-
田楽座 26日の伊那公演に向け稽古
伊那市富県を拠点に活動している、まつり芸能集団・田楽座は、26日に行われる伊那公演に向けて稽古を行っています。
田楽座は26日に、ニシザワいなっせホールで60周年記念ファイナル企画「感謝カンレキあめあられ 田楽座伊那公演」を行います。
16日は、伊那市富県の稽古場で公演の練習を行っていました。
田楽座は去年創立60周年を迎え、記念公演などを行ってきました。
今回の伊那公演はその最後を飾るものとして企画されました。
60周年記念ファイナル企画「感謝カンレキあめあられ 田楽座伊那公演」は、26日日曜日にニシザワいなっせホールで行われます。
チケットは税込み、一般3,500円、25歳以下が2,500円、伊那公演限定特典付きで特別席のチケットは1万円です。
-
上伊那の特別支援学級 作品展
上伊那の小中学校の特別支援学級と伊那養護学校の児童・生徒の作品展が伊那市のいなっせで17日から始まりました。
会場には児童・生徒の作品およそ700点が展示されています。
作品展は、表現活動の発表の場として、また地域の人に障がい者に対する理解を深めてもらおうと上伊那圏域特別支援教育連携協議会が毎年開いています。
会場には、貝殻など使った写真立てや習字などが並んでいます。
協議会では「子どもたちの個性あふれる豊かな作品ばかりなので多くの人に見に来てもらいたい」と話していました。
作品展は21日(火)までいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
入場は無料で、長時間鑑賞する人には駐車券の対応をするということです。
-
ザ・シワクチャーズ伊那 約10年ぶり単独演奏会
上伊那の60歳以上の女性で構成する合唱団、ザ・シワクチャ―ズ伊那の約10年ぶりとなる単独の演奏会が伊那市のニシザワいなっせホールで13日に開かれました。
13日はメンバー31人が歌声を響かせました。
平均年齢は78歳です。
「伊那市の歌」など手がけ、伊那市の名誉市民で2006年に亡くなった作曲家、高木東六さんが作曲した「水色のワルツ」など14曲を披露しました。
会場全員で歌うステージもありました。
メンバーは演奏会に向け、今年4月頃から練習に励んできたということです。
メンバーは「演奏会が出来て良かった。これからも楽しく歌っていきたい」と話していました。
-
第24回子ども太鼓in南箕輪
上伊那の小中学生が太鼓を通して交流する「子ども太鼓in南箕輪」が、村民センターで4日に開かれました。
この日は、6グループおよそ70人が演奏を披露しました。
交流会は、互いの演奏を聞き合うことで交流を深めようと毎年開かれていて、今回で24回目となりました。
このうち、伊那市の西春近北小学校の4年生は、学校で受け継がれている「夏祭り」を演奏しました。
交流会を企画した上伊那総合生活科研究会では、「今後も太鼓を通じた交流を続けていきたい」と話していました。
-
高遠第2・第3保育園 棟上げを祝う会
新園舎の建設が進められている伊那市高遠町の高遠第2・第3保育園で、棟上げを祝う会が15日に開かれました。
15日は、園児や地域住民、来賓などおよそ80人が出席しました。
棟上げを祝う会は、保育園の保護者会が主催し開かれました。
高遠第2・第3保育園は、老朽化のため旧園舎跡地に新園舎の建設が進められています。
神事は、保護者が神主の代わりを務め行われました。
鋲締めの儀は、下島直美園長や来賓などが行いました。
検鋲の儀には園児たちが交代で参加しました。
神事が終わると餅投げが行われました。
15日は建設中の園舎の見学も行われました。
新園舎は鉄骨造りの平屋建てで、延べ床面積はおよそ529平方メートルで、事業費は、およそ2億5,900万円です。
建物には保育室3室、未満児室1室、リズム室などが造られます。
園舎の完成は2026年3月を予定しています。
-
上農野球部 園児と交流
南箕輪村の上伊那農業高校の野球部は、村内の各保育園で、園児たちと野球を通して交流しました。
このうち西部保育園には野球部員5人が訪れ、年長園児26人と交流しました。
カラーボールを部員が投げ、プラスチック製のバットで園児たちがバッティングを体験していました。
上農野球部では園児に野球の楽しさを知ってもらう取り組みを行っていて、今年で4年目です。
村内4つの園に部員20人が分かれて行いました。
