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伊那市 障がい者雇用1人多く報告
中央省庁の障がい者雇用水増し問題を受け、長野労働局は2017年6月の県内行政機関などの障がい者雇用状況を再点検し、改めて発表しました。
それによると、伊那市では実際の人数より1人多く報告していたことがわかりました。
2017年6月現在、伊那市では998人の職員に対して、障害者雇用促進法で22人の雇用が義務付けられていました。
市が提出した報告では、雇用者数21.5人となっていましたが、雇用時間が基準に達していない障がい者がいたことから、実際は20.5人だったということです。
市では「任用基準の確認不足だった。今後は確認を徹底していきたい」としています。 -
市ブロック塀撤去補助 交付15件
大阪北部地震によるブロック塀の倒壊を受けて、伊那市が先月から行っているブロック塀の撤去補助の相談件数は1か月で39件、そのうち交付件数は15件だったことがわかりました。
伊那市のまとめによりますと、先月19日の制度開始から今月19日までの1か月間で、相談件数が39件、交付が決まったものが15件で、交付金額は115万円となっています。
15件の内、13件は高さ60センチから上の部分だけを撤去する「部分撤去」だということです。
伊那市では公道に面した高さ60センチ以上のブロック塀を対象に撤去補助を行っていて、補助額は工事費の2分の1で、最大10万円となっています。
なお、箕輪町では今月から受付を開始し、申請が2件、交付決定はなし、南箕輪村では先月上旬から受付を開始し、申請が2件、交付決定が1件だということです。 -
愛着9割 定住希望4割
伊那市の高遠町総合支所庁舎あり方検討委員会は高遠中学校の2年生を対象に地域への愛着や課題についてアンケートを実施しました。
9割の生徒が「愛着がある」と答えた一方、将来も住み続けたいと答えたのは4割程にとどまりました。
18日は高遠町総合支所で3回目の委員会が開かれ、アンケートの結果が報告されました。
アンケートは新しい庁舎の機能検討やまちづくりに反映させようと実施されました。
「高遠町に愛着があるか」との問いに9割の生徒が「愛着がある」と答えた一方で「将来も住み続けたいか」との問いには、定住希望は4割、希望しないが3割、住み続けたいが難しいが2割でした。
定住を希望する理由として、自然環境が豊かな事や伝統文化を継承したい、安心して暮らせるなどで、定住を希望しない理由は交通の便が悪い、商店が少ない、自然災害への不安が挙げられていました。
委員長の伊藤岩雄さんは「アンケート結果を分析しお年寄りから若い人まで不安なく暮らし続けるには、新しい庁舎にどんな機能が必要か検討していきたい」と話していました。
委員会では今年度中に機能や規模、位置などをまとめ白鳥孝市長に報告する予定です。
高遠町総合支所は11月26日に高遠町保健センターへ仮移転する予定です。
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医療費の検証では成果なし
伊那市は今年1月から3月の間ライザップ株式会社と共同で試験的に実施してきた健康増進事業について医療費の検証では成果はなかったとの結果を18日発表しました。
事業はライザップの健康講座を受講することで市民の体力年齢の若返りと医療費削減の成果を検証するものです。
検証の結果が基準を超えた場合、報酬がライザップに支払われます。
体力年齢の若返りでは10歳以上若返った人が9割で報酬として
175万円が支払われています。
医療費削減は受講前と後で医療費が減ったかを検証するもので
基準を超える成果はなかったとしています。
伊那市ではこの事業については継続しないとしていますが運動や食事管理の手法について今後の健康事業で活かしていくとしています。
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長谷を拠点に自動運転サービス実証実験 今年度も
伊那市の道の駅「南アルプスむら長谷」を拠点とした自動運転サービスの実証実験が、昨年度に引き続き今年度も行われます。
拠点となる道の駅南アルプスむら長谷です。
18日は、実証実験に使うバスの試験運転などが行われていました。
実証実験は、国土交通省が、中山間地の課題解決に向けて、全国各地の選定地域で行うものです。
