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ニホンジカが白昼の街中に
宮田村中心街を逃走、追跡も行方絶つ宮田村役場付近で25日昼、体高1メートルくらいで立派な角があるオスのニホンジカが迷い込んでいるのが発見された。村職員が追いかけたが・ス逃走・ス。駐在所の警察官も加わって追跡したが、交通量が多い国道153号を渡って、宮田小学校周辺で行方を見失った。白昼の中心市街地に突然現れた野生動物。村では注意を呼びかけている。
午後0時45分ころ、村役場近くの中央グラウンドで村職員が発見。国道を渡り、中心商店街方面へ逃げた。
その間に複数の村民が目撃し、国道近くのホームセンター駐車場にいる姿も。
村駐在所近くで自動車内から目撃した町2区の男性(32)は「ものすごい勢いで走ってきて驚いた。興奮している様子で少し怖かった」と話した。
午後1時過ぎに行方を見失った後は同日夕方現在までに目撃情報など寄せられておらず、村は防災無線やメール配信を使って情報提供など求めている。
ニホンジカは天竜川東岸が生息域の中心で、西岸の宮田村に数年前まではいなかった。
しかし3年ほど前から、天竜川に近い大久保区や中越区で目撃情報も。昨年には、猟で追われたニホンジカが西山山麓のマス池に飛び込む珍事もあった。
「中心市街地に現れるのは聞いたことがない。エサの関係かもしれないが、元の場所に戻ってくれればいいが」と村職員は話した。 -
松本市100周年表敬訪問
今年5月1日に市制施行100周年を迎える松本市は、県内の18市を訪れて記念事業をPRするキャンペーンを行っている。24日、記念事業実行委員会事務局とミス松本の林芙実さんらがマスコットキャラクターのアルプちゃんを伴って駒ケ根市役所を訪れ「ぜひイベントに来てください」とアピール。原寛恒助役に笑顔でアルプちゃんのぬいぐるみを手渡した=写真。
同市は「輝くひと きらめく未来 100彩まつもと」をテーマに「ウイーン展」「全日本花いっぱい松本大会」「日本のまつり2007in松本」「信州・松本そばまつり」など、来年3月にかけてさまざまなイベントを企画している。 -
信州伊那アルプス街道推進協議会を設立
日本風景街道「信州伊那アルプス街道推進協議会」の設立総会が24日、伊那市内であった。二つのアルプスに抱かれた風景を再認識し、先人の遺志を継承していく活動を展開する。
組織は、景観形成や花作りに取り組む団体、商工観光関係など26団体。代表に、はびろ農業公園管理組合運営協議会議長の有賀正喜さんを選んだ。
有賀代表は「官民が協働し、アルプス街道が全国に知れ渡るよう活動を進めていきたい」とあいさつした。
本年度事業として、構成団体の活動を紹介するガイドブックの作成、「道」をテーマとした講演会・研究会の開催などに取り組む。
活動エリアは、国道361号・国道152号(権兵衛街道、杖突街道、秋葉街道)の直線距離で東西40キロ。活動方針に▽361号とその周辺から見える中央・南アルプスの風景を守る▽街道の歴史や四季折々の自然を歩いて楽しむ散策ルートを整備する▽食や健康による都市と地域の交流のまちづくりを促進する竏窒ネどを挙げる。
国土交通省の「日本風景街道戦略会議」は5月ごろ、美しい街道づくりを支援する仕組みなどを発表する。推進協は支援ルート登録を目指す。 -
箕輪町・南小河内公民館「ふるさと発見座談会」
箕輪町公民館分館の南小河内公民館(小口恵子分館長)は21日、同公民館で、地元に伝わる歴史を発掘する集い「ふるさと発見座談会」を開いた=写真。地区住民約50人が集まり、南小河内を知る地元出身者3人の話を聞いた。
同分館の活動テーマである「歴史につながつふるさと」「人とふれあうふるさと」を目的に開いた座談会。南小河内のことで、初耳だったことや新しい発見をしてもらうことが狙いだ。
