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伊那市民プール利用者1,330人増加
今年の伊那市の市民プールの利用人数は、去年と比べ1,130人増加していることがわかりました。 伊那市教育委員会によりますと、今年の伊那市民プールの利用人数は16,498人で、去年と比べ1,130人増加しています。 高遠スポーツ公園プールの利用人数は10,602人と去年と比べ1,324人増加しています。 伊那市教育委員会では、今年は夏場に気温が高い日が多かったことが利用者の増加につながったものとみています。
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狼煙リレーで伊那谷がつながる
戦国時代に活用されていたとされる煙を使った通信手段「狼煙」をつなぐリレーが9日行われ、下伊那から箕輪までが狼煙でつながりました。 伊那市の西春近北小学校の校庭には地域住民50人ほどが集まりました。 午前9時半、西春近の物見や城から狼煙が上がると、ワラに火をつけ、狼煙台に点火しました。 戦国時代の武将、武田信玄は伊那谷に狼煙のルートをつくり、情報を伝達していたといわれています。 狼煙リレーはそのルートを再現しようと飯田・下伊那の公民館などでつくる武田信玄狼煙会が2008年から始めたもので、今年は下伊那の根羽村から箕輪町まで14市町村で行われました。 西春近自治協議会では地域の歴史を学び伝えていこうと3年前から狼煙リレーに参加しています。 7日は終点の箕輪町まで無事つながったということです。 狼煙リレーは山梨県までつなげることを目標にしているということです。
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高遠城下まつり
高遠城下まつりが7日伊那市高遠町の中心市街地で行われ、訪れた人でにぎわいました。 まつりでは、中心部を通る国道361号が歩行者天国となり、ふるまい餅が配られました。 高遠城址公園近くで狼煙があがると高遠北小学校の児童による「孤軍高遠城」が披露されました。 孤軍高遠城は武田信玄の五男・仁科五郎と織田軍との戦いを表現した舞です。 4年生から6年生までの33人が、夏休み前から練習をしてきたという舞を披露しました。 ステージが設けられたおまつり広場では、高遠太鼓保存会と高遠中学校による高遠太鼓などが披露されました。 本通りには飲食の露店も並び、多くの人でにぎわっていました。
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絵島の法要
江戸時代、伊那市高遠に流され生涯を終えた大奥の女中「絵島」を偲ぶ法要が7日蓮華寺で行われました。 今年で273回目となる法要には30人ほどが参列し、蓮華寺にある絵島の墓に花を手向けました。 絵島は7代将軍家継の母に仕えていた大奥の女中です。 絵島は、幕府内の権力争いに巻き込まれ、絵島生島事件の罪人として高遠に流され、一生を終えました。 絵島の恋仲と言われる歌舞伎役者の生島は東京都三宅島に流されました。 法要には、絵島・生島の縁で友好提携をしている三宅島から櫻田昭正三宅 村長も参列しました。 参列した人たちは、絵島を偲び、冥福を祈っていました。
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電話応対コンクール
電話応対のレベルを高め企業のイメージアップにつなげようと、6日伊那市で電話応対コンクール伊那・駒ヶ根地区大会が開かれました。 大会には、上伊那地域の11の事業所から30人が参加しました。 コンクールは、参加者が仙台市内にあるツアー会社の社員になり、キャンペーンで日帰りバスツアーに当選した人から招待以外の息子や母も参加したいという電話が入る想定です。 参加者のうち、ルビコン株式会社の白澤莉香さんは、相手の話を聞いてはきはきと的確な受け答えをしていました。 白澤さんは入社2年目で製品の検査をする部署で働いているということです。 競技を終えて白澤さんは、「普段電話応対はあまりない部署ですが、コンクールを通じて勉強になることが多かった」と話していました。 審査の結果、伊那食品工業の久保田絢さんが優勝しました。 久保田さんを含む上位4人は10月に行われる県大会に出場することになっています。 コンクールは、公益財団法人日本電信電話ユーザ協会が毎年開いているものです。
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「写遊学舎」3回目の写真展
