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全中ソフトテニス大会に伊那東部生出場
21縲・3日、宮城県仙台市である全国中学校ソフトテニス大会の男子個人戦(ペア)に出場する、伊那市の伊那東部中3年の城鳥貴俊君(14)、井上泰希君(14)ペアが17日、市役所を訪れ、小坂樫男市長に意気込みを語った。
2人は上伊那、南信大会で優勝し、県大会では3位。本大会出場を決める北信越大会では5位の好成績を勝ち取り、初の全国切符を手にした。後衛の城鳥君は左利きで力強いストローク、素早いフットワークが武器、前衛の井上君は堅実で頭脳敵なプレーや思い切りのよいポーチが持ち味だ。
テニス部の野沢嘉高顧問(46)は「精神的にも強く、ピンチの場面でも勝負強さがある2人。大会でも自分の力を発揮してほしい」と期待。大会に向け、城鳥君は「悔いの残らない試合をしてきたい」。井上君は「最後まで諦めず、自分のプレーを出したい」とそれぞれ抱負を述べた。
全国中学校ソフトテニス大会に出場の城鳥君(右)、井上君(左)ペアと顧問の野沢さん -
7年ぶり復活村民登山、雲上の別天地目指して
7年ぶりに復活の宮田村の村民登山「西駒へ行ってみめえか」は18、19日に1泊2日の行程であり、30人が地元の名峰・西駒ケ岳の頂上を目指した。
往復ロープウェーを利用する初心者向けと、北御所から入山するコースの2つの班に分かれた。
初心者向けには16人が参加。村内の「山を愛する会」のガイドで千畳敷を経て山道を歩いた。
天候にも恵まれ、コマウスユキソウなど高山植物の観賞も満喫。眼前に広がるアルプスのパノラマにも息を飲んだ。
参加した女性たちは「頂上まで登るのは中学校の登山以来40年ぶり。朝のご来光が楽しみ」と、下界の猛暑を忘れる・ス雲上の別天地・スにご満悦。
愛娘の梨紗さん(10)と一緒に参加した吉水千代子さん=大原区=は「家から眺める駒ケ岳だけでは我慢できなくて。20年ぶりにリュックを押入れから引っ張り出しました」と、親子仲良く登山を楽しんでいた。
主催した村の第三セクター宮田観光開発が運営する山小屋に宿泊。19日は濃が池などを散策し、ロープウェーで下山する。 -
第47回上伊那陸上競技選手権大会結果=決勝記録
★男子
【100メートル】▽中学(1)原翔太(伊那3)11秒97(2)田畑勇貴(伊那3)(3)小田部宙(春富2)(4)唐澤玄(南箕輪1)(5)鰍澤将平(駒ケ根東2)(6)有賀春樹(辰野2)▽一般(1)堺澤博樹(赤穂高2)11秒80(2)唐澤和也(伊那弥生高2)(3)大石洋佑(伊那北高2)(4)村井大介(駒ケ根工業高2)(5)赤澤侑生矢(駒ケ根工業高2)(6)安藤太郎(伊那弥生高2)
【200メートル】▽中学(1)田畑勇貴(伊那3)24秒85(2)小田部宙(春富2)(3)福沢大輔(赤穂2)(4)真木啓佑(駒ケ根東2)(5)小林祥史(箕輪2)(6)黒河内康介(箕輪1)▽一般(1)三村瑞樹(伊那北高1)23秒04(2)赤沢侑生矢(駒ケ根工業高2)(3)村井大介(駒ケ根工業高2)
【400メートル】▽共通(1)唐澤和也(伊那弥生高2)53秒17(2)野坂大樹(伊那弥生高1)(3)北原渡(伊那北高1)(4)福沢大輔(赤穂中2)(5)安藤太郎(伊那弥生高2)(6)竹村悠太(駒ケ根東中2)
【1500メートル】▽共通(1)村上剛(伊那北高2)4分15秒19(2)小林祐作(伊那弥生高2)(3)北原弘司(伊那北高1)(4)春日隆大(伊那北高2)(5)神耕平(伊那北高1)(6)天野進(駒ケ根東中2)
【3千メートル】▽中学(1)小林純平(駒ケ根東3)9分30秒55=大会新(2)澁谷宥介(駒ケ根東3)(3)久保田光(駒ケ根東3)(4)南澤延輝(中川2)(5)竹村亮作(駒ケ根東2)(6)草野智徳(駒ケ根東3)
【5千メートル】▽一般(1)滝澤勉(ジェルモ)16分06秒93(2)小林太一(駒ケ根陸協)(3)福澤純平(上伊那農業高3)(4)羽生吉浩(養命酒)(5)鈴木昌幸(ジェルモ)(6)池田大作(上伊那陸協)
【110メートル障害】
▽中学(1)蟹沢勇斗(伊那東部2)19秒91(2)小林渡(伊那東部1)(3)服部裕明(宮田2)(4)竹村正彦(駒ケ根東2)(5)小林達明(宮田2)(6)清水泰志(南箕輪1)▽一般(1)赤羽巧(伊那北高1)17秒30
【400メートルリレー】▽中学(1)伊那B(小林一也、田畑勇貴、原田遊、原翔太)48秒79(2)南箕輪(唐沢、稲見、清水、諏訪間)(3)駒ケ根東(矢沢、真木、鰍沢、竹村)(4)伊那東部B(櫛笥、中島、春日、フジウラ)(5)赤穂(中原、小林、小椋、福沢)(6)辰野(赤羽、有賀陽、小口、有賀春)
【走り高跳び】▽中学(1)清水智成(南箕輪2)1メートル65(2)真木啓佑(駒ケ根東2)(3)竹村春樹(赤穂1)▽一般(1)宮崎友宏(赤穂高1)1メートル75(2)稲村立吉(高遠高2)
【棒高跳び】▽共通(1)松沢ジアン成治(高遠高1)4メートル70=大会新(2)城取寛幸(高遠高3)(3)春日太陽(春富中3)(4)正木豊(高遠高1)(5)矢野祐貴(同)(6)黒河内岳(伊那東部2)
【走り幅跳び】▽中学(1)原翔太(伊那3)5メートル71(2)竹松高彬(春富2)(3)宮沢拓人(伊那1)(4)所河右京(駒ケ根東1)(5)原智也(南箕輪1)(6)小原幸紀(宮田2)▽一般(1)池上順也(東海大1)7メートル12=大会新(2)野溝亮太(高遠高3)(3)城取寛幸(高遠高3)(4)尾崎充紘(駒ケ根工業高3)(5)矢島春樹(赤穂高2)(6)後藤智耶(駒ケ根工業高2)