座談会では、明治維新前後の南小河内の様子や、日輪寺、上の平城跡、小河内神社などの文化財について、それぞれの講師が説明。同地区にある普済寺の太田文陳住職は、平安時代末期の武将源頼政の直筆書画「大般若経」や、江戸時代の絵師狩野探幽の画など寺宝十数点を披露した。
参加者の一人の女性(74)は「昔から地元の歴史には興味があったがこういう機会があってよかった。知らないことばかり知ることができ楽しかった」と話していた。 -
服部幸應食育講演会
上伊那農業協同組合(JA上伊那)による「フレッシュミズ大学」の公開講座が20日、伊那市狐島のJA本所であった。受講者など、100人以上が参加。講師に迎えた服部栄養専門学校校長の服部幸應さんは、大人の責任として子どもたちに食育をしていくことの重要性を訴えた=写真。
服部さんは、現在の死因のほとんどが、食事によって引き起こされていることや、はしの持ち方、いただきますといって食べるなどといった食事マナーがどんどん低下している日本の現状を指摘。また、食料の約6割を輸入で賄っている半面、約4分の1が残飯として捨てられていることに触れ、「大人がこのことを分かって指導してあげなければならない時代」と語った。
また、子どもと関わっていく上では、0縲・歳にできるだけスキンシップを取り、3縲・歳はできるだけ家族の誰かと食事をとれる環境を整えることで、好き嫌いとなくしたり食事のマナーを伝えていくことの重要さを訴えた。 -
南箕輪村の花いっぱい運動
カーネーションのアレンジメント設置事業所を募集南箕輪村の花いっぱい推進協議会は、役場庁舎をはじめ公共施設などに飾っているカーネーションのアレンジメントを4月から有料化し、村内事業所の利用を募る。
カーネーションのアレンジメントは、「清花園」(田畑)の堀友和さんが、地域の人に村の特産品カーネーションをもっと知ってほしい-と、昨年3月から役場庁舎などに飾ったのがきっかけ。4月から協議会が共に取り組み、アレンジメントは村の障害者生きがいセンター「ひまわりの家」の通所者が担当している。
今回、屋外だけでなく屋内も花いっぱいの村にしたい-と、アレンジメントを飾る村内の事業所を募ることにした。不景気でひまわりの家の通所者の収入が減少していることもあり、アレンジメントを有料化することで料金の一部を収入にあてる。
アレンジメントは原則として毎週交換。1カ月の料金は2千円。募集は数に限りがある。2、3月はお試し期間で、先着順で受け付ける。4月からの利用事業所は、申込みが多い場合は抽選で決定する。
試行申込みは花いっぱい推進協議会事務局の役場総務課企画係(TEL72・2104)へ。 -
マルミ写真塾が作品展
箕輪町松島のカメラ用フィルター製造の「マルミ光機長野工場」の社員でつくる、マルミ写真塾の写真展「趣くままに」は2月5日まで、伊那市中央区の中部電力伊那営業所ギャラリーで開いている=写真。入場無料。
商品開発のためにカメラのことを学ぼう竏窒ニ6年前に有志で発足し、本年で5回目の展示。地元の山や花、鳥などを題材に半切縲・つ切りサイズの新作を、メンバー5人が27点を出品している。
使い心地を確かめるため、自社製品を使って撮影した作品も一部ある。特殊なフィルターで日の光が広がる様子を「霧」のようにぼやかしたり、光量を調節して水の上の木の葉の動きをスローシャッターで捕えたりして、写真を撮る魅力を伝えている。
マルミ写真塾代表の唐沢豊長野工場長は「新しい商品のアイデアを生むため、これからも、もっと写真について理解を深めていきたい」と話している。
土・日曜日は休館。午前8時30分縲恁゚後5時10分。 -
【記者室】昭和伊南総合病院の赤字
