音楽教諭で当日、指揮をする小椋信子さんが指導にあたりました。 この日は、歌い出しの発声を重点的に練習していました。 小椋さんは「最初が一番肝心。口も目も大きく開けて、遅れないように大きな声で歌いだしてください」と参加者に呼びかけていました。 村文化団体連絡協議会は、昭和36年に村歌に制定された村民の歌を2016年、混声四部合唱に編曲して、2017年の村の日のイベントから村民有志による合唱で曲を披露しています。 練習は来月12日まで毎週月曜日の午後7時から村公民館で行われ、村内在住であれば誰でも参加することができます。
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上伊那 12月求人倍率1.97倍
上伊那の去年12月の月間有効求人倍率は、11月と同じ1.97倍でした。 月間有効求人数は4,815人、月間有効求職者数は2,449人で、12月の月間有効求人倍率は、11月と同じ1.97倍でした。 県は1.74倍、全国は1.59倍で、平成28年8月以降、17か月連続で県と全国を上回っています。 県内12の地域のうち、上伊那は飯山の2.05倍に次いで2番目に高い倍率となっています。 新規求人数1,650人に占める正社員の割合は39.4%で、県の38.1%を上回っています。 雇用情勢については「引き続き堅調に推移している」として、コメントを据え置きました。 来春卒業予定の新規高卒者の就職内定率は90.8%となっています。 若手の人材確保・育成に力を入れる企業が増えていて、ハローワーク伊那では、引き続きまだ就職が決まっていない生徒に対して個別支援に取り組んでいくとしています。
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「自宅から確定申告書作成を」 e-TaxをPR
2月16日から、平成29年分の確定申告が始まります。 30日は、自宅で申告書の作成ができるe‐TaxのPRイベントが、伊那市の伊那税務署で行われました。 イベントでは、南箕輪村を拠点に活動する男子バレーボールチームVC長野トライデンツの長田翼選手が、インターネットを使って申告書が作成できる「e-Tax」を体験しました。 「e-Tax」は、税に関する各種手続きを、インターネット利用して行える国税庁が運営するシステムです。 長田選手が体験したのは、医療費控除の明細書作成です。 今年から医療費控除の明細書を作成すれば、領収書の提出は不要となります。 パソコン画面の表示と職員の指示のもと文字や数字を入力し、およそ10分間で作成できました。 「e-Tax」は、国税庁HPの「確定申告書等作成コーナー」から利用できます。 平成29年分の確定申告は、2月16日から始まります。
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震災から7年 福島の現状を学ぶ
東日本大震災からまもなく丸7年となります。 福島の親子を伊那に招く活動をしている「伊那谷親子リフレッシュプロジェクト」は、福島の現状について学ぼうと、南箕輪村の村民センターで28日に勉強会を開きました。 話をしたのは、福島市で障がい者の支援活動をするNPO法人ファーム庄野の大越良二副理事長です。 震災の時は、福島市で福島第一原発近くの浪江や相馬地域から避難した人たちの支援をしました。 大越さんは、2014年に甲状腺がんと判り、全摘出手術をうけました。 福島では甲状腺がんについて、差別につながる心配から、身内にも隠している人が多いと話します。 勉強会を企画した「伊那谷親子リフレッシュプロジェクト」では改めて震災や原発事故について考えるきっかけにしてほしいと話していました。
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ドローンスクール開校
活用が広がっている小型無人機ドローンの知識や操作などを学ぶドローンスクール信州伊那校が、伊那市長谷で29日、開校しました。 ドローンスクールは、操縦技術者や資格取得者を養成しようと南信地域では初めての開校となります。 岡谷市や飯島町など南信地域から4人が受講しました。 29日は、デモフライトを見学したり、機体の構造や法律など基本的な知識を学びました。 伊那校の代表講師を務めるのは伊那市手良の蟹澤幸一さんです。 蟹澤さんはJUIDAに加盟するドローンスクールの講習を修了し、去年10月に講師として認定されました。 JUIDAは、ドローンの安全利用を進める企業や研究者でつくる組織で、国土交通省にも管理団体として認定されています。 空撮などで使われるドローンは、GPSや様々なセンサーなどにより安定して飛行できる機体が多くを占めますが、反面、事故の9割は、人による操縦ミスと言われています。 ドローンスクールは、2月2日まで5回行われることになっていて、30日から本格的にドローンを操縦することになっています。 受講者は、無人航空操縦技能資格を取得することができます。
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日本人孤児と中国人養父母に関する展示