昨年度に引き続き、伊那市が実証実験の場として選定されました。
昨年度は5日間の実験期間でしたが、今年は4週間に延長されます。
道の駅を拠点に、高遠町のスーパーやJAの支所までと、長谷総合支所までの往復12キロをおよそ70分程度で走行します。
携帯電話の回線を利用してリアルタイムで位置を測定しながら走行しますが、トンネル区間は、磁気マーカを道路に設置して走行させます。
今年、2月に行われた実証実験では、運転手が乗っていますが、操作は行っていません。
今年度長谷で行われる実験でも、ドライバーが運転席に乗った状態で、加速・ハンドル操作・制御をシステムが行う自動運転で走行し、緊急時のみドライバーが制御するレベル2で実証実験を行います。
車両メンテナンスを行う火曜日以外は、毎日3本を運行予定で、週に1度、乗客のほかに、荷物も載せる貨客混載の搬送も行う予定です。
利用したい人は申請が必要で、4週間の実験期間中は、交通手段として何度も利用することができます。
この日は伊那市役所で、国土交通省や関係者が出席する地域実験協議会が開かれました。
実験期間は未定ですが、今年度中のなるべく早い時期に行いたいとしています。
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白鳥政徳氏後援会 事務所開き
任期満了に伴い11月18日に投開票が行われる箕輪町長選に出馬を表明している現職1期目の白鳥政徳さんの後援会は17日、箕輪町松島で事務所開きを行いました。
箕輪町松島で行われた事務所開きには支持者およそ50人が集まりました。
白鳥さんは「人口減少が進む全国的な傾向の中で私たちの町もそういった状況にある。それを何とか押しとどめたい。それについてはまず第一にやってきた。仮に人口減少したとしても先輩が作り上げてきた箕輪町の暮らしやすさ、そういったものを維持していきたい。それが私たちの責務だ」
「基本的なスタンスは、子どもや高齢者を政策の視点にあてていきたい。希望のもてるまちを作っていきたい」と話しました。
また、移住定住を推し進め、箕輪町にUターンやIターンしてもらえるよう力を入れていきたいとしています。
政策の具体的な内容については来週中に発表するとしています。
白鳥さんは、無所属・現職1期目、福与の64歳です。
元県職員で県立病院機構本部事務局長や松本地方事務所長などを務めました。
2014年の町長選に初めて立候補し新人同士の一騎打ちを制して初当選しました。
町長選に出馬を表明しているのは現職のみで、他に表立った動きはありません。
箕輪町長選挙は11月13日告示、18日投開票の日程で行われます。
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町長選立候補届出説明会
任期満了に伴い11月13日告示、18日投開票の日程で行われる箕輪町長選挙の立候補届出説明会が16日に役場で行われ、現職の1派のみが出席しました。
説明会には、これまでに出馬を表明している1派のみが出席し、選挙活動や手続きについての注意点などを聞きました。
現在、箕輪町長選挙に出馬を表明しているのは、無所属・現職1期目の白鳥政徳さん64歳のみで、他に表立った動きはありません。
今後は、11月7日に立候補届出書類事前審査が行われます。
箕輪町長選挙は、11月13日告示、18日投開票の日程で行われます。 -
産業振興と女性活躍
箕輪町議会は、製造業の技術者養成や人材確保、女性の起業支援を行い、地方創生を目指すよう白鳥政徳町長に政策提言しました。
11日は地域交流センターで政策提言のプレゼンテーションを開かれ役場職員や町議会議員など30人が出席しました。
議会が政策提言をするのは、去年11月に続き2回目で地方創生・人口減少特別委員会が「産業振興と女性活躍で地方創生」についてまとめました。
産業振興では、技術者向けの講習会開催や人材確保など製造業への支援が必要だとしています。
女性の活躍推進では「ふるさと納税を利用したクラウドファンディング」による起業支援や母親の勤務時間に応じた保育時間の検討などが必要だとしています。
説明が終わると、木村英雄議長が白鳥町長に提言書を渡しました。
木村議長は「前向きに検討し、来年度事業として進めてほしい」と話していました。
白鳥町長は「実行できるもの、できないものを検討していきたい」と話していました。