駒ケ根市にある昭和伊南総合病院に通う人が「待ち時間が以前より短くなってうれしいよ」と話していた。調べてみると昨年4縲・月の延べ外来患者数は7万8千人で、前年比2500人の減。患者にすればありがたい話である一方、病院経営の面では深刻な問題だ▼同病院の本年度上半期の推定純損失は約2億円。通期での黒字も限りなく望み薄だ。同病院は90年度から10期連続で赤字を計上し、01年度のみ黒字となったが翌年度から再び4期連続の赤字経営を続けている▼経営の立て直しを図ろうと病院はさまざまな対策に取り組んではいるが、思うように収益に結び付かず関係者は苦慮している。何とか改善策を講じ、地域住民の健康のために頑張ってもらいたい。 (白鳥文男)
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箕輪町国際交流協会新年会
箕輪町国際交流協会は20日、協会員や日本語教室の生徒、母国語教室の子どもら70人が集まり、新年会を町文化センターで開いた。すき焼きを囲んで交流し、ゲームを楽しんで和やかな時間を過ごした。
毎年恒例で、日本の料理を味わおうと、今年はスタッフがすき焼きを準備した。参加者はすき焼き鍋を囲み、日本の味を堪能した。
ゲームは、日本語の勉強も兼ねて「ひらがなビンゴ」をした。升目に各自がひらがなを書き入れてビンゴをした。二人羽織は、子どもたちも挑戦。口紅を塗る、スカーフを巻く、ミカンをむいて食べる、ジュースを飲む、髪をとかすなど、いろいろな課題を出し、なかなか思うように出来ない様子に皆大笑いして楽しんだ。 -
保科正之公NHK大河ドラマ化活動新展開を
江戸時代の高遠藩主、保科正之公のNHK大河ドラマ化に向けて活動する伊那市高遠町のドラマをつくる会は22日夕、町総合支所で幹事会を開き、正之生誕400年にあたる2011年の実現を目指して活動の新展開を図り、全国的に気運を高めていくことを確認した。
会議では、会津若松市、猪苗代町、新宿区などの縁の地に呼びかけ、今夏までに実行委員会を立ち上げて、全国的な活動を展開させていくことで意見をまとめた。
また、来年度から、正之が生まれた5月7日に近い4月29日に、仁科五郎盛信の法要と藤原神社例祭と合わせて、生誕祭を開くことを決めた。歴史作家や大学教授らを講師に、正之公の生い立ちや功績などを演題にした講演会を予定する。
さらに、正之の母、お静が成就院(東京都目黒区)に奉納した如来や地蔵などのレプリカを建立したい考え。正之のことにさまざまな願掛けをし、かなったとされる全7体で、11年までに順次建てたいとする。
これまで運動を展開してきた100万人署名は同日現在で、22万7627人分が集まり、今後も継続させて、NHKにも働きかけをしていく。
伊東義人高遠町総合支所長は「活動を飛躍させていくにはさらに大きな組織をつくり、全国的に知名度をあげる必要がある」と強調し、「花が開くように、活動をお願いしたい」と一層の協力を呼びかけた。 -
高遠で暮らしの書道教室始まる
伊那市高遠町公民館の「暮らしの書道教室」が20日、町総合福祉センターで始まった。
日常生活の実用書道を要望する声が多かく、初めて企画。受講生13人が3月までの全7回、のし袋の表書きなどを習う。
講師は、地元出身で、県書道協会会員の金井きく美さん(58)=南箕輪村。初回は筆の持ち方を習って、線や平仮名を練習。「筆は横に倒れないよう、まっすぐ立てて」などと指導を受けながら、熱心に取り組んでいた。
今後は、かなの連綿(つづけ字)、行書や楷書の書き方を習って、のし袋の表書きを練習する。
長藤の女性は「普段からワープロやパソコンの文字に慣れてしまっているので、この機会に書道に親しみ、きれいな字を書けるようにしたい」と話していた。
書道教室は随時参加者を募集している。問い合わせは、高遠町公民館(TEL94・2557)へ。 -
邦楽の演奏会「邦楽SALAD(サラダ)17th」がリハーサル
邦楽の演奏会「邦楽SALAD(サラダ)17th」は28日、県伊那文化会館である。「地域に邦楽を広めよう」と公募で集まった上伊那在住・出身の出演者らは、本番に向けて熱心にリハーサルに取り組んでいる。