伊那市内の写真愛好家でつくる「写遊学舎」の写真展が4日から、伊那図書館で始まりました。 写遊学舎は、上手い下手ではなく、「写真で遊んで学ぶ」をテーマに活動していて、3年前から毎年写真展を開いています。 会場には、会員6人と特別会員の近作、およそ72点が展示されています。 作品は、会員一人ひとりがテーマを決めて出品していて、被写体や撮影方法にこだわっているということです。 事務局螺良徹さんは、「上手いか下手かはわかりませんが、作品を見て何かを感じ取ってもらえたら・・」と話していました。 訪れた人は、「作品を見ると作者の思いが伝わってくる、自分でも写真を撮ってみようと思う」と話していました。 写遊学者の写真展は、9月12日木曜日まで、伊那市の伊那図書館で開かれています。
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県代表として箕輪中合唱部 関東甲信越ブロック出場へ
7日に埼玉県で開かれる第80回NHK全国学校音楽コンクールの関東甲信越ブロックに出場が決まっている、箕輪町の箕輪中学校合唱部の壮行会が3日、中学校で開かれました。 合唱部は先月24日に岡谷市で開かれた長野県大会で金賞に選ばれ、県代表として初めて出場します。 3日は、自由曲の「この楽器を」を全校生徒に披露しました。 コンクールは7日に埼玉県で開かれ、関東甲信越地方から16校が出場します。
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舞踊家田中泯さん15日に伊那市で舞踊を披露
9月14日から幕末から明治にかけて伊那谷を放浪した俳人井上井月のイベントが始まります。 15日に、舞踊家田中泯さんが井月の知られざる心の内を舞踊で表現します。 3日は伊那市のいなっせで映画「ほかいびと」の監督を務めた北村皆雄さんと主役を務めた田中泯さんがイベントの概要などについて説明をしました。 田中泯さんは映画「ほかいびと」で、幕末から明治にかけて伊那谷を放浪した俳人、井上井月の役を務めました。 田中さんは世界的に知られている舞踊家として活動しています。 日本はもちろん世界各地で舞踊やオペラ、演劇などの振付、演出などをこなしています。 ソロダンス公演は世界各地で2000回を超えているということです。 国内外で数多くの賞を受賞しています。 田中さんは関連イベントの中で井月のしられざる心の内を舞踊で表現するということです。 田中さんは「今回の踊りは大変珍しく誰でも知っている唄が音楽として聞こえてくる。見るには損のない舞踊になっている」と話していました。 田中泯さんによる舞踊公演は15日、日曜日いなっせ6階ホールで行われることになっていて前売り券1000円となっています。 千両千両井月さんまつりと題したイベントは井上井月を一般の人にも知ってもらおうと9月14日から22日まで中心市街地で行われます。 期間中は映画「ほかいびと」の上映やシンポジウム、俳句大会などが予定されています。
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オレオレ詐欺未然に防ぎ感謝状
オレオレ詐欺を未然に防いだとして3日、伊那警察署から長野銀行箕輪支店に感謝状が贈られました。 3日は、長野銀行箕輪支店支店長の北原昭彦さんが伊那警察署の青木辰夫署長から感謝状を受け取りました。 先月8日に、箕輪町に住む80歳の女性から「定期預金を解約し600万円をおろしたい」と申し出がありました。 しかし、行員が高齢者の多額の現金の払い戻しを不審に思い、女性の自宅へ行き事情を聞いた所、詐欺だと分かり未然に防ぐことが出来ました。 伊那警察署管内の今年に入ってから7月末までの特殊詐欺による被害は8件で、被害額は4500万円にのぼるということです。 伊那署によると2日から3日にかけて「株をやって損をした」「取りに行くからお金を用意して欲しい」などの不審電話が市内で連続発生しているということで「不審な電話だと思ったらまずは警察に連絡して欲しい」と呼びかけています。
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セジュール1周年感謝フェア
不登校などの悩みを抱えた若者と地域をつなげる拠点施設セジュールが9月16日でオープン一周年を迎えます。 セジュールは、去年9月16日に伊那市のいなっせ北側の空き店舗を改装してオープンしました。 悩みを抱えた子供たちを支援する上伊那子どもサポートセンターなど16団体で構成する若者参加のまちづくり協議会が運営しています。 一周年を迎えることから店内には、これまでの活動などが紹介されています。 一階はドリンクなどを提供するカフェとなっていて現在、中学生から高校生までの10人が職場体験を行っています。 オープンから9月2日までの来客数はおよそ1200人ということです。 セジュールではオープン1周年を記念した作品展や講座などを予定しています。
