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地元の伝統野菜 羽広菜かぶ収穫
伊那市の西箕輪小学校の4年生は、地域に伝わる伝統野菜羽広菜かぶを1日、収穫しました。 西箕輪小の4年すぎ組の児童は、伊那市教育委員会が進めている「暮らしのなかの食」事業の一環で羽広菜かぶを栽培しています。 1日は、学校近くの畑で収穫作業を行いました。 9月に種を蒔きましたが雨が多く芽が出なかったということで、畑をもう一度耕し、蒔きなおしたということです。 その後は、天候にも恵まれかぶは大きく成長しました。 羽広菜かぶは、西箕輪羽広を中心に昔から栽培されてきたもので信州の伝統野菜に認定されています。 普通のかぶより歯ごたえがあるのが特徴だということです。 収穫した60キロのかぶを学校に持ち帰り漬け込みが始まりました。 4年生の児童の祖父、林今朝文さんが指導にあたります。 縦に2つに切ったあと酒粕と味噌、砂糖を混ぜたものに漬け込みます。 林さんは、まんべんなく混ぜる事がポイントだと児童にアドバイスしていました。 漬けたかぶは、2週間ほど熟成させクラス全員で味わうということです。
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年末の交通安全運動はじまる
年末の交通安全運動が1日から始まり、伊那市役所前では日没の早めのライト点灯などを呼びかける街頭啓発が行われました。 啓発活動には、伊那警察署の署員や伊那交通安全協会の会員ら70人が参加しました。 年末のこの時期は日没が早くなり、また忘年会など お酒を飲む機会も増えることから、早めのライト点灯や飲酒運転根絶を呼びかけています。 今年、伊那警察署管内では11月30日現在で403件の交通事故が発生していて、4人が亡くなっています。 去年と比べて死亡した人は3人増えていて、亡くなった4人はいずれも高齢者です。 さらに4人のうち3人は、横断歩道付近を歩いていたところを走ってきた車と衝突しているということです。 年末の交通安全運動は31日まで行われます。
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あすから師走 しめ飾り作りピーク
あすから師走。 年の瀬を前に箕輪町沢の信州縁起物製作所では、しめ飾り作りがピークを迎えています。 30日は従業員10人ほどがワラを束ねたりおかめや小判などの縁起物を飾り付けていました。 信州縁起物製作所ではワラの刈り取りが終わった9月から作業が始まり今がピークとなっています。 出荷先は県内の北は白馬、明科、南は飯田からまでで地域によって形が異なる縄や飾り物に対応しています。 代表の大槻清子さんは各地のどんど焼きを見てまわりその地域のしめ飾りを覚えたといいます。 駒ヶ根などで作られる「おやす」はワラで細長い筒状の形を作り、この中に南天などを入れて飾るということです。 玄関に飾る「棒たれ」と呼ばれているしめ飾りは塩尻より北の地域は5本の「棒たれ」を吊るしその間に4枚の御幣を飾ります。 同じものでも下伊那は3本で2枚の御幣を飾るということです。 大槻さんは「この時期は毎年大変だが、みなさんに幸せが訪れるよう願いながら作業にあたっています。」と話します。 作業は12月下旬まで続きしめ飾りは県内の量販店に出荷されるということです。
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初級バーベキューインストラクター検定
バーベキューに対する正しい認識を持ち、手際よく炭をおこして焼くことができる初級バーベキューインストラクターの検定が30日伊那市の創造館で行われました。 検定は、手軽に楽しめるバーベキュー文化の普及を目指す日本バーベキュー協会が行っているものです。 バーベキュー協会の下城民夫会長による実技講習が行われ、火のおこしかたや肉の焼き方についての説明がありました。 下城さんは、「火を消すために水鉄砲を用意すると子供でも参加できる」「肉の断面をみんなに見せることでおいしさが共有できる」などと説明し、「バーベキューの楽しみは仲間とのコミュニケーション」だと話していました。 検定では筆記試験も行われ、合格発表は一か月後に行われます。