終戦後中国東北部 旧満州に取り残された日本人孤児とその子ども達を育てた中国人養父母に関する展示が、29日から伊那市役所で始まりました。 会場には、中国人養父母がどのような思いで孤児を引き取り育ててきたのかについてまとめたパネルなど26枚が展示されています。 日本人孤児は、第二次世界大戦が終結した1945年に日本人が中国から撤退した際、現地に残されその後中国人に育てられたものです。 展示は、中国で養父母の支援活動をしている団体が作成したパネルを満蒙開拓平和祈念館が借り受け、長野県日中友好協会が県内各地で開いているものです。 展示を見ていたある女性は、「本当の愛とはなんなのかを考えさせられた」と話していました。 展示は2月2日金曜日まで伊那市役所1階ロビーで開かれています。 30日は、「満蒙開拓と中国養父母」と題した講演会が、午後2時から1階多目的ホールで開かれます。
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童謡や唱歌を楽しむ会
童謡や唱歌を楽しむ会が伊那市東春近の春近郷ふれ愛館で29日、開かれました。 童謡や唱歌を楽しむ会は、平成15年度から始まった東春近公民館の講座です。 講座では参加者が毎回、歌いたい曲を歌っています。 29日は、18人が参加し季節の童謡や唱歌を歌いました。
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天然スケートリンクで氷上運動会
漬物用の重石をカーリングの石にみたてて得点を競う氷上運動会が伊那市の伊那西スケート場で28日開かれました。 これは、スケート場を利用し冬のスポーツを楽しんでもらおうと伊那市体育協会スケート部が開いたもので今年で10回目です。 今年は、市内のスポーツ少年団やその保護者など14チームが参加しました。 競技は、1チーム4人で6メートル又は、10メートル先にある円をめがけ漬物用の重石を滑らせます。 円の中心に近いほど得点が高く、6つのコースを回りチームの合計点で順位を決めます。 目隠しをして投げたり、コースの途中がヘコミすり鉢状になっている場所もあります。 今朝の最低気温はマイナス10.2度と厳しい寒さとなりましたが、参加者は氷の上で競技を楽しんでいました。 結果は小学生の部は手良スポ少Aが、一般の部は手良スポ少Fが優勝しました。
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伊那地域 真冬日ならずも厳しい寒さは続く
27日の伊那地域の最高気温は1.8度と真冬日とはなりませんでしたが厳しい寒さは続いています。 27日の伊那地域の最低気温は平年より3度ほど低い-10.2度でした。 長野地方気象台によりますと厳しい冷え込みは28日にかけても続く見通しで道路や水道管の凍結に注意するよう呼びかけています。
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東西春近交流 子ども凧揚げ大会
天竜川をはさんだ伊那市の西春近と東春近の交流の機会にしようと、春近子ども凧揚げ大会が27日、天竜川河川敷で初めて開かれました。 大会には、西春近と東春近の小学生およそ60人と地域住民、あわせて150人が参加しました。 子どもたちは、自由に絵や文字を書いた凧を持ち寄り、凧あげを楽しみました。 このイベントは、伊那市商工会や西春近青少年育成会などで作る実行委員会が初めて企画しました。 西春近と東春近は、かつて両区の境にかかる旧殿島橋の上で綱引きで陣地を取り合う「春近どんぴちゃ祭り」を行っていましたが、平成18年豪雨で橋が崩れてからは両区での祭りは途絶えていました。 今回交流を復活させようと、それぞれの小学校に声をかけ、初めて企画されました。 また、天竜川河川敷は、地域住民が毎年環境整備を行っていて、有効活用につなげようという狙いもあります。 実行委員会では大会を盛り上げようと「西春近」「東春近」と書かれた縦1メートル30センチ、横1メートルほどの大凧を用意しました。 風が弱くなかなか飛びませんでしたが、最後には勢いよく大空に舞っていました。 大会では、ドローンを使って記念撮影をしました。 今後は、どんど焼きも開催するなど、活動を広げていきたいとしています。
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伊那北高校理数科 課題研究発表会
伊那市の伊那北高校理数科の課題研究発表会が27日、同窓会館で開かれました。 発表会では、2年生が8つのグループに分かれ、1年間の研究の成果を発表しました。 このうち、地学班は高校のテニスコートの表面の砂の性質を調べました。 研究では、テニスコートの滑りやすさは砂の形と関係があり、より丸い方が滑りやすいということがわかりました。 生徒は「コートの砂は、6割が砂岩・軽石・火山岩といった丸く割れやすい岩石で構成されているため、伊那北高校のテニスコートは滑りやすい性質ということがわかった」と話していました。 今井秀幸校長は「この学びを、理数科だけでなく将来的には伊那北高校全般に広げていきたい」と話していました。 会場には、生徒や保護者、入学を希望する中学生などおよそ200人が訪れ、発表に耳を傾けていました。
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この冬一番の冷え込み