上農野球部顧問は「生徒自身も野球の楽しさを改めて感じてほしい」と話していました。
-
准看護学院 校舎移転前最後の戴帽式
伊那市の上伊那医師会附属准看護学院で半年間の学習の節目としてナースキャップが与えられる戴帽式が15日に行われました。
15日は、今年4月に入学した1年生8人全員が戴帽式を迎えました。
戴帽式は、半年間基礎的な知識を身につけた学生たちを准看護学生として認める儀式で毎年この時期に行われています。
式では、学生たちがナースキャップをかぶせてもらったあと、ナイチンゲール像から火をもらいろうそくを灯していました。
そのあと看護の精神をうたった「ナイチンゲール誓詞」を朗読しました。
来年4月、伊那市荒井に校舎が移転するため、現在の狐島にある校舎では最後の戴帽式となりました。
学生を代表して伊那市の松﨑琴美さんは、「ナースキャップの意味を心に持ち続け、1歩ずつ看護の道を歩んでいきたい」と抱負を述べました。
学生たちは来年2月から、上伊那の病院や福祉施設などで実習を行うということです。
-
南箕輪中学生議会 生徒が提案
南箕輪村の南箕輪中学校の生徒が中学生の視点で提案や質問をする中学生議会が14日村役場議場で開かれました。
14日は南箕輪中の3年生5人がそれぞれのクラスを代表して村に提案や質問をしました。
このうち丸山康介さんは、「南箕輪村のイメージキャラクターまっくんの知名度向上のため、レジ袋や、味工房のジェラートのパッケージにまっくんをデザインしたらどうか」と提案し、デザイン案を披露していました。
藤城栄文村長は「村としても提案が形になるよう考えていきたい」と答弁していました。
議会には、南箕輪中3年生のほか、まっくんも傍聴に訪れました。
中学生議会は、議会や村政に関心を持ってもらい、若い世代の意見を参考にしようと村議会が毎年開いています。
-
東京芸術大学の卒業生が高遠高校合唱部を指導
25日に行われる伊澤修二記念音楽祭に向け、伊那市高遠町の高遠高校合唱部の生徒が東京芸術大学の卒業生から14日に指導を受けました。
この日は高遠高校合唱部の生徒19人が指導を受けました。
講師は、東京芸術大学大学院音楽研究科を修了し、現在昭和音楽大学講師の黒川和伸さんが務めました。
高遠高校合唱部の生徒は25日に行われる伊澤修二記念音楽祭に出演します。
生徒たちは本番で披露する曲を歌いました。
黒川さんは「言葉一つ一つの発音や意味を考え、伝えることで味わい深くなる」などと指導していました。
伊那市では、高遠町出身の伊澤修二が東京芸術大学の初代校長を務めたことが縁で、交流を行っています。
高遠高校合唱部は、高遠町文化体育館で行われる第1部に出演するほか、伊那文化会館で行われる第2部に市民合唱団として出演します。
第39回伊澤修二記念音楽祭は、25日(土)に行われます。
-
上農祭で農産物販売 多くの人でにぎわう
南箕輪村の上伊那農業高校の文化祭、上農祭の一般公開が11日に行われ、多くの人でにぎわいました。
午前9時30分からの一般公開には、多くの人が並び、行列ができていました。
お目当ては、生徒が実習で育てた農産物です。
シャインマスカットやナガノパープルが一房500円で販売されました。
ほかにも玉ねぎやジャガイモなどの野菜、味噌やジャムなどの加工品、シクラメンの花も販売されました。
農産物はおよそ1時間でほぼ売り切れとなりました。
-
不登校の児童生徒の学びの支援考える
長野県南信教育事務所主催の不登校の児童生徒の学びの支援について考える、会合が2日伊那市のニシザワいなっせホールで開かれました。
会合では長野県教育委員会の川口顕寛さんが、伊那市教育委員会の教育支援センターの取り組みを紹介しました。
川口さんは「子どもや保護者のニーズに応じて中間教室を開設し支援に取り組んでいる。夜の中間教室では昼間の活動が難しかった子どもたちが通えるようになり安心できる居場所になっている」と話していました。
会合は不登校の児童生徒の学びが継続され支援が充実していくことを目指し南信教育事務所が開いたもので、会場には教員など約110人が集まりました。
-
来月開催 いのちのWa!コンサートⅣ
11月に伊那市の伊那文化会館で、オーケストラとコーラスによる音楽の集い「いのちのWa!コンサートⅣ」が開催されます。
11日はコンサートに向け出演団体による合同練習が伊那文化会館で行われました。
いのちのWa!コンサートは上伊那の合唱団体の代表者などでつくる実行委員会とKOA株式会社が主催するコンサートで今年で4回目です。