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避難所に一泊 村で初の宿泊訓練
南箕輪村は8月31日、大地震発生を想定して村民が避難所に一泊する訓練を初めて行いました。 訓練は、村内で震度5強の地震が発生したとの想定で行われ、31日午後4時北殿公民館には避難所が開設されました。 南箕輪村では、避難所の生活を実際に体験する事により、万が一の事態に備えていこうと初めて宿泊訓練を実施しました。 訓練は、北殿区と北原区の2か所で実施され、両区合わせて30人余りが参加しました。 避難所では、停電や断水を想定して室内には灯光器が置かれ参加した人たちにはペットボトル入りの水や非常食が提供されました。 寝るスペースは、公民館の広間に縦横2.3メートル高さ1.8メートルのビニール製の布でできた仕切りを設置し、家族毎に別れ寝ました。この仕切りは、プライベート空間の確保や、授乳の時など他の人の目を気にせず行えるよう、村が昨年度100個購入したものです。 避難所を訪れた唐木一直村長は、「村として、住民の要望を聞きながら、避難所の設備を整えていきたい」と話していました。 1日午前6時、参加した人たちは起床すると、仕切りをかたづけていました。 今後村では、大規模の災害を想定し、村民体育館などより広い場所で、宿泊訓練を行っていきたいとしています。
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長谷地区孤立想定 伊那市総合防災訓練
伊那市は、大雨による土砂災害と大規模地震により長谷地区が孤立したとの想定で1日、総合防災訓練を行いました。 訓練は、超大型で猛烈な台風が伊那市を直撃すると予想される中、東海地震が発生し、橋の損壊や土砂崩落により道路が寸断され長谷地区が孤立したとの想定で行われました。 基幹避難所となった長谷小学校の体育館には、長谷地区全域からおよそ130人が避難しました。 午前9時、伊那市長谷の美和湖グランドには、伊那市内の医師4人を乗せたヘリコプターが到着しました。 これは、災害によりケガ人が多数発生する中、孤立した長谷に陸路では入れない事から、市が県に要請しヘリコプターで移送したものです。到着した4人は、基幹避難所となっている、長谷小学校に移動し、ケガ人の手当てを行いました。
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箕輪町地震総合防災訓練
9月1日の防災の日に合わせ、各市町村では防災訓練が行われます。 このうち箕輪町では31日、地震総合防災訓練が町内15地区一斉に行われました。 訓練は、東海地震と大雨による土砂災害などの複合災害を想定して行われました。 午前8時20分。 地震発生の可能性が高くなっているとの警戒宣言が発令され、その5分後には避難勧告が出されました。 箕輪町大出の大出コミュニティセンターには、住民126人が自宅から避難してきました。 常会ごと避難者の人数を確認すると自主防災組織の本部に報告していました。 午前8時45分、地震発生を知らせるサイレンがなると住民らは地面にしゃがんで頭を守る姿勢をとっていました。 避難者の人数と負傷者を把握すると、町が今年度運用を始めたデジタル防災行政無線を使って、役場に設けられた対策本部に報告していました。 各地区ではこの後、消防団の指導のもと初期消化や救護訓練が行われました。 他に、今回モデル地区となった木下区は、障害者や支援を必要とする人の為の福祉避難室を箕輪進修高校の体育館に開設しました。 住民らは仮設トイレの組み立て方や目の不自由な人への支援方法を学びました。 平澤豊満町長は「セーフコミュニティ国際認証都市として災害に強い街づくりを進めていきたい」と話していました。
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台風低気圧に変わるも注意
本州に近づいていた台風15号は31日未明に温帯低気圧に変わりましたが、南部では今夜からあすの明け方にかけて所により雷を伴う雨が予想されます。 長野地方気象台では、大雨、雷、突風に関する気象情報を発表し、土砂災害や低い土地の浸水などに注意を呼び掛けています。
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伊那警察署で地震総合防災訓練
