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駒ケ根市男女共同参画推進講座開講
駒ケ根市教育委員会は30日夜、07年度男女共同参画推進講座を駒ケ根駅前ビル・アルパで開講した。市民約40人が参加し、第1回の講義「子どもが育つ家庭づくり・地域づくり・まちづくり」を聞いた=写真。
講師は駒ケ根市教育委員会の中原稲雄教育長。中原教育長は子どもたちを取り巻く現状とその原因などを分かりやすく説明した上で「子育ては社会全体で考え、取り組んでいくものだ」と呼び掛けた。今年制定された「こまがね子育て10か条」も示し、子育てには良い環境づくりが大切だと強調した。
講座は11月8日までの全6回。9月13日に開かれる第2回講座以降、各界の講師による講義やワークショップなどが行われる。 -
かんてんぱぱガーデン山野草園内にあるそば処「栃の木」でそばを打つ
宮田村大原
有賀利夫さん(59)小学校4年生の時に招かれたおばさんの家のお建前で手打ちそばを振る舞ってくれたんだけど、「こんなにおいしいものがあるんだ」って感じた。その時からそばそばって騒いでいたね竏秩B
4月下旬に伊那市西春近のかんてんぱぱガーデン山野草園内にできたそば処「栃の木」でそばを打っている。そばは地元産のそば粉を石臼で粗くひいた「外二そば」。一口食べると口の中にそばの香りが広がる。
「そばを打つ工程は水回し、伸す、切るの3つ。一般的には水回しが一番難しいと言われているが、おれにとっては3つとも難しかった。今だって難しいけどね」と語る。
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そば打ちを始めたのは4年前。前々からやってみたいと思っていたが、最初の一歩を踏み出すきっかけとなったのは妻の後押しだった。
まずは直売所に手打ちそばを出している高森町の人に頼み込んでそば打ちの修行を開始した。しかし、食べるのは好きだが、そばを打った経験はない。手先が器用な訳でもなかった。
「『うまくいった』と思ったらもとに戻って、また『うまくいったかな』と思うと戻るの繰り返しだったけど、その都度得るものがあった。けど、いくらやってもそこで終わりってことはないね。うまいそばが食べたい一心だった」
修行を重ねる一方、自宅で打ったそばを直売所で販売するようにもなる。店頭に立って販売する日もあったが、「おいしかった」と買いに来てくれるお客さんの声が何よりも励みになった。
◇ ◇
栃の木でそばを打つようになって4カ月が過ぎた。ここでは自分で打ったそばをゆで、お客さんに出している。その中で、よりおいしくするための新しい方法も発見した。今はおいしい十割そばができないかと少しずつ試行錯誤を始めている。
「打つ時もゆでる時も、『おいしいそばを出したいな』って思いながらやっている。とにかく自分がそばが好きだから、そばを打つのも楽しい。75歳ぐらいまでそばを打って生計を立てていくことができたら、楽しいんじゃないかなって思うよ」
栃の木の営業時間は午前11時縲恁゚後3時(そばがなくなり次第閉店)。水曜日は定休日。 -
おでかけマップ(お店編)の作成開始
子どもと一緒にまちへ出かけてもらおう竏窒ニ伊那市子育て支援センターは(伊藤ちと世所長)29日、伊那市おでかけマップ(お店編)」の作成を開始した。子育て中の母親7人が集まり、どういう設備があれば子どもたちと訪れやすいかなどを話し合った=写真。
次世代育成事業の一環として昨年から取り組んでおり、実際に子育て中の母親に参加を募ることで、親同士の仲間づくりをしてもらうことも目的としている。
昨年は子どもと一緒に遊べる場所を示した「公園編」を作成したが、今年は子どもと一緒に気軽に訪れることができる店を示した「お店編」を作ることとなった。