箕輪町在住の音楽家、唐沢史比古さんが音楽監督を務め、上伊那の小中高校や一般の合唱団、またプロのオーケストラが出演します。
コンサートはコーラス、オーケストラ、合唱劇、コーラスとオーケストラの合同演奏の4部構成です。
このうち合唱劇は11年前の御嶽山噴火で亡くなった人たちへのレクイエムとして、唐沢さんが脚本と作詞、作曲を手掛けました。
「いのちのWa!コンサートⅣ」は入場無料、全席自由で11月2日(日)午後2時から伊那文化会館で開かれます。
-
絵画や彫刻 伊那市民美術展
第47回伊那市民美術展が伊那市のいなっせで10日から始まりました。
会場には、伊那市民美術会会員の作品およそ50点が展示されています。
伊那市民美術会には46人が所属していて会場には日本画や洋画、彫刻が並んでいます。
伊那市民美術展は14日火曜日まで、いなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
-
伊那谷の所蔵品~阪本天山「題壁」~
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の文化施設で展示されている所蔵品を紹介するコーナー、伊那谷の所蔵品。
10日は、高遠町歴史博物館所蔵、阪本天山「題壁」です。 -
北福地 伝統の奉納演芸大会
伊那市富県北福地の諏訪社奉納演芸大会が4日、北福地集落センターで開かれました。
公民館横に設けられたステージでは地区住民が獅子舞や踊りなどを披露しました。
演芸大会は、北福地区諏訪社の秋の例大祭に合わせ毎年開かれています。
この日は10演目行われ、ダンス教室に通っている子ども達によるダンスの披露や、小学生による子ども神輿が行われました。
また、区と公民館の役員は、演芸大会に向けて練習してきた花笠踊りを、北福地民俗芸能保存会は筒の中に貨幣を入れた銭太鼓のリズムに合わせ安来節を披露しました。
このほかに常会毎による出し物も行われました。
北福地祭事会では「多くの人が集まってくれて、地区の絆を深める事ができました」と話していました。
-
箕輪南小4年が社会見学 伊那CATVで番組作り体験
箕輪町の箕輪南小学校4年生は、社会科の学習の一環で伊那ケーブルテレビを9日に訪れました。
訪れたのは、箕輪南小の4年生19人です。
児童たちは、アナウンサー、カメラマン、ディレクターの3つの役割に分かれて、番組制作を体験しました。
アナウンサー役の児童は、実際のニュース原稿を読み上げ、カメラマン役の児童は、ピントの調整などを行いながら撮影に挑戦。
ディレクター役の児童は、映像の切り替えやテロップの作成を担当しました。
児童たちは、番組制作のスタッフに、日ごろの仕事で気を付けていることや、編集作業にかかる時間など、さまざまな質問をしていました。
箕輪南小学校の4年生は、テレビ番組がどのように作られているのかを知り、情報の集め方やまとめ方、そして伝え方の工夫について学習しようと伊那ケーブルテレビを訪れました。 -
高遠中学校2年生 高遠パターンプロジェクト
伊那市高遠町の高遠中学校2年生は、地元の事業者と連携し、パターン模様をデザインして地域の魅力を表現する「高遠パターンプロジェクト」に取り組みます。
8日は、美術の公開授業が行われ、2年2組の21人が、パターンデザインによるPRを希望する、高遠さくらホテルや株式会社仙醸など地元の4事業者を招き、要望を聞きました。
高遠中学校は、昨年度に伊那市のデザイン会社からサポートを受け生徒が主体的に表現することを学ぶデザイン授業を実施しました。
今回の高遠パターンプロジェクトはその発展形として、事業者の魅力、高遠の魅力を繰り返し模様で表現するパターン模様を生徒がデザインします。
デザインした模様は商品のラベルなどとしての活用を目指します。
高遠さくらホテルの従業員からは「高遠をイメージする桜を取り入れてほしい」との要望が出ていました。
仙醸の社員から要望を聞いた生徒はタブレット端末を使ってデザインしていきました。
生徒たちは事業者とメールなどでやり取りを行いながらパターン模様のデザインを完成させるということです。
完成したデザインは来年春の観桜期に販売する商品のラベルなどに取り入れられる予定です。
-
日本画藍の会 初の作品展
上伊那の絵画愛好家でつくる、日本画藍の会による作品展が、伊那市のアートギャラリーミヤマで開かれています。