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市道黒河内線鷹岩トンネル開通
伊那市長谷の市道黒河内線で工事が行われていた新しい鷹岩トンネルが完成し、13日開通しました。
13日は開通式が行われ、南アルプス林道バスや、関係者を乗せた車両が新しく完成したトンネルを通行しました。
鷹岩トンネルは仙流荘前の市道黒河内線を2キロほど東に進んだところにあります。
この道は黒川上流の砂防堰堤の工事車両や、南アルプス林道バス、地域住民も利用します。
鷹岩トンネルは、延長452メートル、幅6.5メートルで、マイクロバスのすれ違いができます。
以前のトンネルは、昭和30年に造られたもので、すれ違いができませんでした。
出口にかけられている橋も老朽化が進み、荷重制限がかけられていました。
新しいトンネルの整備は、国土交通省と伊那市が、工事の円滑化や交通の安全確保につなげようと行いました。
総事業費はおよそ17億円です。
式では、長谷小学校の児童による合唱が披露されました。
国土交通省天竜川上流河川事務所の椎葉秀作所長は、「この地域が災害に見舞われることのないよう砂防事業を進めるとともに、魅力ある地域づくりに協力していきたい」と話していました。
トンネルは13日午後2時から供用が開始され、それに伴い以前のトンネルは閉鎖されました。
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ふるさと納税見直し必要49%
長野県世論調査協会はふるさと納税に関する世論調査をまとめました。
それによりますと返礼品の金額や見直しが必要だとする回答は
49%でした。
調査では協会のモニター登録者563人のうち530人から回答がありました。
ふるさと納税に関する質問で「返礼品の金額や見直しは必要だ」と回答した人は全体の49%でした。
また「自治体の主体性に任せ返礼品を見直す必要はない」は25%。
「地域活性化の目的に歪みが出ており制度を廃止する」は12%。
「返礼品は一切止める」は9%となっています。
総務省はふるさと納税について返礼品が寄付額の3割を超える場合や地場産品ではない自治体に見直しを求め応じない場合は制度から除外する方針を示しています。
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箕輪町長選 立候補表明は現職のみ
任期満了に伴う11月13日告示、18日投開票の箕輪町長選挙はあす13日で告示1か月前となります。
12日までに、現職の1人が立候補を表明しています。
立候補を表明しているのは無所属・現職1期目で福与の白鳥政徳さん64歳です。
白鳥さんは元県職員で県立病院機構本部事務局長や松本地方事務所長などを務めました。
2014年の町長選に初めて立候補し新人同士の一騎打ちを制して初当選しました。
白鳥さんの後援会では、17日に事務所開きを予定しています。
現在、白鳥さん以外に立候補を表明している人はいません。
箕輪町長選挙は、11月13日告示、18日投開票の日程で行われます。
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伊那市と三井住友海上が協定締結
伊那市は、東京都に本社を置く三井住友海上火災保険株式会社との地方創生に関する包括連携協定を、1日に締結しました。
1日は、市役所で締結式が行われ、白鳥孝市長と岡大輔関東甲信越本部長が協定書を取り交わしました。
協定内容は、観光資源のPRや、市が進めているIoT・AIの取り組みの有効活用、地産地消の推進など11項目です。
市が行うドローン実験のリスクマネジメントについての連携を図る他、三井住友海上が持つ世界42か国のネットワークを使い企業の海外進出をサポートします。
三井住友海上が同様の内容で市町村と協定を結ぶのは、長野県では初めて、全国では15番目だということです。
今回協定を結んだ理由について、三井住友海上では春の高校伊那駅伝への協賛を13年前から行っている他、顧問が市のふるさと大使を務めていること、IoTの推進など未来志向の行政運営に取り組んでいることなどをあげています。
なおキックオフ事業として、三井住友海上の女子陸上競技部アドバイザーの土佐礼子さんによるスポーツ指導者向けの講演会が、31日水曜日に市役所で開かれます。 -
「地域に開かれたダム」全国連絡協議会