邦楽の普及拡大を目的に開く、同演奏会は本年で17回目。地元の演奏者に東京を中心に演奏活動を展開するゲストを交え、現代音楽に挑戦するなど新しいアプローチで邦楽の価値を伝える。
地元在住・出身者は、中学2年生縲・0歳代の愛好者からプロの演奏家までの28人。邦楽ユニットの「B‐Come」と「般若帝國」をゲストに招き、地元邦楽家と一緒に演奏するなど、筝や尺八を使った全7プログラムを予定する。
企画立案者の伊那市出身で東京在住の演奏家、川村利美さん(54)は「一般の人に楽しんでもらうため、現代曲を交えるなどの工夫をして、日本の音を未来へ伝えていきたい」と話している。
開場は午後1時30分、開演は同2時から。全席自由で一般は2千円、高校生以下は無料。チケットの予約・問い合わせは、県伊那文化会館(TEL73・8822)へ。 -
三峰川行政地域懇談会
第7回三峰川行政地域懇談会(三峰川みらい会議主催)が21日、伊那市役所であった。三峰川流域の行政や関係機関、信州大学農学部などから53人が出席。三峰川の各分野の専門性を持った「達人」の掘り起こし・養成など、出された意見を活動指針に反映する。
ワークショップ(WS)は「地域づくり」「川づくり」「人づくり」を基本に、川の環境や防災、イベント、三峰川と桜など6つのテーマに分かれ、参加者が意見交換した。
「達人」の養成は、歴史をつづる三峰川、水や石など素材を生かして楽しむ三峰川として身近に感じてもらえるよう、07年に退職した人などを引き込みながら、イベントを組むことを提案。
また、昨年7月の豪雨災害から「河川内の立木が下流域に流れ、恐ろしさを感じた。大木になる前に、切ることが必要」とボランティアと協働で作業を進めたり、伐採木を産業として活用したりする意見も出た。
三峰川みらい会議の織井秀夫代表は「災害の記憶は、今やらなければ継承できない。次世代に向かい、素材を生かし、地域づくりをしていくには人づくりが大切と思う」と話した。
WSに先立ち、信州大学農学部大学院生伊藤晃さんの三峰川の河床経年変動についての研究発表もあった。 -
いーな伊那市わたしのまち絵画展・写真展の表彰式
新市誕生記念イベント「『いーな伊那市』わたしのまち絵画展・写真展」の表彰式が21日、市駅前ビルいなっせであった。小学生から一般までの受賞者63人の内54人が出席し、一人ひとりに賞状を授与した。入賞作品は、同ビル5階ロビーで31日まで展示、以降は高遠町、長谷でも作品展を開く。
「わたしたちの伊那市」をテーマに、絵画245点(部門別・小学校低学年91点、同高学年92点、中学生62点)、写真35点の応募があった。審査は昨年11月末にあり、小学校低学年・高学年の部、中学校の部の3部門ある絵画と写真のそれぞれの中から最優秀賞となる「伊那市長賞」など5つの賞を選んだ。
富県小2年の田畑樹音ちゃん(8つ)は「目のでかい牛」で小学校低学年の絵画で伊那市長賞を受賞。「初めて見る牛の目はおっきかったのが印象的だった。うまく描けた自信はなかったけど選ばれてうれしい」と感想を述べていた。
入賞作品は、いなっせのほか、高遠町文化センター・高遠町総合支所(2月3縲・4日)、長谷公民館(同17縲・8日)でも展示する。
各部門で伊那市長賞を受賞した皆さん(右から写真・向山世男さん、小学校高学年絵画・小林侑樹君、小学校低学年絵画・田畑樹音ちゃん、中学生絵画・坊薗美佐さん) -
箕輪写友会
TMO特設ギャラリー「月の光」で写真展箕輪町在住者を中心に写真愛好家でつくる箕輪写友会(青沼久雄会長)は23日まで、松島のTMO特設ギャラリー「月の光」で写真展を開いている。
四季を通じて撮影した自然風景の写真で、会員9人が1人2点ずつ出品した。
撮影場所は地元箕輪町をはじめ高ボッチ高原、上高地、志賀高原、王滝村など近郊が中心。自然の中を歩いて出合った一瞬の美しさ、良さを写真に収めている。