【三段跳び】▽一般(1)野溝亮太(高遠高3)12メートル26(2)稲村立吉(高遠高2)
【砲丸投げ】▽中学(1)安藤純(箕輪2)10メートル17(2)鰍沢将平(駒ケ根東2)(3)米山裕馬(中川2)(4)服部裕明(宮田2)(5)宮下亮人(中川1)(6)谷川伸吾(宮田2)▽一般(1)堀井裕介(伊那北高2)8メートル59(2)渡部優樹(駒ケ根工業高3)(3)福島健一(駒ケ根陸協)(4)前島孝介(上伊那農業高1)
【円盤投げ】▽一般(1)正木豊(高遠高1)20メートル73(2)春日信二(高遠高2)
【やり投げ】▽一般(1)福島健一(駒ケ根陸協)47メートル25(2)後藤智耶(駒ケ根工業高2)(3)堀井裕介(伊那北高2)(4)春日信二(高遠高2)
★女子
【100メートル】▽中学(1)中村夕貴(赤穂2)13秒61(2)金子美穂(伊那2)(3)茅野万里奈(辰野3)(4)伊藤美智花(伊那3)(5)坂井聖奈(辰野1)(6)北原夏帆(駒ケ根東2)▽一般(1)仲田千秋(中京女子大1)12秒62=大会新(2)下平侑美(伊那西高2)(3)山崎愛里(伊那弥生ケ丘高2)(4)赤羽優希(伊那弥生ケ丘高1)(5)沢田帆奈美(伊那西高1)(6)大場沙奈(伊那弥生ケ丘高1)
【200メートル】▽中学(1)征矢萌唯(箕輪2)27秒06(2)中村夕貴(赤穂2)(3)宮下杏香(駒ケ根東2)(4)茅野万里奈(辰野3)(5)大久保萌花(伊那東部2)(6)保科千絵(宮田3)▽一般(1)今井沙緒里(至学館高2)25秒00(2)仲田千秋(中京女子大1)(3)山崎愛里(伊那弥生ケ丘高2)(4)鹿野恵理(伊那弥生ケ丘高2)(5)赤羽優希(伊那弥生ケ丘高1)(6)大久保涼花(伊那弥生ケ丘高2)
【400メートル】▽共通(1)大久保涼花(伊那弥生ケ丘高2)65秒71(2)青木美智子(伊那弥生ケ丘高1)(3)山田咲織(赤穂中2)(4)中村茜(伊那弥生ケ丘高2)(5)大場沙奈(伊那弥生ケ丘高1)(6)馬場彩香(伊那弥生ケ丘高2)
【800メートル】▽共通(1)蟹沢未来(赤穂中2)2分30秒74(2)池田杏奈(伊那弥生ケ丘高1)(3)服部景(伊那北高2)(4)原奈々(箕輪中2)(5)池上萌(赤穂中2)(6)森田遙(赤穂中2)
【3千メートル】▽共通(1)篠田美樹(駒ケ根東中3)10分52秒62(2)湯沢ほのか(駒ケ根東中1)(3)福沢志穂(駒ケ根東中2)(4)森田遙(赤穂中2)(5)竹村知世(駒ケ根東中2)(6)鈴木晴花(駒ケ根東中3)
【100メートル障害】▽中学(1)桐山明日香(宮田3)16秒62(2)中谷一恵(辰野3)(3)高橋千夏(伊那東部1)(4)町田佳穂(伊那東部1)(5)杉江美沙(南箕輪2)(6)小出海月(宮田2)▽一般(1)小沢智代(伊那弥生ケ丘高2)17秒75(2)小沢あゆみ(伊那西2)(3)大倉未来(伊那西2)(4)伊藤真夕佳(高遠高1)
【400メートルリレー】▽中学(1)宮田(保科千絵、桐山明日香、田口瑠莉、小出海月)55秒36(2)赤穂(望月、松井、森下、中村)(3)伊那A(曽我、金子、春日、伊藤)(4)駒ケ根東(北原和、北原夏、下島、宮下)(5)伊那B(伊藤、牧田、田中、倉科)(6)春富A(丸山、竹松、有賀み、有賀楓)▽一般(1)伊那西高(小沢あゆみ、沢田帆奈美、大倉未来、下平侑美)53秒30(2)伊那弥生ケ丘高B(大場、山崎、鹿野、赤羽)(3)伊那弥生ケ丘高A(中村、青木、小沢、大久保)(4)オープン至学館(国仲、瀬川、浜崎、今井)
【走り高跳び】▽中学(1)有賀楓子(春富2)1メートル53(2)伊藤美智花(伊那3)(3)松島愛(春富2)(4)丸山晴香(春富1)(5)平沢花恵(中川1)(6)湯浅玲(伊那2)▽一般(1)小口紗也加(長野大)1メートル45(2)下島千歩(伊那北高1)
【走り幅跳び】▽中学(1)桐山明日香(宮田3)5メートル13=大会新(2)春日智香(伊那3)(3)青木亜里沙(辰野1)(4)大久保萌花(伊那東部2)(5)田口瑠莉(宮田2)(6)小出海月(宮田2)▽一般(1)下平侑美(伊那西高2)5メートル17(2)瀬川恵美(至学館2)
【棒高跳び】▽共通(1)前田朋子(中京大クラブ)3メートル80=大会タイ(2)鹿野恵理(伊那弥生ケ丘高2)(3)伊沢楓(春富中2)(4)田畑みなと(春富中2)
【砲丸投げ】▽中学(1)村田彩香(南箕輪3)10メートル15(2)中谷一恵(辰野3)(3)村田名(中川2)(4)森本若菜(伊那2)(5)篠原皐(駒ケ根東1)(6)高坂真由(南箕輪1)▽一般(1)征矢絵莉奈(上伊那農業高3)10メートル02
【やり投げ】▽一般(1)小沢智代(伊那弥生ケ丘高2)30メートル57(2)大倉未来(伊那西2)(3)国中美沙紀
【円盤投げ】▽一般(1)征矢絵莉奈(上伊那農業高3)26メートル71 -
障害者水泳全国大会出場激励
宮田村大田切の石沢昌樹君(16)=伊那養護学校高等部1年=は日本身体障害者水泳連盟が主催する第24回日本身体障害者水泳選手権大会(9月15、16日、福岡県)に初出場する。種目は50メートル自由形。関東大会(6月24日、長野市)で3位の成績を収めて出場が決まった。
16日、石沢君は母親の礼子さんとともに宮田村役場を訪れ、清水靖夫村長らの激励を受けた=写真。清水村長は「実力が認められた結果。自分の力を信じてしっかり頑張って」と励ました。礼子さんは「水泳は本格的に始めてまだ3年だが、全国大会に行けるとは思っていなかった。感無量です」と話した。