集まった母親たちは、日常生活の中で感じていることや、訪れた店で困ったことなどを相談。「小さい子どもと一緒だと周囲を気にしてなかなか外食できない」といった声のほか、「座敷のあるお店があればいい」「女性用のトイレに子ども用の小さい男子トイレがあるといい」など、子育て中の母親ならではの意見が出た。
この日参加した唐木恭子さん(26)は「前の人たちが作った公園編は便利で、知ることも多かった。今度は自分の持っている情報をいろんな人に使ってもらえれば」と話していた。
マップは市内の子育て支援センターなどに置き、子育て中の母親らに使ってもらう。 -
少年指導委員による立ち入り補導活動
伊那署は1日夕、同署管内の少年指導委員5人とともに、伊那市、箕輪町、南箕輪村のゲームセンターとパチンコ店計4店で、立ち入り補導活動をした。少年らの健全育成に障害を及ぼす行為を防止するため、委員らは営業者に対して適切な指導をした=写真。
パチンコ店、ゲームセンターへは、抜き打ちの立ち入り補導をした。パチンコ店では、店内外に18歳未満・高校生の入店を禁止することを示した掲示があるか、営業許可があるかなどを確認した。
この日の活動で、補導対象となる少年らはいなかった。
少年指導委員は、無報酬。非行少年などの補導、営業者、成人などによる少年の健全育成阻害行為に対する注意、助言などの協力要請などを目的に活動する。 -
下古田長寿クラブで交通安全教室
箕輪町の下古田長寿クラブは24日、交通安全教室を下古田公民館で開き、交通安全の注意点を再確認した。
町交通安全協会の小林交石会長が講話。町内は65歳以上の高齢者がかかわる交通事故が多く、特に自宅から200メートルの範囲で発生していることを話し、注意点として▽自分の目の中に自動車が入ったら道路は横断しない▽夜間の運転は避ける▽運転時は早めにウインカーを出す▽夜出かけるときは反射材を身に付ける▽70歳以上は高齢者運転マークを自動車につける-などを挙げた。
昨年、長寿クラブで作った「ヒヤリマップ」を活用し、危険と思われる場所にシールを張って危険カ所を確認しあうことも勧めた。 -
箕輪町公民館リトミック教室・後期開講
箕輪町公民館の「おかあさんといっしょ!リトミック教室・後期」が29日、町文化センターで始まった。30組の親子がスキンシップを図りながらリズムに乗ってリトミックを楽しんだ。
ピアノに合わせて体を動かしたり、カスタネットや鈴を使ってリズム感覚を育てる入門講座。04年4月2日縲・5年4月1日生まれの子どもと保護者が対象で、辰野町で音楽教室を主宰する玉田恵美子さんが指導する。
子どもたちはお母さんと「ぎったんばっこん」をしたり、足の上に乗って飛行機のまねをしたほか、輪をハンドルに見立ててバスの運転手になって歩く、止まる、輪の中をくぐるなど、軽快なピアノの音に合わせて笑い声を上げながら元気いっぱいに体を動かしていた。 -
【記者室】搾りたての乳と子どもの学習
小学校の児童が酪農体験をした。「乳用牛に触っちゃおう」という企画で、牛とふれあい、乳搾りを初体験。乳が温かいことを驚きとともに知った▼牛が鳴いた、振り向いた。その一つひとつに反応する児童。「いつもの授業と表情が違う」という先生の言葉のように、本当に生き生きとして楽しそうだった▼残念だったのは、自分で搾った乳を飲めないこと。保健所などの許可の問題は理解できるが、少量でも搾りたての乳を飲む経験をさせてあげたい。牛乳の加工方法を学ぶことも大切だが、乳が子牛の命をはぐくんでいることも感じてほしい。それには紙パックの牛乳では無理。より生きた学習のために「駄目」ではなく、何かよい方法を考えていただけないものか。(村上裕子)
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輪っこはうすで伊那地域アマランサス研究会のアマランサスの種子、販売開始