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信州高遠美術館でミュージアムウェデイング
伊那市観光株式会社が運営する高遠さくらホテルは、近くにある信州高遠美術館でのミュージアムウェディングを28日行いました。 信州高遠美術館で人前結婚式が行われ、伊那市出身の和田亮さんとさおりさんが永遠の愛を誓いました。 高遠さくらホテルが、高遠町の観光名所をPRし、思い出の場所にしてもらおうと企画したものです。 式には親族や友人が参列し、新郎新婦を祝福していました。 信州高遠美術館での挙式は、合併後4回目です。 さくらホテルでは、これまでにしんわの丘ローズガーデンでも結婚式を行っていて、今後は高遠城址公園や高遠閣でも企画していきたいということです。
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井上井月カレンダー 販売開始
幕末から明治にかけて伊那谷を放浪した俳人、井上井月の俳句と伊那谷の風景を合わせた来年用のカレンダーが完成し、販売が始まりました。 27日は、伊那市の創造館で記者発表があり、写真撮影を担当した高森町の写真家で井上井月顕彰会会員の唐木孝治さんらがカレンダーの説明をしました。 今年1月に亡くなった顕彰会の堀内功前会長の意志を会員らが実現しようと、堀内さんが会社の会長をしていた東京都の㈱協和に制作を依頼しました。 真筆集の中から12句を選び、写真は長年、伊那谷の風景写真をライフワークに取り組んできた唐木孝治さんが撮影しました。 見た人の印象が俳句と写真片方に偏らないようにグラデーションした構成で、俳句の書体や墨の濃さなどは真筆のものを忠実に再現しているということです。 顕彰会では、「家庭に飾ることで井月をより身近に感じてもらいたい」と話しています。 来年用の井上井月カレンダーは、伊那市の創造館・ニシザワBOOKS&CAFEいなっせ店・小林書店で、1部税込み1,620円で販売されています。
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造って学ぼう!建築木造構造模型
木造住宅の模型を造って建築について理解を深めるイベント「造って学ぼう!建築木造構造模型」が28日伊那市西春近の住まいDEPOで行われました。 イベントには20人ほどが参加し、5つのグループに分かれ木造住宅の模型を作りました。 このイベントは、長野県建築士会上伊那支部青年女性委員会が、建築について知ってもらい将来の職業選択のきっかけにしてもらおうと一般を対象に初めて行いました。 製作したのは木造二階建て住宅の20分の1の模型です。 柱と柱の間に斜めに入れる「筋かい」や、床に斜めに入れる「火打梁」も部品にあり、耐震性を高めていることがわかるようになっています。 イベントには高校生も4人参加していて、建築について理解を深めていました。 青年女性委員会は来月もさらに詳しい講座を開く予定です。
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最低気温-0.3度 今季初の氷点下
28日の伊那地域の朝の最低気温はマイナス0.3度で、今季初めての氷点下となりました。 中央アルプスの山頂には雪が積もり、冬の訪れを告げています。 28日の伊那地域は朝から晴れ、放射冷却により最低気温が平年並みのマイナス0.3度まで下がり、今季初の氷点下となりました。 長野地方気象台によりますと、これから徐々に気温が下がり、冬らしさも増していくということです。
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ハッチョウトンボが見られる新山トンボの楽園で整備作業
日本一小さなトンボと言われているハッチョウトンボが生息する伊那市富県新山のトンボの楽園で23日、整備作業が行われました。 作業には、地元有志でつくる新山山野草等保護育成会の会員などおよそ50人が参加しました。 トンボの楽園では、毎年5月から8月にかけて日本一小さいと言われている1円玉程の大きさのハッチョウトンボを観察することができます。 整備作業は春と秋の年2回で今日は草刈りなどを行いました。 ハッチョウトンボの発生には湿地が不可欠で、年間を通して山から湧き出た水が綺麗な状態を保てるように環境整備をしているということです。 保護育成会の筒井弘事務局長は「来年もハッチョウトンボが多く見られるよう協力して整備をしていきたい」と話していました。 来年の春には木道の整備を行う予定です。