「見方を変えるとこんなにいい風景が近くにあることや、自然の良さを皆さんに再認識してほしい」と、来場を呼びかけている。
TMOのイルミネーションフェスティバルの一環で、イルミネーションコンテストに応募した町内18人のイルミネーションを、依頼を受けて撮影した写真も同時に展示している。
開催時間は午前10時縲恁゚後7時。最終日は午後5時まで。 -
おはなしむら
村内保育士有志の影絵を楽しむ南箕輪村図書館は20日、「おはなしむら」を村民センターで開いた。村内の保育士有志による影絵やお手玉を楽しんだ。
保育士有志でつくる影絵サークルが、昨年おはなしむらで影絵を披露したところ親子に好評で、今回1年ぶりの出演となった。
影絵「マッチ売りの少女」を上演。少女や町並み、家の中の様子、おばあさんなどが影で映し出され、光を利用して流れ星も演出。約80人の親子が、薄暗い部屋の中にくっきりと浮かび上がる影絵が作り出すお話の世界に見入った。
クイズ「影絵で遊ぼう」では、はえたたき、やかん、歯ブラシなどを影で一部だけ、あるいは角度をさまざまに変えて映し、見ている子どもたちが答えを当てて楽しんだ。 -
はらぺこ保育園でたきびまつり
たき火で焼いたパンはどんな味?竏秩B伊那市富県北福地の自由保育園「はらぺこ保育園」は20日、「たきびまつり」を開いた。各地から多くの家族連れが集まり、たき火で作るおやつや昔ながらの火おこしに挑戦。新鮮な冬の遊びを楽しんだ=写真。
冬場は日常的にたき火を囲んでさまざまな遊びに取り組んでいる同園が、たき火を使った遊びを知ってもらおう竏窒ニ、企画した初めての試み。2年目を迎え、同園から地域に向けてメッセージを発信していきたい竏窒ニいう思いもあり、福音館書店『かがくのとも』の編集長・大石亨さんを迎えた講演会も企画した。
たき火でつくるバームクーヘン、おやき、竹に巻きつけて焼く「竹パン」の体験コーナーは人気で、子どももたき火と格闘しながら香ばしいパンを焼き上げ、笑顔でパンを味わっていた。
この日初めて同園を訪れた箕輪町の母親は「なかなか普段はできない体験。興味を持った」と話していた。 -
【記者室】中原区民いこいの森完成
箕輪町中原区に完成した「中原区民いこいの森」。区に公園がほしい-と始まった整備事業は、町の地域総合活性化事業交付金を受け、過日のお披露目を迎えるまでに2年を費やした▼「行政は材料費だけのバックアップで、区民が総力を結集しての結果」との町長の言葉のように、区民の手で造り上げた。作業中は、近所の人が差し入れしてくれたことも。あずま屋、焼肉ハウス、ミニグラウンドがあり、整備途中から区民だけでなく近隣地区の住民も散歩やジョギングに利用。子どもたちの遊び場にもなっていた▼今後は公園の維持管理。造る以上に大変だと思うが、「中原の夢の実現に向け頑張る」と力強い言葉を聞いた。皆が憩う公園になることを期待したい。(村上裕子)
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箕輪町公民館あざみ学級
ビーズのネックレス作り箕輪町公民館の講座「あざみ学級」は18日、ビーズクラフトでネックレス作りに挑戦した。
ビーズクラフトは今回が3回目。学級の仲間の一人が趣味でビーズをやっていることから講師役になり、学生皆で楽しんでいる。第1回は指輪、第2回はブレスレットを作った。
今回は「アレンジハートネックレス」。白色を基調にした1連のネックレスで、トップの部分が花の形をつないだハート型になる。花の部分はピンクかブルーで好きな色を選んだ。
講師役の学生以外は、普段全くビーズクラフトをやっていないため、「小さいビーズを一つ刺して、中心から外に向かって刺す」というように一つ一つ手順を追って教わりながら制作。「一人では出来ないけど、教えてもらうとわかる」「やってるときも楽しいけど、出来上がったらまた楽しい」と夢中になっていた。 -