アマランサスの生産、販売による地域活性化を模索する伊那地域アマランサス研究会(登内英雄会長)はこのほど、伊那市の障害者社会生活支援センター「輪っこはうす」(小池久美子所長)で、地元産アマランサスの種子の一部を一般に向けて販売し始めた。アマランサスの種子を一般に向けて販売するのは今回が初めて。アマランサスを地域に普及させることを目的としているほか、袋詰め作業を同施設の利用者が請け負ってもらい、収益の一部を賃金として還元していくことで障害者の雇用創出を図る。
同研究会ではこれまで、遊休農地の解消や観光資源、特産品の創出などを目的としてアマランサスの栽培、商品開発などを進め、生産技術の向上とともに販路拡大の方法を模索してきた。
今回販売窓口となる輪っこはうすは、イベントなどで試験的にアマランサスの商品を販売をした時にも販売を委託しており、今回の取り組みは障害者の雇用にもつながることから、種の販売を請け負うことを了承した。
今年は1トンの収穫を目標に栽培を進めており、業務用などとして出荷するもの以外を種として販売していくことを想定している。
鉄分やカルシウムなどが豊富に含まれるアマランサスは、ご飯に入れて一緒に炊いたり、パスタなどに和えて使うことができるという。
アマランサスの種子は一袋100グラムで300円。輪っこはうすのほか、現在はみはらしファームなどにも出荷している。
問い合わせは輪っこはうす(TEL76・6745)へ。 -
第55回長野県統計グラフコンクール第1次審査会開催
第55回長野県統計グラフコンクールの上伊那地区審査会が30日、伊那市駅前ビル「いなっせ」であり、応募総数581点の中から、県の2次審査へ進む38点が選ばれた=写真。
小学生から一般までを対象に県統計協会が毎年開催しているコンクールで、年齢別の5部門のほか、パソコン統計グラフの部の全6部門で作品を募り、テーマの斬新さ、資料の正確さ、全体のバランスなどを総合的に評価して各部門の上位数点を選出する。
今年は昨年より応募数が少なかったが、小学生を中心に作品が集まり、環境問題や食など、世間で注目されているテーマに取り上げた作品や、「地元で一番多い名字は」「伊那インター入り口の交通量調査」など、自分の住む地域に密着した事柄をテーマとした作品も目立った。
今回の審査で選出した作品は9月1、2日、伊那市のベルシャイン伊那店1階に展示する。
入選者は次の通り。 -
親子劇場がマックイベントを開催
マジシャンの気分を味わってみよう竏窒ニ26日、伊那おやこ劇場(春日伸子運営委員長)のイベント「みんなでチャレンジマジシャンになろう」が伊那市の伊那北地域活性化センター「きたっせ」であった。親子など約20人が集まり、それぞれ持ち寄ったマジックを披露した=写真。
同イベントは9月8日に開く第71回高学年例会「落語andマジック」の事前企画として開催したもの。今回は一足早くマジックを体験してみよう竏窒ニ、参加者に自分の知っているマジックを持ち寄ってもらったところ、一般からの参加もあった。
集まった子どもたちは、トランプを使って相手の年齢を当てるマジックや封筒のを開かずに中に書かれているものを当てるマジックなどを披露。見事成功すると、会場からは「すごい」などという歓声とともに拍手が起こった。
第71回高学年例会は9月8日、南箕輪村の大芝高原研修センターで開く。当日は長野県出身のパフォーマー・魔法使い橋本アキットさんによるマジックと、西正亭ばちあたり氏による寄席があり、開演は午後6時半。観劇は会員制で入会希望者は例会前日までにおやこ劇場事務局か近くに住む会員まで入会金400円と1カ月分の会費1100円を添えて申し込むこと(当日入会は会費3カ月分が必要)。
問い合わせは伊那おやこ劇場(TEL72・7447)へ。 -
伊那市美篶の大森英明さんの写真展
富士山を取り続けて10年以上になる、伊那市美篶の会社員大森英明さん(58)の写真展「夢幻の世界 富士山PARTII」は9日まで、伊那市荒井の市立伊那図書館広域情報コーナーで開いている。富士山の夜景や四季折々の風景を表現した作品が飾られている。入場無料。