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箕輪町 移住パンフレット作成
箕輪町が移住者向けに作成したパンフレット「ほどほどの田舎ぐらし」が完成しました。 パンフレットは、箕輪町の自然や生活などを知ってもらい移住に繋げようと作成したものです。 町の地図の他、実際に移住してきた3家族にインタビューした記事も掲載されています。 タイトルの「ほどほどの田舎ぐらし」は、自然豊かで住みやすい環境の中でも買い物や子育てには不便しないという意味が込められているということです。 箕輪町の移住パンフレットは、役場2階の「みのわの魅力発信室」や、県内外の観光・宿泊施設などに2,000部配布する予定です。
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10月有効求人倍率1.33倍 全国・県の平均2か月連続上回る
上伊那の10月の月間有効求人倍率は1.33倍で、前の月を0.04ポイント上回りました。 全国は1.24倍、県は1.28倍で、2か月連続全国と県を上回りました。 新規求人数は1,684人、新規求職者数は702人で、上伊那の10月の月間有効求人倍率は9月を0.04ポイント上回る1.33倍でした。 全国は1.24倍、県は1.28倍で、2か月連続全国と県を上回りました。 新規求人数は、平成18年8月以来1,600人を超えました。 ハローワーク伊那では、リーマンショック直前の水準に戻りつつあるとしています。 雇用情勢については「一部に弱さが見られるものの、着実に改善が進んでいる」としてコメントを上方修正しました。 また来年春高校卒業予定者の内定率は、84.6%で、去年の同じ月を0.5ポイント上回りました。 ハローワーク伊那では「高校生の採用を積極的に受け入れる企業が増えてきているので、引き続きマッチングに力を入れていきたい」としています。
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伊那地域最高気温6.4度 12月下旬並みの寒い一日粉雪舞う
27日の伊那地域の日中の最高気温は6.4度で、12月下旬並みの寒さとなりました。 上伊那地域でも粉雪が舞い、山沿いでは雪化粧が見られました。 この日の伊那地域の最高気温は6.4度と12月下旬並みの寒い一日となりました。 長野地方気象台によりますと、むこう1週間の気温は平年並みに戻るということです。
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防犯ポスター駅前交番に
伊那市境の漫画家、橋爪まんぷさんは、来年の干支サルを題材にした防犯ポスターを作製し、27日伊那市駅前交番に寄贈しました。 交番前でまんぷさんから駅前交番の内山裕生所長にポスターが手渡されました。 ポスターには、今年の干支羊の「犯罪が去る」来年の干支サルの「地域を守るコンサルタント」のセリフが入り、「防犯にみんなで参加明るい街づくり」とうたっています。 ポスターはいなっせに12月1日から掲示されます。 さらに今回は、アルプス中央信用金庫がポスターの複製20枚を作製し、交番に贈りました。 これらは伊那署管内の交番に配布されることになっています。 橋爪さんのポスターの寄贈は平成19年から行われていて、今回で9作目となります。
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「すばる星の会」結成20周年写真展
伊那天文ボランティア「すばる星の会」の結成20年を記念した写真展が25日から伊那市の伊那図書館で開かれています。 すばる星の会は、彗星の観察会を上伊那で開こうと平成8年に天文愛好家により結成されました。年間を通じて一般や子供達を対象にした観察会を上伊那各地で開催しています。 今回は結成20年の節目を迎えた事を祝い、改めて多くの人に伊那谷の星空の美しさを知ってもらおうと写真展を企画しました。 展示されているのは、結成のきかっけとなった、平成9年に撮影された彗星の写真や平成24年に観察された太陽が月に隠れてできる金管日食など、およそ40点です。 代表の野口輝雄さんは「今後も観察会を通して上伊那の星空の美しさをピーアールしていきたい」と話していました。 この展示会は29日まで伊那図書館で開かれています。