会場には、風景や動物などを描いた33点が展示されています。
日本画県展が去年終了し、自分たちの作品を発表する場を作ろうと、今回初めて展示会を開きました。
日本画藍の会は、上伊那の50代から80代の女性9人で活動しています。
展示会は16日木曜日までアートギャラリーミヤマで開かれています。
火曜日と水曜日は休館です。
-
箕輪町市川よし子さん 県障がい者文化芸術祭で奨励賞
先月行われた、第28回県障がい者文化芸術祭で、箕輪町沢上の市川よし子さんの短歌が、文芸部門で奨励賞を受賞しました。
6日は、箕輪町役場で表彰伝達式が行われ、白鳥政徳町長が市川さんに賞状を渡しました。
市川さんは箕輪町沢上在住で、現在90歳です。
今回受賞した短歌は、
「大好きな 切絵諦め、ぬり絵する 片目となりて 心晴れずも」です。
市川さんが、3月に病気で左目の視力を失った時の気持ちを綴った短歌です。
市川さんはほかにも、切り絵と詩を出品しました。
文化芸術祭には県内からおよそ570点の出品がありました。
役場では、箕輪町から出品した作品、16点が10日金曜日まで展示されています。
-
「逃げ若」歴史監修協力 齊藤さんが講演
南北朝時代を舞台にしたテレビアニメ、「逃げ上手の若君」の歴史監修協力をした、齊藤太一さんによる講演会が、伊那市の伊那図書館で9月21日に開かれました。
講演会では、「伊那の南北朝時代にふれる」と題し講演しました。
齊藤さんは、伊那市富県出身で、鎌倉幕府滅亡後の南北朝時代を描いたテレビアニメ「逃げ上手の若君」の歴史監修に協力しています。
幕府最後の執権を握った北条高時の息子、時行が主人公のアニメで、諏訪地域などが舞台となっています。
去年7月から9月まで、第1期が全国で放送されました。
アニメでは伊那市長谷の大徳王寺城址も登場していて、齊藤さんは「伊那谷にも時行らと関わりがある史跡が残されている。南北朝時代は、今後伊那の新たな文化・観光資源になりうる」と話していました。
講演会には、市内外から40人が参加しました。
-
国宝「松林図屏風」高精緻レプリカ展示
箕輪町郷土博物館は、町発足70周年記念事業の一環で国宝の松林図屏風のレプリカを4日から13日まで展示しています。
初日の4日は、午前中から来場者が訪れ、細部まで忠実に再現されたレプリカを鑑賞していました。
-
羽広誌研究会 地区の植物図鑑発刊へ
伊那市西箕輪羽広の住民有志でつくる羽広誌研究会は仲仙寺周辺に生息する植物図鑑の発刊に向け作業を進めています。3日は、最終の校正会議が開かれました。
3日は羽広公民館で会議が開かれメンバー9人が写真や解説文の確認をしました。
メンバーからは、「小中学生も使えるよう漢字にはルビを振った方が良い」「マムシグサは羽広ではヘビマクラと呼んでいた。解説文に加えてほしい」などの意見が出されていました。
研究会では2023年から植物図鑑作りを始めました。
おおむね月に1回のペースで観察会を開き、撮影を行ってきました。
発刊する図鑑は、大きさはB6で、カラー印刷の170ページです。
400部作り、観察会で撮影した写真が使われています。
3日の校正会議では170ページを確認し、全て終わったのは4日の午前0時近くでした。
図鑑は年内に完成する予定です。
-
上伊那岳風会 吟道大会
長野県上伊那岳風会の吟道大会が、伊那市のJA上伊那本所で4日に開かれました。
大会には、20代から90代までの130人が参加しました。
1人で吟じる独吟や、複数人で吟じる合吟など、77演目が披露されました。
上伊那岳風会には、およそ170人が所属していて、この日は日頃の練習の成果を発表しました。
この日はほかに、伊那谷を放浪した漂泊の俳人、井上井月をテーマにした構成吟も披露されました。
映像にあわせた独吟や、剣舞で井月がのこした俳句を披露しました。
上伊那岳風会では、「長年にわたり作り上げてきた詩吟の文化を次世代に繋いでいきたい」と話していました。
-
伊那養護学校 どんぐりまつり
伊那市の伊那養護学校の文化祭、第46回どんぐりまつりが3日から2日間の日程で始まりました。
今年のどんぐりまつりのテーマは「伊那養のみんな~!何が好き?万博よりもどんぐりまつり!」です。
校内には、小学部・中学部・高等部の作品が展示されています。
色を塗ったどろだんごやトイレットペーパーの芯に紙を貼って作ったみのむしなどが飾られています。