石沢君は聴覚と知的障害があるが、小さい頃から水遊びは大好きで、太田切川でよく遊んでいたという。医者に止められていたため、水泳を始めたのは小学校6年生になってから。最初はまったく泳げなかったが、徐々に泳ぎをマスターし、昨年は県の大会で優勝するまでになった。初の全国大会を前に、駒ケ根市の看護大プールで毎日2時間の泳ぎ込みと1時間の筋力トレーニングを黙々とこなしている。 -
全国大会出場選手激励会
駒ケ根市教育委員会は15日、全日本中学校総合体育大会に出場する選手らの激励会を保健センターで開いた。選手の代表者らは「雰囲気にのまれないよう全力を出し切りたい」、「1位を目指したい」、「悔いの残らないよう、上位入賞を果たしたい」とそれぞれ決意を述べた=写真。中原稲雄教育長は「自分のベストを発揮できるよう、精いっぱい頑張って」と激励した。
大会は陸上が8月21日に宮城県で、新体操は23日に青森県でそれぞれ行われる。
出場選手は次の皆さん(カッコ内は学年)
◆陸上▼100メートル、200メートル、4×100メートルリレー=加藤一樹(赤穂3)▼110メートルハードル、4×100メートルリレー=森雅貴(同3)▼4×100メートルリレー=松尾駿輝(同3)大野裕紀(同3)中嶋慎也(同3)▼1500メートル、3000メートル=福沢潤一(東3)
◆新体操▼団体=清水累衣(赤穂3)小原恵(同2)唐沢紗季(同2)山崎真緒(同2)新井彩夏(同1) -
第23回信州リレー競技大会結果
◆第23回信州リレー競技大会(12日・茅野市運動公園陸上競技場)=上伊那関係分・決勝記録
〈男子〉
▽千(100+200+300+400)メートルリレー(1)ヤマトヤTC(等々力守、熊谷憲、山田俊光、山浦圭介)2分06秒96(4)伊那北高A(春日慧悟、谷川大輔、小林圭輔、大石洋祐)2分08秒71(7)伊那北高B(倉田健斗、北原渡、赤羽巧、重盛赳男)2分14秒62▽3200メートルリレー(1)伊那北高A(唐沢健一、向山貴大、北原弘司、村上剛)9分20秒91(2)伊那北高B(重盛赳男、神航平、中村英雄、春日隆大)9分28秒53▽6千メートルリレー(1)茅野市陸協(伊藤謙、高橋成也、中本勇一、河西勇輝)18分53秒94(2)伊那北高A(唐沢健一、向山貴大、北原弘司、村上剛)19分05秒53(4)伊那北高B(中村英雄、神航平、浅井順平、春日隆大)19分49秒32▽中学千(100+200+300+400)メートルリレー(1)高陵(林拓真、古田貴久、胡桃沢裕之、牧内拳)2分09秒65(5)伊那A(林義隆、廣田裕貴、原翔太、田畑勇貴)2分18秒95(7)駒ヶ根東A(真木啓佑、鰍沢将平、竹村悠太、米沢祥吾)2分21秒75▽中学3200メートルリレー(1)駒ヶ根東A(小林純平、渋谷宥介、天野進、福沢潤一)9分05秒87(3)駒ヶ根東B(竹村亮作、久保田光、草野智徳、寺沢尚之)9分50秒54(4)伊那(林義隆、小林一也、熊谷佳彦、原田遊)9分56秒31(8)駒ヶ根東C(下平庸介、竹村悠太、野溝渉、大蔵孝治)10分16秒16▽中学6千メートルリレー(1)駒ヶ根東A(小林純平、竹村亮作、久保田光、福沢潤一)18分51秒54(2)駒ヶ根東B(天野進、渋谷宥介、寺沢尚之、草野智徳)19分39秒34(6)駒ヶ根東C(大蔵孝治、野溝渉、下平庸介、大蔵孝明)21分03秒25
〈女子〉
▽中学800メートルリレー(1)岡谷東部A(杉山美沙、小口明音、花岡直美、宮坂楓)1分55秒38(7)伊那A(曽我香凛、金子美穂、春日智香、伊藤美智花)2分00秒93(8)駒ヶ根東A(下島瞳、渋谷多江、小池麻美、宮下杏香)2分02秒44▽1600メートルリレー(1)鉢盛A(三村楓、上條八恵子、櫻井佐也香、上條志織)4分32秒22(2)駒ヶ根東A(宮下杏香、篠田美樹、北原成美、福沢志穂)4分32秒65(3)駒ヶ根東B(小池麻美、湯沢ほのか、鈴木晴花、寺平稚博)4分39秒39(4)駒ヶ根東C(下島瞳、竹村知世、北原和香菜、渋谷多江)4分43秒49▽3200メートルリレー(1)駒ヶ根東A(湯沢ほのか、篠田美樹、北原成美、福沢志穂)10分28秒13(2)赤穂(蟹沢未来、山田咲織、森田遥、池上萌)10分38秒49(3)駒ヶ根東B(寺平稚博、鈴木晴花、竹村知世、宮崎佑里子)11分08秒80(4)伊那(牧田琴美、田畑日向子、原田楽、御子柴恵子)11分41秒57 -
第53回箕輪町民野球大会
お盆の恒例、第53回箕輪町民野球大会が14日、番場原第1、第2運動場であった。例年より多い20チームが出場し、ジリジリと照りつける太陽の下で試合を楽しんだ。
町民の体力向上と相互の親ぼくを目的に町教育委員会が開いている。町民野球のために休暇をとって参加する人も多く、勝敗はもちろんだが楽しんでプレーする姿が目立つ大会。朝6時半に第1試合が始まり、コート4面でトーナメント戦で競った。
豪快にバットを振ってベンチに戻った仲間に「気持ちのいい三振だ」と声が掛かったり、最終回に代打で登場した中学生に相手チームの選手が「バッター、もっと脇つけて」と温かい指導の声が飛んだり。負けたチームも「予定通り飲めるぞ」とベンチに戻ると、応援していた仲間が「勝っちゃったらどうしようかと思った」と答える一幕もあった。
結果は次の通り。
(1)ドリームス(2)長岡分館(3)ブラックローゼス、ハーフムーン -
キッズスポーツキャラバン
伊那教育事務所は8月から10月にかけ、信州縦断キッズスポーツキャラバンとして子どもの体力向上キャンペーンに取り組んでいる。11日、第1回ワークショップが駒ケ根市の赤穂小学校体育館で開かれた。保育園児、小学1、2年生と保護者ら約100人が参加し、さまざまな運動を通して体力の向上に取り組んだ。腕や肩など、子どもたちが普段の生活の中で使うことの少ない部分の筋力を養うため、参加者は四つんばいになって歩くクマさん歩きやトンネルくぐり、ゴムひもを使っての側転など、講師の指導で楽しくこなした=写真。