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小学生がデザイン
伊那市西町の廃棄物処理業、那須屋興産は、小学生がデザインした絵を車両の左右に書いたパッカー車を18日にお披露目しました。 パッカー車は、地域や事業所から出る資源物を回収する車で、車両の更新にあわせて小学生がデザインした絵を新たに左右に書きました。 那須屋興産では、平成14年からこうした取り組みを進めていて、今回で4台目です。 車両の右側は、西春近北小の4年まつ組の児童が書いた絵です。 池上裕平常務は、「みんなのメッセージをのせて走ります。いろいろな人に思いが伝わるよう見守ってください」と子どもたちによびかけていました。 車両左側は、伊那小3年勇組の児童が書いた絵です。 大事に育てているヤギの絵が描かれています。 那須屋興産では、「地域の将来を支えてくれる子どもたちにリサイクルや環境保全への思いを絵にしてもらい、地域に発信していきたい」と話しています。 感謝のしるしに両校には図書券が贈られたほか、子どもたちには、リサイクルされた鉛筆とノートが手渡されました。
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タニタ食堂の管理栄養士が箕輪町で講演
カロリー計算や塩分コントロールなど、栄養バランスのとれた社員食堂のメニューが注目されている東京都の健康測定機器販売メーカータニタによる講演が、21日、箕輪町文化センターで行われました。 講演は、箕輪町の40歳から74歳までを対象とした健康づくり教室「みのわ健康アカデミー」の10周年を記念して行われたものです。 タニタの社員食堂は、カロリー計算しながら一汁三菜の食事でバランスよく栄養を摂取できるなどとして、テレビや雑誌に取り上げられ、注目を集めています。 21日は、管理栄養士の堀田幸代さんが「500キロカロリーで満腹になる定食のコツ」をテーマに話しをしました。 掘田さんは、「健康管理のポイントとして、図る→分かる→気づく→変わる のサイクルを紹介し、1回転で終わるのではなく何回も繰り返すことが重要」と話していました。 21日は他に、塩分を三分の一に控えたメニューの紹介や、体力測定が行われました。 みのわ健康アカデミーは、早いうちから健康づくりの習慣を身に着けようと平成17年度に開校しました。 10年間で451人が卒業し、今年は11期生35人が所属しています。 体力の向上以外にも、卒業後の医療費の減少といった効果が表れているということです。
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高遠城址公園 冬支度
伊那市高遠町の高遠城址公園では本格的な冬の到来を前に、桜の冬支度が始まっています 25日の伊那市内の日中の最高気温は9.5度までしか上がらず、12月上旬並みの寒さとなりました。 伊那市高遠町の高遠城址公園では、桜守の西村一樹さんら3人が本格的な雪を前に公園内の桜の冬支度を行っていました。 冬支度は、毎年11月中旬から始まり、枯れた枝を払ったり伸び過ぎた枝を剪定し切り口には枝が腐らないよう殺菌防腐剤が塗られていました。 これは、雪の重みで枝や幹が傷まないように行われているもので、来年の春、花を咲かせるために欠かせない作業です。 公園内には、およそ1500本の桜があり支柱が腐った物は新たな物に取り換えるなど作業が進められていました。 高遠城址公園での作業は、来月まで行われます。
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白山登窯で伝統の高遠焼