伊那市長谷の美和ダムは国の「地域に開かれたダム」に指定されています。
登録されたダムの関係自治体が集まる全国連絡協議会が、27日伊那市役所で開かれました。
会場には、岩手県や静岡県など7県から26の市町村が集まりました。
地域活性化に活用している「地域に開かれたダム」には全国46のダムが登録されていて、関係する28市町村が協議会に加盟しています。
今回の会を主催した白鳥孝伊那市長は、「ダムは生活にかかわる重要な役目を果たしている。ダムに守られていることを再認識したい」とあいさつしました。
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伊那市と三井住友海上 包括連携協定へ
伊那市は、東京に本社を置く三井住友海上火災保険㈱と地方創生に関する包括連携協定を来月1日に結びます。
県内の市町村では初めての締結となります。
これは、26日開かれた定例記者会見で白鳥孝市長が公表したものです。
連携事項は、観光資源のPRや現在、伊那市が進めているIoTやAIを地方創生に活用する取り組みの有効活用などだということです。
伊那市によりますと県内の市町村では初めてで、全国の市では14番目の締結になるということです。
三井住友海上火災保険㈱との包括連携協定の締結式は来月1日に市役所で行われることになっています。
また、連携協定締結のキックオフイベントとして元オリンピック選手で三井住友海上女子陸上競技部アドバイザーの土佐礼子さんの講演会が来月31日に市役所多目的ホールで予定されています。
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みのわファンクラブ発足へ
箕輪町は、町内外の人に町の観光地や特産品をPRしてもらう「みのわファンクラブ」を29日にスタートさせます。
みのわファンクラブは、町内外の誰でも会員になることができます。
町外在住者は一般会員、町内在住者はふるさとPR会員となり会員証が付与されるほか、名刺100枚がプレゼントされます。
名刺を友人や知人に配り、名刺をもらった人が協力店舗を訪れスタンプを押してもらうと、貯まったスタンプの数に応じて名刺の持ち主にポイントが付与されます。
ポイントを集めると町の特産品などがプレゼントされます。
一般会員は、飲食店などの協力店舗で会員証を提示すると割引などのサービスが受けられます。
箕輪町では「誰でも会員になることができるのでぜひ会員になって一緒に町を盛り上げてもらいたい」としています。
みのわファンクラブは、29日に東京都で開かれるイベントでスタートします。 -
高校再編 有志が協議会に申し入れ
上伊那を中心とした住民有志でつくる「高校再編を考える上伊那の会」は、「上伊那地域の高校の将来像を考える協議会」に、再編ありきの性急な方針決定はしないことなどを求める申し入れを21日行いました。
21日は、高校再編を考える上伊那の会の会員7人が駒ヶ根市役所を訪れ、事務局の前澤啓子さんが協議会会長の杉本幸治駒ヶ根市長に申し入れ書を手渡しました。
申し入れは、●再編ありきの性急な方針決定をしないこと、●協議会のすべてを公開すること、●誰もが自由に参加できる意見を聞く会を複数回開くことの3つを求めています。
申し入れに対する回答は10月1日までとしています。
杉本会長は、申し入れを「協議会に報告し意見を聞く」とし、上伊那の会に「今後も意見を聞かせてください」と話しました。
上伊那地域の高校の将来像を考える協議会は「上伊那地域の将来を見据えた高校の学びの在り方」と「具体的な高校の配置」について県教委に意見・提案するために設置されたもので、来年1月には再編案をまとめる方針です。
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県議選 向山氏立候補の意向
現職5期目で伊那市西町の県議会議員向山公人さんは来年春の県議選伊那市区に立候補する意向を固めました。
20日に開かれた後援会総会で後援会から出馬要請を受け向山さんは「皆さん方の意向に沿ってもうひと踏ん張りしなければいけないのかなという気持ちでいるのも事実です。最終的に妻と話をして自分の最終決断をしたいと思っています。」と答えました。
後援会総会で向山さんは「9年先にリニア中央新幹線が開通するときは県の南北格差を一気に解消できるチャンスだ」としたうえで「それを地域の活性化、発展につなげていきたい。」と話していました。