アマチュアカメラマンの大森さんは、年間30回前後、富士山を撮影するため、山梨、静岡県に足を運んでいる。同会場での個展は7年連続となり、今回は「月と富士山」を主なテーマとした全紙サイズ21枚、全倍サイズ1枚の計22枚を並べる。
満月が富士山の頭の上に浮かぶ笠雲の中へ沈む様子を撮った「夜明けの競演」は、本年5月に撮影した力作。「山頂の上に落ちてくる月を狙っていて、たまたま雲がかかった」と大森さん。根気よく通い続け、チャンスに巡り会えた瞬間だったという。
大森さんは「富士山は何回でも足を運ぶ魅力ある山。誰も見たことのない1枚が撮れた時が私の富士山撮影の終わりだと考えるが、一生涯のテーマだと思う」と話している。
3日は休館。午前10時縲恁゚後7時(最終日は午後5時)。 -
「昭和病院充実を」市民団体が要望書
昭和伊南総合病院が来年4月以降のお産の取り扱いを休止するとしている問題で、伊南地区の市民らでつくる「昭和伊南総合病院の充実を求める会」(林奉文代表、40人)は29日、伊南行政組合の中原正純組合長を訪ね、お産取り扱い休止の撤回と医師の確保などを求める要望書を提出した。会員らは、若い夫婦や妊婦らの間で今後出産をどうしていくかについて不安が広がっていることなどを挙げ、病院の機能維持を強く訴えた=写真。
中原組合長は、医師不足など、病院を取り巻く現状を詳しく説明した上で「助産師が分娩を行う院内産院を何とか開設したい。引き続き県や信州大などとともに解決に向けて努力していくが、とにかくまず医師確保。できれば皆さんも力添えを」と述べた。 -
第31回ピティナ・ピアノコンペティション全国決勝大会
初出場で入賞社団法人全日本ピアノ指導者協会主催の第31回ピティナ・ピアノコンペティションの全国決勝大会(24-26日、東京都)で、連弾初級Aに出場した箕輪西小4年の垣内夕さん(9)と箕輪中部小4年の三沢文香さん(9)が奨励賞、ソロ部門B級の伊那小4年唐沢佑季さん(10)がベスト35賞を受賞した。いずれも全国大会初出場での入賞に喜んでいる。
3人は南箕輪村北殿の望月音楽教室(主宰・望月玲子さん)の生徒。連弾の垣内さんと三沢さんは25日に日本大学カザルスホールで、「はやおき」「3つのコントルダンス」を演奏。本番前はとても緊張したというが、「笑顔で楽しく弾けた」と三沢さん。垣内さんも「すごく楽しく弾けてよかった」と話し、2人の息の合った演奏ができたという。
ソロ部門の唐沢さんは26日に津田ホールで「リゴドン」「メヌエット ハ長調」「ウィンナーワルツ」を演奏。「笑顔で楽しく弾けた。演奏より表彰のほうがドキドキしたので名前がよばれたときはうれしかった」と話した。
毎年県内から数人しか出場できないという難関の大会。4月から課題曲の練習を始め地区予選、地区本選を通過し全国出場を決めた。夏休み中はそれぞれ多い日で5時間から7時間の練習に励み、教室にも2日に1回通うなど猛特訓をして全国に臨んだ。
全国大会入賞を機に三沢さんは「もっと上の賞をとってみたい」、唐沢さんは「きれいな音で弾きたい」など、それぞれ新たな目標ができたようだ。 -
0から3歳の親子を対象に親育ち元気アップ講座
箕輪町子どもセンターは28日、0から3歳の親子を対象に親育ち元気アップ講座「心豊かにお話しの世界を」を町文化センターで開いた。親子が絵本の読み聞かせなどお話の世界を楽しんだ。
「親子でお話しの世界を楽しみながら心に栄養を与えてほしい」と、お母さんに読み聞かせの大切さを知ってもらい、親子のコミュニケーションを深め子育てをより豊かにしていくための講座。0・1歳親子対象と2・3歳親子対象の2回あった。
講師は、「ことばで心をはぐくむ」をテーマに語りの場のステージや講座の指導に取り組んでいるオフィス蘭主宰の美咲蘭さんを招き、箕輪星の会が協力した。