伊那市高遠町伝統の高遠焼の窯、白山登り窯での年に1回の窯焼きが21日から3日間行われました。 今年は500点を焼き上げました。 陶芸家でこの道14年の浦野真吾さんです。 浦野さんの祖父で師匠の唐木米之助さんが亡くなってから2回目の窯焼きとなります。 白山登窯は1000点以上の焼き物を同時に焼くことができ、年に1度、焼き物の数が揃った時期だけ使われる窯です。 登り窯は幅3メートル、山の斜面に沿って4段に連なり余熱が下から上に上がっていくようになっています。 21日の朝火入れをし、2日目の22日は、煙の出方や温度などを見て調整しながら薪をくべていきました。 夜8時を過ぎると窯の温度は1000度を超えました。 今年は、壺や皿など500点を焼いたということです。 江戸時代から伝わる高遠焼きは、元々高遠城に水を引くための土管を作ったのが始まりとされています。 火を入れてから4日目の24日、窯の近くにいくとまだ熱さが伝わってきます。 浦野さんは、窯の中の温度が下がらないよう焚口などを塞いでいました。 温度が急激に下がりすぎると作品にひびが入ってしまうということです。 ゆっくり冷ませた後、12月の上旬に作品を取り出すということです。
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南部保育園の園児がかいご家の畑で大根を収穫
南箕輪村南部保育園の園児が、田畑の宅幼老所かいご家の畑で24日大根を収穫しました。 24日は年長園児35人とかいご家のスタッフが施設近くの20アールの畑で大根を収穫しました。 地域との交流を深めようとかいご家が園児を招いて毎年行っています。 今年は、8月に園児と一緒に初めて種まきもました。 間引きや草取りなどの手入れはかいご家の利用者が行ってきたということです。 今年はいつもより太く長く育ったということで、園児は苦労して運んでいました。 かいご家では、「利用者の張り合いにもなるのでこれからも交流を続けていきたい」と話していました。 園児は1人2本をお土産として持ち帰りました。
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5週連続そばイベント 去年を上回る
伊那市が信州そば発祥の地をPRしようと行った5週連続のそばイベントは、去年を3600食を上回る1万3000食だったことがわかりました。 24日開かれた定例記者会見で白鳥孝市長は「イベントが定着しつつある」と述べました。 伊那市では10月18日から5週連続でそばイベントを行ってきました。 今年は、去年よりおよそ3600食多い1万3000食が販売されたということです。 白鳥市長は、天候に恵まれたことや西春近のイベントが加わったことなどを主な要因に上げました。 また、伊那市役所の職員有志で歴史や技術を学ぶそば愛好会を12月にも立ち上げる計画で、伊那市では「さらにイベントを定着させて信州そば発祥の地をPRしていきたい」としています。
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上伊那年金受給者協会が高齢者のための福祉講座
年金受給者などでつくる上伊那年金受給者協会は、高齢者のための福祉講座を、伊那市のいなっせで、19日に開きました。 3年に1度開かれている講座で、会員160人が参加しました。 上伊那年金受給者協会は、安定した国の年金制度を守ってもらう事を目的に活動している全国組織で、県内には地域ごと6つの協会があります。 この日は、伊那年金事務所から受給の仕方や遺族年金などの話を聞いた後、福祉講座として認知症について講演がありました。 講師は伊那保健福祉事務所の田中由嘉里さんがつとめました。 田中さんは健康寿命を延ばすためにも認知症予防が必要と話し、予防策として「脳を健康にするためにウォーキングや水泳などの有酸素運動をしましょう」と呼びかけました。 上伊那年金受給者協会の黒河内将裕協会長は「会員どうし親睦を深め団結を図るきっかけにしていきたい」と話していました。
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みはらしファーム羽広菜まつり
伊那市西箕輪中条の畑でみはらしファーム羽広菜まつりが開かれ訪れた人たちが収穫作業を体験しました。 羽広菜まつりは信州の伝統野菜に認定されている羽広菜かぶを知ってもらおうと、みはらしファームが行ったものです。収穫した羽広菜かぶを量り売りするもので1キロ110円と市価より安く販売されました。 訪れた人達は、広さ10アールの畑に入ると、葉や茎をみて株の出来がよさそうな物を見つけ、楽しみながら収穫作業を行っていました。 広さ20アールの別の畑では、野沢菜の収穫も行われました。 野沢菜を収穫したある家族は「これから家に帰って漬け込み作業です。 美味しく漬かるようもうひと頑張りです」と話していました。 野沢菜は1キロ60円とこちらもお手頃価格ということもあり畑は一日賑わっていました。