最近の子どもは昔に比べて体格が良くなっているにもかかわらず転んだ時のけがが増えていることから、幼少期に筋力やバランス感覚を養う必要があるとして、伊那教育事務所は2年前からキャンペーンに取り組んでいる。
ワークショップ第2回は25日に伊那市で、第3回は10月27日に箕輪町でそれぞれ開かれる。 -
【ごっちゃん会代表 吉川武朋さん】
駒ケ根青年会議所の会員が中心となり、相撲好きが集まって3年前に結成したごっちゃん会の代表。小学生に相撲の指導などを行うほか、相撲大会では行司なども務めている。
◇ ◇
福岡県生まれ。中学、高校時代にはバスケットボール部に入って練習に明け暮れていたが、残念ながらレギュラーメンバーにはなれなかった。相撲との出合いはバスケット部を引退した高3の春。相撲部に入って初めてまわしをつけた時、何ともいえない不思議な感覚に襲われた。
「裸になること自体、それまでのスポーツのイメージとまったく違った感覚だったが、しこ、そんきょなど、勝負とは直接関係のない所作がいろいろあることに伝統の重みを強く感じた」
初めて経験する本格的な相撲だったがその2週間後、腕試しに竏窒ニ出場した県の大会で連戦連勝。あれよあれよという間に勝ち上がり、何と個人優勝を果たして県1位に輝く。
「あの時はひどく緊張していて頭の中は真っ白だった。取り口とか決まり手なんかまったく記憶がない。表彰式でメダルをかけてもらったことだけは何とか覚えているが、どうやって勝ち進んだのか分からない。でも、バスケットで足腰を鍛えていたことが無駄ではなかったような気がしてうれしかった」
その年には国民体育大会にも初出場した。惜しくも全国の厚い壁にはね返されたが、その後も精進を重ねて多くの大会で優勝。24、25歳の時には国体に2年連続出場を果たすなど活躍した。
◇ ◇
駒ケ根市には10年前に越してきた。誰か相撲をやっている人はいないかと見まわしてみたが、残念ながら見当たらなかった。しかし相撲の経験者であることを伝え聞いた人の紹介もあり、小学生相撲大会で子どもたちの指導をすることになった。
「相撲の魅力は勝ち負けよりも礼儀を重んずること。会の活動の目的は相撲の普及というよりも、相撲を通じて人間同士の心のつながり、思いやり、礼節などを学んでほしいというのが本当のところなんです。そのことは子どもたちだけでなく、大人たちにも広がっていってもらいたい。だから、これからは相撲以外にもいろいろと活動していこうと考えているんです」
(白鳥文男) -
飯島町ママさんバレー「どんぐり」が全国大会へ
山形県天童市で9月6日から開く第38回全国ママさんバレーボール大会に出場する飯島町のどんぐりチーム(宮脇明子監督、井口智世主将、15人)の激励会が9日、役場であった。どんぐりは6月10日、松本市総合体育館で開いた県予選大会で優勝し、全国に駒を進めた。町では初めての快挙。
県予選では準勝戦では昨年の北信越大会で涙を飲んだ「さつき」を2対1で下し、決勝では1昨年2回戦で敗れた「もちづき」を2対0で撃破し、初の優勝を手にした。
高坂町長は激励金を手渡し「全国大会出場は町は初めての快挙。県代表として、体調を整え、パワーをいかんなく発揮して、必勝を」と激励した。
選手を代表し、井口主将は「県大会では因縁の対決を制し、優勝できた。年々、少しずつ力がついて来たと実感している。県代表として、恥じないように、精いっぱい頑張ります」と健闘を誓った。 選手は次の皆さん(敬称略)
宮脇明子(監督)、井口智世(主将)柳生香織、黒塚志保、佐々木ちか江、芦部富子、高橋千代美、茅野克子、財前陽子、宮沢紀子、湯沢初美、下平絵美、杉原恵美子、米山由江、小河かおり -
全国小学生学年別柔道大会出場
19日、愛媛県松山市で開かれる、第4回全国小学生学年別柔道大会(全日本柔道連盟主催)の小学5年生女子40キロ超級に出場。南信地区からの本大会進出は初めてとなる。小学2年生から柔道を始め、これまでで1番の晴れ舞台。「目標は優勝! 自分の力を精いっぱい出し切って頑張りたい」と気合が入る。
6月24日、上田市であった県予選会の同階級トーナメントで優勝し、全国大会出場の切符を勝ち取った。大会は県内各地区の予選を勝ち上がった選手が出場。1回戦を払い腰、準決勝を得意の内またで勝ち進んだ。決勝戦は、昨年の優勝者で同門の好敵手と対戦し、体落としからの押さえ込みで勝利。この大会、オール一本勝ちの活躍を見せた。
小学2年生の時、小学校の授業で空手の講演会があった。その時に「胴着がかっこよかった」というのが格闘技に目覚めたきっかけ。自分から積極的に柔道を学ぶことを願い現在、伊那市川北町にある創武館道場に週3回通っている。
憧れの柔道家は谷亮子選手。「ヤワラちゃんのような技がきれいに決まる選手になりたい」と話す。
身長は156センチで、小学校のクラスの中でも長身だという。指導する同道場の小沢正幸代表は「パワー系の柔道が魅力で、気持ちで頑張れるタイプ」と評価。男の子相手の練習でも気合負けしない根性で実力を伸ばしている。
今大会の南信予選を約1カ月後に控えた5月末、軸足の左足骨折の大けがを負う大ピンチがあった。けい古が出来ないもどかしさの中でも毎週の練習には欠かさず参加。筋肉トレーニングや後輩の世話など、その時の自分に出来る精いっぱいのことに取り組んだ。