南箕輪村新成人の「20歳の抱負」「村への要望」まとまる
南箕輪村公民館は、3日にあった07年成人式の対象成人者が寄せた「20歳の抱負」や「村への要望」をまとめた。成人者のコメントは次の通り。かっこ内は氏名、またはペンネーム。敬称略。
▼社会人として一人前になりたい。(匿名)
▼ついに20歳です。4月からは社会人なので気を引き締めていきたいと思っています。税金などは積極的に支払い、国民がするべきことは必ずしたいと思っています。(20歳に見えない大人)
▼20歳としてこれから大人の社会に入っていくので自覚を持ち、しっかりとした姿勢で臨んでいきたいと思います。(尾形高志)
▼人の痛みのわかるやさしい女性になりたい。(匿名)
▼財政が厳しい中ですが、あまりお金をかけなくても充実した福祉を目指してほしい。栄村の村長さんの話を聞いてなるほどと感じました。(加納由一郎)
▼社会人として今まで以上に責任を持って行動していきたいと思います。(匿名)
▼私も頑張りますのでより良い村にして下さい。(匿名)
▼悲しい出来事が毎日報道されています。少しでも明るい社会となる手伝いができる社会人となりたいです。(イルカのバイト)
▼人に流されない「自分」をしっかり持ちたい。(北原麻奈美)
▼人事を尽くして天命を待つ! 苦あれば楽あり! 大人の自覚(タッチー)
▼まだまだ青春してます。4月から仕事をすることになるけど、好きな事は一生やり続けられる大人になりたいです。(岡村夏樹)
▼元気で長生きしていい息子、イイ男になりたい。(Siro)
▼私達をはぐくんでくれた南箕輪の風土を大切にしたいと思います。
▼2度と戻らない一瞬一瞬を大切に生きたいと思います。(かーの)
▼20歳になっても自分らしく!!(清水佐奈子)
▼特にないけど楽しくうまくやっていく。笑ってればイイと思う。(雪だるさん)
▼消防団の勧誘活動を増やしてほしい。(Y・K)
▼南箕輪が大好きです。今まで私を育ててくれたこの村のために恩返しができるように頑張っていきたいです。(匿名)
▼今はいじめの問題が大きく取り上げられています。私は小学生より野球を始め、現在大学の硬式野球部で頑張っています。苦しい事もいっぱいありました。でもスポーツに打ち込んで本当に良かったと思っています。卒業後は南箕輪村に帰ってスポーツを通じた地域づくりに寄与できるよう努力したいと思っております。(宮沢祐作) -
交通栄誉章受章報告
交通安全に大きな功労があったとして第47回交通安全国民運動中央大会(17日、東京都)で、駒ケ根市赤穂南割の小町谷美枝さん(62)が交通栄誉章緑十字銀賞を、飯島町の七久保小学校(細川道子校長)が同優良学校表彰をそれぞれ受けた。18日、小町谷さんと細川校長が駒ケ根署を訪れ、山本修作署長らに受章を報告した=写真。2人は「活動を支えてくれた多くの人たちへの感謝の気持ちでいっぱい」「受章を機に、これからもさらに交通安全活動に務めていきたい」などと喜びを語った。
小町谷さんは交通安全協会の活動に二十数年携わり、2000年からは伊南安協の女性部長を務めるなど、地域の交通安全推進に長年尽力してきた。七久保小は児童がドライバーらに交通安全を訴える手紙を書いて渡す「レター作戦」を40年にわたって続けてきた活動が評価された。 -
JA上伊那が合格祈願大豆を発売
大豆の栄養に授かって志望校に合格しよう竏秩B上伊那農業協同組合(JA上伊那)は19日、今年の「合格祈願大豆」を発売した=写真。
農産物検査に合格した特定加工用大豆は、「マル合」の検査印が付けられる。これにちなんで昨年から限定販売するようになった合格祈願大豆。すべて上伊那産の大豆を使用しており、販売前には駒ヶ根市の五十鈴神社で合格祈願をしてもらった。パッケージには風水で良いとされる黄色を用い、五角(合格)にカットするなどの工夫を凝らしている。