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エコチルフェスティバル 進捗状況を報告
環境省が進めているエコチル調査の進捗状況などを報告するエコチルフェスティバルが21日、伊那市のいなっせで開かれました。 エコチル調査は、生活環境と子どもの健康の関連について調べようと2011年から始まりました。 長野県では上伊那が対象地域になっていて、調査は子どもが13歳になるまで行われます。 エコチル調査甲信サブユニットセンター長で信大医学部の野見山哲生教授が進捗状況を報告しました。 上伊那では現在2,606人の母親が調査に参加しています。 調査によりますと、母親の喫煙は、妊娠初期の喫煙率は全体の5%だったのに対し、子どもが1歳6か月の時は全体の8%と増加していて、妊娠を機に喫煙をやめた人の再喫煙が問題になっているということです。 山梨県の調査結果によりますと、妊娠中の喫煙と子どもの肥満については、喫煙している方が5歳児の時点でおよそ4倍肥満になりやすいとしています。 野見山教授は「長期にわたる調査なのでこれからも協力をお願いしたい」と話していました。
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商売繁盛願うえびす講祭 宝投げにぎわう
商売繁盛や五穀豊穣を願うえびす講祭が21日、伊那市西町の恵比寿神社で行われました。 えびす講祭りは、神社ができた大正時代から続く恒例行事で、住民有志でつくるルネッサンス西町の会が行っています。 午後5時から行われた宝投げでは、景品の交換券入りの餅が投げられ、訪れた人たちでにぎわっていました。
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みのわ太鼓ジュニアの中高生3人が太鼓検定1級に合格
箕輪町の太鼓クラブみのわ太鼓ジュニアに所属する3人は、日本太鼓財団の太鼓技術検定1級に合格しました。 一級に合格したのは、伊那弥生ヶ丘高校2年の山邊翔くんと箕輪中2年の舞さん兄妹、同じく箕輪中2年の赤羽希海くんの3人です。 20日は、箕輪町役場に3人が訪れ、白鳥政徳町長に報告しました。 検定は、1級から5級まであり、合格者合わせて9千人のうち1級はおよそ160人で、1級を取得するには5級から始めて合わせて8回の講習を受ける必要があります。 3人は、9月13日に宮城県で行われた講習会を受講し、認定されました。 役場ホールでは、最年少での合格となった山邊さんと赤羽くんが大太鼓検定の課題曲「韋駄天」を演奏しました。 白鳥町長は、「大人になっても太鼓を続けて、次の世代に繋げていってほしい」と更なる活躍を期待していました。 3人は、「これからも、聞いてくれた人が感動する演奏をしていきたい」と話していました。
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中心市街地でそば1,000人前を振る舞うイベント
伊那商工会議所青年部は、信州そば発祥の地のPRと地域活性化を目的に、1,000人分のそばを振る舞うイベント「街なか新そば祭り」を、21日、初めて行われました。 会場となった伊那市のセントラルパークには、昼前から長い列ができていました。 イベントは、中心市街地で新そばを提供し、気軽に信州そばを味わってもらおうと、青年部が初めて開きました。 そばは、青年部のメンバー自ら打ったもので、千人分が用意され、無料で提供されました。 また、手作りの屋台には青年部庵とかかれたのれんが垂れ下がり、雰囲気を演出していました。 他にも、ニジマスの塩焼きや豚肉の炭火焼きも振舞われ、訪れた人は早速味わっていました。 イベントでは、そばの大食い企画も実施されました。 15分間にどれだけ食べられるかを競うもので、小学生5人が参加しました。 それぞれ通常の量の倍のそばが用意されましたが、おかわりの手があがっていました。 結果は僅差の判定となりました。 イベントでは他に、伊那西高校の生徒による書道パフォーマンスも行われ、会場を盛り上げていました。 青年部では、来年以降も継続していきたいとしています。