臨んだ南信予選は、軸足で立てない状態にもかかわらず優勝した。小沢代表は「この経験で精神面も成長した。攻める気持ちを表に出した戦い方が出来るようになった」と話す。
全国大会は各都道府県代表の48人が出場。3人ずつのリーグ戦を行い、各リーグ1位の計16人が決勝トーナメントを戦う。「学校の友だちも応援してくれている。みんなの声援を力に代えて頑張りたい。勝つ自信はある」と上を見据えている。 -
【記者室】上伊那からの甲子園出場はいつ
夏の甲子園大会に出場した松商は残念ながら初戦で敗退した。34回出場は最多記録だがこれは夏に限っての回数で、春の選抜大会出場も加えると合計は49回にもなる。古豪と称されると強そうに聞こえるが、選手たちの力の足しにはならなかったようだ▼長野県の代表校は甲子園に行ってもいつも初戦で負けているような弱いイメージがある。だが実際はそうでもなく、春、夏合計の勝率は約40%で都道府県別ランクでは30位前後だから、そう悲観したものでもない▼一方で今年は高校野球連盟の特待生禁止問題が高校生のスポーツのあり方に一石を投じたが、最近になって実質的な容認の方向に傾いてきた。これでまた上伊那からの甲子園出場は遠のいたのかもしれない。(白鳥文男)
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燃えろインターハイ(7)(終わり)
女子100、200メートルバタフライで2年連続のインターハイ出場だ。今季は競泳選手としてレベルアップするため、以前から取り組んできたフォーム改善に確かな手応えを感じている。目指すは両種目とも決勝レース進出。昨年の予選敗退の雪辱を誓い、泳ぐ姿に意気込みが表れている。
今までの勢いに任せた泳ぎから・ス伸び・スを意識し、水の抵抗を軽減するフォームに変えることで速度は増し、体力が付いたことで「レース後半の粘りも出てきた」(小松原)。南信、県、北信越総体と大会を重ねるごと、自分の泳ぎに自信を付けてきた。
本大会出場を決めた北信越総体は、得意の100メートルの自己ベストを1秒ほど縮める1分03秒07で大会新をマークした。「結果は2位だったが久しぶりに自己ベストが出てよかった」と小松原は笑顔。記録更新は約1年半ぶりだった。
全国総体の決勝レースに進出するボーダーラインは100メートルが1分02秒、200メートルが2分15秒だ。小松原を指導するISC駒ヶ根スイミングクラブの今井一雄コーチは「あとは本番で実力を発揮するだけ」と激励。小松原は「全国で活躍する選手になるため、新たな自己ベストを出して決勝で戦いたい」と意気込む。
駒ヶ根市上赤須在住。 -
北信越中学総体各競技結果
第28回北信越中学総体は7、8日、県内の各地16競技を展開した。上伊那勢は、新体操女子団体の赤穂(清水累衣、唐沢紗希、小原恵、山崎真緒、新井彩夏)が11・775点で2位となり、5年連続の全国大会出場を決めた。大会は20竏・3日、青森県弘前市である。
結果は次の通り(上伊那関係分)。
【陸上】(7日・県松本平広域公園陸上競技場)
◇男子▽共通200メートル(1)牧内拳(飯田高陵3)22秒43(7)松尾駿輝(赤穂3)23秒29▽同400メートル(1)大野裕紀(赤穂3)50秒82▽同1500メートル(1)川元奨(野沢3)4分12秒79(4)小林純平(駒ヶ根東3)4分15秒24▽同3000メートル(1)永井秀篤(富山・城端3)8分57秒09(6)白鳥敦(箕輪3)9分22秒30▽同110メートル障害(1)今井将智(新潟・下田3)14秒45(2)森雅貴(赤穂3)14秒47▽同棒高跳び(1)浅見剛志(更北3)3メートル80(3)春日太陽(春富3)3メートル80▽400メートルリレー(1)新潟・春日(早津、渡辺、坂詰、内山)44秒36※赤穂はオーバーゾーンで失格▽学校対抗(1)飯田高陵20点(2)赤穂17点
◇女子▽2年100メートル(1)佐川由紀(新潟・見附西)12秒60(5)征矢萌唯(箕輪)12秒89▽共通走り幅跳び(1)永井佳織(新潟・分水3)5メートル66(4)桐山明日香(宮田3)5メートル42▽4種競技(1)松本実生(新潟・新津第五3)2788点(7)中谷一恵(辰野3)2109得点
【水泳】(7日・長野市アクアウイング)
◇男子▽100メートル自由形(1)小堀勇気(石川・辰口)53秒41=大会新(7)小松原祐(赤穂)57秒34▽100メートル平泳ぎ(1)伊藤凌平(富山・中田)1分09秒08(5)中林和希(箕輪)1分12秒01▽400メートルリレー(1)新潟・燕(下村、山内、田野、鳥部)3分49秒88=大会新(8)赤穂(小松原祐、荒木駿輔、山重拓太郎、麻野雅史)4分08秒45
◇女子▽400メートルリレー(1)新潟・長岡東北(斉藤、玉井、結城、斉藤)4分06秒38=大会新(8)赤穂(馬場真衣子、片桐あゆみ、小原瑞季、増沢ひとみ)4分23秒13
【バスケットボール】(7、8日・長野運動公園総合体育館など)
◇女子▽1回戦=小木(石川)61竏・0赤穂、根上(石川)54竏・2箕輪
【サッカー】(7、8日・松本市アルウィンなど)
▽1回戦=富大付(富山)3竏・箕輪
【軟式野球】(7、8日・諏訪湖スタジアムなど)
▽1回戦=春富5竏・富来(石川)▽2回戦=十日町(新潟)4竏・春富
【新体操】(7日・県伊那勤労者福祉センター体育館など)
◇女子▽団体(1)富山・庄西12・725点(2)赤穂(清水累衣、唐沢紗希、小原恵、山崎真緒、新井彩夏)11・775点
※赤穂は全国大会(20竏・3日・青森県)に出場
【バレーボール】(7、8日・下諏訪体育館など)