伊那警察署は、防災週間初日となった8月30日、地震総合防災訓練を行いました。 署員の災害対処能力を向上させようと行われたもので、若手を中心に60人が参加しました。 庁舎内の消火栓を使用した放水訓練では、消火栓の使い方の説明を聞いた後、署の外にホースを延長して実際に中庭に放水をしました。 南側駐車場では、チェーンソーの操作訓練が行われました。 東日本大震災の時に被災地でも救助活動にあたった元県機動隊の中内巡査部長が、取り扱う際の注意点を経験に基づいて説明しました。 当時被災地では、防風林の木が散乱している状態でそれを取り除くためにチェーンソーを使用する機会が多くあったということです。 訓練では、停電時に信号を動かすことができる発電機や密閉された部屋やガス漏れ現場でも使用できる圧縮空気を利用した機器の説明もありました。 青木辰夫所長は、「万一災害が発生した場合は、警察が安全・安心のよりどころとなる。普段から準備をしていきたい」と話していました。
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趣味でひまわり油
伊那市荒井の唐木としえさんは、仲間と趣味で育てているひまわりを収穫し、油にするための種とり作業を行っています。 自宅に作業スペースを設け、効率よく種をとるために試行錯誤して考え出したという器具を使ってひまわりの種をとっています。 ひまわり畑は、小沢にあり、見ごろは過ぎて、収穫時期を迎えています。 趣味で油にしているということですが、毎年100キロ近い種から350ミリリットル入りのひまわり油が120本できるということです。 この油で卵焼きを作るとふっくらと仕上がるということです。
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松島神社で蚕玉祭・二十二夜祭
養蚕にちなんで産業の発展を願う蚕玉祭と五穀豊穣などを願う二十二夜祭が28日箕輪町の松島神社で行われました。 蚕玉祭には15人ほどが参加し、境内にある蚕玉神社で神事が行われました。 蚕玉祭は養蚕の神様である蚕玉様に感謝するお祭りです。 養蚕は日本の産業の基となったことから、今では製造業の発展を願い祭りが行われています。 28日は五穀豊穣などを月に祈願するとご利益があるとされる二十二夜祭も行われました。 境内には茅の輪が設置され、訪れた人たちは8の字を書くようにくぐりぬけていました。 紙で作った人形に名前などを書き、息を吹きかけて奉納する厄除けの形代(かたしろ)祈願もあり、訪れた人たちは無病息災を祈っていました。
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ラス・デュエンデスのフラメンコライブ
伊那市高遠町のフラメンコ愛好家でつくるラス・デュエンデスのフラメンコライブが25日、伊那市のいなっせで行われました。 ライブは結成5周年を記念して行われたものです。 ラス・デュエンデスは、フラメンコ舞踊家の羽生田由佳さんを中心に平成20年に伊那市高遠町で結成されたフラメンコサークルです。 メンバーは子どもから大人まで幅広く、上伊那を中心に諏訪や下伊那などから集まって活動しています。 羽生田さんは「大好きな信州で家族や仲間、地域の人との絆を大切にしながらフラメンコの情熱を伝え続けていきたい」と話していました。
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駒ヶ岳遭難事故から100年
1913年大正2年に発生した中箕輪尋常高等小学校の駒ヶ岳遭難事故から100年となりました。 箕輪町の箕輪中部小学校では27日、慰霊の日の行事が行われました。 27日の朝、全校児童が花を持って学校に登校しました。 箕輪中部小学校には、遭難の碑が建立されていて、児童たちは、花を手向け手を合わせていました。 この行事は、遭難事故を後世に伝えようと児童会が中心となり毎年事故があった8月27日に行われています。 駒ヶ岳登山の遭難は1913年大正2年の8月26日に今の箕輪中部小学校、当時の中箕輪尋常高等小学校で引率していた教師や児童37人のうち11人が犠牲となりました。 その後、上伊那教育会は遭難現場に、記念碑を建立しました。 27日は、全校児童700人が集まり命の大切さを考える会が開かれました。 会には、遭難犠牲者の遺族らでつくる偲岳会のメンバーも参加しました。 会では、委員会の代表児童が西駒遭難事故について話をしたり、2年生と4年生が命の大切さについて作文を発表していました。 また、5年生は命の歌を発表していました。 岡田誠校長は、「自分や仲間、生きているものを大切にすることが命を亡くした当時の人たちの思いに答えられると思う。これからも心を育てていきましょう」と呼びかけていました。
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守屋山の化石を市に寄贈