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い~なガイドの会 環境美化活動
伊那市観光ボランティアガイド、い~なガイドの会は伊那市高遠町の高遠城址公園で環境美化活動を20日、行いました。 い~なガイドの会は現在41人の会員がいて市内の観光名所の案内をしています。 20日は、もみじ祭りなどのイベントがひと段落したことから高遠城址公園内の環境美化活動が行われました。 メンバーは、グループに分かれゴミを拾ったり落ち葉を集めたりしていました。 会長の湯澤敏さんは「さらに高遠城址公園の桜について勉強しより良いガイドをしていきたい」と話していました。 20日は、さくらまつり期間中に行ったワンコインガイドの収益の一部で購入したデジタルカメラを桜の保護に役立ててもらおうと桜守に寄贈しました。
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税の申告と納税に功績があった人を表彰
税の申告と納税に関して功績があった人を顕彰する税務署長納税表彰式が、13日に行われ、受彰した3人に賞状が手渡されました。 受彰したのは、辰野町の一般社団法人伊那法人会副会長の飯澤和也さん、飯島町の伊那間税会理事の下平陸昭さん、中川村の伊那地区納税貯蓄組合連合会副会長の小池勇さんの3人です。 この他に租税教育推進校として駒ヶ根市の東伊那小学校に感謝状が贈られた他、税についての作文で5人が表彰されました。 上條行夫伊那税務署長は、「税務の取り巻く環境はグローバル化、ICT化に伴い大きく変化している。今後も理解と協力を賜りたい」と感謝していました。
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高遠北小児童が高遠そば作りに挑戦
伊那市高遠町の高遠北小学校の児童は4月から地元名物「高遠そば」について学習してきました。 20日は、この秋収穫したそば粉を使って、そば打ちをしました。 これは、伊那市教育委員会が今年度進めている「暮らしのなかの食」事業の一環で行われたもので、高遠北小学校では全校児童が高遠そばを学習しています。 高遠そばは、辛み大根をおろしたものと焼き味噌を混ぜた辛つゆで食べるのが特徴です。 1~2年生が大豆、3~4年生が辛み大根、5~6年生がそばと内藤唐辛子を栽培しました。 20日は、5、6年生の児童がこの秋に収穫したそば粉でそば打ちをしました。 児童は、これまで2回に渡って地元のそば打ち名人から指導を受けてきたということで、手際良くそばを打っていました。 調理室では、学校近くの畑で収穫した辛み大根をおろしたり、焼き味噌づくりが行われていました。 スタートしてから1時間、およそ130人前のそばが完成し、鍋でゆでました。 ランチルームには教育委員会、地域の人たちが訪れ、児童と打ちたてのそばを味わいました。 高遠北小学校では、12月に児童が年越しそばを打つということです。
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上伊那平和のつどい 12月6日に開催
安保関連法に反対する住民有志で組織する2015上伊那平和のつどい実行委員会は、12月6日に、伊那文化会館で平和のつどいを開きます。 19日は、実行委員会が、伊那市役所の記者室で会見を開きました。 つどいでは、九条の会事務局長で東京大学大学院教授の小森陽一さんが、「憲法と民主主義が生きる日本へ」と題して講演するほか、子育て世代や高校生、安保関連法に反対する政党などによるリレートークが行われる予定です。 上伊那平和のつどいは、上伊那原水協と上伊那母親大会連絡会が、共同で毎年開いています。 安保関連法の廃止を求めて、活動を広げようと、今年は各種団体に声をかけ、50の団体と個人で実行委員会を立ち上げました。 実行委員会では、大ホールを埋める1000人の動員を目標としています。 なお会場では、安保関連法の廃止を求める署名活動を行うということです。 上伊那平和のつどいは、12月6日(日)午後6時45分から、伊那文化会館大ホールで開かれます。参加協力料は、1000円となっています。