◇男子▽1回戦=津幡(石川)2竏・箕輪
◇女子▽1回戦=美浜(福井)2竏・辰野 -
全国・世界大会出場者激励会
駒ケ根市教育委員会は7日、各種の全国・世界大会に出場する選手らを激励する会を市役所保健センターで開いた。中原稲雄教育長が選手らの健闘を期待して激励金を手渡した=写真。選手らは「自己ベストを更新し、できるだけ上の順位を狙いたい」、「一つでも多く勝てるよう頑張りたい」、「目標は初戦突破」などとそれぞれの決意を述べた。
出場者は次の皆さん(カッコ内は学年)。
▼ダンロップ全日本ジュニアテニス選手権07(8月9縲・5日、大阪府)16歳以下シングルス=神林裕太郎(伊那北高1)▼全国高校総合体育大会・水泳(8月17縲・0日、佐賀県)100メートルバタフライ、200メートルバタフライ=小松原彩香(赤穂高2)▼第34回全国中学生テニス選手権大会(8月18縲・0日、愛知県)=赤穂中男子硬式テニス部・宮脇佳利(3)井口慎也(3)北村優太(3)辻本涼(3)吉川広樹(3)吉田祐也(3)千村諒(2)小原涼(2)小沢大方(1)北沢智也(1)▼スポーツクライミング世界ユース選手権大会2007(8月22縲・6日、エクアドル)=羽鎌田直人(赤穂中3)▼第21回ビーチバレージャパン大会(8月23縲・6日、神奈川県)=小沢光良 -
大相撲力士保育園児と交流
駒ケ根市で夏合宿中の大相撲入間川部屋の力士3人が7日、飯坂保育園(北原ヒロ子園長)を訪問。園児らと相撲をとったりして楽しい交流のひとときを過ごした。
ちょんまげに浴衣姿の力士を迎えた園児らは目を丸くして「でかい」「すごい」を連発。早速質問攻めにした。「どうしてそんなに大きくなったんですか?」「体重は?」などのかわいい質問に力士らは「ご飯を丼3杯食べて寝て運動するからだよ」「保育園の先生の3倍ぐらい」などと丁寧に笑顔で答えた。「相撲をとりたい人」の呼び掛けに「はーい」と元気よく手を上げた園児らは4、5人がかりで力士らに向かっていき、精いっぱいの力で大きな体を押したり突いたりした=写真。園児らは腕にぶら下がったり、だっこしてもらったり、大喜びで力士にまとわりついていた。 -
東春近小5年 伊東佑理さん柔道全国大会に出場
第4回全国小学生学年別柔道大会(19日・愛媛県)に出場する、伊那市の東春近小5年生の伊東佑理さん(10)=創武館道場=が6日、市役所を訪れ、小坂樫男市長に意気込みを語った。
伊東さんは、6月末に上田市であった、県大会女子の部小学5年40キロ超級で優勝し、南信地区初の全国大会出場を決めた。大会では、準決勝を得意の内また、同門対決となった決勝を押さえ込みで勝つなど、1回戦からすべて一本勝ち勝利の活躍だったという。
伊東さんは、柔道家の谷亮子選手の影響で小学校2年から競技を始めた。指導する同道場(伊那市)の小沢正幸代表は「パワー系の柔道が魅力で、気持ちで頑張れるタイプ」と評価。伊東さんは「谷選手みたいな技のきれいな選手になりたい」と、週3回の練習に励んでいるという。
全国大会は各都道府県代表の48人が集まり、3人ずつの総当り戦勝者の16人で決勝トーナメントを戦う。伊東さんは大会に向け、「自分の力を精いっぱい出し切って、出来れば優勝したい」と健闘を誓っている。 -
入間川部屋表敬訪問
恒例となった夏合宿で3日から当地に滞在している大相撲入間川部屋の入間川哲雄師匠(元大関栃司)と駒ケ根市北割一区出身の力士池戸(18)=本名・池戸彰=らが6日、市役所を訪れて原寛恒副市長を表敬訪問した。池戸さんは「先場所では何とか勝ち越せた。このままの勢いで一気に駆け上がりたい。来年来る時には必ず三段目に上がっているよう、けいこに精進したい」と力強く話した。原副市長は「今後の活躍に期待する」と述べて差し入れの麦茶を手渡した=写真。
入間川親方は「駒ケ根では毎年市民の皆さんに温かく接してもらってありがたい。けいこ後の温泉も力士たちにとって活力となっている」と話した。池戸は現在序二段の東73枚目。
力士らは4日には小学生相撲教室で子どもたちにけいこをつけ、5日には交通安全キャンペーンに参加するなどしたほか、7、8日には保育園を訪問して園児らと交流する。 -
全日本少年サッカー決勝T進出ならずも健闘キラリ、トップストーンJr
U‐12(12歳以下)の第31回全日本少年サッカー大会は7日、福島県Jヴィレッジで1次ラウンド最終日を行い、県代表のトップストーンジュニア(宮田村)は青森FCに1‐1で引き分け、東京ヴェルディには0‐14で敗れ、最終成績1勝2敗2分けでF組3位。惜しくも決勝トーナメント進出は逃したが、有能な選手が集まる大都市のクラブチームを相手に、人口1万人にも満たない小さな村の子どもたちの健闘が光った。
青森FC戦は、前半コーナーキックからMF三浦があわせて先制。相手に支配される時間帯もあったが、勝利は目前まできていた。
しかし、後半のロスタイム。相手のシュートがゴール前に守った2人の脇を抜けて決まり、無念の引き分け。決勝トーナメント進出の望みが絶たれた。
しかし、優勝候補にもあがる実力が突出したチーム以外とは、互角以上の戦いができた今回の全日本。真っ黒に日焼けしたイレブンはかけがえのない経験を手にした。 -
全日本少年サッカーで1勝、トップストーンJr決勝トーナメント進出に望みも
U‐12(12歳以下)の第31回全日本少年サッカーは5、6日、福島県Jヴィレッジで1次ラウンドを戦い、県代表のトップストーンジュニア(宮田村)は1勝1敗1分けでF組3位と健闘している。初出場ながら、全国の強豪相手に随所に自分たちのサッカーを展開。1次最終日の7日は優勝候補の東京ヴェルディジュニアとの対戦があり厳しいが、決勝トーナメント進出に可能性も残す。