伊那市高遠町藤沢出身の守屋益雄さんが子どもの頃から高遠町の守屋山で集めていた化石およそ100点を伊那市に寄贈しました。 26日は伊那市創造館で寄贈式が行われました。 守屋さんは子どもの頃から家の近くの守屋山に登り興味を持っていた化石や岩石を集めていました。 その展示会が伊那市創造館で開かれたことから、貴重な資料として管理を市にしてもらいたいと、今回寄贈することにしました。 守屋山の化石はおよそ2千万年前のものといわれています。 その頃は海底でその後、海底火山で隆起したということでカキやハマグリなど貝の化石が多く見つかっています。 県の自然観察インストラクターも務めている守屋さんは「南アルプスの成り立ちを研究する資料として役立ててもらいたい。」と話していました。
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記憶を後世に 西駒ケ岳遭難から100年
中箕輪尋常高等小学校の西駒ケ岳遭難100回忌法要が25日、箕輪町の明音寺で行われました。 遭難事故は大正2年1913年8月26日に行われた西駒ケ岳登山で中箕輪尋常高等小学校の生徒らが暴風雨にあい、11人が犠牲になったものです。 法要は遭難犠牲者の遺族らでつくる偲岳会が行ったもので、会員のほか、町や学校関係者などおよそ50人が出席しました。 偲岳会では、毎年、慰霊祭や慰霊登山を行い遭難の記憶を風化させないための活動を行っています。 今年は百周年記念事業として会員や関係者がその記憶や思いを書いた記念誌が発行されました。 偲岳会の唐澤義雄会長は「発行された記念誌を読んでいると百年の歴史の重みを感じる。犠牲者の無言の教訓を肝に命じて生きていきたい。」と話していました。 偲岳会では会員の高齢化が進む中遭難の歴史が次の世代に語り継がれるよう務めていくとしています。
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どろんこフナ掴み大会
箕輪町公民館松島分館による、「どろんこ天国フナ掴み取り大会」が24日、箕輪町松島の田んぼで開かれました。 どろんこ天国は、自然体験活動として箕輪町公民館松島分館が10年前から毎年開いているもので、24日は松島区の園児や小学生、その保護者およそ70人が集まりました。 春先から育ててきたフナは4センチほどに成長していて、子ども達がどろだらけになって捕まえていました。 中には15センチ程のフナや鯉を掴む子どもがいて、大人たちから大きな歓声が上がっていました。 松島分館では、地区の子ども達の交流の場や親子が触れ合う機会として続けていきたいと話していました。
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大芝高原まつり多くの人で賑わう
伊那谷の夏を締めくくる南箕輪村の大芝高原まつりが24日行われ、出店や様々なイベントに会場は多くの人で賑わいました。 伊那地域は昨日の夕方から今朝までに46ミリの雨が降り祭りの開催が危ぶまれましたが、午前中には雨が上がり会場は多くの人で賑わいました。 「人と人とのつながりを求めて」をキャッチフレーズに始まった大芝高原まつりは、今年で28回目を数えます。 祭りでは、地元の各種団体による露店や、村のキャラクターまっくんにちなんだ商品を販売するブースなど、29店舗が並びました。 大芝湖では恒例のたらいレースが行われ、地元の中学や大学、一般などおよそ60人が参加しました。 たらいレースは、1チーム3人で一人ずつたらいに乗り順位を競います。 中にはなれないレースに悪戦苦闘する参加者もいました。 決勝戦は、去年優勝した伊那市のソフトボールチームと、信州大学の学生との一騎打ちとなりました。 他に、おまつりパレードには村内外からおよそ1200人が参加し、2006年にできた大芝高原音頭ニューバージョンを踊りました。 踊りには、村のイメージキャラクターまっくんも参加し祭りを盛り上げていました。 午後7時半からの花火大会では、58番組およそ800発が打ち上げられました。
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「あさみちゆき」コンサートの実行委員会 たかずやの里に寄付
今月10日に伊那市内で開かれた「あさみちゆき」コンサートの実行委員会は23日、伊那市富県の児童養護施設たかずやの里の移転、新築費用に役立ててもらおうと、13万円を寄付しました。 コンサート実行委員会の金澤幸宣代表がたかずやの里を訪れ、たかずや福祉会埋橋良和理事長にコンサートチケットの売上金の一部と、会場で募った募金、併せておよそ13万円を手渡しました。 埋橋理事長は、「子ども達の為に使わせていただきます。あさみさんにも是非一度、施設に遊びに来て欲しい」と話していました。
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卒業20年記念 春富中学校同窓会有志がたかずやの里へ寄付