0・1歳親子の時間には11組が訪れ、「くっついた」「どうぞのいす」「おっぱい」などの読み聞かせや手遊びを楽しんだ。
美咲さんは、「耳で聞くお母様の言葉、声かけ、絵本の言葉一つひとつが、子どもの心も体も健やかにはぐくむ。おっぱいの一滴一滴に、一つひとつの言葉、お話に愛情をいっぱい込めてお話の世界を届けてください」と語った。 -
皆既月食 伊那でも観測
地球が太陽と月の間に入り、地球の影が月を欠けさせて見せる現象竏秩B28日夜、全国各地で約6年ぶりとなる皆既月食が観測された。地球の影にすっぽりと包まれた月は、普段の輝きとは違う赤銅色のにぶい光を放ち、見る者を驚かせた。
皆既月食は、午後7時ごろから約90分間の現象だった。伊那市の伊那東小学校校庭では、伊那天文ボランティアサークル「すばる星の会」(野口輝雄代表)が市民観察会を開催。最初の30分間は雲が邪魔をしたが、集まった約150人の親子連れらは、肉眼や望遠鏡で変容した月を眺めた。
野口代表は、地球の大気で屈折して入り込んだ、波長の長い赤色の一部の太陽光に照らされ、月が赤黒く見えたと説明。観察に訪れた、伊那東小4年の松沢卓磨君(9)は「初めて月食が見れてうれしかった。まさか赤く光るとは思わなかった」と目を輝かせていた。 -
村道の街路灯倒れる
通学路にも使われる宮田村新田区の中央道西側の村道で26日、何らかの衝撃で高さ3メートルの街路灯が倒れていたことが分かった。ぶつかったとみられる痕跡もあるが、村へは当事者からの連絡もなく困惑している。
同日朝に住民が見かけた時には無事だったが、昼過ぎには既に倒れていたという。
街路灯の柱には衝撃痕があったが、周辺に自動車の破損物などの遺留品はなかった。
周辺は山に面した閑静な地域。街灯は地域の安全面でも重要な役割を果たしており、村は早急に復旧させる。 -
小山明子さんの誕生日んパーティーに合わせて社交ダンスパーティーを開催
コヤマダンススタジオの代表、小山明子さんの誕生日を祝う社交ダンスパーティーが26日夜、伊那市の伊那商工会館であった。小山さんの生徒など約60人が集まり、祝福の思いを込めた社交ダンスを楽しんだ=写真。
小山さんが社交ダンスを教えるダンスサークルでつくる「舞フレンド」が毎年企画して開催しているもので、異なる団体で活動する仲間との交流を深める機会にもなっている。
メンバーから「体に気を付けていつまでんも若くいてほしい」といった言葉とともに花束が贈られ、小山さんは「みなさんとともに自然体でがんばっていきたい」と語った。
その後、参加者らは普段は別々に活動しているダンス仲間たちとともに社交ダンスを楽しんだ。 -
初めてのHIP HOP エアロビクス教室(夜の部)開講
箕輪町教育委員会主催の「初めてのHIP HOP エアロビクス教室(夜の部)」が27日、町民武道館で始まった。町民15人が参加し、軽快な音楽に乗って基本的なステップを学びながら体を動かした。
音楽に合わせて歩く、走る、跳ぶなどの運動により身体能力を高めると同時に、心と身体をリラックスさせストレス解消をし、自己をコントロールしながら健康で体力のある身体づくりを目的に開いた。
9月末までの全5回。スポーツ指導員の木下順子さんが、基本的なステップに始まり、毎回ウォーキングを中心としたエクササイズ、音楽に乗ったエクササイズなどを指導する。今回はエアロビ初挑戦の人、男性や子どもも参加。指導員の動きを真似しながら掛け声に合わせてステップを踏み、腕を伸ばしたり、足を曲げたりと1時間運動した。 -
津島神社遷座祭