1次ラウンド初戦の徳島ヴォルティスジュニア(徳島)戦は、2‐1の快勝。早いプレスで相手の攻撃を封じ込め、スピードでも上回った。
前半開始直後、左サイドから絶好機。MF三好が突破して冷静に先制ゴールを決めた。
前半中盤にはFW木下がスルーパスに反応し追加点。上部組織がJリーグ2部(J2)に所属する3年連続全日本出場のチームから殊勲の1勝を奪った。
2戦目のスポーツネット(大阪)戦は、体力、技術ともに劣勢。FW木下が抜け出し先制はしたが、終始押されて1‐6で敗れた。
3戦目の宮前SC(愛媛)戦も先制。期待が持てる内容だったが最後に追いつかれ1‐1の引き分けだった。
細田文徳総監督は「フィジカル面などで劣る部分もあるが、全国のレベルで我々のサッカーが通用することも証明できた。前線にボールが渡れば面白い試合ができる」と手応えも感じつつ、1次最終日は青森FC(青森)、東京ヴェルディの2試合を戦う。 -
駒ケ根市民総体
駒ケ根市のスポーツの祭典、第35回市民総合体育大会が5日、市内の各会場で行われた。約2千人が16競技に参加し、それぞれ優勝を目指して熱戦を繰り広げた。13種目が区対抗で行われ、優勝は東伊那が勝ち取った。2位は中沢、3位は福岡だった。
大会は当初7月29日開催の予定だったが、参院選の日程変更により1週間遅れての実施となった。ゴルフのみ29日に行われた。
上位は次の通り。
◆区対抗種目
▼陸上駅伝(1)東伊那(2)中沢(3)町二▼野球(1)町二、中沢(2)北割一、上穂町▼ソフトボール(1)東伊那、福岡(2)下平、南割▼バレーボール男子(1)町三(2)上赤須(3)町一、小町屋▼バレーボール女子(1)東伊那、北割一(2)町二、市場割▼卓球(1)町三(2)中沢(3)町二、福岡▼バドミントン(1)市場割・上赤須合同(2)下平(3)北割二、福岡▼バスケットボール(1)中沢(2)町四(3)東伊那、南割▼弓道(1)東伊那(2)中沢(3)町四▼テニス(1)東伊那(2)町四(3)小町屋、福岡▼ゲートボール(1)下平(2)市場割(3)東伊那▼マレットゴルフ(1)上穂町(2)福岡(3)東伊那▼綱引き(1)北割一(2)中沢(3)東伊那、北割二▼ゴルフ(1)町四(2)中沢(3)町三
◆個人種目
▼アーチェリー(1)井上淑孝(2)下嶋勝美(3)浦野裕之▼弓道(1)竹村政秋(2)板山洸介(3)山岸稔員▼ソフトテニス男子(1)唐沢直也・吉川拓登(2)山岸朋博・松枝拓磨(3)増沢良雄・小鍛冶忠男▼ソフトテニス女子(1)原有里沙・北沢由依(2)小池美里・山岸弘子(3)増沢愛子・小鍛冶輝子▼剣道小学生4年以下男子(1)田中慎吾(2)中村拓哉(3)小林和也、土屋建太郎▼同5・6年男子(1)松村青(2)馬場信介(3)気賀沢仁哉、浦上雅也▼同女子(1)田畑野乃夏(2)長坂育美(3)新井詩織▼同中学男子(1)桑原蓮(2)石沢周(3)寺平達、森岡大輝▼同女子(1)沢上かれん(2)林くるみ(3)宮沢夢美、竹沢穂波▼同高校・一般男子(1)込谷晃(2)米山弘(3)坂井宏光、御子柴誉幸▼同女子(1)春日敏子
◆総合成績(1)東伊那(2)中沢(3)福岡(4)町四(5)町二(6)北割一▼特別賞=町三 -
大相撲力士交通安全呼び掛け
駒ケ根市北割一区出身の力士池戸彰さん(18)をはじめ、恒例の夏合宿で当地に滞在している大相撲入間川部屋の力士ら5人が5日、同市菅の台のバス停で行われた交通安全キャンペーンに参加した。浴衣姿の力士らは観光で高原を訪れた家族連れなどに、風船やガム、折り紙で作ったマスコットなどとともに啓発チラシを手渡しながら「安全運転でお願いします」などと大きな声で呼び掛けた=写真。観光客らは突然目の前に現れたちょんまげ姿の大きな力士たちにびっくりした様子だったが、安全運転の呼び掛けに笑顔でうなずいていた。
大相撲力士の協力を得ての交通安全キャンペーンは、伊南交通安全協会と駒ケ根署が毎年行っている。 -
明大野球部 大芝でキャンプ
高森町などでキャンプ中の明治大学硬式野球部が4日、南箕輪村の大芝高原野球場で練習した。東京6大学野球に所属する、明大野球部が同球場を訪れるのは初めて。球場周辺には、地元の少年野球団の児童や一般住民でにぎわった。
恒例の「高森キャンプ」で、この日は、県営飯田球場で練習を組む予定だったが北信越BCリーグ・信濃グランセローズ戦があったため日程を変更。今春、大芝でキャンプしていたグランセローズからの紹介もあり、ここで練習することになった。
明大野球部は、選手ら約50人がキャンプに参加。午前、午後の計7時間ほど、シートノック、ベースランニングなどのメニューで汗を流した。練習中の選手たちは、集まった観客の声援に対し、大きな掛け声で応えていた。
近くの球場で試合のあった少年野球チーム「箕輪中部ヤンキース」の児童23人も練習を見学。投手練習を間近で見つめ、その速球に「すごい」「早い」などと歓喜していた。 -
上伊那中学生野球 伊那RC杯
第6回伊那ロータリークラブ杯・上伊那中学校野球大会が4、5日、伊那市の市営球場、県営球場の2会場であった=写真。12校で白熱の試合を繰り広げた。伊那ロータリークラブ(鈴木多門会長)主催。
中学1、2年の新チームが参加した。9月末の県中学校新人体育大会上伊那予選のシード4校を決める大会。初日は1、2回戦、2日目は準決勝、決勝があった。
結果は次の通り。
【1回戦】▽宮田5竏・飯島▽伊那3竏・南箕輪▽伊那東部11竏・赤穂▽春富3竏・箕輪