平成4年度に伊那市の春富中学校を卒業した同窓会有志は、児童養護施設たかずやの里の移転・新築に役立ててもらおうと10万円を寄付しました。 22日、同窓会実行委員長の鹿児島洋一さんと、副実行委員長の倉田美穂さんがたかずやの里を訪れ、菅雄峰施設長に10万円を手渡しました。 今年卒業20周年を迎えた平成4年度の春富中卒業生は、記念の同窓会を今月11日に開きました。 節目の年に、地元のために何かしたいとの思いからたかずやの里への寄付を決め会場に募金箱を設置しました。 当日は100人が参加し、参加できなかったメンバーも含めて、10万円が集まったということです。 菅施設長は、「施設の子どもたちは春富中学校に通っているので、先輩の皆さんに思ってもらえる事がうれしい」と話していました。
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ちぎり絵作品展が開かれる
伊那市御園の中村早恵子さんが開く、中村早恵子御園教室のちぎり絵の作品展が、22日から伊那市西町の旧井澤家住宅で開かれています。 会場には四季折々の風景画を中心に、11人の近作44点が展示されています。 ちぎり絵に使われる和紙は、何層にも重ねられていて、様々なあじわいを出せるところが特長です。 作品は和紙をちぎったり、剥いだりして貼り合わせていくことで、色の濃淡や奥行のあるちぎり絵が出来るということです。 中村さんは「淡く、優しい、作者それぞれの味わいを感じて欲しい」と、話していました。 中村早恵子御園教室の作品展は、26日(土)まで伊那市西町の旧井澤家住宅で開かれています。
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17日連続30度以上
22日の伊那地域は、最高気温35.9度の猛暑日となりました。 7日から16日連続して30度以上の暑い日が続いていますが、長野地方気象台によると、明日あさっては前線が近づくため、まとまった雨が降り涼しくなるということです。
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ご当地スマートボールお披露目
伊那市のますみヶ丘の間伐材を使って製作したご当地スマートボールが14日、地元住民にお披露目されました。 スマートボールを製作したのは、ますみヶ丘の建築士と木工職人でつくる地域環境デザインMOCです。 子どもたちにますみヶ丘の自然や山林整備の必要性を知ってもらおうと製作したもので、地元の夏祭りで披露されました。 ボールを弾いて得点のスペースに入れて遊ぶもので、公民館やスケート場、神社などますみヶ丘の地図を再現しました。 材料は、ますみヶ丘のマレットゴルフ場で間伐したアカマツやカラマツなどが使用されています。 この日は、子どもや大人たちが実際に触れてスマートボールを楽しんでいました。 地域環境デザインMOCでは、「こうした遊具に地域の特徴を盛り込むことで子供や大人に楽しみながら地元への愛着を感じてもらいたい」と話していました。
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リニア 開業初年度利用者数重要
伊那市の白鳥孝市長は、リニア中央新幹線の開業を見据え、「県内の中間駅について、利用者を確保する事が、停車本数を決める。開業初年度の利用者数が重要」との考えを示しました。 これは、21日、市役所で開かれた定例記者会見の中で、考えを示したものです。 白鳥市長は「JR東海は東京、名古屋、大阪といった大都市を結ぶ事が本音。下伊那にできる駅を中心に地域振興を考え、開業最初度から利用者を確保し、停車本数を減らされないように利用する環境をつくることが大切」と話していました。 リニア中央新幹線は、JR東海が、14年後の2027年に、東京と名古屋間で開業を目指しています。この秋にも、具体的な駅の位置やルート、環境影響評価の結果案を示した準備書が公表される予定です。 白鳥市長は、「今から、地元の利用者、都市圏からの利用者を分析し、山梨や岐阜の中間駅とも結びつけ戦略を立てる事が必要」と話していました。
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箕輪町南小河内伝統「おさんやり」
箕輪町南小河内に伝わる伝統行事で、町の無形民俗文化財に指定されている「おさんやり」が16日に行われました。 午後4時半、40人の担ぎ手がお舟を持ち上げ、地区内およそ2キロを練り歩きました。 おさんやりは、区内流れる用水路「大堰(おおせぎ)」が天竜川とは逆に流れることが疫病の原因と考えられたため、その厄を払おうと始まったとされています。 途中、4か所の辻で民謡「ヨイソレ」を披露しました。 日が沈み、暗くなると堂(どう)の前(まえ)と呼ばれる広場に立てられた木のまわりを3周し、お舟を壊しました。 お舟の破片は、厄除けになるといわれ、各戸の玄関に1年間飾られます。 訪れた住民は、破片を拾い集めていました。