築後約110年が経過して傷みが進んできたことから社殿が今年改修されることになった宮田村町二区の津島神社で26日、工事開始に先立ち、社殿に安置されているご神体を仮社殿に移す遷座祭が行われた。ご神体は神職が恭しくささげ持ち、誰にも見えないように氏子総代らが白布で囲んで社殿からしずしずと運び出された=写真。神職と総代らは階段や段差などに気をつけながら地面に敷いた布の上をゆっくりと歩き、ご神体を約30メートル離れた境内の仮社殿に無事安置した。遷座を追えた総代らは「何事もなく済んで良かったな」、「ご神体を見たらばちが当たるからな」、「目もつぶれると言うぞ」などと笑顔で話しながらほっとした表情を見せていた。
隣接する恵比寿神社のご神体も同様に遷座された。
社殿の改修は雨漏りのひどい屋根などを中心に社殿内部も一部行う。来年夏までに完了する計画。事業費は約700万円を見込み、町一区、町二区、町三区の氏子約千戸から募った寄付金などで賄うことにしている。 -
小学生ふるさと教室で土器野焼き
中川村公民館(片桐充昭館長)の第28期小学生ふるさと教室の今年第4回講座が26日、開かれた。第2回(6月16日)で子どもたちが思い思いに粘土で作った土器や土鈴、犬の人形などの作品を集めて、中川西小学校の校庭の一角で野焼きをして完成させた。子どもたちは「近づくと顔が熱い」などと話し合いながら、自分の作品が火の中で焼けてゆく様子を興味深そうに眺めていた=写真。指導に当たったのは第2回に続いて伊那市の富県小学校教諭、小平和夫さん。小平さんは「窯で焼けば簡単だが、大昔の人たちがやっていたのと同じ方法で焼くことに意味がある」と子どもたちに話した。
焼き上がるのを待つ間、子どもたちは原始的な道具で火起こしに挑戦したり、おきの中にイモを埋めて焼いたりして楽しんでいた。 -
駒ケ根市地震総合防災訓練
駒ケ根市は26日、大地震を想定した総合防災訓練を市内各自主防災会などを中心に一斉に行った。一昨年まで市の対策本部が一括して市内全域の情報に対応していたのに対し、昨年からは小学校通学区を単位に市内5カ所に現地対策本部の役割を持たせた避難者支援拠点を設置して、情報処理や指示などの対応に当たっている。
メーン会場の東伊那小学校グラウンドでは、消火器やバケツリレーでの初期消火訓練、救助・救出訓練のほか、てんぷら油火災消火、水道復旧・飲料水確保、煙体通過体験などの各種訓練が行われた。訪れた多くの市民が参加し、いつ起こるか分からない災害に対する心構えを新たにしていた。
各自治会などでは早朝から消火器や消火栓などの使用方法について消防団員らが説明したり実演して見せたりした。 -
子ども向け雑穀料理教室を開催
栄養バランスの良い雑穀を子どもたちの食事にも取り入れてもらおう竏窒ニ26日、雑穀料理教室「雑穀でつくる子どものためのごはんとおやつ」が伊那市長谷の気の里ヘルスセンターであった。小学校入学前の子どもを持つ母親など11人が集まり、タカキビを使ったハンバーグとモチキビとリンゴのタルトに挑戦した。
条件の悪い農地の活用と雑穀の特産品化実現を目指す「雑穀プロジェクトin伊那」の一環として市とNPO法人の「南アルプス食と暮らしの研究舎」が催している料理教室で、今回が3回目。食育への関心の高まり、子どもたちののアトピー増加などを受け、今回は小さい子どもを持つ母親などに栄養バランスに優れた雑穀を知ってもらう目的で料理教室を企画。講師には穀菜・豆料理コーディネーターで現在道の駅南アルプスむらのレストラン「野のもの」の調理チーフである堀田麻衣子さん(30)を迎えた。
堀田さんはまず、雑穀にはタンパク質、ビタミン、ミネラルなどの微量栄養素がバランス良く含まれていることなどを紹介。炊き方や料理への応用方法を示し、「雑穀というと面倒なイメージもあるが、まとめて炊いてけばいつものおかずに使うこともできる」と説明した。
料理教室を企画した南アルプス食と暮らしの研究舎代表、吉田洋介さん(40)は「アトピーの子どもを持つお母さんなどに関心を持ってもらえれば」と話していた。
今後もさまざまな形で料理教室を開催していく予定。 -
秋葉街道入門講座