【2回戦】▽中川7竏・宮田▽伊那8竏・辰野▽伊那東部11竏・西箕輪▽春富10竏・駒ヶ根東
【準決勝】▽伊那6竏・中川▽伊那東部3竏・春富
【決勝】▽伊那14竏・伊那東部
【3位決定】▽春富10竏・中川 -
大相撲力士と小学生がけいこ
夏合宿で当地に滞在中の大相撲入間川部屋の力士が子どもたちにけいこをつける小学生相撲教室が4日、駒ケ根市の切石公園で開かれた。小学生約20人が参加。まわしをつけた子どもたちは見上げるように大きな力士らにもおくすることなく、掛け声とともに元気よくぶつかりげいこなどをこなした=写真。子どもたちは力士を見て「でっかい」、「迫力ある」などと感心していた。地元駒ケ根市北割一区出身の序二段力士、池戸(18)も参加し、子どもたちにしこやすり足などを指導した。
入間川部屋は10日まで滞在し、けいこの傍ら、交通安全キャンペーンや保育園児との交流などを行う。 -
アルプス・ミニバス交流大会 県外強豪迎え熱戦
ミニバスケットボールの交流大会「アルプスサマーリーグ」が4日、伊那市の県伊那勤労者福祉センター体育館など4会場で始まった=写真。上伊那を中心に東京都、大阪府、山梨県など県外勢を加えた男女計40チームが出場し、5日までの2日間、交流試合を繰り広げる。
上伊那ミニバスケットボール連盟などでつくる実行委員会が主催で7回目。男子16、女子24チーム参加し、初日は各ブロック総当り、2日目は各ブロックの同順位同士でリーグを戦う。選手たちは互いに声を掛け合いながら、息の合ったプレーを披露した。 -
南箕輪の征矢さん ボディビルで日韓戦出場
南箕輪村田畑の理容師征矢洋文さん(35)=写真=が21縲・2日、韓国・ソウルで開かれる「第7回日韓親善ボディビル選手権」の日本代表として出場する。日韓戦に参加するのは2年振り2回目。前回は引き分けに終わった征矢さんは「日本の代表として勝って来たい」と意気込みを語る。
征矢さんは、6月末にあった、日本クラス別ボディビル選手権のウェルター級(70縲・4・99キロ)で上位となり、日本ボディビル連盟の推薦で日韓戦の代表を決めた。同大会はウェルター級を含む4階級のマッチ戦。全身に付く筋肉の大きさ、バランスのほか、ポージングの美しさなどが審査される。
ボディビル歴12年目となる征矢さんは20代前半、過労で体を壊した時期に体を鍛えよう始めたのが競技との出合い。「トレーニングした分だけ自分に返ってくるところが魅力」と征矢さんは語る。
大会に向けては「継続は力なり。それだけの練習はやってきたので後は、それをジャッジしてもらうだけ」と自信を口にしている。 -
【記者室】北信越BCリーグ BCの意味
北信越BCリーグが後半戦に突入した。地元に住む者として応援しているが名前がいまひとつ。BCリーグと聞いて、Aクラスより下の意味かと思ったのは筆者だけではあるまい。ベースボール・チャレンジの頭文字と分かればなるほどとは思うが…▼リーグのホームページには「選手はNPB(セ・パのプロ野球)やメジャーリーガーになりたいという夢に向かってチャレンジ」という意味のくだりがある。うがった取り方をすれば、ネーミングでも一段落ちを自ら認めたと見えてしまう▼北信越といえば5県だが、唯一参加していなかった福井から新チームが加入するようだし、さらに群馬も加わる意向らしい。いい機会だから、この際名称を変えてはくれないものか。(白鳥文男)
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全日本少年サッカー出場、トップストーンJr壮行会
U‐12(12歳以下)の全日本少年サッカー大会(4日開幕、福島県Jヴィレッジ)に県代表として初出場する宮田村のトップストーンジュニアの壮行会が2日夜、JA宮田支所で開かれた。チーム関係者や家族ら約100人が出席。熱い声援にイレブンは「悔いのない戦いをする」と力強く抱負を語った。
下級生の子どもたちから手作りの千羽鶴を受け取った古河原凌哉主将は「自分たちのプレーをして、少しでも勝ちたい」とあいさつ。
全選手が決意を発表し、竹村和樹君は「メンバーに選ばれなかった人、応援してくれる人のためにも頑張りたい」、GKの宮下嵩君は「絶対に点を入れさせない」と話した。
佐々木優監督は、負けず嫌いが多く全員で伸びてきたチームと自己分析。
「最後まであきらめない力を秘めている。何かをやってくれると信じている」と子どもたちの底知れぬ可能性に期待を寄せた。
応援歌「ウイアーザトップストーン」を参加者全員で歌い、気持ちはひとつに。
応援旗、タオルマフラーも新調し、5日から始まる試合では毎日、村内から応援バスツアーも出発する。 -
北信越で自己記録更新を、中川中3年瀧澤俊輝君
陸上走り高跳びの中体連北信越大会(6、7日、松本市)に出場する中川村中川中学校3年の瀧澤俊輝君(15)が3日、村文化センターを訪問。松村正明教育長から激励を受け、「自己ベストを目指す」と抱負を語った。
県大会で1メートル65センチの自己新を記録して3位入賞し、目標だった1メートル70センチの跳躍も視界にとらえた瀧澤君。
松村教育長から「状態を整え、集中力を高めて自己ベストを」と励まされると、「県や南信大会で終わった仲間の悔しさもバネにして戦いたい」と力強く答えた。
陸上部入部後、砲丸投げや800メートル走などいくつかの種目に挑戦し、その中から選んだ走り高跳び。「一瞬のうちに跳ぶのがおもしろい」と、記録を伸ばしてきた。
顧問の小川敦嗣教諭は「まわりに流されず、自分のペースで調整できる。もう1回あるチャンス。ぜひ自己ベストを出してほしい」と教え子にエールを送った。