向山さんは現在76歳。
平成11年に初当選し党派は自民党県議団です。
平成28年3月から1年間県議会議長を務めました。
定数2の伊那市区県議選は前回無投票でした。
伊那市区で1期目の酒井茂さんは来年春の県議選について
「今は出る出ないを言える状況ではない」としています。
また日本共産党上伊那地区委員会は「候補擁立には至っていない」としています。
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県議会議員向山氏進退表明へ
伊那市西町の県議会議員、向山公人さんは来年春の県議選を控えその進退を20日の夜表明する見通しです。
向山さんは定数2の伊那市区選出で現在5期目です。
平成11年に初当選し党派は自民党県議団です。
平成28年3月から1年間県議会議長を務めました。
20日夜伊那市のJA上伊那本所で開かれる後援会総会で進退を表明するということです。
伊那ケーブルテレビでは向山さんの進退について21日のニュースでお伝えします。
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いなたびスクール開講
都市部から伊那市長谷へ観光客を呼び込むツアーを住民自らが企画するための講座「いなたびスクール」が、19日に開講しました。
伊那市創造館で1回目の講座が開かれ、市内に住む4人が参加しました。
講師は、東京都に本社を置く旅行会社Ridiloverの田渕良典さんが務めます。
講座は、県がRidiloverに委託し初めて開いたものです。
伊那市が移住定住策に力を入れている事から長谷地区がツアーの開催地になりました。
住民自らがツアーを企画する事で地域資源を掘り起こし、都市住民との交流を図ろうという狙いです。
昨夜は、ツアーの企画書を作成するための心構えなどを学びました。
田渕さんは「ツアー参加者に変化が起こるような企画をたてる事が大切です。参加者の変化が地域の変化に繋がるので、どうゆう伊那市をつくっていきたいか、まずは自分自身で考えてもらいたい」と話していました。
いなたびスクールは次回28日に開かれ、受講生それぞれが考えたツアー企画の中間報告を行います。
最終的に4人の企画からツアーとして首都圏の住民向けに実施するものが一つ選ばれ、12月に行われる事になっています。
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旧鳩吹クリーンセンターで剪定枝 受け入れ
伊那市の旧鳩吹クリーンセンターで、庭木の手入れの際に出る剪定枝の受け入れが試験的に20日から始まりました。
剪定枝の受け入れを行うのは、伊那市横山の旧鳩吹クリーンセンターです。
燃やせるごみとして処理している剪定枝を、破砕してチップ化することで再利用しようと、受け入れを始めました。
受け入れ期間は、11月15日までで、祝祭日を除く月曜と木曜です。
対象となるのは、伊那市内の家庭から出た剪定枝で、葉や実を取り除いたものです。とげがあるもの、竹、笹などは受け入れません。
剪定枝の持ち込みと破砕したチップの譲渡は無料となっています。
試験期間中に需要がどの程度あるかどうかを見て、需要が多ければ来年度本格運用していきたい考えです。
伊那市では、「剪定枝の再利用することにより、ごみの減量化につなげたい」としています。
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LGBT差別解消求め意見書提出
伊那市議会9月定例会最終日の18日、性的少数者への差別解消などを国へ求める意見書提出についての議員提出議案が全会一致で可決されました。
議員提出議案はLGBTを含む性的少数者が差別を受けず安心して暮らせるような社会環境の整備を国に求めるものです。
LGBTはレズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダーの頭文字をとった総称です。
今議会には、性的少数者の人権保護や認知教育の充実を求める請願が当事者から提出されていて、本会議で全会一致で採択されました。
意見書はそれを受けて市議会が国に提出するものです。
傍聴していた当事者は「嬉しさでいっぱいだが、ここがスタートライン。伊那市がこれからどう変わっていくか見守っていきたい」と話していました。
この当事者によりますと、県内の市町村議会で国への意見書提出は初めてだということです。