JA上伊那ファーマーズあじ縲怩ネやAコープの伊那中央店、こまがね店など5店舗で扱っているほか、インターネットでの通信販売もしており、昨年は遠方からの注文もあったという。
1袋は150グラム。価格は税込みで千円(インターネット通販の場合は送料込みで1850円)。限定300袋となっている。 -
きょうは大寒
20日は二十四節気「大寒」で、最も寒さが厳しくなる時期。
19日の伊那の最低気温は氷点下3・6度だったが、一日中、晴れた穏やかな天候で、道行く人も「いつもより上着が一枚少なくて済む」と話した。
日の当たる場所では今月初旬に降った雪がすっかり解け、フキノトウが顔を出す。
長野気象台の1カ月予報によると、平年に比べて気温が高く、くもりや雪の日が少ない。昨年1月の平均最低気温は氷点下4度。冷え込む日はあるが、2、3度ほど高めになるそうだ。 -
高遠町児童合唱団が新宿の音楽祭出演へ
伊那市の高遠、高遠北両小学校の児童でつくる「高遠町児童合唱団」が2月3日、市が有効提携を結ぶ新宿区である第3回「新宿ステージフェスタ」(財団法人新宿文化・国際交流財団主催)に特別出演する。
1986(昭和61)年の締結からこれまで、海外や地元の合唱団が出演する「平和祈念国際交流演奏会」に参加。演奏会は昨年で幕を閉じたが、今年は同フェスタに招かれた。
新宿文化センターの大ホールと小ホールで同時開催する音楽祭で、邦楽や吹奏楽、ジャズやポップス、コーラスなど26団体が出演する。
高遠町児童合唱団は4年生以上約80人でつくり、当日は「U&I」「COSMOS」「ステージ」「赤い機関車」の4曲を披露する。
本番に向けた合同練習では「心を込めて、聴いている人の心に届くように」などと音楽教諭から指導を受け、熱心に励んでいる。
高遠北小6年の安西旭宏君は「聴いてる人たちが楽しくなるように頑張って一生懸命歌いたい」と意気込んでいた。
旧高遠町と新宿区は、新宿御苑に高遠藩主・内藤家の下屋敷があったことが縁。20周年にあたる昨年、合併により市としてあらためて新宿区と提携を結んでいる。
当日は午後0時30分開場、午後1時開演。入場無料。問い合わせは、財団法人新宿文化・国際交流財団(TEL03・3341・2255)へ。 -
伊那市・富県「トムキャロット」 小麦粉粘土遊び
伊那市の富県公民館の未就園児とその保護者を対象とした、子育て教室「トムキャロット」は19日、富県ふるさと館で、小麦粉を使った粘土遊びをした。地域住民を中心とした会員18組40人が参加し、それぞれが手作り粘土を使って、思い思いの形を作り楽しんだ。
粘土は、薄力粉と水、塩、食用菜種油などをパンの生地を練るようにして作った。幼児が口に入れても安全性であることを考え、井上美弥代表が作り方を紹介。「自宅でも手作り粘土で遊べる」ことが狙いだという。
食紅で色付けた、ピンク、緑、黄色などの粘土は見た目も鮮やか。子どもたちは、母親と一緒になって、アニメキャラクターや、雪だるま、飛行機、バナナ、などを作るのに夢中。なかにはお気に入りを友達同士で交換し合うなどして交流も深めていた。 -
小学生防火作品コンクール審査会
伊那防火管理協会は19日、伊那公民館で、伊那消防組合管内の小学生を対象とした防火作品コンクールの審査会を開いた=写真。ポスターと書道の部の各最優秀賞1点ずつを選び、ポスターは伊那東小4年の小林莉歌ちゃん、書道は同小6年の郷頭愛(まな)ちゃんの作品に決まった。
防火意識を高めるための恒例事業。ポスター、書道、作文の部へ管内の小学4縲・年生から342点の応募があった。この日は、最優秀賞のほか、小学校教諭らが審査をし、ポスター19点、書道14点の優秀賞も決めた。
ポスター、書道の部の優秀賞以上の入賞作品は、「春の火災予防運動」期間中(3月1日竏・日)、各市町村の役場や大型店などで展示。作文の部は後日、審査があり、入選作品は有線放送で発表する予定。 -