4日は一般公開が行われ、体育館やホールで、児童や生徒が製作した木工品やキーホルダーなどの販売が行われます。
時間は、4日午前11時30分から午後1時30分です。
-
長谷中学校の生徒がJICA指導の外国人講師と国際交流
国際協力機構・JICA駒ヶ根で語学を教えている外国出身の講師が、3日、伊那市長谷の長谷中学校の生徒と国際交流をしました。
交流会には、長谷中学校の全校生徒31人が、世界各国の民族衣装を着て参加しました。
交流したのは、フランス、ペルー、インドなど5か国の講師5人です。
アフリカの打楽器「ジャンベ」を生徒と一緒に演奏し、輪になって踊りました。
生徒は踊りや合唱を発表しました。
交流会の後は、グループに分かれて講師の出身国の言語を学び、自己紹介や日常会話の練習に取り組みました。
この交流は、長谷中学校の英語教諭が、以前JICAに勤務していた縁で始まったもので、今年で3回目です。
-
中原知得さん米寿記念 水墨画と盆栽展示会
上伊那の水墨画愛好者でつくる、瑞雲墨志会の前の会長の、中原知得さんの米寿を記念した、水墨画と盆栽の合同展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には中原さんが手掛けた水墨画と盆栽合わせておよそ110点が展示されています。
中原さんは駒ヶ根市在住で、2月に88歳の米寿を迎えました。
水墨画は、定年退職した60歳のころにはじめ、中原さんが訪れた全国各地の風景などが描かれています。
盆栽は20代のころから行っていて、手掛けてから60年、樹齢およそ100年になる盆栽も展示されています。
展示会は、7日火曜日までかんてんぱぱホールで開かれています。
-
南箕輪村広島平和学習 報告会
8月に広島県で平和学習を行った南箕輪村の小中学生による研修報告会が、1日の夜に村民センターで開かれました。
報告会では、平和学習に参加した小中学生12人が学習のまとめを発表しました。
子どもたちは、8月5日と6日に広島県を訪れ、平和記念公園や原爆ドームの見学、平和記念式典への出席で、戦争と平和について学びました。
村では、戦後80年にあわせ、小中学生とその保護者の広島平和学習を初めて行いました。
報告会では、パワーポイントなどを使って、分かったことや感じたことを発表しました。
報告会にはおよそ20人が訪れ、発表を聞いていました。
なお、同じ日程で広島平和学習を行った箕輪町でも、1日に報告会が開かれました。
-
南箕輪村の教育長に尾形さん就任
任期満了に伴う南箕輪村の新しい教育長に、田畑の尾形浩さんが10月1日付けで就任しました。
10月1日は役場で就任式が行われ、藤城栄文村長から尾形さんに人事通知書が手渡されました。
尾形さんは、昭和35年生まれの64歳で、筑波大学第一学群自然学類を卒業後、県内中学校の教諭として勤務し箕輪中学校校長などを務めました。
新教育長の任命は清水閣成教育長の任期満了に伴うものです。
尾形教育長の任期は10月1日から3年間です。
-
子どもの権利について考える
子どもの権利について考える講演会がきょう、伊那市の伊那公民館で開かれました。
講演会では元教員で、子どもの権利条例をすすめる市民の会共同代表の宮下与兵衛さんが話をしました。
宮下さんは「子どもを、将来仕事に就いたり、市民として社会に参加するまでの未熟な存在だという考え方はおかしい。子どものときから社会の一員であり、その権利が尊重されなければならない」と話していました。
講演会は住民有志でつくる、子どもの権利条例をすすめる市民の会が開いたもので会場にはおよそ40人が集まりました。
会では「子どもの権利に関する条例を制定することに意味があるのではなく考え方を地域に広めていくことが大事だ」と話していました。
上伊那では箕輪町が子どもの権利に関する条例を制定しているほか、伊那市は2027年4月の制定を目指しています。
-
高校演劇 弥生が県大会へ
上伊那地区高校演劇合同発表会が伊那市の伊那文化会館で21日に開かれ、伊那弥生ケ丘高校が県大会出場を決めました。
発表会には、伊那弥生ケ丘、伊那北、赤穂、伊那西の4校が出場しました。
審査の結果、オリジナルの脚本「ビッグボンバーン」を演じた伊那弥生ケ丘高校が県大会出場を決めました。
この作品は、感情を動力にした宇宙船に乗った4人の高校生が、互いに気持ちをぶつけ合い成長していくというストーリーです。
伊那弥生ケ丘高校は11月に上田市で開かれる県大会に出場します。