このほか、保育園や小学校へのエアコン設置にかかる費用を盛り込んだ補正予算案など20議案が原案通り可決されました。
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地価 商業地26年連続下落
長野県は、平成30年7月1日現在の地価公示価格を18日発表しました。
県内の平均は住宅地で22年、商業地で26年連続の下落となりました。
調査は県内の399地点で行われました。
地価は、一般の土地取引の指標や公共事業での土地取得の算定基準となるもので、1平方メートルあたりの価格を判定したものです。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、伊那市で9地点、箕輪町で5地点、南箕輪村2地点で調査が行われました。
伊那市では、伊那市山寺の商業地が1平方メートル当たり42,300円で去年と比べてマイナス2.1%、伊那市日影の住宅地が23,800円でマイナス0.8%となっています。
箕輪町では、松島の商業地が31,200円でマイナス3.1%となっています。
南箕輪村は、神子柴の商業地が24,000円でマイナス2.4%となっています。
なお、県内の商業地では上昇したのは塩尻市の1か所のみで、商業地で上昇がみられたのは2年ぶりです。
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明るい選挙ポスター審査
上伊那郡6町村の小中学生を対象にした明るい選挙啓発ポスターの審査が、10日、伊那市の伊那合同庁舎で行われました。中学生からは121点、小学生からは354点が寄せられました。
県審査にすすむ特選には、中学生部門から6点、小学生部門から9点が選ばれました。
中学生部門は、宮田中の笹古 菜和葉さん、宮澤 滴さん、鈴木菜月美さん。
南箕輪中の三澤 和さん、宮田中の西尾 樹さん、両角 裕菜さんの作品が選ばれました。
小学生部門は、箕輪中部小の深澤 成美さん、白鳥 夢菜さん、箕輪北小の永井りくさん。
南箕輪小の堀 七瑛さん、小河 千夏さん、田口 蒼波さん。
飯島小の小池 聖央羽さん、宮田小の縣 ほのかさん、下村 治也さんの作品が選ばれました。
特選作品は、20日に審査が行われる県審査に出品されます。
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スポーツ振興で連携協定締結
南箕輪村と村を拠点に活動しているバレーボールチームⅤC長野トライデンツがスポーツ活動の推進により活力あるむらづくりを進める連携協定を14日結びました。
南箕輪村役場で協定締結の調印式が行われ、唐木一直村長と株式会社VC長野クリエイトスポーツの笹川星哉社長が協定書を取り交わしました。
協定締結により村はVC長野の試合で村のバスを貸し出すほか練習場や合宿場所を確保します。
VC長野は村が行うイベントに選手を派遣したりバレーボール教室の開催によるスポーツ振興を図ります。
VC長野は10月に開幕するバレーボールのVリーグ1部に参戦します。
Vリーグ1部の試合は3,000人以上を収容できる体育館で試合を行うためVC長野のホームゲームは松本市総合体育館で行われます。
10月27日のホーム開幕戦では地元のファンが利用できる上下伊那発のシャトルバス運行を計画しているということです。
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性的少数者の人権保護「採択」
伊那市議会総務文教委員会が12日に開かれ、性的少数者の人権保護などを求める請願が全会一致で採択されました。
請願はLGBTと呼ばれる性的少数者の人権保護と認知教育の充実を求め、市内の当事者が市議会9月定例会に提出したものです。
小中学校でのLGBT教育の充実のほか、相談窓口の設置、自治体が同性カップルなどを公認する「同性パートナーシップ認証制度」の導入を求める内容です。
委員からは「憲法では、平等に基本的人権が尊重されている。伊那市としても人権や権利を守るために制度を整えていく事が必要だ」などの意見が出ていました。
採決の結果、この請願は全会一致で採択されました。
また、委員会では、性的少数者が差別を受ける事なく安心して暮らせるための措置を求めるため国への意見書を提出する事が確認されました。