南アルプス自然体験ネットワークは24日夜、伊那市長谷の南アルプス村メルシーで、秋葉街道入門講座の初回を開いた。市内の約10人が参加し、時代の流れの中で忘れさられた古道について、関心を高めた。
信仰の道、交易路として伊那谷から静岡県秋葉神社へ通じる道として用いた同街道に関して学ぶ講座。初回は、06年2月、地域に眠る観光資源を活用しようと発足した、秋葉街道発掘調査隊の高坂英雄隊長(60)=同市長谷市野瀬=が講師を務めた。
高坂さんは、江戸時代の絵図をもとに、地元公民館や県立図書館などに残る資料と照らし合わせ、道筋を確認。長谷の非持縲恪a口地籍は湖底に水没しているため、代替ルートを紹介するなど街道のルートと周辺の史跡、景観などを解説した。
黒河内縲恷s野瀬地籍の街道は、木々の緑の中を通っていて「さわやかな風、小鳥のさえずりが心を癒す場所」などと説明。豊かな景観を地域おこしへつなげ、県内外からも関心を持ってもらえる観光ルートになれば竏窒ニした。
第2回講座の日程は未定。 -
ベル伊那 油絵画家ノブ・サチさんの個展
駒ヶ根市にアトリエを構える洋画家ノブ・サチさんの油絵展「夢の世界をのぞいてごらん」は23日、伊那市日影のベルシャイン伊那店2階文化ホールで始まった。地球、子供たち、夢、希望をテーマとした、優しい色合いの詩情豊かな作品が並ぶ。28日まで。
2年前に続き、3度目の展示で、SM縲・0号までの新作を中心とした約40点を展示販売。ピンクやオレンジ色などの心温まる色使いで、人間と動物、自然が共存した世界を描いている。
地中の世界を自分のイメージで表現した50号の大作「ピコットの森の一日」は、ウサギなどの動物が地中で楽しそうに楽器を演奏。「いつまでもいろいろな動物が住める地球であってほしい」との思いを込めたという。
午前10時縲恁゚後6時30分(最終日は午後4時)。会期中は作家が来場する。
ベルシャイン伊那店で3度目の個展を開くノブ・サチさん -
こまがね天竜ふるさとまつり
第19回こまがね天竜ふるさとまつりが25日、駒ケ根市のおもしろかっぱ館周辺のおまつり広場で開かれた。呼び物の「かっぱのいかだ下り大会」には15チームが趣向を凝らしたいかだで出場。川岸や橋の上に陣取った見物人が声援を送る中、それぞれ巧みなさおさばきで自在にいかだを操り、水面を渡る風を受けながらのんびりと天竜川を下った=写真。中には浅瀬に乗り上げたまま動けなくなってしまういかだもあり、見物たちの笑いを誘っていた。
多くの屋台が軒を並べた広場と周辺の会場では、演芸大会、もちつき大会やスイカ割り、金魚すくいのほか、マスのつかみ取り大会などが行われ、訪れた家族連れなどの歓声が一日中絶えなかった。
日中は強い日差しが容赦なく照りつけて真夏を思わせる陽気となったが、日が落ちて色とりどりの花火が夜空を華やかに彩るころになると涼しい風が川面を渡り、虫の鳴き声もあちこちから聞こえてくるなど、かすかに秋の気配が漂っていた。 -
シートベルトの県内着用率の調査結果
県は24日、シートベルトの県内着用率調査結果を発表した。上伊那では着用率99・1パーセントだった箕輪町がベスト・テン7位となった。
調査は7月25日から今月1日にかけて各市町村内の交通量の多い地点1カ所で実施(人口5万人以上の市は原則2カ所以上)。全96カ所で1万3393台を対象にした。
結果、運転席と助手席の着用率を合わせた総合的な平均着用率は96・1パーセントと前回より0・2ポイント上昇。運転席の平均着用率は97・1パーセントと前回より0・7ポイント上昇したが、助手席の平均着用率は91・4パーセントと前回を1・6ポイント下回った。
市町村別総合着用率では6つの町村が着用率100パーセントを達成。一方、着用率が最低だったのは朝日村の86・7パーセントだった。 -
かんてんぱぱホールでパン粘土の花ルナ・フローラ展