米倉斉加年「憂気世絵展」 ベル伊那・23日まで
名優として舞台・テレビなどで活躍する一方で、自らを浮世絵ならぬ「憂気世絵師」と称する米倉斉加年(まさかね)氏の作品展は23日まで、伊那市日影のベルシャイン伊那店2階文化ホールで開いている=写真。同店では初めての開催。
日本や西洋の女性、子どもをモチーフとした肉質画、版画の計40余点を展示販売している。版画は「レフグラフ」と呼ばれる、日本の伝統工芸品である越前和紙の上に最新デジタル技術によって画像処理した世界で初めての技術だという。
「花のスカーフをした女」「春を待つ女」など会場に並んだ作品それぞれは、色彩豊かな色の表現。「鋭く幻想的で美しい女性や、かわいい子どもたちを描いた作品などが見る人を魅了している」(関係者)。
午前10時縲恁゚後6時(最終日は午後4時)。 -
いきいき塾で正月遊び
箕輪町の75歳以上を対象にしたミニデイサービス「いきいき塾」は17日、いきいきセンターで大型かるたやお手玉などの正月遊びを楽しんだ。
小河内地域の12人がボランティアと一緒に大型かるたに挑戦した。デイサービスセンターゆとり荘の利用者が作ったかるたで、ルールは通常のかるた取りと違い、絵札を囲んでいすに座り、読み上げられた札に大きなお手玉を投げる。紅白の2チームに分かれ、それぞれ赤色と白色のお手玉を投げ、絵札を持ち上げたときに上に乗っているお手玉の数で紅白の勝敗を決める。
「変な山、腰を下ろせばマツタケが」「友達と海辺で楽しくスイカ割り」などと読み上げると、利用者は目的の絵札目掛けて次々とお手玉を投げた。お手玉が軽いため思うように絵札に届かなかったり、せっかく絵札に乗っても別のお手玉に押し出されたり。「なんで近いのに入らないの」「あれ、外に出されちゃったよ」と皆で笑いながら夢中になっていた。 -
駒ケ根市保健補導員連合会総会
駒ケ根市は18日、07年の第1回保健補導員連合会総会と研修会を市役所で開いた。保健補導員約200人が出席し、06年の事業・会計報告、07年の事業計画・予算案を承認したほか、連合会長に和田佳代子さん=町一=を選出した。総会に先立って新任の補導員の代表者に中原正純市長から委嘱状が手渡された=写真。中原市長は「市民挙げての健康づくりのために先頭に立ってリーダーシップを発揮し、市の取り組みに力添えを願いたい」とあいさつした。
総会後、伊那保健所健康づくり支援課長の会津敏男さんによる講演「明るく楽しく健康づくり」が行われた。
選出された役員は次の皆さん。
▽会長=和田佳代子(町一)▽副会長=気賀澤たつ子(上穂)中原富美江(福岡)▽書記=福澤英子(東伊那)▽会計=小町谷名津子(下平) -
長谷を賑やかにする会がまちづくり放談会開催
伊那市長谷の住民有志でつくる「仮称・長谷を賑(にぎ)やかにする会」(羽場政光代表)は17日夜、道の駅・南アルプスむらの活動拠点施設メルシーで「新春まちづくり放談会」を開いた。地元住民らが意見を交わして、地域活性化への方策を探った。
同会は昨年12月、道の駅関係者や地域住民の有志で発足。合併によって懸念する地元の寂れや「取り残される不安」の解消を目指している。第一ステップとして、地域に参加を呼びかけ、活力あるまちづくりに向けて模索する機会にするべく、放談会を計画した。
放談会で会側は、長谷の情報発信基地とする道の駅から活性化の輪を広げていくことを提案し、メルシーの機能性の向上策について意見を求めた。参加者からは「まずは地域を盛り上げていこうという賛同者で組織を立ち上げることが第一歩。その組織で会議を重ね、知識を出し合って、年間の企画を考案していったらどうか」などの意見が出た。
放談会後の取材に羽場代表は「どうやって活性化に結びつけていくか手探り状態だったが、放談会によって今後の方向性が見えてきたように思う」と手ごたえを話した。
今後も月1回開催していきたいという。