国への意見書は議員提出議案として、市議会9月定例会最終日の18日に提出される事になっています。
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箕輪町ブロック塀撤去補助
箕輪町の白鳥政徳町長は、危険と思われるブロック塀の撤去工事費用の一部を補助する議案を、9月定例会最終日に提出することを11日に報告しました。
この日役場で開かれた町議会一般質問の中で議員の質問に答えたものです。
町では、6月の大阪北部を震源とする地震で倒れてきたブロック塀で女子児童が亡くなったことを受け、ブロック塀撤去への対応を慎重に検討してきた結果、一部を補助するよう今議会で追加提案することにしました。
撤去工事費用の2分の1以内で10万円を上限とし、予算額は合計200万円です。
白鳥町長は「撤去後どうするか等の問題もあるが安心安全な町づくりを考えた中で出た結論だ」と話していました。 -
返礼品に地場産品以外を採用
総務省は11日ふるさと納税の返礼品の見直し状況についての
調査結果を発表しました。
それによりますと伊那市が地場産品以外を採用しているとしています。
総務省では今年4月に返礼品を地場産品に限ることを求めています。
伊那市が地場産品以外で返礼品に採用しているのは洋服、寝具、
健康器具、などです。
南箕輪村も地場産品以外を扱っていましたがすでに見直しているということです。
総務省では市に対して見直しを求める通知を出す方針です。
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鎧塚さん農産物加工施設などを視察
東京都渋谷区でスイーツの専門店を経営するパティシエの鎧塚俊彦さんが、10日に、中南信地域の農産物加工施設などを訪れ、商品の味見や商品開発のアドバイスなどをしました。
10日は、鎧塚さんが伊那市と箕輪町、塩尻市の5つの店舗や醸造所などを訪れました。
このうち、箕輪町南小河内の「信州みのわ愛す工房」では、ジェラートに地元産の果物や牛乳を使用していることなど、経営者の根橋英夫さんから説明を受けました。
県では、県産食材のブランド力向上と情報発信を目的に、食の分野で全国的に知名度が高い5人を「おいしい信州ふーど大使」に委嘱しています。
鎧塚さんは、平成27年に54歳で亡くなった女優の川島なお美さんの夫で、ヨーロッパの三ツ星レストランで日本人として初めてシェフパティシエを務めました。
スイーツを通じた農業と地方の活性化に取り組んでいて、平成24年に大使に委嘱されています。
根橋さんは、酪農も営んでいて、鎧塚さんは生乳の試飲を急遽希望し味わっていました。
今回の視察は、10月にBSフジの特別番組でも放送されるということです。
視察は11日にも行われます。 -
箕輪町 全保育室エアコン設置へ
箕輪町の白鳥政徳町長は、保育園へのエアコンの設置について、計画を前倒しして来年度中に全保育室に設置したい考えを、10日に示しました。
10日に開かれた町議会一般質問で、白鳥町長が議員の質問に答えたものです。
町では、昨年度から段階的に保育室へのエアコンの設置を進めています。
残る上古田、長田、東みのわ保育園については、「来年度の当初予算案に必要な経費を盛り込み、計画を前倒しして来年の夏までに全ての保育室に設置したい」との考えを示しました。
町によりますと、保育室へのエアコンの設置状況は、現状で64.9%だということです。
なお、統合が予定されている木下北、南保育園については、移動式の送風機で対応するとしています。
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保育料改定 諮問通り答申
伊那市の子ども・子育て審議会は、来年度から始まる11時間保育の認定に伴い実施される保育料の改定について、諮問の通りの内容で白鳥孝市長に、7日に答申しました。
倉澤邦弘会長が伊那市役所を訪れ、白鳥市長に答申書を手渡しました。
伊那市で現在行われている11時間保育は、8時間保育に延長料金を上乗せした保育料となっていますが、来年度からは保護者の就労時間に応じて11時間保育の認定区分を新たに設けて保育料を設定します。
11時間保育は現行の8時間保育に未満児は千円、3歳以上は500円を加えた金額で、県内19市や上伊那で最も安い金額になっています。
白鳥市長は「子育て世代の負担を減らす施策をさらに考えていきたい」と話していました。