ルナ・フローラ伊那狐島教室(佐藤峰子代表)による「パン粘土の花2007ルナ・フローラ展」が27日まで、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれている。石けん粘土「ルナブランカ」や樹脂粘土などで作った四季折々の花や、フラワーケーキなど約100点が、訪れた人の目を楽しませている=写真。
開講2年目となる佐藤さんの教室による作品展は今回が初めて。パン粘土の楽しさを多くの人に知ってもらおう竏窒ニ企画した。
今回はバラを中心に、サクラ、シクラメンなどといった作品のほか、プレゼント用の花などを展示販売。色鮮やかな花々とともに会場には石けんの香りが漂い、来場者の心を和ませている。
佐藤さんは「四角の粘土から思い通りの形が作れ、本物よりも自分の好みの色が出せる。パンフラワーのかわいらしさなどを感じてもらえれば」話していた。 -
第22回大芝高原まつり
南箕輪村の第22回大芝高原まつりが25日、大芝高原であった。名物のたらいレース、おまつりステージ、パレードなど多くの住民が参加して盛り上がり、出店が軒を連ねたふるさとの味コーナーは黒山の人だかりでにぎわった。
今年10周年のクラシックカーフェスティバルでは特別企画で、映画「007は二度死ぬ」で使われたボンド・カーの「TOYOTA2000GTオープン」(トヨタ博物館所蔵)を特別展示。祭り客は前から後ろからじっくりと眺めたり、写真を撮るなどしていた。
新企画の縁台将棋は、祭りのけん騒をしばし忘れて、子どもも大人も一緒になって木陰に据えた縁台で将棋を指した。
大芝高原音頭アレンジ曲「大芝高原音頭Newヴァージョン2006」をメーン曲とするおまつりパレードには22団体約900人、ステージには22団体32チームの約700人が参加し、夏を締めくくる祭りで大いに盛り上がった。 -
かんてんぱぱホールでホームクラブ御子柴教室のニットソーイング展
駒ヶ根市のホームクラブ御子柴教室(御子柴直美代表)による作品展「お気に入りの一着」展が26日まで、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれている。ニット生地で作った夏の洋服を中心とした作品約120点が、訪れた人の目を楽しませている=写真。
御子柴さんの教室受講者による作品展は2回目。前回は冬の装いを中心とした作品展だったため、今回は季節を変えて開催することにした。
御子柴さんの教室では「普段着をおしゃれに」をコンセプトとした作品づくりを展開しているが、今回は染色やステンシルなどとのアレンジを加えた作品も多く、受講者それぞれのオリジナルの一着が会場に並んでいる。
御子柴さんは「今は洋裁をされる機会も少なくなってしまったが、初めての人でも気軽にできるため、楽しさにはまる人も多い。少しでも興味がある人は、ぜひやってみてほしい」と話していた。
入場無料。午前9時半縲恁゚後6時(最終日は午後4時まで)。
また、会期中は随時ニットソーイングの体験教室も行っている(半袖Tシャツ1枚で1050円)。 -
みはらしの湯で天体写真展
西箕輪在住の野口輝雄さん(56)による天体写真展が31日まで、伊那市西箕輪の日帰り温泉施設「みはらしの湯」で開かれている。野口さんが過去10年にわたって撮影した彗星や月食などの天文写真約20点が、訪れた入浴客の目を楽しませている=写真。
市内の小学校に勤務する傍ら、伊那天文ボランティアサークル「すばるの会」の代表などを務め、上伊那から見える夜空の天体写真を撮影し続けている野口さん。昨年はシュワスマン・ワハマン第3周期彗星の撮影にも成功しており、今回はその写真も展示している。そのほかにもオリオン大星雲や獅子座流星群、アンドロメダ銀河などをとらえた天文写真が並んでおり、幻想的な世界が見る人の心をひき付けている。
野口さんは「上伊那は夜空が暗く、天体写真を撮影するには優れている。そんな環境をいつまでも守っていくことが私たちの責務ではないでしょうか」としている。