26日朝の伊那地域の最低気温はマイナス10.6度と、この冬一番の寒さとなりました。 この寒さは強い寒気と冬型の気圧配置の影響で27日まで続くということです。 朝、JR伊那市駅前ではマフラーを首にまいたり帽子をかぶったりして職場や学校に向かう人の姿がありました。
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文化財防火デー 高遠閣で火災訓練
1月26日は文化財防火デーです。 伊那市教育委員会は、国の登録有形文化財の高遠閣で火災訓練を行いました。 訓練には、伊那市や高遠城址公園を管理する伊那市振興公社の職員など15人が参加しました。 訓練は、高遠閣の調理室から火が出て建物に燃え広がる恐れがあるとの想定で行われました。 火災が発生したことを消防署に通報すると、来館者役の職員を安全な場所に誘導していました。 文化財防火デーは、世界最古の木造建造物である奈良県の法隆寺金堂で昭和24年1月26日に火災が発生したのを契機に制定されました。 教育委員会では、高遠消防署と協力し高遠町の寺院などで訓練を毎年行っています。 消火栓を使った訓練では、「長い間使われていない場合、小石やサビが出る可能性があるのでホースをつなげる前に水を出すこと」などとアドバイスを受けながら、火災発見から消火までの一連の手順を教わっていました。 高遠消防署の武井修署長は「日ごろから火事にならないよう、予防消防に努めてほしいです」と話していました。 教育委員会では、火災に限らず不足の事態に対応できるよう今後も様々な訓練を行っていきたいとしています。
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まちなかJapan+コンサート28日に
東京で活動する若手の箏や尺八演奏家と地元で活動するグループによる「まちなかJapan+のコンサートが、今月28日に伊那市のいなっせで開かれます。 23日は、コンサートに向けた練習が伊那市内で行われました。 まちなかJapanは、東京を中心に活動する若手演奏家で集まるグループです。 指導には正派邦楽会、副家元の中島一子さんがあたっています。 正派邦楽会(ほうがくかい)は、全国に11支部あり、およそ1万8千人の会員がいるということです。 中島さんは、伊那市でも月に一度、教室を開いていて、今回は伊那の教室のメンバーが中心となりコンサートを計画しました。 当日は、3人の若手演奏家を招き合同演奏などを予定しています。 箏や尺八の独奏、童謡や唱歌の演奏の他、昔話をスライドに映しての演奏も企画しています。 まちなかJapan+のコンサートは、今月28日に伊那市のいなっせホールで午後2時から開かれます。 前売り券が2000円、当日券が2500円でいなっせ5階の生涯学習センターで販売しています。
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伊那地域最高気温ー0.6度
25日の伊那地域は、午前7時43分にマイナス7.2度を記録しました。 日中の最高気温もマイナス0.6度までしか上がらず、午後4時現在2日連続の真冬日となっています。 長野地方気象台によりますと、最高気温マイナス0.6度は、1年で最も寒い1月下旬から2上旬の気温をさらに下回る寒さだということです。
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雪で路面凍結スリップ・強風でトタン屋根がめくれる
22日の夜から降った雪の影響で路面が凍結し、伊那警察署管内では22日午後6時から23日午前10時までに、5件のスリップ事故が発生しています。 伊那警察署によりますと、いずれも物損事故で、けが人はいないということです。 今後も朝晩の冷え込みが予想されていて、伊那署では「走行中は車間距離をあけてスピードを出さず、時間に余裕をもった運転を心がけてほしい。」と話していました。
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アプリを活用して市街地の活性化
スマートフォン用の市民参加型アプリ「いなまち」を活用して伊那市の中心市街地を活性化しようという取り組みが始まっています。 通り町商店街にあるシェアオフィス・ネイバーシップには24日、高校生や大学生、主婦など15人が集まりアプリについて説明を受けました。 スマートフォン用の情報発信アプリ「irori(イロリ)」を活用した「いなまちアプリ」です。 伊那地域協議会の市街地活性化委員会といなまちアプリ実行委員会が中心となり去年10月から開発を行ってきました。 市民ライターを募り伊那市駅を起点に歩ける範囲のお勧めの街歩きやスポットなどを紹介してもらおうというものです。 いなまちアプリ実行委員会では、「幅広い年齢層の人たちに参加して欲しい」と呼び掛けています。 市民ライターの記事は3月頃から掲載していく計画です。 24日は、スマートフォンやタブレットを使った写真の撮り方講座が開かれ参加者が光の加減や構図、加工の仕方などを学びました。 25日も午前9時30分から、アプリの説明会や市民ライター向けの記事の書き方講座が開かれます。 いなまちアプリは「irori」をダウンロードし「いなまち」と検索するとホーム画面に移りイベント情報や店の情報などを見ることができます。 問い合わせワイルドツリー 0265-96-0438